JP3394215B2 - フィルム減圧貼り合わせ装置 - Google Patents

フィルム減圧貼り合わせ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷配線板用基板
やシリコン等の電子回路基板またはウエハなどの被処理
物(以下、基板とする。)にフィルムを貼り合わせるフ
ィルム貼り合わせ装置に係り、特に、フィルムを連続供
給して減圧室内にて貼り合わせるフィルム減圧貼り合わ
せ装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルム減圧貼り合わせ装置にお
いて、フィルムを連続供給する場合には、減圧室におけ
る大気開放と減圧操作の作業時間を短縮するために、特
公昭53−31670号公報に記載のように、ロール形
状のフィルム(以下、ロールフィルムとする。)を含む
貼付け装置全体を減圧室内に設置し、減圧室壁に基板を
搬入、搬出する搬入側開口部と搬出側開口部を設けると
共に、該搬入側開口部と該搬出側開口部に例えば弾性体
で形成したそれぞれ一対の圧着ロールを設け、圧着ロー
ルの弾性力を利用して装置外部と内部を遮断し該圧着ロ
ール間を基板が通過することにより、基板の搬入及び搬
出時における減圧室内の真空度の変動を抑え、減圧下で
の貼り合わせ作業の効率化をはかっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルム減圧貼
り合わせ装置においては、ロールフィルムを減圧室内に
入れることにより減圧室が大型化し減圧室内を所定の真
空度とするための減圧時間がかかる。また、ロールフィ
ルム全体が減圧環境下に曝されるため、長時間減圧環境
下に曝すことにより材質が変質するロールフィルムは用
いることができない。
【0004】また、基板の搬入時には圧着ロールにより
生じる摩擦によってロールフィルムの貼付け面に粉塵な
どが付着したり、基板の搬出時には粉塵が付着したまま
ロールフィルムを貼り付けた基板を更に圧着ローラによ
り圧着接触しながら搬出するため、基板面が損傷するな
どの不具合が生じる。
【0005】更に、圧着ロールが基板との摩擦により摩
耗して減圧室内の気密性を保持できなくなるため、該圧
着ロールの交換作業を頻繁に行う必要があり、高真空要
求への対応が一層困難になるという問題点もある。
【0006】なお、特公昭53−31670号公報にお
いては、ロールフィルムを減圧槽外に設けた例も開示さ
れているが、この場合には、基板の搬入、搬出部以外に
ロールフィルム自体の減圧室内への搬入部が必要とな
り、フィルム搬入口としては装置壁に上述した圧着ロー
ルを設け、圧着ロール間を通してフィルムを搬入してい
る。
【0007】それゆえ本発明の目的は、清浄な状態かつ
所望の真空度を短時間に形成してフィルム本体を基板に
貼り合わせることができるフィルム減圧貼り合わせ装置
及び方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、間隔をもって複数の
基板を搬送する基板搬送手段と、各基板に貼り付けたい
フィルム本体をベースフィルム上に形成したフィルムを
連続して搬送するフィルム搬送手段と、該基板の基板搬
入口と該フィルムのフィルム搬入口とを有し、ベースフ
ィルムを介してフィルム本体を基板に貼り合わせる貼り
合わせ手段を内部に備え、該貼り合わせ手段によりフィ
ルム本体を貼り合わせた基板を搬出する基板搬出口を有
する減圧室と、該減圧室閉鎖時に該減圧室内を排気する
排気手段を備えた減圧貼り合わせ装置において、前記減
圧室に搬入したフィルムのフィルム本体以外が前記フィ
ルム搬入口の開閉部に位置したときに該開閉部、前記基
板搬入口の開閉部およびフィルム本体を貼り合わせた基
板を搬出する前記基板搬出口の開閉部を閉鎖して前記減
圧室を閉鎖し、前記貼り合わせ手段によってフィルム本
体を基板に貼り合わせることにある。
【0009】また、本発明の他の特徴とするところは、
間隔をもって複数の基板を搬送する基板搬送手段と、各
基板に貼り付けたいフィルム本体を該基板の搬送間隔に
応じてベースフィルム上に形成したフィルムを連続して
搬送するフィルム搬送手段と、該基板の基板搬入口と該
フィルムのフィルム搬入口を有し、ベースフィルムを介
してフィルム本体を基板に貼り合わせる貼り合わせ手段
を内部に備え、該貼り合わせ手段によりフィルム本体を
貼り合わせた基板を搬出する基板搬出口を有する減圧室
と、該減圧室に備えた該基板搬入口と該基板搬出口に設
けた開閉部を開閉する開閉手段と、該開閉手段による該
減圧室閉鎖時に該減圧室内を排気する排気手段を備えた
減圧貼り合わせ装置において、フィルム搬入口は開閉手
段を有する開閉部を有し、該減圧室内に搬入したフィル
ムのフィルム本体以外が該フィルム搬入口の開閉部に位
置したことを検出する検出手段を備え、該検出手段によ
る検出結果に基づき、該フィルム搬入口の開閉手段を動
作して該減圧室を閉鎖するとともに、該排気手段を動作
して減圧室内に所望の真空度を形成し、貼り合わせ手段
を動作する制御手段を備えたことにある。
【0010】また、本発明の更に他の特徴とするところ
は、間隔をもって複数の基板を基板搬入口から搬送し、
各基板に貼り付けたいフィルム本体を該基板の搬送間隔
に応じてベースフィルム上に形成し、排気手段により所
望の真空度を形成した減圧室内でベースフィルムを介し
てフィルム本体を基板に貼り合わせる減圧貼り合わせ方
法において、フィルム本体をベースフィルム上に形成し
たフィルムを連続してフィルム搬入口から搬入し、該減
圧室内に搬入したフィルムのフィルム本体以外が該フィ
ルム搬入口の開閉部に位置したときに該開閉部及び基板
搬入口の開閉部を閉鎖して該減圧室を閉鎖して貼り合わ
せを行うことにある。
【0011】本発明によれば、フィルム本体を汚損する
ことなく減圧室内にフィルムを搬入することができ、減
圧室内に所望の真空度を形成するとともに清浄な状態で
貼り合わせを行うことができるフィルム減圧貼り合わせ
装置及び方法を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるフィルム減圧
貼り合わせ装置の一実施形態を図1乃至図2を用いて説
明する。図1は本実施形態における減圧貼り合わせ装置
の概略断面図であり、大別して、フィルム搬入部、減圧
部、基板搬入部、貼り合わせ基板搬出部から成る。図2
は図1における減圧部の拡大図であって、減圧状態を示
したものである。
【0013】まず、図1を用いてフィルム搬入部の構成
を説明する。なお、本実施形態においては基板両面に同
時にロールフィルムを貼り合わせる構成としているが、
基板の上面と下面とでは基板の搬送面に対して上下軸対
象となっているため、以下では、基板の上面のみの説明
とし、下面の詳細な説明は省略する。
【0014】図1に示すように、ドライフィルム1は、
ベースフィルム2上部に形成したレジスト3をカバーフ
ィルム4により覆いロール形状としたものであり、ベー
スフィルム2が外周側に位置しており、カバーフィルム
4の巻き取り部1aによりカバーフィルム4のみを巻き
取っている。なお、基板5の大きさに対して数mm内側
にレジスト3を形成するため、予め所定の幅のドライフ
ィルム1を選択して取りつけており、ドライフィルム1
の長さ方向のレジスト3つまり貼り合わせたいフィルム
本体を基板の大きさに対して数mm内側に形成する必要
がある。
【0015】そこで、ベースフィルム2が受け台6に接
触する向きにドライフィルム1を繰り出して、受け台6
に対向して設けたフィルム切込手段により、ベースフィ
ルム2とレジスト3及びカバーフィルム4にミシン目を
入れる、あるいはベースフィルム2には切込みを入れレ
ジスト3及びカバーフイルム4は切断する。なお、図1
及び図2に示す実施形態においては、フィルム切込手段
を所望の間隔で複数設け、一回の動作で例えば2本のミ
シン目を入れるミシン目カッタ7を用いている。
【0016】巻き取り部1aは剥離ロール8を介してカ
バーフィルム4を連続して巻き取る。ちなみに、ミシン
目カッタ7の一回の動作で入れることができるミシン目
の間隔は、予め設定した基板5の搬送間隔により決定す
る。ここではミシン目カッタ7による一回の切断動作を
基板間処理と称する。
【0017】基板間処理したベースフィルム2上のレジ
スト3が受け台9上部に到達すると、ベースフィルム2
を受け台9に吸着保持すると共に、基板間処理したレジ
スト3を上方から例えば粘着手段により剥離する。基板
間処理したレジスト3を剥離した個所のベースフィルム
2を特に基板間10と称し、基板間処理していない個所
つまりレジスト3を有する個所と区別する。
【0018】次に、同じく図1及び図2を用いて基板搬
入部と減圧部の構成を説明する。
【0019】図1に示すように、減圧部における減圧室
11は、基板5の搬送面に対して固定した固定部11
a、シリンダ12aとシリンダ12bにより基板5の搬
送面に対向して移動可能な可動部11bと可動部11
c、可動部11bの移動に追従して移動可能な可動部1
1dから成り、固定部11aと可動部11d、可動部1
1cの接触面及び可動部11dと可動部11bとの接触
面には、真空シール13が設けてある。
【0020】基板搬入部は基板5を搬送する基板搬入コ
ンベア14から成り、基板5は減圧室11における固定
部11aと可動部11dとの間を通って減圧室11内に
搬入する。以下では、固定部11aと可動部11dとの
空間を基板搬入部側においては基板搬入口15、基板搬
出部側においては基板搬出口16として説明する。
【0021】また、減圧室11における可動部11bと
可動部11dとの間であって基板間処理したレジスト3
を剥離したベースフィルム2(以下、基板間処理後のベ
ースフィルム2と称する。)を減圧室11内に搬入する
個所をフィルム搬入口17aとし、固定部11aと可動
部11cとの間であって基板間処理後のベースフィルム
2を減圧室11内に搬入する個所をフィルム搬入口17
bとする。
【0022】基板間処理後のベースフィルム2は、フィ
ルム搬入口17a、17bを入り、ローラ18a、18
bとベースフィルム2の張力を該減圧室11内で調整す
るテンションローラ19a、19bにベースフィルム2
が接した状態で、レジスト3が基板5の貼付け面に対向
し、減圧室11内に設けた一対のラミネーションロール
20a、20b間を通過し、更に一対のクランパ21
a、21b間を通過して基板搬出口16から減圧室11
外部へと連通している。なお、基板5の搬送面に対して
上方に位置するものをラミネーションロール20a、ク
ランパ21a、ローラ18a、テンションローラ19a
とし、下方に位置するものをラミネーションロール20
b、クランパ21b、ローラ18b、テンションローラ
19bとし、総称する場合には添え字を省略する。
【0023】なお、ローラ18b、テンションローラ1
9b、ラミネーションロール20b、クランパ21b
は、減圧室11の固定部11aを基準位置としている
が、ローラ18a、テンションローラ19a、ラミネー
ションロール20a、クランパ21aは減圧室11の可
動部11dを基準位置としているため、可動部11dの
上下動と共に上下する。
【0024】また、基板5をコンベア14により基板搬
入口15から搬入すると、減圧室11内では、図示は省
略したが基板端面挟持手段により基板5を搬送する。な
お、貼り合わせ動作の説明の便宜上、減圧室11に搬入
前の基板を基板5a、減圧室11内に搬入後であってレ
ジスト3を貼り合わせ前の基板を基板5b、減圧室11
内でレジスト3を貼り合わせ後の基板を基板5c、基板
排出口16から搬出後であってベースフィルム2が基板
5cと連続している基板を基板5d、ベースフィルム2
を切断後の基板を基板5eとして個別の符号をつけ、全
体を総称する場合には基板5として、以下説明する。
【0025】ドライフィルム1の繰り出し量は、ドライ
フィルム1のロールの軸芯に設けた図示していないエン
コーダーの出力から制御手段100が算出し、また、こ
の制御手段100により減圧室11内のベースフィルム
2の長さを所望の長さとすることができる。つまり、図
1では減圧室11内のベースフィルム2の長さは、基板
4枚分に該当するレジスト3を備えた長さとなってお
り、基板間10がフィルム搬入口17に位置する。基板
間10がフィルム搬入口17に位置したことを検出する
と、制御手段100により減圧室11内に基板5を搬入
してシリンダ12aを動作する。シリンダ12aの動作
により可動部11bが下降し、ベースフィルム2の基板
間10を介して可動部11dに設けた真空シール13に
接触し、更にシリンダ12aを動作すると、可動部11
bにより可動部11dがラミネーションロール20a、
クランパ21a、ローラ18a、テンションローラ19
aと共に下降して固定部11aに設けた真空シール13
に可動部11dが接触する。この時、基板搬出部16に
おける可動部11はベースフィルム2の基板間10を
介して固定部11aに接触する。
【0026】すなわち、制御手段100によりシリンダ
12を動作して、減圧室11内をいわゆる密閉状態にす
る。この時、クランパ21を動作して基板5cを固定保
持すると共に、クランパ22を動作して基板5dを固定
保持する。
【0027】次に、図示を省略した真空排気手段により
真空排気口(図示省略)から減圧室11内を減圧し、い
わゆる真空状態を形成すると共に、ローラ18及びテン
ションローラ19を基板5cの搬送方向に対向して適宜
移動し、基板5bの基板搬出口16側端面(以下、基板
先端と称する)上方に位置するレジスト3と基板先端の
距離より、基板5bの基板搬入口15側端面(以下、基
板後端と称する)上方に位置するレジスト3と基板後端
の距離を大きく保つ。そして、ローラ18、テンション
ローラローラ19の移動並びにドライフィルム1の繰り
出しを行う制御手段100が、減圧室11の閉鎖時に減
圧室内に存在するフィルム本体の長さを、少なくとも基
板長さ2枚分以上とするフィルム長さ調整機構として機
能する。
【0028】減圧室11の真空度が所望の値に到達した
時点では、図2に示すようにラミネーションロール20
は点線で示す位置に位置しており、その後実線に示す位
置に回転移動する。ラミネーションロール20は加熱手
段を有しており、図2に示すように、減圧下でラミネー
ションロール20が基板5bの基板先端から基板後端へ
向かって順次レジスト3をベースフィルム2を介して加
熱圧着するため、基板5上に気泡やしわ等を生じること
なく貼り合わせを行うことができる。
【0029】なお、貼り合わせ後のラミネーションロー
ル20は点線で示す位置に戻る。
【0030】図1に戻り、貼り合わせ基板搬出部につい
て、以下説明する。貼り合わせ基板搬出部は、減圧室1
1外の基板搬出口16側に設けた図示を省略した基板端
面搬送手段とクランパ22、ベースフィルム除去手段
(図示省略)、クランパ23から成り、ラミネーション
ロール10が図2における点線で示す位置に戻ると、制
御手段100により真空排気手段(図示省略)を停止す
ると共に、減圧室11内のクランパ21及び減圧室11
外のクランパ22を解除して、シリンダ12a、12b
を動作して減圧室11を図1に示す状態に開放する。な
お、この時点では、図1に示す基板5bとは異なり、基
板5bへのベースフィルム2を介したレジスト3の貼り
合わせは終了している。
【0031】減圧室11外では既に貼り合わせが終了し
た基板5dの基板先端が点線で示すクランパ23により
挟持されており、実線で示すようにクランパ23が図面
上右方向に基板5の長さ分移動する。
【0032】クランパ23の移動に伴い、減圧室11内
の基板端面挟持手段(図示省略)により両面にベースフ
ィルム2のレジスト3を貼り合わせた基板5b、5cが
基板搬出口16方向に移動し、レジスト3を接着済みの
基板5cの基板後端がクランパ21間に位置し、新しい
ドライフィルム1をフィルム搬入口17から減圧室11
内に搬入すると共に、基板搬入口15から減圧室11外
で待機している基板5aを搬入する。
【0033】なお、減圧室11内でクランパ21間に基
板後端が位置していた基板5cは、貼り合わせ基板搬出
部の基板5dの位置に移動し、クランパ22が基板先端
及び基板後端を挟持する。なお、このクランパ等は、フ
ィルム本体を貼り合わせた基板を少なくとも2枚保有す
る取り出し機構として機能する。
【0034】基板先端側のクランパ22の後工程には、
ベースフィルム除去手段(図示省略)が設けてあり、ク
ランパ23が実線で示す位置にて基板5eを挟持してい
る時に、基板5dの基板先端側の基板間10に該当する
個所のベースフィルム2を、ベースフィルム除去手段と
して例えば吸着手段(図示省略)により吸引する。基板
間10に該当する個所のベースフィルム2には既にミシ
ン目カッタ7によりミシン目が入っているため、吸引に
より剥離すると、基板5dと基板5eとは分離する。
【0035】その後、クランパ23を解除して図示を省
略した基板端面挟持手段により基板5eを後工程に搬出
すると共に、クランパ23が初期位置に戻り、基板5d
の基板先端側に移動して基板5dをクランパ22とクラ
ンパ23により挟持して、新たな基板5aを搬入し、連
続して貼り合わせ作業を行う。
【0036】以上述べたように、図1及び図2に示す実
施形態において、フィルム搬入口17aでの可動部11
bと可動部11dの接触個所及びフィルム搬入口17b
での可動部11cと固定部11aの接触個所は、ベース
フィルム2の基板間10と真空シール13により気密構
造とし、基板搬出口16での可動部11dと固定部11
aの接触個所は、ベースフィルム2の基板間10と真空
シール13により気密構造とすることができるため、所
望の真空度を減圧室11内に形成することができる。
【0037】また、基板5への貼り合わせ個所に該当す
るレジスト3を汚損することがなく減圧室11内に搬入
して減圧を行うことができるため、基板5の貼り合わせ
面に粉塵等が付着せず、不良基板の発生を防ぐことがで
きる。
【0038】更に、貼り合わせ後の基板5を減圧室11
内から搬出する際に、基板5が真空シール13と接触し
ないため摺動による基板5の損傷がない。同様に、摺動
による真空シール13の摩耗がなく、従って、真空シー
ル13の交換頻度を抑えることができる。
【0039】次に、図3を用いて本発明の他の実施形態
における減圧貼り合わせ装置を説明する。図3は、本発
明の他の実施形態における減圧貼り合わせ装置の概略横
断面図であり、減圧室32内で基板5を移動しながら貼
り合わせを行うものである。大別して、フィルム搬入
部、減圧部、基板搬入部、貼り合わせ基板搬出部から成
る。このうち、フィルム搬入部と基板搬入部とは図1及
び図2に示す実施形態と同様なため、同一符号を付け詳
細な説明は省略する。
【0040】図3に示すように、減圧部はフィルム搬入
口30a、30bと基板搬入口31a及び基板搬出口3
1bを備えた減圧室32と、減圧室32に設けた真空排
気口(図示省略)から減圧室32内を減圧する真空排気
手段(図示省略)から成り、減圧室32のフィルム搬入
口30a、30bには、後述する開閉手段により動作可
能な入口弁33が設けてある。入口弁33を開放すると
レジスト3及びベースフィルム2を非接触で減圧室32
内に搬入することができる。
【0041】図4及び図5を用いてフィルム搬入口30
aにおける入口弁33の開閉手段及び開閉動作について
説明する。図4及び図5は、フィルム搬入口30a近傍
の拡大断面図であり、図4は入口弁33を開放した状
態、図5は図4のA−A線断面図であって入口弁33を
閉鎖した状態を示しており、同一部分には同一符号を付
けている。
【0042】図4及び図5に示すように、入口弁33は
先端に例えば弾性体から成る変形シール材33Aを有す
る中空部材であり、ベースフィルム2よりも若干広めの
幅を有している。また、入口弁33の他端は中空部に気
体を供給する気体供給口33Cを有し、図示を省略した
気体給排手段に連通しており、気体供給口33Cを通し
て気体を入口弁33内に供給及び入口弁33内から排気
することができる。
【0043】フィルム搬入口30aの開放時には、気体
供給口33Cから気体を排気しており、図4に示すよう
に変形シール材33Aが収縮してフィルム搬送面上方で
入口弁33は凸形状となっている。基板間処理が終了し
たベースフィルム2を減圧室32内の所定位置まで搬送
すると、基板間10が入口弁33の下方に位置する。
【0044】この時点で気体給排手段(図示省略)を動
作して気体供給口33Cから気体を供給すると、図5に
示すように、変形シール材33Aが膨張して基板間10
つまりベースフィルム2のみに接触し、レジスト3に接
触することなくベースフィルム2と入口弁33によりフ
ィルム搬入口30aを閉じることができる。
【0045】図3に戻り、減圧室32内の基板搬入口3
1aと基板搬出口31bの閉鎖手段について説明する。
基板搬入口31aと基板搬出口31bには、それぞれ上
下移動可能な移動扉34a、34bが設けてあり、図示
を省略した移動手段により上下移動して基板搬入口31
aと基板搬出口31bとを閉鎖し、減圧室32内を密閉
する。
【0046】フィルム搬入口30a、30bから搬入し
た基板間処理済みのレジスト3とベースフィルム2は、
移動ロール35a、35b次いで調整ロール36a、3
6bにベースフィルム2が接した状態で、レジスト3が
基板5の貼付け面に対向し、減圧室32内に設けた一対
のラミネーションロール37a、37b間を通過してい
る。なお、移動ロール35a、35bは図示を省略した
移動手段により、図面上左右方向に移動可能に設けてあ
り、ラミネーションロール37a、37bは同様に図示
を省略した移動手段により基板5の搬送面に対して垂直
方向に移動可能に設けてある。調整ロール36a、36
bは基板搬送面から所定の距離に位置している。
【0047】入口弁33、移動ロール35a、35b、
調整ロール36a、36bおよびこれらの動きを制御す
る制御手段100は、減圧室32の閉鎖時に減圧室内に
存在するフィルム本体の長さを、少なくとも基板長さ2
枚分以上とするフィルム長さ調整機構としての機能を備
えている。
【0048】また、基板5の搬送面に対して垂直方向に
移動可能に設けられたラミネーションロール37a、3
7bは、減圧室の閉鎖時に減圧室内に存在するフィルム
の該基板への非接触長さを調整する調整手段としての機
能を備えている。
【0049】減圧室32内にはフィルム貼り合わせ前の
基板5b、フィルム貼り合わせ後の基板5cと基板5d
が存在しており、基板5cと基板5dの間にはフィルム
除去手段としてカッタ38が設けてある。なお、カッタ
38の前後には図示を省略したクランパがベースフィル
ム2を介して基板5c及び基板5dを固定保持可能に設
けてある。
【0050】このように、基板搬送コンベア40、41
および上記クランパは、フィルム本体を貼り合わせた基
板を少なくとも2枚保有する取り出し機構としての機能
を有している。
【0051】上述したように、基板間処理後のベースフ
ィルム2をフィルム搬入口30aから搬入し、基板5a
を減圧室32内に基板搬入コンベア14により搬入する
と、減圧室32内に設けた基板搬送コンベア39により
基板5bを基板5cの位置に移動すると共に、基板5c
を基板5dの位置に移動する。
【0052】基板搬送コンベア39により基板5bの基
板先端がラミネーションロール37a、37b間に到達
すると、入口弁33によりフィルム搬入口30を閉鎖す
る。また、図示を省略した移動手段により移動扉34
a、34bを上方向に移動して基板搬入口31aと基板
搬出口31bとを閉鎖することにより、減圧室32内に
密閉空間を形成することができる。密閉空間を減圧室3
2内に形成すると、図示を省略した真空排気手段により
減圧を行い、所望の真空度に到達すると、ラミネーショ
ンロール37を基板搬送面方向に移動する。この時、減
圧室内には少なくとも基板長さ2枚分以上のレジスト3
が存在している。
【0053】ラミネーションロール37を基板搬送面方
向へ移動しレジスト3が基板5bに接触した状態で、基
板搬送コンベア39と基板搬送コンベア40を同期して
動作すると共に、移動ロール35を点線で示すように基
板5bの搬送方向に移動する。
【0054】すなわち、フィルム搬入口30aの入口弁
33によりベースフィルム2を固定した状態で基板搬送
コンベア39の駆動に同期して移動ロール35を移動す
ることにより、ラミネーションロール37によるベース
フィルム2の基板面への圧着接触を、基板5bの基板先
端から基板後端へ順次行うことができる。なお、ラミネ
ーションロール37が加熱手段を有しているため、減圧
下でベースフィルム2を介してレジスト3を基板5bに
加熱圧着することができる。
【0055】この時、基板搬送コンベア39と同期して
基板搬送コンベア40も動作するため、基板5cの位置
にて貼り合わせ済みの基板5は基板5dの位置に移動す
る。基板搬出口31b近傍にて光センサーなどの基板検
出手段82により基板5dを検出すると、基板5cの基
板先端及び基板5dの基板後端を上下方向からクランパ
(図示省略)により保持しカッタ38を駆動して基板5
cと基板5dの基板間10に位置するベースフィルム2
を切断して、基板5cと基板5dとを分離する。カッタ
38の動作が終了すると、移動扉34a、34bを開放
するとともに、入口弁30a、30bを開放する。
【0056】減圧室32を大気開放すると、基板搬送コ
ンベア41と基板搬送コンベア42を駆動して基板5d
を減圧室32外の基板5eの位置に移動する。この時、
基板搬送コンベア39と基板搬送コンベア40は駆動し
ないため、減圧室32内には大気開放状態で貼り合わせ
前の基板5bと貼り合わせ後の基板5cが存在してい
る。前述した基板搬出口31b近傍に設けた基板検出手
段82により、基板5dの位置に基板が存在しないこと
を検出すると、基板搬入コンベア14を駆動して減圧室
32内に基板5を搬入し、減圧室32内を密閉して貼り
合わせを行う。
【0057】以上述べたように、本実施形態によれば、
入口弁による減圧室内の封止時に、入口弁の接触個所を
ベースフィルムの基板間とすることによりレジストを汚
損せず、従って、汚損したレジストを基板面に接触する
ことがないため、良好な貼り合わせを行うことができ
る。
【0058】なお、減圧室内をより清浄な状態に保つた
めに、貼り合わせ後のベースフィルムの切断を減圧室外
部で行っても良い。
【0059】図3に示す実施形態において、ベースフィ
ルムの切断を減圧室外部で行なった一例を図6を用いて
説明する。図6は減圧室の基板搬出口近傍の拡大断面図
であり、図3に示す実施形態と同一部分には同一符号を
付けている。なお、図3に示す実施形態とは異なり、減
圧室32の基板搬出口31b側に内筒42を有し、内筒
42の基板搬出口31b側に移動扉34bと、移動扉
4bの更に大気側にカッタ44を設けている。なお、減
圧室32内で基板5cを保持する基板搬送コンベア40
の下流側には内筒42と共に移動可能な基板搬送コンベ
ア40aが設けてある。
【0060】図6に示すように、内筒42は図示を省略
した移動手段により減圧室32内側から外側へと移動可
能であると共に、減圧室32と内筒42との隙間に設け
たシール材43により、減圧室32内は減圧可能な構造
となっている。
【0061】また、内筒42の基板搬出口31b側に設
けた移動扉34bは図示を省略した移動手段により上下
移動可能であり、内筒42と共に移動扉34bが図面上
左右方向に移動することができる。減圧室32の基板搬
出口31b側には、カッタ44が移動扉34bの更に外
側(大気側)に位置している。なお、図6において、実
線は内筒42の移動前、点線は内筒42の移動後を示し
ている。内筒42を移動した際に基板5cを載置した状
態で基板搬送コンベア40aは基板搬送コンベア40か
ら分離して移動する。移動後の基板5cを基板5dと
し、以下では、内筒42移動前と移動後とを区別して説
明する。
【0062】図3に示す実施形態とは異なり、基板5c
の基板先端を検出する基板検出手段(図示省略)が内筒
42の基板搬出口31b近傍に設けてあり、貼り合わせ
を行って基板5cの基板先端を検出すると、所望の減圧
状態を維持しながら内筒42と基板5cを上方に載置し
た基板搬送コンベア40aが基板搬送コンベア40から
分離して図面上右方向に移動する。
【0063】内筒42が点線で示す位置に移動すると、
移動扉34bを下降して減圧室32内を開放する。この
時図3に示すように、減圧室32のフィルム搬入口30
は閉鎖しており、移動ロール35aの移動によりベース
フィルム2は図3における点線で示す位置に位置してい
る。
【0064】移動扉34bを開いた時点では、基板5d
は基板搬送コンベア40aにより点線で示す位置に保持
されているが、基板搬送コンベア40aが基板5dを図
面上右方向に送りながら内筒42と開放状態の移動扉3
4b及びカッタ44と共に元の位置に戻る。この時、図
面上右方向から支持部材(図示省略)を基板5d下方に
挿入するため、内筒42が元の位置に戻ることにより、
基板5dが基板搬送コンベア40aから支持部材(図示
省略)上に移る。
【0065】移動扉34bを開いた状態、つまり減圧室
32を開放した状態で内筒42が図面上左方向元の位
置(図6における実線で示す位置)戻り、基板搬送コ
ンベア40が上部に載置している基板5cの基板先端下
方に内筒42と共に戻った基板搬送コンベア40aが位
置する。その後、基板カッタ44が基板5cと基板5d
の基板間10に位置するベースフィルム2を切断し、基
板搬送コンベア40を動作せずに、内筒42が元の位置
つまり図6において実線で示す位置に戻ってから移動扉
34bを閉鎖する。
【0066】以上述べたように、図6においては、ベー
フィルムの切断は減圧室外で行うため、切断の際に粉
塵が生じても減圧室内への流入量を低減することができ
る。また、ベースフィルムの切断を大気中で行うが、そ
の後の貼り合わせは減圧下で行うため、減圧室内に粉塵
が流入しても減圧室内には滞留せず、より清浄な状態で
貼り合わせを行うことができる。
【0067】なお、図1乃至図6に示す各実施形態にお
いては、基板の両面にレジストを有するベースフィルム
を貼り合わせる構造を用いて説明したが、片面だけに貼
り合わせる構造としても何ら問題無い。また、基板の搬
送は基板下面へ接触するコンベアでなく、基板端面を挟
持して行ってもよい。
【0068】また、図1乃至図6に示す本発明の各実施
形態においては、フィルム搬入部におけるフィルム切込
手段としてミシン目を入れるミシン目カッタ7を用いて
説明したが、レジスト3及びカバーフィルム4は切断
し、ベースフィルム2には切込みを入れ、カバーフィル
ム4をカバーフィルム除去手段により除去した後に減圧
室内に搬入すると共に、貼り合わせ後に基板間10に該
当するレジスト3を除去してもよい。
【0069】また、カバーフィルム除去手段又はカバー
フィルム剥離手段により減圧室内への搬入前にカバーフ
ィルム4をすべて除去又は剥離せず、基板間10に該当
する個所にのみカバーフィルムを残してもよい。その場
合には、貼り合わせ後に基板間10に該当する個所のベ
ースフィルム2と共にレジスト3及びカバーフィルム4
を除去するドライフィルム除去手段を設ける。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、フィルム本体を汚損す
ることなく減圧室内にフィルムを搬入することができ、
減圧室内に所望の真空度を形成するとともに清浄な状態
で貼り合わせを行うことができるフィルム減圧貼り合わ
せ装置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態を示すフィルム減圧
貼り合わせ装置の概略断面図である。
【図2】図1に示すフィルム減圧貼り合わせ装置の減圧
部拡大図であって減圧状態を示した図である。
【図3】本発明における他の実施形態を示すフィルム減
圧貼り合わせ装置の概略断面図である。
【図4】図3に示す実施形態におけるフィルム搬入口近
傍の拡大断面図であって、入口弁を開放した状態を示す
図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図であって、入口弁
を閉鎖した状態を示す図である。
【図6】図3に示す実施形態において、カバーフィルム
の切断を減圧室外部で行なった一例を示す図である。
【符号の説明】
1…ドライフィルム 2…ベースフィルム 3…レ
ジスト 4…カバーフィルム 5…基板 10…基板間
11…減圧室 12a、12b…シリンダ 15…基板搬入口 1
6…基板搬出口 17a、17b…フィルム搬入口 20a、20b…ラ
ミネーションロール 100…制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 剛 山口県下松市東豊井794番地 日立テク ノエンジニアリング株式会社 笠戸事業 所内 (72)発明者 林 武彦 山口県下松市東豊井794番地 日立テク ノエンジニアリング株式会社 笠戸事業 所内 (72)発明者 山本 英明 山口県下松市東豊井794番地 日立テク ノエンジニアリング株式会社 笠戸事業 所内 (56)参考文献 特公 昭53−31670(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔をもって複数の基板を搬送する基板搬
    送手段と、 前記各基板に貼り付けたいフィルム本体をベースフィル
    ム上に形成したフィルムを連続して搬送するフィルム搬
    送手段と、 該基板の基板搬入口と該フィルムのフィルム搬入口とを
    有し、ベースフィルムを介してフィルム本体を基板に貼
    り合わせる貼り合わせ手段を内部に備え、該貼り合わせ
    手段によりフィルム本体を貼り合わせた基板を搬出する
    基板搬出口を有する減圧室と、 該減圧室閉鎖時に該減圧室内を排気する排気手段を備え
    たフィルム減圧貼り合わせ装置において、 前記減圧室に搬入したフィルムのフィルム本体以外が前
    記フィルム搬入口の開閉部に位置したときに該開閉部、
    前記基板搬入口の開閉部およびフィルム本体を貼り合わ
    せた基板を搬出する前記基板搬出口の開閉部を閉鎖して
    前記減圧室を閉鎖し、前記貼り合わせ手段によってフィ
    ルム本体を基板に貼り合わせることを特徴とするフィル
    ム減圧貼り合わせ装置。
  2. 【請求項2】間隔をもって複数の基板を搬送する基板搬
    送手段と、 前記各基板に貼り付けたいフィルム本体をベースフィル
    ム上に形成したフィルムを連続して搬送するフィルム搬
    送手段と、 該基板の基板搬入口と該フィルムのフィルム搬入口とを
    有し、ベースフィルムを介してフィルム本体を基板に貼
    り合わせる貼り合わせ手段を内部に備え、該貼り合わせ
    手段によりフィルム本体を貼り合わせた基板を搬出する
    基板搬出口を有する減圧室と、 該減圧室閉鎖時に該減圧室内を排気する排気手段を備え
    たフィルム減圧貼り合わせ装置において、 前記減圧室に、少なくとも基板長さ2枚分以上とされた
    長さのフィルム本体が存在し、該フィルム本体以外が前
    記フィルム搬入口の開閉部に位置したときに該開閉部、
    前記基板搬入口の開閉部およびフィルム本体を貼り合わ
    せた基板を搬出する前記基板搬出口の開閉部を閉鎖して
    前記減圧室を閉鎖し、前記貼り合わせ手段によってフィ
    ルム本体を基板に貼り合わせることを特徴とするフィル
    ム減圧貼り合わせ装置。
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