JPH11247664A - 船外機 - Google Patents

船外機

Info

Publication number
JPH11247664A
JPH11247664A JP10061953A JP6195398A JPH11247664A JP H11247664 A JPH11247664 A JP H11247664A JP 10061953 A JP10061953 A JP 10061953A JP 6195398 A JP6195398 A JP 6195398A JP H11247664 A JPH11247664 A JP H11247664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alternator
pulley
pressure pump
flywheel
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10061953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963290B2 (ja
Inventor
Noriyoshi Hiraoka
徳由 平岡
Takayuki Sato
貴之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
Priority to JP06195398A priority Critical patent/JP3963290B2/ja
Priority to US09/256,983 priority patent/US6070564A/en
Publication of JPH11247664A publication Critical patent/JPH11247664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963290B2 publication Critical patent/JP3963290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M39/00Arrangements of fuel-injection apparatus with respect to engines; Pump drives adapted to such arrangements
    • F02M39/02Arrangements of fuel-injection apparatus to facilitate the driving of pumps; Arrangements of fuel-injection pumps; Pump drives
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/14Engine-driven auxiliary devices combined into units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1824Number of cylinders six
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 クランクシャフトの強度を小さくするこ
とができるとともに、横幅が極力小さな船外機を提供す
る。 【解決手段】 船外機は、クランクシャフト(7)が縦
置きのエンジン(6)と、エンジンのシリンダ(16)
に燃料を供給する高圧ポンプ(47)と、高圧ポンプを
駆動する高圧ポンプ駆動装置(65)と、高圧ポンプ駆
動装置のプーリ(66)にベルト掛けされている高圧ポ
ンプ用プーリ(61)と、フライホイル(62)と、フ
ライホイルの下方に配置されているオルタネータ(7
6)と、オルタネータのプーリ(77)にベルト掛けさ
れているオルタネータ駆動用プーリ(63)とを備えて
いる。そして、この高圧ポンプ用プーリ、フライホイル
およびオルタネータ駆動用プーリが、上から下に向かっ
て順番にクランクシャフトの上端部に取り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
の上端部に高圧ポンプ用プーリ、フライホイルおよびオ
ルタネータ駆動用プーリが取り付けられている船外機に
関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のクランクシャフトの上端部に
は、フライホイルが設けられているとともに、高圧ポン
プやオルタネータを駆動するためのプーリも設けられて
いる。このプーリは、高圧ポンプ用と、オルタネータ用
とを兼用して一個のみ設けられている場合がある。とこ
ろで、オルタネータを駆動するためには、プーリに掛け
渡されているベルトのテンションを大きくする必要があ
る。したがって、この大きなテンションが、高圧ポンプ
駆動系にも加わり、高圧ポンプ系の回転軸やベルトの強
度を大きくする必要がある。
【0003】そこで、高圧ポンプ用プーリと、オルタネ
ータ駆動用プーリとを別個に設けたものがある。この様
に構成すると、高圧ポンプ駆動系のテンションを低くす
ることができ、高圧ポンプ系の回転軸やベルトの強度を
比較的小さくすることができる。この2個のプーリは、
フライホイルの下側に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フライ
ホイルの下側に、2個のプーリを設けると、慣性重量の
大きなフライホイルの取付位置が高くなり、クランクシ
ャフトの強度を大きくする必要があり、重量やコストが
上昇する。そこで、フライホイルの上側に、2個のプー
リを設けることも考えられるが、オルタネータをフライ
ホイルに干渉しない様に配置する必要があり、船外機の
横幅が広くなる。
【0005】本発明は、以上の様な課題を解決するため
のもので、クランクシャフトの強度を小さくすることが
できるとともに、横幅が極力小さな船外機を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の船外機は、クラ
ンクシャフト(7)が上下方向に延在しているエンジン
(6)と、このエンジンのシリンダ(16)に高圧の燃
料を供給する高圧ポンプ(47)と、この高圧ポンプを
駆動する高圧ポンプ駆動装置(65)と、この高圧ポン
プ駆動装置のプーリ(66)にベルト掛けされていると
ともにクランクシャフトの上端部に取り付けられている
高圧ポンプ用プーリ(61)と、クランクシャフトの上
端部に取り付けられているフライホイル(62)と、こ
のフライホイルの下方に配置されているオルタネータ
(76)と、このオルタネータのプーリ(77)にベル
ト掛けされているとともにクランクシャフトの上端部に
取り付けられているオルタネータ駆動用プーリ(63)
とを備えている。そして、前記高圧ポンプ用プーリ、フ
ライホイルおよびオルタネータ駆動用プーリが、上から
下に向かって順番に配置されている。
【0007】また、前記オルタネータの下方にベーパー
セパレータータンク(45)が配置されている場合があ
る。
【0008】さらに、オルタネータのプーリはオルタネ
ータ駆動用プーリの右または左側に配置され、かつ、テ
ンショナー(78)がオルタネータのプーリの前方また
は後方に配置され、そして、オルタネータ用ベルトが、
オルタネータ駆動用プーリ、オルタネータのプーリおよ
びテンショナーに掛け渡されており、このテンショナー
が変位することにより、オルタネータ用ベルトのテンシ
ョンが調整されている場合がある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明における船外機の実
施の一形態について図1ないし図4を用いて説明する。
図1は本発明における船外機の模式図で、(a)が燃料
系の回路図、(b)がエンジンの断面図、(c)が船外
機の側面図である。図2はカウリング内の側面図であ
る。図3はカウリング内の一部切欠き平面図である。図
4は図3のIV−IV矢視図である。なお、図4において、
高圧ポンプ用ベルト68は断面で図示されている。
【0010】船外機は、上側から順番にアッパーカウリ
ング1、ロワーカウリング2、アッパーケーシング3お
よびロワーケーシング4からなるハウジングで覆われて
いる。そして、アッパーカウリング1およびロワーカウ
リング2からなるカウリング1,2内に、直接筒内噴射
式2サイクル多気筒エンジン6が設けられ、エンジン6
のクランクシャフト7は縦置き状態で、その下端はドラ
イブシャフト9に連結されている。ドライブシャフト9
はアッパーケーシング3の内部を上下方向に貫通し、そ
の下端はロワーケーシング4の下部に達しており、傘歯
車などの伝達機構11を介して、後端部にプロペラ12
が取り付けられているプロペラシャフト14を回転駆動
している。
【0011】エンジン6はV型6気筒で、各シリンダ1
6は略水平に配置されている。そして、このシリンダ1
6は上下に3段設けられているとともに、各段には左右
に一個ずつ、平面図視でVバンクをなすように配置さ
れ、総計6個設けられている。この第1気筒から第6気
筒までの各シリンダ16には、ピストン18が往復動自
在に配置され、コンロッド19を介してクランクシャフ
ト7に連結されている。
【0012】このシリンダ16の燃焼室側を覆うシリン
ダヘッド21には、ソレノイド開閉式のインジェクタ2
3および点火プラグ24が設けられている。一方、2サ
イクルエンジン6のクランク室26には、吸気管31が
接続されている。この吸気管31の吸気口側にはスロッ
トルバルブ32が設けられ、吸気量を調整している。こ
のスロットルバルブ32の空気吸込側にはサイレンサー
33が接続されている。そして、オイルポンプ34が吸
気管31に設けられており、スロットルバルブ32を通
過した空気に潤滑オイルを噴射して供給している。さら
に、吸気管31には、クランク室26との接続部分付近
に、逆流防止用のリード弁36が設けられている。
【0013】次に、エンジン6への燃料系について説明
する。船外機が取り付けられている小型船舶等には主燃
料タンク41が設けられており、この主燃料タンク41
の燃料は、手動式の第1の低圧ポンプ42によりフィル
ター43を経て、第2の低圧ポンプ44に送られてい
る。この第2の低圧ポンプ44は、エンジン6のクラン
ク室26のパルス圧により駆動されるダイヤフラム式ポ
ンプであり、第1の低圧ポンプ42から送られた燃料
を、気液分離装置であるベーパーセパレータータンク4
5に送る。このベーパーセパレータータンク45内に
は、電動モーターにより駆動される燃料予圧ポンプ46
が配設され、この燃料予圧ポンプ46はベーパーセパレ
ータータンク45内の燃料を、約 2.5〜3.0kg/cm2 に加
圧して高圧ポンプ47に送る。また、燃料予圧ポンプ4
6にはベーパーセパレータータンク45への戻り配管4
8が接続されており、この戻り配管48には予圧圧力調
整弁49が配設されている。
【0014】この高圧ポンプ47は燃料供給レール52
に接続されているとともに、高圧圧力調整弁54および
燃料冷却器56を介してベーパーセパレータータンク4
5に接続されており、燃料を約50〜70kg/cm2に加圧して
燃料供給レール52に供給している。燃料供給レール5
2は上下方向に延在し、各気筒のインジェクタ23が接
続されている。
【0015】ところで、クランクシャフト7の上端部に
は、上側から順に高圧ポンプ用プーリ61、フライホイ
ル62およびオルタネータ駆動用プーリ63が固定して
取り付けられている。高圧ポンプ用プーリ61は、高圧
ポンプ47を駆動する高圧ポンプ駆動装置65のプーリ
66および高圧ポンプ用テンショナー67とに高圧ポン
プ用ベルト68でベルト掛けされている。この偏心カム
式の高圧ポンプ駆動装置65のプーリ66は、高圧ポン
プ用プーリ61の後方に位置するとともに、高圧ポンプ
駆動装置65の回転軸に固定して取り付けられている。
【0016】また、フライホイル62の外周部のギア7
1には、スターターモーター72の回転軸に取り付けら
れているギア73が噛合している。このスターターモー
ター72は、クランクシャフト7の右舷側(図3におい
て左側)に配置されている。さらに、オルタネータ駆動
用プーリ63は、オルタネータ76のプーリ77および
オルタネータ用テンショナー78とにオルタネータ用ベ
ルト79でベルト掛けされている。このオルタネータ7
6のプーリ77は、オルタネータ駆動用プーリ63の横
側すなわち左舷側に位置するとともに、オルタネータ7
6の回転軸に固定して取り付けられている。一方、オル
タネータ用テンショナー78は、オルタネータ76のプ
ーリ77の後方に位置している。オルタネータ76およ
びそのプーリ77は、フライホイル62よりも下方に位
置しており、平面図示で、オルタネータ76のプーリ7
7は、その一部がフライホイル62と重なっている状態
となっている。このオルタネータ76の下方には、前述
の、ベーパーセパレータータンク45が配置されてい
る。
【0017】高圧ポンプ用ベルト68のテンションは、
高圧ポンプ用テンショナー67が変位することで調整さ
れ、一方、オルタネータ用ベルト79のテンションは、
オルタネータ用テンショナー78が変位することで調整
されている。そして、オルタネータ用ベルト79のテン
ションが、高圧ポンプ用ベルト68のテンションよりも
大きくなっている。
【0018】この様に構成されている船外機は、始動時
にスターターモーター72に電気が供給され、スタータ
ーモーター72のギア73が回転する。このギア73の
回転に伴って、フライホイル62のギア71を介してフ
ライホイル62が回転し、このフライホイル62と一体
に、クランクシャフト7が回転する。それに伴って、高
圧ポンプ用プーリ61およびオルタネータ駆動用プーリ
63が回転する。そして、高圧ポンプ用プーリ61が回
転すると、高圧ポンプ用ベルト68を介して高圧ポンプ
駆動装置65が回転し、高圧ポンプ47が稼働する。一
方、オルタネータ駆動用プーリ63の回転は、オルタネ
ータ用ベルト79を介してオルタネータ76のプーリ7
7に伝達され、オルタネータ76のプーリ77が回転
し、オルタネータ76は発電を開始する。また、インジ
ェクタ23から燃料がシリンダ16内に噴射されるとと
もに、点火プラグ24が点火し、燃料が燃焼して、エン
ジン6は自力で運転し始める。その後、スターターモー
ター72への電気の供給が遮断され、通常運転となる。
【0019】前述のように、この実施の形態では、フラ
イホイル62の下側にオルタネータ駆動用プーリ63が
配置されているので、オルタネータ76のプーリ77を
フライホイル62の下方に配置することができる。その
ため、オルタネータ76とフライホイル62との配置上
の干渉が減少し、オルタネータ76をクランクシャフト
7に近接して配置することができる。その結果、船外機
の横幅を極力小さくすることができる。特に、平面図示
で、フライホイル62とオルタネータ76のプーリ77
とが重なった状態で配置されており、オルタネータ76
をクランクシャフト7に接近して配置することができ
る。
【0020】高圧ポンプ用プーリ61とオルタネータ駆
動用プーリ63との2個のプーリが設けられているの
で、兼用した場合と異なり、高圧ポンプ用ベルト68の
テンションと、オルタネータ用ベルト79のテンション
とを異ならしめることができる。したがって、高圧ポン
プ用ベルト68のテンションをオルタネータ用ベルト7
9のテンションよりも小さくして、高圧ポンプ駆動装置
65のプーリ66や高圧ポンプ用ベルト68の強度を小
さくすることができる。しかも、この様に2個のプーリ
61,63が配置されているにも係わらず、高圧ポンプ
用プーリ61がフライホイル62の上側に配置されてい
るので、慣性重量の大きなフライホイル62の配置位置
が上昇することを防止することができる。その結果、フ
ライホイル62の下側に2個のプーリを配置した場合と
比して、クランクシャフト7の強度を比較的小さくする
ことができる。
【0021】また、大きなテンションの加わるオルタネ
ータ駆動用プーリ63を、小さなテンションの加わる高
圧ポンプ用プーリ61よりも下側に配置しているので、
クランクシャフト7の強度を小さくすることができる。
【0022】さらに、オルタネータ用テンショナー78
が、オルタネータ76のプーリ77の前方または後方に
配置されているので、オルタネータ76を左右方向に揺
動させてテンションの調整を行っている場合に比して、
船外機の横幅を小さくすることができる。しかも、オル
タネータ用テンショナー78と、オルタネータ76およ
びそのプーリ77とが、前後方向にズラして配置されて
いるので、オルタネータ76とオルタネータ用テンショ
ナー78との干渉を避けるために、オルタネータ76を
外側に配置する必要が減少する。その結果、船外機の横
幅を極力小さくすることができる。
【0023】そして、比較的高さの低いオルタネータ7
6の下側には、比較的大きな空間が形成されるが、この
空間にベーパーセパレータータンク45を配置して有効
利用しているので、船外機をコンパクトとすることがで
きる。
【0024】また、比較的重量のあるスターターモータ
ー72とオルタネータ76とが、クランクシャフト7の
左右両側に振り分けて配置されているので、船外機の重
量バランスが改善される。しかも、この様にオルタネー
タ76およびスターターモーター72の両者がクランク
シャフト7の横側に配置されているにも係わらず、前述
のように、オルタネータ用テンショナー78が、オルタ
ネータ76およびそのプーリ77に対して、前後方向に
ズレた状態で配置されているので、船外機の横幅を小さ
くすることができる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、エンジン6は2サイクル
6気筒であるが、エンジンの形式や気筒数は適宜変更可
能である。たとえば、4サイクルや、単気筒などでも可
能である。
【0026】(2)実施の形態においては、フライホイ
ル62とオルタネータ76のプーリ77とは、平面図示
において一部が重なり合っているが、重ならないことも
可能である。 (3)実施の形態においては、オルタネータ76のプー
リ77は、クランクシャフト7の左側(左舷側)に配置
されているが、右側に配置することも可能である。ま
た、オルタネータ用テンショナー78は、オルタネータ
76のプーリ77の後方に配置されているが、前方に配
置することも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、高圧ポンプ用プーリお
よびオルタネータ駆動用プーリの2個のプーリが設けら
れているので、高圧ポンプ用プーリに掛け渡されている
ベルトのテンションと、オルタネータ駆動用プーリに掛
け渡されているベルトのテンションとを異ならしめるこ
とができる。したがって、高圧ポンプ用プーリのベルト
のテンションを、オルタネータ駆動用プーリのベルトの
テンションよりも小さくして、高圧ポンプ用プーリのベ
ルトや、高圧ポンプ駆動装置のプーリの強度を小さくす
ることができる。その結果、部品の重量やコストを軽減
することができる。
【0028】しかも、この様に2個のプーリを用いてい
るにも係わらず、高圧ポンプ用プーリをフライホイルの
上側に配置しているので、慣性重量の大きなフライホイ
ルの取付位置が上昇することがない。したがって、クラ
ンクシャフトの強度を比較的小さくすることができ、重
量やコストを減少させることができる。また、オルタネ
ータ駆動用プーリは、フライホイルの下側に配置されて
いるので、オルタネータおよびそのプーリなどがフライ
ホイルと干渉することを防止することができる。したが
って、オルタネータをクランクシャフトに接近して配置
することができ、船外機の左右幅を極力小さくすること
ができる。
【0029】また、前記オルタネータの下方にベーパー
セパレータータンクが配置されている場合がある。比較
的高さの低いオルタネータの下方には、比較的大きな空
間が形成されるが、この空間にベーパーセパレータータ
ンクを配置して有効利用することができる。その結果、
船外機をコンパクトにすることができる。
【0030】さらに、オルタネータのプーリはオルタネ
ータ駆動用プーリの右または左側に配置され、かつ、テ
ンショナーがオルタネータのプーリの前方または後方に
配置され、そして、オルタネータ用ベルトが、オルタネ
ータ駆動用プーリ、オルタネータのプーリおよびテンシ
ョナーに掛け渡されており、このテンショナーが変位す
ることにより、オルタネータ用ベルトのテンションが調
整されている場合がある。この様に構成すると、オルタ
ネータが左右方向に揺動してテンションの調整をしてい
る場合と比して、船外機の横幅を極力小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における船外機の模式図で、
(a)が燃料系の回路図、(b)がエンジンの断面図、
(c)が船外機の側面図である。
【図2】図2はカウリング内の側面図である。
【図3】図3はカウリング内の一部切欠き平面図であ
る。
【図4】図4は図3のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
6 エンジン 7 クランクシャフト 16 シリンダ 45 ベーパーセパレータータンク 47 高圧ポンプ 61 高圧ポンプ用プーリ 62 フライホイル 63 オルタネータ駆動用プーリ 65 高圧ポンプ駆動装置 66 高圧ポンプ駆動装置のプーリ 76 オルタネータ 77 オルタネータのプーリ 78 オルタネータ用テンショナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトが上下方向に延在して
    いるエンジンと、 このエンジンのシリンダに高圧の燃料を供給する高圧ポ
    ンプと、 この高圧ポンプを駆動する高圧ポンプ駆動装置と、 この高圧ポンプ駆動装置のプーリにベルト掛けされてい
    るとともに、クランクシャフトの上端部に取り付けられ
    ている高圧ポンプ用プーリと、 クランクシャフトの上端部に取り付けられているフライ
    ホイルと、 このフライホイルの下方に配置されているオルタネータ
    と、 このオルタネータのプーリにベルト掛けされているとと
    もに、クランクシャフトの上端部に取り付けられている
    オルタネータ駆動用プーリとを備え、 前記高圧ポンプ用プーリ、フライホイルおよびオルタネ
    ータ駆動用プーリが、上から下に向かって順番に配置さ
    れていることを特徴とする船外機。
  2. 【請求項2】 前記オルタネータの下方にベーパーセパ
    レータータンクが配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の船外機。
  3. 【請求項3】 前記オルタネータのプーリは、オルタネ
    ータ駆動用プーリの右または左側に配置され、 テンショナーがオルタネータのプーリの前方または後方
    に配置され、 オルタネータ用ベルトが、オルタネータ駆動用プーリ、
    オルタネータのプーリおよびテンショナーに掛け渡され
    ており、 テンショナーが変位することにより、オルタネータ用ベ
    ルトのテンションが調整されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の船外機。
JP06195398A 1998-02-27 1998-02-27 船外機 Expired - Lifetime JP3963290B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06195398A JP3963290B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 船外機
US09/256,983 US6070564A (en) 1998-02-27 1999-02-24 Accessory drive for outboard motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06195398A JP3963290B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 船外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11247664A true JPH11247664A (ja) 1999-09-14
JP3963290B2 JP3963290B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=13186080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06195398A Expired - Lifetime JP3963290B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 船外機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6070564A (ja)
JP (1) JP3963290B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6321711B1 (en) * 1997-08-11 2001-11-27 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel supply system for a direct injected outboard engine
US6390071B1 (en) * 1997-09-03 2002-05-21 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Engine component layout for outboard motor
US6302753B1 (en) 1997-09-03 2001-10-16 Sanshen Kogyo Kabushiki Kaisha Accessory drive for direct injected outboard motor
JP3920470B2 (ja) * 1998-09-07 2007-05-30 ヤマハ発動機株式会社 筒内噴射式エンジン
US6367451B2 (en) 1998-10-05 2002-04-09 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel supply system for a direct injected outboard engine
JP2000265851A (ja) * 1999-03-18 2000-09-26 Suzuki Motor Corp 船外機の燃料供給装置取付構造
US6640768B1 (en) 1999-05-13 2003-11-04 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Lubrication system for direct injected engine
JP2001082161A (ja) * 1999-09-16 2001-03-27 Sanshin Ind Co Ltd 4サイクルエンジン
JP2001295714A (ja) 2000-04-13 2001-10-26 Sanshin Ind Co Ltd エンジンの燃料配管構造
US20020117135A1 (en) * 2001-02-07 2002-08-29 Toshihiro Nozue Flexible transmitter tensioner for outboard motor
JP4153773B2 (ja) * 2002-10-25 2008-09-24 ヤマハマリン株式会社 フライホイール構造および船外機
US9381569B2 (en) 2013-03-07 2016-07-05 Howmet Corporation Vacuum or air casting using induction hot topping
JP2020101096A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ヤマハ発動機株式会社 船外機

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09189235A (ja) * 1995-12-30 1997-07-22 Sanshin Ind Co Ltd 船外機のエンジン装置
US5943996A (en) * 1997-07-29 1999-08-31 Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha Direct injection system for engines
JP3852723B2 (ja) * 1997-09-12 2006-12-06 本田技研工業株式会社 竪型内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP3963290B2 (ja) 2007-08-22
US6070564A (en) 2000-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0988623A (ja) 船外機用直列多気筒エンジン
JP3963290B2 (ja) 船外機
US6082336A (en) Fuel pump arrangement for engine
US6062927A (en) Component arrangement for outboard motor
JPH11159371A (ja) 直接筒内噴射式エンジン
JP2711698B2 (ja) 船舶推進機の電圧発生装置
JPH08261003A (ja) 船外機の発電機配置構造
JP3287584B2 (ja) 船舶推進機における補機の配置構造
JP2001123865A (ja) 燃料噴射式4サイクルエンジン
JP2003129921A (ja) 船外機用4サイクルエンジン
US6247441B1 (en) Fuel injection control system
US6044817A (en) Camshaft and accessory drive arrangement for engine powering an outboard motor
JP4736512B2 (ja) 船外機の燃料噴射システム
KR100534153B1 (ko) V형디젤엔진
JP3134553B2 (ja) 船外機の吸気管構造
US6168484B1 (en) Intake apparatus of outboard motor
JP2001132506A (ja) 燃料噴射式4サイクルエンジン
US6302753B1 (en) Accessory drive for direct injected outboard motor
JPH10339161A (ja) 船外機
JP3092669B2 (ja) 船外機用筒内噴射式エンジンの防水構造
JP3552063B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP3900216B2 (ja) 船外機のエンジン装置
JP3051106B2 (ja) 船外機
JPS6336031A (ja) 燃料噴射機関
JP3871155B2 (ja) 高圧燃料ポンプの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term