JP3899749B2 - 船外機の蒸発燃料装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機エンジンの蒸発燃料装置に関し、特に、燃料を燃料タンクから一旦ベーパーセパレータ内に貯蔵して、該ベーパーセパレータ内の燃料ポンプによりエンジンに供給する燃料供給装置における蒸発燃料装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子燃料噴射式エンジンは、エアインテーク通路に配備されたインジェクタと電気的に制御された燃料ポンプにより所定量の燃料が供給されると共に、スロットルバルブで制御されたエアが所定量供給されるようになっている。
燃料タンクを船体側に配置する船外機エンジンにおける燃料供給装置1は、図14に示すように、エンジン2までの燃料供給用配管3が長くなるため、エンジン2近傍にサブタンクとしてのベーパーセパレータ5を備えて、燃料タンク6より供給ポンプ7を介して該ベーパーセパレータ5に燃料を送り込み、ここから燃料ポンプ9によりエンジン2へ燃料を供給するようにされている。
上記のような構成によると、前記ベーパーセパレータ5内で発生する蒸発燃料や燃料タンク6より送り込まれる燃料から分離された蒸発燃料による臭いの問題などがあった。
【0003】
そこで、特開平3−64658号公報に開示されているように、エアベント配管を介してスロットル弁近傍に排出するようにしたものや、特開平10−184478公報に開示されているように、エアベント配管をスロットルボディよりも吸気側上流部の吸気サイレンサに連通するようにしたものがあり、すなわち、蒸発燃料を吸気系にそのまま引き込み、エンジン内で処理するようにしたものが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法によると、エンジン停止後の再始動時には、燃料温度が高く蒸発燃料が多量に発生するため、蒸発燃料が通常燃料噴射に加わり、空燃比が過リッチとなり始動不良を招く場合があるという問題があった。これは、ベーパーセパレータ内で発生した蒸発燃料がエンジン停止中に吸気系全体に充満することが原因とされている。
そこで、特開平8−121278号公報に開示されているように、燃料供給配管の途中にキャニスタ(蒸発燃料分離器)を設置したものが提案されているが、この方式によると、吸気構造を複雑にすると共に設置スペースを確保する必要があるという問題があった。
また、特開平11−82205号公報に開示されているように、サブタンク内で発生した蒸発燃料を放出する方法が提案されているが、その燃料分燃費の悪化につながるという問題があった。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、エンジンの始動性の向上を図り、通常運転時の燃料供給の安定化を図った船外機の蒸発燃料装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、船外機の蒸発燃料装置を、燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する蒸発燃料装置において、前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、エンジン本体を支持するエンジンホルダ内部の空間を使用することを特徴とするものである。
【0007】
また、燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する燃料供給装置において、前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、チェーンケース内部の空間を使用することが好ましい。
さらに、燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する燃料供給装置において、前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、シリンダヘッドカバー内部の空間を使用することが好ましい
らに、前記第2の蒸発燃料通路は、ブリーザ通路を共用することが好ましい。
【0008】
本発明によれば、船外機の蒸発燃料装置において、前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備えることにより、一気に蒸発燃料を吸気系に供給されることを防止でき、また、蒸発燃料の濃度変化を緩和させて吸気通路に供給することができると共に、ベーパーセパレータ内の圧力変動を抑えることができる。従って、最適な空燃比によりエンジンの始動性の向上を図ることができ、通常運転時の燃料供給の最適化を図ることができる。しかも、蒸発燃料を放出しないため、燃費に悪影響を及ぼすことがない、という利点がある。
【0014】
さらに、また、前記緩衝部として、エンジン本体を支持するエンジンホルダ内部の空間を使用することにより、簡単な構成でエンジンの構造を大きく変更することなく緩衝部を形成することができる。
【0015】
また、前記緩衝部として、チェーンケース内部の空間を使用することにより、簡単な構成でエンジンの構造を大きく変更することなく緩衝部を形成することができる。
【0016】
さらに、前記緩衝部として、シリンダヘッドカバー内部の空間を使用することにより、簡単な構成でエンジンの構造を大きく変更することなく緩衝部を形成することができる。
【0017】
さらに、また、前記第2の蒸発燃料通路をブリーザ通路として共用することにより、別途にブリーザ通路を設ける必要がないという利点がある。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示すものであり、図2は、前記エンジンの吸気側側面図、図3は、オイルパンの上面図を示すものである。
【0019】
蒸発燃料装置21は、図1に示すように、船体(図示せず)内に配置された燃料タンク22と、船体後端部に配置されるエンジン23の近傍に設けられ、前記燃料タンク22より送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータ24と、前記ベーパーセパレータ24の蒸発燃料の貯留部26とオイルパン27とを連通する第1の蒸発燃料ホース28と、スロットルボディ29上流側の吸気通路であるサイレンサーケース31とエンジン23内部とを連通する第2の蒸発燃料ホース32と、前記ベーパーセパレータ24の燃料をエンジン吸気系の噴射ノズル33に供給するための高圧燃料ポンプ34と、前記噴射ノズル33からの燃料噴射を制御する制御部としてのエレクトロニックコントロールモジュール36(以下、「ECM」と称する。)を備え、前記スロットルボディ29を介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給するように構成されている。
【0020】
前記燃料タンク22は、スクイズポンプ37、低圧燃料フィルタ38及び低圧燃料ポンプ39を介して燃料供給配管41により前記ベーパーセパレータ24と連通されている。
前記ベーパーセパレータ24の内部は、略水平方向に形成され上下隔壁部42により上部室43と下部室44とに分割されると共に、前記上下隔壁部42に形成された上下開口部46を通じて前記上部室43と前記下部室44とが連通されている。
前記上部室43は、上下方向に形成される上部室隔壁部47により縦方向に分割されると共に、前記上部室隔壁部47の下側に形成された上部室開口部48を通じて連通されている。前記上部室43の分割された一方の室内には、壁側上方よりに燃料タンク22からの燃料供給配管41の一端部が接続される燃料導入部49が燃料液面に近接対向して突出形成されている。分割された他の一方の室内には、高圧燃料ポンプ34が配置されている。前記下部室44には、噴射ノズル33に接続される燃料プレッシャーレギュレータ53が配置されている。
【0021】
前記高圧燃料ポンプ34は、高圧燃料フィルタ54を介して吸気マニホールド56の噴射ノズル33近傍に形成されたフューエルデリバリギャラリー57に接続され、ここで、前記噴射ノズル33に接続されると共に、さらに、前記燃料プレッシャーレギュレータ53に接続されている。
【0022】
前記エンジン23は、図2に示すように、クランクシャフト(図示省略)が上下方向に配置されると共に、略水平方向にピストン動作が行われる気筒が上下方向に並設される3気筒4サイクルエンジンである。
前記エンジン23は、前側にクランクシャフトが配置され、後側にシリンダヘッドカバー58が配置されている。エンジン23の吸気側には、前記ベーパーセパレータ24がほぼ中央に配置されている。図中の符号25はクランクシャフトの軸心を示す。
エンジン23の前側端部にはサイレンサーケース31が配置され、エンジン23の吸気側には該サイレンサーケース31の下流側にスロットルボディ29が配置されている。前記スロットルボディ29を介して吸気マニホールド56が後側に向かい前記ベーパーセパレータ24を囲むように延設され、3経路に別れて各シリンダの吸気部30に各々接続されている。
エンジン23上部にはマグカバー59が設けられている。エンジン下部にはチェーンケース61が配置され、該チェーンケース61の下側にエンジンホルダ62を介してエンジンオイルが貯留されるオイルパン27が設けられている。
前記のシリンダヘッドカバー58、チェーンケース61及びエンジンホルダ62は内部空間を介してオイルパン27と連通する構造になっている。
【0023】
前記オイルパン27は、図1、2、3に示すように、エンジン23の吸気側であってエンジンオイルの液面下に相当する位置に、第1の蒸発燃料ホース28と接続される連通口63が開口形成されており、前記連通口63には接続ユニオン64が取り付けられている。前記第1の蒸発燃料ホース28は、一端部をオイル用逆止弁66を介して前記接続ユニオン64と接続し、エンジン下側より上側にわたりシリンダヘッドカバー58に沿って延設され、他端部を負圧用逆止弁67を介してベーパーセパレータ24の上部と接続して、前記オイルパン27内部と前記ベーパーセパレータ24内部とを連通している。
【0024】
前記シリンダヘッドカバー58は、図1に示すように、その上部に第2の蒸発燃料ホース32が接続され、該第2の蒸発燃料ホース32を介してサイレンサーケース31と連通している。
【0025】
ここで、燃料供給について説明する。まず、燃料タンク22の燃料は、スクイズポンプ37により低圧燃料フィルタ38を介して低圧燃料ポンプ39に送られ、該低圧燃料ポンプ39により所定量がベーパーセパレータ24に送り込まれる。該ベーパーセパレータ24に送られた燃料は、上部室43内の分割された一方の室内に注ぎ込まれ、ここで気液分離されて、液体燃料のみが下側の上部室開口部48より他方の室内に流入する。そして、他方の室内の高圧燃料ポンプ34により確実に液体燃料のみが高圧燃料フィルタ54を介してフューエルデリバリギャラリー57に供給される。該フューエルデリバリギャラリー57に供給された燃料は、噴射ノズル33に分配されてECM36からの電気的信号により、所定時に所定量を吸気マニホールド56内の吸気バルブ68近傍に噴射されると共に、燃料プレッシャーレギュレータ53を介して所定の圧力を境にベーパーセパレータ24内に戻すようにされている。
【0026】
一方、ベーパーセパレータ24内部で発生した蒸発燃料は、ベーパーセパレータ24上部より第1の蒸発燃料ホース28を通ってオイルパン27に送られる。この時、蒸発燃料は、オイル用逆止弁66を介して、かつ、エンジンオイルを通過してエンジン23内部に放出されるが、蒸発燃料に所定の圧力がかかっていなければ前記オイル用逆止弁66を通過して、かつ、エンジンオイルの油圧に勝ってエンジン内部に放出されない。エンジン内部に放出された蒸発燃料は、エンジン内部およびシリンダヘッドカバー58内部に充満した後に、第2の蒸発燃料ホース32を介してサイレンサーケース31内に放出される。ここで、上流側の吸気通路から供給される空気と共にスロットルボディ29により供給量が制御されて吸気マニホールド56に供給され、噴射ノズル33より噴射された燃料と共に燃焼部に供給される。
【0027】
次に、本実施形態の各部に設置されるセンサーやスイッチ類について説明する。
図1に示すように、シリンダヘッド69上部にはカム回転角センサー71が設けられ、該カム回転角センサー71によりバルブの作動状態が検出される。排気マニホールド72の冷却水ジャケット73の側壁には排気マニホールド温度センサー74が設けられ、該排気マニホールド温度センサー74により水冷されるエンジン23の冷却状態が検出される。また、前記排気マニホールド72の排気通路の側壁にはO 2 センサー77が設けられ、該O 2 センサー77により排気中の酸素濃度が検出される。
スロットルボディ29上流側の吸気通路の側壁には吸気温センサー78が設けられ、該吸気温センサー78により吸気される空気の温度が検出される。前記スロットルボディ29下流側の吸気通路の下部側壁にはプレッシャーセンサー79が設けられ、該プレッシャーセンサー79により吸気圧が検出される。
シリンダの冷却水ジャケットの側壁にはシリンダ壁温センサー81が設けられ、該シリンダ壁温センサー81により冷却水によるエンジン23の冷却状態が検出される。
バッテリチャージコイル82の外周に近接してクランク角センサー85が設けられ、該クランク角センサー85により前記バッテリチャージコイル82内の回転検出体82aの位置を検出して、これによりクランク角度が判定される。
【0028】
図1において、符号83はエンジンスイッチであり、メインリレー84により通電するようにされている。また、86はバッテリー、87はレクチ/レギュレータ、88はニュートラルスイッチ、89はアイドルスイッチ、91はイグニッションコイル、92はバイパスエアーアジャストスクリューを示す。
【0029】
燃料供給制御は、上述したセンサーやスイッチ等からの情報をECMにて集積・演算して最適な燃料噴射量を決定すると共に、他のアクチュエータの駆動等を行うようにされている。
【0030】
上記の構成によると、船外機の蒸発燃料装置21において、ベーパーセパレータ24内で発生した蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部としてオイルパン27内部を使用しているので、簡単な構成で、一気に蒸発燃料を吸気系に供給されることを防止でき、また、蒸発燃料の濃度変化を緩和させて吸気通路に供給することができると共に、ベーパーセパレータ24内の圧力変動を抑えることができる。従って、最適な空燃比によりエンジンの始動性の向上を図ることができ、通常運転時の燃料供給の最適化を図ることができる。しかも、蒸発燃料を放出しないため、燃費に悪影響を及ぼすことがない、という効果がある。
【0031】
また、本実施形態においては、蒸発燃料通路として、蒸発燃料ホースを使用しているので、組付け性が良いという効果がある。
さらに、第1の蒸発燃料ホース28のベーパーセパレータ24側に負圧用逆止弁67を設けたことにより、ベーパーセパレータ24内の圧力がエンジン23内部の圧力よりも負圧にった場合でも、エンジン23側よりエンジンオイルを吸い込むことがないという効果がある。
また、第1の蒸発燃料ホース28のエンジン23側にオイル用逆止弁66を設けたことにより、船舶転倒時やエンジンの激しい姿勢の変化によるエンジンオイルの液面の変化により、ベーパーセパレータ24側へのエンジンオイルの逆流を防止できるという効果がある。
さらに、第2の蒸発燃料ホースをブリーザ通路として兼用できるので、別途にブリーザ通路を設ける必要がないという効果がある。
【0032】
尚、本実施形態においては、ベーパーセパレータ24から直接オイルパン27に連通するようにしているが、本発明は、ベーパーセパレータ24から緩衝部を介して吸気通路へ蒸発燃料の流通を行うものであれば、これに限定されるものではなく、本実施形態の変形例として、例えば、図4、5に示すように、オイルパン27内部に別の隔壁93により隔離されたオイル溜まり部94を形成して、該オイルパン27内に通常溜められるエンジンオイルとは別にエンジンオイルを溜め、該オイル溜まり部94を介して蒸発燃料をエンジン23内部に放出するものであっても良い。
【0033】
この場合、通常循環して溜められるエンジンオイルから隔離されているため、運転時、停止時等のエンジンオイルの液面の変化に大きく影響することがないため、ベーパーセパレータ24から送られる蒸発燃料をほぼ一定のオイル圧で抑えることができるので、エンジン23内部に充満する蒸発燃料の安定化を図ることができる。
【0034】
次に、図面を参照して本発明の第2の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態において第1の実施形態と同様な構成および制御について、符号を同じくすることにより説明を省略する。
図6は、第2の実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示すものであり、図7は、前記エンジンの吸気側側面図、図8は、オイルパンの上面図、図9はエンジンホルダの上面図を示すものである。
【0035】
第2の実施形態は、図6、7、8、9に示すように、蒸発燃料装置100を、船体(図示せず)内に配置された燃料タンク22と、船体後端部に配置されるエンジン101の近傍に設けられ、前記燃料タンク22より送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータ24と、前記ベーパーセパレータ24の蒸発燃料の貯留部26とエンジンホルダ102内部とを連通する第1の蒸発燃料ホース28と、スロットルボディ29上流側の吸気通路であるサイレンサーケース31とシリンダヘッドカバー58内部とを連通する第2の蒸発燃料ホース32と、前記ベーパーセパレータ24の燃料をエンジン吸気系の噴射ノズル33に供給するための高圧燃料ポンプ34と、前記噴射ノズル33からの燃料噴射を制御するECM36を備え、前記スロットルボディ29を介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給するように構成するものである。
【0036】
前記エンジンホルダ102は、エンジン101の反吸気側であってエンジンオイルの液面上に相当する位置に、第1の蒸発燃料ホース28と接続される連通口103が開口形成されており、前記連通口103には接続ユニオン104が取り付けられている。前記第1の蒸発燃料ホース28は、一端部を前記接続ユニオン104と接続し、反吸気側のエンジン101下側より上側にわたりシリンダヘッドカバー58に沿い、エンジン101上部で吸気側に回り込むように延設され、他端部をベーパーセパレータ24の上部と接続して、エンジン101内部と前記ベーパーセパレータ24内部とを連通している。
【0037】
上記構成によると、第1の実施形態と同様な効果を有するとともに、さらに、エンジンホルダ102において、エンジン101内部に蒸発燃料を導入するための第1の蒸発燃料ホース28との連通口103を、エンジンオイルが溜まらない位置に設けられるので、逆止弁などを用いることなく、簡単な構造でエンジンオイルの逆流を防止することができる。
【0038】
次に、図面を参照して本発明の第3の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態において第1および第2の実施形態と同様な構成および制御について、符号を同じくすることにより説明を省略する。
図10は、第3の実施形態に係る船外機のエンジンの吸気側側面図である。
【0039】
第3の実施形態は、図10に示すように、蒸発燃料装置110を、船体(図示せず)内に配置された燃料タンク22と、船体後端部に配置されるエンジン111の近傍に設けられ、前記燃料タンク22より送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータ24と、前記ベーパーセパレータ24の蒸発燃料の貯留部26とチェーンケース112内部とを連通する第1の蒸発燃料ホース28と、スロットルボディ29上流側の吸気通路であるサイレンサーケース31とシリンダヘッドカバー58内部とを連通する第2の蒸発燃料ホース32と、前記ベーパーセパレータ24の燃料をエンジン吸気系の噴射ノズル33に供給するための高圧燃料ポンプ34と、前記噴射ノズル33からの燃料噴射を制御するECM36を備え、前記スロットルボディ29を介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給するように構成するものである。
【0040】
前記チェーンケース112は、エンジンの吸気側であってエンジンオイルの液面上に相当する位置に、第1の蒸発燃料ホース28と接続される連通口(図示省略)が開口形成されており、前記連通口には接続ユニオン114が取り付けられている。前記第1の蒸発燃料ホース28は、一端部を前記接続ユニオン114と接続し、吸気側のクランクシャフト寄り側部より上側に向かい吸気マニホールド56の外側を回り込むように延設され、他端部をベーパーセパレータ24の上部と接続して、エンジン111内部と前記ベーパーセパレータ24内部とを連通している。
【0041】
上記構成によると、第1の実施形態と同様な効果を有するとともに、さらに、チェーンケース112において、エンジン111内部に蒸発燃料を導入するための第1の蒸発燃料ホース28との連通口をエンジンオイルが溜まらない位置に設けられるので、逆止弁などを用いることなく、簡単な構造でエンジンオイルの逆流を防止することができる。
【0042】
次に、図面を参照して本発明の第4の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態において第1から第3の実施形態と同様な構成および制御について、符号を同じくすることにより説明を省略する。
図11は、第4の実施形態に係る船外機のエンジンの吸気側側面図である。
【0043】
第4の実施形態は、図11に示すように、蒸発燃料装置120を、船体(図示せず)内に配置された燃料タンク22と、船体後端部に配置されるエンジン121の近傍に設けられ、前記燃料タンク22より送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータ24と、前記ベーパーセパレータ24の蒸発燃料の貯留部26とシリンダヘッドカバー122内部とを連通する第1の蒸発燃料ホース28と、スロットルボディ29上流側の吸気通路であるサイレンサーケース31とシリンダヘッドカバー122内部とを連通する第2の蒸発燃料ホース32と、前記ベーパーセパレータ24の燃料をエンジン吸気系の噴射ノズル33に供給するための高圧燃料ポンプ34と、前記噴射ノズル33からの燃料噴射を制御するECM36を備え、前記スロットルボディ29を介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給するように構成するものである。
【0044】
前記シリンダヘッドカバー122は、エンジン121の吸気側であってエンジン121下側に、第1の蒸発燃料ホース28と接続される連通口(図示省略)が開口形成されており、前記連通口には接続ユニオン124が取り付けられている。前記第1の蒸発燃料ホース28は、一端部を前記接続ユニオン124と接続し、前記シリンダヘッドカバー122の外側に沿ってエンジン上側に向かい吸気マニホルド56を回り込むように延設され、他端部をベーパーセパレータ24の上部と接続して、エンジン121内部と前記ベーパーセパレータ24内部とを連通している。
【0045】
上記構成によると、第1の実施形態と同様な効果を有するとともに、さらに、シリンダヘッドカバー122において、エンジン121内部に蒸発燃料を導入するための第1の蒸発燃料ホース28との連通口をエンジンオイルが溜まらない位置に設けられるので、逆止弁などを用いることなく、簡単な構造でエンジンオイルの逆流を防止することができる。
【0046】
次に、図面を参照して本発明の第5の実施形態を詳細に説明する。尚、本実施形態において第1から第4の実施形態と同様な構成および制御について、符号を同じくすることにより説明を省略する。
図12は、第5の実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示すものであり、図13は、前記エンジンの上面図を示すものである。
【0047】
第5の実施形態は、図12、13に示すように、蒸発燃料装置130を、船体(図示せず)内に配置された燃料タンク22と、船体後端部に配置されるエンジン131の近傍に設けられ、前記燃料タンク22より送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータ24と、該ベーパーセパレータ24からの蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝室132と、前記ベーパーセパレータ24の蒸発燃料の貯留部26と前記緩衝室132とを連通する第1の蒸発燃料ホース28と、スロットルボディ29上流側の吸気通路であるサイレンサーケース31と前記緩衝室132内部とを連通する第2の蒸発燃料ホース133と、前記ベーパーセパレータ24の燃料をエンジン吸気系の噴射ノズル33に供給するための高圧燃料ポンプ34と、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部としてのECMを備え、前記スロットルボディ29を介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給するように構成するものである。
【0048】
前記緩衝室は、エンジン前方側の上部であってマグカバー59に並んで配置され、エンジン131上面の輪郭に沿った矩形状に形成されると共に、外側輪郭部は円弧状に形成されている。そして、前記緩衝室132は、前記第1の蒸発燃料ホース28を介してベーパーセパレータ24と連通して、該ベーパーセパレータ24内で発生する蒸発燃料を導入するとともに、前記第2の蒸発燃料ホース133を介してサイレンサーケース31内と連通して、該緩衝室132に充満した蒸発燃料を前記サイレンサーケース31内に供給するものである。
【0049】
上記構成によると、前記緩衝室132を、エンジン131本体とは別体で該エンジン131上部に設けることにより、エンジン131の構成を大きく変更することなく、しかも、エンジン131近傍のスペースの効率化を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、船外機の蒸発燃料装置において、ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備えることにより、一気に蒸発燃料を吸気系に供給されることを防止でき、また、蒸発燃料の濃度変化を緩和させて吸気通路に供給することができると共に、ベーパーセパレータ内の圧力変動を抑えることができる。
従って、最適な空燃比によりエンジンの始動性の向上を図ることができ、通常運転時の燃料供給の最適化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示す説明図である。
【図2】第1の実施形態に係るエンジンの吸気側側面図である。
【図3】第1の実施形態に係るエンジンのオイルパンの上面図である。
【図4】第1の実施形態の変形例の構成を示す説明図である。
【図5】第1の実施形態の変形例のオイルパンの上面図である。
【図6】第2の実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示す説明図である。
【図7】第2の実施形態に係るエンジンの吸気側側面図である。
【図8】第2の実施形態に係るエンジンの反吸気側側面図である。
【図9】第2の実施形態に係るエンジンホルダの上面図である。
【図10】第3の実施形態に係る船外機のエンジンの吸気側側面図である。
【図11】第4の実施形態に係る船外機のエンジンの吸気側側面図である。
【図12】第5の実施形態に係る船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示す説明図である。
【図13】第5の実施形態に係るエンジンの上面図である。
【図14】従来の船外機のエンジンの蒸発燃料装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
20 燃料供給装置
21 蒸発燃料装置
22 燃料タンク
23 エンジン
24 ベーパーセパレータ
25 クランクシャフトの軸心
26 貯留部
27 オイルパン
28 第1の蒸発燃料ホース
29 スロットルボディ
30 吸気部
31 サイレンサーケース
32 第2の蒸発燃料ホース
33 噴射ノズル
36 ECM
49 燃料導入部
58 シリンダヘッドカバー
61 チェーンケース
62 エンジンホルダ
63 連通口
64 接続ユニオン
66 オイル用逆止弁
67 負圧用逆止弁
68 吸気バルブ
69 シリンダヘッド
100 蒸発燃料装置
101 エンジン
102 エンジンホルダ
103 連通口
110 蒸発燃料装置
111 エンジン
112 チェーンケース
120 蒸発燃料装置
121 エンジン
122 シリンダヘッドカバー
130 蒸発燃料装置
131 エンジン
132 緩衝室
133 第2の蒸発燃料ホース

Claims (4)

  1. 燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する燃料供給装置において、
    前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、エンジン本体を支持するエンジンホルダ内部の空間を使用することを特徴とする船外機の蒸発燃料装置。
  2. 燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する燃料供給装置において、
    前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、チェーンケース内部の空間を使用することを特徴とする船外機の蒸発燃料装置。
  3. 燃料タンクと、該燃料タンクより送られた燃料を一時保溜するためのベーパーセパレータと、前記ベーパーセパレータの燃料をエンジン吸気系の噴射ノズルに供給するための燃料ポンプと、前記噴射ノズルからの燃料噴射を制御する制御部を備え、スロットルボディを介して供給される吸気と共に、燃料を燃焼部に供給する燃料供給装置において、
    前記ベーパーセパレータの蒸発燃料の貯留部と連通する第1の蒸発燃料通路と、前記スロットルボディ上流側の吸気通路と連通する第2の蒸発燃料通路と、前記第1の蒸発燃料通路および前記第2の蒸発燃料通路と連通すると共に、蒸発燃料の流通を緩衝させる緩衝部を備え、前記緩衝部は、シリンダヘッドカバー内部の空間を使用することを特徴とする船外機の蒸発燃料装置。
  4. 前記第2の蒸発燃料通路はブリーザ通路を共用することを特徴とする請求項1、2または3に記載の船外機の蒸発燃料装置。
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