JP3420606B2 - 高電圧発生装置 - Google Patents
高電圧発生装置Info
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- G05F3/02—Regulating voltage or current
- G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is dc
- G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
- G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
- G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
- G05F3/24—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only
- G05F3/242—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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- H02M3/02—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
- H02M3/04—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
- H02M3/06—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
- H02M3/07—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧発生半導体装置
に係り、とくに、半導体装置などに組込まれる高電圧発
生回路の電位を安定させるリミッタの改良に関するもの
である。
に係り、とくに、半導体装置などに組込まれる高電圧発
生回路の電位を安定させるリミッタの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の単一電源で動作する半導体装置、
例えば、電気的に書込み可能な一括消去型不揮発性メモ
リ(Flash EEPROM(Electrically Erasable and Program
mableRead Only Memory) )は高電圧発生装置を備えて
いる。この不揮発性メモリは、データの消去をデータ書
込みと同様に電気的に行う不揮発性メモリがEEPRO
Mであり、チップ内部の全メモリデータを一括して消去
するものがフラッシュEEPROMである。EEPRO
Mセルの消去/書込みには約20V程度の高電圧が必要
であるが、消去/書込み動作時に流れるF−N(Fowlor
-Nordheim)電流は非常に小さいので、この高電圧源の電
流容量は小さい。したがって、EEPROMでは5Vか
ら20Vを作るこの高電圧発生回路を内臓することも可
能であるので、EPROMのように12.5Vの高電圧
電源を外部に用意する必要がない。つまり、メモリが形
成されている半導体基板の外から見ると、EEPROM
は、消去や書込みが半導体基板に形成された集積回路内
において単一の5Vで実施することが可能である。
例えば、電気的に書込み可能な一括消去型不揮発性メモ
リ(Flash EEPROM(Electrically Erasable and Program
mableRead Only Memory) )は高電圧発生装置を備えて
いる。この不揮発性メモリは、データの消去をデータ書
込みと同様に電気的に行う不揮発性メモリがEEPRO
Mであり、チップ内部の全メモリデータを一括して消去
するものがフラッシュEEPROMである。EEPRO
Mセルの消去/書込みには約20V程度の高電圧が必要
であるが、消去/書込み動作時に流れるF−N(Fowlor
-Nordheim)電流は非常に小さいので、この高電圧源の電
流容量は小さい。したがって、EEPROMでは5Vか
ら20Vを作るこの高電圧発生回路を内臓することも可
能であるので、EPROMのように12.5Vの高電圧
電源を外部に用意する必要がない。つまり、メモリが形
成されている半導体基板の外から見ると、EEPROM
は、消去や書込みが半導体基板に形成された集積回路内
において単一の5Vで実施することが可能である。
【0003】この様な単一電源で動作する半導体装置に
おいて使用される高電圧は、図9に示す高電圧発生手段
とリミッタ手段からなるシステムの高電圧発生装置によ
って形成される。外部から、例えば、5Vの電源電圧V
ccを高電圧発生手段10に入力して電圧Vppを出力す
る。この出力電圧Vppを電位制限手段20に入力して、
半導体装置に用いられる高電圧Vout を出力する。この
出力は、電位制限手段によって電位変動の影響が少なく
安定している。この高電圧発生手段の従来例の1つであ
るチャージポンプ回路を図7に示す。高電圧発生手段1
0はドレインとゲートを接続したMOSトランジスタを
N+1段直列接続したチャージポンプであり、Vcc=5
VからVpp〜20Vを作ることができる。チャージポン
プは2相クロックΦ1 及びΦ2 によってVccから電荷が
転送されて高電圧Vppを発生する。この高電圧発生手段
10の出力電圧Vppを安定させるために通常は電位制限
手段20としてリミッタ回路をその高電圧発生回路の出
力端に接続する。リミッタ回路は、例えば、1個又はそ
れ以上のダイオードが直列接続されて構成される。
おいて使用される高電圧は、図9に示す高電圧発生手段
とリミッタ手段からなるシステムの高電圧発生装置によ
って形成される。外部から、例えば、5Vの電源電圧V
ccを高電圧発生手段10に入力して電圧Vppを出力す
る。この出力電圧Vppを電位制限手段20に入力して、
半導体装置に用いられる高電圧Vout を出力する。この
出力は、電位制限手段によって電位変動の影響が少なく
安定している。この高電圧発生手段の従来例の1つであ
るチャージポンプ回路を図7に示す。高電圧発生手段1
0はドレインとゲートを接続したMOSトランジスタを
N+1段直列接続したチャージポンプであり、Vcc=5
VからVpp〜20Vを作ることができる。チャージポン
プは2相クロックΦ1 及びΦ2 によってVccから電荷が
転送されて高電圧Vppを発生する。この高電圧発生手段
10の出力電圧Vppを安定させるために通常は電位制限
手段20としてリミッタ回路をその高電圧発生回路の出
力端に接続する。リミッタ回路は、例えば、1個又はそ
れ以上のダイオードが直列接続されて構成される。
【0004】電圧を安定させるリミッタ回路を備えた高
電圧発生装置の従来例を図10に示す。例えば、半導体
基板に形成された高電圧発生回路1に外部から5Vの電
源Vccが供給され約20Vが出力される。この高電圧発
生回路1の出力端にリミッタ回路2が接続される。この
図ではダイオードとして5〜10Vでブレークダウンす
るツェナーダイオードを用いる。高電圧発生回路の電流
(Ipp)の供給能力は例えば、リングオシレータの供給
する2相クロックΦ1 、Φ2 の電位V、リングオシレー
タの発振周波数f及びコンデンサCの容量の積fCVに
比例する。したがって、この電流Ipp(チャージポンプ
電流)を増加させるためには、リングオシレータの発振
周波数fを高くするか、出力電位Vを大きくするか、コ
ンデンサの容量Cを大きくすれば良い。
電圧発生装置の従来例を図10に示す。例えば、半導体
基板に形成された高電圧発生回路1に外部から5Vの電
源Vccが供給され約20Vが出力される。この高電圧発
生回路1の出力端にリミッタ回路2が接続される。この
図ではダイオードとして5〜10Vでブレークダウンす
るツェナーダイオードを用いる。高電圧発生回路の電流
(Ipp)の供給能力は例えば、リングオシレータの供給
する2相クロックΦ1 、Φ2 の電位V、リングオシレー
タの発振周波数f及びコンデンサCの容量の積fCVに
比例する。したがって、この電流Ipp(チャージポンプ
電流)を増加させるためには、リングオシレータの発振
周波数fを高くするか、出力電位Vを大きくするか、コ
ンデンサの容量Cを大きくすれば良い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、チャー
ジポンプ電流IppはfCVに比例している。2相クロッ
クΦ1 、Φ2 はVcc系の発振器、例えば、リングオシレ
ータで発生されるためにその出力電位VはVccに等し
く、発振周波数fもVccにほぼ比例するので、このチャ
ージポンプ電流Ippは、ほぼVcc2 に依存することにな
る。図11(a)にそのIpp−Vcc曲線を示す。前述の
様に電流IppはVcc2 に依存している。そして、電源電
圧Vcc自体半導体チップに構成されている種々の回路の
動作の影響を受けて変動する。図示の様に、電源電圧V
ccが5Vとすると、その値は例えば、±0.5Vは変動
するので、出力電流Ippは、それにしたがってかなり大
きく変化する。一方、図11(b)に示すようにツェナ
ーダイオードの内部抵抗によってブレークダウン電圧よ
り高いところでは、このダイオードにかかる入力電圧V
z は、ダイオードに流れる電流Iz に強く依存し、しか
も、この値は、半導体装置の製造プロセスのばらつきの
影響を受け易いことが知られている。その結果、本来安
定的に供給されなければならない高電圧Vppが、電源電
圧Vccに強く依存し、しかも半導体装置の製造プロセス
の影響を受け易く、半導体メモリの書込み/消去特性が
不安定になる一因となっていた。
ジポンプ電流IppはfCVに比例している。2相クロッ
クΦ1 、Φ2 はVcc系の発振器、例えば、リングオシレ
ータで発生されるためにその出力電位VはVccに等し
く、発振周波数fもVccにほぼ比例するので、このチャ
ージポンプ電流Ippは、ほぼVcc2 に依存することにな
る。図11(a)にそのIpp−Vcc曲線を示す。前述の
様に電流IppはVcc2 に依存している。そして、電源電
圧Vcc自体半導体チップに構成されている種々の回路の
動作の影響を受けて変動する。図示の様に、電源電圧V
ccが5Vとすると、その値は例えば、±0.5Vは変動
するので、出力電流Ippは、それにしたがってかなり大
きく変化する。一方、図11(b)に示すようにツェナ
ーダイオードの内部抵抗によってブレークダウン電圧よ
り高いところでは、このダイオードにかかる入力電圧V
z は、ダイオードに流れる電流Iz に強く依存し、しか
も、この値は、半導体装置の製造プロセスのばらつきの
影響を受け易いことが知られている。その結果、本来安
定的に供給されなければならない高電圧Vppが、電源電
圧Vccに強く依存し、しかも半導体装置の製造プロセス
の影響を受け易く、半導体メモリの書込み/消去特性が
不安定になる一因となっていた。
【0006】このように、ツェナー降伏を利用した定電
圧素子、ツェナーダイオードは、相当広い範囲に渡って
電圧が一定であるので、定電圧電源として用いることが
できる。また、ツェナーダイオードを用いた定電圧源
は、出力電流の最大値に制限があるが、このダイオード
にバイポーラトランジスタを並列接続してその出力電流
の過剰分をこのトランジスタから流してしまうことも知
られている。しかし、バイポ−ラトランジスタではベー
ス電流が入り込むのでコントロールが難しく、出力電流
の変動を十分少なくすることは困難であり、また、負電
圧電源を調整することはできない。また、例えば、EE
PROMなどのMOSトランジスタを主体にした半導体
装置にバイポーラトランジスタを形成することは製造が
複雑になり高集積化されたMOS型半導体装置を形成す
るには不利であった。本発明は、このような事情により
成されたものであり、電源電圧Vccに依存しない安定な
高電圧Vppを発生する高電圧発生装置を提供する。
圧素子、ツェナーダイオードは、相当広い範囲に渡って
電圧が一定であるので、定電圧電源として用いることが
できる。また、ツェナーダイオードを用いた定電圧源
は、出力電流の最大値に制限があるが、このダイオード
にバイポーラトランジスタを並列接続してその出力電流
の過剰分をこのトランジスタから流してしまうことも知
られている。しかし、バイポ−ラトランジスタではベー
ス電流が入り込むのでコントロールが難しく、出力電流
の変動を十分少なくすることは困難であり、また、負電
圧電源を調整することはできない。また、例えば、EE
PROMなどのMOSトランジスタを主体にした半導体
装置にバイポーラトランジスタを形成することは製造が
複雑になり高集積化されたMOS型半導体装置を形成す
るには不利であった。本発明は、このような事情により
成されたものであり、電源電圧Vccに依存しない安定な
高電圧Vppを発生する高電圧発生装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、高電圧発生手
段から得られた高電圧を電位制限手段に入力し、その電
位制限手段の出力電圧を検知し、その情報をバイパス手
段に供給させることによって、電位制限手段の出力電流
の基準値を越える分をこのバイパス手段を介して外部に
流すことを特徴としている。即ち、本発明の高電圧発生
装置は、外部から電源電圧を入力することによって高電
圧を出力する高電圧発生手段と、前記高電圧発生手段の
出力電圧を入力して、この出力電圧の電位を制限し、出
力線に並列に接続され制限電圧以上の入力電圧を受けて
ブレーク電流乃至順方向電流を生じる電位制限手段と、
ブレーク電圧乃至順方向開始電圧で決まる所定電圧以上
の入力電圧が発生したときに前記電位制限手段に生じる
ブレーク電流乃至順方向電流の発生の有無を検知する電
圧検知手段と、出力端に並列に接続されるバイパス手段
とを具備し、前記バイパス手段は、前記電圧検知手段が
有意信号を生じたことを受けて動作することを第1の特
徴としている。また、電源電圧が入力される高電圧発生
回路と、一端が前記高電圧発生回路の出力端に接続され
たリミッタ回路と、一端が前記リミッタ回路に直列接続
され、他端が接地電位に接続された電流源又は抵抗と、
前記電流源又は抵抗の両端の電位差を検知する検知回路
と、前記検知回路により検知した電位差が供給され、前
記検知回路の出力電圧と所定値とを比較し、出力電圧が
所定値を越えた場合に動作する電流バイパス回路とを備
えていることを第2の特徴としている。
段から得られた高電圧を電位制限手段に入力し、その電
位制限手段の出力電圧を検知し、その情報をバイパス手
段に供給させることによって、電位制限手段の出力電流
の基準値を越える分をこのバイパス手段を介して外部に
流すことを特徴としている。即ち、本発明の高電圧発生
装置は、外部から電源電圧を入力することによって高電
圧を出力する高電圧発生手段と、前記高電圧発生手段の
出力電圧を入力して、この出力電圧の電位を制限し、出
力線に並列に接続され制限電圧以上の入力電圧を受けて
ブレーク電流乃至順方向電流を生じる電位制限手段と、
ブレーク電圧乃至順方向開始電圧で決まる所定電圧以上
の入力電圧が発生したときに前記電位制限手段に生じる
ブレーク電流乃至順方向電流の発生の有無を検知する電
圧検知手段と、出力端に並列に接続されるバイパス手段
とを具備し、前記バイパス手段は、前記電圧検知手段が
有意信号を生じたことを受けて動作することを第1の特
徴としている。また、電源電圧が入力される高電圧発生
回路と、一端が前記高電圧発生回路の出力端に接続され
たリミッタ回路と、一端が前記リミッタ回路に直列接続
され、他端が接地電位に接続された電流源又は抵抗と、
前記電流源又は抵抗の両端の電位差を検知する検知回路
と、前記検知回路により検知した電位差が供給され、前
記検知回路の出力電圧と所定値とを比較し、出力電圧が
所定値を越えた場合に動作する電流バイパス回路とを備
えていることを第2の特徴としている。
【0008】前記電流バイパス回路は、ゲートが前記電
流源又は抵抗の一端に接続され、ドレインが前記高電圧
発生回路の出力端に接続されたMOSFETからなり、
前記高電圧発生回路の出力が所定の電位に達して前記電
流源又は抵抗の電位差が基準値を越えた時に前記MOS
FETがオン状態になり、前記高電圧発生回路の出力電
流の内、所定の値を越えた分だけこのMOSFETにバ
イパスさせることができる。前記検知回路は、前記電流
源又は抵抗の1つの入力とし、参照電位を他の入力と
し、出力が前記MOSFETのゲートに接続された差動
増幅器からなることができる。前記差動増幅器は、PM
OSFETを入力とする1対のCMOSFETから構成
されたカレントミラー回路であることができる。前記参
照電位は、電源電圧が入力する負荷とこの負荷に直列接
続された定電流源又は抵抗から構成された参照電位生成
回路から生成されることができる。前記高電圧発生回路
の出力端と前記MOSFETのドレインの間には、デプ
レッション型MOSFETが挿入させることができる。
また、本発明の高電圧発生装置は、外部から電源電圧を
入力することによって供給電圧を出力する高電圧発生手
段と、前記高電圧発生手段の出力端子に接続され、その
電流電圧特性が所望の電圧付近で急激に変化し、前記高
電圧発生手段の出力電圧増加に対して単純増加する関数
で表現される電圧を出力する電位制限手段と、前記高電
圧発生手段の出力端子に接続され、前記高電圧発生手段
の出力が、前記所望の電圧を超えたとき、前記電位制限
手段の出力結果を受けて、前記高電圧発生手段の出力電
流を電位制限手段以外にバイパスするバイパス手段と、
参照電位を生成する参照電位生成手段と、前記電位制限
手段の出力を前記参照電位生成手段から出力される参照
電位と比較し、この結果によりバイパス手段を活性化す
る電圧比較手段とを具備したことを特徴としている。
流源又は抵抗の一端に接続され、ドレインが前記高電圧
発生回路の出力端に接続されたMOSFETからなり、
前記高電圧発生回路の出力が所定の電位に達して前記電
流源又は抵抗の電位差が基準値を越えた時に前記MOS
FETがオン状態になり、前記高電圧発生回路の出力電
流の内、所定の値を越えた分だけこのMOSFETにバ
イパスさせることができる。前記検知回路は、前記電流
源又は抵抗の1つの入力とし、参照電位を他の入力と
し、出力が前記MOSFETのゲートに接続された差動
増幅器からなることができる。前記差動増幅器は、PM
OSFETを入力とする1対のCMOSFETから構成
されたカレントミラー回路であることができる。前記参
照電位は、電源電圧が入力する負荷とこの負荷に直列接
続された定電流源又は抵抗から構成された参照電位生成
回路から生成されることができる。前記高電圧発生回路
の出力端と前記MOSFETのドレインの間には、デプ
レッション型MOSFETが挿入させることができる。
また、本発明の高電圧発生装置は、外部から電源電圧を
入力することによって供給電圧を出力する高電圧発生手
段と、前記高電圧発生手段の出力端子に接続され、その
電流電圧特性が所望の電圧付近で急激に変化し、前記高
電圧発生手段の出力電圧増加に対して単純増加する関数
で表現される電圧を出力する電位制限手段と、前記高電
圧発生手段の出力端子に接続され、前記高電圧発生手段
の出力が、前記所望の電圧を超えたとき、前記電位制限
手段の出力結果を受けて、前記高電圧発生手段の出力電
流を電位制限手段以外にバイパスするバイパス手段と、
参照電位を生成する参照電位生成手段と、前記電位制限
手段の出力を前記参照電位生成手段から出力される参照
電位と比較し、この結果によりバイパス手段を活性化す
る電圧比較手段とを具備したことを特徴としている。
【0009】
【作用】電位制限手段の出力電圧を検知し、その情報を
バイパス手段に供給することによって、電位制限手段の
出力電流の基準値を越える分をバイパス手段を介して外
部に流す。また、リミッタ回路に直列接続した定電流源
又は抵抗の両端の電位差を検知し、その一端の電圧が定
電流源又は抵抗の所定の設定電流値Icsを越えると、高
電圧発生回路の出力電流Ippの内の設定電流値を越える
分は電流バイパス回路を通して接地電位に流れるのでリ
ミッタ回路のダイオード電圧を所定の値に固定すること
ができる。
バイパス手段に供給することによって、電位制限手段の
出力電流の基準値を越える分をバイパス手段を介して外
部に流す。また、リミッタ回路に直列接続した定電流源
又は抵抗の両端の電位差を検知し、その一端の電圧が定
電流源又は抵抗の所定の設定電流値Icsを越えると、高
電圧発生回路の出力電流Ippの内の設定電流値を越える
分は電流バイパス回路を通して接地電位に流れるのでリ
ミッタ回路のダイオード電圧を所定の値に固定すること
ができる。
【0010】
【実施例】 以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。まず、図1の高電圧発生装置を示すブロック図
を参照して第1の実施例を説明する。半導体基板に形成
される高電圧発生装置は、高電圧発生手段、電位制限手
段、電圧検知手段及びバイパス手段からなるシステムに
よって形成される。外部から、例えば、5Vの電源電圧
Vccを高電圧発生手段10に入力して電圧Vppを出力す
る。この出力電圧Vppを電位制限手段20に入力して、
半導体基板内で用いられる高電圧Vout を出力する。電
位制限手段20の出力は、電圧検知手段40によって検
知され、その値がバイパス手段50に供給される。そし
て、その結果により、出力電流Ippの基準値を越える変
動分は、バイパス手段50から外部へ排出されるので、
この電位制限手段20の出力は従来より電位変動の影響
が少なく安定している。
明する。まず、図1の高電圧発生装置を示すブロック図
を参照して第1の実施例を説明する。半導体基板に形成
される高電圧発生装置は、高電圧発生手段、電位制限手
段、電圧検知手段及びバイパス手段からなるシステムに
よって形成される。外部から、例えば、5Vの電源電圧
Vccを高電圧発生手段10に入力して電圧Vppを出力す
る。この出力電圧Vppを電位制限手段20に入力して、
半導体基板内で用いられる高電圧Vout を出力する。電
位制限手段20の出力は、電圧検知手段40によって検
知され、その値がバイパス手段50に供給される。そし
て、その結果により、出力電流Ippの基準値を越える変
動分は、バイパス手段50から外部へ排出されるので、
この電位制限手段20の出力は従来より電位変動の影響
が少なく安定している。
【0011】次に、図2を参照して第2の実施例を説明
する。図は、安定化したリミッタ回路を備えた高電圧発
生装置を示す回路図である。例えば、電気的に書込み可
能な一括消去型不揮発性メモリは、高電圧発生回路を備
えている。不揮発性メモリはそのセルの消去/書込みに
は約20V程度の高電圧が必要であるが、消去/書込み
動作時に流れるF−N電流は、非常に小さいので、この
高電圧源の電流容量は小さい。したがって、EEPRO
Mでは、5Vから20Vを作るこの高電圧発生回路を内
臓することも可能であるので、メモリが形成されている
半導体基板の外から見ると、EEPROMは、消去や書
込みが、半導体基板に形成された集積回路内において、
単一の5Vで構成することもできる。この高電圧発生回
路1はチャージポンプ回路からなり、その構造は、図7
に示す従来のものと同じである。チャージポンプ回路
は、ドレインとゲートを接続したMOSトランジスタを
N+1段直列接続してなり、MOSトランジスタのソー
スは、コンデンサCのノード電極に接続される。そし
て、MOSトランジスタのゲートには駆動電圧が印加さ
れるコンデンサCの電極に接続される。
する。図は、安定化したリミッタ回路を備えた高電圧発
生装置を示す回路図である。例えば、電気的に書込み可
能な一括消去型不揮発性メモリは、高電圧発生回路を備
えている。不揮発性メモリはそのセルの消去/書込みに
は約20V程度の高電圧が必要であるが、消去/書込み
動作時に流れるF−N電流は、非常に小さいので、この
高電圧源の電流容量は小さい。したがって、EEPRO
Mでは、5Vから20Vを作るこの高電圧発生回路を内
臓することも可能であるので、メモリが形成されている
半導体基板の外から見ると、EEPROMは、消去や書
込みが、半導体基板に形成された集積回路内において、
単一の5Vで構成することもできる。この高電圧発生回
路1はチャージポンプ回路からなり、その構造は、図7
に示す従来のものと同じである。チャージポンプ回路
は、ドレインとゲートを接続したMOSトランジスタを
N+1段直列接続してなり、MOSトランジスタのソー
スは、コンデンサCのノード電極に接続される。そし
て、MOSトランジスタのゲートには駆動電圧が印加さ
れるコンデンサCの電極に接続される。
【0012】このチャージポンプは、例えば、リングオ
シレータにより発振周期を制御される駆動電圧Φ1 、Φ
2 で駆動される。即ち、この高電圧発生回路は、2相ク
ロックΦ1 及びΦ2 によってVcc(5V)から電荷が転
送されて、高電圧Vpp(〜20V)を発生させる。図2
では、この高電圧発生回路1の出力であるVppを安定さ
せるために、リミッタ回路2を高電圧発生回路1の出力
端に接続する。リミッタ回路2は、1個又はそれ以上の
ツェナーダイオードが直列接続されて構成される。リミ
ッタ回路は、この構成のものに限らない。ダイオードや
ツェナーダイオードの他に、MOSトランジスタやこれ
らを組合わせた回路からなるリミッタとして普通に知ら
れているものを用いる。その他に順方向ダイオードを温
度補償を行うものなどが知られている。リミッタ回路2
には、直列に定電流源4が接続されている。定電流源4
にはデプレッション型MOSFETを用いる。高電圧発
生回路1の出力端にはリミッタ回路2に並列に電流バイ
パス回路5が接続される。電流バイパス回路5は、NM
OSFETからなり、このMOSFET5のドレインに
過度の電圧が印加されるのを防ぐために前記出力端とM
OSFET5との間にデプレッション型MOSFET6
を挿入する。
シレータにより発振周期を制御される駆動電圧Φ1 、Φ
2 で駆動される。即ち、この高電圧発生回路は、2相ク
ロックΦ1 及びΦ2 によってVcc(5V)から電荷が転
送されて、高電圧Vpp(〜20V)を発生させる。図2
では、この高電圧発生回路1の出力であるVppを安定さ
せるために、リミッタ回路2を高電圧発生回路1の出力
端に接続する。リミッタ回路2は、1個又はそれ以上の
ツェナーダイオードが直列接続されて構成される。リミ
ッタ回路は、この構成のものに限らない。ダイオードや
ツェナーダイオードの他に、MOSトランジスタやこれ
らを組合わせた回路からなるリミッタとして普通に知ら
れているものを用いる。その他に順方向ダイオードを温
度補償を行うものなどが知られている。リミッタ回路2
には、直列に定電流源4が接続されている。定電流源4
にはデプレッション型MOSFETを用いる。高電圧発
生回路1の出力端にはリミッタ回路2に並列に電流バイ
パス回路5が接続される。電流バイパス回路5は、NM
OSFETからなり、このMOSFET5のドレインに
過度の電圧が印加されるのを防ぐために前記出力端とM
OSFET5との間にデプレッション型MOSFET6
を挿入する。
【0013】MOSFET5のゲートは、リミッタ回路
2と定電流源4との間に接続され、定電流源4の一端の
電圧7を検知できるようになっている。ここで、定電流
源4の設定電流値Icsを設定する。高電圧発生回路1の
出力電流Ippがこの設定電流値Icsより小さいと、定電
流源4の電圧7は電流バイパス回路のNMOSFET5
のしきい値電圧(Vth)より十分低くなるので、この電
圧7によってNMOSFET5は、オンしない。しか
し、この出力電流Ippが、前記設定電流値Icsより大き
くなると、定電流源4の一端の電圧7は急激に上昇し、
その結果NMOSFET5はオンする。したがって、こ
の出力電流Ippの前記設定電流値Icsを越える分は、全
てデプレッション型MOSFET6とNMOSFET5
を通って接地電位に流れる。そのため、リミッタ回路の
ツェナーダイオード2を流れる電流は、常に図11
(b)に示す一定の電流Icsにバイアスされ、その電圧
は、常にVL に固定される。また、設定電流値Icsを十
分低い値に抑えれば、抵抗の効果は見えず、プロセスば
らつきによる影響も低く抑えられる。ここに用いた高電
圧発生回路1が図1の高電圧発生手段20に相当し、リ
ミッタ回路2が電位制限手段20に相当する。
2と定電流源4との間に接続され、定電流源4の一端の
電圧7を検知できるようになっている。ここで、定電流
源4の設定電流値Icsを設定する。高電圧発生回路1の
出力電流Ippがこの設定電流値Icsより小さいと、定電
流源4の電圧7は電流バイパス回路のNMOSFET5
のしきい値電圧(Vth)より十分低くなるので、この電
圧7によってNMOSFET5は、オンしない。しか
し、この出力電流Ippが、前記設定電流値Icsより大き
くなると、定電流源4の一端の電圧7は急激に上昇し、
その結果NMOSFET5はオンする。したがって、こ
の出力電流Ippの前記設定電流値Icsを越える分は、全
てデプレッション型MOSFET6とNMOSFET5
を通って接地電位に流れる。そのため、リミッタ回路の
ツェナーダイオード2を流れる電流は、常に図11
(b)に示す一定の電流Icsにバイアスされ、その電圧
は、常にVL に固定される。また、設定電流値Icsを十
分低い値に抑えれば、抵抗の効果は見えず、プロセスば
らつきによる影響も低く抑えられる。ここに用いた高電
圧発生回路1が図1の高電圧発生手段20に相当し、リ
ミッタ回路2が電位制限手段20に相当する。
【0014】定電流源4及び定電流源4の一端の電圧7
を検知するゲートを備えたMOSFET5が電圧検知手
段40を構成し、前記MOSFET5自体がバイパス手
段50を構成している。前述のデプレッション型MOS
FET6は、電流バイパス回路に必ずしも必須の構成要
素ではないが、電流バイパス回路のNMOSFET5の
ドレインに過度な電圧が印加されるのを防止するのでこ
の回路に組込むことは有利である。この実施例は、各回
路の構成素子が少なくて済むという利点はあるが、定電
流源4にかかる電圧7の変化に対するデプレッション型
MOSFET6及びNMOSFET5を流れる電流ID
の応答が二乗特性になるので、高電圧発生回路1の出力
電圧VppのVcc依存性が全く無くなるわけではない。
を検知するゲートを備えたMOSFET5が電圧検知手
段40を構成し、前記MOSFET5自体がバイパス手
段50を構成している。前述のデプレッション型MOS
FET6は、電流バイパス回路に必ずしも必須の構成要
素ではないが、電流バイパス回路のNMOSFET5の
ドレインに過度な電圧が印加されるのを防止するのでこ
の回路に組込むことは有利である。この実施例は、各回
路の構成素子が少なくて済むという利点はあるが、定電
流源4にかかる電圧7の変化に対するデプレッション型
MOSFET6及びNMOSFET5を流れる電流ID
の応答が二乗特性になるので、高電圧発生回路1の出力
電圧VppのVcc依存性が全く無くなるわけではない。
【0015】次に、図3を参照して第3の実施例を説明
する。この実施例の各回路の構成素子の数は増加する
が、高電圧発生回路1の出力電圧VppのVcc依存性が改
良されることに特徴がある。リミッタ回路と定電流源は
図2と同じ構成である。即ち、リミッタ回路2は、1個
又は複数のツェナーダイオードを複数個直列接続してな
り、高電圧発生回路1の出力端に接続される。定電流源
4は、デプレッション型MOSFETからなり、リミッ
タ回路2と直列に接続される。電流バイパス回路5は、
NMOSFETからなり、高電圧発生回路1の出力端
に、リミッタ回路2に並列に接続される。電流バイパス
回路5のMOSFETのドレインに過度の電圧が印加さ
れるのを防ぐために前記出力端とMOSFET5との間
にデプレッション型MOSFET6を挿入する。第1の
実施例では、MOSFET5のゲートがリミッタ回路2
と定電流源4との間に接続され、定電流源4の一端の電
圧7を検知できるようになっているが、ここでは、リミ
ッタ回路2と定電流源4との間及びNMOSFET5の
ゲート間に差動増幅器9が定電流源4の一端の電圧7を
検知する電流検知回路として挿入されている。
する。この実施例の各回路の構成素子の数は増加する
が、高電圧発生回路1の出力電圧VppのVcc依存性が改
良されることに特徴がある。リミッタ回路と定電流源は
図2と同じ構成である。即ち、リミッタ回路2は、1個
又は複数のツェナーダイオードを複数個直列接続してな
り、高電圧発生回路1の出力端に接続される。定電流源
4は、デプレッション型MOSFETからなり、リミッ
タ回路2と直列に接続される。電流バイパス回路5は、
NMOSFETからなり、高電圧発生回路1の出力端
に、リミッタ回路2に並列に接続される。電流バイパス
回路5のMOSFETのドレインに過度の電圧が印加さ
れるのを防ぐために前記出力端とMOSFET5との間
にデプレッション型MOSFET6を挿入する。第1の
実施例では、MOSFET5のゲートがリミッタ回路2
と定電流源4との間に接続され、定電流源4の一端の電
圧7を検知できるようになっているが、ここでは、リミ
ッタ回路2と定電流源4との間及びNMOSFET5の
ゲート間に差動増幅器9が定電流源4の一端の電圧7を
検知する電流検知回路として挿入されている。
【0016】この定電流源4の一端の電圧7は、この差
動増幅器9のプラス側に入力され、そのマイナス側には
参照電位3が入力される。差動増幅器9の出力は、NM
OSFET5のゲートに入力されている。参照電位3
は、負荷12とこの負荷に直列に接続された定電流源1
1で構成された参照電位生成回路13で形成される。負
荷12は、例えば、ゲートが接地されたPMOSFET
からなり、PMOSFET12のドレインはデプレッシ
ョン型MOSFET6のゲートと接続している。この参
照電位生成回路13の定電流源11は、デプレッション
型MOSFETから構成され、そのドレインが差動増幅
器9のマイナス側に接続されている。この参照電位生成
回路13には外部から電源電圧Vccが印加されて参照電
位3を生成している。高電圧発生回路1によって電源電
圧Vccから出力電圧Vppを形成する場合において、出力
電圧Vppが、所望の電圧まで昇圧されず、その結果、差
動増幅器9のプラス側に入力される定電流源4の一端の
電圧7が、マイナス側に入力される参照電位3より低け
れば、定電流源4の電圧は、NMOSFET5のしきい
値電圧(Vth)より十分低いので、NMOSFET5は
オンしない。
動増幅器9のプラス側に入力され、そのマイナス側には
参照電位3が入力される。差動増幅器9の出力は、NM
OSFET5のゲートに入力されている。参照電位3
は、負荷12とこの負荷に直列に接続された定電流源1
1で構成された参照電位生成回路13で形成される。負
荷12は、例えば、ゲートが接地されたPMOSFET
からなり、PMOSFET12のドレインはデプレッシ
ョン型MOSFET6のゲートと接続している。この参
照電位生成回路13の定電流源11は、デプレッション
型MOSFETから構成され、そのドレインが差動増幅
器9のマイナス側に接続されている。この参照電位生成
回路13には外部から電源電圧Vccが印加されて参照電
位3を生成している。高電圧発生回路1によって電源電
圧Vccから出力電圧Vppを形成する場合において、出力
電圧Vppが、所望の電圧まで昇圧されず、その結果、差
動増幅器9のプラス側に入力される定電流源4の一端の
電圧7が、マイナス側に入力される参照電位3より低け
れば、定電流源4の電圧は、NMOSFET5のしきい
値電圧(Vth)より十分低いので、NMOSFET5は
オンしない。
【0017】出力電圧Vppが所望の電圧まで昇圧され、
差動増幅器9のプラス側に入力される定電流源4の一端
の電圧7がマイナス側に入力される参照電位3より大き
く、電流源4を流れる電流が参照電位生成回路の定電流
源11より大きくなった瞬間に、NMOSFET5はオ
ンし、電流ID が流れる。このネガティブフィードバッ
ク回路によりリミッタ回路2のツェナーダイオードは、
一定電流にバイアスされ、その結果、高電圧発生回路1
の出力電圧Vppはその出力電流Ippによらず一定に保た
れる。この差動増幅器を用いるこの実施例では、リミッ
タ回路2のツェナーダイオードのバイアス電流値は十分
低いことが望ましい。差動増幅器に入力される電圧は、
電源電圧Vcc以下の増幅器の感度の良い領域に設定可能
であり、また、出力電圧もNMOSFET5のしきい値
電圧Vth程度なので、電源電圧Vccより低い。つまり、
差動増幅器の動作範囲は、電源電圧Vcc以下で良く、高
耐圧の電源系で回路を構成する必要がない。このため、
素子の占有面積が少なく、高性能の素子で構成すること
が可能である。しかも、この高電圧発生装置における電
圧を検知する能力は、図2のものより優れており、検知
結果のフィードバックも早い。また、参照電位生成回路
13は、電源電圧Vccを利用することができるので構造
が簡単にできる。
差動増幅器9のプラス側に入力される定電流源4の一端
の電圧7がマイナス側に入力される参照電位3より大き
く、電流源4を流れる電流が参照電位生成回路の定電流
源11より大きくなった瞬間に、NMOSFET5はオ
ンし、電流ID が流れる。このネガティブフィードバッ
ク回路によりリミッタ回路2のツェナーダイオードは、
一定電流にバイアスされ、その結果、高電圧発生回路1
の出力電圧Vppはその出力電流Ippによらず一定に保た
れる。この差動増幅器を用いるこの実施例では、リミッ
タ回路2のツェナーダイオードのバイアス電流値は十分
低いことが望ましい。差動増幅器に入力される電圧は、
電源電圧Vcc以下の増幅器の感度の良い領域に設定可能
であり、また、出力電圧もNMOSFET5のしきい値
電圧Vth程度なので、電源電圧Vccより低い。つまり、
差動増幅器の動作範囲は、電源電圧Vcc以下で良く、高
耐圧の電源系で回路を構成する必要がない。このため、
素子の占有面積が少なく、高性能の素子で構成すること
が可能である。しかも、この高電圧発生装置における電
圧を検知する能力は、図2のものより優れており、検知
結果のフィードバックも早い。また、参照電位生成回路
13は、電源電圧Vccを利用することができるので構造
が簡単にできる。
【0018】次に、図4を参照して第4の実施例を説明
する。第3の実施例では、定電流源の両端の電位差を検
知し、その情報を高電圧発生回路の出力電流をバイパス
させる電流バイパス回路に供給されるものとして差動増
幅器を用いているが、この実施例では、この差動増幅器
の中で簡単な構造を有するカレントミラー回路を用いて
いる。図4はその回路図である。この実施例では、CM
OS構造のカレントミラーを用いているが、これを2段
構成としてその感度を上げることができる。この他に、
図5のように図3の差動増幅器を幾つか組合わせた増幅
器を用いることもできる。ここに用いた高電圧発生回路
1が図1の高電圧発生手段20に相当し、リミッタ回路
2が電位制限手段20に相当する。定電流源4及びこれ
に繋がる差動増幅器9が電圧検知手段40を構成し、前
記MOSFET5がバイパス手段50を構成している。
する。第3の実施例では、定電流源の両端の電位差を検
知し、その情報を高電圧発生回路の出力電流をバイパス
させる電流バイパス回路に供給されるものとして差動増
幅器を用いているが、この実施例では、この差動増幅器
の中で簡単な構造を有するカレントミラー回路を用いて
いる。図4はその回路図である。この実施例では、CM
OS構造のカレントミラーを用いているが、これを2段
構成としてその感度を上げることができる。この他に、
図5のように図3の差動増幅器を幾つか組合わせた増幅
器を用いることもできる。ここに用いた高電圧発生回路
1が図1の高電圧発生手段20に相当し、リミッタ回路
2が電位制限手段20に相当する。定電流源4及びこれ
に繋がる差動増幅器9が電圧検知手段40を構成し、前
記MOSFET5がバイパス手段50を構成している。
【0019】差動増幅器は、前述の様に電源電圧Vcc以
下で動作し、しかも接地電位に近い所で動作させる必要
があるので、このカレントミラー回路は、図に示す様に
入力部分がP型MOSFETになっている。定電流源
は、前述の実施例では、デプレッション型NMOSFE
Tで構成しているが、エンハンスメント型NMOSFE
Tを用い、そのゲートに中間電位を与えて5極管領域で
動作させる構造(図6)のものを用いることができる。
以上、前記実施例では正電源から正の高電圧を発生させ
ていたが、この高電圧発生装置がNMOSFETを用い
たものであるからであり、この高電圧発生装置におい
て、NMOSFETをPMOSFETに変え、PMOS
FETをNMOSFETに変えれば、負の高電圧を発生
させることができる。
下で動作し、しかも接地電位に近い所で動作させる必要
があるので、このカレントミラー回路は、図に示す様に
入力部分がP型MOSFETになっている。定電流源
は、前述の実施例では、デプレッション型NMOSFE
Tで構成しているが、エンハンスメント型NMOSFE
Tを用い、そのゲートに中間電位を与えて5極管領域で
動作させる構造(図6)のものを用いることができる。
以上、前記実施例では正電源から正の高電圧を発生させ
ていたが、この高電圧発生装置がNMOSFETを用い
たものであるからであり、この高電圧発生装置におい
て、NMOSFETをPMOSFETに変え、PMOS
FETをNMOSFETに変えれば、負の高電圧を発生
させることができる。
【0020】図8に負電位発生回路を用いた高電圧発生
装置の実施例を説明する。上記のようにここで使用する
MOSFETは、負電位発生回路1の様にデプレッショ
ン型でもエンハンスメント型でもP型を用いている。と
くに不揮発性メモリでは、高集積化にともない半導体チ
ップ内で正負の電圧を発生するケースが増加するといわ
れており、本発明の高電圧発生装置は、これらの要求に
十分答えられる。また、この実施例では、定電流源を用
いて説明したが、これを抵抗に置換えることもできる。
しかし、半導体装置においては、現状では抵抗に半導体
基板の拡散領域を使用している。この構造の抵抗は、比
較的抵抗値が低いので所定の抵抗値を得るには大きい面
積が必要であり、半導体装置の高集積化、微細化に有利
ではない。また、この抵抗は半導体基板の一部に形成さ
れるので、基板バイアスの影響を受けることが多い。し
たがって、例えば、抵抗材料にポリシリコンやアモルフ
ァスシリコンを用いれば、面積を大きくすることがな
く、しかも基板バイアスの影響もなく抵抗を形成するこ
とができる。以上のように、本発明の高電圧発生装置か
ら電源電圧に影響されない安定した出力電圧が得られる
と共に、この高電圧発生装置を半導体基板に組込むこと
によって小形化され、かつ、単一電源で動作する半導体
装置を容易に得ることが可能になる。
装置の実施例を説明する。上記のようにここで使用する
MOSFETは、負電位発生回路1の様にデプレッショ
ン型でもエンハンスメント型でもP型を用いている。と
くに不揮発性メモリでは、高集積化にともない半導体チ
ップ内で正負の電圧を発生するケースが増加するといわ
れており、本発明の高電圧発生装置は、これらの要求に
十分答えられる。また、この実施例では、定電流源を用
いて説明したが、これを抵抗に置換えることもできる。
しかし、半導体装置においては、現状では抵抗に半導体
基板の拡散領域を使用している。この構造の抵抗は、比
較的抵抗値が低いので所定の抵抗値を得るには大きい面
積が必要であり、半導体装置の高集積化、微細化に有利
ではない。また、この抵抗は半導体基板の一部に形成さ
れるので、基板バイアスの影響を受けることが多い。し
たがって、例えば、抵抗材料にポリシリコンやアモルフ
ァスシリコンを用いれば、面積を大きくすることがな
く、しかも基板バイアスの影響もなく抵抗を形成するこ
とができる。以上のように、本発明の高電圧発生装置か
ら電源電圧に影響されない安定した出力電圧が得られる
と共に、この高電圧発生装置を半導体基板に組込むこと
によって小形化され、かつ、単一電源で動作する半導体
装置を容易に得ることが可能になる。
【0021】
【発明の効果】リミッタ回路などの電位制限手段の出力
電圧を検知し、その情報をバイパス手段に供給すること
によって、電位制限手段の出力電流の基準値を越える分
をこのバイパス手段を介して外部に流すので、電源電圧
Vccからこれに依存しない安定な高電圧Vppを生成させ
ることができる。
電圧を検知し、その情報をバイパス手段に供給すること
によって、電位制限手段の出力電流の基準値を越える分
をこのバイパス手段を介して外部に流すので、電源電圧
Vccからこれに依存しない安定な高電圧Vppを生成させ
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の高電圧発生装置のブロ
ック図。
ック図。
【図2】第2の実施例の高電圧発生装置の回路図。
【図3】第3の実施例の高電圧発生装置の回路図。
【図4】第4の実施例の高電圧発生装置に用いる差動増
幅器の回路図。
幅器の回路図。
【図5】本発明の実施例の高電圧発生装置に用いる差動
増幅器の回路図。
増幅器の回路図。
【図6】本発明の実施例の高電圧発生装置に用いる定電
流源の回路図。
流源の回路図。
【図7】本発明の実施例の負電圧を発生させる高電圧発
生回路の回路図。
生回路の回路図。
【図8】本発明の実施例に用いる高電圧発生装置の回路
図。
図。
【図9】従来の高電圧発生装置のブロック図。
【図10】従来の高電圧発生装置の回路図。
【図11】従来のリミッタ回路を説明する特性図。
1 高電圧発生回路
2 リミッタ回路
3 参照電位
4、11 定電流源
5 電流バイパス回路(MOSFET)
6 デプレッション型MOSFET
7 定電流源の一端の電位
9 差動増幅器
10 高電圧発生手段
12 PMOSFET
13 参照電位生成回路
20 電位制限手段
40 電圧検知手段
50 バイパス手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−21112(JP,A)
特開 昭64−64556(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02M 3/07
Claims (8)
- 【請求項1】 外部から電源電圧を入力することによっ
て高電圧を出力する高電圧発生手段と、 前記高電圧発生手段の出力電圧を入力して、この出力電
圧の電位を制限し、出力線に並列に接続され制限電圧以
上の入力電圧を受けてブレーク電流乃至順方向電流を生
じる電位制限手段と、ブレーク電圧乃至順方向開始電圧で決まる所定電圧以上
の入力電圧が発生したときに前記電位制限手段に生じる
ブレーク電流乃至順方向電流の発生の有無 を検知する電
圧検知手段と、出力端に並列に接続される バイパス手段とを具備し、前記バイパス手段は、前記電圧検知手段が有意信号を生
じたことを受けて動作する ことを特徴とする高電圧発生
装置。 - 【請求項2】 電源電圧が入力される高電圧発生回路
と、一端が前記高電圧発生回路の出力端に接続されたリ
ミッタ回路と、一端が前記リミッタ回路に直列接続さ
れ、他端が接地電位に接続された電流源又は抵抗と、 前記電流源又は抵抗の両端の電位差を検知する検知回路
と、 前記検知回路により検知した電位差が供給され、前記検
知回路の出力電圧と所定値とを比較し、出力電圧が所定
値を越えた場合に動作する電流バイパス回路とを備えて
いることを特徴とする高電圧発生装置。 - 【請求項3】 前記電流バイパス回路は、ゲートが前記
電流源又は抵抗の一端に接続され、ドレインが前記高電
圧発生回路の出力端に接続されたMOSFETからな
り、前記高電圧発生回路の出力が所定の電位に達して前
記電流源又は抵抗の電位差が基準値を越えた時に前記M
OSFETがオン状態になり、前記高電圧発生回路の出
力電流の内、所定の値を越えた分だけこのMOSFET
にバイパスさせることを特徴とする請求項2に記載の高
電圧発生装置。 - 【請求項4】 前記検知回路は、前記電流源又は抵抗の
1つの入力とし、参照電位を他の入力とし、出力が前記
MOSFETのゲートに接続された差動増幅器からなる
ことを特徴とする請求項3に記載の高電圧発生装置。 - 【請求項5】 前記差動増幅器は、PMOSFETを入
力とする1対のCMOSFETから構成されたカレント
ミラー回路からなることを特徴とする請求項4に記載の
高電圧発生装置。 - 【請求項6】 前記参照電位は、電源電圧が入力する負
荷とこの負荷に直列接続された定電流源又は抵抗から構
成された参照電位生成回路から生成されることを特徴と
する請求項4又は請求項5に記載の高電圧発生装置。 - 【請求項7】 前記高電圧発生回路の出力端と前記MO
SFETのドレインの間には、デプレッション型MOS
FETが挿入されていることを特徴とする請求項3乃至
請求項6のいずれかに記載の高電圧発生装置。 - 【請求項8】 外部から電源電圧を入力することによっ
て供給電圧を出力する高電圧発生手段と、前記高電圧発生手段の出力端子に接続され、その電流電
圧特性が所望の電圧付近で急激に変化し、前記高電圧発
生手段の出力電圧増加に対して単純増加する関数で表現
される電圧を出力する 電位制限手段と、前記高電圧発生手段の出力端子に接続され、前記高電圧
発生手段の出力が、前記所望の電圧を超えたとき、前記
電位制限手段の出力結果を受けて、前記高電圧発生手段
の出力電流を電位制限手段以外にバイパスする バイパス
手段と、 参照電位を生成する参照電位生成手段と、 前記電位制限手段の出力を前記参照電位生成手段から出
力される参照電位と比較し、この結果によりバイパス手
段を活性化する電圧比較手段とを具備したことを特徴と
する高電圧発生装置。
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