JPH0988623A - 船外機用直列多気筒エンジン - Google Patents
船外機用直列多気筒エンジンInfo
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- JPH0988623A JPH0988623A JP7253938A JP25393895A JPH0988623A JP H0988623 A JPH0988623 A JP H0988623A JP 7253938 A JP7253938 A JP 7253938A JP 25393895 A JP25393895 A JP 25393895A JP H0988623 A JPH0988623 A JP H0988623A
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- outboard motor
- engine
- surge tank
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
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- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1816—Number of cylinders four
-
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- F02B2275/20—SOHC [Single overhead camshaft]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要の性能及び信頼性を確保した上で小型・
コンパクト化を図ることができる船外機用直列多気筒エ
ンジンを提供すること。 【構成】 縦方向に直列に並設された複数の気筒の各々
にインジェクタ42によって燃料を供給する燃料噴射式
の船外機用直列多気筒エンジン1において、サージタン
ク24と、スロットルボディ25と、燃料ポンプを内蔵
したベーパーセバレータタンク26及びエンジン制御装
置(電装品)27をシリンダヘッド9の反対側に配置す
るとともに、前記サージタンク24とシリンダヘッド9
を接続する吸気管28a〜28dをエンジン本体の側方
に配置し、前記燃料ポンプと前記インジェクタ42を接
続する高圧燃料配管37,40を吸気管28a〜28d
の内側に配置する。本発明によれば、吸気系と燃料系及
び電装系がエンジン本体の前面側(シリンダヘッド9の
反対側)と側方に集約して合理的に配置されるため、当
該エンジン1の小型・コンパクト化が図られる。
コンパクト化を図ることができる船外機用直列多気筒エ
ンジンを提供すること。 【構成】 縦方向に直列に並設された複数の気筒の各々
にインジェクタ42によって燃料を供給する燃料噴射式
の船外機用直列多気筒エンジン1において、サージタン
ク24と、スロットルボディ25と、燃料ポンプを内蔵
したベーパーセバレータタンク26及びエンジン制御装
置(電装品)27をシリンダヘッド9の反対側に配置す
るとともに、前記サージタンク24とシリンダヘッド9
を接続する吸気管28a〜28dをエンジン本体の側方
に配置し、前記燃料ポンプと前記インジェクタ42を接
続する高圧燃料配管37,40を吸気管28a〜28d
の内側に配置する。本発明によれば、吸気系と燃料系及
び電装系がエンジン本体の前面側(シリンダヘッド9の
反対側)と側方に集約して合理的に配置されるため、当
該エンジン1の小型・コンパクト化が図られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦方向に直列に並
設された複数の気筒の各々にインジェクタによって燃料
を供給する燃料噴射式の船外機用直列多気筒エンジンに
関する。
設された複数の気筒の各々にインジェクタによって燃料
を供給する燃料噴射式の船外機用直列多気筒エンジンに
関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射式の船外機用直列多気筒エンジ
ンにおいては、複数の吸気管やサージタンク及びスロッ
トルボディを含む吸気系、インジェクタや燃料ポンプ及
び燃料配管を含む燃料系、エンジン制御装置(ECU)
等を含む電装系が配置される。
ンにおいては、複数の吸気管やサージタンク及びスロッ
トルボディを含む吸気系、インジェクタや燃料ポンプ及
び燃料配管を含む燃料系、エンジン制御装置(ECU)
等を含む電装系が配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、斯かる船外
機用直列多気筒エンジンにおいて所要の性能と信頼性を
確保し、且つ、小型・コンパクト化を実現するには、吸
気系や燃料系及び電装系の合理的な配置が必要である。
機用直列多気筒エンジンにおいて所要の性能と信頼性を
確保し、且つ、小型・コンパクト化を実現するには、吸
気系や燃料系及び電装系の合理的な配置が必要である。
【0004】従って、本発明の目的とする処は、所要の
性能及び信頼性を確保した上で小型・コンパクト化を図
ることができる船外機用直列多気筒エンジンを提供する
ことにある。
性能及び信頼性を確保した上で小型・コンパクト化を図
ることができる船外機用直列多気筒エンジンを提供する
ことにある。
【0005】又、船外機用エンジンに限らず、一般にエ
ンジンにおいては、その組立性の向上も考慮されるべき
重要な因子である。
ンジンにおいては、その組立性の向上も考慮されるべき
重要な因子である。
【0006】従って、本発明の目的とする処は、組立性
の高い船外機用直列多気筒エンジンを提供することにあ
る。
の高い船外機用直列多気筒エンジンを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、縦方向に直列に並設された
複数の気筒の各々にインジェクタによって燃料を供給す
る燃料噴射式の船外機用直列多気筒エンジンにおいて、
サージタンクをシリンダヘッドの反対側に配置するとと
もに、前記サージタンクとシリンダヘッドを接続する吸
気管を側方に配置したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、縦方向に直列に並設された
複数の気筒の各々にインジェクタによって燃料を供給す
る燃料噴射式の船外機用直列多気筒エンジンにおいて、
サージタンクをシリンダヘッドの反対側に配置するとと
もに、前記サージタンクとシリンダヘッドを接続する吸
気管を側方に配置したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数の吸気管の前記サージタンクへの
接続部を前後方向に互いにオフセットさせたことを特徴
とする。
明において、前記複数の吸気管の前記サージタンクへの
接続部を前後方向に互いにオフセットさせたことを特徴
とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記複数の吸気管のサージタンクへ
の接続部を幅方向に互いにオフセットさせたことを特徴
とする。
載の発明において、前記複数の吸気管のサージタンクへ
の接続部を幅方向に互いにオフセットさせたことを特徴
とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、燃料ポンプと前記インジェクタ
を接続する燃料配管を前記吸気管の内側に配置したこと
を特徴とする。
3記載の発明において、燃料ポンプと前記インジェクタ
を接続する燃料配管を前記吸気管の内側に配置したこと
を特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1〜3又は
4記載の発明において、燃料ポンプを内蔵したベーパー
セパレータタンク及び電装品をサージタンクと同じ側に
配置したことを特徴とする。
4記載の発明において、燃料ポンプを内蔵したベーパー
セパレータタンク及び電装品をサージタンクと同じ側に
配置したことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記サージタンクとベーパーセパレータタ
ンクを一体に構成したことを特徴とする。
明において、前記サージタンクとベーパーセパレータタ
ンクを一体に構成したことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の発明において、前記燃料タンクを前記ベーパーセパ
レータタンクに内蔵したことを特徴とする。
載の発明において、前記燃料タンクを前記ベーパーセパ
レータタンクに内蔵したことを特徴とする。
【0014】従って、本発明によれば、サージタンクが
シリンダヘッドの反対側に配置されるため、該サージタ
ンクとシリンダヘッドを接続する吸気管の長さが十分確
保され、当該エンジンに所要の性能が確保される。又、
燃料配管が吸気管の内側に配置されるため、高い信頼性
が確保されるとともに、燃料配管を単純化してその長さ
を短縮することができる。そして、吸気系と燃料系及び
電装系がエンジン本体の反シリンダヘッド側(前面側)
及び側方に集約して合理的に配置されるため、当該エン
ジンの小型・コンパクト化が図られる。
シリンダヘッドの反対側に配置されるため、該サージタ
ンクとシリンダヘッドを接続する吸気管の長さが十分確
保され、当該エンジンに所要の性能が確保される。又、
燃料配管が吸気管の内側に配置されるため、高い信頼性
が確保されるとともに、燃料配管を単純化してその長さ
を短縮することができる。そして、吸気系と燃料系及び
電装系がエンジン本体の反シリンダヘッド側(前面側)
及び側方に集約して合理的に配置されるため、当該エン
ジンの小型・コンパクト化が図られる。
【0015】又、本発明によれば、サージタンクとベー
パーセパレータタンクが一体化されるため、当該エンジ
ンの組立性が高められる。
パーセパレータタンクが一体化されるため、当該エンジ
ンの組立性が高められる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明に係る直列多気筒エンジンを
搭載する船外機の側面図、図2及び図3は本発明に係る
船外機用直列多気筒エンジンの破断側面図、図4は同船
外機用直列多気筒エンジンの破断平面図、図5は同船外
機用直列多気筒エンジンの破断正面図である。
搭載する船外機の側面図、図2及び図3は本発明に係る
船外機用直列多気筒エンジンの破断側面図、図4は同船
外機用直列多気筒エンジンの破断平面図、図5は同船外
機用直列多気筒エンジンの破断正面図である。
【0018】図1に示す船外機60はクランプブラケッ
ト61によって船体70の船尾板70aに取り付けられ
ており、これはチルト軸62を中心として上下に揺動
し、その上部のカウリング2内には本発明に係る直列多
気筒エンジン1が収納されている。又、船外機60の下
部には推進装置80が設けられており、該推進装置80
には、前記エンジン1によって駆動されるドライブ軸8
1、該ドライブ軸81の回転の方向を変換する前後進切
換機構82、該前後進切換機構82を経て回転力を伝達
されるプロペラ43等が設けられている。
ト61によって船体70の船尾板70aに取り付けられ
ており、これはチルト軸62を中心として上下に揺動
し、その上部のカウリング2内には本発明に係る直列多
気筒エンジン1が収納されている。又、船外機60の下
部には推進装置80が設けられており、該推進装置80
には、前記エンジン1によって駆動されるドライブ軸8
1、該ドライブ軸81の回転の方向を変換する前後進切
換機構82、該前後進切換機構82を経て回転力を伝達
されるプロペラ43等が設けられている。
【0019】ところで、本発明に係る船外機用直列多気
筒エンジン1は前記カウリング2内に収納された燃料噴
射式の4サイクル直列4気筒エンジンであって、そのク
ランク軸3は上下方向(図4の紙面垂直方向)に長く配
されている。又、このエンジン1のシリンダブロック4
には、図3に示すように、水平を成す4つのシリンダ5
が上下方向に並設されており、各シリンダ5内にはピス
トン6が水平方向に摺動自在に嵌装されている。そし
て、各ピストン6はコンロッド7を介して前記クランク
軸3に連結されている。
筒エンジン1は前記カウリング2内に収納された燃料噴
射式の4サイクル直列4気筒エンジンであって、そのク
ランク軸3は上下方向(図4の紙面垂直方向)に長く配
されている。又、このエンジン1のシリンダブロック4
には、図3に示すように、水平を成す4つのシリンダ5
が上下方向に並設されており、各シリンダ5内にはピス
トン6が水平方向に摺動自在に嵌装されている。そし
て、各ピストン6はコンロッド7を介して前記クランク
軸3に連結されている。
【0020】一方、前記シリンダブロック4の前面(船
体の進行方向(図4の左方向)を前側とする)にはクラ
ンクケース8が、後面にはシリンダヘッド9がそれぞれ
被着されており、シリンダヘッド9には各気筒毎に吸気
通路10と排気通路11が各々形成されている。そし
て、各吸気通路10と各排気通路11は吸気ポート10
a、排気ポート11aとして前記各シリンダ5にそれぞ
れ開口しており、これらの吸気ポート10aと排気ポー
ト11aは吸気バルブ12、排気バルブ13によってそ
れぞれ適当なタイミングで開閉される。即ち、吸気バル
ブ12と排気バルブ13はそれぞれバルブスプリング1
4,15によって閉じ側に付勢されており、これらの頭
部にはロッカーアーム16,17の各一端が当接してい
る。そして、各ロッカーアーム16,17は軸18によ
ってそれぞれ回転自在に支持されており、これらの他端
はカム軸19に一体に形成されたカムに当接している。
体の進行方向(図4の左方向)を前側とする)にはクラ
ンクケース8が、後面にはシリンダヘッド9がそれぞれ
被着されており、シリンダヘッド9には各気筒毎に吸気
通路10と排気通路11が各々形成されている。そし
て、各吸気通路10と各排気通路11は吸気ポート10
a、排気ポート11aとして前記各シリンダ5にそれぞ
れ開口しており、これらの吸気ポート10aと排気ポー
ト11aは吸気バルブ12、排気バルブ13によってそ
れぞれ適当なタイミングで開閉される。即ち、吸気バル
ブ12と排気バルブ13はそれぞれバルブスプリング1
4,15によって閉じ側に付勢されており、これらの頭
部にはロッカーアーム16,17の各一端が当接してい
る。そして、各ロッカーアーム16,17は軸18によ
ってそれぞれ回転自在に支持されており、これらの他端
はカム軸19に一体に形成されたカムに当接している。
【0021】ところで、図2及び図3に示すように、上
記カム軸19は前記クランク軸3と平行に上下方向に配
されており、その上端部には大径のプーリ20が結着さ
れており、同カム軸19の下端部にはオイルポンプ59
が直結されている。
記カム軸19は前記クランク軸3と平行に上下方向に配
されており、その上端部には大径のプーリ20が結着さ
れており、同カム軸19の下端部にはオイルポンプ59
が直結されている。
【0022】そして、上記プーリ20とクランク軸3の
上部に結着された小径のプーリ21との間には無端状の
カムベルト22が水平に巻装されている。尚、プーリ2
0,21とカムベルト22はカムトレーンを構成してお
り、プーリ20の径はプーリ21のそれの2倍の大きさ
に設定されている。又、図2、図3及び図5に示すよう
に、クランク軸3の上端にはフライホイール23が結着
されており、同クランク軸3の下端部は前記ドライブ軸
81を介して前後進切換機構82(図1参照)等を含む
動力伝達機構に連結されている。
上部に結着された小径のプーリ21との間には無端状の
カムベルト22が水平に巻装されている。尚、プーリ2
0,21とカムベルト22はカムトレーンを構成してお
り、プーリ20の径はプーリ21のそれの2倍の大きさ
に設定されている。又、図2、図3及び図5に示すよう
に、クランク軸3の上端にはフライホイール23が結着
されており、同クランク軸3の下端部は前記ドライブ軸
81を介して前後進切換機構82(図1参照)等を含む
動力伝達機構に連結されている。
【0023】而して、本実施の形態においては、シリン
ダヘッド9の反対側(つまり、前面側)には、吸気系の
一部を構成するサージタンク24とこれの上部に取り付
けられたスロットルボディ25、燃料系の一部を構成す
るベーパーセパレータタンク26及び電装系の一部を構
成するエンジン制御装置(ECU)27が配置されてい
る。
ダヘッド9の反対側(つまり、前面側)には、吸気系の
一部を構成するサージタンク24とこれの上部に取り付
けられたスロットルボディ25、燃料系の一部を構成す
るベーパーセパレータタンク26及び電装系の一部を構
成するエンジン制御装置(ECU)27が配置されてい
る。
【0024】ところで、図4に示すように、上記サージ
タンク24とベーパーセパレータタンク26とは一体に
構成されており、サージタンク24とシリンダヘッド9
に形成された各吸気通路10とは、エンジン本体の右舷
側に前後方向に沿って長く配された上下4本の吸気管2
8a〜28dを一体化して成る吸気マニホールド28に
よって接続されており、図2及び図5に示すように、4
本の吸気管28a〜28dのサージタンク24への接続
部は前後方向と幅方向にそれぞれe1 ,e2 だけオフセ
ットされている。即ち、中間の第2段目と第3段目の吸
気管28b,28cと他の2つ(最上段と最下段)の吸
気管28a,28dとは前後方向と幅方向にそれぞれe
1 ,e2 だけオフセットされている。
タンク24とベーパーセパレータタンク26とは一体に
構成されており、サージタンク24とシリンダヘッド9
に形成された各吸気通路10とは、エンジン本体の右舷
側に前後方向に沿って長く配された上下4本の吸気管2
8a〜28dを一体化して成る吸気マニホールド28に
よって接続されており、図2及び図5に示すように、4
本の吸気管28a〜28dのサージタンク24への接続
部は前後方向と幅方向にそれぞれe1 ,e2 だけオフセ
ットされている。即ち、中間の第2段目と第3段目の吸
気管28b,28cと他の2つ(最上段と最下段)の吸
気管28a,28dとは前後方向と幅方向にそれぞれe
1 ,e2 だけオフセットされている。
【0025】又、図3及び図4に示すように、前記ベー
パーセパレータタンク26には高圧燃料ポンプ29が内
蔵されており、一体化されたサージタンク24とベーパ
ーセパレータタンク26の下方には低圧燃料ポンプ30
が配されており、この低圧燃料ポンプ30は前記クラン
クケース8に取り付けられている。そして、図3及び図
4に示すように、低圧燃料ポンプ30の側方(図4の下
側(左舷側))には低圧フィルタ31が配置され、この
低圧フィルタ31の後方(図4の右方)には水分離フィ
ルタ32が配置されている。尚、水分離フィルタ32に
は不図示の燃料タンクから導出する燃料パイプ33が接
続されており、該水分離フィルタ32と前記低圧フィル
タ31とは燃料パイプ34で接続され、低圧フィルタ3
1と前記低圧燃料ポンプ30とは燃料パイプ35で接続
され、低圧燃料ポンプ30と前記ベーパーセパレータタ
ンク26とは燃料パイプ36で接続されている。
パーセパレータタンク26には高圧燃料ポンプ29が内
蔵されており、一体化されたサージタンク24とベーパ
ーセパレータタンク26の下方には低圧燃料ポンプ30
が配されており、この低圧燃料ポンプ30は前記クラン
クケース8に取り付けられている。そして、図3及び図
4に示すように、低圧燃料ポンプ30の側方(図4の下
側(左舷側))には低圧フィルタ31が配置され、この
低圧フィルタ31の後方(図4の右方)には水分離フィ
ルタ32が配置されている。尚、水分離フィルタ32に
は不図示の燃料タンクから導出する燃料パイプ33が接
続されており、該水分離フィルタ32と前記低圧フィル
タ31とは燃料パイプ34で接続され、低圧フィルタ3
1と前記低圧燃料ポンプ30とは燃料パイプ35で接続
され、低圧燃料ポンプ30と前記ベーパーセパレータタ
ンク26とは燃料パイプ36で接続されている。
【0026】そして、ベーパーセパレータタンク26の
下部からは燃料供給用の高圧燃料配管37が導出してお
り、図3及び図5に示すように、該高圧燃料配管37は
上方に向かって立ち上がった後に略直角に折り曲げら
れ、一体化されたサージタンク24とベーパーセパレー
タタンク26に一体に形成されたフランジ部38(図4
参照)を貫通して幅方向に右舷側へと延出し、図2に示
すように再び略直角に折り曲げられて吸気マニホールド
28の内側を後方(図2の左方)に向かって略水平に延
び、その後、略直角に折り曲げられて下方に延びた後、
再度略直角に折り曲げられ、吸気マニホールド28のシ
リンダヘッド9への接続部に上下方向に貫設されたデリ
バリパイプ39の下端に接続されている。
下部からは燃料供給用の高圧燃料配管37が導出してお
り、図3及び図5に示すように、該高圧燃料配管37は
上方に向かって立ち上がった後に略直角に折り曲げら
れ、一体化されたサージタンク24とベーパーセパレー
タタンク26に一体に形成されたフランジ部38(図4
参照)を貫通して幅方向に右舷側へと延出し、図2に示
すように再び略直角に折り曲げられて吸気マニホールド
28の内側を後方(図2の左方)に向かって略水平に延
び、その後、略直角に折り曲げられて下方に延びた後、
再度略直角に折り曲げられ、吸気マニホールド28のシ
リンダヘッド9への接続部に上下方向に貫設されたデリ
バリパイプ39の下端に接続されている。
【0027】又、上記デリバリパイプ39の上端には燃
料戻し用の高圧燃料配管40が接続されており、該高圧
燃料配管40は吸気マニホールド28の内側を燃料供給
用の前記高圧燃料配管37に対して上下対称的に配さ
れ、図3及び図5に示すように、該高圧燃料配管40の
他端はプレッシャーレギュレータ41を介してベーパー
セパレータタンク26に接続されている。尚、プレッシ
ャーレギュレータ41は高圧燃料配管40の内圧を一定
に保つものである。
料戻し用の高圧燃料配管40が接続されており、該高圧
燃料配管40は吸気マニホールド28の内側を燃料供給
用の前記高圧燃料配管37に対して上下対称的に配さ
れ、図3及び図5に示すように、該高圧燃料配管40の
他端はプレッシャーレギュレータ41を介してベーパー
セパレータタンク26に接続されている。尚、プレッシ
ャーレギュレータ41は高圧燃料配管40の内圧を一定
に保つものである。
【0028】ところで、図2及び図4に示すように、前
記デリバリパイプ39には、吸気マニホールド28のシ
リンダヘッド9への接続部に上下方向に適当な間隔で取
り付けられた4つのインジェクタ42が連通しており、
各気筒毎に設けられたインジェクタ42は燃料噴射通路
43を介して各気筒の前記吸気通路10に開口してい
る。
記デリバリパイプ39には、吸気マニホールド28のシ
リンダヘッド9への接続部に上下方向に適当な間隔で取
り付けられた4つのインジェクタ42が連通しており、
各気筒毎に設けられたインジェクタ42は燃料噴射通路
43を介して各気筒の前記吸気通路10に開口してい
る。
【0029】更に、前記エンジン制御装置(ECU)2
7は、一体化されたサージタンク24とベーパーセパレ
ータタンク26の前方に配設されており、これはベーパ
ーセパレータタンク26と吸気マニホールド28にそれ
ぞれ一体に突設された取付ボス26A,28Aによって
支持されている。
7は、一体化されたサージタンク24とベーパーセパレ
ータタンク26の前方に配設されており、これはベーパ
ーセパレータタンク26と吸気マニホールド28にそれ
ぞれ一体に突設された取付ボス26A,28Aによって
支持されている。
【0030】他方、図4に示すように、シリンダヘッド
9に形成された前記各排気通路11はシリンダブロック
4に縦方向に貫設された排気通路44に接続されてお
り、排気通路44の周囲には、冷却水を流すためのウォ
ータジャケット45,46,47が形成されている。
9に形成された前記各排気通路11はシリンダブロック
4に縦方向に貫設された排気通路44に接続されてお
り、排気通路44の周囲には、冷却水を流すためのウォ
ータジャケット45,46,47が形成されている。
【0031】尚、図2において48は大気圧センサ、4
9は吸気温センサ、50は吸気圧センサである。又、図
3において51はカム角センサ、図4において52はオ
イルフィルタ、53はノックセンサ、54は壁温セン
サ、55はO2 センサ、56は水温センサ、図5におい
て57はスロットルセンサである。
9は吸気温センサ、50は吸気圧センサである。又、図
3において51はカム角センサ、図4において52はオ
イルフィルタ、53はノックセンサ、54は壁温セン
サ、55はO2 センサ、56は水温センサ、図5におい
て57はスロットルセンサである。
【0032】以上において、当該エンジン1が作動して
クランク軸3が所定の速度で回転駆動されると、その回
転は推進装置80の前後進切換機構82を経てプロペラ
83に伝達されるとともに、プーリ21、カムベルト2
2及びプーリ20を経て1/2の速度に減速されてカム
軸19に伝達され、該カム軸19がクランク軸3の1/
2の速度で回転駆動される。このカム軸19が回転する
と、該カム軸19に直結されたオイルポンプ59が駆動
されるとともに、同カム軸19に一体に形成されたカム
に当接するロッカーアーム16,17によって吸気バル
ブ12と排気バルブ13がそれぞれ適当なタイミングで
開閉され、各シリンダ5において所要のガス交換がなさ
れる。
クランク軸3が所定の速度で回転駆動されると、その回
転は推進装置80の前後進切換機構82を経てプロペラ
83に伝達されるとともに、プーリ21、カムベルト2
2及びプーリ20を経て1/2の速度に減速されてカム
軸19に伝達され、該カム軸19がクランク軸3の1/
2の速度で回転駆動される。このカム軸19が回転する
と、該カム軸19に直結されたオイルポンプ59が駆動
されるとともに、同カム軸19に一体に形成されたカム
に当接するロッカーアーム16,17によって吸気バル
ブ12と排気バルブ13がそれぞれ適当なタイミングで
開閉され、各シリンダ5において所要のガス交換がなさ
れる。
【0033】即ち、スロットルボディ25からサージタ
ンク24に吸引された新気は吸気マニホールド28の各
吸気管28a〜28dを通ってシリンダヘッド9の各吸
気通路10に向かって流れる。
ンク24に吸引された新気は吸気マニホールド28の各
吸気管28a〜28dを通ってシリンダヘッド9の各吸
気通路10に向かって流れる。
【0034】一方、低圧燃料ポンプ30と高圧燃料ポン
プ29が駆動されることによって、不図示の燃料タンク
に収容された燃料は燃料パイプ33を通って水分離フィ
ルタ32に導かれて水分を除去された後、燃料パイプ3
4を通って低圧フィルタ31に導かれて浄化される。そ
して、浄化された燃料は燃料パイプ35、低圧ポンプ3
0及び燃料パイプ36を通ってベーパーセパレータタン
ク26内に導入される。ベーパーセパレータタンク26
内に導入された燃料は高圧ポンプ29によって所定圧に
昇圧された後、高圧燃料配管37を通って各インジェク
タ42に供給される。
プ29が駆動されることによって、不図示の燃料タンク
に収容された燃料は燃料パイプ33を通って水分離フィ
ルタ32に導かれて水分を除去された後、燃料パイプ3
4を通って低圧フィルタ31に導かれて浄化される。そ
して、浄化された燃料は燃料パイプ35、低圧ポンプ3
0及び燃料パイプ36を通ってベーパーセパレータタン
ク26内に導入される。ベーパーセパレータタンク26
内に導入された燃料は高圧ポンプ29によって所定圧に
昇圧された後、高圧燃料配管37を通って各インジェク
タ42に供給される。
【0035】而して、各インジェクタ42はエンジン制
御装置(ECU)27によってその作動が制御されてお
り、エンジン制御装置27からの信号によって吸気行程
にある気筒のインジェクタ42が開くことによって、該
インジェクタ42から燃料が燃料噴射通路43を介して
吸気通路10に向かって噴射され、吸気通路10を流れ
る新気に向かって燃料が噴射されることによって所定の
空燃比の混合気が形成される。そして、この混合気は開
状態にある吸気バルブ12を通って吸気行程にある気筒
のシリンダ5に導入され、ピストン6によって圧縮され
た後に着火燃焼され、混合気の燃焼によって生じた排気
ガスは排気バルブ13を通って排気通路11,44を流
れて水中に排出される。尚、混合気形成に供せられなか
った余剰の燃料はデリバリパイプ39から高圧燃料配管
40へと流れ、プレッシャーレギュレータ41を通って
ベーパーセパレータタンク26内に戻される。
御装置(ECU)27によってその作動が制御されてお
り、エンジン制御装置27からの信号によって吸気行程
にある気筒のインジェクタ42が開くことによって、該
インジェクタ42から燃料が燃料噴射通路43を介して
吸気通路10に向かって噴射され、吸気通路10を流れ
る新気に向かって燃料が噴射されることによって所定の
空燃比の混合気が形成される。そして、この混合気は開
状態にある吸気バルブ12を通って吸気行程にある気筒
のシリンダ5に導入され、ピストン6によって圧縮され
た後に着火燃焼され、混合気の燃焼によって生じた排気
ガスは排気バルブ13を通って排気通路11,44を流
れて水中に排出される。尚、混合気形成に供せられなか
った余剰の燃料はデリバリパイプ39から高圧燃料配管
40へと流れ、プレッシャーレギュレータ41を通って
ベーパーセパレータタンク26内に戻される。
【0036】一方、前述のように、オイルポンプ59が
駆動されると、不図示のオイルパンに回収されたオイル
はオイルポンプ59によって昇圧され、オイルフィルタ
52を通って浄化された後、不図示のオイルギャラリを
通って各部に供給されて潤滑に供される。
駆動されると、不図示のオイルパンに回収されたオイル
はオイルポンプ59によって昇圧され、オイルフィルタ
52を通って浄化された後、不図示のオイルギャラリを
通って各部に供給されて潤滑に供される。
【0037】以上において、本実施の形態に係るエンジ
ン1においては、サージタンク24がシリンダヘッド9
の反対側に配置されるため、該サージタンク24とシリ
ンダヘッド9を接続する吸気マニホールド28の各吸気
管28a〜28dの長さが十分確保され、しかも、吸気
管28a〜28dのサージタンク24への接続部は前後
方向と幅方向にそれぞれe1 ,e2 だけオフセットされ
ているため、これらの吸気管28a〜28dを同一長さ
とすることができ、この結果、当該エンジン1に所要の
性能を確保することができる。
ン1においては、サージタンク24がシリンダヘッド9
の反対側に配置されるため、該サージタンク24とシリ
ンダヘッド9を接続する吸気マニホールド28の各吸気
管28a〜28dの長さが十分確保され、しかも、吸気
管28a〜28dのサージタンク24への接続部は前後
方向と幅方向にそれぞれe1 ,e2 だけオフセットされ
ているため、これらの吸気管28a〜28dを同一長さ
とすることができ、この結果、当該エンジン1に所要の
性能を確保することができる。
【0038】又、高圧燃料配管37,40を吸気マニホ
ールド28の内側に配置したため、高い信頼性が確保さ
れるとともに、該高圧燃料配管37,40を単純化して
その長さを短縮することができる。
ールド28の内側に配置したため、高い信頼性が確保さ
れるとともに、該高圧燃料配管37,40を単純化して
その長さを短縮することができる。
【0039】更に、本実施の形態においては、サージタ
ンク24、スロットルボディ25及び吸気マニホールド
28を含んで構成される吸気系とベーパーセパレータタ
ンク26、燃料ポンプ29,30、高圧燃料配管37,
40及びインジェクタ42を含んで構成される燃料系及
びエンジン制御装置(ECU)27を含んで構成される
電装系がエンジン本体のシリンダヘッド9の反対側(前
面側)及び側方に集約して合理的に配置されるため、当
該エンジン1を小型・コンパクト化に構成することがで
きる。
ンク24、スロットルボディ25及び吸気マニホールド
28を含んで構成される吸気系とベーパーセパレータタ
ンク26、燃料ポンプ29,30、高圧燃料配管37,
40及びインジェクタ42を含んで構成される燃料系及
びエンジン制御装置(ECU)27を含んで構成される
電装系がエンジン本体のシリンダヘッド9の反対側(前
面側)及び側方に集約して合理的に配置されるため、当
該エンジン1を小型・コンパクト化に構成することがで
きる。
【0040】その他、本実施の形態によれば、サージタ
ンク24とベーパーセパレータタンク26が一体化され
るため、当該エンジン1の組立性が高められる。
ンク24とベーパーセパレータタンク26が一体化され
るため、当該エンジン1の組立性が高められる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、縦方向に直列に並設された複数の気筒の各々に
インジェクタによって燃料を供給する燃料噴射式の船外
機用直列多気筒エンジンにおいて、サージタンクと、ス
ロットルボディと、燃料ポンプを内蔵したベーパーセパ
レータタンク及び電装品をシリンダヘッドの反対側に配
置するとともに、前記サージタンクとシリンダヘッドを
接続する吸気管を側方に配置し、前記燃料ポンプと前記
インジェクタを接続する燃料配管を前記吸気管の内側に
配置したため、当該エンジンに所要の性能及び信頼性を
確保した上でその小型・コンパクト化を図ることができ
るという効果が得られる。
よれば、縦方向に直列に並設された複数の気筒の各々に
インジェクタによって燃料を供給する燃料噴射式の船外
機用直列多気筒エンジンにおいて、サージタンクと、ス
ロットルボディと、燃料ポンプを内蔵したベーパーセパ
レータタンク及び電装品をシリンダヘッドの反対側に配
置するとともに、前記サージタンクとシリンダヘッドを
接続する吸気管を側方に配置し、前記燃料ポンプと前記
インジェクタを接続する燃料配管を前記吸気管の内側に
配置したため、当該エンジンに所要の性能及び信頼性を
確保した上でその小型・コンパクト化を図ることができ
るという効果が得られる。
【0042】又、本発明によれば、前記サージタンクと
ベーパセパレータタンクを一体に構成したため、当該エ
ンジンの組立性を高めることができるという効果が得ら
れる。
ベーパセパレータタンクを一体に構成したため、当該エ
ンジンの組立性を高めることができるという効果が得ら
れる。
【図1】船外機の側面図である。
【図2】本発明に係る船外機用直列多気筒エンジンの破
断側面図である。
断側面図である。
【図3】本発明に係る船外機用直列多気筒エンジンの破
断側面図である。
断側面図である。
【図4】本発明に係る船外機用直列多気筒エンジンの破
断平面図である。
断平面図である。
【図5】本発明に係る船外機用直列多気筒エンジンの破
断正面図である。
断正面図である。
1 船外機用直列多気筒エンジン 9 シリンダヘッド 24 サージタンク 25 スロットルボディ 26 ベーパーセパレータタンク 27 エンジン制御装置(電装品) 28 吸気マニホールド 28a〜28d 吸気管 29 高圧燃料ポンプ(燃料ポンプ) 37,40 高圧燃料配管(燃料配管) 42 インジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 37/00 F02M 55/02 340Z 55/02 340 35/10 301P
Claims (7)
- 【請求項1】 縦方向に直列に並設された複数の気筒の
各々にインジェクタによって燃料を供給する燃料噴射式
の船外機用直列多気筒エンジンにおいて、 サージタンクをシリンダヘッドの反対側に配置するとと
もに、前記サージタンクとシリンダヘッドを接続する吸
気管を側方に配置したことを特徴とする船外機用直列多
気筒エンジン。 - 【請求項2】 前記複数の吸気管の前記サージタンクへ
の接続部は前後方向に互いにオフセットされていること
を特徴とする請求項1記載の船外機用直列多気筒エンジ
ン。 - 【請求項3】 前記複数の吸気管のサージタンクへの接
続部は幅方向に互いにオフセットされていることを特徴
とする請求項1又は2記載の船外機用直列多気筒エンジ
ン。 - 【請求項4】 燃料ポンプと前記インジェクタを接続す
る燃料配管を前記吸気管の内側に配置したことを特徴と
する請求項1,2又は3記載の船外機用直列多気筒エン
ジン。 - 【請求項5】 燃料ポンプを内蔵したベーパーセパレー
タタンク及び電装品をサージタンクと同じ側に配置した
ことを特徴とする請求項1〜3又は4記載の船外機用直
列多気筒エンジン。 - 【請求項6】 前記サージタンクとベーパーセパレータ
タンクを一体に構成したことを特徴とする請求項5記載
の船外機用直列多気筒エンジン。 - 【請求項7】 前記燃料タンクを前記ベーパーセパレー
タタンクに内蔵したことを特徴とする請求項5又は6記
載の船外機用直列多気筒エンジン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253938A JPH0988623A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 船外機用直列多気筒エンジン |
US08/724,519 US5829402A (en) | 1995-09-29 | 1996-09-30 | Induction system for engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7253938A JPH0988623A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 船外機用直列多気筒エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988623A true JPH0988623A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17258100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7253938A Pending JPH0988623A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 船外機用直列多気筒エンジン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5829402A (ja) |
JP (1) | JPH0988623A (ja) |
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