JP3295315B2 - 時計機械体 - Google Patents

時計機械体

Info

Publication number
JP3295315B2
JP3295315B2 JP27643296A JP27643296A JP3295315B2 JP 3295315 B2 JP3295315 B2 JP 3295315B2 JP 27643296 A JP27643296 A JP 27643296A JP 27643296 A JP27643296 A JP 27643296A JP 3295315 B2 JP3295315 B2 JP 3295315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
hour
minute
level
minute hand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27643296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10123266A (ja
Inventor
康治 馬場
裕通 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP27643296A priority Critical patent/JP3295315B2/ja
Priority to GB9722033A priority patent/GB2318432B/en
Priority to DE19746115A priority patent/DE19746115B4/de
Priority to US08/954,742 priority patent/US5930205A/en
Publication of JPH10123266A publication Critical patent/JPH10123266A/ja
Priority to HK98109768A priority patent/HK1009013A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3295315B2 publication Critical patent/JP3295315B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計機械体に関
し、更に詳しくは時針車と分針車とが独立して回転駆動
され、その基準位置を検出し得る時計機械体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような時計機械体としては、
例えば、時針、分針及び秒針により表示される正時(1
2時0分0秒)を検出すると共に、この検出した正時と
ラジオ等の電波信号の時刻とのズレを検出し、時刻の遅
れ又は進みの修正を毎正時に行なうようにしたものが知
られている(特開昭61ー118683号公報)。
【0003】この第1の従来の技術では、時針車が1回
転する間に1度すなわち12時間に1度、中間車、時針
車及び分針車の各開口部が合致すると、回路基板に設け
られた第1の光線発信器からの光がこれらの開口部を通
ってプリント回路基板から離れた位置にある第1の光線
受信器により検知され、この受信器から時針車及び分針
車の基準位置信号が出力されると共に、秒針車が1回転
する間に一度すなわち1分間に1度、秒針車と中間車の
両開口部が合致すると、回路基板に設けられた第2の光
線発信器からの光がこれらの開口部を通って回路基板か
ら離れた位置にある第2の光線受信器により検知され、
この受信器から秒針車の基準位置信号が出力され、前記
2つの基準位置信号が同時に得られたときに正時(12
時0分0秒)が検出されるようになっている。
【0004】また、光線発信器と光線受信器とを回路基
板上に配置するために、上記回路基板上の上記第1及び
第2の光線発信器と同じ位置に第1及び第2の光線受信
器を設けてあると共に、回路基板上に1つの光線発信器
を設けてあり、さらに、この発信器からの光を2つの光
導体を用いて上記第1及び第2の光線受信器と同じ位置
まで導くようになっている。
【0005】更に、第2の従来技術である特開平6−1
48354号公報には、時針及び分針をそれぞれ駆動す
る駆動系に、1つずつの検出手段を設けたものが示され
ている。検出手段は、発光素子と受光素子とからなる光
センサと、各駆動系の輪列中に設けた開口とからなって
おり、両駆動系のそれぞれの検出手段が共に検出した時
刻、例えば12時0分を基準位置としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来の技術では、回路基板上にある2つの光線発信
器に対応する2つの光線受信器を回路基板から離れた位
置に配置しているので、この両光線受信器を回路基板上
の回路と電気的に接続する配線が必要であり、その配線
作業が煩雑となって量産化を図れないと共に、各光線発
信器と対応する各光線受信器との位置ズレが生じて前記
両基準位置を高精度に検出することができないという問
題点あった。
【0007】また、1つの光線発信器及び2つの光線受
信器を同じ回路基板上に設けるために、2つの光導体を
使用する必要がありかつこれらを狭いスペース内に配置
しなければならず、構成が複雑になると共に製造コスト
が増大するという問題点があった。
【0008】また、上記第2の従来の技術では、時針及
び分針のそれぞれの駆動系に、反射型フォトセンサから
なる各1つの検出手段を設けなければならないので、配
線が多く構成が複雑となり組立の作業性が悪く、反射型
フォトセンサは高価なものであるので製造コストが高く
なるという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、時針車と分針車とを独立して回転駆
動させ、1組の検出手段によって時針車及び分針車の基
準位置を検出し、検出手段を減らすことによってコスト
を低減している。基準位置は、時針車と分針車と分針車
よりも高速段の伝達車とによって検出している。このこ
とによって高精度に基準位置の検出ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、第1の駆動モータによ
り回転駆動される分針車と第2の駆動モータにより回転
駆動される時針車とが独立して回転可能に同心的に設け
てある。分針車には、この分針車に噛合する高速段の伝
達車に形成してある透孔と対向可能な透孔が設けてあ
る。時針車には、分針車の透孔と対向可能で外周部に沿
った複数の弧状の透孔と該透孔よりも幅の狭い複数の遮
蔽部が設けてあり、上記複数の遮蔽部は、2つの狭幅
部と特定遮蔽部をなす1つの広幅部とが等角度間隔に設
けたものである。時針車と分針車と伝達車との外側に
は、発光素子と受光素子とが対向させて設けてある。第
1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回路に
は、分針車と時針車の基準位置を検出するための初期化
動作を行なうプログラムが組み込まれている。
【0011】初期化動作は、発光素子を発光させた状態
で分針車と時針車とを歩進的に駆動して、受光素子の出
力がレベル0からレベル1に反転する位置を検出し、こ
の位置を分針車の基準位置とする。ついで分針車を停止
させた状態で時針車を駆動し、遮蔽部の幅の差に対応す
るレベル0の時間差から特定遮蔽部を確認し、当該特定
遮蔽部を通過して受光素子の出力がレベル1に反転する
位置を時針車の基準位置とするようにしてある。
【0012】また、上記初期化動作で上記発光素子を発
光させた状態で上記分針車を1回転させても上記受光素
子の出力がレベル0からレベル1に反転しない場合に
は、上記時針車を上記特定遮蔽部の幅分回転させた後
で、再度上記分針車を歩進的に駆動して上記受光素子の
出力がレベル0からレベル1に反転する位置を検出して
この位置を上記分針車の基準位置としてもよい。
【0013】上記のように構成された時計機械体では、
時針車と分針車とが独立して回転駆動され、時針車と分
針車のそれぞれの基準位置が発光素子と受光素子とによ
る1組の検出手段によって検出する構成であるので、簡
単な構成となり、組立の作業性が向上し、コストが低減
する。基準位置の検出に分針車よりも高速段の伝達車を
加えているので、高精度の検出が可能となる。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1乃至図3に示すように、下ケース1と上ケース2と
中板3によって時計輪列が軸支されている。この時計機
械体は、2つの独立した第1の駆動モータM1と第2の
駆動モータM2が、それぞれ分針及び時針を駆動するよ
うになっている。
【0015】まず分針の駆動系について説明すると、第
1の駆動モータM1はコ字状のステータ41と、その一
方の脚片に巻回された駆動コイル42と、このステータ
41の磁極間に配設されたロータ43とからなってい
る。ロータカナ43aに駆動車5、伝達車6、伝達車7
及び分針車8が順次噛合している。分針車8の分針パイ
プ8aの先端に、図示しない分針が取り付けられる。
【0016】次に時針の駆動系について説明すると、第
2の駆動モータM2はコ字状のステータ91と、その一
方の脚片に巻回された駆動コイル92と、このステータ
91の磁極間に配設されたロータ93とからなってい
る。ロータカナ93aには駆動車10、伝達車11、伝
達車12及び時針車13が順次噛合している。時針車1
3の時針パイプ13aの先端に、図示しない時針が取り
付けられる。分針車8と時針車13は同心的に設けてあ
り、分針パイプ8aと時針パイプ13aとは同心的に嵌
合している。分針車8と時針車13との間には、それぞ
れの回転時に摩擦による影響を排除するために、支持板
14が介設してある。
【0017】分針車8に噛合する高速段の伝達車7には
透孔7aが形成してあり、分針車8には、透孔7aと対
向可能な位置に透孔8bが形成してある。また時針車1
3には、図4の説明に際して後述するように、透孔8b
と対向可能な複数の透孔13bと複数の遮蔽部13c,
13d,13eが形成してある。遮蔽部13cは他の遮
蔽部と幅を異にする特定遮蔽部に形成してある。後述の
発光素子15と受光素子16とが対向する位置では、
達車7の透孔7aと分針車8の透孔8bとが対向する位
置は、分針と時針がそれぞれ「12」を指す12時00
分に設定してある。そしてこのときの透孔8bに対向す
る中板3と支持板14の位置に、この中板の透孔3aと
支持板14の透孔14aが形成してある。そして透孔1
4aに対向して、下ケース1に発光素子(発光ダイオー
ド)15が配設してあり、また透孔3aに対向して、上
ケース2にフォトセンサの機能を有する受光素子(フォ
トダイオード)16が配設してあり、分針車8と時針車
13の基準位置を検出する検出手段を構成している。
【0018】下ケース1と上ケース2と中板3とは、図
2の上部に示すように、下ケース1から突軸1aを突設
し中板3から筒体3bを突設して両者を嵌合させ、中板
3から突起3cを突設し上ケース2から筒体2aを突設
して両者を嵌合させている。また、図2の下部には、下
ケース1に設けた中空軸1bと、中板3に設けた中空軸
3dと、上ケース2に設けた中空軸2cとを同心的に並
設している。
【0019】上ケース2の外面に突設した係止爪2bに
よって回路基板17が取り付けられており、この回路基
板上に第1及び第2の駆動モータM1とM2の作動を制
御する制御回路17aが形成されている。制御回路17
aの所定位置に、受光素子16が接続されている。発光
素子15に接続されているリード線15aは、中空軸1
bと3dと2cとの中空部を貫通して制御回路17aの
所定位置に接続されている。そして、この制御回路17
aには、分針車8と時針車13の基準位置を検出するた
めの初期化動作を行なうプログラムが組み込まれてい
る。
【0020】時針車13の透孔13aと遮蔽部13c,
13d,13eについて、図4を参照して詳細に説明す
る。時針車13の透孔13bは、外周部に沿った弧状を
なしており、120°間隔の位置でブリッジ状の遮蔽部
13c、13d、13eによって中心部と外周部とを連
結している。遮蔽部13cの幅は中心角18°の広幅部
で他の遮蔽部と異なる幅を有する特定遮蔽部としてあ
り、他の2つの遮蔽部13d、13eの幅は中心角9°
の狭幅部としてあり、特定遮蔽部13cの幅は他の2つ
の遮蔽部13d、13eの幅の2倍の広い幅を有してい
る。すなわち、時針車13の複数の狭幅部の遮蔽部13
d,13eと広幅部の特定遮蔽部13cとが120°の
等角度間隔に設けてある。時針車13の中心部には、均
等間隔のほぼコ字状の切り溝によって舌片13fが形成
してあり、この舌片を弾性変形させて下ケース1に弾接
させてある。
【0021】この構造であるので、発光素子15と受光
素子16とが対向する位置で分針車8の1回転に1度だ
け、透孔7aと透孔8bと時針車13の透孔13bとが
対向したときに発光素子15から受光素子16への光を
通過させ、これ以外では光を遮断させる。
【0022】次に基準位置を12時とした時の分針車8
と時針車13の基準位置を検出する初期化動作につい
て、図5を参照して説明する。まず、この例では、分針
車8は第1の駆動モータM1の駆動パルス数240パル
スで1回転するように設定している。また時針車13の
特定遮蔽部13cを送るには、第2の駆動モータM2の
駆動パルス数12パルスが必要であり、遮蔽部13d、
13eを送るには、6パルスが必要であると設定してい
る。
【0023】そこで内部時計をストップさせて初期化動
作をスタートさせると、発光素子である発光ダイオード
15がオンとなり、第1の駆動モータM1に駆動パルス
が供給されて分針車8が歩進的に駆動される。受光素子
であるフォトダイオード16の出力がレベル0の場合
は、駆動パルス数が242パルスになったかどうかを判
断し、未だこのパルス数に達しない間は分針車8の駆動
が継続される。242パルスは分針車8が1回転するパ
ルス数に安全性を見込んだ2パルスを加えたパルス数で
ある。分針車8を1回転させても未だフォトダイオード
16の出力がレベル0の場合には、時針車13のいずれ
かの遮蔽部13c,13d,13eが光を遮断している
のであるから、分針車8の駆動が停止され、第2の駆動
モータM2に駆動パルスが供給されて時針車13が14
パルス分歩進的に駆動される。14パルスは特定遮蔽部
13cを送るパルス数に安全性を見込んだ2パルスを加
えたパルス数であるので、時針車13を少し回転させる
この特定遮蔽部が光を遮断する位置から外れ、そこに
透孔13bが位置して光を通過可能にする。そこで、引
き続き分針車8が駆動される。フォトダイオード16の
出力がレベル0からレベル1に反転する位置は、分針車
8の透孔8bと伝達車7の透孔7aとが対向して光を通
過可能にする位置であって、この位置は高速段の伝達車
7の存在により高い精度を有している。そこで、この位
置を検出して分針車8の基準位置とする。ここで分針車
8の駆動が停止される。
【0024】次に、時針車13の基準位置を検出するた
めに時針車13が歩進的に駆動される。フォトダイオー
ド16の出力がレベル1である間は、時針車の透孔13
bが光を通過させているので時針車13の駆動が継続さ
れる。フォトダイオード16の出力がレベル1からレベ
ル0に反転した時は、いずれかの遮蔽部13c,13
d,13eが光を横切ったのであるから、特定遮蔽部1
3cと他の遮蔽部13d,13eとの幅の差に対応する
レベル0の時間差からその遮蔽部が特定遮蔽部13cで
あるか否かを確認することができる。このために時針車
13の駆動が継続されると同時にそのパルス数のカウン
トが開始される。フォトダイオード16の出力がレベル
0である間、時針車13の駆動が継続されてそのパルス
数がカウントされる。
【0025】そしてフォトダイオード16の出力がレベ
ル0からレベル1に反転したら、カウントされたパルス
数が12パルスかどうかが判断される。12パルスより
少ない時は時針車13の狭幅部の遮蔽部13d又は13
eが光を横切ったことを意味するので、この時には改め
て時針車13が駆動され、フォトダイオード16の出力
がレベル1からレベル0に反転したら上記と同様に再び
パルス数がカウントされ、フォトダイオード16の出力
がレベル0からレベル1に反転した時のパルス数が12
パルスになるまでこの動作が繰り返えされる。
【0026】12パルスがカウントされたら、これは時
針車13の特定遮蔽部13cが光を横切ったことを意味
する。そこで、安全性を見込んで更に時針車13が2パ
ルス分駆動され、この位置を時針車13の基準位置とし
て時針車13の駆動が停止され、発光ダイオード15が
オフにされる。そこで12時を格納して内部時計をリス
タートさせ、これによって初期化動作を終了する。
【0027】なお、上記の説明において安全性を見込ん
だパルス数を2パルスとして説明しているが、これに限
られるものでなく、1パルスとしても良く、又は反転し
た位置を直ちに基準位置としてもよい。また、基準位置
を12時としているが、これに限られるものではなく、
電波修正時計などでは基準位置を2時に設定してもよ
い。
【0028】
【発明の効果】時針車と分針車とが独立して回転駆動さ
れる時計機械体でありながら、発光素子と受光素子とを
対向させた1組の検出手段によって時針車及び分針車の
基準位置を検出するようにしているので、フォトセンサ
の数が少なくリード線が少なくてすみ、簡単な構成とな
って組立の作業性が向上し、コストを低減させることが
できる。基準位置の検出には、時針車と分針車と分針車
よりも高速段の伝達車とによって検出するようにしてい
るので、高精度な基準位置の検出ができる。
【0029】特定遮蔽部は他の遮蔽部より広い幅を有し
ているので初期化動作における時針車の基準位置の検出
が容易である。特に、時針車の複数の遮蔽部を、2つの
狭幅部と、特定遮蔽部をなす1つの広幅部とを等角度間
隔に設けるようにしているので、外周部に沿って長い透
孔が存在しても、時針車の強度上のバランスが良く回転
力を安定して伝達することができ、構成も簡単にでき
る。
【0030】初期化動作で発光素子を発光させた状態で
分針車を1回転させても受光素子の出力がレベル0から
レベル1に反転しない場合には、時針車を特定遮蔽部の
幅分回転させた後で、再度分針車を歩進的に駆動して受
光素子の出力がレベル0からレベル1に反転する位置を
検出してこの位置を分針車の基準位置とするので簡単な
構成で分針車の基準位置を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す展開断面図である。
【図2】他の位置での断面図である。
【図3】上ケースを外した状態の背面図である。
【図4】時針車の正面図である。
【図5】初期化動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 M1 第1の駆動モータ M2 第2の駆動モータ 7 伝達車 7a 透孔 8 分針車 8b 透孔 13 時針車 13b 透孔 13c 特定遮蔽部 13d,13e 遮蔽部 15 発光素子(発光ダイオード) 16 受光素子(フォトダイオード) 17a 制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118683(JP,A) 実開 昭56−10883(JP,U) 米国特許4253173(US,A) 西独国特許出願公開3828810(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/00 G04C 9/00 - 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の駆動モータにより回転駆動される
    分針車と、第2の駆動モータにより回転駆動される時針
    車とが独立して回転可能に同心的に設けてあり、 上記分針車には、当該分針車に噛合する高速段の伝達車
    に形成してある透孔と対向可能な透孔が設けてあり、 上記時針車には、上記分針車の透孔と対向可能で外周部
    に沿った複数の弧状の透孔と該透孔よりも幅の狭い複数
    の遮蔽部が設けてあり、上記複数の遮蔽部は、2つの狭幅部と特定遮蔽部をなす
    1つの広幅部とが等角度間隔に設けてある ものであり、 上記時針車と上記分針車と上記伝達車との外側には、発
    光素子と受光素子とが対向させて設けてあり、 上記第1及び第2の駆動モータの作動を制御する制御回
    路には、上記分針車と上記時針車の基準位置を検出する
    ための初期化動作を行なうプログラムが組み込まれてお
    り、 上記初期化動作は、上記発光素子を発光させた状態で上
    記分針車と上記時針車とを歩進的に駆動して上記受光素
    子の出力がレベル0からレベル1に反転する位置を検出
    してこの位置を上記分針車の基準位置とし、ついで上記
    分針車を停止させた状態で上記時針車を駆動し、遮蔽部
    の幅の差に対応するレベル0の時間差から上記特定遮蔽
    部を確認し、当該特定遮蔽部を通過して上記受光素子の
    出力がレベル1に反転する位置を上記時針車の基準位置
    とするようにしてあることを特徴とする時計機械体。
  2. 【請求項2】 請求項において、上記初期化動作で
    上記発光素子を発光させた状態で上記分針車を1回転さ
    せても上記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反
    転しない場合には、上記時針車を上記特定遮蔽部の幅分
    回転させた後で、再度上記分針車を歩進的に駆動して上
    記受光素子の出力がレベル0からレベル1に反転する位
    置を検出してこの位置を上記分針車の基準位置とするこ
    とを特徴とする時計機械体。
JP27643296A 1996-10-18 1996-10-18 時計機械体 Expired - Fee Related JP3295315B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27643296A JP3295315B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 時計機械体
GB9722033A GB2318432B (en) 1996-10-18 1997-10-17 Timepiece Movement and Method for Setting a Standard Position
DE19746115A DE19746115B4 (de) 1996-10-18 1997-10-17 Uhrwerk
US08/954,742 US5930205A (en) 1996-10-18 1997-10-20 Timepiece movement
HK98109768A HK1009013A1 (en) 1996-10-18 1998-08-07 Timepiece movement and method for setting a standard position

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27643296A JP3295315B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 時計機械体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10123266A JPH10123266A (ja) 1998-05-15
JP3295315B2 true JP3295315B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=17569345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27643296A Expired - Fee Related JP3295315B2 (ja) 1996-10-18 1996-10-18 時計機械体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5930205A (ja)
JP (1) JP3295315B2 (ja)
DE (1) DE19746115B4 (ja)
GB (1) GB2318432B (ja)
HK (1) HK1009013A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6047223B1 (ja) * 2015-12-22 2016-12-21 セイコークロック株式会社 指針位置検出構造および時計

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2352061B (en) * 1996-11-06 2001-03-28 Seiko Clock Inc Timepiece movement
US6307815B1 (en) * 1998-07-23 2001-10-23 Sandia Corporation Microelectromechanical timer
JP3673416B2 (ja) * 1998-11-30 2005-07-20 リズム時計工業株式会社 自動修正時計
TW558677B (en) * 2002-08-02 2003-10-21 Chih-Hao Yiu Device for detecting angular position
TW558676B (en) * 2002-08-02 2003-10-21 Chih-Hao Yiu Device for detecting angular position
US6804173B2 (en) * 2002-10-28 2004-10-12 Chih Hao Yiu Rotary members for timepiece having reflector sheets
US20040085860A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-06 Yiu Chih Hao Position detecting and correcting device for timepiece
US20040120223A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-24 Luk Tai Wai Timepiece movement
US7154818B2 (en) * 2004-10-12 2006-12-26 Ele Gancy Tleleancy Co., Ltd. Radio controlled clock movement control system
CN100456174C (zh) * 2005-10-13 2009-01-28 恒伟精密制造有限公司 无线电波自动校时钟
JP5127061B2 (ja) * 2008-12-22 2013-01-23 リズム時計工業株式会社 時計のムーブメント
JP5300079B2 (ja) * 2009-12-08 2013-09-25 リズム時計工業株式会社 時計のムーブメント
CN104142617A (zh) * 2013-05-10 2014-11-12 天津海鸥表业集团有限公司 一种电机驱动的手表指示机构
JP5974158B1 (ja) * 2015-12-22 2016-08-23 セイコークロック株式会社 位置検出装置、時計、位置検出方法、および時計の時刻補正方法
CN105446118A (zh) * 2015-12-22 2016-03-30 亿科钟表科技(深圳)有限公司 手表机芯及手表

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8432847U1 (de) * 1984-11-09 1985-05-30 Gebrueder Junghans Gmbh, 7230 Schramberg Zeigerstellungs-Detektionseinrichtung für eine Uhr, insbesondere eine Funkuhr
DE3510861C2 (de) * 1984-11-09 1986-09-25 Gebrüder Junghans GmbH, 7230 Schramberg Anzeigestellungs-Detektionseinrichtung für eine Uhr, insbesondere eine Funkuhr
DE4128752C2 (de) * 1991-08-29 1997-12-04 Junghans Uhren Gmbh Stellungsdetektions- und -Korrektureinrichtung
JP2500513B2 (ja) * 1992-11-10 1996-05-29 株式会社精工舎 時計機械体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6047223B1 (ja) * 2015-12-22 2016-12-21 セイコークロック株式会社 指針位置検出構造および時計

Also Published As

Publication number Publication date
DE19746115B4 (de) 2005-02-03
GB2318432A (en) 1998-04-22
GB2318432B (en) 2000-08-30
HK1009013A1 (en) 1999-05-21
DE19746115A1 (de) 1998-05-28
GB9722033D0 (en) 1997-12-17
JPH10123266A (ja) 1998-05-15
US5930205A (en) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3295315B2 (ja) 時計機械体
JP3328518B2 (ja) 時計機械体
JP4488049B2 (ja) 針位置検出装置
JP2500513B2 (ja) 時計機械体
JPH05209970A (ja) 表示位置の検出および補正装置
EP2042947B1 (en) Hand position detecting device and apparatus including the device
JP4650472B2 (ja) 針位置検出装置
US7154818B2 (en) Radio controlled clock movement control system
JP3514644B2 (ja) 自動修正時計
US6731571B2 (en) Position detecting and correcting device for timepiece
US20040120220A1 (en) Hand position detecting device and electronic timepiece provided therewith
JP2002107465A (ja) 自動修正時計
JP3499455B2 (ja) 時計の指針位置検出装置
JP2003194971A (ja) 自動修正時計
JP3673432B2 (ja) 自動修正時計
JP2610081B2 (ja) 時計の指針位置検出装置
JPH11133164A (ja) 電波修正時計
JP3469471B2 (ja) 電波修正時計
US9971310B2 (en) Movement and electronic timepiece
JPH11133163A (ja) 電波修正時計
JP2546364Y2 (ja) 時計の指針位置検出装置
JP2001042060A (ja) 自動修正時計用ムーブメント
JP2000275365A (ja) 時計の駆動装置
JPH06129837A (ja) 位置検出装置
GB2352061A (en) Timepiece movement

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees