JP3344343B2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に関
し、詳しくは、自動車用ワイヤハーネスに組み込まれる
ジャンクションボックス等において、内部回路として、
アッパーケース側とロアケース側とにそれぞれ電線と圧
接端子との組み合わせからなる内部回路を備えているも
のにおいて、これら電線の接続形態を改良するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャンクションボックス等の高密
度に分岐回路を収容する電気接続箱においては、電線と
圧接端子とを組み合わせた回路を単独あるいはバスバー
と併用して用いている場合がある。特に、高密度で回路
を収容する場合には、ロアケース側とアッパーケース側
の夫々の内面に沿って電線を配索し、その間に絶縁板を
介在させてバスバーを配置している。すなわち、電線、
バスバー、電線の上下積層構造で回路を電気接続箱内に
収容している。
【0003】上記構成の電気接続箱を製造する場合、図
6に示すように、ロアケース1とアッパーケース2とを
同一平面に展開した状態で、所要の隙間Cをあけて並べ
て配置し、その各内面を上向きとしている。これらロア
ケース1とアッパーケース2の上向きとした内面の所要
位置にコネクタ3、4をそれぞれ治具等で固定し、これ
らコネクタ3、4の端子収容穴に圧接端子5、5を圧接
刃を設けたスロットを上向きとして取り付けている。こ
の並設したロアケース1とアッパーケース2の内面に沿
って、1本の電線(単芯線)wを、一筆書きでロアケー
ス1側からアッパーケース2側へ、逆にアッパーケース
2側からロアケース1側へと、隙間Cを跨いでロアケー
ス1とアッパーケース2とに布線していき、上記ロアケ
ース1とアッパーケース2のコネクタ3、4に取り付け
た圧接端子5、5に電線wを直接的に打ち込み、電線w
と圧接端子5、5とを接続している。
【0004】上記のように、ロアケース1側とアッパー
ケース2側とに電線wを一筆書きで連続布線するのは電
線wを接続しておく必要があるためである。
【0005】上記のようにロアケース1およびアッパー
ケース2の内面に電線wを布線して圧接端子5、5と圧
接接続した後に、ロアケース1側の電線wとアッパーケ
ース2側の電線wとが対向するように、アッパーケース
2をロアケース1側へと矢印で示すように折り返すよう
に回転させて重ねあわせ、嵌合している。
【0006】また、図7に示すように、ロアケース1側
には、電線wと圧接端子5とからなる回路の上部に絶縁
板6を配置し、その上にバスバー7を配置し、該バスバ
ー7の上面に更に絶縁板8を配置した後にアッパーケー
ス2側の電線wが配置するように重ね併せてロアケース
1とアッパーケース2とを嵌合する場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにロアケー
ス1とアッパーケース2とを同一面に展開した状態で電
線wを布線するため、ロアケース1とアッパーケース2
との間の隙間Cを跨いで布線せざるを得ない。この状態
で、ロアケース1とアッパーケース2とを嵌合しようと
すると、ロアケース1とアッパーケース2と隙間を跨い
でいた電線部分w−aが図7に示すように蝶番のように
U字型に折り返す必要があり、この折り返し電線部分w
−aが外方に飛び出す問題がある。
【0008】さらに、バスバー7を介在させた場合、ア
ッパーケース2の折り返し側に近い位置にバスバー7か
ら突設させたタブ7aが存在すると、ロアケース1とア
ッパーケース2との嵌合時に、アッパーケース2の回転
軌跡上で、アッパーケース2側の所要の端子穴にバスバ
ー7のタブ7aがうまく挿入できない問題がある。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、ロアケースとアッパーケースとの嵌合部の一側外面
から電線がはみ出すのを防止し、かつ、アッパーケース
を回転させてロアケースに嵌合する場合にタブがうまく
アッパーケースの端子穴に挿入できない問題を解消する
ことを第1の課題としている。さらに、上記ロアケース
およびアッパーケースに布線する電線をより多様なパタ
ーンで接続できるようにすることを第2の課題としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ロアケースおよびアッパーケースの内面
に沿って夫々布線されると共に、これらロアケースおよ
びアッパーケースに取り付けるコネクタに打ち込まれた
圧接端子と圧接接続される電線を、ケース同一側面方向
の側端側で、上下接続される上記上下電線の端末被覆を
皮剥ぎして芯線を露出させ、上記ロアケースとアッパー
ケースの側面に配置するコ字形状の接続用バスバーの上
下両側に上記上下電線の端末芯線を溶接固着して接続し
ており、上記ロアケースおよびアッパーケース内面に布
線された電線は、ロアケースとアッパーケースとを展開
形状で並列した状態で一筆書きで布線された後にロアケ
ースとアッパーケースとの間の位置で切断されたもの、
あるいは、ロアケース側とアッパーケース側とで個別に
布線された電線であり、上記接続用バスバーは複数個数
に分割され、各分割された接続用バスバーはロアケース
側電線とアッパーケース側電線を夫々1本以上の所要個
数を、抵抗溶接、超音波溶接、レーザー溶接で溶着して
接続しており、かつ、上記接続用バスバーには絶縁樹脂
製のカバーを被せていることを特徴とする電気接続箱を
提供している。
【0011】上記のように、ロアケース側とアッパーケ
ース側に布線した電線をケース側面に配置する接続用バ
スバーで接続すると、ロアケース側とアッパーケース側
の電線を連続させる必要がなくなる。また、ロアケース
側とアッパーケース側の所要の電線同士を接続用バスバ
ーで接続するため、回路設計に応じた接続が容易にでき
ると共に、設計変更にも容易に対応できる。かつ、該接
続用バスバーと電線とは溶接で接続するため、電気接続
信頼性を高めることができる。
【0012】
【0013】上記のように、ロアケースとアッパーケー
スとを展開形状で並列した状態で一筆書きで布線された
後にロアケースとアッパーケースとの間の位置で切断さ
れると、ロアケース側の電線とアッパーケース側の電線
とを一筆書きで電線を布線できるため、電線の布線が容
易になる一方、ロアケースとアッパーケースとの間で電
線を切断するため、従来発生していたロアケースとアッ
パーケースとの間の蝶番となる電線が外方にはみ出すこ
とが防止でき、かつ、アッパーケースを回転させてロア
ケースに被せる必要がないため、ケース内に収容する端
子がアッパーケースの端子穴に挿入しにくくなる欠点を
防止できる。一方、ロアケースとアッパーケースとに別
個に布線する場合は、この布線をより簡単に行うことが
できる。
【0014】さらに、接続用バスバーは複数個数に分割
し、各分割した接続用バスバーでロアケース側電線とア
ッパーケース側電線を夫々1本以上の所要個数接続し、
例えば、ロアケース側の1本の電線とアッパーケース側
の1本の電線を接続用バスバー(この場合は、所謂ショ
ートピンの形態となる)で接続してもよい。即ち、前記
のように、ロアケース側とアッパーケース側とを展開状
態で一筆書きで布線した後に切断すると、切断した電線
同士を対応させた1本づつに接続すると、切断前の一筆
書きと同じ回路とすることができる。また、切断前と同
じ回路とせずに、アッパーケース側の2本の電線とロア
ケース側の1本の電線とを接続用バスバーで接続する
と、アッパーケース側の2本の電線をスプライス(ジョ
イント)した状態とすることができる。同様に、アッパ
ーケース側とロアケース側の各2本あるいはそれ以上の
電線を1つの接続用バスバーで接続すると、多数の回路
をジョイントすることができる。このように、ロアケー
ス側とアッパーケース側の電線をケース側方に配置する
分割した接続用バスバーで接続することにより、回路構
成を容易に変更することができ、使い勝手がよくなる。
【0015】また、ロアケースおよびアッパーケースの
側面に取り付ける接続用バスバーには絶縁樹脂製のカバ
ーを被るため、ケースの外側面に配置する接続用バスバ
ーの保護、絶縁を図ることができる。
【0016】上記ロアケース側とアッパーケース側の夫
々の電線と圧接端子の組み合わせからなる回路の間には
絶縁板を介在させてバスバーを配置し、電線と圧接端子
からなる回路とバスバー回路とを併用している。なお、
上記バスバーは更に絶縁板を介して積層配置してもよい
ことは言うまでもなく、電気接続箱の内部に高密度に分
岐回路を設けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の電気接続箱は、図1に示
すように、ロアケース11とアッパーケース12とを組
みつけて形成するケース内部に、ロアケース側の電線
(単芯線)w−1、絶縁板16、バスバー17、絶縁板
18、アッパーケース側の電線(単芯線)w−2を順次
上下積層して配置する内部回路を備えている。上下層分
けして配置するアッパーケース側電線w−2とロアケー
ス側電線w−1とをケースの一側面に沿って上下方向に
配置する接続用バスバー10に図2で示すように溶接接
続している。
【0018】電気接続箱の製造方法を説明すると、ま
ず、図3(A)に示すように、前記従来例と同様に、ロ
アケース11とアッパーケース12とを展開状態で同一
平面上に隙間Cあけて並べ、上向きとなるロアケース1
1とアッパーケース12の上面に圧接端子5を打ち込ん
だコネクタ13、14を溶着等で固定し、これら並設し
たロアケース11とアッパーケース12とに隙間Cを跨
いで一筆書きで電線(単芯線)wを布線し、圧接端子5
に直接に電線wを打ち込んで圧接接続している。
【0019】つぎに、従来隙間Cを跨いで布線されてお
り、アッパーケースをロアケースに折り返した時に蝶番
となっていた部分の電線w−aを、その中央部で図3
(B)に示すように切断する。よって、一筆書きされて
いた電線wは、アッパーケース12側の電線w−1とロ
アケース11側の電線w−2とには分離されることとな
る。切断側と反対側では電線w−1およびw−2は図1
に示すように連続した状態のままである。
【0020】上記ロアケース11の電線w−1とアッパ
ーケース12の電線w−2との間に絶縁板16、18を介
在させて配置したバスバー17にはロアケース11ある
いは/およびアッパーケース12の端子穴に挿入するタ
ブ17aを屈折して設けていると共に、上下の電線w−
2、w−1に圧接接続する圧接刃部17bを突設した圧
接用突起部17cも設けている。
【0021】上記のように、ロアケース11とアッパー
ケース21とに跨いで布線していた電線wを切断するこ
とで、アッパーケース12をロアケース11側に回転さ
せて折り重ねる必要がなくなるため、ロアケース11を
アッパーケース12に嵌合する時に従来発生していたア
ッパーケースの回転軌跡上で、タブ17aや圧接用突起
部17cに干渉するの問題は解消でき、バスバー17の
タブ17aをアッパーケース12の端子穴に正確かつス
ムーズに挿入することができる。
【0022】しかしながら、従来連続させていたロアケ
ース11側の電線w−1とアッパーケース12側の電線
w−2とを接続させる必要がある。そのため、これら電
線の切断部w−1a、w−2aとを上下対向させてケー
スの一側面に突出させ、かつ、その電線端末の絶縁被覆
を皮剥ぎして芯線wー1b、w−2bを露出させ、これ
ら露出したた上下芯線w−1bとw−2bとを側方に配
列する複数個の接続用バスバー10(あるいはショート
ピンとも称す)で溶接接続している。
【0023】上記接続用バスバー10は垂直部10aの
両端に直角に屈折させた上下水平部10c、10dを備
え、これら上水平部10cの下面にアッパーケース側電
線の芯線w−2bを抵抗溶接で溶着して接続する一方、
下水平面10dの上面にロアケース側電線の芯線w−1
bを抵抗溶接で溶着して接続している。なお、抵抗溶接
に代えて、超音波溶接、レーザー溶接でもよく、芯線を
接続用バスバー10に溶着できればよい。このように、
切断した電線を接続用バスバー10を介して接続してい
る。
【0024】上記接続用バスバー10として、本実施形
態では、図示にように、第1接続用バスバー10−1〜
第15接続用バスバー10−15の15個設けている。
上記第1接続用バスバー10−1〜第15接続用バスバ
ー10−15は多様な形態で、アッパーケース12側と
ロアケース11側の各1本の電線を接続するバスバー1
0−1等、アッパーケース12側およびロアケース11
側とも2本の電線を接続するバスバー10−2等を設
け、かつ、垂直板部の間隔に所要の間隔としている。
【0025】このように、接続用バスバー10を介して
切断したロアケース側電線w−1とアッパーケース側電
線w−2とを接続し、かつ、接続用バスバーの形態を変
えることにより、多様な回路構成に応じることができる
ようにしている。即ち、複数本の切断した電線を1つの
接続用バスバーで接続することによりジョイント機能も
持たせることもできる。
【0026】電気接続箱は、前記したように、ロアケー
ス11の内面の電線w−1の上に絶縁板16、バスバー
17、絶縁板18を積層配置し、その上に電線w−2を
配線したアッパーケース12を被せて組み立てる。ロア
ケース11及びアッパーケース12の周壁の電線切断側
の側面には、図1に示すように、電線切断部w−1a、
w−2aが1本づつ外部に引き出されと共に接続用バス
バー10を係止するガイド兼係止11a、12aを並列
に設けている。なお、ロアケース11およびアッパーケ
ース12の側面に大きな開口を設け、電線を1本づつ引
き出す溝および接続用バスバーを1個づつ形成できるガ
イド形係止部材を開口に嵌合固定する構成としてもよ
い。
【0027】上記ロアケース11のガイド兼係止部11
aの各溝からは電線切断部w−1a、アッパーケース1
2のガイド兼係止部12aの各溝12aからは電線切断
部w−2aをそれぞれ引き出している。
【0028】この状態で外側方から上記接続用バスバー
10−1〜10−15に電線w−1とw−2の端末芯線
w−1b、w−2bに下水平部10d、上水平部10c
の対向する内面を押し当て、抵抗溶接して接続してい
る。また、バスバー17に設けた圧接刃17bは電線w
−1、w−2と圧接接続させている。
【0029】上記のように、接続用バスバーと電線とを
溶接した後、側方より絶縁樹脂製のカバー15を被せ、
接続用バスバー10の保護と絶縁を図っている。このカ
バー15は、その上下両面に設けたロック枠15aをロ
アケース11およびアッパーケース12のロック爪(図
示せず)とロックしている。このようにして組み立てた
電気接続箱50は図5に示す状態となる。
【0030】上記構成の電気接続箱50は、従来のよう
に、電線が電気接続箱の側方から外方にはみ出すことが
なく、かつ、切断されたロアケース11とアッパーケー
ス12側の電線は側方に取り付けた接続用バスバー10
により接続される。かつ、この接続時に接続用バスバー
10の形態により、ロアケース11側の電線w−1とア
ッパーケース12側の電線w−2の所要の電線を接続で
き、かつ、ジョイントととることもでき、回路設計が変
更した場合に容易に対応することができる。
【0031】上記実施形態では、ロアケースとアッパー
ケースとを展開状態で並設し、ロアケースとアッパーケ
ースとの間で連続させて一筆書きで電線を布線している
が、ロアケース11側の内面に電線w−1、アッパーケ
ース12の内面に電線w−2をそれぞれ別個に連続布線
しても良い事は言うまでもない。
【0032】さらに、ロアケースおよびアッパーケース
のみならず中間に介在させる絶縁板上に電線を布線する
場合には、側方に配置する接続用バスバーの中間部位に
設けた中間位置の電線と溶接させてもよく、複数層に配
置する電線を側方の接続用バスバーで接続させることが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ロアケースおよびアッパーケースの内面に沿
って布線される電線を側面の接続用バスバーで接続する
ため、ロアケース側およびアッパーケース側を夫々別個
に布線することができ、電線の布線作業を容易とするこ
とができる。また、従来のように、ロアケースとアッパ
ーケースとを展開形状で並べて一筆書きで布線した場合
には、ロアケースとアッパーケースとの間で電線を切断
できる。よって、従来の一筆書きで布線した場合に発生
していた蝶番側となる折り返し部分の電線がケースより
はみ出し、かつ、ケース内部に収容するタブがアッパー
ケースの回転軌跡でアッパーケース側の端子穴に挿入し
にくくなる問題を解消できる。
【0034】上記接続用バスバーは複数個数に分割さ
れ、各分割された接続用バスバーはロアケース側電線と
アッパーケース側電線を夫々1本以上の所要個数接続し
ているため、接続用バスバーを用いて回路構成を容易に
変更し、あるいはショイントをとることもできる。ま
た、バスバーと電線の芯線とを抵抗溶接などで溶着する
ため、電気接続の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の電気接続箱の分解斜視図
である。
【図2】 上記電気接続箱の内部回路の上下電線層を側
方の接続用バスバーで接続している状態を示す斜視図で
ある。
【図3】 (A)(B)は上記電気接続箱の製造工程を
示す斜視図である。
【図4】 本発明の要部拡大分解斜視図である。
【図5】 上記実施形態の電気接続箱の組み立て状態の
断面図である。
【図6】 従来例を示す斜視図である。
【図7】 従来例の断面図である。
【符号の説明】
5 圧接端子 10(10−1〜10−15) 接続用バスバー 10a 垂直部 10c、10d 上下水平部 11 ロアケース 12 アッパーケース 13、14 コネクタ 15 カバー 16、18 絶縁板 17 バスバー w 電線(単芯線) w−1 ロアケース側電線 w−1a 切断部 w−1b 芯線露出部 w−2 アッパーケース側電線 w−2a 切断部 w−2b 芯線露出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 4/24 H01R 4/58 H01R 11/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアケースおよびアッパーケースの内面
    に沿って夫々布線されると共に、これらロアケースおよ
    びアッパーケースに取り付けるコネクタに打ち込まれた
    圧接端子と圧接接続される電線を、ケース同一側面方向
    の側端側で、上下接続される上記上下電線の端末被覆を
    皮剥ぎして芯線を露出させ、上記ロアケースとアッパー
    ケースの側面に配置するコ字形状の接続用バスバーの上
    下両側に上記上下電線の端末芯線を溶接固着して接続し
    おり、 上記ロアケースおよびアッパーケース内面に布線された
    電線は、ロアケースとアッパーケースとを展開形状で並
    列した状態で一筆書きで布線された後にロアケースとア
    ッパーケースとの間の位置で切断されたもの、あるい
    は、ロアケース側とアッパーケース側とで個別に布線さ
    れた電線であり、 上記接続用バスバーは複数個数に分割され、各分割され
    た接続用バスバーはロアケース側電線とアッパーケース
    側電線を夫々1本以上の所要個数を、抵抗溶接、超音波
    溶接、レーザー溶接で溶着して接続しており、かつ、上
    記接続用バスバーには絶縁樹脂製のカバーを被せて いる
    ことを特徴とする電気接続箱。
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