JP3418299B2 - ステッピングモータ及びその製造方法 - Google Patents

ステッピングモータ及びその製造方法

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JP3418299B2 JP24943396A JP24943396A JP3418299B2 JP 3418299 B2 JP3418299 B2 JP 3418299B2 JP 24943396 A JP24943396 A JP 24943396A JP 24943396 A JP24943396 A JP 24943396A JP 3418299 B2 JP3418299 B2 JP 3418299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータの
構造に関する。更に詳述すると、本発明は、ステッピン
グモータのステータとモータケースとの固定手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7から図9に示すように、ステッピン
グモータ101は、軸方向の一方に開口した開口部を有
するカップ状のモータケース102と、該モータケース
102の内部に収容され励磁用極歯103が軸方向両側
を向くように形成される一組の内ステータ104,10
4と、該内ステータ104,104の軸方向両側に配設
されると共に励磁用極歯105を前記内ステータ10
4,104側に向ける一組の外ステータ106,106
と、前記一組の内ステータ104,104とそれぞれ対
向する外ステータ106,106とにより挟持された巻
線の巻回された巻線ボビン107とを備えている。各ス
テータ104,106の内部にはロータ108が挿入さ
れている。
【0003】そして、ステッピングモータ101を組み
立てる際は、モータケース102の開口部から巻線ボビ
ン107を挿入し、内ステータ104,104を挿入さ
せて、もう一つの巻線ボビン107を挿入して、外ステ
ータ106を挿入する。この状態でモータケース102
の開口部に地板109を嵌め込んで、かしめや接着や溶
着により固着することにより、モータ101本体が組み
立てられる。
【0004】ここで、モータケース102と各ステータ
104,106との嵌め合いが隙間嵌めである場合は、
各ステータ104,106の内周とロータ108との接
触を防止するために各ステータ104,106のがたつ
き移動の分を考慮して内径を大きく設ける必要がある。
このため、ロータ108とステータ104,106との
ギャップが大きくなってしまい、モータ101のトルク
を向上させることができない。
【0005】このような事態を防止するために、全ての
ステータ104,106をモータケース102に対して
締まり嵌めとしてギャップを極力小さくできるよう、各
ステータ104,106の外径が設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにモータケース102と各ステータ104,10
6とが締まり嵌めにより嵌め合わされる場合は、内ステ
ータ104,104と外ステータ106とのうち、外径
の大きなステータ104,106のみがモータケース1
02に圧入されることになり、他方のステータは隙間嵌
めとなってしまう。このため、この隙間嵌めされるステ
ータについては、ステータ104,106とロータ10
8との接触防止のためステータ104,106の内径を
大きくしなければならず、モータ101の高トルク化が
困難となってしまう。
【0007】そこで、本発明は、全てのステータがモー
タケースに対して固定されるステッピングモータ及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、軸方向の一方に開口した開口部
を有するカップ状のモータケースと、該モータケースの
内部に収容され励磁用極歯が軸方向両側を向くように形
成される一組の内ステータと、該内ステータの軸方向両
側に配設されると共に励磁用極歯を内ステータ側に向け
る一組の外ステータと、一組の内ステータとそれぞれ対
向する外ステータとにより挟持された巻線の巻回された
巻線ボビンとを有するステッピングモータにおいて、内
ステータはモータケースに圧入により固定され、開口部
側の外ステータはモータケースに隙間嵌めにより嵌合さ
れると共にその内周部の中心線が一組の内ステータの内
周部の中心線と一致するように位置決めされてモータケ
ースに固定されるようにしている。
【0009】したがって、内ステータと開口部側の外ス
テータとは、それぞれモータケースに対して固定され
る。このため、いずれのステータもモータケースに対し
てがたを生じないので、各ステータの内径をロータの外
径より僅かに大きいものとしてもロータと各ステータと
は接触しない。
【0010】また、請求項2のステッピングモータで
は、開口部側の外ステータは、モータケースに接着また
は溶接またはかしめ等により固定されるようにしてい
る。したがって、外ステータはモータケースに対して確
実に固定される。
【0011】さらに、請求項3のステッピングモータ
は、外ステータよりモータ外側に隣接して配設されると
共に開口部を閉鎖する地板をモータケースに接着または
溶接またはかしめ等により固定している。したがって、
モータケースに対して地板が固定されるので、モータケ
ースの開口部の振動が防止される。
【0012】また、請求項4のステッピングモータの製
造方法は、軸方向の一方に開口した開口部を有するカッ
プ状のモータケース内に励磁用極歯が軸方向両側を向く
ように形成される一組の内ステータを圧入により固定し
た後、モータケースに開口部側の外ステータを隙間嵌め
により嵌合し、円筒形状の位置決め治具を内ステータ及
び外ステータの内周に挿入して開口部側の外ステータを
位置決めして、この状態で該外ステータをモータケース
固定するようにしている。
【0013】したがって、内ステータと開口部側の外ス
テータとが、それぞれモータケースに対して所定位置に
固定される。このため、いずれのステータもモータケー
スに対して位置決めされると共にがたを生じないので、
各ステータの内径をロータの外径より僅かに大きいもの
としてもロータと各ステータとの接触が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1から図7に示すように、本実施形態の
ステッピングモータ1は、軸方向の一端に開口部2aを
有するカップ状のモータケース2と、該モータケース2
の内部に収容される一組の内ステータ3,3と、該内ス
テータ3,3の軸方向両側に配設される一組の外ステー
タ4,4と、一組の内ステータ3,3とそれぞれ対向す
る外ステータ4,4とにより挟持される巻線ボビン5,
5とを有している。そして、モータケース2に内ステー
タ3,3のみを圧入により固定すると共に、モータケー
ス2に開口部2a側の外ステータ4を接着または溶接ま
たはかしめ等により固定している。
【0016】モータケース2の周壁には、開口部2a側
から切り欠かれた形状の端子用開口部2bが形成されて
いる。また、モータケース2の周壁の底側からは励磁用
極歯6が内側に折り返されて、一方の外ステータ4が構
成されている。但し、この外ステータ4を別部材とし
て、モータケース2に外部から取り付けても構わないの
は勿論である。そして、この外ステータ4の内側にほと
んど隙間無く嵌合される円柱形状の図示しない治具を挿
入する。この治具は先端部の中央部に基準突起が形成さ
れ、この基準突起に合わせて底板7をモータケース2の
底部に固定する。この固定は溶着や接着や圧入等の方法
で行われる。
【0017】内ステータ3,3は、ほぼ円形状の板の中
央部に孔が形成されていると共にその内周縁から軸方向
に沿って同方向に励磁用極歯8が突出した形状とされて
いる。そして、2つの内ステータ3,3の励磁用極歯8
が形成されていない面同士を密着させて固定している。
この固定手段としては、互いに嵌合可能に形成された凹
凸を組み合わせた圧入や接着や溶接等が好ましい。但
し、2つの内ステータ3,3を一体化するものに限ら
ず、それぞれを別体としたものであっても構わない。
【0018】ここで、内ステータ3の外径はモータケー
ス2の内径よりも僅かに大きくされている。すなわち、
内ステータ3はモータケース2に対して圧入されて固定
されている。なお、2つの内ステータ3,3を別体とし
た場合は、各内ステータ3の外径を等しくしてモータケ
ース2の内径よりも僅かに大きくすることにより、両方
の内ステータ3,3を圧入により固定することができ
る。
【0019】さらに、各内ステータ3,3の励磁用極歯
8は互いにずれていることが好ましい。そして、内ステ
ータ3がモータケース2に収容されたときに、内ステー
タ3の励磁用極歯8と外ステータ4の励磁用極歯6とが
互い違いにずれるように内ステータ3の収容角度が設定
されている。
【0020】開口部2a側の外ステータ4は、内ステー
タ3と同様に、ほぼ円形状の板の中央部に孔が形成され
ていると共にその内周縁から軸方向に沿って同方向に励
磁用極歯6が突出した形状とされている。この外ステー
タ4の外径はモータケース2の内径よりも僅かに小さく
されている。すなわち、外ステータ4はモータケース2
に対して隙間嵌めにより嵌め込まれている。そして、外
ステータ4がモータケース2に収容されたときに、外ス
テータ4の励磁用極歯6と内ステータ3の励磁用極歯8
とが互い違いにずれるように外ステータ4の収容角度が
設定されている。
【0021】また、外ステータ4は、モータケース2に
対して溶接により固定されている。固定手段としては、
接着やかしめ等溶接以外の固定手段でも構わない。本実
施形態のモータケース2には端子用開口部2bが形成さ
れているため、そのままでは開口部2aが周方向に広が
り易く地板9をモータケース2にかしめにより固定する
際に十分な保持力を得ることは困難であるが、外ステー
タ4を開口部2aに溶接等により固定することにより地
板9を開口部2aにかしめる際の保持力を大きくするこ
とができる。但し、外ステータ4をモータケース2にか
しめにより固定しても構わないのは勿論である。
【0022】さらに、モータケース2の外ステータ4の
外側には、地板9が嵌め込まれている。地板9は、外ス
テータ4に形成された孔4aと地板9に形成された突起
9aとが嵌合することにより位置決めされている。位置
決めの方法は孔4aと突起9aとの嵌合に限らず、これ
ら孔4a及び突起9aが形成されずに、地板9の外周縁
がモータケース2の内周面に接触することによって位置
決めされても構わない。
【0023】そして、地板9とモータケース2とは、溶
接により固定されている。これにより、地板9の振動を
極めて確実に防止できる。但し、固定手段は溶接に限ら
ず、接着またはかしめ等により固定しても構わない。
【0024】また、内ステータ3と外ステータ4との間
には巻線ボビン5が挟持されている。そして、各ステー
タ3,4の内周側にはロータ10が隙間嵌めにより挿入
されている。ロータ10の回転軸11はモータケース2
の底板7と地板9と各中央部に取り付けられた軸受金具
12により支持されている。
【0025】上述したモータ1を組み立てる手順を以下
に説明する。
【0026】底板7を固定したモータケース2に巻線ボ
ビン5を挿入させる。この巻線ボビン5はモータケース
2の内部の外ステータ4に保持される。そして、内ステ
ータ3,3をモータケース2に挿入して、モータケース
2の底側の外ステータ4と共に巻線ボビン5を挟持させ
る。このとき、内ステータ3はモータケース2内に圧入
により固定される。さらに、モータケース2に巻線ボビ
ン5と外ステータ4とを順に挿入させる。これにより、
この巻線ボビン5は内ステータ3と外ステータ4とに挟
持される。このときは、内ステータ3,3はモータケー
ス2に対して圧入により固定されているのに対して、開
口部2a側の外ステータ4はモータケース2に対して隙
間嵌めとなるので位置は決定されない。
【0027】ここで、図3及び図4に示すように、ロー
タ10の外径とほぼ等しい外径の円筒形状の位置決め治
具13を各ステータ3,4の内周に挿入させる。そし
て、開口部2a側の外ステータ4を位置決めして、この
状態で外ステータ4をモータケース2に溶接により固定
する。溶接としては、スポット溶接やプラズマ溶接やレ
ーザ溶接等とすることができる。但し、固定手段は溶接
に限らず、接着やかしめ等でも構わない。モータケース
2と外ステータ4との固定が完了してから、位置決め治
具13を抜き取る。この時点で、各ステータ3,4の内
周部の中心線は一致していると共に、各ステータ3,4
の位置がモータケース2に対して固定されている。そし
て、底板7に軸受金具12を取り付け、各ステータ3,
4の内周部にロータ10を挿入させて、回転軸11を軸
受金具12に挿入させる。
【0028】その後、図5に示すように、軸受金具12
の取り付けられた地板9をモータケース2に嵌め込んで
外ステータ4に密着させる。なお、同図中ではロータ1
0や巻線ボビン5の図示を省略している。このとき、外
ステータ4の孔4aに地板9の突起9aを嵌合させる。
これにより、地板9の位置が決定される。したがって、
地板9はモータケース2に対して隙間嵌めとなるもので
あっても、地板9の中心線と各ステータ3,4の中心線
とを一致させることができる。そして、この状態で地板
9をモータケース2に溶接により固定する。但し、固定
手段としては溶接に限らず、接着やかしめ等でも構わな
い。ここで、地板9と外ステータ4とは突起9aと孔4
aとの嵌合により位置合わせがなされているので、各固
定手段を施しても地板9の位置がずれてしまうことはな
い。
【0029】上述したように本実施形態によれば、内ス
テータ3はモータケース2に圧入により固定され、開口
部2a側の外ステータ4はモータケース2に溶接等によ
り固定され、また底板7側の外ステータ4はモータケー
ス2と一体的に形成されるので、全てのステータ3,4
がモータケース2に対して固定されることになると共
に、外ステータ4の位置決めはロータ10の外径とほぼ
等しい外径の位置決め治具13によりなされる。このた
め、各ステータ3,4にがたつきが生ずることはなく、
しかも位置決め治具13によりロータ10に対して適切
な位置に固定されるので、各ステータ3,4の内径をロ
ータ10の外径よりも僅かに大きい程度に形成しても、
ステータ3,4とロータ10とが接触することはない。
したがって、各ステータ3,4の内径をロータ10と接
触しない範囲で極力小さくして、各ステータ3,4とロ
ータ10とのギャップを小さくすることにより、モータ
1のトルクを向上させることができる。
【0030】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1のステッピングモータでは、内ステータはモータケー
スに圧入により固定され、開口部側の外ステータはモー
タケースに隙間嵌めにより嵌合されると共にその内周部
の中心線が一組の内ステータの内周部の中心線と一致す
るように位置決めされてモータケースに固定されるよう
にしているので、内ステータと開口部側の外ステータと
が、それぞれモータケースに対して固定される。このた
め、いずれのステータもモータケースに対してがたを生
じないので、各ステータの内径をロータの外径より僅か
に大きいものとしてもロータと各ステータとは接触しな
い。したがって、ステータの内径をロータと接触しない
範囲で極力小さくすることができ、ステータとロータと
のギャップを小さくして、モータの高トルク化を図るこ
とができる。
【0032】また、請求項2のステッピングモータで
は、開口部側の外ステータは、モータケースに接着また
は溶接またはかしめ等により固定されるようにしている
ので、外ステータはモータケースに対して確実に固定さ
れる。これにより、モータの剛性を大きくすることがで
きる。
【0033】さらに、請求項3のステッピングモータで
は、外ステータよりモータ外側に隣接して配設されると
共に開口部を閉鎖する地板をモータケースに接着または
溶接またはかしめ等により固定しているので、地板の振
動を防止することができる。そして、地板と外ステータ
とをそれぞれモータケースに固定することにより、モー
タの剛性をさらに大きくすることができる。
【0034】また、請求項4のステッピングモータの製
造方法は、軸方向の一方に開口した開口部を有するカッ
プ状のモータケース内に励磁用極歯が軸方向両側を向く
ように形成される一組の内ステータを圧入により固定し
た後、モータケースに開口部側の外ステータを隙間嵌め
により嵌合し、円筒形状の位置決め治具を内ステータ及
び外ステータの内周に挿入して開口部側の外ステータを
位置決めして、この状態で該外ステータをモータケース
固定するようにしているので、内ステータと開口部側
の外ステータとが、それぞれモータケースに対して所定
位置に固定される。このため、いずれのステータもモー
タケースに対して位置決めされると共にがたを生じない
ので、各ステータの内径をロータの外径より僅かに大き
いものとしてもロータと各ステータとの接触を防止でき
る。したがって、ステータの内径をロータと接触しない
範囲で極力小さくすることができ、ステータとロータと
のギャップを小さくして、モータの高トルク化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータを示す縦断面図で
ある。
【図2】本発明のステッピングモータのモータケースと
内ステータと外ステータとを示す分解組立図である。
【図3】各ステータを収容したモータケースに位置決め
治具を取り付ける状態を示す縦断面図である。
【図4】各ステータを収容したモータケースに位置決め
治具を取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】各ステータを収容したモータケースに地板を取
り付ける状態を示す縦断面図である。
【図6】ステッピングモータの全体を示す分解組立図で
ある。
【図7】従来のステッピングモータを示す縦断面図であ
る。
【図8】従来のステッピングモータのモータケースと内
ステータと外ステータとを示す分解組立図である。
【図9】従来の外ステータと巻線ボビンとの結合を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 モータケース 3 内ステータ 4 外ステータ 5 巻線ボビン 6 外ステータの励磁用極歯 8 内ステータの励磁用極歯 9 地板 10 ロータ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の一方に開口した開口部を有する
    カップ状のモータケースと、該モータケースの内部に収
    容され励磁用極歯が軸方向両側を向くように形成される
    一組の内ステータと、該内ステータの軸方向両側に配設
    されると共に励磁用極歯を前記内ステータ側に向ける一
    組の外ステータと、前記一組の内ステータとそれぞれ対
    向する外ステータとにより挟持された巻線の巻回された
    巻線ボビンとを有するステッピングモータにおいて、前
    記内ステータは前記モータケースに圧入により固定さ
    れ、前記開口部側の外ステータは前記モータケースに隙
    間嵌めにより嵌合されると共にその内周部の中心線が前
    記一組の内ステータの内周部の中心線と一致するように
    位置決めされて前記モータケースに固定されることを特
    徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記開口部側の外ステータは、前記モー
    タケースに接着または溶接またはかしめ等により固定さ
    れることを特徴とする請求項1記載のステッピングモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記外ステータよりモータ外側に隣接し
    て配設されると共に前記開口部を閉鎖する地板を前記モ
    ータケースに接着または溶接またはかしめ等により固定
    したことを特徴とする請求項1または2記載のステッピ
    ングモータ。
  4. 【請求項4】 軸方向の一方に開口した開口部を有する
    カップ状のモータケース内に励磁用極歯が軸方向両側を
    向くように形成される一組の内ステータを圧入により固
    定した後、前記モータケースに前記開口部側の外ステー
    タを隙間嵌めにより嵌合し、円筒形状の位置決め治具を
    前記内ステータ及び前記外ステータの内周に挿入して前
    記開口部側の外ステータを位置決めして、この状態で該
    外ステータを前記モータケースに固定することを特徴と
    するステッピングモータの製造方法。
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