JP3348804B2 - エッチング後処理方法 - Google Patents
エッチング後処理方法Info
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- JP3348804B2 JP3348804B2 JP22478794A JP22478794A JP3348804B2 JP 3348804 B2 JP3348804 B2 JP 3348804B2 JP 22478794 A JP22478794 A JP 22478794A JP 22478794 A JP22478794 A JP 22478794A JP 3348804 B2 JP3348804 B2 JP 3348804B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエッチング後処理方法に
係り、特に被エッチング材がWを用いた単層膜あるいは
積層膜のエッチング処理後の後処理方法に関するもので
ある。
係り、特に被エッチング材がWを用いた単層膜あるいは
積層膜のエッチング処理後の後処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、被エッチング材がWを用
いた単層膜あるいは積層膜のエッチング処理後、他の後
処理装置により酸素プラズマによりレジストを除去し、
付着物等を湿式洗浄装置により除去するというものであ
った。なお、この種の装置として関連するものには例え
ば、特公昭62−30268号公報が挙げられる。
いた単層膜あるいは積層膜のエッチング処理後、他の後
処理装置により酸素プラズマによりレジストを除去し、
付着物等を湿式洗浄装置により除去するというものであ
った。なお、この種の装置として関連するものには例え
ば、特公昭62−30268号公報が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、エ
ッチング処理後試料を大気に暴露する為付着物が酸化
し、付着物除去が困難であった。また、他の後処理装
置、湿式洗浄処理装置を使用するため、工程数も多かっ
た。
ッチング処理後試料を大気に暴露する為付着物が酸化
し、付着物除去が困難であった。また、他の後処理装
置、湿式洗浄処理装置を使用するため、工程数も多かっ
た。
【0004】本発明の目的は、インラインアッシングに
より被エッチング材としてWを用いた単層膜あるいは積
層膜のエッチング処理後のレジスト及び付着物除去を簡
略化し、他の後処理装置、湿式洗浄工程を省略、又は簡
略化するエッチング後処理方法を提供することにある。
より被エッチング材としてWを用いた単層膜あるいは積
層膜のエッチング処理後のレジスト及び付着物除去を簡
略化し、他の後処理装置、湿式洗浄工程を省略、又は簡
略化するエッチング後処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本装置内の
後処理室でレジストと付着物等の除去を同時に行うこと
により、達成される。
後処理室でレジストと付着物等の除去を同時に行うこと
により、達成される。
【0006】
【作用】W膜のエッチング処理後は、側壁に反応生成物
(W系物質)が付着する。又、大気に暴露すると生成物
が酸化し、ドライプラズマアッシングによる除去が困難
となる。そこで、エッチング処理後、真空搬送装置にて
試料を後処理室に搬送した後、W系物質と反応しやすい
フッ素系ガスを酸素ガスに添加し、ドライプラズマアッ
シングを実施する。それによりレジストと付着物とを同
時に除去することができ、しかもフッ素ガスが少量のた
め、W膜や下地膜に対しほとんど反応することなく除去
できる。
(W系物質)が付着する。又、大気に暴露すると生成物
が酸化し、ドライプラズマアッシングによる除去が困難
となる。そこで、エッチング処理後、真空搬送装置にて
試料を後処理室に搬送した後、W系物質と反応しやすい
フッ素系ガスを酸素ガスに添加し、ドライプラズマアッ
シングを実施する。それによりレジストと付着物とを同
時に除去することができ、しかもフッ素ガスが少量のた
め、W膜や下地膜に対しほとんど反応することなく除去
できる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1において、エッチング処理されたウエハは図示を省略
した真空搬送装置によって図1の後処理装置に搬送され
る。後処理装置では、ガス導入口1からガス流量制御弁
2によって制御された後処理用ガスを後処理室3に導入
し、排気孔4を介して真空ポンプ及び圧力調整弁5によ
って処理室内の圧力を調整する。この状態でマイクロ波
発生器6により発信されたマイクロ波がマイクロ波導波
管7を介し、石英窓8を通して後処理室3に導入され、
後処理用ガスがプラズマ化される。
1において、エッチング処理されたウエハは図示を省略
した真空搬送装置によって図1の後処理装置に搬送され
る。後処理装置では、ガス導入口1からガス流量制御弁
2によって制御された後処理用ガスを後処理室3に導入
し、排気孔4を介して真空ポンプ及び圧力調整弁5によ
って処理室内の圧力を調整する。この状態でマイクロ波
発生器6により発信されたマイクロ波がマイクロ波導波
管7を介し、石英窓8を通して後処理室3に導入され、
後処理用ガスがプラズマ化される。
【0008】本発明では後処理用ガスとしてCHF3を
6%のガス比となるように添加し、圧力を0.7Tor
rに制御し、マイクロ波H.V.電流を400mA流し
た状態で60秒試料台9に置かれた試料10の処理を行
うことにより、レジストと付着物を同時に除去すること
ができた。
6%のガス比となるように添加し、圧力を0.7Tor
rに制御し、マイクロ波H.V.電流を400mA流し
た状態で60秒試料台9に置かれた試料10の処理を行
うことにより、レジストと付着物を同時に除去すること
ができた。
【0009】以上、本一実施例によれば、試料を大気に
暴露することなく同装置内でレジストと付着物を同時に
除去することができ、他の後処理装置と湿式洗浄処理装
置を省略又は簡略化することができる。
暴露することなく同装置内でレジストと付着物を同時に
除去することができ、他の後処理装置と湿式洗浄処理装
置を省略又は簡略化することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、同装置内においてレジ
スト除去と付着物除去を同時に行うことにより、他装置
によるレジスト除去と湿式洗浄処理を省略又は簡略でき
るという効果がある。
スト除去と付着物除去を同時に行うことにより、他装置
によるレジスト除去と湿式洗浄処理を省略又は簡略でき
るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例である後処理装置を示す構成
図である。
図である。
2…ガス流量制御弁、3…後処理室、5…圧力調整弁、
6…マイクロ波発生器。
6…マイクロ波発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉開 元彦 山口県下松市大字東豊井794番地 日立 テクノエンジニアリング株式会社笠戸事 業所内 (56)参考文献 特開 平3−154336(JP,A) 特開 平4−87332(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 4/00 H01L 21/3065
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板に設けた酸化膜上の被エッチ
ング材料であるタングステン(W)膜のエッチング処理
後、真空搬送装置により後処理室に搬送されたウエハに
対し、レジストと付着物とを同時にドライプラズマプロ
セスにより除去するエッチング後処理方法において、後
処理用プロセスガスは、酸素ガス94%と、CHF 3 ガ
ス6%の混合ガスであり、前記処理室の圧力0.7To
rr、マイクロ波H.V.電流400mAの状態で60
秒間処理することを特徴とするエッチング後処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載において、被エッチング材
は、WとTiNまたはWとTiNとTiの積層膜である
ことを特徴とするエッチング後処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22478794A JP3348804B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | エッチング後処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22478794A JP3348804B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | エッチング後処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0885887A JPH0885887A (ja) | 1996-04-02 |
JP3348804B2 true JP3348804B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=16819200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22478794A Expired - Fee Related JP3348804B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | エッチング後処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348804B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002134480A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2002217156A (ja) | 2001-01-16 | 2002-08-02 | Hitachi Ltd | ドライ洗浄装置 |
JP4016598B2 (ja) | 2001-01-16 | 2007-12-05 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置の製造方法 |
JP3925088B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2007-06-06 | 株式会社日立製作所 | ドライ洗浄方法 |
JP3997859B2 (ja) | 2002-07-25 | 2007-10-24 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置の製造方法および製造装置 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22478794A patent/JP3348804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0885887A (ja) | 1996-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |