JP2920152B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

Info

Publication number
JP2920152B2
JP2920152B2 JP27718592A JP27718592A JP2920152B2 JP 2920152 B2 JP2920152 B2 JP 2920152B2 JP 27718592 A JP27718592 A JP 27718592A JP 27718592 A JP27718592 A JP 27718592A JP 2920152 B2 JP2920152 B2 JP 2920152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
hole
reflector
rotor
rotates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27718592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06129837A (ja
Inventor
裕通 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKOO KUROTSUKU KK
Original Assignee
SEIKOO KUROTSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIKOO KUROTSUKU KK filed Critical SEIKOO KUROTSUKU KK
Priority to JP27718592A priority Critical patent/JP2920152B2/ja
Publication of JPH06129837A publication Critical patent/JPH06129837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2920152B2 publication Critical patent/JP2920152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より位置検出装置として、例えば時
計の歯車に設けた孔または反射板等の検出対象が所定位
置にあることを検出して正時を検出するものがある。そ
の具体的な構成を図1に示す。
【0003】ロータ歯車1は、図3(a)に示したよう
に、駆動制御回路(図示せず。)からの駆動パルスによ
ってステップ駆動される。図1(a)は正時の1ステッ
プ前の状態、(b)は正時の状態、(c)は正時の1ス
テップ後の状態である。2はロータ歯車1と連動して回
転する第1の歯車(伝達車)で、孔2aが設けてある。
3は第1の歯車2と平面的に交差し、かつ非同心的に1
時間で1回転する第2の歯車(分針歯車)で、反射板3
aが設けてある。第1の歯車2と第2の歯車3は、孔2
aと反射板3aとが正時に交差するように組み込んであ
る。孔2aと反射板3aは、交差して静止した状態にお
いて、それぞれの中心点の位置が一致する。また、孔2
aの大きさは反射板3aの大きさとほぼ等しくなってい
る。
【0004】図2は図1に示した構成を内蔵した時計機
械体の断面図であり、図1と同じ符号のものは同一のも
のである。同図において、4は孔2aと反射板3aとが
交差する位置において反射板3aと対向するように設け
てあり、孔2aと反射板3aとが交差したことを検出す
るための反射型光センサである。この反射型光センサ4
は発光素子と受光素子とからなり、孔2aと反射板3a
との交差状態において発光素子は反射板3aの中心点に
光を照射する。
【0005】正時になると孔2aと反射板3aとが交差
し、反射型光センサ4の発光素子からの光が反射板3a
の中心点で反射して反射型光センサ4の受光素子で受け
取られる。受光素子は反射光を受けている間、受光信号
“1”を発生する。上記駆動パルス間において、制御回
路(図示せず。)は、受光素子の受光状態の検出動作を
1回だけ行なう。この検出動作時に受光素子からの受光
信号が“1”であれば、上記制御回路は孔2aと反射板
3aとが交差していること、すなわち正時になったと判
定する。
【0006】このように従来の位置検出装置では、ロー
タの駆動パルス間に1回だけ検出動作を行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ロータ歯車1は1ステ
ップ毎に静止位置近傍でしばらくゆらいでから停止す
る。そのゆらぎ量は1ステップ移動して静止位置を最初
に通過したときが一番大きく、次第にゆらぎ量が収束し
て停止する。このゆらぎのために、ロータ歯車1と連動
している第1の歯車2にも1ステップ毎にゆらぎが生じ
る。したがって、正時に孔2aと反射板3aとが交差し
た際にもゆらぎが生じ、孔2aが静止位置を通過して反
射板3aの中心点を遮蔽してしまうので、図3(b)に
示したように、反射型光センサ4の受光素子からの受光
信号出力レベルが不安定となる。上記制御回路は駆動パ
ルス間の所定タイミングで1回だけ検出動作を行なう
が、この検出動作時に受光信号出力レベルが“1”でな
くなると、孔2aと反射板3aは交差していないと判定
してしまう。
【0008】このように上記従来の位置検出装置では、
ロータが回転する際の1ステップ間隔中に1回しか位置
検出動作を行なわないので、このときに歯車のゆらぎに
よって孔の位置がずれていると歯車の状態を正しく検出
できない。
【0009】本発明は、歯車の所定状態を確実に検出可
能な位置検出装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロータの回転
に連動して回転する第1の歯車と、この第1の歯車と平
面的に交差して回転する第2の歯車と、上記第1の歯車
と上記第2の歯車の一方に設けてある孔と、他方にその
孔に対応して設けてある反射板と、上記孔と上記反射板
とが交差する位置において上記反射板と対向するように
設けてあり、上記孔と上記反射板とが交差したことを読
み取るための読取り動作を上記ロータが回転する際の1
ステップ間隔中に複数回行なう読取り手段とを設けるこ
とにより、上記課題を解決するものである。
【0011】また、ロータの回転に連動して回転する第
1の歯車と、この第1の歯車と平面的に交差して回転す
る第2の歯車と、上記第1の歯車と上記第2の歯車のそ
れぞれに設けてある孔と、上記各孔が交差する位置にお
いて上記各孔と対向するように設けてあり、上記各孔が
交差したことを読み取るための読取り動作を上記ロータ
が回転する際の1ステップ間隔中に複数回行なう読取り
手段とを設けることにより、上記課題を解決するもので
ある。
【0012】
【実施例】以下、本発明による位置検出装置を時計の正
時検出用に用いた場合の一実施例について図面に基づい
て説明する。
【0013】本実施例においては、図1および図2に示
した従来のものと同様の構成において歯車の位置検出を
行なうものとする。
【0014】ロータ歯車1は、図3(a)に示したよう
に、駆動制御手段(図示せず。)からの駆動パルスによ
ってステップ駆動される。正時になって孔2aと反射板
3aが交差すると反射型センサ4の受光素子からの受光
信号が“1”となる。このとき第1の歯車2のゆらぎに
よって孔2aの位置がゆらぐので、図3(b)に示した
ように、受光信号が“1”でない期間が生じる。制御回
路(図示せず。)は、図3(c)に示したように、駆動
パルス間に所定タイミングで2回検出動作を行ない、そ
のときの受光信号レベルを検出する。この検出動作のう
ち少なくとも一方において受光信号“1”を検出した
ら、孔2aと反射板3aが交差している、すなわち正時
であると判定する。
【0015】上記検出タイミングは、ロータ歯車1の駆
動パルスの発生停止を起点として定められる。
【0016】なお、上記実施例では本装置を時計の正時
検出用として用いた場合について説明したが、これに限
るものではない。
【0017】なお、ロータ歯車1の駆動パルス間におけ
る検出動作回数は2回に限らず、任意の複数回に設定し
てよい。
【0018】また、第2の歯車3に孔を設けて第1の歯
車2にその孔と交差するように反射板を設け、センサを
第2の歯車3の第1の歯車2と反対側に孔と対向するよ
うに設ける構成としてもよい。
【0019】また、第1の歯車2および第2の歯車3の
両方に所定位置で交差するように孔を設け、透過型セン
サを用いて孔の交差を検出する構成としてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ロータの駆動パルス間
に複数回の位置検出動作を行なうので、位置検出用の孔
を大きくすることなく、歯車にゆらぎが生じても確実に
歯車の所定状態を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】時計の正時位置検出の一例を示した説明図
【図2】図1の構成を内蔵した時計機械体の断面図
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための説明
【符号の説明】
2 第1の歯車 3 第2の歯車 2a 孔 3a 反射板 4 センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの回転に連動して回転する第1の
    歯車と、 この第1の歯車と平面的に交差して回転する第2の歯車
    と、 上記第1の歯車と上記第2の歯車の一方に設けてある孔
    と、他方にその孔に対応して設けてある反射板と、 上記孔と上記反射板とが交差する位置において上記反射
    板と対向するように設けてあり、上記孔と上記反射板と
    が交差したことを読み取るための読取り動作を上記ロー
    タが回転する際の1ステップ間隔中に複数回行なう読取
    り手段と、 を具備することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 ロータの回転に連動して回転する第1の
    歯車と、 この第1の歯車と平面的に交差して回転する第2の歯車
    と、 上記第1の歯車と上記第2の歯車のそれぞれに設けてあ
    る孔と、 上記各孔が交差する位置において上記各孔と対向するよ
    うに設けてあり、上記各孔が交差したことを読み取るた
    めの読取り動作を上記ロータが回転する際の1ステップ
    間隔中に複数回行なう読取り手段と、 を具備することを特徴とする位置検出装置。
JP27718592A 1992-10-15 1992-10-15 位置検出装置 Expired - Fee Related JP2920152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27718592A JP2920152B2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27718592A JP2920152B2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06129837A JPH06129837A (ja) 1994-05-13
JP2920152B2 true JP2920152B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=17579997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27718592A Expired - Fee Related JP2920152B2 (ja) 1992-10-15 1992-10-15 位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2920152B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118832A (ja) * 1987-11-02 1989-05-11 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06129837A (ja) 1994-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4488049B2 (ja) 針位置検出装置
JP3328518B2 (ja) 時計機械体
JP2500513B2 (ja) 時計機械体
JP4650472B2 (ja) 針位置検出装置
US5930205A (en) Timepiece movement
US7154818B2 (en) Radio controlled clock movement control system
JP3514644B2 (ja) 自動修正時計
JP2920152B2 (ja) 位置検出装置
JP2004184404A (ja) 針位置検出装置及びこれを備えた電子時計
JPH0812058B2 (ja) 位置検出装置
JPH11289796A (ja) 時計用スイープモータ
JP4993006B2 (ja) 針位置検出装置及び針位置検出方法
JP4556980B2 (ja) 針位置検出装置
JP5141677B2 (ja) 針位置検出装置及び指針式時計
JP3124443B2 (ja) 印字装置
JPH1090806A (ja) 原稿検知装置
JP2534581Y2 (ja) アナログ時計
JP4983902B2 (ja) 針位置検出装置
SU1188889A1 (ru) Устройство дл определени направлени вращени диска
JPH0745033Y2 (ja) 帰零機能を有するアナログ時計
JP4998179B2 (ja) 針位置検出装置
GB2352061A (en) Timepiece movement
JPH1010245A (ja) 電子時計のモータ制御回路
JPS5872082A (ja) 電子時計
JPH11237487A (ja) アナログ時計装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees