JPH1092489A - 結線用コネクタ - Google Patents

結線用コネクタ

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JPH1092489A
JPH1092489A JP8271844A JP27184496A JPH1092489A JP H1092489 A JPH1092489 A JP H1092489A JP 8271844 A JP8271844 A JP 8271844A JP 27184496 A JP27184496 A JP 27184496A JP H1092489 A JPH1092489 A JP H1092489A
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亮一 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同軸ケーブルを結線することができ、コネク
タの部分においても外乱が侵入しにくい結線用コネクタ
を提供する。 【解決手段】 同軸ケーブル2の先端部を沿わせて配設
する配設部を備えた第1ブロック10と、第1ブロック
10にヒンジ24で開閉自在に取り付けられた第2ブロ
ック20と、第2ブロック20に固定され第2ブロック
20が閉じた状態において内側被覆材2cを切り込んで
中心導体に接触する第1端子21と、第2ブロック20
に固定され第2ブロック20が閉じた状態において外部
導体2bに接触する第2端子22とを備え、第1ブロッ
ク10の前記配設部が、同軸ケーブル2の先端部におい
て露出する内側被覆材2cを配設する配設孔12と、外
側被覆材2dを配設する第1配設溝13とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸ケーブルを端子
に接続する結線用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図12(a)に示すようなケ
ーブルのコネクタが知られている。該コネクタは、図1
2(b)のケーブル100を沿わせて配設する第1ブロ
ック101に、第2ブロック102をヒンジで開閉自在
に取り付けている。第2ブロック102は、両ブロック
101,102を閉じた図2(b)の状態において、ケ
ーブル100の被覆材を切り込んで導体に接触する端子
103を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
では同軸ケーブルを結線することはできない。また、同
軸ケーブルは外乱の侵入を防止するものであるから、コ
ネクタの部分においても外乱が侵入しにくい構造とする
必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の結線用コネクタは、同軸ケーブルの先端部
を沿わせて配設する配設部を備えた第1ブロックと、該
第1ブロックにヒンジで開閉自在に取り付けられた第2
ブロックと、該第2ブロックに固定され第2ブロックが
閉じた状態において内側被覆材を切り込んで中心導体に
接触する第1端子と、第2ブロックに固定され第2ブロ
ックが閉じた状態において外部導体に接触する第2端子
とを備え、第1ブロックの前記配設部が、同軸ケーブル
の先端部において露出する内側被覆材を配設する配設孔
と、外側被覆材を配設する第1配設溝とを備えている。
【0005】本発明によれば、中心導体および外部導体
にそれぞれ接触する第1および第2端子を備えているの
で、同軸ケーブルを結線することができ、しかも、内側
被覆材を配設する配設孔とは別に、外側被覆材を配設す
る第1配設溝を設けたので、該溝に外側被覆材を落とし
込むようにして結線作業を容易に行うことができる。ま
た、第1配設溝を設けたことにより、外側被覆材の内側
の外部導体がコネクタ内に入り込むので、該コネクタを
電子機器のケースに装着した際には、外部導体で覆われ
ていない結線部分を電子機器のシールド部材によってシ
ールドすることもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。なお、以下の図面はコネクタを数
倍程度に拡大して図示している。図1において、本実施
形態のコネクタ1は、同軸ケーブル2をたとえば検出器
のアンプのような電子機器に結線するためのもので、電
子機器のケース4内に収容される。該ケース4における
コネクタ1を収容する部分は、図示しない銅箔などのシ
ールド部材で覆われている。該コネクタ1は、図2に示
すように、第1および第2ブロック10,20と、係止
ブロック30と、前記第2ブロック20に固定された一
対の第1および第2端子21,22とで構成されてい
る。
【0007】図3(a)に示すように、同軸ケーブル2
は、芯線(中心導体)2aとシールド線(外部導体)2
bと、2つの線2a,2b間を絶縁する内側被覆材2c
と、シールド線2bを被覆する外側被覆材2dとで構成
されている。該同軸ケーブル2は、この図に示すよう
に、外側被覆材2dの先端部をカッタで切断除去して内
側被覆材2cを露出させると共に、シールド線2bを捩
って側方に導出する。
【0008】図3(b)の第1ブロック10は、図2の
第2ブロック20の軸23に回転自在に嵌合する嵌合部
11を備えており、これにより、第2ブロック20がヒ
ンジ24(11,23)で第1ブロック10に開閉自在
に取り付けられている。
【0009】図3(b),(c)に示すように、前記第
1ブロック10は、2本の同軸ケーブル2を配設するた
めの一対の配設孔12、第1配設溝13および第2配設
溝14を備えている。これらの配設孔12、第1配設溝
13および第2配設溝14は、配設部を構成している。
前記配設孔12は、同軸ケーブル2の先端において露出
する内側被覆材2cを配設するための貫通孔で、配設孔
12には第1進入孔15が交差している。該第1進入孔
15には図2の第1端子21が入り込むことで、第2ブ
ロック20が閉じた図4の状態において、第1端子21
が内側被覆材2cを切り込んで芯線2aに接触する。
【0010】前記第1配設溝13は、図3(c)の前記
外側被覆材2dを配設するための溝で、図4(a)およ
び図3(c)のように、配設孔12と同一軸線上に形成
されている。該第1配設溝13からは、第2配設溝14
が直交する方向に分岐しており、該第2配設溝14に
は、内側被覆材2cから捩り出したシールド線2bが配
設される。該第2配設溝14と前記配設孔12とで、シ
ールド線2bと芯線2aとが互いに重ならないように分
岐して配設されている。
【0011】前記第2配設溝14には、第2進入孔16
が交差している。該第2進入孔16には図2の第2端子
22が入り込むことで、第2ブロック20が閉じた図4
の状態において、第2端子22(図2)がシールド線2
bに接触する。前記第1端子21および第2端子22
は、図5の破線で示す差込端子部20aを有しており、
該差込端子部20aが図4(a)の第2ブロック20の
端子孔25に差し込んで固定されている。該端子孔25
には図1の端子ピン40が挿入されてコネクタ1を介し
て、同軸ケーブル2の芯線2aと端子ピン40とが接続
される。
【0012】図2の第2配設溝14は、第1ブロック1
0の内側の面10aから側面10bにわたって形成され
ていると共に、図6(a)のように、外側の端面10c
において開口しており、図6(b)のシールド線2bを
コネクタ1の外部に導出可能としている。該端面10c
には、図6(a)における第2配設溝14の開口14a
の近傍に他の部分よりも窪んだ凹所10dが形成されて
いる。
【0013】係止ブロック30は、図1のように、第2
ブロック20が閉じた状態において前記第1ブロック1
0および第2ブロック20に係合することで、第1ブロ
ック10と第2ブロック20とが開くのを防止するため
のものである。該係止ブロック30は、図2および図4
(b)に示すように、第2ブロック20に樹脂製の薄肉
ヒンジ部31を介して回動可能に一体に成形されてい
る。前記係止ブロック30は、図2の第2ブロック20
に係止する係止突片32と、第1ブロック10の被係止
突部17に係止する係止孔33とを有している。なお、
第2ブロック20には、コネクタ1の装着姿勢を決める
突条部26が一体に形成されている。
【0014】つぎに、組立方法について説明する。ま
ず、図3(a)に示すように、同軸ケーブル2の先端部
の外側被覆材2dを切断除去して、内側被覆材2cを露
出させると共にシールド線2bを捩り出す。ついで、図
2に示すように、外側被覆材2d、シールド線2bおよ
び内側被覆材2cを、それぞれ、第1配設溝13、第2
配設溝14および配設孔12に配設する。この配設後、
第2ブロック20を第1ブロック10に向かって閉じる
ように回転させる。この際、第1端子21が第1進入孔
15に進入して図4の内側被覆材2cを切り込んで芯線
2aに圧接する。同時に、図2の第2端子22がシール
ド線2bに圧接する。ついで、図1のように、係止ブロ
ック30を回転させることで、第1ブロック10と第2
ブロック20とが開くのを防止する。その後、図6
(b)に二点鎖線で示すシールド線2bの突出部分を工
具で切断除去し、図1のコネクタ1をケース4に落とし
込んで、図6(c)の端子孔25を図1の端子ピン40
に差し込む。
【0015】前記構成において、本コネクタ1は、図2
の外側被覆材2dを配設する第1配設溝13を設けてい
るので、コネクタ1の内部において同軸ケーブル2が剥
き出されていることになる。ここで、コネクタ1は図1
のケース4内に完全に収容され、該ケース4にはシール
ド部材が設けられているから、コネクタ1内の外側被覆
材2dで覆われていない部分をケース4の奥深い位置ま
で挿入して、当該部分をシールド部材で保護することが
できる。
【0016】また、図3(c)の内側被覆材2cを配設
する配設孔12とは別に、外側被覆材2dを配設する第
1配設溝13を設けたから、該第1配設溝13に外側被
覆材2dを落とし込むようにすることで、組立作業を容
易に行うことができる。しかも、第1配設溝13と配設
孔12とが同一軸線上に形成されているので、内側被覆
材2cを配設孔12に通す作業性が良い。一方、第1配
設溝13および第2配設溝14が孔ではなく溝で形成さ
れているから、捩り出したシールド線2bを第2配設溝
14に配設し得る。
【0017】また、図4(a)の配設孔12が貫通孔で
形成されているから、図1のように、内側被覆材2cを
長く突出させても支障がなく、かつ、第2配設溝14が
開口しているのでシールド線2bが第2配設溝14から
突出してもよい。そのため、同軸ケーブル2をコネクタ
1に結線する前に、図3(a)の同軸ケーブル2の剥き
出し長さを正確に設定する必要がない。したがって、結
線作業が容易になる。
【0018】また、図3(c)の第2配設溝14はシー
ルド線2bが芯線2aと重ならないようにシールド線2
bを導出しているので、芯線2aおよびシールド線2b
に図2の第1端子21および第2端子22を容易に接触
させることができる。
【0019】ところで、図6(b)のように、シールド
線2bを切断除去しても、シールド線2bが凹所10d
から若干突出するのは避けられない。ここで、本コネク
タ1は、シールド線2bが突出する端面10dが凹んで
いるから、シールド線2bを切断除去した後に、シール
ド線2bがコネクタ1から若干突出していても、端面1
0cから退避しているので、該突出部分が邪魔になるお
それはない。
【0020】ところで、本コネクタ1は図4(a)のよ
うに、第2ブロック20と第1ブロック10とを閉じた
際に、第1端子21が内側被覆材2cを切り込むもので
あるから、内側被覆材2cからの反力により、第1ブロ
ック10と第2ブロック20との間には、両者を開けよ
うとする力が作用する。そのため、図12の従来例で
は、第1ブロック101と第2ブロック102とが一度
閉じた状態になると、両者101,102が開かないよ
うにする係合要素を設けている。しかし、設備のレイア
ウトを変更したりすると、同軸ケーブル2の長さを短く
したい場合があり、前記従来例では、かかる場合に対処
しづらい。これに対し、図1の本コネクタ1では、係止
ブロック30を設けて第1ブロック10と第2ブロック
20とが開かないようにしている。したがって、係止ブ
ロック30を回転させることで、第1ブロック10と第
2ブロック20とを容易に開くことができるから、同軸
ケーブル2の長さを容易に変えることができるなど、コ
ネクタ1を何度も使用することができる。
【0021】また、係止ブロック30を図4(b)のよ
うに第2ブロック20に薄肉ヒンジ部31を介して一体
としているので、小さな部品である係止ブロック30を
紛失するおそれがない。また、係止ブロック30を第2
ブロック20に薄肉ヒンジ部31によって一体に形成し
ているので、通常のヒンジのような組立を必要としない
から、組立時のコストダウンを図ることもできる。
【0022】しかし、本発明では、図7に示すように、
係止ブロック30を別のパーツ、つまり、第2ブロック
20および第1ブロック10とは別体の成形品としても
よい。
【0023】また、前記実施形態では、図1の2本の同
軸ケーブル2を結線するものについて説明したが、本発
明では、図8のように、1本の同軸ケーブル2を結線す
るものや、3本以上の同軸ケーブル2を結線するもので
あってもよい。なお、1本の同軸ケーブル2を結線する
コネクタ1とすれば結線の作業性が向上するし、一方、
2本の同軸ケーブル2を結線するコネクタ1とすれば、
コストが安く、かつ、コンパクトになるなどの利点があ
る。
【0024】また、前記実施形態では、図3(c)のシ
ールド線2bを外側被覆材2dに対して90°向きを変
えてコネクタ1の外方に導出したが、導出方向は他の方
向であってもよい。たとえば、図9および図10の実施
形態に示すように、シールド線2bを180°折り返す
ようにして、コネクタ1の外方に導出してもよい。
【0025】ところで、前記各実施形態では、図10の
シールド線2bを捩り出すこととしたが、本発明では、
シールド線2bを必ずしも捩り出す必要はない。たとえ
ば、図11に示すように、同軸ケーブル2が先端部にお
いて、内側被覆材2cおよびシールド線2bが露出する
ように外側被覆材2dおよびシールド線2bを切断除去
してもよい。但し、この場合、第1端子21と第2端子
22とが対向する位置となるので、コネクタが同軸ケー
ブル2の軸線方向に若干大型化する。これに対し、前記
図2の実施形態では、コネクタ1を同軸ケーブル2の軸
線方向に小型化することができる。
【0026】また、前記実施形態では、図6(c)の端
子孔25を有する雌型コネクタについて説明したが、本
発明のコネクタは、図5の第1および第2端子21,2
2に端子ピンを一体に形成した雄型コネクタについても
適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内側被覆材を配設する配設孔とは別に、外側被覆材を配
設する第1配設溝を設けたので、該第1配設溝に外側被
覆材を落とし込むようにして容易に結線作業を行うこと
ができる。また、第1配設溝を設けたことにより、外側
被覆材の内側の外部導体がコネクタ内に入り込むので、
該コネクタを電子機器のケースに装着した際には、外部
導体で覆われていない結線部分が電子機器の奥深い位置
まで入り込むから、該結線部分を電子機器のシールド部
材によって保護することができる。
【0028】また、請求項3の発明によれば、外部導体
を配設する第2配設溝を設けているので、同軸ケーブル
から捩り出した外部導体を第2配線溝に沿わすことで容
易に配設し得る。しかも、中心導体と外部導体とが重な
らないようにしているから、第1および第2端子と両導
体との接触の確実性が向上する。
【0029】さらに、請求項4の発明によれば、内側被
覆材を挿通する配設孔を貫通孔で形成し、一方、外部導
体を配設する第2配設溝が結線用コネクタの端面に開口
しているので、同軸ケーブルの先端部の剥き出し長さが
長くても、たとえば外部導体の突出部分を工具で除去す
ることができる。したがって、先端部の剥き出し長さを
正確に設定する必要がないから、結線作業が容易にな
る。
【0030】さらに、請求項5の発明によれば、外部導
体が導出される開口の近傍の端面に凹所を形成している
ので、外部導体を切断除去した後に、外部導体が若干突
出していても、該突出部分が邪魔になるおそれがない。
【0031】また、請求項6の発明によれば、第1およ
び第2ブロックに係止する係止ブロックを設けたので、
該係止ブロックを外すことで、同軸ケーブルの長さを変
えて何回でも配線のやり直しを行うことができる。
【0032】さらに、前記係止ブロックをヒンジで第1
または第2ブロックと連結しておけば、小さな係止ブロ
ックを紛失するおそれもない。
【0033】さらにまた、前記係止ブロックを薄肉ヒン
ジ部を介して第2ブロックと一体に成形すれば、コスト
ダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す結線用コネクタの
組立後の斜視図である。
【図2】同組立中の斜視図である。
【図3】(a)は同軸ケーブルの斜視図、(b)は第1
ブロックの斜視図、(c)は同平面図である。
【図4】(a)は結線用コネクタの断面図、(b)は側
面図である。
【図5】第2ブロックおよび係止ブロックの斜視図であ
る。
【図6】組立後の結線用コネクタの平面図、左側面図お
よび底面図である。
【図7】第2実施形態を示す組立前の結線用コネクタの
概略側面図である。
【図8】第3実施形態を示す第1ブロックの平面図であ
る。
【図9】第4実施形態を示す組立後の結線用コネクタの
斜視図である。
【図10】同第1ブロックおよび第2ブロックを示す平
面図である。
【図11】端子と同軸ケーブルの他の接触構造を示す斜
視図である。
【図12】従来の結線用コネクタを示す断面図でる。
【符号の説明】
1:コネクタ 2:同軸ケーブル 2a:中心導体 2b:外部導体 2c:内側被覆材 2d:外側被覆材 10:第1ブロック 12:配設孔 13:第1配設溝 14:第2配設溝 20:第2ブロック 21:第1端子 22:第2端子 24:ヒンジ 30:係止ブロック 31:薄肉ヒンジ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体と、外部導体と、該両導体間を
    絶縁する内側被覆材と、前記外部導体を被覆する外側被
    覆材とを備えた同軸ケーブルを端子に接続する結線用コ
    ネクタであって、 該結線用コネクタは、 同軸ケーブルの先端部を沿わせて配設する配設部を備え
    た第1ブロックと、 該第1ブロックにヒンジで開閉自在に取り付けられた第
    2ブロックと、 該第2ブロックに固定され第2ブロックが閉じた状態に
    おいて前記内側被覆材を切り込んで中心導体に接触する
    第1端子と、 前記第2ブロックに固定され第2ブロックが閉じた状態
    において外部導体に接触する第2端子とを備え、 前記第1ブロックの前記配設部が、前記同軸ケーブルの
    先端部において露出する内側被覆材を配設する配設孔
    と、前記外側被覆材を配設する第1配設溝とを備えてい
    る結線用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1配設溝は前記配設孔と略同一軸線上に形成され
    ている結線用コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第1配設溝から分岐する第2配設溝を設け、該第2
    配設溝には外部導体が配設され、該第2配設溝と前記配
    設孔とが、外部導体と中心導体とを互いに重ならないよ
    うに分岐させる結線用コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記配設孔を貫通孔で形成すると共に、前記第2配設溝
    が結線用コネクタの端面に開口して前記外部導体を結線
    用コネクタの外部に導出可能とした結線用コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記外部導体が導出される開口を有する前記端面は、前
    記開口の近傍に凹所を形成している結線用コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記第2ブロックが閉じた状態において前記第1および
    第2ブロックに係合することで、前記第1ブロックと第
    2ブロックとが開くのを防止する係止ブロックを備えた
    結線用コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記3つのブロックが2つのヒンジで連結されている結
    線用コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記第1ブロックと前記第2ブロックとは互いに嵌合す
    るヒンジで連結され、前記第2ブロックには前記係止ブ
    ロックが樹脂を薄肉に形成した薄肉ヒンジ部を介して回
    動可能に一体に成形されている結線用コネクタ。
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