JP2005042706A - 船外機の燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動時に燃料が適切な供給量だけ供給されるようにする。
【解決手段】ベーパーセパレータタンク18内の燃料の気化分を吸気通路に導くブリーザーパイプ45にベーパーシャットバルブ46を介装する。このベーパーシャットバルブ46は、エンジン停止中に閉じ、エンジン始動後に開くように構成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ベーパーセパレータタンク内で気化した燃料がブリーザーパイプによって吸気通路に吸入される船外機の燃料供給装置に関するものである。
従来のこの種の船外機の燃料供給装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に示された船外機の燃料供給装置は、船体側の主燃料タンクから供給された燃料を貯留するベーパーセパレータタンクを備え、このベーパーセパレータタンクから燃料を高圧燃料ポンプによってエンジンのインジェクタに供給する構成が採られている。
前記ベーパーセパレータタンクは、エンジンの側部に取付けられ、エンジンとともにカウリング内に収容されている。また、このベーパーセパレータタンクは、内部に生じた燃料ガス(燃料の気化分)を吸気系に導いてエンジンで燃焼させるために、燃料貯留室の気室部分がブリーザーパイプを介して吸気サイレンサーに連通されている。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特開2000−235627号公報(第3頁、図2)
上述したように構成された従来の船外機の燃料供給装置は、始動時に燃料が不必要に多くエンジンに供給されることがあるという問題があった。このように燃料供給量が過度に多くなると、エンジンが始動し難くなることがある。燃料供給量が増大する原因は、ベーパーセパレータタンク内の燃料が気化することによって生成された燃料ガスがエンジン停止中にブリーザーパイプを通って吸気サイレンサー内に流入し、この吸気サイレンサー内に滞留されるからであると考えられる。
すなわち、吸気サイレンサー中に貯留された燃料ガスが始動時に空気とともにエンジンに吸入されるから、上述したように燃料供給量が過度に多くなってしまう。ベーパーセパレータタンクからベーパーが吸気サイレンサー側へ流出するのは、エンジン停止後にエンジンの熱によってカウリング内の温度が上昇し、この温度上昇に伴ってベーパーセパレータタンクの温度も上昇するようになり、この結果、燃料の気化が促進されてベーパーがブリーザーパイプに押し出されるからである。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、始動時に燃料が適切な供給量だけ供給される船外機の燃料供給装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る船外機の燃料供給装置は、ベーパーセパレータタンク内の燃料の気化分を吸気通路に導くブリーザーパイプに、エンジン停止中に閉じ、エンジン始動後に開く開閉弁を介装したものである。
請求項2に記載した発明に係る船外機の燃料供給装置は、請求項1に記載した発明に係る船外機の燃料供給装置において、開閉弁を吸気量検出手段の検出結果に応じて開度が変化する構成としたものである。
請求項3に記載した発明に係る船外機の燃料供給装置は、請求項1記載の船外機の燃料供給装置において、開閉弁をエンジン回転数に対応して開度が変化する構成としたものである。
本発明によれば、ベーパーセパレータタンク内で生じた燃料ガスは、エンジン停止中はベーパーセパレータタンク内に封入され、エンジン始動後にブリーザーパイプと開閉弁とを通って吸気通路に吸込まれる。
このため、エンジン始動時に燃料が適切な供給量だけ供給されるから、エンジンを始動させ易い船外機の燃料供給装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、エンジン始動後にベーパーセパレータタンク内から吸気通路に吸入される燃料ガスの量は、エンジンの吸入空気量の増加と対応するように増大する。このため、前記燃料ガスが吸気通路に吸込まれる構成を採っているにもかかわらず、エンジンに吸込まれる混合気中に含まれる前記燃料ガスの割合をエンジン運転域の略全域にわたって均等にすることができ、エンジンの燃焼を安定させることができる。
請求項3記載の発明によれば、通常は吸気量にほぼ対応して変化するエンジン回転数に応じて開閉弁を制御することにより、燃料ガスが吸気通路に吸込まれる構成を採っているにもかかわらず、エンジンに吸込まれる混合気中に含まれる前記燃料ガスの割合をエンジン運転域の略全域にわたって均等にすることができ、エンジンの燃焼を安定させることができる。
以下、本発明に係る船外機の燃料供給装置を図1ないし図8によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る燃料供給装置を装備した船外機の側面図で、同図は船外機をチルトアップさせた状態で描いてある。図2は本発明に係る燃料供給装置の側面図、図3は同じく平面図、図4はベーパーセパレータタンクの縦断面図、図5は本発明に係る燃料供給装置を装備した船外機用エンジンの制御系を示すブロック図、図6は本発明に係る燃料供給装置の概略構成を示すブロック図、図7はベーパーシャットバルブの開度マップを構成するグラフ、図8はエンジン始動後のベーパーセパレータタンク内の圧力、温度の変化と、低圧燃料ポンプ吐出圧の変化と、ベーパーシャットバルブの開度の変化と、エンジン回転数の変化などを示すグラフである。
これらの図において、符号1で示すものはこの実施の形態による燃料供給装置2(図2、図3、図5および図6参照)を装備した船外機である。この船外機1は、後述する燃料供給装置2の他は従来の船外機と同等の構成が採られており、船体3の船尾板4に取付けられたクランプブラケット5と、このクランプブラケット5にチルト軸6を介して上下方向に揺動自在に連結されたスイベルブラケット7と、このスイベルブラケット7に左右方向に回動自在に支持された船外機本体8などによって構成されている。図1において、9は船外機本体8のアッパーケーシングを示し、10はロアケーシング、11はプロペラ、12は上方に向けて開放する箱状を呈するように形成された下部カウリング、13は前記下部カウリング12の上部開口を閉塞する上部カウリング、14はエンジンを示す。
前記エンジン14は、4サイクル4気筒型のもので、図2および図3に示すように、シリンダボディ15とクランクケース16とによってクランク軸17を軸線方向が上下方向を指向するように支持しており、前記アッパーケーシング9にガイドエキゾースト(図示せず)を介して搭載されている。このエンジン14は、船外機本体8に搭載されている状態では、前記下部カウリング12と上部カウリング13とによって覆われている。
前記シリンダボディ15は、前記クランクケース16より船外機後側に位置付けられ、船外機右側の側部に後述する燃料供給装置2のベーパーセパレータタンク18が取付けられている。このシリンダボディ15の船外機後側の端部に取付けられたシリンダヘッド19は、図3に示すように、船外機右側(同図においては下側)の側部に吸気装置21が接続されるとともに、船外機左側の側部に排気装置(図示せず)が接続されている。また、このシリンダヘッド19には、従来からよく知られているように、1本のカム軸22(図3参照)によって吸・排気弁(図示せず)を駆動する動弁装置(図示せず)が設けられている。この動弁装置は、前記クランク軸17にベルト式伝動装置23を介して接続されている。このベルト式伝動装置23は、エンジン14の上面近傍に位置付けられ、クランク軸17の上端部に設けられたフライホイールマグネトウ24(図2参照)とともに上方から防水用のエンジンカバー25によって覆われている。
前記吸気装置21は、図2、図3、図5および図6に示すように、前記シリンダヘッド19に取付けられた吸気マニホールド26と、この吸気マニホールド26の上流側端部に接続されたサージタンク27と、このサージタンク27にスロットルバルブ28を介して連通された吸気サイレンサー29などによって構成されている。
前記吸気マニホールド26は、図2および図3に示すように、シリンダヘッド19の船外機本体右側の側部からシリンダボディ15および前記ベーパーセパレータタンク18の右側方を通って船外機前側へ延びており、シリンダヘッド19の気筒毎の吸気口(図示せず)と前記サージタンク27内とを連通する気筒毎の吸気通路(図示せず)が内部に形成されている。また、この吸気マニホールド26におけるシリンダヘッド19に取付けられる下流側端部には、気筒毎にインジェクタ30が取付けられている。
前記サージタンク27は、前記クランクケース16の右側方で上下方向に延びるように形成され、船外機前側の下端部に前記スロットルバルブ28が取付けられている。このスロットルバルブ28は、従来からよく知られているように、バタフライ式の弁体28a(図5および図6参照)を備え、乗員によって人為的に操作されるものである。
前記吸気サイレンサー29は、前記クランクケース16の前方に配設され、カウリング内の前側下部から空気を吸入するように構成されている。なお、カウリング内には、上部カウリング13の後側上端部に設けられた外気導入用カバー31(図2参照)の空気入口(図示せず)から大気が導入される。また、前記吸気サイレンサー29は、図5に示すように、アイドルスピードコントロールバルブ32を介して前記サージタンク27に接続されるとともに、ブローバイガス用パイプ33を介してシリンダヘッド19側のブリーザ室34に接続されている。
前記インジェクタ30に燃料を供給する燃料供給装置2は、図5および図6に示すように、前記船体3に搭載された主燃料タンク35からプライマーポンプ36と、水分離フィルター37と、低圧燃料ポンプ38と、異物除去用フィルター39とを介して前記ベーパーセパレータタンク18に燃料が供給され、このベーパーセパレータタンク18から前記インジェクタ30に燃料を供給する構成が採られている。この実施の形態による前記低圧燃料ポンプ38は、エンジン14によって駆動される機械式のもので、水冷式の燃料冷却装置(図示せず)を備えている。低圧燃料ポンプ38に接続された冷却水用パイプを図5中に符号40で示す。
前記ベーパーセパレータタンク18は、燃料と燃料中の気泡とを分離させるためのもので、図4および図5に示すように、タンク内の燃料の液面を一定にするためにフロート式の燃料通路開閉弁41が設けられるとともに、高圧燃料ポンプ42が燃料中に浸漬される状態で装着されている。この高圧燃料ポンプ42の吐出口42aは燃料供給管43が接続され、この燃料供給管43を介して前記インジェクタ30の燃料レール30aに接続されている。前記燃料供給管43には、燃料供給管43内の燃料圧力を予め定めた圧力に設定するためのプレッシャリリーフ弁44が接続されている。このプレッシャリリーフ弁44は、燃料供給管43内の燃料の圧力が前記設定圧力を上回ったときに燃料供給管43内の燃料の一部をベーパーセパレータタンク18に戻し、燃料圧力を設定圧力まで低下させるように構成されている。また、前記戻し燃料は、プレッシャリリーフ弁44とベーパーセパレータタンク18との間の経路に設けた燃料冷却装置44aを介してベーパーセパレータタンク18へ戻すように構成されている。
ベーパーセパレータタンク18内の上端部に形成された気室は、図5に示すように、ブリーザーパイプ45と、このブリーザーパイプ45の途中に介装されたフィルタ46とベーパーシャットバルブ47とを介して前記スロットルバルブ28内の吸気通路48に接続されている。前記ベーパーシャットバルブ47によって、本発明でいう開閉弁が構成されている。前記フィルタ46は、後述するようにブリーザーパイプ45内を燃料ガスが流れるときに微小な異物がベーパーシャットバルブ47に噛み込まれることを防ぐために設けられている。
前記ブリーザーパイプ45は、図2および図3に示すように、ベーパーセパレータタンク18の上方と、前記吸気マニホールド26およびサージタンク27の上方とを通ってサージタンク27の前方に延設され、このサージタンク27の前面に沿うように下方へ延ばされて前記スロットルバルブ28に接続されている。この実施の形態によるブリーザーパイプ45は、ベーパーセパレータタンク18の上端部における前後方向の二箇所に設けられた取出部18a,18bにそれぞれ一端部が接続された第1のパイプ45aおよび第2のパイプ45bと、これら第1、第2のパイプ45a,45bの他端部どうしを接続するジョイント45cと、このジョイント45cと前記ベーパーシャットバルブ47の入口管47aとを接続する第3のパイプ45dと、前記ベーパーシャットバルブ47の出口管47bとスロットルバルブ28とを接続する第4のパイプ45eとによって構成されている。
前記二つの取出部18a,18bのうち船外機本体前側に位置する取出部18aは、他方の取出部18bより左右方向の外側であって、ベーパーセパレータタンク18の前端部に位置するように設けられている。この取出部18aに接続された前記第1のパイプ45aは、図2に示すように、取出部18aから上方へ延び、取出部18aの上方で後方へ他端が後方を指向するように屈曲されている。この第1のパイプ45aの他端部に接続された前記ジョイント45cは、図2に示すように、前記ベーパーシャットバルブ47より僅かに低くなる位置であって、船外機本体前側に位置付けられている。このジョイント45cと前記フィルタ46および前記ベーパーシャットバルブ47とを接続する第3のパイプ45dは、左右方向に延びており、左右方向の内側に向かうしたがって漸次高くなるように傾斜している。前記第4のパイプ45eにおけるスロットルバルブ28側の端部は、図5に示すように、スロットルバルブ28の弁体28aより吸気流の上流側に接続されている。
前記ベーパーシャットバルブ47は、駆動用ソレノイド47aを備えた電磁弁で、図2に示すように、前記ブリーザーパイプ45における最も高くなる部位であって、ベーパーセパレータタンク18の上方となる部位に介装されている。このベーパーシャットバルブ47が配設される位置は、図2に示す側面視においては、ベーパーセパレータタンク18の後部上方であって、前記ベルト式伝動装置23と前記エンジンカバー25の上壁25aとの間に位置付けられ、図3に示す平面視においては、前記ベーパーセパレータタンク18と船外機1の左右方向の中心線Cとの間となる部位に位置付けられている。
ベーパーシャットバルブ47を側面視においてベーパーセパレータタンク18の後部上方に配設するに当たっては、図1に示すように、船外機1を最も高くなる位置までチルトアップさせた状態でベーパーセパレータタンク18がベーパーシャットバルブ47の鉛直方向の下方に位置するように位置付けられている。このように船外機1をチルトアップした状態であっても、ベーパーシャットバルブ47から第3のパイプ45dと、ジョイント45cと、第1のパイプ45aと、取出部18aとがこの順に低くなるように並ぶことになり、ベーパーシャットバルブ47とベーパーセパレータタンク18との間の配管内で燃料が液化した場合には、この燃料が前記取出部18aに流下するようになる。
このベーパーシャットバルブ47は、エンジン制御用の制御装置51(図5参照)によりエンジン停止中に閉じ、エンジン始動後は徐々に開くように開度が制御される。このベーパーシャットバルブ47の開度はデューティー制御によって制御される。この実施の形態によるベーパーシャットバルブ47は、図7に示すように形成された開度マップに基づいて前記サージタンク27内の吸気通路52の圧力に対応するように開度が制御される。サージタンク27内の吸気通路52の圧力は、図5に示すように、サージタンク27に設けられた吸気圧センサ53によって検出される。また、エンジン14が停止している状態であるか運転中であるかを判定するに当たっては、制御装置51は、クランク角センサ54によって検出されたエンジン回転数が予め定めた判定回転数(例えば500rpm)に達していない場合はエンジン14が停止状態であると判定し、エンジン回転数が前記判定回転数を上回っている場合にはエンジン14が運転中であると判定するように構成されている。
前記ベーパーシャットバルブ47の開度を制御するに当たっては、スロットルポジションセンサ56(図5参照)によって検出されたスロットルバルブ28の開度に応じて開度が変化するように構成することもでき、また、例えばクランク角センサ54や点火系の回路によって検出されたエンジン回転数に対応して開度が変化するように構成することもできる。
図7に示すように形成された開度マップに基づいてベーパーシャットバルブ47の開度が変化することにより、エンジン始動後にサージタンク27内の吸気通路52の圧力が高くなる(吸入空気量が増大することにより吸気負圧が小さくなる)にしたがって、ブリーザーパイプ45を通って吸気通路に吸込まれるベーパーセパレータタンク18内の燃料ガスの流量が漸次増大するようになる。
このようにベーパーシャットバルブ47を制御する前記制御装置51は、図5に示すように、エンジン14の各部に設けられた各種のセンサが接続され、これらのセンサによって検出された検出値に基づいて前記インジェクタ30による燃料噴射量・燃料噴射時期、点火時期およびアイドルスピードコントロールバルブ32の開度などを制御するように構成されている。前記点火時期の制御は、制御装置51がイグニッションコイル55に給電する時期を制御することによって実施される。この制御装置51に接続された各種のセンサとしては、前記吸気圧センサ53および前記クランク角センサ54と、前記スロットルバルブの開度を検出するスロットルポジションセンサ56と、前記吸気サイレンサー29内の吸気の温度を検出する吸気温センサ57と、船外機下部のシフト機構(図示せず)のシフトポジションを検出するシフトスイッチ58と、エンジン14のオイルの圧力を検出する油圧センサ59と、エンジン14の冷却水の温度を検出する水温センサ60などである。また、この制御装置51は、前記高圧燃料ポンプ42の駆動・停止を切換えるとともに、バッテリー61の給電回路を開閉するメインリレー62のON,OFFを切換える構成が採られている。
前記ベーパーシャットバルブ47をブリーザーパイプ45に設けることによって、ベーパーセパレータタンク18内の圧力は図8中に実線で示すように変化する。詳述すると、このベーパーセパレータタンク18の圧力は、エンジン停止中はベーパーシャットバルブ47が閉じているために相対的に高くなり、エンジン始動後にベーパーシャットバルブ47が開くとともに高圧燃料ポンプ42より吐出された燃料のうちの一部が、プレッシャリリーフ弁44から燃料冷却装置44aを経て戻される際に燃料が冷却されることによって徐々に低下する。このときのエンジン14の回転数の変化を図8中に一点鎖線によって示し、ベーパーシャットバルブ47の開度(デューティー比)の変化を同図中に太線によって示し、ベーパーセパレータタンク18内の燃料の温度の変化を同図中に二点鎖線によって示す。エンジン停止中にベーパーセパレータタンク18内の圧力が上昇するのは、エンジン停止時のエンジン14の熱でベーパーセパレータタンク18が温められ、タンク中の燃料の気化が促進されるからである。
ベーパーセパレータタンク18内の圧力は、低圧燃料ポンプの最大吐出圧力より高くなることがある。この低圧燃料ポンプの吐出圧の変化を図8中に破線によって示す。低圧燃料ポンプ38の吐出圧は、図8に示すように、エンジン始動後に徐々に上昇し、しかる後に予め定められた一定の圧力を保つように制御される。図8において、エンジン始動後に破線(低圧燃料ポンプ吐出圧)と実線(タンク内圧力)とが交差する時間Tに達するまでの期間A(エンジン始動後にベーパーセパレータタンク内圧力≦低圧燃料ポンプ吐出圧となるまでの間)は、燃料が消費されるにもかかわらず、ベーパーセパレータタンク18内へ新規の燃料を供給することができない。このように新規の燃料を供給することができない状態にあるときには、ベーパーセパレータタンク18内の燃料のみによってエンジン14を運転しなければならない。
ベーパーセパレータタンク18の燃料貯留量は、上述した無給油状態でもエンジン14がストールすることがないように設定されている。この実施の形態によるベーパーセパレータタンク18の燃料貯留量は、前記期間Aでの最大燃料消費量と、ベーパーセパレータタンク18から気化して吸気系に吸込まれる燃料の量とを加えた総量に設定されている。前記期間Aでの最大燃料消費量は、期間Aの所要時間にこのエンジン14の全開全速運転時の燃料消費量を乗じることによって求める。前記ベーパーセパレータタンク18内から気化して吸気系に吸込まれる燃料の量は、ベーパーセパレータタンク18内の最高温度に基づいて求める。この実施の形態では、ベーパーセパレータタンク18の燃料貯留量の約10%〜40%の量に設定されている。
上述したように構成された燃料供給装置2は、ベーパーセパレータタンク18内の燃料の気化分を吸気通路48に導くブリーザーパイプ45に、エンジン14停止中に閉じ、エンジン始動後に開くベーパーシャットバルブ47が介装されているから、ベーパーセパレータタンク18内の燃料が気化することによって生成された燃料ガスは、エンジン停止中はベーパーセパレータタンク18内に封入される。このため、エンジン停止時にエンジン14の熱によりカウリング(下部カウリング12と上部カウリング13)内の温度が上昇し、ベーパーセパレータタンク18内の燃料が気化したとしても、この燃料ガスは次回のエンジン始動時までタンク外に漏洩することはない。この燃料ガスは、エンジン始動後にブリーザーパイプ45とベーパーシャットバルブ47とを通って吸気通路に吸込まれる。
したがって、この燃料供給装置2を装備した船外機1においては、エンジン始動時に燃料が適切な供給量だけエンジン14に供給されるようになる。特に、この実施の形態では、ベーパーシャットバルブ47が徐々に開くように構成されているから、燃料ガスが一度に大量に吸気系に吸込まれることがなく、より一層エンジンを始動させ易くすることができる。
この実施の形態による燃料供給装置2は、吸気圧力やスロットルバルブ28の開度などを検出する吸気量検出手段(吸気圧センサ53やスロットルポジションセンサ56)により吸気量を検知し、この吸気量検出手段の検出結果に応じてベーパーシャットバルブ47の開度が変化するように構成されているから、燃料ガスの吸入量は、エンジン14の吸入空気量の増加と対応するように増大する。このため、燃料ガスが吸気通路に吸込まれる構成を採っているにもかかわらず、エンジン14に吸込まれる混合気中に含まれる前記燃料ガスの割合をエンジン運転域の略全域にわたって均等にすることができる。また、この実施の形態による燃料供給装置2は、前記ベーパーシャットバルブ47の開度をエンジン回転数に対応させて制御する構成を採る場合であっても、上述した吸気量検出手段を用いる場合と同様の効果を奏する。
この実施の形態で示したように、ブリーザーパイプ45をスロットルバルブ28の上流側に接続することにより、スロットルバルブ28の下流側にブリーザーパイプ45を接続する場合に較べてブリーザーパイプ45を介してベーパーセパレータタンク18に導かれる吸気負圧を相対的に小さくすることができ、ベーパーセパレータタンク18内の燃料が不必要に気化されることを防ぐことができる。
この実施の形態による燃料供給装置2は、ブリーザーパイプ45の最も高くなる部位にベーパーシャットバルブ47が配設されているから、ブリーザーパイプ45を通る燃料ガスがベーパーシャットバルブ47に付着して液化した場合は、この液化した燃料はベーパーシャットバルブ47の内部に滞留することなく、ベーパーシャットバルブ47から相対的に低い方へ流れるようになる。このため、ベーパーシャットバルブ47に滞留された燃料が一度に吸気通路に流入することにより混合気の空燃比が著しく変化することを阻止することができる。
この実施の形態による燃料供給装置2は、ベーパーシャットバルブ47がベーパーセパレータタンク18の後部上方に位置付けられているから、船外機1がチルトアップされた状態では、ベーパーシャットバルブ47の鉛直方向の下方にベーパーセパレータタンク18が位置するようになるから、ベーパーシャットバルブ47に付着した燃料をベーパーセパレータタンク18に確実に流下させることができる。
上述した実施の形態によるブリーザーパイプ45は、ベーパーセパレータタンク18に接続される端部45aが二股状を呈するように形成され、船外機1の前後方向の二箇所に接続されているから、船外機1のチルト角が変えられたとしても前記二箇所のうち何れか一方から燃料ガスを吸気通路に吸入することができる。すなわち、船外機の姿勢に影響を受けることなく常にベーパーセパレータタンク18内の燃料ガスを吸入することができる。
上述した実施の形態による燃料供給装置2は、吸気通路の圧力に対応させてベーパーシャットバルブ47の開度を制御する構成が採られているが、ベーパーシャットバルブ47の開度は、エンジン回転数やスロットルバルブ28の開度に基づいて設定することができる他に、エンジン回転数、スロットル開度および吸気圧にベーパーシャットバルブ47の開度を割り付けた3次元マップを用いて設定することができる。
上述した実施の形態による燃料供給装置2においては、ベーパーシャットバルブ47がエンジンカバー25の内側に配設されているから、前記外気導入用カバー31の空気入口から海水などがカウリング内に浸入したとしても、エンジンカバー25によって遮られるために、ベーパーシャットバルブ47に海水などがかかることはない。
なお、上述した実施の形態においては、ベーパーセパレータタンク18の上端部の二箇所の取出部18a,18bにブリーザーパイプ45を接続する例を示したが、ベーパーセパレータタンク18に一箇所だけ設けられた取出部にブリーザーパイプを介してベーパーシャットバルブを接続する場合であっても本発明を適用することができる。すなわち、この場合にもベーパーシャットバルブをベーパーセパレータタンクの上方であって船外機本体の後側に位置付け、チルトアップ時にも液化した燃料がベーパーセパレータタンクに流下するように構成する。
本発明に係る燃料供給装置を装備した船外機の側面図である。 本発明に係る燃料供給装置の側面図である。 本発明に係る燃料供給装置の平面図である。 ベーパーセパレータタンクの縦断面図である。 本発明に係る燃料供給装置を装備した船外機用エンジンの制御系を示すブロック図である。 本発明に係る燃料供給装置の概略構成を示すブロック図である。 ベーパーシャットバルブの開度マップを構成するグラフである。 エンジン始動後の各種変化因子の変化を示すグラフである。
符号の説明
1…船外機、2…燃料供給装置、5…クランプブラケット、6…チルト軸、7…スイベルブラケット、14…エンジン、18…ベーパーセパレータタンク、30…インジェクタ、35…主燃料タンク、38…低圧燃料ポンプ、42…高圧燃料ポンプ、45…ブリーザーパイプ、47…ベーパーシャットバルブ、48,52…吸気通路。

Claims (3)

  1. 船体側の燃料タンクから供給された燃料を貯留するベーパーセパレータタンクがカウリング内にエンジンとともに収容され、このベーパーセパレータタンク内の燃料の気化分をブリーザーパイプによって吸気通路に導く船外機の燃料供給装置において、前記ブリーザーパイプに、エンジン停止中に閉じ、エンジン始動後に開く開閉弁を介装したことを特徴とする船外機の燃料供給装置。
  2. 請求項1記載の船外機の燃料供給装置において、開閉弁を吸気量検出手段の検出結果に応じて開度が変化する構成としてなる船外機の燃料供給装置。
  3. 請求項1記載の船外機の燃料供給装置において、開閉弁をエンジン回転数に対応して開度が変化する構成としてなる船外機の燃料供給装置。
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