JPH05306627A - エンジンの補機配設構造 - Google Patents

エンジンの補機配設構造

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JPH05306627A
JPH05306627A JP13617392A JP13617392A JPH05306627A JP H05306627 A JPH05306627 A JP H05306627A JP 13617392 A JP13617392 A JP 13617392A JP 13617392 A JP13617392 A JP 13617392A JP H05306627 A JPH05306627 A JP H05306627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
manifold
auxiliary machine
intake manifold
starter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13617392A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Doi
伸夫 土井
Tsunehiro Mori
恒寛 森
Yasuhide Tawara
康秀 田原
Takeshi Kagata
武志 加賀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP13617392A priority Critical patent/JPH05306627A/ja
Publication of JPH05306627A publication Critical patent/JPH05306627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの幅方向一方側に吸気マニホ−ルド
とスタ−タ−とを設けているエンジンの補機配設構造に
おいて、より効果的な振動低減を図る。 【構成】 エンジン1の幅方向一方側に、吸気マニホ−
ルド61と、該吸気マニホ−ルド61の下方に位置され
るスタ−タ−65とを設けているエンジンの補機配設構
造を前提とする。その前提の下、吸気マニホ−ルド61
上流端におけるサ−ジタンク62とスタ−タ−65とを
ブラケット67を介して結合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの補機配設構
造に関する。
【0002】
【従来技術】吸気通路に新たな部材を取付けたり、設け
たりすることは、実開昭61−181871号公報に示
すように、一般に行われている。これにより、結果的
に、剛性を高めて振動を低減することができる。
【0003】ところで、エンジンの補機配設構造とし
て、エンジンの幅方向一方側にマニホ−ルドと補機とが
配設され、前記マニホ−ルドは、その一端が前記エンジ
ンに結合されその他端側が該エンジンから離間するよう
に延ばされており、前記補機は、前記マニホ−ルドの下
方に位置されているものがある。このものにおいても、
振動を低減するため、個々の補機等にブラケット等を設
けて剛性を高めることが一般に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構成で
は、今だ十分な振動の低減を図ることができず、より効
果的な振動の低減が求められている。本発明は、上記実
情に鑑み鋭意研究した結果、一次のねじれ曲げモ−ド時
の共振の際、マニホ−ルドと補機とが逆位相になること
を見出し、それに着目してなされたもので、その目的
は、エンジンの幅方向一方側にマニホ−ルドと補機とが
配設され、前記マニホ−ルドは、その一端が前記エンジ
ンに結合されその他端側が該エンジンから離間するよう
に延ばされており、前記補機は、前記マニホ−ルドの下
方に位置されているエンジンの補機配設構造において、
より効果的な振動低減を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、エンジンの幅方向一方側にマニホ
−ルドと補機とが配設され、前記マニホ−ルドは、その
一端が前記エンジンに結合されその他端側が該エンジン
から離間するように延ばされており、前記補機は、前記
マニホ−ルドの下方に位置されているエンジンの補機配
設構造において、前記マニホ−ルドの他端側と前記補機
とが結合されている、構成としてある。上述の構成によ
り、一次のねじれ曲げモ−ド時の共振の際、マニホ−ル
ドと補機とが互いの振動を打消し合うことになる。この
ため、より効果的に振動を低減することができることに
なる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1において、1はエンジン、2はクラッ
チ、3は動力伝達装置、4は変速機、5は差動装置で、
これら各要素1〜5からなるパワ−プラントPTは、全
体として1つのブロック状となるように構成されてい
る。
【0007】エンジン1は、例えば直列4気筒エンジン
とされ、そのクランク軸が図1中左右方向に伸びるもの
とされている。また、変速機4は、例えば前進5段の手
動変速機とされて、その軸線が図1中左右方向に伸びる
ものとされている。このエンジン1と変速機4とは、互
いに並列に配置、すなわちクランク軸と変速機軸線とが
互いに平行になるように配置されている。
【0008】クラッチ2はエンジン1のクランク軸方向
一端部に配置され、このクラッチ2を挟んでエンジン1
とは反対側すなわち上記クランク軸方向一端部側に動力
伝達装置3が配置されている。換言すれば、動力伝達装
置3は、エンジン1および変速機4の軸方向一端部側に
配置されている。
【0009】変速機4は、入力軸10と出力軸11とカ
ウンタ軸12とを有し、エンジン1からの出力が、クラ
ッチ2、動力伝達装置3を介して入力軸10に入力され
る。カウンタ軸12と出力軸11との間には、変速段構
成用の歯車列が複数構成されており、この歯車列が構成
される部分を、図1では符号13で示すように破線で囲
って簡略化して示してある。
【0010】差動装置5は、エンジン1と並列となるよ
うに、変速機4の軸線方向他端部側すなわち動力伝達装
置3とは反対側に配置されている。変速機4の出力軸1
1には、出力ギア15が取付けられて、この出力ギア1
5から差動装置5へと動力が伝達される。そして、差動
装置5の出力取り出し方向が、図1中矢印a、bで示す
ように、エンジン1のクランク軸方向となるように設定
されている。これにより、エンジン1を自動車車体に対
して横置きしたときに、差動装置5からの出力取り出し
方向が、左右駆動輪へ連結されるドライブシャフトの配
置方向と一致されることになる。
【0011】前記エンジン1のシリンダヘッド51に
は、図2、図3に示すように、吸気マニホ−ルド61が
接続されている。この吸気マニホ−ルド61は、エンジ
ン1の幅方向一方側(図2中、左側)に設けられてお
り、該吸気マニホ−ルド61と、エンジン1の幅方向他
方側(図2中、右側)に設けられている前記変速機4と
は、エンジン1を基準として該エンジン1の幅方向両側
に位置されている。この吸気マニホ−ルド61は、その
上流端側がエンジン1から一旦、遠のくように斜め下方
に延びた後、再びエンジン1に向うように湾曲されてお
り、その上流端にはサ−ジタンク62が接続されてい
る。
【0012】前記クラッチ2のクラッチハウジング63
は、図2に示すように、拡張フランジ部64を有してい
る。この拡張フランジ部64は、エンジン1の幅方向一
方側に拡張されており、その拡張フランジ部64には、
前記吸気マニホ−ルド61の下方において、補機として
のスタ−タ−モ−タ(以下、スタ−タ−と称す)65が
片持ち状態をもって取付けられ、その自由端はクランク
軸方向他端部側(図3中、右側)に延びている。
【0013】前記吸気マニホ−ルド61は、図2、図3
に示すように、エンジン1(クランクケ−ス)に結合さ
れると共に、スタ−タ−65に結合されている。すなわ
ち、本実施例においては、吸気マニホ−ルド61とエン
ジン1とは、クランク軸方向他端部側において、ブラケ
ット66を介して結合されている。このブラケット66
は、図2に示すように、略くの字状に曲げられ、その一
端部はサ−ジタンク62の下部に結合され、その他端部
はエンジンの幅方向一方側における側部に結合されてい
る。一方、吸気マニホ−ルド61とスタ−タ−65と
は、クランク軸方向一端部側において、サ−ジタンク6
2と該スタ−タ−65とをブラケット67を介して結合
することにより、結合されている。ブラケット67は、
スタ−タ−65の後端面と略同じ大きさとされる円板部
68と、該円板部68から突出する一対の取付部69、
70とからなっており、円板部68はボルト71を利用
してスタ−タ−65の自由端面に固定されており、取付
部69はサ−ジタンク62の上部に溶接等により固定さ
れ、取付部70はサ−ジタンク62の内面に溶接等によ
り固定されている。尚、図2中、27は差動装置5の出
力取り出し軸、31はオイルポンプの駆動軸、32はエ
ンジン1のクランク軸である。
【0014】上記のように、エンジン1の幅方向一方側
に吸気マニホ−ルド61とスタ−タ−65とが設けられ
ている構造においては、一般に、図2の矢印で示すよう
に、パワ−プラントPTにねじれ曲げが生じ(周波数5
90Hz程度までの範囲)、そのねじれ曲げに基づき、
吸気マニホ−ルド61、スタ−タ−65はパワ−プラン
トPTのモ−ドと逆位相のモ−ドを持って振動しようと
する。しかし、上記ねじれ曲げモ−ド内においては、図
4に示すように、吸気マニホ−ルド61とが同周波数で
共振するとき(例えば450Hz)、吸気マニホ−ルド
61とスタ−タ−65とが逆位相のモ−ドで共振しよう
とするため、該両者61、65のブラケット65を介し
ての結合により、振動は打消し合うことになる。このた
め、振動は効果的に抑制されることになる。
【0015】以上実施例について説明したが、本発明に
あっては、次のようなものを包含する。 変速機4は自動変速機でもよく、この場合はクラッチ
2の代りにトルクコンバ−タを用いればよいこと。 補機として、オルタネ−タ等を用いること。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように請求項1、2は、エン
ジンの幅方向一方側にマニホ−ルドと補機とが配設さ
れ、前記マニホ−ルドは、その一端が前記エンジンに結
合されその他端側が該エンジンから離間するように延ば
されており、前記補機は、前記マニホ−ルドの下方に位
置されているエンジンの補機配設構造において、より効
果的な振動低減を図ることができる。また、請求項2
は、エンジンと変速機とが一体成形されているため、さ
らに振動面で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示すもので、パワ−
プラントの全体を示す簡略平面図。
【図2】図2は図1のX2−X2線相当断面図。
【図3】図3は図2の左側面相当図。
【図4】吸気マニホ−ルド、スタ−タ−の伝達関数を示
す図。
【符号の説明】
1:エンジン 3:動力伝達装置 4:変速機 61:吸気マニホ−ルド 65:スタ−タ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀田 武志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの幅方向一方側にマニホ−ルド
    と補機とが配設され、前記マニホ−ルドは、その一端が
    前記エンジンに結合されその他端側が該エンジンから離
    間するように延ばされており、前記補機は、前記マニホ
    −ルドの下方に位置されているエンジンの補機配設構造
    において、 前記マニホ−ルドの他端側と前記補機とが結合されてい
    る、ことを特徴とするエンジンの補機配設構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記エンジンの一部と変速機の一部とが該エンジンの幅
    方向他方側において並設状態で一体成形され、 前記エンジンと前記変速機とが動力伝達手段を介して連
    係されている、ことを特徴とするエンジンの補機配設構
    造。
JP13617392A 1992-04-28 1992-04-28 エンジンの補機配設構造 Pending JPH05306627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1087126A2 (en) * 1999-09-24 2001-03-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-stroke cycle engine
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