JPH11312568A - ステアリング用電気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタ - Google Patents

ステアリング用電気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタ

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JPH11312568A
JPH11312568A JP10117188A JP11718898A JPH11312568A JP H11312568 A JPH11312568 A JP H11312568A JP 10117188 A JP10117188 A JP 10117188A JP 11718898 A JP11718898 A JP 11718898A JP H11312568 A JPH11312568 A JP H11312568A
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wire
flat cable
electric wire
bus bar
connector
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Yoshiyuki Tanaka
芳行 田中
Taro Imai
太郎 今井
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Yazaki Corp
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/63Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to another shape cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
    • H01R35/025Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号回路数の増加にも拘わらず接続部分の隣
接回路間の絶縁の確保が容易で、以て信頼性の向上した
接続部分を得ることができること。 【解決手段】 複数のバスバー1が各バスバー1の幅方
向に隣接する空間部7を有してホルダ3にインサート成
形されており、電線4の芯線部4aが、バスバー1の幅
よりも広い開口幅d1を有しかつ電線4の芯線部4aを
包容可能な深さd2を有して形成された電線当接凹部9
を備えた超音波発生治具6を用いて電線当接凹部9に押
圧されて超音波溶接されており、各バスバー1毎の回路
が、フラットケーブル2及び電線4の溶接後ホルダ3に
組み付けられる保護ケース11の絶縁壁12aの空間部
7への挿入により隔絶されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のステアリ
ング機構のステアリングホイールに連結する回転体と、
そのステアリングコラムに連結する固定体との間で電気
信号の受け渡しを行うステアリング用電気的接続装置に
おける電線とフラットケーブルの接続コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のステアリング用電気的接続装置
は、回転体に巻かれるフラットケーブルの信号を外部に
伝達するために、フラットケーブルの各導体部と電線の
芯線部を超音波溶接により接続して接続コネクタを形成
すると共にこの接続コネクタから引き出される電線の他
端を端子等で加締めてコネクタに接続するのが一般的で
ある。
【0003】図3(a),(b)は、特開平9ー102
337号公報に開示された電線とフラットケーブルの接
続コネクタ100を示す。この接続コネクタ100は、
複数のバスバー1,1,…が、表裏面を露出させてフラ
ットケーブル2の導体ピッチと同等のピッチでホルダ3
にインサート成形されており、この複数のバスバー1,
1,…の各に、フラットケーブル2の各導体部2a及び
電線4の芯線部4aがそれぞれ超音波溶接により接続し
て構成されている。
【0004】このとき複数のバスバー1,1,…は、各
バスバー1,1,…間にバスバー1と平行になるように
ホルダ3に一体形成された絶縁壁101により隔絶され
てホルダ3にインサート成形されている。
【0005】そしてこのときの超音波溶接は、図4
(a),(b)に示すようにフラットケーブル2の導体
部2aが電線4の芯線部4aとバスバー1の間に位置す
るようにセッティングし、この状態でバスバー1の下面
にアンビル5をあてがい、かつ電線4の芯線部4aの上
方から絶縁壁101,101間に嵌入可能な超音波発生
治具6を押し付けて超音波振動エネルギーを付与してフ
ラットケーブル2の導体部2aと電線4の芯線部4aと
を一括してバスバー1に超音波溶接することにより行わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら接続コネ
クタ100においては、超音波溶接時に電線4の芯線部
4aが予め設定された位置からずれた位置にある場合、
または電線4の芯線部4aが十分に撚られていない場合
には超音波発生治具6の押し付けにより芯線部4aが超
音波発生治具6の幅以上に広がる。この状態で超音波振
動エネルギーを付与すると、超音波発生治具6の幅内に
ある芯線部4aの一部は超音波溶接を達成することがで
きるが、その幅外にある芯線部4aの他部は付与された
超音波振動エネルギーによって横方向(バスバー1の幅
方向)に更に広がり、この結果図5に示すように芯線部
4aの他部4bが絶縁壁101に潜り込む事態が発生す
る。
【0007】この潜り込み現象は、超音波溶接工程にお
ける目視検査によって発見することが困難であるばかり
でなく、潜り込む深さによっては隣接回路間の絶縁が保
てなくなる恐れがあり、接続コネクタ100の信頼性を
欠く一因となっている。
【0008】特に車両に搭載される機器の多機能化に伴
い信号回路数が増加した場合、現状のステアリング周り
のスペースで成立させるには絶縁壁101の厚みを薄く
して回路間のピッチを狭くする必要が生じるので、前記
潜り込み現象により隣接回路間の絶縁が一層保ち難くな
る。
【0009】そこで、この発明は、信号回路数の増加に
も拘わらず装置の拡大化を伴うことなく接続部分の隣接
回路間の絶縁の確保が容易で、以て信頼性の向上した接
続部分を得ることができる、ステアリング用電気的接続
装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタを
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数のバスバーが、表裏面を露
出させてフラットケーブルの導体ピッチと同等のピッチ
でホルダにインサート成形されており、この複数のバス
バーの各に、フラットケーブルの各導体部及び電線の芯
線部がそれぞれ超音波溶接により接続してなるステアリ
ング用電気的接続装置における電線とフラットケーブル
の接続コネクタにおいて、前記複数のバスバーが各バス
バーの幅方向に隣接する空間部を有して前記ホルダにイ
ンサート成形されており、前記電線の芯線部が、前記バ
スバーの幅よりも広い開口幅を有しかつ前記電線の芯線
部を包容可能な深さを有して形成された電線当接凹部を
備えた超音波発生治具を用いて前記電線当接凹部に押圧
されて超音波溶接されており、かつ前記各バスバー毎の
回路が、前記フラットケーブル及び電線の溶接後前記ホ
ルダに組み付けられる保護ケースの絶縁壁の前記空間部
への挿入により隔絶されていることを特徴としている。
【0011】このため請求項1の発明では、電線の芯線
部は超音波発生治具の電線当接凹部で包容された状態で
超音波溶接されるので、超音波溶接時の前記芯線部の広
がりが極力抑制されてバスバーの幅内の超音波溶接を達
成することができる。
【0012】この超音波発生治具は、バスバーの幅より
も広い開口幅を有する電線当接凹部を備えて構成されて
いるにも拘わらず、バスバーが隣接する空間部を有して
インサート成形されているので、バスバーの隣接部位に
絶縁壁が無くなり、これにより使用スペースを確保する
ことができる。超音波溶接時の電線当接凹部の両側部は
バスバーの隣接する空間部に対応しており、これにより
超音波発生治具の自由な下降が許容される。
【0013】また、バスバーの隣接部位に絶縁壁が無く
なったので、超音波溶接工程における接続部分の目視確
認を容易に行うことができる。
【0014】さらに、各バスバー毎の回路は、保護ケー
スの絶縁壁で隔絶されるので、車両搭載後に想定される
振動ストレスにも拘わらず隣接回路間の絶縁状態を確保
することができる。
【0015】また請求項2の発明は、請求項1に記載の
ステアリング用電気的接続装置における電線とフラット
ケーブルの接続コネクタであって、前記フラットケーブ
ルの各導体部は、前記電線の芯線部と前記バスバーとの
間に載置されて前記電線の芯線部及びバスバーと共に一
括して超音波溶接されていることを特徴としている。
【0016】このため請求項2の発明では、フラットケ
ーブルの導体部,電線の芯線部,及びバスバーを一括超
音波溶接する際に、前記芯線部の広がりが極力抑制され
て前記バスバーの幅内の超音波溶接を達成することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態としての接続
コネクタ10の接続部分の分解斜視図であり、図2は接
続コネクタ10の製造工程を示す。
【0019】接続コネクタ10は、複数のバスバー1,
1,…が、表裏面を露出させてフラットケーブル2の導
体ピッチと同等のピッチでホルダ3にインサート成形さ
れており、この複数のバスバー1,1,…の各に、フラ
ットケーブル2の各導体部2a及び電線4の芯線部4a
がそれぞれ超音波溶接により接続して構成される。
【0020】このとき複数のバスバー1,1,…は、各
バスバー1の幅方向に隣接する空間部7を有してホルダ
3にインサート成形されている。ホルダ3は、略中央部
を境にしてその一側部にフラットケーブル2の幅と略同
等の幅の平坦面を有するフラットケーブル保持部3dを
形成し、その他側部にフラットケーブル保持部3dと略
同等の幅広の窓部3cを形成して構成されている。そし
て複数のバスバー1,1,…は、ホルダ3の窓部3cに
相互に平行に掛け渡されるようにしてインサート成形さ
れており、これにより窓部3cが各バスバー1により仕
切られて各バスバー1に隣接して空間部7が形成されて
いる。
【0021】また本実施形態では電線4の芯線部4a
が、バスバー1の幅よりも広い開口幅d1を有しかつ電
線4の芯線部4aを包容可能な深さd2を有して形成さ
れた電線当接凹部9を備えた超音波発生治具6(図2
(a))を用いて電線当接凹部9に押圧されて超音波溶
接される。このときフラットケーブル2の各導体部2a
は、電線4の芯線部4aとバスバー1との間に載置され
て電線4の芯線部4a及びバスバー1と共に一括して超
音波溶接される。この超音波溶接は次のようにして行
う。
【0022】先ずフラットケーブル2が、露出した導体
部2aの先端に絶縁被覆を残して形成した耳部2bを、
ホルダ3の窓部3c側の縁部に形成された突起部3aに
引っかけると共に、絶縁被覆部2cをホルダ3のフラッ
トケーブル保持部3dの平坦面に当接させてセッティン
グされる。このセッティング状態では露出した各導体部
2aが各バスバー1に対応して配置されており、かつ耳
部2bが突起部3aとホルダ3の窓部3c側の側部に突
出した各バスバー1の突出端部1aとの間で保持されて
いる。
【0023】次に電線4が、フラットケーブル2上にセ
ッティングされる。このセッティングは電線ホルダ8を
用いて行う。この電線ホルダ8には、その下面にフラッ
トケーブル2の導体ピッチと同等のピッチで嵌合凹部8
a,8a,…が形成されており、かつその両側部に係合
爪8b,8bが形成されている。複数の各電線4は、そ
の被覆部4bを嵌合凹部8aに嵌合させて仮止めした
後、係合爪8b,8bをホルダ3のフラットケーブル保
持部3dの両側に形成されたアーチ状の係合部3b,3
bに係合させて電線ホルダ8をホルダ3に固着すること
によって電線4がセッティングされる。このセッティン
グ状態ではフラットケーブル2の絶縁被覆部2cが、電
線ホルダ8とフラットケーブル保持部3dとの間で保持
されており、かつ複数の各電線4の露出した芯線部4a
がフラットケーブル2の露出した各導体部2aに対応し
て配置される。
【0024】このようなセッティングの後、図2に示す
ようにバスバー1の下面にアンビル5をあてがい、かつ
電線4の芯線部4aの上方から超音波発生治具6を押し
付けて超音波振動エネルギーを付与することにより超音
波溶接を行う。この超音波発生治具6は、バスバー1の
幅よりも広い開口幅d1を有する電線当接凹部9を備え
て構成されているにも拘わらず、バスバー1が隣接する
空間部7を有してインサート成形されているので、バス
バー1の隣接部位に絶縁壁(図2(a)に破線で示す従
来の絶縁壁101)が無くなり、これにより使用スペー
スを確保することができる。すなわち超音波溶接時の電
線当接凹部9の両側部6a,6aはバスバー1の隣接す
る空間部7,7に対応しており、これにより超音波発生
治具6の自由な下降が許容される。
【0025】電線4の芯線部4aは、超音波発生治具6
の押し付けにより電線当接凹部9に包容された状態とな
る(図2(b))。この包容状態は、電線当接凹部9の
開口幅d1がバスバー1の幅よりも広くなるように設計
されているので、電線4の芯線部4aが予め設定された
位置から多少ずれた位置にある場合でも該芯線部4aを
電線当接凹部9の両側部6a,6aで矯正して達成する
ことができる。
【0026】芯線部4aは、この包容状態で超音波溶接
されるので、超音波溶接時の芯線部4aの広がりが極力
抑制されてバスバー1の幅内の、フラットケーブル2の
導体部2aを含む一括した超音波溶接を達成することが
できる。これにより隣接回路間の絶縁状態を確保した超
音波溶接を達成することができる。なお、超音波溶接時
の芯線部4aの広がりは、溶接前に芯線部4aを予めホ
ーミングすることにより一層確実に抑制することができ
る。
【0027】また、本実施形態では、バスバー1の隣接
部位に絶縁壁が無くなったので、超音波溶接工程におけ
る接続部分の目視確認を容易に行うことができる。この
目視確認により、たとえ接続不良品が発生したとしても
該接続不良品を確実に排除することができ、これにより
不良品の発生を未然に防ぐことができる。
【0028】超音波溶接後、該溶接部位の各バスバー1
毎の回路は、図2(c)に示すようにホルダ3(図示せ
ず)に組み付けられる保護ケース11の絶縁壁12aの
空間部7への挿入により隔絶される。このとき保護ケー
ス11は、空間部7,7,…と同等のピッチに起立形成
された絶縁壁12a,12a,…を有する下ケース12
と、この下ケース12の上部開口部を覆う上ケース13
とから構成されており、各絶縁壁12aを各空間部7に
挿入するようにして下ケース12をホルダ3に組み付け
た後下ケース12の上部開口部を上ケース13で覆って
接続部全体を囲繞するように組み付けられる。この下ケ
ース12及び上ケース13は、電気絶縁性合成樹脂材を
用いて形成される。
【0029】このようにして得られた接続コネクタ10
は、各バスバー1毎の回路は、保護ケース11の絶縁壁
12aで隔絶されるので、車両搭載後に想定される振動
ストレスにも拘わらず隣接回路間の絶縁状態を確保する
ことができ、前述した超音波溶接時の隣接回路間の絶縁
状態の確保と併せて信頼性の向上したものとなってい
る。
【0030】また、この接続コネクタ10は、フラット
ケーブル2の導体部2a,2a,…及びバスバー1,
1,…のピッチ間隔を小さくしても、超音波発生治具6
の電線当接凹部9及び絶縁壁12aにより超音波溶接時
及び溶接後の隣接回路間の絶縁状態を確保することがで
きるので、信号回路数の増加に対しても装置の拡大化を
伴うことなく、信頼性の向上した接続構造を容易に得る
ことができる。
【0031】また本発明は、バスバーの一方に電線を接
続し、他方にフラットケーブルを接続する接続構造を有
する接続コネクタをも含むことは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、(1)電線の芯線部は超音波発生治具の電
線当接凹部で包容された状態で超音波溶接されるので、
超音波溶接時の前記芯線部の広がりが極力抑制されてバ
スバーの幅内の超音波溶接を達成することができるこ
と、(2)バスバーの隣接部位に絶縁壁が無くなったの
で、超音波溶接工程における接続部分の目視確認を容易
に行うことができ、これにより接続部分の接続不良に起
因する不良品の発生を未然に防ぐことができること、
(3)各バスバー毎の回路は、保護ケースの絶縁壁で隔
絶されるので、車両搭載後に想定される振動ストレスに
も拘わらず隣接回路間の絶縁状態を確保することができ
ること、及び(4)信号回路数の増加によりバスバーの
ピッチ間隔が小さくなった場合でも前記(1),
(2),(3)により隣接回路間の絶縁状態を確保する
ことができること、により信号回路数の増加にも拘わら
ず装置の拡大化を伴うことなく接続部分の隣接回路間の
絶縁の確保が容易で、以て信頼性の向上した接続部分を
得ることができる、ステアリング用電気的接続装置にお
ける電線とフラットケーブルの接続コネクタを提供する
ことができる。
【0033】また請求項2の発明によれば、フラットケ
ーブルの導体部,電線の芯線部,及びバスバーを一括超
音波溶接する際に、前記芯線部の広がりが極力抑制され
て前記バスバーの幅内の超音波溶接を達成することがで
き、これにより一括超音波溶接時の隣接回路間の絶縁状
態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての接続コネクタの保
護ケースを取り除いた状態の分解斜視図である。
【図2】(a),(b),(c)は、図1の接続コネク
タの製造工程を示す模式図である。
【図3】従来の接続コネクタで、(a)は接続前のホル
ダの断面図、(b)は接続後のホルダの断面図である。
【図4】(a),(b)は、図3の接続コネクタの製造
工程を示す模式図である。
【図5】図3の接続コネクタの課題を示す模式図であ
る。
【符号の説明】 1 バスバー 2 フラットケーブル 2a 導体部(フラットケーブルの) 3 ホルダ 4 電線 4a 芯線部(電線の) 6 超音波発生治具 7 空間部 9 電線当接凹部 10 接続コネクタ 11 保護ケース 12a 絶縁壁 d1 開口幅(電線当接凹部の) d2 深さ(電線当接凹部の)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバスバーが、表裏面を露出させて
    フラットケーブルの導体ピッチと同等のピッチでホルダ
    にインサート成形されており、この複数のバスバーの各
    に、フラットケーブルの各導体部及び電線の芯線部がそ
    れぞれ超音波溶接により接続してなるステアリング用電
    気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コ
    ネクタにおいて、 前記複数のバスバーが各バスバーの幅方向に隣接する空
    間部を有して前記ホルダにインサート成形されており、 前記電線の芯線部が、前記バスバーの幅よりも広い開口
    幅を有しかつ前記電線の芯線部を包容可能な深さを有し
    て形成された電線当接凹部を備えた超音波発生治具を用
    いて前記電線当接凹部に押圧されて超音波溶接されてお
    り、かつ前記各バスバー毎の回路が、前記フラットケー
    ブル及び電線の溶接後前記ホルダに組み付けられる保護
    ケースの絶縁壁の前記空間部への挿入により隔絶されて
    いることを特徴とするステアリング用電気的接続装置に
    おける電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステアリング用電気的
    接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネク
    タであって、 前記フラットケーブルの各導体部は、前記電線の芯線部
    と前記バスバーとの間に載置されて前記電線の芯線部及
    びバスバーと共に一括して超音波溶接されていることを
    特徴とするステアリング用電気的接続装置における電線
    とフラットケーブルの接続コネクタ。
JP10117188A 1998-04-27 1998-04-27 ステアリング用電気的接続装置における電線とフラットケーブルの接続コネクタ Abandoned JPH11312568A (ja)

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