JP3412342B2 - イメージ描画装置及びデータ伸長方法 - Google Patents

イメージ描画装置及びデータ伸長方法

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JP3412342B2
JP3412342B2 JP14746995A JP14746995A JP3412342B2 JP 3412342 B2 JP3412342 B2 JP 3412342B2 JP 14746995 A JP14746995 A JP 14746995A JP 14746995 A JP14746995 A JP 14746995A JP 3412342 B2 JP3412342 B2 JP 3412342B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等のイメージ
描画装置及びデータ伸長方法に係り、特にホストコンピ
ュータから分割転送されてきた圧縮イメージデータを伸
長する処理とデータ受信処理を並列に行うイメージ描画
装置及びデータ伸長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータから送られて
きた圧縮イメージデータに対して描画展開処理を行う技
術として平4−367927号公報に開示された技術が
あった。また、ホストコンピュータの処理効率を高める
ための技術として平1−196053号公報に開示され
た技術などがあった。
【0003】平4−367927号公報に開示されたイ
メージ描画装置は、処理対象となる受信データを一時的
に格納するためのバッファが、「入力バッファ」と、
「未処理入力バッファ」と、「ページバッファ」とから
構成されることが特徴である。このイメージ描画装置で
は、レコード単位に分割され転送されてきた圧縮イメー
ジデータに対して描画展開処理を行い、処理不能なデー
タ、例えば符号化ビットの途中で切れたりして処理でき
ないデータ、或いは指定サイズ未満のデータに対して
は、上記描画展開処理を行わずに、上記未処理入力バッ
ファに一時的にセーブしておき、このデータと次に受信
したデータとを結合させてできたデータに対して描画展
開処理を行うというものである。
【0004】一方、平1−196053号公報に開示さ
れた接続制御装置は、その特徴的な部分が受信データを
格納する「記憶手段」と、ホストコンピュータの送信が
終了したことを検知する「検知手段」と、この検知手段
が送信終了を検知したときに、受信完了を知らせる「通
知手段」とから構成されることが特徴である。この接続
制御装置によれば、ホストコンピュータは、記録手段に
データが格納されれば、下位の端末装置における処理終
了を待たずに端末装置との接続を終了し直ちに次の処理
に移行できる。従って、例えば上記イメージ描画装置
に、この接続制御装置を用いた場合、データ受信を終え
て次のデータの送信準備を行えば直ぐにデータ転送でき
るので、描画処理とデータ転送とを並列に実行させるこ
とが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記平
4−367927号公報に開示された技術では、圧縮イ
メージデータの描画処理(伸長処理)とデータ転送処理
とが同時に行われないので、描画出力までの処理時間が
かかり過ぎるという問題があった。
【0006】一方、イメージ描画装置に上記平1−19
6053号公報に開示された接続制御装置を用いた場合
には、データ転送と描画処理とが並列化されるので上記
のような問題点は回避されるが、ホストコンピュータと
のインターフェイスを従来のものとは別個に設定してい
る構成から派生して次のような問題が新たに生じる。即
ち、受信データの内容にエラーがあった時、例えば圧縮
イメージデータが圧縮時の符号化誤り等により伸長でき
ないような時、ホストコンピュータへそのエラー内容を
通知する手段を持たず、これによりホストコンピュータ
との新たな取決めが必要となる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、従来と同様の
ホストコンピュータとのインターフェイスを保持すると
共に、分割転送される圧縮イメージデータの受信処理と
伸長処理を並列に行うことにより処理速度の向上を図っ
たイメージ描画装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ホストコンピュータとの
通信を制御するホストインターフェイス制御部と、前記
ホストコンピュータから分割転送された圧縮イメージデ
ータを記憶する入力バッファと、前記圧縮イメージデー
タを伸長するデータ伸長部と、このデータ伸長部により
伸長されたイメージデータを描画する描画部と、を備え
たイメージ描画装置において、前記圧縮イメージデータ
を記憶する処理バッファと、前記入力バッファに記憶さ
れた圧縮イメージデータを、前記ホストコンピュータか
ら分割転送される毎に、前記処理バッファに転送若しく
は追加転送する転送手段と、前記ホストインターフェイ
ス制御部による前記ホストコンピュータとの通信及び前
記入力バッファへの次の分割された圧縮イメージデータ
の転送を行わせると共に、これらの処理とは並列に、前
記処理バッファに記憶された圧縮イメージデータを伸長
する処理を、前記データ伸長部に行わせる並列制御手段
と、伸長処理終了の旨を前記ホストコンピュータに通知
する通知手段と、を備え、前記ホストインターフェイス
制御部は、分割終了した圧縮イメージデータを受信した
場合には、データ送信を禁止する旨を前記ホストコンピ
ュータに通知し、前記通知手段は、前記分割終了した圧
縮イメージデータの伸長処理が終了したときに、この伸
長処理終了の旨を前記ホストコンピュータに通知する
とが特徴である。
【0009】
【0010】さらに、請求項2に記載の発明は、前記圧
縮イメージデータを記憶する共有メモリを備え、前記入
力バッファ及び前記処理バッファは、前記共有メモリ上
に確保された互いに異なるメモリ領域にあることが特徴
である。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、ホストコ
ンピュータから分割転送された圧縮イメージデータを順
次受信して入力バッファに格納し、その受信毎に前記入
力バッファから処理バッファに前記圧縮イメージデータ
を転送若しくは追加転送し、この処理バッファに転送さ
れた圧縮イメージデータを伸長する伸長処理を行うと共
に、分割終了した圧縮イメージデータを受信するまで
は、この伸長処理と並列に次に続く分割圧縮イメージデ
ータの受信処理を実行し、分割終了した圧縮イメージデ
ータを受信したときには、データの送信処理を禁止する
旨を前記ホストコンピュータに通知し、すべての分割転
送された圧縮イメージデータの伸長処理終了後に、前記
伸長処理が終了した旨を前記ホストコンピュータに通知
するステップから成ることが特徴である。
【0012】
【作用】ホストコンピュータから分割された圧縮イメー
ジデータが転送されると、ホストインターフェイス制御
部は、このホストコンピュータとの通信の制御を行うこ
とにより圧縮イメージデータを分割転送される毎に受信
し、入力バッファに格納する。入力バッファに格納され
た圧縮データは、分割転送される毎に転送手段により処
理バッファに転送される。この転送の際に、処理バッフ
ァに圧縮イメージデータがある場合には、転送されたデ
ータは、このデータに追加される。
【0013】そして、データ伸長部は、この処理バッフ
ァに格納された圧縮イメージデータを伸長する伸長処理
を行う。
【0014】上記処理を実行する場合において、並列制
御手段は、ホストインターフェイス制御部とデータ伸長
部を並列に制御して、ホストコンピュータとの通信及び
入力バッファへの次の分割された圧縮イメージデータの
転送と、圧縮イメージデータの伸長処理とを同時に実行
する。これにより、従来通りのホストコンピュータとの
インターフェイスを保持しつつ、並列制御による処理時
間の短縮化が可能となる。また、受信データの内容にエ
ラーがあった時でも、ホストインターフェイス制御部に
より、ホストコンピュータへそのエラー内容が通知され
るので、ホストコンピュータとの新たな取決めを設ける
必要もない。
【0015】そして、描画部は、伸長されたイメージデ
ータを実際に描画する。また、本発明によれば、ホスト
インターフェイス制御部における通知手段は、分割終了
した圧縮イメージデータを受信した場合には、データ送
信を禁止する旨をホストコンピュータに通知する。ま
た、この通知手段は、分割終了した圧縮イメージデータ
の伸長処理が終了したときに、この伸長処理が終了した
旨をホストコンピュータに通知する。これにより、最後
の圧縮イメージデータの伸長処理が終了するまで新たな
圧縮イメージデータの受信を中断することができ、伸長
処理終了後にはホストコンピュータとのデータ通信を速
やかに再開することができる。
【0016】さらに、本発明では、1つの共有メモリ上
に互いに異なるメモリ領域として入力バッファ及び処理
バッファが確保され、転送手段は、この入力バッファか
ら処理バッファへ圧縮イメージデータを転送する。これ
により、互いに別個のメモリを入力バッファと処理バッ
ファとして使用した場合と比較して、転送時間の短縮化
を図ることができる。
【0017】また、本発明によれば、ホストコンピュー
タから分割転送された圧縮イメージデータを順次受信し
て入力バッファに格納し、その受信毎に入力バッファか
ら処理バッファに圧縮イメージデータを転送若しくは追
加転送し、この処理バッファに転送された圧縮イメージ
データを伸長する伸長処理を行うと共に、分割終了した
圧縮イメージデータを受信するまでは、この伸長処理と
並列に次に続く分割圧縮イメージデータの受信処理を実
行し、分割終了した圧縮イメージデータを受信したとき
には、データの送信処理を禁止する旨を前記ホストコン
ピュータに通知し、すべての分割転送された圧縮イメー
ジデータの伸長処理終了後に、この伸長処理が終了した
旨をホストコンピュータに通知する。
【0018】これにより、ホストコンピュータとのイン
ターフェイスを保持しつつ、受信処理と伸長処理を並列
に実行でき、処理時間の短縮化を図ることができる。
【0019】
【実施例】本実施例に係るイメージ描画装置の構成ブロ
ックを図1に示す。
【0020】図1によれば、イメージ描画装置は、デー
タや命令を伝達するためのバス22及びバス24を備え
ている。これらのバスには各構成部が接続されている。
【0021】CPU10は、各構成部をシステムプログ
ラムに従って制御するための制御回路である。このCP
U10は、システムメモリ12とバス24と接続されて
いる。
【0022】システムメモリ12は、システムプログラ
ムを格納しておくためのメモリであって、CPU10と
接続されている。
【0023】ホストインターフェイス制御部14は、上
位装置であるホストコンピュータとのインターフェイス
を制御するための通信制御回路である。このホストイン
ターフェイス制御部14は、図示しないホストコンピュ
ータと、図示しないイーサネット等のケーブル、入力端
子を介して接続され、受信したデータを装置内部に入力
するためにバス22と接続されている。
【0024】共有メモリ16は、データ格納用のメモリ
であって、入力されたデータを格納するためバス22と
接続され、さらに、各構成部によるデータ読取や出力デ
ータの格納もできるように、バス24とも接続されてい
る。なお、この共有メモリは、論理的に、図2に示した
ような入力バッファ26、処理バッファ27、出力バッ
ファ28という3つのメモリ領域から構成される。
【0025】イメージ伸長部18は、圧縮イメージデー
タに対して伸長処理を行い、伸長されたイメージデータ
を生成する回路である。このイメージ伸長部18は、伸
長されたイメージデータを共有メモリ16に落とすた
め、バス24と接続されている。
【0026】イメージ描画部20は、伸長されたイメー
ジデータを記録用紙等に描画出力するプリンタ等から構
成される。このイメージ描画部20は、描画するデータ
を共有メモリ16から得るためにバス24と接続されて
いる。
【0027】次に、上記イメージ伸長部18内部の構成
ブロックを図3に示す。図3によれば、イメージ伸長部
18は、内部システムバス40及び内部グラフィックバ
ス42という2つのバスを備えている。これらのバス
は、制御命令の伝達やデータの入出力ができるように、
イメージ伸長部18の各構成部と接続されている。
【0028】外部バス接続インターフェイス30は、イ
メージ伸長部18の外部とのデータ及び制御命令の入出
力を制御するためのインターフェイス回路である。この
外部バス接続インターフェイス30は、外部からのバス
24と内部システムバス40と接続されている。
【0029】イメージ伸長制御部32は、外部のCPU
10の命令により動作を開始した後は、CPU10によ
る制御とは独立に、イメージ伸長プログラムに従ってイ
メージ伸長部18を制御するための制御回路である。イ
メージ伸長制御部32は、各構成部に制御命令を伝達す
るため、内部システムバス40と接続されている。
【0030】イメージ伸長プログラムメモリ31は、上
記イメージ伸長プログラムを格納するためのメモリであ
り、イメージ伸長制御部32によるプログラムロードが
できるように内部システムバス40と接続されている。
【0031】イメージ伸長プロセッサ36は、圧縮イメ
ージデータに対して伸長処理を行うことにより伸長され
た描画用のイメージデータを生成するためのプロセッサ
である。このイメージ伸長プロセッサ36は、圧縮イメ
ージデータを得るために内部システムバス40と接続さ
れ、さらに伸長されたイメージデータを出力するために
内部グラフィックバス42と接続されている。
【0032】ワーク用メモリ38は、描画用のイメージ
データを一時的に格納するためのメモリである。このワ
ーク用メモリ38は、内部グラフィックバス42と接続
されている。
【0033】DMA装置34は、イメージ伸長制御部3
2による入出力制御とは独立に、内部グラフィックバス
42を占拠し、ワーク用メモリ38を直接アクセスする
ことにより、このメモリに格納された描画用のイメージ
データを高速で外部に出力するためのアクセス装置であ
る。このDMA装置34は、描画用のイメージデータを
得るために内部グラフィックバス42と接続され、さら
に外部へのデータ出力のために内部システムバス40と
接続されている。
【0034】なお、ホストコンピュータから転送される
圧縮イメージデータが大きいサイズの時は、複数のブロ
ックに分割されて順次転送されるが、これらの分割され
た圧縮イメージデータのデータ構造は、図4に示される
ようになっている。
【0035】図4は、圧縮イメージデータが、データ#
1、#2、#3という3つの部分に分割されている場合
を扱い、この図によれば、どのデータも管理領域である
ヘッダ部分と圧縮イメージのデータ部分である符号化デ
ータとから構成されている。データ#1、#2、#3の
ヘッダ部分で共通のデータは、イメージデータであるこ
とを示すイメージデータ識別子、当該データブロックの
大きさを示すデータブロックサイズ、当該データブロッ
クの分割順の種別を示すブロック識別子である。このブ
ロック識別子は、データ#1では「分割開始」、データ
#2では「分割途中」、データ#3では「分割最終」を
示すコードとなる。また、データ#1のヘッダ部では、
さらにイメージ全体のサイズ、データの圧縮方式、出力
する時のイメージデータのX方向とY方向のサイズを指
定するイメージXサイズ及びイメージYサイズとが付加
される。
【0036】次に、本実施例に係るイメージ描画装置の
処理について、図5のフローチャートに沿って説明す
る。
【0037】図5によれば、CPU10は、先ずホスト
コンピュータからのデータの受信準備として、共有メモ
リ16から入力バッファ26として用いる所定の容量の
メモリ領域を確保する(ステップ70)。この処理は入
力バッファが確保されるまで続けられる(ステップ70
肯定判定)。
【0038】入力バッファが確保されると(ステップ7
0肯定判定)、ホストインターフェイス制御部14は、
ホストコンピュータへ受信準備完了の旨を通知する(ス
テップ72)。
【0039】ホストインターフェイス制御部14は、ホ
ストコンピュータからのデータを受信するまで待機し
(ステップ74否定判定)、データを受信すると(ステ
ップ74肯定判定)、当該受信データを入力バッファ2
6に格納する(ステップ76)。
【0040】次に、受信データがイメージデータである
か否かの判定が行われる(ステップ78)。この判断
は、図4で示されたヘッダ部分のイメージデータ識別子
を参照し、所定のビットが立っているか否かにより行
う。
【0041】受信データがイメージデータではなかった
場合(ステップ78否定判定)、イメージ伸長処理とは
異なるその他のデータ処理を行い(ステップ100)、
当該処理が終了すればホストコンピュータへ終了ステー
タスを通知し(ステップ102)、ホストコンピュータ
との接続が終了したか否かが判定される(ステップ9
8)。接続終了の場合(ステップ98肯定判定)には、
そのホストコンピュータとの通信を終了し、接続がまだ
終了していない場合(ステップ98否定判定)には、ス
テップ70に戻り、新たな受信準備が行われる。
【0042】一方、受信データがイメージデータである
場合(ステップ78肯定判定)には、イメージ伸長部1
8は、圧縮イメージデータを出力用のイメージデータに
伸長するイメージ伸長処理を行う(ステップ80)。こ
のイメージ伸長処理は、イメージ伸長制御部32によっ
て、CPU10とは独立に制御される。従って、このイ
メージ伸長処理とは並列に他の通信処理等が行われる。
なお、このイメージ伸長処理が、正常終了したかエラー
終了したかを示すステータスは、伸長処理終了後にメモ
リの所定の位置若しくはレジスタ等に出力される。
【0043】そして、伸長処理が終了したか否かに係わ
らず、ステータスの内容が記憶されたレジスタが読み取
られ、エラーステータスか否かが判定される(ステップ
84)。
【0044】エラーステータスであった場合(ステップ
84肯定判定)、ホストインターフェイス制御部14
は、ホストコンピュータへこのエラーステータスを通知
する(ステップ94)。通知後は、ホストコンピュータ
からの指示を待って次の動作を行う(ステップ96)。
この動作終了後は、このホストコンピュータとの接続終
了か否か(ステップ98)に従って、再度の受信を準備
する(ステップ98否定判定)か或いはこのホストコン
ピュータとの通信を終了する(ステップ98肯定判
定)。
【0045】一方、エラーステータスでない場合(ステ
ップ84否定判定)、直前に受信した圧縮イメージデー
タが分割最終データであるか否か又は分割されていない
単独データであるか否かの判定が行われる(ステップ8
6)。この判断は、ヘッダ部分のブロック識別子を参照
することにより行う(図4参照)。なお、エラーステー
タスではない場合として、イメージ伸長処理部18によ
るイメージ伸長処理がまだ終了しておらず、レジスタに
ステータスがセットされていない場合と伸長処理が正常
終了して正常終了のステータスがセットされている場合
とがある。
【0046】直前に受信した圧縮イメージデータが分割
最終データではなく、かつ、単独データでもない場合
(例えば、#1データや#2データがこの場合に相当す
る)、ホストコンピュータへ次の分割データ送信を促す
旨を通知する(ステップ88)。そして、データを受信
すると(ステップ74肯定判定)、次の分割データを入
力バッファ26に格納し(ステップ76)、同様に当該
データに対するイメージ伸長処理を行う(ステップ8
0)。
【0047】後述するように、イメージ伸長処理の対象
となる分割データは、入力バッファ26から処理バッフ
ァ27に次々に転送され、図2に示したように処理バッ
ファ27に分割データが格納された状態になっている
(図2では、N個に分割されたデータを示している)。
従って、入力バッファ26へ順次分割データを受信して
前の分割データに上書きしても、これにより前の分割デ
ータの内容が失われることはなく、前の分割データをイ
メージ伸長処理しつつ、後の分割データを受信するとい
う並列処理が可能となる。なお、処理バッファ27の容
量を少なくするため、伸長処理が終了した分割データを
消去するようにしてもよい。
【0048】一方、直前に受信した圧縮イメージデータ
が分割最終データ(#3データがこれに相当する)又は
単独データである場合には、イメージ伸長処理が終了す
るまで待機する(ステップ90否定判定)。即ち、この
間は新たなデータの受信処理は行われない。
【0049】イメージ伸長処理が終了すると(ステップ
92肯定判定)、ホストコンピュータへ伸長処理終了の
ステータスを通知する(ステップ92)。この通知によ
り、ホストコンピュータは、次の動作指示をイメージ描
画装置に与えることができる。
【0050】次に、ホストコンピュータとの接続が終了
したか否かが判定される(ステップ98)。接続終了の
場合(ステップ98肯定判定)には、そのホストコンピ
ュータとの通信を終了し、接続がまだ終了していない場
合(ステップ98否定判定)には、ステップ70に戻
り、新たなデータ受信準備が行われる。
【0051】なお、伸長されたイメージデータは共有メ
モリ16の処理バッファ28に格納された後、イメージ
描画部20によって記録用紙等に描画される。
【0052】以上のように、分割された圧縮イメージデ
ータのイメージ伸長処理とデータ受信処理とを並列に制
御することにより、イメージ伸長処理を待って次の分割
データの受信を行う方法よりも処理時間の短縮化が図れ
る。しかも、従来通りのインターフェイスを保持してい
るので、イメージ伸長処理がエラー終了した場合でも、
特別の取決めを設けることなく、エラーステータスをホ
ストコンピュータへ通知することができる。これによ
り、例えば圧縮イメージデータが圧縮時の符号化誤り等
により伸長できないような時でも、ホストコンピュータ
へ適宜そのエラー内容を通知して後処理を円滑に進める
ことができる。
【0053】次に、上記のような並列制御によりどの程
度処理時間が短縮されるかを図6において、本実施例
における並列制御の場合と従来の直列制御の場合との
動作シーケンスとを対比して説明する。なお、この場
合、圧縮イメージデータは、ホストコンピュータにより
データ#1、#2、#3の3つのデータに分割されて転
送されてくるものとする。
【0054】図6において、英子文字a、a' 、a”
は、それぞれホストコンピュータがデータ#1、#2、
#3を出力編集する作業を示し、英子文字b、b' 、
b" は、それぞれホストコンピュータからイメージ描画
装置のホストインターフェイス制御部14へデータ#
1、#2、#3を転送する処理を示している。また、英
大文字A、A' 、A" は、それぞれホストインターフェ
イス制御部14によるデータ#1、#2、#3の受信処
理を示している。
【0055】そして、英大文字Bは、イメージ伸長部1
8へ伸長処理開始指示を与え、ホストインターフェイス
制御部14からホストコンピュータへ次のデータ#1を
送信するよう促すためのステータスを返す処理を示して
いる(ステップ88)。また、英大文字B’は、イメー
ジ伸長部18へ伸長処理追加指示を与え、ホストインタ
ーフェイス制御部14からホストコンピュータへ次のデ
ータ#2を送信するよう促すためのステータスを返す処
理を示している(ステップ88)。さらに英大文字B"
は、イメージ伸長部18へ伸長処理追加指示を与え、イ
メージ伸長処理の終了待ち状態を示している(ステップ
90)。また、英大文字B'"は、伸長処理が終了した旨
を#3データの処理ステータスとして通知する処理を示
している(ステップ92)。
【0056】図6によれば、並列制御の場合は、デー
タ#1若しくは#2のイメージ伸長処理が進行している
間に、それぞれデータ#2若しくは#3のデータ転送が
行われる。これに対し、直列制御の場合は、データ#
1若しくは#2のイメージ伸長処理の終了後に、それぞ
れ次のデータ#2若しくは#3のデータ転送が行われ
る。従って、並列制御の場合、図示のように処理時間が
短縮化されることがわかる。
【0057】次に、ステップ80におけるイメージ伸長
処理の詳細な処理の流れを、図7のフローチャートに従
って図8を参照しつつ説明する。なお、図7及び図8に
おいて、「GIA」はイメージ伸長部18、「GIC」
はコマンドブロック、「SDP」はソースデータブロッ
クポインタの略称である。
【0058】先ず、イメージ伸長制御部32は、圧縮イ
メージデータの内容を検査し、このイメージデータの圧
縮時の符号化誤り等のエラー有無をチェックする(ステ
ップ120)。そのチェックの結果、データエラーがあ
る場合(ステップ122肯定判定)、分割処理中のフラ
グがオンであるか否かが判定され(ステップ192)、
分割処理中のフラグがオン、即ちイメージ伸長処理中の
場合(ステップ192肯定判定)にのみ、イメージ伸長
部18がリセットされる。そして、リセットが終了する
まで待機し(ステップ196否定判定)、リセットが終
了すると(ステップ196肯定判定)、データエラーの
ステータスをセットして(ステップ198)、イメージ
伸長制御部32の制御からCPU10による制御に戻
る。また、分割処理中フラグがオフの場合(ステップ1
92否定判定)、即ち、伸長処理開始前若しくは処理終
了後には、イメージ伸長部18のリセットを行わずにデ
ータエラーのステータスをセットして(ステップ19
8)、イメージ伸長制御部32の制御からCPU10に
よる制御に戻る。
【0059】一方、データエラーがない場合(ステップ
122否定判定)、データブロックの種別に応じて処理
を分岐させる(ステップ124)。
【0060】先ず、圧縮イメージデータが分割されずに
送られてきた単独データの場合、共有メモリ16をサー
チして、処理バッファ27を確保するためのチェックを
行う(ステップ126)。
【0061】処理バッファ27が確保されるまでこのチ
ェックを続行し(ステップ128否定判定)、処理バッ
ファ27が確保されると(ステップ128肯定判定)、
単独のイメージデータが入力バッファ26から処理バッ
ファ27へ転送される(ステップ130)。この転送の
際、GICテーブルが作成され(ステップ132)、次
いでSDPテーブルが作成される(ステップ134)。
【0062】なお、図8に、転送される単独データと
GIC/SDPテーブルの内容とを示した。入力バッフ
ァ26に格納された単独データは、受信直後のものであ
り、ヘッダ部分とデータ部分とから構成されているが、
処理バッファ27に転送される部分はデータ部分だけで
ある。その代わりヘッダ部分の内容が読み取られ、GI
Cテーブルに反映される。GICテーブルはイメージ伸
長プロセッサ36に伸長に必要となるパラメータ等を示
すためのテーブルである。図8より、このGICテー
ブルは、伸長処理の制御のためのコマンド、SDPポイ
ンタ、出力する時のイメージサイズと圧縮タイプ等から
成る。また、SDPテーブルは、エントリ番号、処理バ
ッファ27に転送されたイメージデータのポインタやデ
ータ長を示すためのテーブルである。
【0063】次に、共有メモリ16をサーチして、伸長
されたイメージデータの出力先である出力バッファ28
を確保するためのチェックを行う(ステップ136)。
【0064】出力バッファ28が確保されるまでこのチ
ェックを続行し(ステップ138否定判定)、出力バッ
ファ28が確保されると(ステップ138肯定判定)、
イメージ伸長部18が起動し(ステップ140)、イメ
ージ伸長処理が行われる。この場合、イメージ伸長プロ
セッサ36が、GICテーブルで指定されたパラメータ
に従って、SDPテーブルでポインタ指定された処理バ
ッファ27内のデータを対象として伸長処理を行う。伸
長されたイメージデータは、DMA装置34により外部
に出力され、出力バッファ28に格納される。
【0065】このデータ伸長処理が終了すると(ステッ
プ142肯定判定)、イメージ伸長処理のステータス
(正常/エラー)がセットされ、イメージ伸長制御部3
2の制御が終了する。
【0066】ステップ124において、受信データが、
分割転送された圧縮イメージデータであって、かつ、分
割開始データであった場合、共有メモリ16をサーチし
て、処理バッファ27を確保するためのチェックを行う
(ステップ146)。
【0067】処理バッファ27が確保されるまでこのチ
ェックを続行し(ステップ148否定判定)、処理バッ
ファ27が確保されると(ステップ148肯定判定)、
イメージ伸長部18で1度に処理する最小のデータ長が
決定される(ステップ150)。この最小データ長L
は、イメージデータ全体のサイズをM、SDPのエント
リ数をNとすると、次のようにして求められる。
【0068】 L = M / N (1) 例えば、イメージサイズ全体のサイズが、200kByte
s で、SDPのエントリ数を200とすると、この最小
データ長は(1)式より1kBytes となる。
【0069】もし仮に1ブロックが132Bytes で送ら
れてくる場合には、 132Bytes *n > 1kBytes (2) を満たす最小の整数nは8となる。従って、この例で
は、8ブロック毎にイメージ伸長部18に追加処理命令
を与えることとなる。
【0070】次に、分割開始データが入力バッファ26
から処理バッファ27へ転送される(ステップ15
2)。この転送の際、GICテーブルが作成され(ステ
ップ154)、次いでSDPテーブルが作成される(ス
テップ156)。なお、図8に、転送される分割開始
データとGIC/SDPテーブルの内容とを示した。
【0071】次に、共有メモリ16をサーチして、伸長
されたイメージデータの出力先である出力バッファ28
を確保するためのチェックを行う(ステップ158)。
【0072】出力バッファ28が確保されるまでこのチ
ェックを続行し(ステップ160否定判定)、出力バッ
ファ28が確保されると(ステップ160肯定判定)、
分割処理中を示すフラグがオンにされる(ステップ16
2)。
【0073】次に、イメージ伸長部18が起動し(ステ
ップ164)、イメージ伸長処理が行われる。この場
合、イメージ伸長プロセッサ36が、GICテーブルで
指定されたパラメータに従って、SDPテーブルでポイ
ンタ指定された処理バッファ27内のデータを対象とし
てイメージ伸長処理を行う。伸長されたイメージデータ
は、DMA装置34により外部に出力され、出力バッフ
ァ28に格納される。
【0074】このデータ伸長処理が終了すると(ステッ
プ166肯定判定)、イメージ伸長処理の正常ステータ
スがセットされる。
【0075】ステップ124において、受信データが、
分割転送された圧縮イメージデータであって、かつ、分
割途中データであった場合、先ずこの分割途中データの
長さが十分であるか否か、即ちステップ150で求めら
れた最小データ長以上であるか否かが判定される(ステ
ップ168)。
【0076】データ長が十分であった場合(ステップ1
68肯定判定)、この分割途中データが入力バッファ2
6から処理バッファ27へ追加転送される(ステップ1
70)。この転送の際、SDPテーブルが更新される
(ステップ174)。
【0077】図8に追加転送された分割途中データと
更新されたSDPテーブルの内容とを示した。この図よ
り、追加転送された分割途中データの先頭アドレスと、
先に転送された分割開始データの最後のアドレスとは必
ずしも一致せず、処理バッファ27において連続的につ
ながっていないことが分かる。これにより、処理バッフ
ァ27の効率的な使用が可能となる。また、SDPテー
ブルでは、エントリ番号がインクリメントされ、追加転
送された分割途中データのソースデータポインタとその
データサイズとが追加されるという変更がなされてい
る。
【0078】次に、エントリ番号が更新されたため、イ
メージ伸長処理部18に伸長処理の追加起動命令が発せ
られる(ステップ178)。これにより、新たに追加さ
れたデータに対しても先のデータの伸長処理終了後にイ
メージ伸長処理が実行される。そして、イメージ伸長処
理が終了すると、正常終了のステータスをセットする
(ステップ166)。
【0079】一方、データ長が十分ではない場合(ステ
ップ168否定判定)、この分割途中データが入力バッ
ファ26から処理バッファ27へ先に転送されたデータ
と連続的に繋がるように追加転送される(ステップ17
2)。この転送の際、SDPテーブルが更新される(ス
テップ176)。
【0080】図8に追加転送された分割途中データと
更新されたSDPテーブルの内容とを示した。この図よ
り、転送されたデータは、先のデータと処理バッファ2
7内において物理的に繋がるように追加されている。こ
のため、SDPテーブルのエントリ番号は変更されず、
追加されたデータブロックのサイズのみが変更となって
いる。これにより、エントリ番号の増加を防ぐことがで
きる。
【0081】このように、データ長が十分ではない場合
には、先のデータと物理的に追加し、1ブロックとして
伸長処理を行うので、イメージ伸長処理の追加起動命令
を発する必要はない。そして、イメージ伸長処理が終了
すると、正常終了のステータスをセットする(ステップ
166)。
【0082】ステップ124において、受信データが、
分割転送された圧縮イメージデータであって、かつ、分
割最終データであった場合、この分割最終データが入力
バッファ26から処理バッファ27へ追加転送される
(ステップ180)。この転送の際、SDPテーブルが
更新される(ステップ182)。
【0083】図8に追加転送された分割最終データと
更新されたSDPテーブルの内容とを示した。この図よ
り、処理バッファ27にこの分割最終データが追加転送
されたことが分かる。また、SDPテーブルでは、エン
トリ番号がインクリメントされ、追加転送された分割最
終データのソースデータポインタとそのデータサイズと
が追加されるという変更がなされている。
【0084】次に、分割処理中フラグがオフにされ(ス
テップ184)、イメージ伸長処理部18に伸長処理の
追加起動命令が発せられる(ステップ186)。これに
より、最後に追加されたデータに対しても直前に転送さ
れたデータの伸長処理終了後にイメージ伸長処理が実行
される。
【0085】分割最終データのイメージ伸長処理が開始
されると、当該処理が終了するまで次の処理は行わず
(ステップ188否定判定)、このデータ伸長終了を待
って、イメージ伸長処理のステータス(正常/エラー)
をセットする(ステップ190)。
【0086】以上が本実施例に係るイメージ描画装置で
あるが、この例だけに限定されるものではない。例え
ば、共有メモリ16に、入力バッファ26、処理バッフ
ァ27及び出力バッファ28を確保したが、これらを別
個のメモリで構成することも可能である。
【0087】また、ホストコンピュータとの通信とイメ
ージ伸長の並列処理時にバスの競合を軽減させるため、
バス22とバス24とに分かれているが、1つのバスで
構成することも可能である。
【0088】さらに、データ受信処理とイメージ伸長処
理とを並列に制御する手段として、CPU10とは独立
に、イメージ伸長部18にイメージ伸長制御部32とイ
メージ伸長プロセッサ36とを設け、さらにDMA装置
34によりデータ転送を行うようにしたが、並列制御し
うる構成であれば、他の構成に任意好適に変更できる。
【0089】また、プログラム動作中にバスに影響を与
えないように、システムプログラムの格納場所としてシ
ステムメモリ12を用意しているが、共有メモリ16上
にシステムプログラムを置いてそこから動作させること
も可能である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来と同様のホストコンピュータとのインターフェイスを
保持すると共に、分割転送される圧縮イメージデータの
受信処理と伸長処理を並列に行うことによって、ホスト
コンピュータとの特別な取決めを新たに設けることな
く、処理速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るイメージ描画装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】共有メモリのメモリ領域の構成を示す図であ
る。
【図3】イメージ伸長部18の内部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】ホストコンピュータから分割転送されてくる圧
縮イメージデータのデータ構造を示す図である。
【図5】本実施例に係るイメージ描画装置の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図6】並列制御の場合と直列制御の場合における
ホストコンピュータとイメージ描画装置とのデータ転送
及びイメージ伸長処理の動作シーケンスを示す図であ
る。
【図7】イメージ伸長処理の流れを示すフローチャート
である。
【図8】入力バッファ26と処理バッファ27に格納さ
れた状態の圧縮イメージデータ及びGICテーブルとS
DPテーブルの内容を示す図である。
【符号の説明】
10 CPU 14 ホストインターフェイス制御部 16 共有メモリ 18 イメージ伸長部 20 イメージ描画部 26 入力バッファ 27 処理バッファ 32 イメージ伸長制御部 36 イメージ伸長プロセッサ 34 DMA装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとの通信を制御する
    ホストインターフェイス制御部と、 前記ホストコンピュータから分割転送された圧縮イメー
    ジデータを記憶する入力バッファと、 前記圧縮イメージデータを伸長するデータ伸長部と、 このデータ伸長部により伸長されたイメージデータを描
    画する描画部と、 を備えたイメージ描画装置において、 前記圧縮イメージデータを記憶する処理バッファと、 前記入力バッファに記憶された圧縮イメージデータを、
    前記ホストコンピュータから分割転送される毎に、前記
    処理バッファに転送若しくは追加転送する転送手段と、 前記ホストインターフェイス制御部による前記ホストコ
    ンピュータとの通信及び前記入力バッファへの次の分割
    された圧縮イメージデータの転送を行わせると共に、こ
    れらの処理とは並列に、前記処理バッファに記憶された
    圧縮イメージデータを伸長する処理を、前記データ伸長
    部に行わせる並列制御手段と、伸長処理終了の旨を前記ホストコンピュータに通知する
    通知手段と、を備え、前記ホストインターフェイス制御
    部は、分割終了した圧縮イメージデータを受信した場合
    には、データ送信を禁止する旨を前記ホストコンピュー
    タに通知し、 前記通知手段は、前記分割終了した圧縮イメージデータ
    の伸長処理が終了したときに、この伸長処理終了の旨を
    前記ホストコンピュータに通知する ことを特徴とするイ
    メージ描画装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮イメージデータを記憶する共有
    メモリを備え、 前記入力バッファ及び前記処理バッファは、前記共有メ
    モリ上に確保された互いに異なるメモリ領域にある こと
    を特徴とする請求項1に記載のイメージ描画装置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータから分割転送された
    圧縮イメージデータを順次受信して入力バッファに格納
    し、その受信毎に前記入力バッファから処理バッファに
    前記圧縮イメージデータを転送若しくは追加転送し、こ
    の処理バッフ ァに転送された圧縮イメージデータを伸長
    する伸長処理を行うと共に、分割終了した圧縮イメージ
    データを受信するまでは、この伸長処理と並列に次に続
    く分割圧縮イメージデータの受信処理を実行し、分割終
    了した圧縮イメージデータを受信したときには、データ
    の送信処理を禁止する旨を前記ホストコンピュータに通
    知し、すべての分割転送された圧縮イメージデータの伸
    長処理終了後に、前記伸長処理が終了した旨を前記ホス
    トコンピュータに通知することを特徴とするデータ伸長
    方法。
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