JP3409622B2 - 燃料直接噴射式エンジン構造 - Google Patents
燃料直接噴射式エンジン構造Info
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- JP3409622B2 JP3409622B2 JP03076797A JP3076797A JP3409622B2 JP 3409622 B2 JP3409622 B2 JP 3409622B2 JP 03076797 A JP03076797 A JP 03076797A JP 3076797 A JP3076797 A JP 3076797A JP 3409622 B2 JP3409622 B2 JP 3409622B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃焼室
内に燃料を高圧の噴霧状態で噴射する燃料噴射ポンプが
搭載される燃料直接噴射式エンジン構造に関する。
内に燃料を高圧の噴霧状態で噴射する燃料噴射ポンプが
搭載される燃料直接噴射式エンジン構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の燃料直接噴射式エンジン構造とし
ては、例えば図４〜図６に記載されたものがある。図４
は、ディーゼルエンジンのエンジン本体とトランスミッ
ション本体を平面図で示したものであり、図５はエンジ
ン本体とトランスミッション本体の要部の背面図、図６
はエンジン本体の右側面図である。図４のようにディー
ゼルエンジン１はエンジン本体２にトランスミッション
本体３を連結した横置きタイプになっている。
ては、例えば図４〜図６に記載されたものがある。図４
は、ディーゼルエンジンのエンジン本体とトランスミッ
ション本体を平面図で示したものであり、図５はエンジ
ン本体とトランスミッション本体の要部の背面図、図６
はエンジン本体の右側面図である。図４のようにディー
ゼルエンジン１はエンジン本体２にトランスミッション
本体３を連結した横置きタイプになっている。
【０００３】更に説明すると、前記エンジン本体２の前
面上側にはインテークマニホールド４が設けられている
とともに、その下側にはエキゾーストマニホールド５が
設けられている。また、前記エンジン本体２の背面上側
の前記トランスミッション本体３寄りの位置にはエンジ
ン本体２の燃焼室内に高圧燃料を供給する燃料噴射ポン
プ６が設けられているとともに、その下側にはエンジン
始動用のスタータモータ７が設けられている。
面上側にはインテークマニホールド４が設けられている
とともに、その下側にはエキゾーストマニホールド５が
設けられている。また、前記エンジン本体２の背面上側
の前記トランスミッション本体３寄りの位置にはエンジ
ン本体２の燃焼室内に高圧燃料を供給する燃料噴射ポン
プ６が設けられているとともに、その下側にはエンジン
始動用のスタータモータ７が設けられている。
【０００４】前記トランスミッション本体３の上面に
は、エンジン本体２と該トランスミッション本体３の前
後左右においてそれぞれ十字状に成るように配置される
４つのエンジンマウントのうちの１つである右側のエン
ジンマウント８が取り付けられている。また、前記トラ
ンスミッション本体３の上面の前左側より後右側にかけ
てクラッチホース９が配置されている。
は、エンジン本体２と該トランスミッション本体３の前
後左右においてそれぞれ十字状に成るように配置される
４つのエンジンマウントのうちの１つである右側のエン
ジンマウント８が取り付けられている。また、前記トラ
ンスミッション本体３の上面の前左側より後右側にかけ
てクラッチホース９が配置されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のディーゼルエンジン１のスタータモータ７は、エン
ジン本体２の背面下側に設けられているため、その大型
化には限界があった。また、ディーゼルエンジン１の燃
料噴射ポンプ６は、エンジン本体２のカムシャフトで駆
動するタイミングベルト（いずれも図示省略）で駆動す
るようになっているため、高圧で燃料を噴射するには限
界があった。さらに、前記のようにスタータモータ７が
エンジン本体２の背面下側に設けられているため、エン
ジンマウント８を慣性主軸上に配置することが難しくな
って前記エンジン本体２の回転振動がトランスミッショ
ン本体３や車体側に伝達され易くなる。
来のディーゼルエンジン１のスタータモータ７は、エン
ジン本体２の背面下側に設けられているため、その大型
化には限界があった。また、ディーゼルエンジン１の燃
料噴射ポンプ６は、エンジン本体２のカムシャフトで駆
動するタイミングベルト（いずれも図示省略）で駆動す
るようになっているため、高圧で燃料を噴射するには限
界があった。さらに、前記のようにスタータモータ７が
エンジン本体２の背面下側に設けられているため、エン
ジンマウント８を慣性主軸上に配置することが難しくな
って前記エンジン本体２の回転振動がトランスミッショ
ン本体３や車体側に伝達され易くなる。
【０００６】そこで、本発明は、燃料をより高圧で噴射
する燃料噴射ポンプの搭載ができ、しかも静粛性・低振
動性を図ることができる燃料直接噴射式エンジン構造の
提供を課題とする。
する燃料噴射ポンプの搭載ができ、しかも静粛性・低振
動性を図ることができる燃料直接噴射式エンジン構造の
提供を課題とする。
【０００７】請求項１の発明は、トランスミッション本
体を連結したエンジン本体に、インテークマニホールド
とエキゾーストマニホールド及び燃料噴射ポンプをそれ
ぞれ配置してなる燃料直接噴射式エンジン構造におい
て、前記エンジン本体の両側に前記インテークマニホー
ルドと前記エキゾーストマニホールドをそれぞれ配置
し、前記エンジン本体の前記インテークマニホールド側
に前記燃料噴射ポンプを配置し、前記トランスミッショ
ン本体の入力軸側にエンジン始動用のスタータモータを
配置し、前記トランスミッション本体と前記スタータモ
ータとの間にクラッチホースを配置したことを特徴とす
る。
体を連結したエンジン本体に、インテークマニホールド
とエキゾーストマニホールド及び燃料噴射ポンプをそれ
ぞれ配置してなる燃料直接噴射式エンジン構造におい
て、前記エンジン本体の両側に前記インテークマニホー
ルドと前記エキゾーストマニホールドをそれぞれ配置
し、前記エンジン本体の前記インテークマニホールド側
に前記燃料噴射ポンプを配置し、前記トランスミッショ
ン本体の入力軸側にエンジン始動用のスタータモータを
配置し、前記トランスミッション本体と前記スタータモ
ータとの間にクラッチホースを配置したことを特徴とす
る。
【０００８】従って、大型のスタータモータをトランス
ミッション本体側に配置できる。
ミッション本体側に配置できる。
【０００９】
【００１０】さらに、エンジン本体及びトランスミッシ
ョン本体まわりの保守点検等が容易にできる。また、組
立状態においてクラッチホースをスタータモータで保護
することができる。
ョン本体まわりの保守点検等が容易にできる。また、組
立状態においてクラッチホースをスタータモータで保護
することができる。
【００１１】請求項２の発明は、請求項１記載の燃料直
接噴射式エンジン構造であって、前記エンジン本体と前
記トランスミッション本体においてそれぞれ十字状に配
置される４つのエンジンマウントのうちの１つのエンジ
ンマウントを、前記トランスミッション本体の前記スタ
ータモータ寄りの位置に配置したことを特徴とする。
接噴射式エンジン構造であって、前記エンジン本体と前
記トランスミッション本体においてそれぞれ十字状に配
置される４つのエンジンマウントのうちの１つのエンジ
ンマウントを、前記トランスミッション本体の前記スタ
ータモータ寄りの位置に配置したことを特徴とする。
【００１２】従って、エンジンマウントを慣性主軸上に
配置でき、エンジン本体の回転振動が車体側に伝達され
にくく、振動・騒音の発生を抑制することができる。ま
た、トランスミッション本体とスタータモータとエンジ
ンマウントとの空間にクラッチホースを収容することが
できる。
配置でき、エンジン本体の回転振動が車体側に伝達され
にくく、振動・騒音の発生を抑制することができる。ま
た、トランスミッション本体とスタータモータとエンジ
ンマウントとの空間にクラッチホースを収容することが
できる。
【００１３】請求項３の発明は、請求項１記載の燃料直
接噴射式エンジン構造であって、前記インテークマニホ
ールドと前記燃料噴射ポンプ及び前記エンジン本体のク
ランクシャフトをそれぞれ平行になるように配置し、前
記燃料噴射ポンプをチェーンを介して前記クランクシャ
フトにより直接駆動するようにしたことを特徴とする。
接噴射式エンジン構造であって、前記インテークマニホ
ールドと前記燃料噴射ポンプ及び前記エンジン本体のク
ランクシャフトをそれぞれ平行になるように配置し、前
記燃料噴射ポンプをチェーンを介して前記クランクシャ
フトにより直接駆動するようにしたことを特徴とする。
【００１４】従って、燃料をより高圧で噴射することが
できる燃料噴射ポンプを車輌に搭載することができる。
できる燃料噴射ポンプを車輌に搭載することができる。
【００１５】
【発明の効果】請求項１の発明では、エンジン本体の両
側にインテークマニホールドとエキゾーストマニホール
ドを振り分けて、エンジン本体のインテークマニホール
ド側に燃料噴射ポンプを配置し、トランスミッション本
体の入力軸側にエンジン始動用のスタータモータを配置
することによって、大型のスタータモータをトランスミ
ッション本体側に配置することができてエンジンの動力
性能及び燃費向上を図ることができる。
側にインテークマニホールドとエキゾーストマニホール
ドを振り分けて、エンジン本体のインテークマニホール
ド側に燃料噴射ポンプを配置し、トランスミッション本
体の入力軸側にエンジン始動用のスタータモータを配置
することによって、大型のスタータモータをトランスミ
ッション本体側に配置することができてエンジンの動力
性能及び燃費向上を図ることができる。
【００１６】さらに、エンジン本体及びトランスミッシ
ョン本体まわりの保守点検等を容易に行うことができて
整備性を向上させることができ、エンジン保守・防災性
を向上させることができる。
ョン本体まわりの保守点検等を容易に行うことができて
整備性を向上させることができ、エンジン保守・防災性
を向上させることができる。
【００１７】請求項２の発明では、請求項１の発明の効
果に加え、エンジンマウントを慣性主軸上に配置するこ
とができてエンジン本体の回転振動が車体側に伝達され
にくく、エンジンの静粛性・低振動性をより一段と向上
させることができる。
果に加え、エンジンマウントを慣性主軸上に配置するこ
とができてエンジン本体の回転振動が車体側に伝達され
にくく、エンジンの静粛性・低振動性をより一段と向上
させることができる。
【００１８】請求項３の発明では、請求項１の発明の効
果に加え、燃料噴射ポンプをエンジン本体のクランクシ
ャフトでチェーンを介して駆動可能となり、より高圧噴
射の燃料噴射ポンプを車輌に搭載することができる。
果に加え、燃料噴射ポンプをエンジン本体のクランクシ
ャフトでチェーンを介して駆動可能となり、より高圧噴
射の燃料噴射ポンプを車輌に搭載することができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】図１〜図３は、本発明の一実施形
態を示している。図１はディーゼルエンジンのエンジン
本体とトランスミッション本体の平面図であり、図２は
エンジン本体とトランスミッション本体の要部の背面図
であり、図３はエンジン本体の右側面図である。
態を示している。図１はディーゼルエンジンのエンジン
本体とトランスミッション本体の平面図であり、図２は
エンジン本体とトランスミッション本体の要部の背面図
であり、図３はエンジン本体の右側面図である。
【００２０】本実施形態においても、燃料直接噴射式エ
ンジン構造としてのディーゼルエンジン１はエンジン本
体２にトランスミッション本体３を連結した横置きタイ
プのものであり、図４〜図６におけるものと対応する構
成部分には同符号を付して説明する。
ンジン構造としてのディーゼルエンジン１はエンジン本
体２にトランスミッション本体３を連結した横置きタイ
プのものであり、図４〜図６におけるものと対応する構
成部分には同符号を付して説明する。
【００２１】図１〜図３のように、前記エンジン本体２
の前面上側にはエキゾーストマニホールド５が設けら
れ、該エンジン本体２の背面上側にはインテークマニホ
ールド４が設けられて吸気系と排気系とが振り分けられ
ている。そして、前記エンジン本体２の背面のインテー
クマニホールド４の下方の位置には前記エンジン本体２
の燃料室内に高圧燃料を供給する燃料噴射ポンプ６が設
けられている。また、前記トランスミッション本体３の
上面中央の入力軸側（エンジン本体２寄りの位置）には
エンジン始動用のスタータモータ７が設けられている。
の前面上側にはエキゾーストマニホールド５が設けら
れ、該エンジン本体２の背面上側にはインテークマニホ
ールド４が設けられて吸気系と排気系とが振り分けられ
ている。そして、前記エンジン本体２の背面のインテー
クマニホールド４の下方の位置には前記エンジン本体２
の燃料室内に高圧燃料を供給する燃料噴射ポンプ６が設
けられている。また、前記トランスミッション本体３の
上面中央の入力軸側（エンジン本体２寄りの位置）には
エンジン始動用のスタータモータ７が設けられている。
【００２２】前記トランスミッション本体３の上面の前
記スタータモータ７寄りの位置には、エンジン本体２と
該トランスミッション本体３の前後左右においてそれぞ
れ十字状になるように配置される４つのエンジンマウン
ト８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄのうちの１つである右側のエ
ンジンマウント８ａが配置されている。また、前記トラ
ンスミッション本体３の上面の前左側より後右側にかけ
てクラッチホース９が配置され、図２のように該クラッ
チホース９は前記トランスミッション本体３と前記スタ
ータモータ７及びエンジンマウント８ａとで出来る空間
内に収容されている。
記スタータモータ７寄りの位置には、エンジン本体２と
該トランスミッション本体３の前後左右においてそれぞ
れ十字状になるように配置される４つのエンジンマウン
ト８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄのうちの１つである右側のエ
ンジンマウント８ａが配置されている。また、前記トラ
ンスミッション本体３の上面の前左側より後右側にかけ
てクラッチホース９が配置され、図２のように該クラッ
チホース９は前記トランスミッション本体３と前記スタ
ータモータ７及びエンジンマウント８ａとで出来る空間
内に収容されている。
【００２３】図１，図３のように前記インテークマニホ
ールド４と前記燃料噴射ポンプ６及び前記エンジン本体
２内のクランクシャフト１０は同軸方向に向いてそれぞ
れ平行になるように配置されていて、燃料噴射ポンプ６
は前記クランクシャフト１０により駆動されるようにな
っている。すなわち、燃料噴射ポンプ６の駆動軸１１の
左端側に固定のスプロケット１２とクランクシャフト１
０の左端側に固定のスプロケット１３との間には駆動伝
達手段としてのチェーン１４が掛け渡してあり、クラン
クシャフト１０の駆動力により燃料噴射ポンプ６が直接
駆動されるようになっている。尚、図２のようにスター
タモータ７はバッテリケーブル１５を介してバッテリの
＋端子（いずれも図示省略）に接続されている。
ールド４と前記燃料噴射ポンプ６及び前記エンジン本体
２内のクランクシャフト１０は同軸方向に向いてそれぞ
れ平行になるように配置されていて、燃料噴射ポンプ６
は前記クランクシャフト１０により駆動されるようにな
っている。すなわち、燃料噴射ポンプ６の駆動軸１１の
左端側に固定のスプロケット１２とクランクシャフト１
０の左端側に固定のスプロケット１３との間には駆動伝
達手段としてのチェーン１４が掛け渡してあり、クラン
クシャフト１０の駆動力により燃料噴射ポンプ６が直接
駆動されるようになっている。尚、図２のようにスター
タモータ７はバッテリケーブル１５を介してバッテリの
＋端子（いずれも図示省略）に接続されている。
【００２４】前記のように、本実施形態では、エンジン
本体２の前後両側にエキゾーストマニホールド５とイン
テークマニホールド４をそれぞれ振り分けて配置し、該
エンジン本体２の前記インテークマニホールド４側に燃
料噴射ポンプ６を配置し、トランスミッション本体３の
入力軸側にスタータモータ７を配置する構造とすること
によって、大型のスタータモータ７をトランスミッショ
ン本体３側に配置することが可能となり、ディーゼルエ
ンジン１の動力性能及び燃費向上を図ることができる。
また、前記大型のスタータモータ７を極力エンジン本体
２から離したトランスミッション本体３側に配置するこ
とが可能となり、トランスミッション本体３のギアノイ
ズの低減を図ることができる。さらに、燃料噴射ポンプ
６をエンジン本体２のクランクシャフト１０によりチェ
ーン１０を介して直接駆動するようにしたため、より高
圧噴射の燃料噴射ポンプ６を車輌に搭載することができ
る。
本体２の前後両側にエキゾーストマニホールド５とイン
テークマニホールド４をそれぞれ振り分けて配置し、該
エンジン本体２の前記インテークマニホールド４側に燃
料噴射ポンプ６を配置し、トランスミッション本体３の
入力軸側にスタータモータ７を配置する構造とすること
によって、大型のスタータモータ７をトランスミッショ
ン本体３側に配置することが可能となり、ディーゼルエ
ンジン１の動力性能及び燃費向上を図ることができる。
また、前記大型のスタータモータ７を極力エンジン本体
２から離したトランスミッション本体３側に配置するこ
とが可能となり、トランスミッション本体３のギアノイ
ズの低減を図ることができる。さらに、燃料噴射ポンプ
６をエンジン本体２のクランクシャフト１０によりチェ
ーン１０を介して直接駆動するようにしたため、より高
圧噴射の燃料噴射ポンプ６を車輌に搭載することができ
る。
【００２５】また、本実施形態では、図１，図２のよう
にトランスミッション本体３とスタータモータ７及びエ
ンジンマウント８ａとの間にクラッチホース９を配置し
たため、クラッチホース９がスタータモータ７により保
護され、かつクラッチホース９及びスタータモータ７か
らバッテリケーブル１５間の保守が良くなって防災性が
向上する。また、スタータモータ７の脱着時の付帯作業
が低減でき、整備性が向上する。
にトランスミッション本体３とスタータモータ７及びエ
ンジンマウント８ａとの間にクラッチホース９を配置し
たため、クラッチホース９がスタータモータ７により保
護され、かつクラッチホース９及びスタータモータ７か
らバッテリケーブル１５間の保守が良くなって防災性が
向上する。また、スタータモータ７の脱着時の付帯作業
が低減でき、整備性が向上する。
【００２６】さらに、本実施形態では、エンジン本体２
とトランスミッション本体３の左右前後においてそれぞ
れ十字状に配置される４つのエンジンマウントのうちの
１つである右側のエンジンマウント８ａを、前記トラン
スミッション本体３の前記スタータモータ７寄りの位置
に配置することにより、左右のエンジンマウント８ｄ，
８ａを慣性主軸上に容易に配置することができ、エンジ
ン本体２の回転振動が車体側に伝達されにくく、振動・
騒音の発生を抑制することができる。したがって、ディ
ーゼルエンジン１の静粛性・低振動性をより一段と向上
させることができる。
とトランスミッション本体３の左右前後においてそれぞ
れ十字状に配置される４つのエンジンマウントのうちの
１つである右側のエンジンマウント８ａを、前記トラン
スミッション本体３の前記スタータモータ７寄りの位置
に配置することにより、左右のエンジンマウント８ｄ，
８ａを慣性主軸上に容易に配置することができ、エンジ
ン本体２の回転振動が車体側に伝達されにくく、振動・
騒音の発生を抑制することができる。したがって、ディ
ーゼルエンジン１の静粛性・低振動性をより一段と向上
させることができる。
【００２７】尚、ディーゼルエンジン１は上記実施形態
のように車輌のエンジンルームに横置きに設置するもの
に代えて、縦置きに設置するタイプのものに適用するこ
ともできる。
のように車輌のエンジンルームに横置きに設置するもの
に代えて、縦置きに設置するタイプのものに適用するこ
ともできる。
【図１】本発明の一実施形態に係る燃料直接噴射式エン
ジン構造としてのディーゼルエンジンのエンジン本体と
トランスミッション本体の平面図である。
ジン構造としてのディーゼルエンジンのエンジン本体と
トランスミッション本体の平面図である。
【図２】一実施形態に係るエンジン本体とトランスミッ
ション本体の要部の背面図である。
ション本体の要部の背面図である。
【図３】一実施形態に係るエンジン本体の右側面図であ
る。
る。
【図４】従来例のディーゼルエンジンのエンジン本体と
トランスミッション本体の平面図である。
トランスミッション本体の平面図である。
【図５】従来例のエンジン本体とトランスミッション本
体の要部の背面図である。
体の要部の背面図である。
【図６】従来例のエンジン本体の右側面図である。
１ ディーゼルエンジン
２ エンジン本体
３ トランスミッション本体
４ インテークマニホールド
５ エキゾーストマニホールド
６ 燃料噴射ポンプ
７ スタータモータ
８ａ エンジンマウント
９ クラッチホース
１０ クランクシャフト
１４ チェーン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平６−346754（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−69747（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−47160（ＪＰ，Ａ)
実開 昭57−81470（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F02B 67/06
F02B 67/00
F02M 39/02
B62D 21/00
F16F 1/38
Claims (3)
- 【請求項１】 トランスミッション本体を連結したエン
ジン本体に、インテークマニホールドとエキゾーストマ
ニホールド及び燃料噴射ポンプをそれぞれ配置してなる
燃料直接噴射式エンジン構造において、 前記エンジン本体の両側に前記インテークマニホールド
と前記エキゾーストマニホールドをそれぞれ配置し、 前記エンジン本体の前記インテークマニホールド側に前
記燃料噴射ポンプを配置し、 前記トランスミッション本体の入力軸側にエンジン始動
用のスタータモータを配置し、 前記トランスミッション本体と前記スタータモータとの
間にクラッチホースを配置し たことを特徴とする燃料直
接噴射式エンジン構造。 - 【請求項２】 請求項１記載の燃料直接噴射式エンジン
構造であって、 前記エンジン本体と前記トランスミッション本体におい
てそれぞれ十字状に配置される４つのエンジンマウント
のうちの１つのエンジンマウントを、前記トランスミッ
ション本体の前記スタータモータ寄りの位置に配置した
ことを特徴とする燃料直接噴射式エンジン構造。 - 【請求項３】 請求項１記載の燃料直接噴射式エンジン
構造であって、 前記インテークマニホールドと前記燃料噴射ポンプ及び
前記エンジン本体のクランクシャフトをそれぞれ平行に
なるように配置し、 前記燃料噴射ポンプをチェーンを介して前記クランクシ
ャフトにより直接駆動するように したことを特徴とする
燃料直接噴射式エンジン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03076797A JP3409622B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 燃料直接噴射式エンジン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03076797A JP3409622B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 燃料直接噴射式エンジン構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10227225A JPH10227225A (ja) | 1998-08-25 |
| JP3409622B2 true JP3409622B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=12312847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03076797A Expired - Fee Related JP3409622B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 燃料直接噴射式エンジン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3409622B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3780878B2 (ja) * | 2001-06-26 | 2006-05-31 | 日産自動車株式会社 | 自動車用内燃機関 |
| JP3860983B2 (ja) * | 2001-09-25 | 2006-12-20 | 株式会社クボタ | 水冷エンジン |
| JP2009203937A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Honda Motor Co Ltd | エンジンにおける調時伝動機構 |
| JP2015063904A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | トヨタ自動車株式会社 | トランスミッションの支持構造 |
| DE112016000971B4 (de) * | 2015-04-23 | 2019-12-24 | Mazda Motor Corporation | Nebenaggregat-Montagestruktur für Motor |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP03076797A patent/JP3409622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10227225A (ja) | 1998-08-25 |
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