JPH07245130A - フラットケーブル用ジョイントボックス - Google Patents

フラットケーブル用ジョイントボックス

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JPH07245130A
JPH07245130A JP6035851A JP3585194A JPH07245130A JP H07245130 A JPH07245130 A JP H07245130A JP 6035851 A JP6035851 A JP 6035851A JP 3585194 A JP3585194 A JP 3585194A JP H07245130 A JPH07245130 A JP H07245130A
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良仁 青木
Yasuyoshi Serizawa
泰義 芹澤
Satoru Unno
覚 海野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルの導体と他の回路の導体と
の接続が確実で、しかも容易に行うことができ、信頼性
並びに生産性に優れたフラットケーブル用ジョイントボ
ックスを提供する。 【構成】 フラットケーブル2と他の回路21は、各々
の導体7、22とが積層された状態で、上部ハウジング
23及び下部ハウジング24内に収納される。フラット
ケーブル2の導体挿通部分は、所望の回路に応じてパン
チ孔29が貫設される。そして、上部ハウジング23と
下部ハウジング24とを一体化した時に、上部ハウジン
グ23に設けられた固定ピン32が、パンチ孔29並び
に他の回路22の貫通孔30とを貫通して、フラットケ
ーブル2と他の回路21とを固定する。上部ハウジング
23にはレーザ光導入孔25が貫設されており、レーザ
光を導入して前記導体7、22の接触部分を溶着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラットケーブル用ジョ
イントボックスに関し、更に詳述すれば、互いに所定間
隔をもって平行に配列された複数本の導体を絶縁被覆し
てなるフラットケーブルにその中途において他の回路を
接続するためのフラットケーブル用ジョイントボックス
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記構造のフレキシブルフラ
ットケーブル基板(FFC)や、絶縁性フィルム上に電
気導体を焼き付けて回路を形成するフレキシブルプリン
ト回路基板(FPC)などのフラットケーブルは、その
構造から狭い空間での配索を可能とするとともに、可撓
性を有する特性から可動部位に使用できるものとして自
動車の電装部品を繋ぐワイヤーハーネスや、電算機など
各種機器類に多用されている。
【0003】ところで、これらフラットケーブルにその
中途において他の回路を接続したり、あるいは分岐回路
を構成したりすることがある。このような場合、例えば
特開平3−88288号公報に開示されるようなジョイ
ントボックスを使用して接続が行われる。それによれ
ば、図8及び図9に示されるように、ジョイントボック
ス1は、フラットケーブル2を挟持して該フラットケー
ブル2に保持される後方接続部3と、他のコネクタ4や
フラットケーブル2から分岐する分岐ケーブル5を接続
するための前方接続部6から構成される。
【0004】そして、フラットケーブル2はその分岐箇
所の絶縁被覆が除去されて導体7が露出されており、こ
の露出部にジョイントボックス1の後方接続部3が配設
される。この時、前方接続部6に収納された端子8は、
図9に示されるように、後方接続部3内部において導体
7と直交するように配置されるとともに、端子8と導体
7との交点は回路構成に応じて必要箇所が超音波溶接さ
れて導通が取られるように構成されている。従って、ジ
ョイントボックス1の前方接続部6に他のコネクタ4を
嵌合させることにより、図示は省略される他の配線をフ
ラットケーブル2に接続することができる。また、前方
接続部6には分岐ケーブル5を接続することも可能であ
り、その場合分岐ケーブル5の端部を端子9とハウジン
グ10により端子化して、端子9を前方接続部6に嵌入
することにより行われる。
【0005】更に、図10に示されるように、分岐ケー
ブル5の端子化を省略してジョイントボックス1に一体
に組み込み、前記接続部6に他の端子4を接続するよう
に構成することもできる。図11は、分岐ケーブル5が
無い場合のジョイントボックス1の構造を示したもの
で、ジョイントボックス1のフラットケーブル2に関し
て両端に前方接続部6を設けたものである。これにより
2種類の電気機器(図示省略)を接続することができ
る。このように、ジョイントボックス1をフラットケー
ブル2の所望の位置に付設することにより、所望の回路
を容易に構成することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
連の構造のジョイントボックス1では、図9に示される
ように、他のコネクタ4との接続のための端子8とフラ
ットケーブル2の導体7とを交差させ、回路に応じて必
要箇所の交点を超音波溶接することが行われている。し
かし、前記導体7と端子8との接続においては、超音波
溶接に限らずスポット溶接や半田付け、あるいは加締め
等の機械的接続方法でも、導体7の間隔が狭くなると接
続治具もそれに伴い微細で複雑な構造が必要となり、あ
るいは溶接箇所の付着強度や接続箇所の接続強度が充分
でなかったり、隣接する導体同士が短絡する等の問題が
生じる。そのため、接続治具の改良やより正確な位置決
めが必要となり、製品の信頼性や生産性の面で好ましく
ない。
【0007】また、近年導体7と端子8との接続部分に
レーザ光を照射し、溶着により接続することも行われて
いる。このレーザ溶接は、瞬時に溶接することができる
ため生産性に優れるものの、より信頼性の高い溶接を行
うには溶接箇所を確実に接触させる必要があり、また溶
接強度がレーザ光の照射位置に依存するために、実際に
は治具を用いて溶接箇所を押し付けたり照射距離の調整
を行っており、装置が複雑になるという問題を抱えてい
る。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、フラットケーブルの導体と他の回路の端子と
の接続が確実で、しかも容易に行うことができ、信頼性
並びに生産性に優れたフラットケーブル用ジョイントボ
ックスを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、互いに所定
間隔をもって平行に配列された複数本の導体を絶縁被覆
してなるフラットケーブルにその中途において前記導体
に他の回路を接続するためのジョイントボックスであっ
て、前記ジョイントボックスは、その内部に前記フラッ
トケーブルの導体と前記他の回路の導体とを積層して収
納する一対のハウジングから構成されるとともに、前記
ハウジングの少なくとも一方のハウジングには前記フラ
ットケーブルの導体に対応する位置にレーザ光導入孔が
貫設されていることを特徴とするフラットケーブル用ジ
ョイントボックスにより達成される。
【0010】前記ハウジングのレーザ光導入孔の周縁に
は、前記フラットケーブルの導体と前記他の回路の導体
との積層部分を押圧するための押圧部材が突設されてい
ることが好ましい。また、前記ハウジングは、その内部
に前記フラットケーブルの導体並びに前記他の回路の導
体とを貫通する固定部材を備えることが好ましい。更
に、前記レーザ光導入孔は一方のハウジングのみに貫設
されるとともに、他方のハウジングには該レーザ光導入
孔に嵌入可能な突起が突設されてもよい。
【0011】
【作 用】本発明によれば、一対で構成されるハウジン
グの内部にフラットケーブルと他の回路の導体とを積層
して収納し、両ハウジングを一体化した後、ハウジング
に貫設されたレーザ光導入孔からレーザ光を導入するこ
とにより、フラットケーブルの導体と他の回路の導体と
の接続部がレーザ溶着される。しかも、その際レーザ光
導入孔の周縁にはフラットケーブルの導体と他の回路の
導体との接続部分を密着させるための押圧部材が突設さ
れているため、より確実な溶接が行うことができる。
【0012】また、ハウジングにフラットケーブルの導
線並びに他の回路の導線の位置決め機構並びに固定機構
を持たせたため、組立並びに溶接時の作業性が向上し、
更には自動化も可能であるため生産性も向上する。同時
に、フラットケーブル並びに他の回路をハウジング内に
確実に固定できるため、該フラットケーブル並びに他の
回路の引張り強度も増強される。更に、一方のハウジン
グにレーザ光導入孔を貫設するとともに、他方のハウジ
ングにはレーザ光導入孔に嵌入可能な突起を突設するこ
とにより、複数のジョイントボックスを積層した際、レ
ーザ光導入孔がその上に載置された他のジョイントボッ
クスの突起により閉塞されて積層時の位置決めが容易に
なるとともに、積層物の安定性が向上する。
【0013】
【実施例】本発明に関して、実施例を基により詳細に説
明する。但し、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。図1は本発明に係わるフラットケーブル用ジ
ョイントボックスを示す構成斜視図、図2は図1に示さ
れるフラットケーブル用ジョイントボックスの回路図、
図3は図1に示されるフラットケーブル用ジョイントボ
ックスを組み立てた状態を示す図1のAA断面図、図4
はレーザ光導入孔を示す上面図、図5は本発明に係わる
フラットケーブル用ジョイントボックスの他の例を示す
構成斜視図、図6は図5に示されるフラットケーブル用
ジョイントボックスを組み立てた状態を示す図5のBB
断面図、図7はバスバーの斜視図である。
【0014】図1に示されるように、フラットケーブル
用ジョイントボックス20は、その内部にフラットケー
ブル2の導体7と他の回路21の導体22とを積層して
収納する上部ハウジング23と下部ハウジング24とか
ら構成される。前記上部ハウジング23は一面が開口し
た略箱型の部材であり、合成樹脂を成形して得られる。
そして、その平面部23aには、フラットケーブル2の
導体7に対応する位置にレーザ光導入孔25が貫設され
ている。また、前記下部ハウジング24は平板状の部材
で、合成樹脂を成形して得られる。そして、その上面2
4aにはフラットケーブル2の導体7を一本毎に収容す
る仕切部材26が所定長さにわたり立設されている。ま
た、上面24aには、上部ハウジング23に設けられた
レーザ光導入孔25と対向する位置に凹部27が形成さ
れており、これによりレーザ溶着の際に発生する溶融物
をトラップすることができる。
【0015】一方、前記フラットケーブル2は、互いに
所定間隔をもって平行に配列された複数本の導体7を絶
縁被覆してなり、そして前記絶縁被覆の少なくとも上部
ハウジング23に貫設されたレーザ光導入孔25に対応
する部分が剥離されて導体7が露出されている。例え
ば、図1の例では前記絶縁被覆は、中央部を所定長さだ
け残し、上部ハウジング23の略全長にわたり剥離され
ている。また、前記他の回路21は、可撓性基板21a
上に回路を構成する導体22が印刷や焼き付け等により
形成されたFPCである。そして、導体22間には、前
記下部ハウジング24に立設された仕切部材26に対応
するように、スリット29が形成されている。
【0016】これらフラットケーブル2と他の回路21
とは、各々の導体7、22同士を接触させることにより
導通が得られ、所望の回路を構成する。例えば、図2に
示される回路を構成するには、図1において他の回路2
1はそのままで、フラットケーブル2の真ん中の導体7
bのみを残し、他の2本の導体7a,7cを遮断して他
の回路21の導体22と重ね合わせることにより得られ
る。この時、フラットケーブル2の残存する絶縁被膜の
導体7a,7cの挿通部にパンチ孔29を設けることに
より、前記回路を構成することができる。ここで、前記
他の回路21にもフラットケーブル2に設けられたパン
チ孔29に対応する貫通孔30を貫設するとともに、上
部ハウジング23に下部ハウジング24の係止孔31に
達する固定ピン31を突設することにより、後述される
組み立て時においてフラットケーブル2と他の回路21
とを確実に固定することができる。
【0017】本発明に係るフラットケーブル用ジョイン
トボックス20は、フラットケーブル2の所定箇所の絶
縁被覆を剥離して導体7を露出し、該導体7を下部ハウ
ジング24の仕切部材26間に収容し、次いで他の回路
21をその導体22がフラットケーブル2の導体7と重
なるように該フラットケーブル2上に載置し、上部ハウ
ジング23を図中上方から導入して前記下部ハウジング
24と一体化することにより組み立てられる。この時、
図3に示されるように、上部ハウジング23に突設され
た固定ピン32が、フラットケーブル2のパンチ孔29
並びに他の回路21の貫通孔30を貫通して下部ハウジ
ング24の係止孔31に嵌入される。これにより、フラ
ットケーブル2並びに他の回路21をフラットケーブル
用ジョイントボックス20内に確実に固定できるととも
に、該フラットケーブル2並びに他の回路21の引張り
強度を増強されることができる。また、上部ハウジング
23と下部ハウジング24とは、例えば下部ハウジング
24に係止爪33を設け、上部ハウジング23の係止孔
34と係合させることにより強固に一体化することがで
きる。
【0018】このように上部ハウジング23と下部ハウ
ジング24とを、その内部にフラットケーブル2の導体
7と他の回路21の導体22とを重ね合わせた状態で収
納して一体化した後、上部ハウジング23に設けられた
レーザ光導入孔25からレーザ光Lを導入すると、フラ
ットケーブル2の導体7と他の回路21の導体22との
積層部分が溶着され、もって前記両導体7、22との導
通が得られる。ここで、レーザ光導入孔25の周縁に下
部ハウジング24側に突出する押圧部材35を周設する
ことにより、フラットケーブル2の導体7と他の回路2
1の導体22との積層部分が確実に密着され、溶着不良
のない、付着強度に優れたレーザ溶着を行うことができ
る。この押圧部材35は、例えば図4に示されるよう
に、レーザ光導入孔25の周縁に複数本の切込35aを
放射状に設け、下部ハウジング24側に屈曲させること
により形成される。
【0019】以上により本発明に係るフラットケーブル
用ジョイントボックス20が完成されるが、図3に示さ
れるように、下部ハウジング24の下面24bの上部ハ
ウジング23のレーザ光導入孔25と相対する位置に、
該レーザ光導入孔25に嵌入可能な形状を有する突起3
6を突設することもできる。これにより、フラットケー
ブル用ジョイントボックス20同士を積層した際に、レ
ーザ光導入孔25がその上に載置された他のフラットケ
ーブル用ジョイントボックス20の突起36により閉塞
されるため、積層時の位置決めが容易になるとともに、
積層物の安定性が向上する。
【0020】本発明に係るフラットケーブル用ジョイン
トボックス20は、種々の変更が可能であり、例えば前
記他の回路21をPFCに代えて接続端子(バスバー)
を用いて接続することも可能である。即ち、図5に示さ
れるように、他の回路21の図1に示された回路パター
ンをバスバー37で構成して適当な絶縁基板38上に装
着して配索部材40を作成し、フラットケーブル2の導
体7と前記配索部材40のバスバー37とを重ね合せた
状態で上部ハウジング23及び下部ハウジング24内に
収納する。ここで、前記他の回路21に貫設された貫通
孔30は、配索部材40の絶縁基板38に貫設される。
そして、図6に示されるように、上部ハウジング23に
設けられたレーザ光導入孔25からレーザ光Lを導入し
て、フラットケーブル2の導体7と配索部材40のバス
バー37とを溶着して、フラットケーブル用ジョイント
ボックス20が完成される。
【0021】ここで、配索部材40の絶縁基板38が厚
くなると、バスバー37とフラットケーブル2の導線7
とが離間して、レーザ光導入孔25に設けられた押圧部
材35をもってしても充分な密着が得られない恐れがあ
る。そこで、図7に示されるように、予めバスバー37
の端部を絶縁基板38の厚さ方向に屈曲させておくこと
により、配索部材40とフラットケーブル2の導線7と
を積層した際、バスバー37と導体7とを確実に接触さ
せることができる。
【0022】本発明は、上記に関わらず種々の変更が可
能である。例えば、図1で示されたフラットケーブル用
ジョイントボックス20において、レーザ光導入孔25
を上部ハウジング23にのみ貫設したが、下部ハウジン
グ24の突起36に代えてレーザ光導入孔を貫設し、レ
ーザ光をハウジング上下両方向から導入してもよい。そ
の場合、上部ハウジング23に適当な凹部を設けるとと
もに、下部ハウジング24にはそれに対応する新たな突
起を設けることにより積層可能となる。また、回路形成
に際してフラットケーブル2の導体7にパンチ孔29を
貫設したが、他の回路21の導体22のパターンを変え
ることによっても同様の回路形成が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、一対で構成されるハウ
ジングの内部にフラットケーブルと他の回路の導体とを
積層して収納し、両ハウジングを一体化した後、ハウジ
ングに貫設されたレーザ光導入孔からレーザ光を導入す
ることにより、フラットケーブルの導体と他の回路の導
体との接続部がレーザ溶着される。しかも、その際レー
ザ光導入孔の周縁にはフラットケーブルの導体と他の回
路の導体との接続部分を密着させるための押圧部材が突
設されているため、より確実な溶接が行うことができ
る。
【0024】また、ハウジングにフラットケーブルの導
線並びに他の回路の導線の位置決め機構並びに固定機構
を持たせたため、組立並びに溶接時の作業性が向上し、
更には自動化も可能であるため生産性も向上する。同時
に、フラットケーブル並びに他の回路をハウジング内に
確実に固定できるため、該フラットケーブル並びに他の
回路の引張り強度も増強される。更に、一方のハウジン
グにレーザ光導入孔を貫設するとともに、他方のハウジ
ングにはレーザ光導入孔に嵌入可能な突起を突設するこ
とにより、複数のジョイントボックスを積層した際、レ
ーザ光導入孔がその上に載置された他のジョイントボッ
クスの突起により閉塞されて積層時の位置決めが容易に
なるとともに、積層物の安定性が向上する。加えて、回
路形成に際してフラットケーブルの導体挿通部分にパン
チ孔を貫設するだけでよく、所望の回路に容易に対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるフラットケーブル用ジョイン
トボックスを示す構成斜視図である。
【図2】 図1に示されるフラットケーブル用ジョイン
トボックスの回路図である。
【図3】 図1に示されるフラットケーブル用ジョイン
トボックスを組み立てた状態を示す図であり、図1のA
A断面図である。
【図4】 レーザ光導入孔を示す上面図である。
【図5】 図5は本発明に係わるフラットケーブル用ジ
ョイントボックスの他の例を示す構成斜視図である。
【図6】 図5に示されるフラットケーブル用ジョイン
トボックスを組み立てた状態を示す図であり、図5のB
B断面図である。
【図7】 図7はバスバーの斜視図である。
【図8】 従来のジョイントボックスを示す斜視図であ
る。
【図9】 図8に示されるジョイントボックスのフラッ
トケーブルと他のコネクタとの導通状態を示す図であ
る。
【図10】 従来の他のジョイントボックスを示す斜視
図である。
【図11】 従来の他のジョイントボックスを示す斜視
図である。
【符号の説明】
2 フラットケーブル 7〜7c 導体 20 フラットケーブル用ジョイントボックス 21 他の回路 22 導体 23 上部ハウジング 24 下部ハウジング 25 レーザ光導入孔 26 仕切部材 27 凹部 29 パンチ孔 30 貫通孔 32 固定ピン 35 押圧部材 36 突起 37 バスバー 39 絶縁基板 40 配索部材 L レーザ光

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定間隔をもって平行に配列され
    た複数本の導体を絶縁被覆してなるフラットケーブルに
    その中途において前記導体に他の回路を接続するための
    ジョイントボックスであって、前記ジョイントボックス
    は、その内部に前記フラットケーブルの導体と前記他の
    回路の導体とを積層して収納する一対のハウジングから
    構成されるとともに、前記ハウジングの少なくとも一方
    のハウジングには前記フラットケーブルの導体に対応す
    る位置にレーザ光導入孔が貫設されていることを特徴と
    するフラットケーブル用ジョイントボックス。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングのレーザ光導入孔の周縁
    には、前記フラットケーブルの導体と前記他の回路の導
    体との積層部分を押圧するための押圧部材が突設されて
    いることを特徴とする請求項1記載のフラットケーブル
    用ジョイントボックス。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは、その内部に前記フラ
    ットケーブルの導体並びに前記他の回路の導体とを貫通
    する固定部材を備えることを特徴とする請求項1または
    2記載のフラットケーブル用ジョイントボックス。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光導入孔は一方のハウジング
    に貫設されるとともに、他方のハウジングには該レーザ
    光導入孔に嵌入可能な突起が突設されることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載のフラットケーブル用ジョイント
    ボックス。
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