JP3333793B2 - ブラシレスモータ装置 - Google Patents
ブラシレスモータ装置Info
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Description
関し、特に固定子巻線の端子電圧を利用してロータの回
転位置を検出し、これによって半導体スイッチ素子を切
り替えてモータを駆動するブラシレスモータの駆動装置
に関するものである。
構成及び動作を図10及び図11により説明する。ブラ
シレスモータ101は星形結線された3相の固定子巻線
102−1、102−2、102−3と、磁石ロータ1
03から構成されている。固定子巻線102−1、10
2−2、102−3の各端子には半導体スイッチ回路1
05の3相出力端子106−1、106−2、106−
3からの各出力電圧が供給されている。半導体スイッチ
回路105はブリッジ接続された6個の制御端子付の半
導体スイッチ素子107−1、107−2、107−
3、107−4、107−5、107−6から構成さ
れ、これらの半導体スイッチ素子の制御端子にはそれぞ
れ論理回路108の制御出力が供給されている。半導体
スイッチ回路105には直流電源110からのブラシレ
スモータ駆動用の直流電圧が供給されている。
2−1、102−2、102−3の各端子の出力電圧
は、それぞれ90°位相遅延フィルタ回路111−1、
111−2、111−3に供給され、それらの位相が9
0°遅延される。90°位相遅延フィルタ回路111−
1、111−2、111−3はそれぞれ、直列抵抗R1
4と並列コンデンサC6、R15とC7、R16とC8
とにより構成されている。次に、90°位相遅延フィル
タ回路111−1、111−2、111−3の遅延出力
はそれぞれ、電圧比較回路112−1、112−2、1
12−3の一方の入力端子に供給される。電圧比較回路
112−1、112−2、112−3の他方の入力端子
には直流電源110の中性点電圧Vnが共通に供給され
ている。
装置の動作を説明するための波形図である。図11
(A)はブラシレスモータ101の固定子巻線102−
1の端子電圧Vu波形、同図(B)は中性点電圧Vnと
の関係で示された90°位相遅延フィルタ回路111−
1の遅延出力電圧Fu波形、同図(C)は電圧比較回路
112−1の出力電圧Cu波形をそれぞれ示す。また、
同図(D)は6個の半導体スイッチ素子107−1(U
+ )、107−2(V+ )、107−3(W+ )、10
7−4(U- )、107−5(V- )、107−6(W
- )の導通状態を示す図であり、これらの波形の横軸は
時間を示している。なお、中性点電圧Vnは、遅延出力
電圧Fu、Fv、Fwを抵抗R17、R18、R19に
より合成して得られる。
2−1、102−2、102−3の各端子電圧Vu、V
v、Vwはそれぞれ、90°位相遅延フィルタ回路11
1−1、111−2、111−3に供給され、それらの
各出力端子には位相が90°遅延された出力電圧Fu、
Fv、Fwが現れる。端子電圧Vuは図11(A)に示
されるように、交番台形波で、波形の変化点にはVsp
で示されるようなスパイク状の電圧が現れる。
102−1、102−2、102−3への電流を半導体
スイッチ回路105で切り替える際に現れる。図11
(B)に示される90°位相遅延フィルタ回路111−
1、111−2、111−3の遅延出力電圧波形Fu、
Fv、Fwは、電圧比較回路112−1、112−2、
112−3により中性点電圧Vnと比較され、それらの
出力端子には出力電圧Cu、Cv、Cwが現れる。出力
電圧Cuは、図11(C)に示されるように、遅延出力
電圧波形Fuが中性点電圧Vnを横切る時点で立上がり
あるいは立ち下がる矩形波となる。
ては、論理回路108により半導体スイッチ素子107
−5(V- )をオフとし、半導体スイッチ素子107−
6(W- )をオンにする制御信号が生成され、それぞれ
半導体スイッチ素子107−5、107−6の制御端子
に供給される。一方、出力電圧Cuの立下がり時点11
6においては、同様に、半導体スイッチ素子107−2
(V+ )をオフとし、半導体スイッチ素子107−3
(W+ )をオンとする制御信号が論理回路108により
生成され、それぞれの半導体スイッチ素子に供給され
る。このように、U相の端子電圧によりW相の半導体ス
イッチ素子のオンのタイミングを生成している。
らも同様な制御信号が論理回路108により生成され、
対応する半導体スイッチ素子の制御端子に供給される。
このようにしてブラシレスモータ101の固定子巻線1
02−1、102−2、102−3には直流電源110
から半導体スイッチ回路105を介して3相の直流電圧
が供給され、ブラシレスモータが回転駆動される。
レスモータ装置においては、90°位相遅延フィルタ回
路を利用しているため、負荷の急激な変化に対して応答
性が悪く、最悪の場合には脱調してしまう。また、モー
タをできるだけ低速域で回転させようとする場合には、
90°位相遅延フィルタ回路の時定数を大きくする必要
がある。ところが、このようにすると位相遅延フィルタ
回路の出力振幅Fu、Fv、Fwが小さくなり、電圧比
較回路のオフセットの影響を受けるようになったり、ノ
イズに対して弱くなる欠点があった。更に、位相遅延フ
ィルタ回路の時定数を大きくすると位相遅延フィルタ回
路を構成するコンデンサの容量が大きくなり、小形化の
妨げとなった。更にモータの起動時には、ロータの回転
位置の検出を可能とする回転数まで回転数を上げて、同
期始動による加速を行うが、位相遅延フィルタ回路の時
定数が大きい場合には起動時間が長くなったり、起動が
できない場合が生ずるおそれがあった。
延フィルタ回路の利用に伴う問題点を除去し、急激な負
荷変動に対しても応答性がよく、低速回転域でも安定し
た回転位置検出が可能で、ノイズにも強い小型のブラシ
レスモータ装置を提供することにある。
源と、この直流電源の端子間に接続され、3相ブリッジ
接続された複数個の制御端子付の半導体スイッチ素子か
らなる半導体スイッチ回路と、この半導体スイッチ回路
の出力である3相電圧がそれぞれ供給される3相の固定
子巻線と、この固定子巻線により回転される磁石ロータ
と、この磁石ロータの回転に伴って変化する前記固定子
巻線の各端子電圧がそれぞれ供給され、これらの端子電
圧の位相を90°より小さい角度だけ遅延させる複数個
の位相遅延フィルタ回路と、これらの位相遅延フィルタ
回路の各出力が一方の比較入力として供給される複数個
の比較回路と、これらの比較回路の他方の比較入力とし
て、前記直流電源の端子間電圧に対する中性点電圧の上
下に所定の振幅及び周期で変化する三角波電圧を発生す
る中性点電圧演算回路と、前記各比較回路の出力が供給
され、これらの出力信号から前記複数の半導体スイッチ
素子のための制御信号を発生してこれらを、前記複数の
半導体スイッチ素子の各制御端子に供給して前記半導体
スイッチ回路を切り換える制御部とを備えたことを特徴
とするブラシレスモータ装置が得られる。
路によりそれらの位相が90°より小さい角度だけ遅延
され、比較回路により中性点電圧演算回路の出力と比較
される。この中性点電圧演算回路の出力は、電源端子間
電圧に対する中性点電圧の上下に所定の振幅及び周期で
変化する三角波電圧であり、このような三角波中性点電
圧と位相遅延フィルタ回路出力とを比較することによ
り、90°位相遅延フィルタ回路を用いた場合と同様な
半導体スイッチ回路の制御信号を生成することができ
る。
明する。図1は、本発明のブラシレスモータ装置の構成
を示すブロック図である。ブラシレスモータ11は、星
形結線された3相の固定子巻線12−1、12−2、1
2−3と、磁石ロータ13から構成されている。固定子
巻線12−1、12−2、12−3の各端子には半導体
スイッチ回路15の3相出力端子16−1、16−2、
16−3からの各出力電圧が供給されている。半導体ス
イッチ回路15は、ブリッジ接続された6個の制御端子
付の半導体スイッチ素子17−1、17−2、17−
3、17−4、17−5、17−6から構成され、これ
らの半導体スイッチ素子の制御端子にはそれぞれ、制御
部として作用するマイクロコンピュータ18の制御出力
が供給されている。半導体スイッチ回路15には直流電
源20からのブラシレスモータ駆動用の直流電圧が供給
されている。
2−1、12−2、12−3の各端子の出力電圧は、そ
れぞれ位相遅延フィルタ回路21−1、21−2、21
−3に供給され、それらの位相が、ここでは約60°遅
延される。なお、この位相遅延量は90°未満であれば
良い。位相遅延フィルタ回路21−1、21−2、21
−3はそれぞれ、直列抵抗R1と並列コンデンサC1、
R2とC2、R3とC3とにより構成されている。次
に、位相遅延フィルタ回路21−1、21−2、21−
3の遅延出力はそれぞれ電圧比較回路22−1、22−
2、22−3の一方の入力端子に供給される。
R5からなる分圧回路23により分圧されて中性点電圧
Vnが生成され、この中性点電圧Vnは中性点電圧演算
回路24に供給される。中性点電圧演算回路24は、中
性点電圧Vnに対して後述する演算を施して変調された
中性点電圧Vnoutを発生し、これを電圧比較回路2
2−1、22−2、22−3の他方の入力端子に共通に
供給する。そして、中性点電圧演算回路24には基準電
圧源25から所定の電圧Vrefが供給されるととも
に、マイクロコンピュータ18からの制御信号S1、S
2が供給されている。
24の構成を示すブロック図である。中性点電圧演算回
路24への一方の入力信号である基準電圧Vrefは、
マイクロコンピュータ18からの制御信号S1、S2に
より所定の周期で交互にオン、オフ制御される2個のア
ナログスイッチAS1及びAS2に並列に供給される。
2個のアナログスイッチAS1及びAS2の出力は第1
のオペアンプOP1の2個の入力端子にそれぞれ供給さ
れる。
れる抵抗R6、R7、R8は同一の抵抗値を有している
ため、アナログスイッチAS1がオンの時は増幅度が1
の非反転アンプとして動作し、その出力電圧V1として
はVrefがそのまま現れる。次に、アナログスイッチ
AS2がオンの時は第1のオペアンプOP1は増幅度が
1の反転アンプとして動作するため、その出力電圧V1
としては−Vrefが現れる。
圧Vnとともに第2のオペアンプOP2の非反転入力端
子に供給される。第2のオペアンプOP2に接続される
抵抗R9、R10、R11、R12は同一の抵抗値を有
しているため、第2のオペアンプOP2は電圧V1及び
Vnを入力とする加算器として動作する。第2のオペア
ンプOP2の出力V2は抵抗R13及びコンデンサC5
からなるローパスフィルタLPFに供給され、変調され
た中性点電圧Vnoutが出力される。
24の動作を示す各部波形図である。同図のSTEPは
ブラシレスモータの駆動のための基本動作ステップを示
しており、120°通電方式のインバータではステップ
〜が電気的な1周期を構成し、これを繰り返してモ
ータを回転させている。この場合、変調された中性点電
圧Vnoutは、ブラシレスモータ11の固定子巻線1
2−1、12−2、12−3の各端子電圧Vu、Vv、
Vwの1/3の周期、すなわち3倍の周波数に該当す
る。
比較回路22−1、22−2、22−3の出力波形であ
る。各ステップ〜の切り替えは、これらのCu、C
v、Cw波形をベースとしてマイクロコンピュータ18
の制御の下に行われる。AS1、AS2は図2のアナロ
グスイッチAS1、AS2がステップ〜に同期して
オン、オフされるタイミングを示している。V1は第1
のオペアンプOP1の出力波形で、0ボルトを中心に2
Vrefの振幅と2ステップ分の周期を有する矩形波と
なる。V2は第2のオペアンプOP2の出力波形で、電
圧Vnを中心に2Vrefの振幅と2ステップ分の周期
を有する矩形波となる。Vnoutは電圧Vnを中心に
2ステップ分の周期、すなわちブラシレスモータ11の
固定子巻線12−1、12−2、12−3の各端子電圧
の3倍の周波数で変化する三角波となる。
ータ装置の動作を説明するための各部の波形図である。
図4(A)はモータの駆動ステップ、、、、
、、同図(B)はブラシレスモータ11の固定子巻
線12−1の端子電圧Vu波形、同図(C)は中性点電
圧演算回路24の出力電圧Vnout波形との関係で示
された位相遅延フィルタ回路21−1の遅延出力電圧F
u波形、同図(D)は電圧比較回路22−1の出力電圧
Cu波形をそれぞれ示す。また、同図(E)は6個の制
御端子付の半導体スイッチ素子17−1(U+ )、17
−2(V+ )、17−3(W+ )、17−4(U- )、
17−5(V- )、17−6(W- )の導通状態を示す
図であり、これらの波形の横軸は時間を示している。
1、12−2、12−3の各端子電圧Vu、Vv、Vw
はそれぞれ、位相遅延フィルタ回路21−1、21−
2、21−3に供給され、それらの各出力端子には位相
が60°遅延された出力電圧Fu、Fv、Fwが現れ
る。端子電圧Vuは、図4(B)に示されるように、交
番台形波で、波形の変化点にはVspで示されるような
スパイク状の電圧が現れる。このスパイク状の電圧Vs
pは、固定子巻線12−1、12−2、12−3への電
流を半導体スイッチ回路15で切り替える際に現れる。
図4(C)に示される位相遅延フィルタ回路21−1の
遅延出力電圧波形Fuは、中性点電圧演算回路24の出
力電圧波形Vnoutと比較され、その出力端子には出
力電圧Cuが現れる。出力電圧Cuは,図4(C),
(D)に示されるように、遅延出力電圧波形Fuが出力
電圧波形Vnoutを横切る時点で立上がりあるいは立
ち下がる矩形波となる。
り時点31においては、図3に示されるように、波形C
uとCvが0レベル、波形Cwが1レベルにあり、半導
体スイッチ素子17−3(W+ )、17−5(V- )が
オン状態にある。この状態からモータが回転し、波形C
uが0から1レベルに変化したとき、ステップはから
ステップに切り替えられる。この情報はマイクロコン
ピュータ18に与えられ、図4(E)に示されるよう
に、マイクロコンピュータ18により半導体スイッチ素
子17−3(W+ )をオフとし、半導体スイッチ素子1
7−1(U+ )をオンにする制御信号が生成され、それ
ぞれ半導体スイッチ素子17−3、17−1の制御端子
に供給される。また、この時、マイクロコンピュータ1
8は、図3に示されるように、アナログスイッチAS1
をオン、AS2をオフに切り替える。これにより中性点
電圧演算回路24の出力電圧Vnoutは徐々に上昇す
る。一方、出力電圧Cuの立下がり時点32において
は、同様に半導体スイッチ素子17−6(W- )をオフ
とし、半導体スイッチ素子17−4(U- )をオンとす
る制御信号がマイクロコンピュータ18により生成さ
れ、それぞれの半導体スイッチ素子に供給される。
電圧によりU相の半導体スイッチ素子のオンのタイミン
グを生成している。出力電圧Cv(V相)及びCw(W
相)からも同様な制御信号がマイクロコンピュータ18
により生成され、対応する半導体スイッチ素子の制御端
子に供給される。このようにしてブラシレスモータ11
の固定子巻線12−1、12−2、12−3には直流電
源20から半導体スイッチ回路15を介して3相の電圧
が供給され、ブラシレスモータ11が回転駆動される。
ば、位相遅延フイルタ回路として90°より小さい角
度、例えば約60°だけ位相遅延する回路を用いている
ため、急激な負荷変動に対しても応答性が早く脱調を防
止することができる。また、上記位相遅延フィルタ回路
の使用により、位相遅延フイルタ回路の出力波形Fu、
Fv、Fwの振幅は大きくなり、低速回転域においても
安定したロータの位置検出が可能となり、ノイズに対し
ても強くなる。さらに、上記のような位相遅延フィルタ
回路は時定数が小さくて済むため、コンデンサC1〜C
3の容量を小さくすることができ、装置の小形化が図れ
る。さらに、モータの起動に際しても低い回転数での位
置検出が可能であるため、加速時間も短く迅速で確実な
起動ができる。
2の実施例を示すブロック図である。同図の構成におい
て図1の構成と同一の部分には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。図5の実施例においては、マイクロ
コンピュータ18は電圧比較回路22−1、22−2、
22−3の出力波形Cu、Cv、Cwから磁石ロータ1
3の回転数を検出し、その結果に応じて基準電圧Vre
fを発生させるためのDAコンバータ26に所定の電圧
設定情報を与える。基準電圧Vrefは磁石ロータ13
の回転数が大きい場合には大きくし、小さい場合には小
さくなるように設定される。基準電圧Vrefの増減
は、中性点電圧演算回路24の出力である三角波の電圧
Vnoutの振幅を増減するように作用する。
要性について説明するための、位相遅延フィルタ回路の
周波数特性を示すグラフである。各位相遅延フィルタ回
路21−1〜21−3の周波数特性は、図6に示される
ように、周波数とともに位相遅れが増加する。すなわ
ち、位相遅延フィルタ回路の遮断周波数をfcとすると
周波数が0から0.1fcの範囲では遅延量は0である
が、0.1fcから10fcの間では周波数に比例して
遅延量が0°から−90°まで増加し、それ以上の周波
数領域では一定の遅延量−90°を維持する。
遅延量が90°より小さい角度、例えば60°で動作さ
せるため、図6のAで示される周波数特性の直線領域
(非飽和領域)で動作させることになる。したがって、
この領域においては位相遅延フイルタ回路に供給される
信号の周波数、具体的には、ブラシレスモータ11の固
定子巻線12−1、12−2、12−3から取り出され
た端子電圧Vu、Vv、Vwの周波数により遅延量が変
化することになる。端子電圧Vu、Vv、Vwの周波数
はモータの磁石ロータ13の回転数によって決定され
る。
ると、位相遅延フイルタ回路21−1、21−2、21
−3の出力電圧Fu、Fv、Fwの位相が遅れるため、
ロータの回転位置に対して半導体スイッチ回路15に対
する通電タイミングが遅れることになる。したがって、
モータの回転数がある範囲を越えて高くなると脱調を生
ずる恐れがある。また逆に、モータの回転数がある範囲
を越えて低くなると出力電圧Fu、Fv、Fwの位相が
進み過ぎ、同様に脱調を生ずる恐れがある。換言すれ
ば、モータの回転数の範囲には一定の制限を受けること
になる。
クロコンピュータ18によりモータの回転数に応じて基
準電圧Vrefを磁石ロータ13の回転数が大きい場合
には大きくし、小さい場合には小さくなるように設定す
る。基準電圧Vrefの増減は、中性点電圧演算回路2
4の出力である出力電圧Vnoutの振幅を増減するよ
うに作用する。
outの振幅、位相遅延フイルタ回路21−1の出力電
圧Fu及び位相遅延量θとの関係を示すグラフである。
同図から分かるように、中性点電圧演算回路24の入力
電圧Vrefが大きくなると、図2に示される第1、第
2のオペアンプOP1、OP2の出力電圧V1、V2も
大きくなり、結果として三角波である出力電圧Vnou
tの振幅も大きくなる。いま、位相遅延フイルタ回路2
1−1の出力電圧Fuと中性点電圧Vnとの交点と、出
力電圧Fuと中性点電圧演算回路24の出力電圧Vno
utとの交点間の位相角をθとすると、出力電圧Vno
utが大きくなると位相角θの大きさは大きくなり、出
力電圧Vnoutが小さくなると位相角θの大きさは小
さくなる。位相角θの大きさが大きくなると通電タイミ
ングの位相が進むことになる。したがって、モータの回
転数に応じて基準電圧Vrefを調整することにより、
常に最適な位相タイミングで半導体スイッチ回路15を
通電できるため、脱調を防止できるばかりでなく、モー
タの効率も向上することができる。また、モータの回転
数も広い範囲で安定に動作させることができ、用途の拡
大もできる。
3の実施例を示すブロック図である。同図の構成におい
て図1の構成と同一の部分には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。図8の実施例においては直流電源2
0のプラス側ラインに電流検出器81が設けられ、この
電流検出器81の出力アナログ信号はADコンバータ8
2によりディジタル情報に変換されてマイクロコンピュ
ータ18に与えられる。マイクロコンピュータ18は直
流電源20から半導体スイッチ回路15を介してブラシ
レスモータ11の固定子巻線12−1、12−2、12
−3に供給される電流の大きさを監視する。そして、こ
の電流値があらかじめ設定された値より大きくなった場
合には、マイクロコンピュータ18はDAコンバータ2
6に対して、基準電圧Vrefの設定値を減少させるよ
うに制御する。一方、この電流値があらかじめ設定され
た値より小さくなった場合には、マイクロコンピュータ
18はDAコンバータ26に対して、基準電圧Vref
の設定値を増加させるように制御する。
においては、モータの駆動電流が増加すると半導体スイ
ッチ回路15に対する通電タイミングの位相が進み、モ
ータの効率的動作が確保できなくなり、更には脱調の恐
れも生ずる。この点については、特開昭62−1239
79、あるいは特開平4−156293に記載されてい
る。特に、この種のブラシレスモータにおいては、図4
あるいは図11の固定子巻線の端子電圧波形Vuに示さ
れるようなスパイク状電圧Vspが現れる。このスパイ
ク状電圧Vspのパルス幅は、モータへの駆動電流が増
加するほど大きくなり、位相遅延フイルタ回路通過後の
電圧波形の位相が進んでしまう。上記の実施例はモータ
駆動電流の電流値の増減により生ずるこのような問題点
に対して、すでに図5の実施例で説明した基準電圧Vr
efの設定値を調整する手段により、解決を図るもので
ある。すなわち、この実施例によれば、どのようなモー
タ駆動電流値に対しても常に最適なタイミングで通電す
ることができるため、モータを常に最大効率で運転する
ことができる。
4の実施例を示すブロック図である。この実施例は、図
5に示した実施例において位相遅延フイルタ回路21−
1、21−2、21−3を構成するコンデンサC1、C
2、C3と並列にそれぞれ、コンデンサC1´、C2
´、C3´を選択的に接続する時定数増加回路91−
1、91−2、91−3が追加されている。コンデンサ
C1´、C2´、C3´を選択的に接続するために、ア
ナログスイッチAS1´、AS2´、AS3´をそれぞ
れ、対応するコンデンサC1´、C2´、C3´に直列
に接続し、マイクロコンピュータ18によりアナログス
イッチAS1´、AS2´、AS3´のオン、オフを共
通に制御する。
図5の実施例の構成と同一のため、同一部分には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。図5の実施例にお
いては、位相遅延フイルタ回路として90°より小さい
角度、例えば約60°だけ位相遅延する回路を用いてい
る。このため、モータの回転数が低下するにつれて、図
6で説明したように、位相遅れが小さくなるため、フィ
ルタを通過する電圧波形の位相は進んでいくが、通常の
回転域では基準電圧Vrefを小さくすることにより、
位相の進みを補正できる。しかし、例えば1000rp
m以下の低速域では基準電圧Vrefを0にしても補正
しきれなくなり、脱調の可能性がある。
ータ18によりモータの回転速度を監視し、回転数が所
定の値以下になったとき、時定数増加回路91−1、9
1−2、91−3をオンとし、位相遅延フイルタ回路の
時定数を大きくして位相を遅らせて脱調を防止する。こ
の実施例により、モータの低速での運転がトルクの減少
や、起動ミスを生ずることなく安定に行うことができ
る。
ても応答性が良く、低速回転域でも安定した回転位置検
出が可能であることから起動性が良いうえに、ノイズに
も強い小型のブラシレスモータ装置が得られる。
ロック図である。
すブロック図である。
明するための各部の波形図である。
動作を説明するための各部の波形図で、同図(A)はモ
ータの駆動ステップ〜のタイミング図、(B)はブ
ラシレスモータ11の固定子巻線12−1の端子電圧V
u波形、(C)は中性点電圧演算回路24の出力電圧波
形Vnout及び位相遅延フィルタ回路の遅延出力電圧
波形Fu、(D)は電圧比較回路の出力電圧波形Cuを
それぞれ示し、また、同図(E)は6個の制御端子付半
導体スイッチ素子の導通状態を示すタイミング図であ
る。
を示すブロック図である。
波数特性を示すグラフである。
出力Vnoutの振幅、位相遅延フイルタ回路の出力電
圧Fu及び位相遅延量θとの関係を示すグラフである。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
ブロック図である。
るための各部の波形図である。
路 22−1、22−2、22−3 電圧比較回路 23 分圧回路 25 基準電圧源 26 DAコンバータ 82 ADコンバータ 91−1、91−2、91−3 時定数増加回路
Claims (10)
- 【請求項1】 直流電源と、この直流電源の端子間に接
続され、3相ブリッジ接続された複数個の制御端子付の
半導体スイッチ素子からなる半導体スイッチ回路と、こ
の半導体スイッチ回路の出力である3相電圧がそれぞれ
供給される3相の固定子巻線と、この固定子巻線により
回転される磁石ロータと、この磁石ロータの回転に伴っ
て変化する前記固定子巻線の各端子電圧がそれぞれ供給
され、これらの端子電圧の位相を90°より小さい角度
だけ遅延させる複数個の位相遅延フィルタ回路と、これ
らの位相遅延フィルタ回路の各出力が一方の比較入力と
して供給される複数個の比較回路と、これらの比較回路
の他方の比較入力として、前記直流電源の端子間電圧に
対する中性点電圧の上下に所定の振幅及び周期で変化す
る三角波電圧を発生する中性点電圧演算回路と、前記各
比較回路の出力が供給され、これらの出力信号から前記
複数の半導体スイッチ素子のための制御信号を発生して
これらを、前記複数の半導体スイッチ素子の各制御端子
に供給して前記半導体スイッチ回路を切り換える制御部
とを備えたことを特徴とするブラシレスモータ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記中性点電圧演算回路は、基準電圧源からの
基準電圧が所定の周期で交互に2個の入力端子に供給さ
れ、その出力端子に所定の振幅及び周期で正負に変化す
る矩形波電圧信号を発生する第1のオペアンプと、この
第1のオペアンプの出力及び前記直流電源の中性点電圧
が入力され、その出力にこれらの入力信号の和に相当す
る矩形波電圧が発生される第2のオペアンプと、この第
2のオペアンプの出力電圧が供給され、これを三角波電
圧に変換するローパスフィルタ回路とを備えたことを特
徴とするブラシレスモータ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記ブラシレスモータ装置は更に、前記磁石ロ
ータの回転数を検出する手段と、この回転数検出手段に
より検出された前記磁石ロータの回転数の増減に対応し
て前記中性点電圧演算回路の三角波電圧の振幅を増減す
る手段を備えたことを特徴とするブラシレスモータ装
置。 - 【請求項4】 請求項2記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記基準電圧源からの基準電圧を、前記磁石ロ
ータの回転数が大きい場合には大きくし、小さい場合に
は小さく設定する手段を備えたことを特徴とするブラシ
レスモータ装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記磁石ロータの回転数の検出及び前記基準電
圧の設定は、前記制御部により行われることを特徴とす
るブラシレスモータ装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記ブラシレスモータ装置は更に、前記直流電
源から半導体スイッチ回路を介して前記ブラシレスモー
タの固定子巻線に供給されるモータ電流を検出する手段
と、このモータ電流検出手段により検出された前記モー
タ電流の増減に対応して前記中性点電圧演算回路の三角
波電圧の振幅を増減する手段を備えたことを特徴とする
ブラシレスモータ装置。 - 【請求項7】 請求項2記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記基準電圧源からの基準電圧を、前記モータ
電流が大きい場合には小さくし、小さい場合には大きく
設定する手段を備えたことを特徴とするブラシレスモー
タ装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記モータ電流の増減判定及び前記所定の基準
電圧の設定は、前記制御部により行われることを特徴と
するブラシレスモータ装置。 - 【請求項9】 請求項1記載のブラシレスモータ装置に
おいて、前記ブラシレスモータ装置は更に、前記磁石ロ
ータの回転数を検出する手段と、前記複数個の位相遅延
フィルタ回路の時定数を大きくする手段とを備え、前記
回転数検出手段により検出された前記磁石ロータの回転
数が所定の回転数以下になったとき前記位相遅延フィル
タの時定数を大きくすることを特徴とするブラシレスモ
ータ装置。 - 【請求項10】 請求項9記載のブラシレスモータ装置
において、前記位相遅延フィルタ回路の時定数を大きく
する手段は、直列抵抗及び並列コンデンサからなる前記
位相遅延フィルタ回路の並列コンデンサと並列に他のコ
ンデンサを選択的に接続する手段により構成されること
を特徴とするブラシレスモータ装置。
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