JP2020101097A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、船外機において吸気管での圧力損失を抑えることを目的とする。【解決手段】エンジンは、クランク軸を含む。ドライブ軸は、クランク軸に接続され、船外機の上下方向に延びる。プロペラ軸は、船外機の前後方向に延び、ドライブ軸に接続される。吸気管は、エンジンに接続される。吸気管は、互いに別体の第1管部と第2管部とを含む。シール部材は、第1管部と第2管部との間に配置され、第1管部と第2管部とを連結する。【選択図】図10

Description

本発明は、船外機に関する。
船外機のエンジンには、吸気管が接続されている。吸気管は、互いに別体の第1管部と第2管部とを含む。第1管部と第2管部とは互いに接続されている。第1管部と第2管部との間には、Oリングなどのシール部材が配置されている。第1管部と第2管部とには、それぞれボルト等の締結部材が通されるボスが設けられている。第1管部と第2管部とが締結部材によって互いに固定されることで、シール部材が第1管部と第2管部との間に挟み込まれる。それにより、第1管部と第2管部との間が、シール部材によって封止される。
例えば、特許文献1のエンジンでは、シリンダヘッド側の吸気管にインテークマニホールドが接続されている。吸気管とインテークマニホールドとの間にはOリングが配置されている。吸気管とインテークマニホールドとにはそれぞれ固定用のボスが設けられており、吸気管とインテークマニホールドとはボルトによって互いに締結されている。それにより、吸気管とインテークマニホールドとの間がOリングによって封止される。
特開平7−77116号公報
上記の船外機では、第1管部と第2管部とのそれぞれに締結部材が通されるボスが設けられている。そのため、第1管部と第2管部との内部の吸気通路が、ボスによって狭められてしまう。その結果、吸気の圧力損失が発生して、船外機の出力低下を招く虞がある。
本発明は、船外機において吸気管での圧力損失を抑えることを目的とする。
一態様に係る船外機は、エンジンと、ドライブ軸と、プロペラ軸と、吸気管と、シール部材とを備える。エンジンは、クランク軸を含む。ドライブ軸は、クランク軸に接続され、船外機の上下方向に延びる。プロペラ軸は、船外機の前後方向に延び、ドライブ軸に接続される。吸気管は、エンジンに接続される。吸気管は、互いに別体の第1管部と第2管部とを含む。シール部材は、第1管部と第2管部との間に配置され、第1管部と第2管部とを連結する。
本態様に係る船外機では、吸気管において第1管部と第2管部とが、シール部材によって互いに連結される。そのため、ボルト等の締結部材を用いずに、第1管部と第2管部とを連結することができる。それにより、締結部材を通すボス等の構造を省略することができるため、吸気管での圧力損失を抑えることができる。
本発明によれば、船外機において吸気管での圧力損失を抑えることができる。
実施形態に係る船外機の側面図である。 エンジンの左側面図である。 エンジンの右側面図である。 エンジンの上面図である。 エンジンの背面図である。 吸気管の斜視図である。 第1管部の斜視図である。 第2管部の斜視図である。 吸気管の平面断面図である。 シール部材及びその周囲の拡大断面図である。 第1変形例に係るシール部材及びその周囲の拡大断面図である。 第2変形例に係るシール部材及びその周囲の拡大断面図である。 他の実施形態に係るエンジンの平面図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る船外機1の側面図である。図1に示すように、船外機1は、エンジン2と、ドライブ軸3と、プロペラ軸4と、シフト機構5と、エンジンカウル6と、ハウジング7とを含む。なお、以下の説明において、前後左右上下の各方向は、船外機1の前後左右上下の各方向を意味するものとする。
エンジン2は、船舶1を推進させる推進力を発生させる。エンジン2は、エンジンカウル6内に配置されている。エンジン2は、クランク軸8を含む。クランク軸8は鉛直方向に延びている。ドライブ軸3は、クランク軸8に接続されている。ドライブ軸3は、上下方向に延びている。プロペラ軸4は、ドライブ軸3と交差する方向に延びている。プロペラ軸4は、前後方向に延びている。プロペラ軸4は、シフト機構5を介して、ドライブ軸3に接続されている。プロペラ軸4には、プロペラ20が接続される。
ハウジング7は、エンジンカウル6の下方に配置されている。ドライブ軸3は、ハウジング7の上部内に配置されている。プロペラ軸4とシフト機構5とは、ハウジング7の下部内に配置されている。シフト機構5は、ドライブ軸3からプロペラ軸4へ伝達される動力の回転方向を切り換える。シフト機構5は、例えば、複数のギアと、ギアの噛み合いを変更するクラッチとを含む。
船外機1は、ブラケット60を含む。船外機1は、ブラケット60を介して船体に取り付けられる。ブラケット60は、トリム・チルト軸61を含む。トリム・チルト軸61は、船外機1の左右方向に延びている。船外機1は、トリム・チルト軸61回りに回転可能にブラケット60に支持される。
図2は、エンジン2の左側面図である。図3は、エンジン2の右側面図である。図4は、エンジン2の上面図である。図5は、エンジン2の背面図である。図2から図4に示すように、エンジン2は、クランクケース9と、第1シリンダ部10と、第2シリンダ部11と、第1ヘッドカバー16と、第2ヘッドカバー17とを含む。クランクケース9は、上述したクランク軸8の少なくとも一部を収容している。
第1シリンダ部10と第2シリンダ部11とは、クランクケース9の後方に配置されている。第1シリンダ部10と第2シリンダ部11とは、左右に並んで配置されている。第1シリンダ部10と第2シリンダ部11とは、後方に向かって互いの間隔が広がるように、前後方向に対して傾斜して配置されている。第1シリンダ部10は、後方且つ左方に延びるシリンダ軸線Ax1を有する。第2シリンダ部11は、後方且つ右方に延びるシリンダ軸線Ax2を有する。エンジン2は、いわゆるV型エンジンである。
第1シリンダ部10は、第1シリンダボディ12と第1シリンダヘッド14とを含む。第2シリンダ部11は、第2シリンダボディ13と第2シリンダヘッド15とを含む。第1シリンダボディ12と第2シリンダボディ13とは、クランクケース9の後方に配置されている。第1シリンダボディ12と第2シリンダボディ13とは、左右に並んで配置されている。第1シリンダボディ12と第2シリンダボディ13とは、クランクケース9に接続されている。
第1シリンダヘッド14は、第1シリンダボディ12の後方に配置されている。第2シリンダヘッド15は、第2シリンダボディ13の後方に配置されている。第1シリンダヘッド14は、第1シリンダボディ12に接続されている。第2シリンダヘッド15は、第2シリンダボディ13に接続されている。第1シリンダヘッド14と第2シリンダヘッド15とは、左右に並んで配置されている。第1シリンダヘッド14と第2シリンダヘッド15とは、後方に向かって互いの間隔が広がるように、前後方向に対して傾斜して配置されている。
なお、第1シリンダボディ12と第2シリンダボディ13とは、クランクケース9と別体であってもよく、或いはクランクケース9と一体的に形成されてもよい。第1シリンダボディ12は、第1シリンダヘッド14と別体であってもよく、或いは第1シリンダヘッド14と一体的に形成されてもよい。第2シリンダボディ13は、第2シリンダヘッド15と別体であってもよく、或いは第2シリンダヘッド15と一体的に形成されてもよい。
第1ヘッドカバー16は、第1シリンダヘッド14の後方に配置されている。第1ヘッドカバー16は、第1シリンダヘッド14に取り付けられている。第2ヘッドカバー17は、第2シリンダヘッド15の後方に配置されている。第2ヘッドカバー17は、第2シリンダヘッド15に取り付けられている。
船外機1は、吸気管18を含む。図6は、吸気管18の斜視図である。図2から図6に示すように、吸気管18は、エンジン2に接続されている。吸気管18は、第1シリンダヘッド14及び第2シリンダヘッド15の後方に配置されている。吸気管18は、第1管部21と第2管部31とを含む。第1管部21と第2管部31とは、互いに別体である。
第1管部21は、第1シリンダヘッド14に取り付けられている。第1管部21は、第1シリンダヘッド14の外側面141に接続されている。第1シリンダヘッド14の外側面141は、第1シリンダヘッド14の左側面である。第1管部21は、第1シリンダヘッド14の外側面141から後方に延びている。第1管部21は、クランクケース9よりも後方に配置されている。第1管部21は、第1シリンダボディ12よりも後方に配置されている。
第2管部31は、第2シリンダヘッド15に取り付けられている。第2管部31は、第2シリンダヘッド15の外側面151に接続されている。第2シリンダヘッド15の外側面151は、第2シリンダヘッド15の右側面である。第2管部31は、第2シリンダヘッド15の外側面151から後方に延びている。第2管部31は、クランクケース9よりも後方に配置されている。第2管部31は、第2シリンダボディ13よりも後方に配置されている。
図7は、第1管部21の斜視図である。図7に示すように、第1管部21は、複数の第1吸気管22−24と、第1集合管25とを含む。複数の第1吸気管22−24は、上下方向に並んで配置されている。図2に示すように、複数の第1吸気管22−24は、第1シリンダヘッド14の外側面141に接続されている。複数の第1吸気管22−24は、第1シリンダヘッド14から後方に延びている。図4に示すように、複数の第1吸気管22−24は、第1シリンダヘッド14の左方を通り、第1ヘッドカバー16の後方の位置において内側方に向かって湾曲した形状を有している。
第1吸気管22は、第1接続口212を含む。第1吸気管23は、第1接続口213を含む。第1吸気管24は、第1接続口214を含む。第1接続口212−214は、第1シリンダヘッド14の外側面141に接続される。第1接続口212−214は、互いに一体化されている。ただし、第1接続口212−214は、互いに別体であってもよい。
図5に示すように、複数の第1吸気管22−24は、背面視において、第1ヘッドカバー16と重なる。複数の第1吸気管22−24は、上下方向において互いに間隔をおいて配置されている。背面視において、各第1吸気管22−24の間には、点火コイル41−43が配置されている。なお、本実施形態では、第1管部21は、3つの第1吸気管22−24を含んでいる。しかし、第1吸気管22−24の数は、3つに限らず、3つより少ない、或いは3つより多くてもよい。
第1集合管25は、複数の第1吸気管22−24に接続されている。第1集合管25は、上下方向に延びている。第1集合管25は、第1ヘッドカバー16の後方に配置されている。背面視において、第1集合管25は、第1ヘッドカバー16と重なる。複数の第1吸気管22−24は、第1集合管25の左側面に接続されている。第1集合管25は第1接続開口251を含む。第1接続開口251は、第1集合管25の右側面に設けられている。第1集合管25は、多角形状を有する。第1接続開口251は、多角形状を有する。詳細には、第1接続開口251は、四角形状を有する。ただし、第1接続開口251は、四角形状以外の形状であってもよい。第1集合管25は、多角形状以外の形状であってもよい。
図8は、第2管部31の斜視図である。図8に示すように、第2管部31は、複数の第2吸気管32−34と、第2集合管35とを含む。複数の第2吸気管32−34は、上下方向に並んで配置されている。図3に示すように、複数の第2吸気管32−34は、第2シリンダヘッド15の外側面151に接続されている。複数の第2吸気管32−34は、第2シリンダヘッド15から後方に延びている。図4に示すように、複数の第2吸気管32−34は、第2シリンダヘッド15の右方を通り、第2ヘッドカバー17の後方の位置において内側方に向かって湾曲した形状を有している。
第2吸気管32は、第2接続口312を含む。第2吸気管33は、第2接続口313を含む。第2吸気管34は、第2接続口314を含む。第2接続口312−314は、第2シリンダヘッド15の外側面151に接続される。第2接続口312−314は、互いに一体化されている。ただし、第2接続口312−314は、互いに別体であってもよい。
図5に示すように、複数の第2吸気管32−34は、背面視において、第2ヘッドカバー17と重なる。複数の第2吸気管32−34は、上下方向において互いに間隔をおいて配置されている。背面視において、各第2吸気管32−34の間には、点火コイル44−46が配置されている。なお、本実施形態では、第2管部31は、3つの第2吸気管32−34を含んでいる。しかし、第2吸気管32−34の数は、3つに限らず、3つより少ない、或いは3つより多くてもよい。
第2集合管35は、複数の第2吸気管32−34に接続されている。第2集合管35は、上下方向に延びている。第2集合管35は、第2ヘッドカバー17の後方に配置されている。背面視において、第2集合管35は、第2ヘッドカバー17と重なる。複数の第2吸気管32−34は、第2集合管35の右側面に接続されている。第2集合管35は第2接続開口351を含む。第2接続開口351は、第2集合管35の左側面に設けられている。第2集合管35は、多角形状を有する。第2接続開口351は、多角形状を有する。詳細には、第2接続開口351は、四角形状を有する。ただし、第2接続開口351は、四角形状以外の形状であってもよい。第2集合管35は、多角形状以外の形状であってもよい。
第1管部21と第2管部31とは、第1接続開口251と第2接続開口351とにおいて、互いに接続されている。第1接続開口251と第2接続開口351とは、エンジン2の後方に配置されている。すなわち、第1管部21と第2管部31とは、エンジン2の後方の位置において互いに連結されている。
図9は、吸気管18の平面断面図である。図9に示すように、第1管部21と第2管部31との間には、シール部材70が設けられている。シール部材70は、第1管部21と第2管部31との間を封止していると共に、第1管部21と第2管部31とを連結している。第1接続開口251と第2接続開口351とは、ボルト等の他の締結部材を用いずに、シール部材70によって互いに連結されている。
図7に示すように、第1管部21の端部は、第1溝部252を含む。第1溝部252は、第1接続開口251の縁に沿って設けられている。第1溝部252は、環状の形状を有し、第1接続開口251と同様の多角形状を有する。図8に示すように、第2管部31の端部は、第2溝部352を含む。第2溝部352は、第2接続開口351の縁に沿って設けられている。第2溝部352は、環状の形状を有し、第2接続開口351と同様の多角形状を有する。
シール部材70は、第1溝部252と第2溝部352とに嵌め込まれている。シール部材70は、第1溝部252と第2溝部352と同様に、四角形状を有する。上述したように第1接続開口251と第2接続開口351とは、エンジン2の後方に配置されている。従って、シール部材70は、エンジン2の後方に配置されている。
図10は、シール部材70及びその周囲を示す拡大断面図である。図10に示すように、シール部材70は、第1係止部71と、第2係止部72と、連結部73とを含む。第1係止部71は、第1溝部252内に配置され、第1溝部252内に嵌め込まれている。第2係止部72は、第2溝部352内に配置され、第2溝部352内に嵌め込まれている。連結部73は、第1係止部71と第2係止部72とを連結している。シール部材70は、ゴム等の弾性材製である。従って、第1係止部71と第2係止部72と連結部73とは、弾性材製である。ただし、シール部材70の一部のみが、弾性材製であってもよい。例えば、第1係止部71と第2係止部72とのみが弾性材製であってもよい。
第1係止部71は、凹凸のある表面形状を有している。第1係止部71は、第1溝部252に圧入され、第1係止部71の弾性により第1溝部252に係止する。第2係止部72は、凹凸のある表面形状を有している。第2係止部72は、第2溝部352に圧入され、第2係止部72の弾性により第2溝部352に係止する。
図4に示すように、船外機1は、複数の第1排気管51と、複数の第2排気管52と、触媒ユニット53とを含む。なお、図4では、複数の第1排気管51と複数の第2排気管52のうち最も上方の第1排気管51と第2排気管52のみが示されている。第1排気管51と第2排気管52とは、第1シリンダヘッド14と第2シリンダヘッド15との間のV型の空間に配置されている。第1排気管51は、第1シリンダヘッド14の内側面に接続されており、第1シリンダヘッド14から後方に延びている。第2排気管52は、第2シリンダヘッド15の内側面に接続されており、第2シリンダヘッド15から後方に延びている。
触媒ユニット53は、例えば三元触媒などの触媒を内蔵しており、エンジン2からの排気を清浄化する。触媒ユニット53は、上下方向に延びている。触媒ユニット53は、第1排気管51と第2排気管52とに接続されている。触媒ユニット53は、第1排気管51と第2排気管52との後方に配置されている。触媒ユニット53は、第1管部21の第1集合管25と、第2管部31の第2集合管35との前方に配置されている。触媒ユニット53は、第1シリンダヘッド14と第2シリンダヘッド15との間のV型の空間に配置されている。背面視において、触媒ユニット53は、第1管部21の第1集合管25と、第2管部31の第2集合管35とに重なる。触媒ユニット53の下部には、排気管54が接続されている。排気管54は、触媒ユニット53から下方に延びている。
図7に示すように、第1管部21は、複数の第1固定部27−29を含む。第1管部21は、複数の第1固定部27−29において、触媒ユニット53に固定される。複数の第1固定部27−29は、第1集合管25に設けられている。図8に示すように、第2管部31は、複数の第2固定部37−39を含む。第2管部31は、複数の第2固定部37−39において、触媒ユニット53に固定される。複数の第2固定部37−39は、第2集合管35に設けられている。
船外機1は、スロットルボディ47を含む。スロットルボディ47は、吸気管18に取り付けられている。スロットルボディ47は、第1管部21に取り付けられている。スロットルボディ47は、吸気管18に供給される空気量を調整する。図6に示すように、第1管部21は、吸気管18の取付部26を含む。取付部26は、第1管部21の第1集合管25に設けられている。詳細には、取付部26は、第1集合管25の上面に設けられている。取付部26は、上方に向かって開口している。スロットルボディ47は、取付部26に取り付けられる。
以上説明した本実施形態に係る船外機1では、吸気管18において第1管部21と第2管部31とは、シール部材70によって互いに連結される。そのため、ボルト等の締結部材を用いずに、第1管部21と第2管部31とを連結することができる。それにより、締結部材を通すボス等の構造を省略することができるため、吸気管18での圧力損失を抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
船外機1の構成は、上記の実施形態のものに限らず変更されてもよい。エンジン2の構成は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、エンジン2は、V型エンジンに限らず、直列型などの他の種類のエンジンであってもよい。
スロットルボディ47の配置は上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、スロットルボディ47は、第2管部31に取り付けられてもよい。スロットルボディ47は、吸気管18の上面に限らず、他の位置に取り付けられてもよい。
シール部材70の形状は、上述した実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、図11は、第1変形例に係るシール部材70を示す断面図である。図11に示すように、第1係止部71は、溝状であってもよい。第1管部21の端部が、溝状の第1係止部71に嵌め込まれることで、第1係止部71が第1管部21に係止してもよい。第2係止部72は、シール部材70の外面であってもよい。第2係止部72が第2管部31の第2溝部352に嵌め込まれることで、第2係止部72が第2管部31に係止してもよい。或いは、上記とは逆に、第2係止部72が溝状の形状を有しており、第2管部31の端部が溝状の第2係止部72に嵌め込まれてもよい。その場合、第1係止部71の外面が第1管部21の第1溝部252に嵌め込まれてもよい。
図12は、第2変形例に係るシール部材70を示す断面図である。図12に示すように、シール部材70及び第2溝部352が、第1管部21の内面210及び第2管部31の内面310よりも外側に配置されてもよい。それにより、第1接続開口251と第2接続開口351とにおいて、第1管部21の内面210と第2管部31の内面310とが概ね面一にされてもよい。
上記の実施形態では、第1管部21と第2管部31とは、エンジン2の後方において、互いに接続されている。しかし、第1管部21と第2管部31とは、エンジン2の前方において、互いに接続されてもよい。例えば、図12は、他の実施形態に係るエンジン2の平面図である。図13に示すように、第1管部21は、第1シリンダヘッド14の外側面141から前方に延びていてもよい。第2管部31は、第2シリンダヘッド15の外側面151から前方に延びていてもよい。第1管部21と第2管部31とは、エンジン2の前方において互いに連結されてもよい。その場合、シール部材70は、エンジン2の前方に配置されてもよい。
本発明によれば、船外機において吸気管での圧力損失を抑えることができる。
2 エンジン
3 ドライブ軸
4 プロペラ軸
8 クランク軸
9 クランクケース
14 第1シリンダヘッド
15 第2シリンダヘッド
18 吸気管
21 第1管部
31 第2管部
70 シール部材
71 第1係止部
72 第2係止部
73 連結部
252 第1溝部
352 第2溝部

Claims (10)

  1. クランク軸を含むエンジンと、
    前記クランク軸に接続され、船外機の上下方向に延びるドライブ軸と、
    前記船外機の前後方向に延び、前記ドライブ軸に接続されたプロペラ軸と、
    互いに別体の第1管部と第2管部とを含み、前記エンジンに接続された吸気管と、
    前記第1管部と前記第2管部との間に配置され、前記第1管部と前記第2管部とを連結するシール部材と、
    を備える船外機。
  2. 前記第1管部と前記第2管部とは、多角形状を有する、
    請求項1に記載の船外機。
  3. 前記シール部材は、
    前記第1管部に係止する第1係止部と、
    前記第2管部に係止する第2係止部と、
    前記第1係止部と前記第2係止部とを連結する連結部と、
    を含む、
    請求項1に記載の船外機。
  4. 前記シール部材において、少なくとも前記第1係止部と前記第2係止部とは弾性材で形成され、
    前記第1係止部は、前記第1係止部の弾性により前記第1管部に係止し、
    前記第2係止部は、前記第2係止部の弾性により前記第2管部に係止する、
    請求項3に記載の船外機。
  5. 前記第1管部は、前記第1管部の端部に設けられた第1溝部を含み、
    前記第1係止部は、前記第1溝部内に嵌め込まれている、
    請求項3に記載の船外機。
  6. 前記第2管部は、前記第2管部の端部に設けられた第2溝部を含み、
    前記第2係止部は、前記第2溝部内に嵌め込まれている、
    請求項3に記載の船外機。
  7. 前記エンジンは、
    前記クランク軸の少なくとも一部が配置されたクランクケースと、
    前記クランクケースに接続された第1シリンダヘッドと、
    前記クランクケースに接続された第2シリンダヘッドと、
    を含み、
    前記第1管部は、前記第1シリンダヘッドに接続され、
    前記第2管部は、前記第2シリンダヘッドに接続される、
    請求項1に記載の船外機。
  8. 前記第1シリンダヘッドと前記第2シリンダヘッドとは、前記クランクケースの後方に配置され、互いに前記船外機の左右方向に並んで配置され、
    前記第1管部は、前記第1シリンダヘッドの外側面に接続され、
    前記第2管部は、前記第2シリンダヘッドの外側面に接続される、
    請求項7に記載の船外機。
  9. 前記第1管部は、前記第1シリンダヘッドの外側面から後方に延び、
    前記第2管部は、前記第2シリンダヘッドの外側面から後方に延び、
    前記第1管部と前記第2管部とは、前記エンジンの後方において互いに連結され、
    前記シール部材は、前記エンジンの後方に配置されている、
    請求項8に記載の船外機。
  10. 前記第1管部は、前記第1シリンダヘッドの外側面から前方に延び、
    前記第2管部は、前記第2シリンダヘッドの外側面から前方に延び、
    前記第1管部と前記第2管部とは、前記エンジンの前方において互いに連結され、
    前記シール部材は、前記エンジンの前方に配置されている、
    請求項8に記載の船外機。
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