JP3328518B2 - 時計機械体 - Google Patents

時計機械体

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JP3328518B2
JP3328518B2 JP29392996A JP29392996A JP3328518B2 JP 3328518 B2 JP3328518 B2 JP 3328518B2 JP 29392996 A JP29392996 A JP 29392996A JP 29392996 A JP29392996 A JP 29392996A JP 3328518 B2 JP3328518 B2 JP 3328518B2
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    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、時計機械体に関し、更に
詳しくは分針車と秒針車とが独立して回転駆動され、そ
の初期位置を検出し得る時計機械体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、対向する発光ダイオー
ドと受光センサとの光路上に透光と遮蔽部とを設けてあ
る秒針車駆動輪列及び分針車駆動輪列とを配し、発光ダ
イオードを発光させた状態で上記輪列を駆動して受光セ
ンサの出力がレベル0からレベル1に反転する位置を検
出してこの位置を秒針車及び時・分針車の初期位置とす
る初期位置検出を自動的に行える時計機械体が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、秒針車を駆動する駆動モータと、分針車および時針
車を駆動する駆動モータとを有し、光信号の信号入力側
の受光センサとしてフォトダイオードまたはフォトトラ
ンジスタで行っているため、秒針車側と時・分針車側の
駆動モータを交互に回転させ、初めに秒針車側の透孔と
時・分針車側の透孔を一致させレベル1とした後で初期
位置検出を行うものであった。秒針車側の透孔と時・分
針車側の透孔とを合わせるのには組み合わせが多いの
で、この透孔合わせに時間がかかるという問題点があっ
た。また、構成上、秒針車側と時・分針車側の輪列を殆
ど透孔とし、発光ダイオードの赤外線の透過する確率を
上げているが、これは透孔の部分が時・分針車の位置検
出時にあまり役をなさず、位置検出時間の増加となって
いた。さらに、歯車のほとんどが透孔なので強度的にも
弱く不安があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
手段として、本発明では、秒針車側の位置検出を発光部
と受光部とを有する反射形フォトセンサのみでかつ時・
分針車の位置に無関係に行っている。また、時・分針車
側の位置検出は、上記反射形フォトセンサの受光部のみ
を使用し、発光ダイオードを別に有している。発光ダイ
オードを別に有することにより、時・分針車側の初期位
置検出を時・分針車に開けた比較的小さな透孔と、この
透孔から当該透孔と隣合う透孔まで回転させる駆動モー
タのパルス数により可能にしている。さらに、時・分針
車に開設してある透孔が小さいので強度上安心できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、上・下ケースには、第
1の駆動モータにより秒針車駆動輪列を介して回転駆動
される秒針車と、第2の駆動モータにより分針車駆動輪
列を介して回転駆動される分針車とが独立して回転可能
に同心的に設けてある。秒針車には、当該秒針車に噛合
する高速段の第1の伝達車に形成してある透孔と対向可
能な透孔及び反射部が所定の角度間隔で設けてあり、分
針車に噛合する高速段の第2の伝達車には、複数の透孔
が等中心角度間隔で設けてある。分針車には、複数の透
孔が等中心角度間隔で上記第2の伝達車の透孔と対向可
能に設けてあり、分針車と同心的に形成してある時針車
には、分針車の透孔と対向可能な複数の透孔及び異なる
幅を有する複数の遮蔽部とが設けてある。第1の伝達車
と秒針車と第2の伝達車と分針車と時針車との外側に
は、上ケースに取り付けられた第1の発光素子と受光素
子とからなる反射形センサと下ケースに取り付けられた
第2の発光素子とがそれぞれ対向させて設けてある。第
1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回路に
は、秒針車と時・分針車の初期位置を検出するための初
期化動作を行なうプログラムが組み込まれている。秒針
車と第1の伝達車とは、秒針車の透孔又は反射部が反射
形センサと対向する位置にあるときに第1の伝達車の透
孔が反射形センサと秒針車の透孔又は反射部との対向位
置間に位置するように組み込まれている。第2の伝達車
と分針車と時針車とは、第1の伝達車の透孔が反射形セ
ンサと秒針車の透孔との対向位置間に位置したときに第
1の伝達車の透孔と秒針車の透孔と第2の伝達車の透孔
と分針車の透孔と時針車の透孔とが反射形センサと第2
の発光素子の直線光路上で重なるように組み込まれてい
る。初期化動作は、第1の発光素子を発光させた状態で
秒針車を歩進的に駆動して、受光素子の出力がレベル0
からレベル1に反転する受光素子と反射部とが対向する
反射部対向位置を検出して、この位置から所定の角度間
隔を歩進的に駆動し受光素子と秒針車の透孔とが対向す
るようにし、この位置を秒針車の初期位置とし、ついで
第1の発光素子を消灯し第2の発光素子を発光させた
状態で分針車を歩進的に駆動して、受光素子の出力がレ
ベル0からレベル1に反転する第1の反転位置を検出し
てこの位置を時・分針車の初期位置検出のためのカウン
ト開始位置とし、ついで第2の駆動モータを駆動して受
光素子の出力をレベル1からレベル0に反転させ、その
後さらに受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転
する第2の反転位置を検出し、第1の反転位置から第2
の反転位置までの第2の駆動モータの駆動パルスのカウ
ント数から予め制御回路に記憶させてある当該カウント
数の対応時刻を確定し、この受光素子の出力がレベル0
からレベル1に反転した第2の反転位置を時・分針車の
初期位置とする。秒針車の透孔と反射部とのなす角度は
180度であることが好ましい。
【0006】
【実施例】図1〜3に示すように、上ケース1と下ケー
ス2とが対向して結合しており、その間に平行に中板3
が設けてある。上ケース1,下ケース2及び中板3にそ
れぞれ形成された軸部及び軸受孔部を介して、後述の第
1の駆動モータS1と第2の駆動モータS2とが設けて
ある。第1の駆動モータS1と第2の駆動モータS2と
は独立して作動できるように制御回路によって作動を制
御されている。
【0007】駆動モータS1には当該駆動モータによっ
て間欠的に回転駆動される秒針側ロータ4の回転を後述
の秒針車7に伝達する秒針車減速輪列R1が設けてあ
り、駆動モータS2には当該駆動モータによって間欠的
に回転される分針側ロータ8の回転を後述の分針車12
に伝達する分針車減速輪列R2が設けてある。
【0008】上ケース1と中板3によって秒針側ロータ
4および秒針車駆動輪列R1が回転自在に支持されてい
る。秒針側ロータ4の秒針側ロータカナ4aには秒針側
駆動歯車5が噛合しており、秒針側駆動歯車5には高速
段の第1の伝達車の一例としての秒針側3番車6の秒針
側3番歯車6aが噛合しており、秒針側3番車6の秒針
側3番カナ6bには秒針車7の秒針歯車7aが噛合して
いる。
【0009】通常の運針状態では秒針側ロータ4は後述
の制御回路から1秒毎に発せられる駆動パルスによって
1秒間に1/2回転させられるようになっている。秒針
側ロータ4には永久磁石(図示せず。)が固着してあ
る。
【0010】上ケース1,中板3および下ケース2によ
って分針側ロータ8および分針車駆動輪列R2及び日の
裏輪列R3が回転自在に支持されている。分針側ロータ
8の分針側ロータカナ8aには分針側駆動歯車9が噛合
しており、分針側駆動歯車9には分針側3番車10の分
針側3番歯車10aが噛合している。分針側3番車10
の分針側3番カナ10bには高速段の第2の伝達車の一
例としての分針側4番車11の分針側4番歯車11aが
噛合しており、分針側4番車11の分針側4番カナ11
bには分針車12の分針歯車12aが噛合している。分
針車12の分針カナ12bには日の裏車13の日の裏歯
車13aが噛合しており、日の裏車13の日の裏カナ1
3bには時針車14の時針歯車14aが噛合している。
【0011】通常の運針状態では分針側ロータ8は制御
回路から15秒毎に1回発せられる駆動パルスによって
15秒間に1/2回転させられるようになっている。分
針側ロータ8には永久磁石8bが固着してある。秒針車
7と分針車12とは独立して回転可能に同心的に設けて
ある。
【0012】図1に示すように、駆動モータS1は、秒
針側ロータ4,コイル枠15,コイル16,ステータ1
7により構成してあり、駆動モータS2は、分針側ロー
タ8,コイル枠19,コイル20,ステータ21により
構成してある。両ステータ17,21はこれらに形成し
てある透孔を貫通する中板3に上ケース2に向けて突設
してある複数のピン3aによって位置決め固定されてい
る。
【0013】図3に示すように、上ケース1の外面に
は、プリント基板22が上ケース1に形成されたガイド
ピン1aに嵌合されるとともに、下ケース2に形成され
た係止爪2aによって端部を係止されている。
【0014】上ケース1には発光機能を有する第1の発
光素子(発光ダイオード)23aと光感知機能を有する
受光素子(フォトトランジスタ)23bとを合わせ持つ
反射形センサ23が取り付けてあり、下ケース2には反
射形センサ23に対向させて、当該反射形センサに光を
発する第2の発光素子(発光ダイオード)24が取り付
けてある。すなわち、発光ダイオード24の背面には、
矩形薄板状の弾性部材からなる押圧板25が設けてあ
り、押圧板25は下板2に形成された細溝(図示せ
ず。)に長手方向を差し込まれることによって、発光ダ
イオード24を前方に付勢して押さえている。反射形セ
ンサ23と第2の発光ダイオード24とは共にプリント
基板22に電気的に接続してあり、プリント基板22に
は図示しない各種半導体素子を接続して制御回路が形成
してある。制御回路は第1及び第2の駆動モータS1,
S2の作動を制御するもので、秒針車7と時・分針車1
4,12の初期位置を検出するための初期化動作を行な
うプログラムが組み込まれており、中板3には第2の発
光ダイオード24からの光を反射形ホトセンサ23へ到
達可能にするための透孔3bが設けてある。
【0015】本時計機械体には駆動系が2つあり、それ
ぞれの駆動系を位置検出できるように上下ケース1,2
内に2つの検出系が設けてある。まず、秒針側の位置検
出系について説明する。図1、図3において、秒針側3
番車6には初期位置検出用の小さな透孔6cと輪列組み
込み用の位置決め孔6dとが設けてあり、位置決め孔6
dは透孔6cよりさらに小さな孔でありかつ回転中心か
ら透孔6cより近距離の180度ずれた位置に形成して
ある。秒針車7には同一円周上で所定の角度間隔すなわ
ち回転中心に対して互いに180度ずれた位置に光が透
過する小さな透孔7bと反射板からなる反射部7cとが
形成してあり、この反射部は反射形センサ23の第1の
発光ダイオード23aからの光を反射するようになって
いる。
【0016】秒針車7に対して反射形センサ23側に配
してある秒針側3番車6は、秒針車7の透孔7bまたは
反射部7cが反射形センサ23と対向する位置にあると
きにはいつも初期位置検出用の透孔6cが反射形センサ
23と透孔7bまたは反射部7cとの対向位置間に位置
するようになっている。秒針車7には輪列組み込み用の
位置決め孔7dが形成してあり、位置決め孔7dは透孔
7bよりさらに小さな孔でありかつ回転中心から透孔7
bより近距離の位置に形成してある。
【0017】秒針側3番車6の反射形センサ23側の面
は光を反射しない黒色面となっており、秒針車7の反射
部7cを除いた反射形センサ23側の面も光を反射しな
い黒色面となっている。図4に示すように、分針側4番
車11には中心から同心円上に120度間隔すなわち1
20度の等中心角度間隔で15度の角度を持つ等しい形
状に形成された3つの小さな透孔11cが形成してあ
り、分針車12には120度の等中心角度間隔で9度の
角度を持つ等しい形状に形成された3つの小さな透孔1
2cが形成してある。図5に示すように、時針車14に
は中心角度間隔が異なる7つの小さな透孔14b(14
c)が形成してある。すなわち、9度の角をなす6個の
透孔14bが真上に向かうラインから中心角度間隔が7
0°,20°,60°,30°,50°,40°で配置
され、さらに、中心角度間隔が80°隔たって、19度
の角をなす1個の透孔14cが配置されている。透孔1
4cは、9度の角の透孔14bを実質的に2個連続させ
たもので、連続する2個の透孔の間の中心角度間隔を1
0°にしたものである。これらの透孔の間が複数の異な
る幅を有する遮蔽部14dとなっている。
【0018】分針側4番車11と分針車12と時針車1
4には、いずれにも図示しない輪列組み込み用の位置決
め孔が形成してあり、輪列組み込み時には分針側4番車
11、分針車12、時針車14の各々の位置決め孔と、
秒針側3番車6の位置決め孔6dと、秒針車7の位置決
め孔7dとにより、秒針側3番車の透孔6cと秒針車の
透孔7bと分針側4番車の透孔11cと分針車の透孔1
2cと時針車の透孔14b(14c)とが、反射形セン
サ23と発光ダイオード24の直線光路上で重なるよう
になっている。
【0019】
【動作】図6によって、秒針側の位置検出系の動作及び
時・分針側の位置検出系の動作について説明する。反射
形センサ23の第1の発光ダイオード23aを発光させ
た状態で第1の駆動モータS1を早送り回転させて秒針
車7を歩進的に駆動して、秒針車7の反射部7cが反射
形センサ23と対向し第1の発光ダイオード23aの光
を反射部7cが反射し、この反射光がフォトトランジス
タ23bに到達し、このフォトトランジスタ23bの出
力がレベル0からレベル1に反転する反射部対向位置を
検出する。フォトトランジスタ23bの出力がレベル0
からレベル1に反転したときに第1の発光ダイオード2
3aを消灯し、第2の発光ダイオード24を発光させ
る。
【0020】次に、反射部対向位置から再び第1の駆動
モータS1を30パルス早送りし秒針車7を歩進的に駆
動して180度回転させ、秒針車7の透孔7bが反射形
センサ23と対向するようにし、この位置を秒針車7の
初期位置として第1の駆動モータS1を停止する。すな
わち、秒針車7の透孔7bが反射形センサ23と対向す
る位置が秒針車7の初期位置となり、秒針側の位置検出
が終了する。この状態では、反射形センサ23と第2の
発光ダイオード24の直線光路上には秒針側3番車の透
孔6cと秒針車の透孔7bとが対向しており、時・分針
側の第2の発光ダイオード24の発光を秒針側の輪列R
1が遮ることがないようになっている。
【0021】次に、時・分針側の位置検出をするため
に、第2の発光ダイオード24を発光させた状態で第2
の駆動モータS2を早送り回転させて分針車12を歩進
的に駆動する。やがて第2の発光ダイオード24と時針
車の透孔14b(14c)と分針車の透孔12cと分針
側4番車の透孔11cと反射形センサ23とが対向し、
第2の発光ダイオード24の光がフォトトランジスタ2
3bに到達し、このフォトトランジスタ23bの出力が
レベル0からレベル1に反転する第1の反転位置を検出
する。この位置を時・分針車14,12の初期位置検出
のためのカウント開始位置とし、ついでこの位置から第
2の駆動モータS2を駆動して、フォトトランジスタ2
3bの出力をレベル0に反転させ、その後さらにフォト
トランジスタ23bの出力がレベル0からレベル1に反
転する第2の反転位置を検出する。第1の反転位置から
第2の反転位置までの第2の駆動モータS2の駆動パル
スのカウント数から予め制御回路に記憶させてある当該
カウント数の対応時刻を確定し、この第2の反転位置を
・分針車の初期位置にしてある。すなわち、時・分針
車14,12の初期位置検出のためのカウント開始位置
から第2の駆動モータS2を駆動すると分針側4番車
11は1パルス目で15度回転し、フォトトランジスタ
23bの出力をレベル0に反転させる。
【0022】分針側4番車11は8パルスで次の透孔1
1cが第2の発光ダイオード24との対向位置にくるが
7パルスで分針車12がその透孔12cの角度9度以上
の角度10.5度回転しており、フォトトランジスタ2
3bの出力をレベル0に反転させている。分針車12は
7パルスで10.5度回転する、従って80パルスで1
20度回転して次の透孔12cが第2の発光ダイオード
24との対向位置にくる。このことから、時針車14は
分針車12の12分の1回転であるので、80パルスで
最小間隔の10度回転して次の透孔14b(14c)が
第2の発光ダイオード24との対向位置にくる。このた
めに、分針側4番車11の透孔11cと、分針車12の
透孔12cと、時針車14の透孔14b(14c)と
が、反射型センサ23と第2の発光ダイオード24の直
線光路上に揃って、フォトトランジスタ23bの出力が
レベル0からレベル1に反転するまでの第2の駆動モー
タS2の駆動パルスのカウント数は、80の整数倍とし
てある。本実施例ではレベル1のタイミングを12:0
0,2:20,3:00,5:00,6:00,7:4
0,9:00,11:40に設定してある。レベル1が
どの時刻に対応するかを示すために、レベル0からレベ
ル1までの駆動パルス数が、80パルスの場合は12:
00、560パルスの場合は2:20、160パルスの
場合は3:00、480パルスの場合は5:00、24
0パルスの場合は6:00、400パルスの場合は7:
40、320パルスの場合は9:00、640パルスの
場合は11:40に設定してある。レベル0からレベル
1までの駆動パルス数が対応する対応時刻が確定したら
第2の発光ダイオード24を消灯する。このようにし
て、初期位置検出ができた後は、制御回路により当該初
期位置検出時刻を標準周波数秒報時によって知らされる
現在時刻に自動的に修正されて使用される。
【0023】本実施例では秒針車の初期位置を検出する
際に、フォトトランジスタ23bの出力がレベル0から
レベル1に反転したときに第1の発光ダイオード23a
を消灯しているが、これに限るものではなく第1の発光
ダイオード23aを消す時期は、時・分針側の位置検出
系の動作の際の分針車を歩進的に駆動する前ならどの時
期でもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の時計機
械体は、反射形センサを使用しているため秒針側駆動輪
列を1つの検出系として独立させてあるので秒針側駆動
輪列だけで検出動作が行初期位置検出動作が早くでき
る。時・分針側の検出を透孔ー透孔間のパルスによって
検出することにより、時針車を1回転することなく時刻
の確定ができるので初期位置検出が早くできる。時・分
針側の検出を小さな透孔で行うため、歯車の強度を増す
ことができる。
【0025】秒針車の透孔と反射部とのなす角度は18
0度であるので透孔と反射部との設定が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント基板と上ケースとを省略した平面図で
ある。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】反射形センサと第2の発光ダイオードとの光路
が形成された位置に、秒針車の反射部が位置している状
態を示す断面図である。
【図4】分針側4番車と分針車と時針車とが各々の透孔
を対向させた状態を示す平面図である。
【図5】時針車の平面図である。
【図6】初期位置検出動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 6 高速段の第1の伝達車(秒針側3番
車) 6c 透孔 7 秒針車 7b 透孔 7c 反射部 11 高速段の第2の伝達車(分針側4番
車) 11c 透孔 12 分針車 12c 透孔 14 時針車 14b,14c 透孔 14d 遮蔽部 23 反射形センサ 23a 第1の発光素子 23b 受光素子 24 第2の発光素子 R1 秒針車駆動輪列 R2 分針車駆動輪列 S1 第1の駆動モータ S2 第2の駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/00 G04C 3/14 G04C 9/00 - 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上・下ケースには、第1の駆動モータによ
    り秒針車駆動輪列を介して回転駆動される秒針車と、第
    2の駆動モータにより分針車駆動輪列を介して回転駆動
    される分針車とが独立して回転可能に同心的に設けてあ
    り、 上記秒針車には、当該秒針車に噛合する高速段の第1の
    伝達車に形成してある透孔と対向可能な透孔及び反射部
    が所定の角度間隔で設けてあり、 上記分針車に噛合する高速段の第2の伝達車には、複数
    の透孔が等中心角度間隔で設けてあり、 上記分針車には、複数の透孔が等中心角度間隔で上記第
    2の伝達車の透孔と対向可能に設けてあり、上記分針車
    と同心的に形成してある時針車には、上記分針車の透孔
    と対向可能な複数の透孔及び異なる幅を有する複数の遮
    蔽部とが設けてあり、 上記第1の伝達車と上記秒針車と上記第2の伝達車と上
    記分針車と上記時針車との外側には、上記上ケースに取
    り付けられた第1の発光素子と受光素子とからなる反射
    形センサと上記下ケースに取り付けられた第2の発光素
    子とがそれぞれ対向させて設けてあり、 上記第1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回
    路には、上記秒針車と上記時・分針車の初期位置を検出
    するための初期化動作を行なうプログラムが組み込まれ
    ており、 上記秒針車と上記第1の伝達車とは、上記秒針車の透孔
    又は反射部が上記反射形センサと対向する位置にあると
    きに上記第1の伝達車の透孔が上記反射形センサと上記
    秒針車の透孔又は反射部との対向位置間に位置するよう
    に組み込まれており、 上記第2の伝達車と上記分針車と上記時針車とは、上記
    第1の伝達車の透孔が上記反射形センサと上記秒針車の
    透孔との対向位置間に位置したときに上記第1の伝達車
    の透孔と上記秒針車の透孔と上記第2の伝達車の透孔と
    上記分針車の透孔と上記時針車の透孔とが上記反射形セ
    ンサと上記第2の発光素子の直線光路上で重なるように
    組み込まれており、 上記初期化動作は、上記第1の発光素子を発光させた状
    態で上記秒針車を歩進的に駆動して、上記受光素子の出
    力がレベル0からレベル1に反転する上記受光素子と上
    記反射部とが対向する反射部対向位置を検出して、この
    位置から上記所定の角度間隔を歩進的に駆動し上記受光
    素子と上記秒針車の透孔とが対向するようにし、この位
    置を上記秒針車の初期位置とし、ついで上記第1の発光
    素子を消灯し上記第2の発光素子を発光させた状態で
    上記分針車を歩進的に駆動して、上記受光素子の出力が
    レベル0からレベル1に反転する第1の反転位置を検出
    してこの位置を上記時・分針車の初期位置検出のための
    カウント開始位置とし、ついで上記第2の駆動モータを
    駆動して上記受光素子の出力をレベル1からレベル0に
    反転させ、その後さらに上記受光素子の出力がレベル0
    からレベル1に反転する第2の反転位置を検出し、上記
    第1の反転位置から上記第2の反転位置までの上記第2
    の駆動モータの駆動パルスのカウント数から予め上記制
    御回路に記憶させてある当該カウント数の対応時刻を確
    定し、上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反
    転した上記第2の反転位置を上記時・分針車の初期位置
    とするものであることを特徴とする時計機械体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記秒針車の透孔と
    反射部とのなす角度は180度であることを特徴とする
    時計機械体。
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