JP2020101096A - 船外機 - Google Patents

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真也 前川
誠 森野
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誠 森野
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Abstract

【課題】本発明は、船外機の重量増加を抑えつつ、チルトアップ時の船外機の前部と船体との干渉を防止することを目的とする。【解決手段】吸気マニホールドは、エンジンのシリンダ部に接続され、シリンダ部から後方に延びる。スロットルボディは、吸気マニホールドに取り付けられる。スロットルボディは、船外機の平面視で、ヘッドカバーよりも後方、且つ、船外機の左右方向において、吸気マニホールドの側端よりも内側に配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、船外機に関する。
船外機のエンジンには、吸気マニホールドが接続されている。吸気マニホールドには、スロットルボディが取り付けられている。例えば、特許文献1の船外機では、吸気マニホールドはエンジンのシリンダヘッドから前方に延びている。スロットルボディは、吸気マニホールドに取り付けられており、エンジンの前方に配置されている。
特開2000−110686号公報
上記のように、吸気マニホールドがシリンダヘッドから前方に延び、スロットルボディがエンジンの前方に配置される場合、船外機の前部が大きくなる。船外機の前方には、船外機が取り付けられる船体が配置されている。そのため、船外機の前部が大きくなると、船外機がチルトアップされたときに、船外機の前部と船体とが干渉し易くなる。
船外機の前部が大きくなっても、船外機を船体に対して後方にオフセットして配置することで、船外機の前部と船体との干渉を抑えることができる。しかし、その場合、船外機を船体に取り付けるための構造を強化する必要があり、それにより船外機の重量が増加することになる。
本発明は、船外機の重量増加を抑えつつ、チルトアップ時の船外機の前部と船体との干渉を防止することを目的とする。
一態様に係る船外機は、エンジンと、ドライブ軸と、プロペラ軸と、吸気マニホールドと、スロットルボディとを備える。エンジンは、クランクケースと、クランク軸と、シリンダ部と、ヘッドカバーとを含む。クランク軸の少なくとも一部は、クランクケース内に配置される。シリンダ部は、クランクケースの後方に配置される。ヘッドカバーは、シリンダ部の後方に配置される。ドライブ軸は、クランク軸に接続され、船外機の上下方向に延びる。プロペラ軸は、船外機の前後方向に延び、ドライブ軸に接続される。吸気マニホールドは、シリンダ部に接続され、シリンダ部から後方に延びる。スロットルボディは、吸気マニホールドに取り付けられる。スロットルボディは、船外機の平面視で、ヘッドカバーよりも後方、且つ、船外機の左右方向において、吸気マニホールドの側端よりも内側に配置される。
本態様に係る船外機では、吸気マニホールドがシリンダ部から後方に延び、スロットルボディがヘッドカバーよりも後方に配置される。そのため、スロットルボディがエンジンの前方に配置される場合と比べて、船外機の前部を小型化することができる。それにより、チルトアップ時の船外機の前部と船体との干渉を防止することができる。また、船外機の前部と船体との干渉を防止するために船外機を後方にオフセットする必要がないため、船外機の重量増加を抑えることができる。
本発明によれば、船外機の重量増加を抑えつつ、チルトアップ時の船外機の前部と船体との干渉を防止することができる。
実施形態に係る船外機の側面図である。 エンジンの左側面図である。 エンジンの右側面図である。 エンジンの上面図である。 エンジンの背面図である。 吸気マニホールドの斜視図である。 左吸気マニホールドの斜視図である。 右吸気マニホールドの斜視図である。 他の実施形態に係るエンジンの上面図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る船外機1の側面図である。図1に示すように、船外機1は、エンジン2と、ドライブ軸3と、プロペラ軸4と、シフト機構5と、エンジンカウル6と、ハウジング7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右上下の各方向は、船外機1の前後左右上下の各方向を意味するものとする。
エンジン2は、船舶1を推進させる推進力を発生させる。エンジン2は、エンジンカウル6内に配置されている。エンジン2は、クランク軸8を含む。クランク軸8は鉛直方向に延びている。ドライブ軸3は、クランク軸8に接続されている。ドライブ軸3は、上下方向に延びている。プロペラ軸4は、ドライブ軸3と交差する方向に延びている。プロペラ軸4は、前後方向に延びている。プロペラ軸4は、シフト機構5を介して、ドライブ軸3に接続されている。プロペラ軸4には、プロペラ20が接続される。
ハウジング7は、エンジンカウル6の下方に配置されている。ドライブ軸3は、ハウジング7の上部内に配置されている。プロペラ軸4とシフト機構5とは、ハウジング7の下部内に配置されている。シフト機構5は、ドライブ軸3からプロペラ軸4へ伝達される動力の回転方向を切り換える。シフト機構5は、例えば、複数のギアと、ギアの噛み合いを変更するクラッチとを含む。
船外機1は、ブラケット60を含む。船外機1は、ブラケット60を介して船体に取り付けられる。ブラケット60は、トリム・チルト軸61を含む。トリム・チルト軸61は、船外機1の左右方向に延びている。船外機1は、トリム・チルト軸61回りに回転可能にブラケット60に支持される。
図2は、エンジン2の左側面図である。図3は、エンジン2の右側面図である。図4は、エンジン2の上面図である。図5は、エンジン2の背面図である。図2から図4に示すように、エンジン2は、クランクケース9と、左シリンダ部10と、右シリンダ部11と、左ヘッドカバー16と、右ヘッドカバー17とを含む。クランクケース9は、上述したクランク軸8の少なくとも一部を収容している。
左シリンダ部10と右シリンダ部11とは、クランクケース9の後方に配置されている。左シリンダ部10と右シリンダ部11とは、左右に並んで配置されている。左シリンダ部10と右シリンダ部11とは、後方に向かって互いの間隔が広がるように、前後方向に対して傾斜して配置されている。左シリンダ部10は、後方且つ左方に延びるシリンダ軸線Ax1を有する。右シリンダ部11は、後方且つ右方に延びるシリンダ軸線Ax2を有する。エンジン2は、いわゆるV型エンジンである。
左シリンダ部10は、左シリンダボディ12と左シリンダヘッド14とを含む。右シリンダ部11は、右シリンダボディ13と右シリンダヘッド15とを含む。左シリンダボディ12と右シリンダボディ13とは、クランクケース9の後方に配置されている。左シリンダボディ12と右シリンダボディ13とは、左右に並んで配置されている。左シリンダボディ12と右シリンダボディ13とは、クランクケース9に接続されている。
左シリンダヘッド14は、左シリンダボディ12の後方に配置されている。右シリンダヘッド15は、右シリンダボディ13の後方に配置されている。左シリンダヘッド14は、左シリンダボディ12に接続されている。右シリンダヘッド15は、右シリンダボディ13に接続されている。左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15とは、左右に並んで配置されている。左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15とは、後方に向かって互いの間隔が広がるように、前後方向に対して傾斜して配置されている。
なお、左シリンダボディ12と右シリンダボディ13とは、クランクケース9と別体であってもよく、或いはクランクケース9と一体的に形成されてもよい。左シリンダボディ12は、左シリンダヘッド14と別体であってもよく、或いは左シリンダヘッド14と一体的に形成されてもよい。右シリンダボディ13は、右シリンダヘッド15と別体であってもよく、或いは右シリンダヘッド15と一体的に形成されてもよい。左シリンダボディ12と右シリンダボディ13とは、互いに一体であってもよく、或いは互いに別体であってもよい。
左ヘッドカバー16は、左シリンダヘッド14の後方に配置されている。左ヘッドカバー16は、左シリンダヘッド14に取り付けられている。右ヘッドカバー17は、右シリンダヘッド15の後方に配置されている。右ヘッドカバー17は、右シリンダヘッド15に取り付けられている。
船外機1は、吸気マニホールド18を含む。図6は、吸気マニホールド18の斜視図である。図2から図6に示すように、吸気マニホールド18は、左シリンダヘッド14及び右シリンダヘッド15に接続されている。吸気マニホールド18は、左シリンダヘッド14及び右シリンダヘッド15の後方に配置されている。吸気マニホールド18は、左吸気マニホールド21と右吸気マニホールド31とを含む。左吸気マニホールド21と右吸気マニホールド31とは、互いに別体である。ただし、左吸気マニホールド21と右吸気マニホールド31とは、互いに一体に形成されてもよい。
左吸気マニホールド21は、左シリンダヘッド14に取り付けられている。左吸気マニホールド21は、左シリンダヘッド14の外側面141に接続されている。左シリンダヘッド14の外側面141は、左シリンダヘッド14の左側面である。詳細には、左シリンダヘッド14の外側面141には、左吸気口142が設けられている。左吸気口142は、左シリンダヘッド14の外側面141から外側方に向かって突出している。左吸気口142は、左シリンダヘッド14の外側面141から後方に向かって湾曲した形状を有している。
左吸気マニホールド21は、左シリンダヘッド14の左方を通って後方に延びている。左吸気マニホールド21は、クランクケース9よりも後方に配置されている。側面視で、左吸気マニホールド21は、クランクケース9と重ならない。左吸気マニホールド21は、左シリンダボディ12よりも後方に配置されている。側面視で、左吸気マニホールド21は、左シリンダボディ12と重ならない。
右吸気マニホールド31は、右シリンダヘッド15に取り付けられている。右吸気マニホールド31は、右シリンダヘッド15の外側面151に接続されている。右シリンダヘッド15の外側面151は、右シリンダヘッド15の右側面である。詳細には、右シリンダヘッド15の外側面151には、右吸気口152が設けられている。右吸気口152は、右シリンダヘッド15の外側面151から外側方に向かって突出している。右吸気口152は、右シリンダヘッド15の外側面151から後方に向かって湾曲した形状を有している。
右吸気マニホールド31は、右シリンダヘッド15の右方を通って後方に延びている。右吸気マニホールド31は、クランクケース9よりも後方に配置されている。側面視で、右吸気マニホールド31は、クランクケース9と重ならない。右吸気マニホールド31は、右シリンダボディ13よりも後方に配置されている。側面視で、右吸気マニホールド31は、右シリンダボディ13と重ならない。
図7は、左吸気マニホールド21の斜視図である。図7に示すように、左吸気マニホールド21は、複数の左吸気管22−24と、左集合管25とを含む。複数の左吸気管22−24は、上下方向に並んで配置されている。図2に示すように、複数の左吸気管22−24は、左シリンダヘッド14の外側面141に接続されている。複数の左吸気管22−24は、左シリンダヘッド14から後方に延びている。図4に示すように、複数の左吸気管22−24は、左シリンダヘッド14の左方を通り、左ヘッドカバー16の後方の位置において内側方に向かって湾曲した形状を有している。
左吸気管22は、左接続口212を含む。左吸気管23は、左接続口213を含む。左吸気管24は、左接続口214を含む。左接続口212−214は、左吸気口142に接続される。左接続口212−214は、互いに一体化されている。ただし、左接続口212−214は、互いに別体であってもよい。
図5に示すように、複数の左吸気管22−24は、背面視において、左ヘッドカバー16と重なる。複数の左吸気管22−24は、上下方向において互いに間隔をおいて配置されている。背面視において、各左吸気管22−24の間には、点火コイル41−43が配置されている。なお、本実施形態では、左吸気マニホールド21は、3つの左吸気管22−24を含んでいる。しかし、左吸気管22−24の数は、3つに限らず、3つより少ない、或いは3つより多くてもよい。
左集合管25は、複数の左吸気管22−24に接続されている。左集合管25は、上下方向に延びている。左集合管25は、左ヘッドカバー16の後方に配置されている。背面視において、左集合管25は、左ヘッドカバー16と重なる。複数の左吸気管22−24は、左集合管25の左側面に接続されている。左集合管25は左接続開口251を含む。左接続開口251は、左集合管25の右側面に設けられている。
図8は、右吸気マニホールド31の斜視図である。図8に示すように、右吸気マニホールド31は、複数の右吸気管32−34と、右集合管35とを含む。複数の右吸気管32−34は、上下方向に並んで配置されている。図3に示すように、複数の右吸気管32−34は、右シリンダヘッド15の外側面151に接続されている。複数の右吸気管32−34は、右シリンダヘッド15から後方に延びている。図4に示すように、複数の右吸気管32−34は、右シリンダヘッド15の右方を通り、右ヘッドカバー17の後方の位置において内側方に向かって湾曲した形状を有している。
右吸気管32は、右接続口312を含む。右吸気管33は、右接続口313を含む。右吸気管34は、右接続口314を含む。左接続口312−314は、右吸気口152に接続される。右接続口312−314は、互いに一体化されている。ただし、右接続口312−314は、互いに別体であってもよい。
図5に示すように、複数の右吸気管32−34は、背面視において、右ヘッドカバー17と重なる。複数の右吸気管32−34は、上下方向において互いに間隔をおいて配置されている。背面視において、各右吸気管32−34の間には、点火コイル44−46が配置されている。なお、本実施形態では、右吸気マニホールド31は、3つの右吸気管32−34を含んでいる。しかし、右吸気管32−34の数は、3つに限らず、3つより少ない、或いは3つより多くてもよい。
右集合管35は、複数の右吸気管32−34に接続されている。右集合管35は、上下方向に延びている。右集合管35は、右ヘッドカバー17の後方に配置されている。背面視において、右集合管35は、右ヘッドカバー17と重なる。複数の右吸気管32−34は、右集合管35の右側面に接続されている。右集合管35は右接続開口351を含む。右接続開口351は、右集合管35の左側面に設けられている。
左接続開口251と右接続開口351とは互いに接続されている。左接続開口251と右接続開口351とは、左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15との間のV型の空間の後方に配置されている。すなわち、左吸気マニホールド21と右吸気マニホールド31とは、左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15との間のV型の空間の後方の位置において、互いに接続されている。
図4に示すように、船外機1は、複数の左排気管51と、複数の右排気管52と、排気管53とを含む。なお、図4では、複数の左排気管51と複数の右排気管52のうち最も上方の左排気管51と右排気管52のみが示されている。左排気管51と右排気管52とは、左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15との間のV型の空間に配置されている。左排気管51は、左シリンダヘッド14の内側面に接続されており、左シリンダヘッド14から後方に延びている。右排気管52は、右シリンダヘッド15の内側面に接続されており、右シリンダヘッド15から後方に延びている。
排気管53は、例えば三元触媒などの触媒を内蔵しており、エンジン2からの排気を清浄化する。排気管53は、上下方向に延びている。排気管53は、左排気管51と右排気管52とに接続されている。排気管53は、左排気管51と右排気管52との後方に配置されている。排気管53は、左吸気マニホールド21の左集合管25と、右吸気マニホールド31の右集合管35との前方に配置されている。排気管53は、左シリンダヘッド14と右シリンダヘッド15との間のV型の空間に配置されている。背面視において、排気管53は、左吸気マニホールド21の左集合管25と、右吸気マニホールド31の右集合管35とに重なる。排気管53の下部には、排気管54が接続されている。排気管54は、排気管53から下方に延びている。
図7に示すように、左吸気マニホールド21は、複数の左固定部27−29を含む。左吸気マニホールド21は、複数の左固定部27−29において、排気管53に固定される。複数の左固定部27−29は、左集合管25に設けられている。図8に示すように、右吸気マニホールド31は、複数の右固定部37−39を含む。右吸気マニホールド31は、複数の右固定部37−39において、排気管53に固定される。複数の右固定部37−39は、右集合管35に設けられている。
船外機1は、スロットルボディ47を含む。スロットルボディ47は、吸気マニホールド18に取り付けられている。スロットルボディ47は、左吸気マニホールド21に取り付けられている。スロットルボディ47は、吸気マニホールド18に供給される空気量を調整する。図6に示すように、左吸気マニホールド21は、吸気マニホールド18の取付部26を含む。取付部26は、左吸気マニホールド21の左集合管25に設けられている。詳細には、取付部26は、左集合管25の上面に設けられている。取付部26は、上方に向かって開口している。スロットルボディ47は、取付部26に取り付けられる。
図4に示すように、スロットルボディ47は、左右方向において左吸気マニホールド21の左側端211よりも内側に配置されている。スロットルボディ47は、左右方向において左集合管25の左側端252よりも内側に配置されている。スロットルボディ47は、左吸気マニホールド21の上方に配置されている。平面視で、スロットルボディ47の少なくとも一部は、左吸気マニホールド21に重なる。平面視で、スロットルボディ47の少なくとも一部は、左集合管25に重なる。
スロットルボディ47は、平面視で、左ヘッドカバー16及び右ヘッドカバー17よりも後方に配置されている。スロットルボディ47は、左右方向において左吸気マニホールド21の左側端211と右吸気マニホールド31との右側端311との間に配置されている、平面視で、スロットルボディ47は、左シリンダヘッド14のシリンダ軸線Ax1の延長線と右シリンダヘッド15のシリンダ軸線Ax2の延長線との間に配置されている。
船外機1は、オイルフィルター48を含む。オイルフィルター48は、左右方向において、右シリンダボディ13の右側面の外側に配置されている。オイルフィルター48は、右吸気マニホールド31よりも前方に配置されている。側面視において、オイルフィルター48は、右吸気マニホールド31に重ならない。
以上説明した本実施形態に係る船外機1では、左吸気マニホールド21が左シリンダヘッド14から後方に延び、スロットルボディ47が左ヘッドカバー16よりも後方に配置される。そのため、スロットルボディ47がエンジン2の前方に配置される場合と比べて、船外機1の前部を小型化することができる。それにより、チルトアップ時の船外機1の前部と船体との干渉を防止することができる。また、船外機1の前部と船体との干渉を防止するために船外機1を後方にオフセットする必要がないため、船外機1の重量増加を抑えることができる。
側面視で、クランクケース9は左吸気マニホールド21及び右吸気マニホールド31と重ならない。そのため、クランクケース9へのアクセスが容易になる。また、側面視で、オイルフィルター48などのエンジン2に取り付けられる部品も左吸気マニホールド21及び右吸気マニホールド31と重ならない。そのため、エンジン2に取り付けられる部品へのアクセスが容易になる。それにより、エンジン2のメンテナンス性を向上させることができる。なお、エンジン2に取り付けられる部品は、オイルフィルター48に限らず、他の部品であってもよい。例えば、図9に示すように、エンジン2に取り付けられる部品は、上述したオイルフィルター48の他に、サーモスタット62,63などの定期交換部品であってもよい。或いは、エンジン2に取り付けられる部品は、スタータモータ64、レクチファイア/レギュレータ65などのエンジン2の補機であってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
船外機1の構成は、上記の実施形態のものに限らず変更されてもよい。エンジン2の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、エンジン2は、V型エンジンに限らず、直列型などの他の種類のエンジンであってもよい。その場合、左吸気マニホールド21と右吸気マニホールド31との一方が省略されてもよい。
スロットルボディ47の配置は上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、スロットルボディ47は、右吸気マニホールド31に取り付けられてもよい。スロットルボディ47は、吸気マニホールド18の上面に限らず、他の位置に取り付けられてもよい。
本発明によれば、船外機の重量増加を抑えつつ、チルトアップ時の船外機の前部と船体との干渉を防止することができる。
2 エンジン
3 ドライブ軸
4 プロペラ軸
8 クランク軸
9 クランクケース
10 左シリンダ部
11 右シリンダ部
16 左ヘッドカバー
17 右ヘッドカバー
18 吸気マニホールド
21 左吸気マニホールド
22−24 左吸気管
25 左集合管
31 右吸気マニホールド
32−34 右吸気管
35 右集合管
47 スロットルボディ
48 オイルフィルター

Claims (7)

  1. クランクケースと、前記クランクケース内に少なくとも一部が配置されたクランク軸と、前記クランクケースの後方に配置されたシリンダ部と、前記シリンダ部の後方に配置されたヘッドカバーと、を含むエンジンと、
    前記クランク軸に接続され、船外機の上下方向に延びるドライブ軸と、
    前記船外機の前後方向に延び、前記ドライブ軸に接続されたプロペラ軸と、
    前記シリンダ部に接続され、前記シリンダ部から後方に延びる吸気マニホールドと、
    前記吸気マニホールドに取り付けられ、前記船外機の平面視で前記ヘッドカバーよりも後方、且つ、前記船外機の左右方向において前記吸気マニホールドの側端よりも内側に配置されたスロットルボディと、
    を備える船外機。
  2. 前記スロットルボディは、前記吸気マニホールドの上方に配置されており、
    前記船外機の平面視で、前記スロットルボディの少なくとも一部は、前記吸気マニホールドに重なる、
    請求項1に記載の船外機。
  3. 前記吸気マニホールドは、
    前記シリンダ部から後方に延び、前記船外機の上下方向に並んで配置された複数の吸気管と、
    前記複数の吸気管に接続され、前記船外機の上下方向に延びる集合管と、
    を含み、
    前記スロットルボディは、前記集合管に取り付けられている、
    請求項1に記載の船外機。
  4. 前記船外機の平面視で、前記シリンダ部の側方、且つ、前記吸気マニホールドよりも前方に配置された部品をさらに備える、
    請求項1に記載の船外機。
  5. 前記シリンダ部は、
    後方且つ左方に延びるシリンダ軸線を有する左シリンダ部と、
    後方且つ右方に延びるシリンダ軸線を有する右シリンダ部と、
    を含み、
    前記ヘッドカバーは、
    前記左シリンダ部に取り付けられた左ヘッドカバーと、
    前記右シリンダ部に取り付けられた右ヘッドカバーと、
    を含み、
    前記吸気マニホールドは、
    前記左シリンダ部に取り付けられた左吸気マニホールドと、
    前記右シリンダ部に取り付けられた右吸気マニホールドと、
    を含み、
    前記スロットルボディは、前記船外機の平面視で、前記左ヘッドカバー及び前記右ヘッドカバーよりも後方、且つ、前記船外機の左右方向において前記左吸気マニホールドの左側端と前記右吸気マニホールドとの右側端との間に配置されている、
    請求項1に記載の船外機。
  6. 前記船外機の平面視で、前記スロットルボディは、前記左シリンダ部のシリンダ軸線の延長線と前記右シリンダ部のシリンダ軸線の延長線との間に配置されている、
    請求項5に記載の船外機。
  7. 前記左吸気マニホールドは、前記左シリンダ部の左側面に接続され、前記左シリンダ部の左方を通って後方に延びており、
    前記右吸気マニホールドは、前記右シリンダ部の右側面に接続され、前記右シリンダ部の右方を通って後方に延びている、
    請求項5に記載の船外機。
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