JP3362592B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JP3362592B2
JP3362592B2 JP03738296A JP3738296A JP3362592B2 JP 3362592 B2 JP3362592 B2 JP 3362592B2 JP 03738296 A JP03738296 A JP 03738296A JP 3738296 A JP3738296 A JP 3738296A JP 3362592 B2 JP3362592 B2 JP 3362592B2
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    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/02Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning intake

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の吸気装
置に係り、特にエアクリーナの新気出口と、サージタン
クの車両進行方向側に取り付けられたスロットルボディ
とをL字状に形成したアウトレットパイプで連絡する構
成とし、組付ラインにおける作業を軽減し、コストの低
減するとともに、エアクリーナの体積を増加させること
が可能となり、しかもエアクリーナの新気出口を内燃機
関側として車両を自然吸気態様あるいはターボ態様とす
る際に、両方の態様に対応し得る内燃機関の吸気装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両には駆動源となる内燃機関が搭載さ
れている。この内燃機関の搭載・駆動方策としては、F
F(フロントエンジン・フロントドライブ)方式やFR
(フロントエンジン・リヤドライブ)方式、ミッドシッ
プ方式等がある。
【0003】また、FF(フロントエンジン・フロント
ドライブ)方式とすべく搭載される内燃機関は、内燃機
関からの駆動力の伝達を容易とするために、車両のエン
ジンルーム内に横置き状態に搭載されている。
【0004】前記内燃機関の吸気装置としては、実開昭
64−13254号公報に開示されるものがある。この
公報に開示される車両用エンジンのエアクリーナは、エ
ンジンルームの車両進行方向に対して一側方の車体側壁
近傍にエアクリーナを配置し、吸音用穴をエアクリーナ
のエンジンルームの中央部に面した側壁に設け、吸音用
穴の車両進行方向前後両側のエアクリーナ側壁外面に水
侵入防止用リブを配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関の吸気装置、特に自然吸気態様のものにおいては、
図5に示す如く、車両102のエンジンルーム114内
の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して右側部位
に内燃機関116を横置き状態に搭載し、エンジンルー
ム114内の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対し
て左側部位にトランスミッション120を搭載してい
る。
【0006】また、内燃機関116の吸気系に連絡する
サージタンク136にスロットルボディ138を取り付
ける際に、サージタンク136の車両進行方向に対して
直交する左側方向に指向する部位にスロットルボディ1
38を取り付けている。
【0007】更に、前記車両102の車体104におい
て、右側サイドメンバ108にエアクリーナ122を配
設し、エアクリーナ122のインレットパイプ142を
車両進行方向に対して逆方向の車両後退方向に指向させ
るべく配設する。
【0008】そして、このエアクリーナ122と前記ス
ロットルボディ138とをアウトレットパイプ144に
よって接続する際に、アウトレットパイプ144の一端
側をエアクリーナ122に接続し、このエアクリーナ取
付部位から車両進行方向に対して直交する左側方向に内
燃機関116上部を通過すべく配設し、トランスミッシ
ョン120上部に至ったアウトレットパイプ144をト
ランスミッション120上部において車両進行方向に対
して直交する右側方向に指向させるべく湾曲させ、前記
スロットルボディ138に接続させている。
【0009】この結果、エアクリーナとスロットルボデ
ィとを接続するアウトレットパイプの長さが大となり、
レイアウト上不利であるという不都合がある。
【0010】また、前記車両の車体において、右側サイ
ドメンバにエアクリーナを配設することにより、内燃機
関やトランスミッションの搭載工程と別工程にてエアク
リーナを搭載する必要があり、工程数が多いとともに、
エアクリーナが、ボンネットフード高さの一番大なるエ
ンジンルームの略中央部位に配設されず、エアクリーナ
の体積を増加させることができず、実用上不利であり、
いかもエアクリーナを通して内燃機関からの振動が車体
側に伝達されるという不都合がある。
【0011】また、図6に示す如く、内燃機関216に
ターボチャージャ252を取り付け、ターボ態様とする
場合には、自然吸気態様のものと同様に、前記内燃機関
216とトランスミッション220とを車両202のエ
ンジンルーム214内に搭載するとともに、エアクリー
ナ222及びサージタンク236を取り付ける。
【0012】そして、内燃機関216の車両進行方向側
にターボチャージャ252を装着し、このターボチャー
ジャ252とエアクリーナ222とを第1アウトレット
パイプ254−1により接続して設けるとともに、ター
ボチャージャ252とスインタクーラ256とを第2ア
ウトレットパイプ254−2により接続して設け、イン
タクーラ256とサージタンク236のスロットルボデ
ィ238とを第3アウトレットパイプ254−3により
接続して設ける。
【0013】このとき、インタクーラ256は、図6に
示す如く、トランスミッション220の上面部位に配設
されている。
【0014】この結果、インタクーラがトランスミッシ
ョンの上面を隠しており、内燃機関やトランスミッショ
ンを車体に搭載した後に、トランスミッション上のケー
ブル等を接続し、次にインタクーラを搭載させなければ
ならず、工程が多く、実用上不利であるという不都合が
ある。
【0015】また、エアクリーナは、単体で車体に取り
付けられることにより、内燃機関やトランスミッション
等とは別工程にて搭載する必要があり、手間がかかり、
工程が多く、実用上不利であるという不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両のエンジンルーム内
に、横置き状態にクロスフロー方式の内燃機関を搭載す
るとともに、マルチポイントインジェクションを採用し
た内燃機関の吸気装置において、車両進行方向と平行な
車体中心線に対して、右側部位のエンジンルーム内に前
記内燃機関を位置させるとともに、左側部位のエンジン
ルーム内にトランスミッションを位置させて設け、エア
クリーナを前記トランスミッションの上方に設け、前記
エアクリーナの新気出口と、サージタンクの車両進行方
向側に取り付けられたスロットルボディとをL字状に形
成したアウトレットパイプで連絡したことを特徴とす
る。また、車両のエンジンルーム内に、横置き状態にク
ロスフロー方式の内燃機関を搭載するとともに、マルチ
ポイントインジェクションを採用した内燃機関の吸気装
置において、車両進行方向と平行な車体中心線に対し
て、右側部位のエンジンルーム内に前記内燃機関を位置
させるとともに、左側部位のエンジンルーム内にトラン
スミッションを位置させて設け、エアクリーナを内燃機
関に結合し、前記エアクリーナの新気出口と、サージタ
ンクの車両進行方向側に取り付けられたスロットルボデ
ィとをL字状に形成したアウトレットパイプで連絡した
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
内燃機関の車両の車体への搭載時には、内燃機関やトラ
ンスミッションにエアクリーナやサージタンク、スロッ
トルボディ等の吸気系部品を取り付け、この取付作業の
後に車体に搭載し、組付ラインにおける作業を軽減し、
コストの低減するとともに、エアクリーナの体積を増加
させることが可能となり、しかもエアクリーナの新気出
口を内燃機関側として車両を自然吸気態様あるいはター
ボ態様とする際に、両方の態様に対応させている。
【0018】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0019】図1、図2はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1において、2は車両、4は車両2の車
体、6はフロント側バンパ、8は右側サイドメンバ、1
0は左側サイドメンバ、12はクロスメンバ、14は車
両2のフロント側に形成されるエンジンルーム、16は
エンジンルーム14内に配設される自然吸気態様の内燃
機関である。
【0020】この内燃機関16は、図1に示す如く、車
両2のエンジンルーム14内に横置き状態且つクロスフ
ロー方式に搭載され、マルチポイントインジェクション
18を採用している。
【0021】そして、前記内燃機関16を車両2のエン
ジンルーム14内に横置き状態に搭載する際に、図1に
示す如く、車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して
右側部位のエンジンルーム14内に内燃機関16を位置
させるとともに、左側部位のエンジンルーム14内にト
ランスミッション20を位置させて設け、このトランス
ミッション20側から内燃機関16にエアクリーナ22
を取り付けてこのエアクリーナ22を内燃機関16の右
端及びトランスミッション20の左端よりも内側の前記
エンジンルーム14の略中央部位に位置させる構成とす
る。
【0022】詳述すれば、先ず、前記エンジンルーム1
4内の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して右側
部位に内燃機関16を位置させるとともに、エンジンル
ーム14内の左側部位にトランスミッション20を位置
させ、内燃機関16にエアクリーナ22を取り付ける際
に、トランスミッション20側から内燃機関16にエア
クリーナ22を取り付け、エアクリーナ22を内燃機関
16の右端16R及びトランスミッション20の左端2
0Lよりも内側、つまり前記エンジンルーム14の略中
央部位に位置させるものである。
【0023】また、前記エアクリーナ22は、図2に示
す如く、内燃機関16のヘッドカバー24に設けた第
1、第2ブラケット26−1、26−2を介して内燃機
関16に結合されるとともに、第3ブラケット28を介
して図示しないシリンダヘッドに設けたサーモケース3
0に結合され、内燃機関16にのみエアクリーナ22が
取り付けられることとなる。
【0024】すなわち、図2に示す如く、ヘッドカバー
24の上部に第1、第2ブラケット26−1、26−2
を固設し、これら第1、第2ブラケット26−1、26
−2にエアクリーナ22の側面に突出形成された第1、
第2突起32−1、32−2を水平方向への移動によっ
て係合させて結合する。
【0025】前記第3ブラケット28は、エアクリーナ
22と図示しないシリンダヘッドに設けたサーモケース
30とを結合する。
【0026】更に、図1に示す如く、内燃機関16の吸
気マニホルド34に連絡するサージタンク36にスロッ
トルボディ38を取り付ける際に、サージタンク36の
車両進行方向側にスロットルボディ38を取り付ける。
そして、前記トランスミッション20の上方に位置さ
せ、且つ前記内燃機関16に結合したエアクリーナ22
の新気出口と、サージタンク36の車両進行方向側に取
り付けられたスロットルボディ38とを図1から明らか
な如く、L字状に形成した後述するアウトレットパイプ
44で連絡する。
【0027】なお符号40は前記内燃機関16に接続さ
れる排気マニホルド、42は前記エアクリーナ22に新
気を導入すべくクロスメンバ12に上流側が開口するイ
ンレットパイプ、44はエアクリーナ22とサージタン
ク36のスロットルボディ38とを接続するアウトレッ
トパイプ、46は左側サイドメンバ10上に配設される
バッテリである。
【0028】次に作用について説明する。
【0029】前記内燃機関16の車両2の車体4への搭
載時には、先ず、内燃機関16やトランスミッション2
0にエアクリーナ22やサージタンク36、スロットル
ボディ38等の吸気系部品を取り付け、この取付作業の
後に、車体4に搭載する。
【0030】また、前記内燃機関16の駆動時には、内
燃機関16からの振動がトランスミッション20やエア
クリーナ22に伝達される。しかし、エアクリーナ22
が内燃機関16にのみに取り付けられているので、エア
クリーナ22から車両の車体側に振動が伝達されること
がない。
【0031】これにより、トランスミッション20の上
面が部品の陰にならず、内燃機関16やトランスミッシ
ョン20に吸気系部品を取り付けた後に、車体に搭載す
ることができ、組付ラインにおける作業を軽減し得て、
コストの低減し得るとともに、品質の向上をも果たし得
る。
【0032】また、エアクリーナ22が、ボンネットフ
ード高さの一番大なるエンジンルーム14の略中央部位
に配設されることにより、エアクリーナ22の体積を増
加させることが可能となり、実用上有利である。
【0033】更に、エアクリーナ22をトランスミッシ
ョン20側から内燃機関に取り付けることにより、エア
クリーナ22の新気出口を内燃機関16側とすることが
でき、車両2を自然吸気態様あるいはターボ態様とする
際に、両方の態様に対応することができる。
【0034】更にまた、前記エアクリーナ22が、内燃
機関16のヘッドカバー24に設けた第1、第2ブラケ
ット26−1、26−2を介して内燃機関16に結合さ
れるとともに、第3ブラケット28を介して図示しない
シリンダヘッドに設けたサーモケース30に結合され、
内燃機関16にのみエアクリーナ22が取り付けられる
ことにより、従来の如き工程が増加する惧れがないとと
もに、内燃機関16からの振動が車体4側に伝達される
のを確実に防止し得る。
【0035】また、内燃機関16の吸気系に連絡するサ
ージタンク36にスロットルボディ38を取り付ける際
に、サージタンク36の車両進行方向側にスロットルボ
ディ38を取り付けることにより、エアクリーナ22の
インレットパイプ42を除く全ての吸気系部品を内燃機
関に搭載することが可能となるとともに、スロットルボ
ディ38がエアクリーナ22の陰にならず、アクセルケ
ーブルの調整等の作業に不具合が生じないものである。
【0036】図3、図4はこの発明の第2実施例を示す
ものである。この第2実施例において、上述第1実施例
と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0037】この第2実施例の特徴とするところは、内
燃機関16にターボチャージャ52を取り付け、ターボ
態様とした点にある。
【0038】すなわち、図3に示す如く、前記内燃機関
16を車両2のエンジンルーム14内に横置き状態に搭
載する際に、車両進行方向と平行な車体中心線Cに対し
て右側部位のエンジンルーム14内に内燃機関16を位
置させるとともに、左側部位のエンジンルーム14内に
トランスミッション20を位置させて設け、このトラン
スミッション20側から内燃機関16にエアクリーナ2
2を取り付けてこのエアクリーナ22を内燃機関16の
右端16R及びトランスミッション20の左端20Lよ
りも内側の前記エンジンルーム14の略中央部位に位置
させる。
【0039】前記エアクリーナ22の取付方策は、上述
第1実施例のものと同様であるので、ここでの説明は省
略する。
【0040】そして、図3及び図4に示す如く、前記内
燃機関16の車両進行方向側にターボチャージャ52を
装着し、このターボチャージャ52とエアクリーナ22
とを第1アウトレットパイプ54−1により接続して設
けるとともに、ターボチャージャ52とスインタクーラ
56とを第2アウトレットパイプ54−2により接続し
て設け、インタクーラ56とサージタンク36のスロッ
トルボディ38とを第3アウトレットパイプ54−3に
より接続して設け、第1アウトレットパイプ54−1
を、車体中心線Cを通過すべく配設する。
【0041】また、前記内燃機関16にターボチャージ
ャ52とインタクーラ56とスロットルボディ38とを
配設する際には、車両前方から車両後方に向かって略直
線状に配設する。
【0042】つまり、ターボチャージャ52の過給温度
を低下させるインタクーラ56を前記内燃機関16の上
部且つターボチャージャ52とスロットルボディ38間
に配設する。
【0043】さすれば、前記第1アウトレットパイプ5
4−1を、車体中心線Cを通過すべく配設することによ
り、ボンネットフード形状によってパイプ径の大きさを
自由に選択でき(つまり、余裕度があり)、実用上有利
である。
【0044】また、前記ターボチャージャ52とインタ
クーラ56とスロットルボディ38とを、車両前方から
車両後方に向かって略直線状に配設することにより、夫
々の補機をつなぐパイプ類の長さを短縮できるととも
に、全長の短縮によって支持用ブラケットの個数を減少
させることができ、しかも他の部品との干渉度合いを減
少し得るものである。
【0045】更に、吸気系が無駄に長くならないことに
より、吸気損失を軽減でき、ターボチャージャを有する
内燃機関のような高出力追求型には有効である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、車両のエンジンルーム内に、横置き状態にクロスフ
ロー方式の内燃機関を搭載するとともに、マルチポイン
トインジェクションを採用した内燃機関の吸気装置にお
いて、車両進行方向と平行な車体中心線に対して、右側
部位のエンジンルーム内に前記内燃機関を位置させると
ともに、左側部位のエンジンルーム内にトランスミッシ
ョンを位置させて設け、エアクリーナを前記トランスミ
ッションの上方に設け、前記エアクリーナの新気出口
と、サージタンクの車両進行方向側に取り付けられたス
ロットルボディとをL字状に形成したアウトレットパイ
プで連絡したので、トランスミッション上面が部品の陰
にならず、内燃機関やトランスミッションに吸気系部品
を取り付けた後に、車体に搭載することができ、組付ラ
インにおける作業を軽減し得て、コストの低減し得ると
ともに、品質の向上をも果たし得る。また、車両のエン
ジンルーム内に、横置き状態にクロスフロー方式の内燃
機関を搭載するとともに、マルチポイントインジェクシ
ョンを採用した内燃機関の吸気装置において、車両進行
方向と平行な車体中心線に対して、右側部位のエンジン
ルーム内に前記内燃機関を位置させるとともに、左側部
位のエンジンルーム内にトランスミッションを位置させ
て設け、エアクリーナを内燃機関に結合し、前記エアク
リーナの新気出口と、サージタンクの車両進行方向側に
取り付けられたスロットルボディとをL字状に形成した
アウトレットパイプで連絡したので、トランスミッショ
ン上面が部品の陰にならず、内燃機関やトランスミッシ
ョンに吸気系部品を取り付けた後に、車体に搭載するこ
とができ、組付ラインにおける作業を軽減し得て、コス
トの低減し得るとともに、品質の向上をも果たし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両のエンジンル
ームの概略平面図である。
【図2】内燃機関のヘッドカバーへのエアクリーナの取
付状態を示す組立斜視図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す車両のエンジンル
ームの概略平面図である。
【図4】内燃機関の概略拡大平面図である。
【図5】この発明の第1の従来技術を示す車両のエンジ
ンルームの概略平面図である。
【図6】この発明の第2の従来技術を示す車両のエンジ
ンルームの概略平面図である。
【符号の説明】
2 車両 4 車体 6 フロント側バンパ 8 右側サイドメンバ 10 左側サイドメンバ 12 クロスメンバ 14 エンジンルーム 16 内燃機関 18 マルチポイントインジェクション C 車体中心線 20 トランスミッション 22 エアクリーナ 24 ヘッドカバー 26−1 第1ブラケット 26−2 第2ブラケット 28 第3ブラケット 30 サーモケース 32−1 第1突起 32−2 第2突起 34 吸気マニホルド 36 サージタンク 38 スロットルボディ 40 排気マニホルド 42 インレットパイプ 44 アウトレットパイプ 46 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 35/10 F02M 35/10 301P (72)発明者 星野 淳一 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (72)発明者 堀江 伸佳 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株 式会社内 (56)参考文献 特開 平4−124456(JP,A) 実開 昭59−17224(JP,U) 実開 平4−104134(JP,U) 実開 平5−64458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/04 - 35/16 B60K 5/04 B60K 13/02 B60K 17/04 - 17/06 F02B 33/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルーム内に、横置き状態
    にクロスフロー方式の内燃機関を搭載するとともに、マ
    ルチポイントインジェクションを採用した内燃機関の吸
    気装置において、車両進行方向と平行な車体中心線に対
    して、右側部位のエンジンルーム内に前記内燃機関を位
    置させるとともに、左側部位のエンジンルーム内にトラ
    ンスミッションを位置させて設け、エアクリーナを前記
    トランスミッションの上方に設け、前記エアクリーナの
    新気出口と、サージタンクの車両進行方向側に取り付け
    られたスロットルボディとをL字状に形成したアウトレ
    ットパイプで連絡したことを特徴とする内燃機関の吸気
    装置。
  2. 【請求項2】 前記エアクリーナは、内燃機関のヘッド
    カバーに設けた第1、第2ブラケットを介して結合する
    とともに、第3ブラケットを介してシリンダヘッドに設
    けたサーモケースに結合するエアクリーナである特許請
    求の範囲の請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記内燃機関は、ターボチャージャを有
    するとともに、エアクリーナのアウトレットパイプが車
    体中心線を通過すべく配設した内燃機関である特許請求
    の範囲の請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関は、ターボチャージャを有
    するとともに、ターボチャージャとインタクーラとスロ
    ットルボディとを車両前方から車両後方に向かって略直
    線状に配設した内燃機関である特許請求の範囲の請求項
    1に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 車両のエンジンルーム内に、横置き状態
    にクロスフロー方式の内燃機関を搭載するとともに、マ
    ルチポイントインジェクションを採用した内燃機関の吸
    気装置において、車両進行方向と平行な車体中心線に対
    して、右側部位のエンジンルーム内に前記内燃機関を位
    置させるとともに、左側部位のエンジンルーム内にトラ
    ンスミッションを位置させて設け、エアクリーナを内燃
    機関に結合し、前記エアクリーナの新気出口と、サージ
    タンクの車両進行方向側に取り付けられたスロットルボ
    ディとをL字状に形成したアウトレットパイプで連絡し
    たことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
JP03738296A 1996-01-31 1996-01-31 内燃機関の吸気装置 Expired - Fee Related JP3362592B2 (ja)

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