JP6047223B1 - 指針位置検出構造および時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造および時計において、簡単な構造で各歯車の位置検出精度を向上させる。【解決手段】歯車5,6を支持するケーシングには、光センサの検出光を透過させる地板開口31Aが形成され、歯車5,6には、各々の回転位置に応じて地板開口31Aと軸方向で対向可能な歯車開口35,36が形成され、地板開口31Aにおける軸方向視で歯車5,6の各々の歯車開口35,36と重なり始める側の末端と、各々の歯車開口35,36における軸方向視で地板開口31Aと重なり始める側の末端とが、軸方向視で互いに一致する線状領域R1,R5,R6を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、指針位置検出構造および時計に関する。
従来、指針位置検出構造において、互いに異なる駆動列にあり、かつ互いに別軸なし、さらに軸方向視で少なくとも一部が互いに重なる二つの歯車に対し、それぞれ位置検出用の開口(歯車スリット)を形成し、各歯車の位置検出を一つの位置検出センサ(光センサ)を共用して行う構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。光センサの発光素子と受光素子との間に配置される地板には、光センサの検出光を透過させる開口(地板スリット)が形成されており、この地板スリットにより光センサの検出光量が絞られるとともに、各歯車スリットが重なった場合のみ検出光を透過可能として、各歯車の位置検出を可能としている。
特許第3328518号公報
ところで、上記構成において、各歯車スリットは、各歯車の周方向に沿う円弧状をなしており、その周方向の末端は、各歯車の径方向に沿う直線状をなしている。
一方、地板スリットは、互いに別軸の二つの歯車の一方の周方向に沿う扇状に形成されており、その周方向の末端は、前記一方の歯車の径方向に沿う直線状をなしている。
そのため、前記一方の歯車の回転位置を検出する際は、一方の歯車スリットの周方向の末端が地板スリットの周方向の末端に達した直後から、該末端の線分幅で開口が開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサの検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサの検出誤差が小さくて済む。
一方、前記一方に対する他方の歯車スリットの周方向の末端は、地板スリットの周方向の末端と一致せずに交差することとなり、他方の歯車の回転位置を検出する際は、他方の歯車スリットの周方向の末端が地板スリットの周方向の末端に達した直後から、開口が少しずつ開いて検出光を徐々に透過させ始めるため、光センサの検出光量の立ち上がりが鈍くなり、光センサの検出誤差が大きくなり易い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造および時計において、簡単な構造で各歯車の位置検出精度を向上させることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造において、前記複数の歯車を支持するケーシングには、前記光センサの検出光を透過させる地板開口が形成され、前記複数の歯車には、各々の回転位置に応じて前記地板開口と軸方向で対向可能な歯車開口が形成され、前記地板開口における軸方向視で前記複数の歯車の各々の歯車開口と重なり始める側の末端と、前記各々の歯車開口における軸方向視で前記地板開口と重なり始める側の末端とが、軸方向視で互いに一致する線状領域を有しており、前記地板開口は、軸方向視で一対の前記歯車の一方の周方向に沿う扇形状に形成され、前記地板開口は、一対の前記歯車の中心を結ぶ直線に沿う前記線状領域を有して形成され、一対の前記歯車の各歯車開口は、各歯車の径方向に沿う前記線状領域を有して形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造において、前記複数の歯車を支持するケーシングには、前記光センサの検出光を透過させる地板開口が形成され、前記複数の歯車には、各々の回転位置に応じて前記地板開口と軸方向で対向可能な歯車開口が形成され、前記地板開口における軸方向視で前記複数の歯車の各々の歯車開口と重なり始める側の末端と、前記各々の歯車開口における軸方向視で前記地板開口と重なり始める側の末端とが、軸方向視で互いに一致する線状領域を有しており、前記地板開口は、軸方向視で一対の前記歯車の一方の周方向に沿う扇形状に形成され、前記地板開口は、一対の前記歯車の中心を結ぶ直線を中心に前記周方向の両側に振り分けて形成され、一対の前記歯車の一方の前記歯車開口は、該一方の歯車の径方向に沿う前記線状領域を有して形成され、一対の前記歯車の他方の前記歯車開口は、該他方の歯車の径方向に対して傾斜した前記線状領域を有して形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記各々の歯車開口は、各歯車の周方向に延びるスリット形状をなし、前記線状領域は、各歯車開口のスリット全幅に渡って形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記地板開口における軸方向視で各歯車開口との重なりを終える側の第二末端と、前記各歯車開口における軸方向視で前記地板開口との重なりを終える側の第二末端とが、軸方向視で互いに一致する第二線状領域を有していることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の指針位置検出構造と、時刻を示す時刻情報を受信する受信回路と、前記受信回路が受信した前記時刻情報と前記指針位置検出構造が検出した前記複数の歯車の各々の位置とに基づいて表示時刻を補正する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項1,2,5に記載した発明によれば、互いに別軸かつ別駆動の複数の歯車の各々の回転位置を検出する際に、何れの歯車の歯車開口における軸方向視で地板開口と重なり始める側の末端が、地板開口における軸方向視で各歯車の歯車開口と重なり始める側の末端に達した場合でも、その直後からこれらの末端の線状領域の幅で開口が開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサの検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサの検出誤差を小さくすることができる。
請求項3に記載した発明によれば、各歯車の回転位置を検出する際に、各歯車開口のスリット全幅で開口が開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサの検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサの検出誤差を小さくすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、光センサの検出開始時の検出光量の立ち上がりのみならず、検出終了時の検出光量の立ち下がりも鋭くなり、光センサの検出波形を整えて検出誤差をより一層小さくすることができる。
本発明の実施形態における電波修正時計のムーブメントの正面図である。 図1のII−II断面図である。 上記ムーブメントの時分針の駆動系を示す正面図である。 上記ムーブメントの秒針の駆動系を示す正面図である。 本実施形態の指針位置検出構造の要部を示す第一正面図である。 本実施形態の指針位置検出構造の要部を示す第二正面図である。 本実施形態の比較例の要部を示す第一正面図である。 本実施形態の比較例の要部を示す第二正面図である。 (a)は本実施形態における歯車の回転角に対する光センサの検出光量の変化を示すグラフであり、(b)は比較例における(a)相当のグラフである。 本実施形態の第一の変形例を示す図5に相当する正面図である。 本実施形態の第二の変形例を示す図5に相当する正面図である。 上記電波修正時計の制御回路を含むブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態の電波修正時計100(図12参照、以下、単に時計という。)のムーブメントMVの正面図であり、図2はムーブメントMVの断面図である。なお、図示都合上、図1では上板10、中板2および基板24を不図示としている。また、図1では各々の歯車に設けられている歯車スリットを省略している。
図1、図2を参照し、ムーブメントMVは、下板1、上板10および中板2によって時計輪列が軸支されている。ムーブメントMVは、二つの独立した第一の駆動モータM1と第二の駆動モータM2とで、それぞれ時分針及び秒針を駆動するようになっている。
下板1、上板10および中板2を含むケーシング1Aは、図1の奥行方向を厚さ方向とした偏平状をなし、時計輪列をその軸方向を厚さ方向に沿わせて収容している。ケーシング1Aは、図1の正面視で横長の長方形状をなし、中央部に指針の回転中心を配置し、左右両側に第一の駆動モータM1および第二の駆動モータM2をそれぞれ縦置き配置している。図中左側の第一の駆動モータM1のコイル22の下方にはロータ11が配置され、図中右側の第二の駆動モータM2のコイル22の上方にはロータ14が配置されている。各ロータ11,14は、長方形状のケーシング1Aにおける指針の回転中心を挟んだ対角位置に配置されることとなり、ムーブメントMVの小型化を図ることができる。
図3を併せて参照し、時分針の駆動系において、第一の駆動モータM1は、平面視コ字状の板状のステータ20と、ステータ20の一方の脚片に巻回された駆動コイル22と、ステータ20の磁極間に配設されたロータ11と、を備えている。ロータカナ11aには、第一分中間車12、第二分中間車5および分針車4が順次噛合するとともに、分針車4には、日ノ裏車13を介して時針車3が噛合している。分針車4の分針パイプ4aの先端には、図示しない分針が取り付けられ、時針車3の時針パイプ3aの先端には、図示しない時針が取り付けられている。
図4を併せて参照し、秒針の駆動系において、第二の駆動モータM2は、平面視コ字状の板状のステータ21と、ステータ21の一方の脚片に巻回された駆動コイル23と、ステータ21の磁極間に配設されたロータ14と、を備えている。ロータカナ14aには、第一秒中間車15、第二秒中間車16、第三秒中間車17及び秒針車6が順次噛合している。秒針車6の秒針支持ピン6aの先端には、図示しない秒針が取り付けられる。
図2を参照し、秒針輪列は、歯車14,15,16,17,6の順に、ケーシング1Aの厚さ方向の一側から他側へ一方向に積み重なっている。そのため、第一の歯車(例えば第二秒中間車16)と、それに対して一体且つ同軸に形成された第一のカナにより減速される第二の歯車(例えば第三秒中間車17)に対し一体且つ同軸に形成された第二のカナと、を平面的に重ねることができる。ここで、仮に第一のカナと第二のカナとが対向するような方向で両歯車を重ねると、第二のカナと第一の歯車とが干渉する虞があるため、歯車の軸間を離す必要性が出てくる。これに対して本実施形態では、歯車とカナとを平面的に重ねることができ、歯車の軸間距離を小さくすることができる。
また、各モータM1,M2のステータ20,21は、ケーシング1Aの厚さ方向で互いに同じ高さに配置されており、両モータM1,M2は、各ロータ11,14の対角位置も相まって、ボビン(基板24に至る端子を含む)等の形状を共通化して回転対称に配置して使用することが可能である。各モータM1、M2のステータ20,21の高さが異なる場合は、ケーシング1Aの厚さ方向における基板24に至る端子の長さが異なるため、これを共通化することができなかった。これに対して本実施形態によれば、端子の長さは共通化できるため、駆動コイル22,23が巻きまわされる前のボビンを共通化でき、管理コストを低減することができる。
さらに、本実施形態ではムーブメントMVの組み立て時に、下板1上に起立させたロータ14の倒れを、中板2で支えることで防止している。例えば、中板2におけるロータ14が貫通する開口2kの周縁部を、ロータ14の例えばフランジ端に近接させることで、下板1上に起立させたロータ14の倒れを防止している。このため、ステータと倒れ防止構造とが干渉することがなくなり、図2中右側のロータ11の如く、下板1から起立させた支持壁1kでロータ11の倒れを防止する構造と比べて、ステータ形状の制約を小さくすることができる。
ムーブメントMVでは、標準電波から得られた時刻に指針位置を修正する際には、指針の初期位置を検出し、その後、前記初期位置を基準として得られた時刻を表示すべき位置に指針を移動させる。このような指針位置の修正に際して、指針が初期位置に戻ったことを検出するために、ムーブメントMVは指針位置検出構造を有している。
指針位置検出構造では、発光素子及び受光素子を有する光センサ9を用いて、全ての指針が初期位置に達したか否かを検出する。具体的に、指針位置検出構造では、各指針と同期回転する複数の歯車の透過孔が、光センサ9による検出位置で軸方向に重なり、この重なりを光センサ9が検出光の通過により検出することで、複数の時刻表示針が初期位置に達したことを検出する。
下板1と上板10との間には、基板24が支持されている。基板24には、第一及び第二の駆動モータM1,M2の作動を制御する制御回路101(図12参照)が形成されている。制御回路101には、時分針および秒針の初期位置を検出するための動作プログラムが組み込まれている。基板24の所定位置には、光センサ9の受光素子8が実装されている。光センサ9の発光素子7は、不図示のリード線を介して基板24に接続されている。
ここで、図12を参照し、本実施形態の時計100について説明する。
図12に示すように、時計100は、制御回路101、駆動部160、表示部170、および位置検出部180を備える。
制御回路101は、受信回路110、発振回路120、電源回路130、記憶部140、および制御部150を備える。
駆動部160は、第一の駆動モータM1、輪列161、第二の駆動モータM2、および輪列162を備える。なお、輪列161は、図1に示したロータ11、第一分中間車12、第二分中間車5、時針車3、分針車4、および日ノ裏車13を含む。また、輪列162は、図1に示したロータ14、第一秒中間車15、第二秒中間車16、第三秒中間車17、および秒針車6を含む。第一の駆動モータM1、および第二の駆動モータM2は、例えばステッピングモータである。
表示部170は、時針171、分針172、および秒針173を備える。
位置検出部180は、発光素子7および受光素子8を備える。
次に、時計100の動作について説明する。
時計100は、例えば電波時計である。時計100は、計時を行い、例えば標準時刻電波を受信して、受信した標準時刻電波と位置検出部180を用いて検出した各々の歯車の回転位置関係に基づいて時刻の表示を補正する。
受信回路110は、所定のタイミングで、時刻コード信号を含む標準時刻電波を受信し、受信した標準時刻電波から時刻コード信号を抽出し、抽出した時刻コード信号を制御部150に出力する。
発振回路120は、基準信号を生成する。基準信号の周波数は、例えば32.768kHzである。発振回路120は、生成した基準信号を制御部150に出力する。
電源回路130は、電池を含み、電力を受信回路110、記憶部140、および制御部150に供給する。
記憶部140は、制御部150を制御する制御プログラム、後述する第一所定時間、第二所定時間等を記憶する。
発光素子7は、例えば発光ダイオードである。発光素子7は、制御部150の制御に応じて発光を開始および発光を終了する。
受光素子8は、例えばフォトダイオードである。受光素子8は、発光素子7が発した光を受光し、受光した結果を検出信号をとして制御部150に出力する。
制御部150は、例えばCPU(中央演算装置)である。制御部150は、記憶部140が記憶する制御プログラムに応じて、第一の駆動モータM1を駆動する駆動パルスを生成し、生成した駆動パルスを第一の駆動モータM1に出力する。制御部150は、記憶部140が記憶する制御プログラムに応じて、第二の駆動モータM2を駆動する駆動パルスを生成し、生成した駆動パルスを第二の駆動モータM2に出力する。
また、制御部150は、時針車3と分針車4と第二分中間車5との組み合わせによる受光素子8が受光した検出信号を用いて、時分輪列における各々の歯車の回転位置関係の検出を行う。制御部150は、秒針車6による検出信号を用いて、秒輪列における各々の歯車の回転位置関係の検出を行う。そして、制御部150は、受信回路110が出力した時刻コード信号と、検出した位置に基づいて、表示部170の時刻補正の必要があるか否かを判別し、時刻補正の必要があると判別した場合に第一の駆動モータM1および第二の駆動モータM2を駆動して、表示時刻を補正するように制御する。
第一の駆動モータM1は、制御部150が出力した駆動パルスに応じて、輪列161を回転させることで、時針171と分針172を運針する。
第二の駆動モータM2は、制御部150が出力した駆動パルスに応じて、輪列162を回転させることで、秒針173を運針する。
表示部170は、文字盤(不図示)を含み、時針171、分針172、秒針173によって時刻を表示する。
時針171は、12時間に1回転し、分針172は、60分間で1回転し、秒針173は、1分間で1回転する。
図2を参照し、下板1、中板2、時針車3、分針車4、第二分中間車5および秒針車6には、それぞれ透過孔31〜36が形成されている。これらの透過孔は、光センサ(位置検出センサ)9による検出位置において、所定のタイミングで軸方向に重なるように配置されている。光センサ9は、検出位置に向けて発光する発光素子(発光ダイオード)7と、発光素子7に対向して配置される受光素子(フォトダイオード)8と、を有している。
各指針が初期位置に戻ったことを検出する際、分針輪列は、時針車3、分針車4、第二分中間車5の組み合わせで指針位置検出動作を行い、秒針輪列は、秒針車6のみで指針位置検出動作を行う。分針の位置検出輪列で一番速度が速いのは第二分中間車5であり、分針位置検出の信号の入力に最も寄与している。
本実施形態においては、分針輪列検出においては第二分中間車5、秒針輪列検出においては秒針車6が高速で回転するため、これらの歯車の検出がずれると、精度よく時刻を修正することができない。本実施形態においては、それら歯車は同軸上に配置されておらず、各歯車5,6の透過孔35,36を後述する形状にすることによって、各歯車5,6が軸方向視で互いに重なる検出部位における各歯車5,6の位置検出精度を高めることができる。
ムーブメントMVでは、秒針車6と第二分中間車5とが独立して駆動される構成でありながら、一組の発光素子7および受光素子8を用いた光センサ9によって、秒針車6と第二分中間車5との基準位置を検出するようになっているので、光センサ9の数および配線を少なくし、簡単な構成として組立作業性を向上させて、コスト低減を図っている。
以下、歯車5,6の透過孔35,36および地板スリット31Aについて図5〜図9を参照して説明する。なお、地板は下板1、中板2を指し、地板スリット31Aは下板1、中板2の検出位置に設けられている透過孔31,32を指している。また、歯車5,6の透過孔35,36を歯車スリット35,36という。図中矢印f5,f6は初期化動作における歯車5,6の回転方向を示す。なお、図5において説明を簡略化するために、歯車スリット35,36はそれぞれ一つのみ示している。
図5を参照し、歯車スリット35,36は、例えば周方向に沿った円弧状(スリット状)をなしており、それぞれ所定間隔を空けて複数形成されている。歯車5,6は、発光素子7と受光素子8とが対向する位置(検出位置、地板スリット31Aと対向する位置)で、歯車スリット35,36の少なくとも一部が互いに重なったときには、発光素子7から受光素子8への検出光を通過させる。一方、歯車5,6は、複数の歯車スリット35,36間の遮断部の少なくとも一方が検出位置を覆ったときには、前記検出光を遮断させる。
図5の例において、地板スリット31Aは、軸方向視で各歯車5,6の歯車スリット35,36と重なり始める側の末端に、互いに別軸の歯車5,6の中心を結ぶ直線L1に沿う線状領域R1を有している。地板スリット31Aは、例えば歯車6の周方向に沿う扇形状に形成されている。
一方、歯車スリット35,36は、軸方向視で地板スリット31Aと重なり始める側の末端に、それぞれ径方向に沿う線状領域R5,R6を有している。
すなわち、図6に示すように、地板スリット31Aにおける軸方向視で歯車スリット35,36と重なり始める側の末端と、歯車スリット35,36における軸方向視で地板スリット31Aと重なり始める側の末端とは、軸方向視で互いに一致可能な線状領域R1,R5,R6を有している。各線状領域R5,R6の径方向幅(スリット幅に相当)は互いに同一であり、これらに対して地板スリット31Aの径方向幅は同一かやや大きい。
これにより、互いに別軸かつ別駆動の歯車5,6の各々の回転位置を検出する際に、何れの歯車スリット35,36の末端が地板スリット31Aの末端に達した場合でも、その直後からこれらの末端の線状領域R5,R6の幅で地板スリット31Aが開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサ9の検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサ9の検出誤差を小さくすることができる。
ここで、地板スリット31Aにおける軸方向視で歯車スリット35,36との重なりを終える側の第二末端と、歯車スリット35,36における軸方向視で地板スリット31Aとの重なりを終える側の第二末端とが、軸方向視で互いに一致可能な第二線状領域R1B,R5B,R6Bを有する構成としてもよい。この場合、光センサ9の検出開始時の検出光量の立ち上がりのみならず、検出終了時の検出光量の立ち下がりも鋭くなり、光センサ9の検出波形を整えて検出誤差をより一層小さくすることができる。
図7、図8は、本実施形態の比較例(従来例)を示す。
この例において、地板スリット311Aは、歯車6の周方向に沿う扇形状に形成されるものの、歯車5,6の中心を結ぶ直線L1を中心としてその両側に振り分けるように形成されている。一方、歯車スリット35,36は前出と同一である。
すなわち、図8に示すように、地板スリット311Aにおける軸方向視で歯車スリット35,36と重なり始める側の末端の線状領域R11は、歯車スリット36における軸方向視で地板スリット31Aと重なり始める側の末端の線状領域R6とは一致可能であるが、歯車スリット35における軸方向視で地板スリット311Aと重なり始める側の末端の線状領域R5とは一致せず、地板スリット311A末端の線状領域R11と歯車スリット35末端の線状領域R5とは、軸方向視で互いに斜めに交差することとなる。この点は、地板スリット311Aにおける軸方向視で歯車スリット35,36との重なりを終える側の第二末端の第二線状領域R11Bにおいても同様である。
このため、歯車6の位置検出においては、光センサ9の検出光量の立ち上がりが鋭くなるが、歯車5の位置検出においては、光センサ9の検出光量を徐々に増加させることで立ち上がりが鈍くなり、例えば電圧が低下することで光センサ9の感度が低下すると、光センサ9が検出できる光量に達するためにはスリットは電圧が低下する前よりも大きく開く必要があり、低下前と低下後では歯車の検出位置がずれてしまう。また部品の形状ばらつきも停止精度のばらつきの原因となり、誤検出の原因となる。また、検出終了時の検出光量の立ち下がりも鈍くなり、同様の課題が生じてしまう。
図9(a)は、本実施形態の地板スリット31Aおよび歯車スリット35,36を採用した場合の各歯車5,6の回転角と光センサ9の出力レベルとの関係を示すグラフであり、図9(b)は、従来例の地板スリット311Aおよび歯車スリット35,36を採用した場合の図9(a)と同様のグラフである。
図9(b)に示すように、従来例の地板スリット311Aに対して歯車6の歯車スリット36が重なり始めると、これらの重なり始める側の末端が軸方向視で互いに一致する線状領域R11,R6を有することから、図9(a)と同様、光センサ9の出力レベルの立ち上がりが鋭くなる。一方、地板スリット311Aに対して歯車5の歯車スリット35が重なり始めると、これらの重なり始める側の末端が軸方向視で互いに斜めに交差する線状領域R11,R5を有することから、光センサ9の出力レベルの立ち上がりが鈍くなって検出誤差を大きくしてしまう。
これに対し、図9(a)に示すように、本実施形態の地板スリット31Aおよび歯車スリット35,36では、地板スリット31Aに対して何れの歯車5,6の歯車スリット35,36が重なり始めても、これらの重なり始める側の末端が軸方向視で互いに一致する線状領域R1,R5,R6を有することから、何れの場合も光センサ9の出力レベルの立ち上がりを同等に鋭くすることができる。
図10は、本実施形態の第一の変形例を示す。
この例では、前出の地板スリット311Aおよび歯車スリット36を有している。
一方、歯車スリット351は、軸方向視で地板スリット311Aと重なり始める側の末端に、径方向に沿う線分ではなく、地板スリット311Aにおける軸方向視で歯車スリット351と重なり始める側の末端の線状領域R11と軸方向視で一致するように傾斜した線状領域R51を有している。各線状領域R51,R6の径方向幅は互いに同一であり、これらに対して地板スリット311Aの径方向幅は同一かやや大きい。
これにより、図5の例と同様、歯車5,6の回転位置を検出する際に、何れの歯車スリット351,36の末端が地板スリット311Aの末端に達した場合でも、その直後からこれらの末端の各線状領域R51,R6の幅で地板スリット311Aが開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサ9の検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサ9の検出誤差を小さくすることができる。
また、地板スリット311Aにおける軸方向視で歯車スリット351,36との重なりを終える側の第二末端と、歯車スリット351,36における軸方向視で地板スリット311Aとの重なりを終える側の第二末端とが、軸方向視で互いに一致する第二線状領域R11B,R51B,R6Bを有していれば、光センサ9の検出終了時の検出光量の立ち下がりも鋭くなり、光センサ9の検出波形を整えて検出誤差をより一層小さくすることができる。なお、地板スリット311Aの第二線状領域R11Bは歯車6の径方向に沿う線分、歯車スリット351の第二線状領域R51Bは地板スリット311Aの第二線状領域R11Bと軸方向視で一致するように傾斜した線分である。
図11は、本実施形態の第二の変形例を示す。
この例では、軸方向視で例えば円形状に形成された地板スリット312Aを有している。地板スリット312Aは、軸方向視で歯車スリット352,362と重なり始める側の末端に、円弧形状の線状領域R12を有している。
一方、歯車スリット352,362は、軸方向視で地板スリット312Aと重なり始める側の末端に、地板スリット312Aの円形状に沿う凹状の円弧形状の線状領域R52,R62を有している。
すなわち、地板スリット312Aにおける軸方向視で歯車スリット352,362と重なり始める側の末端と、歯車スリット352,362における軸方向視で地板スリット312Aと重なり始める側の末端とは、軸方向視で互いに一致する線状領域R12,R52,R62を有している。各線状領域R52,R62の径方向幅は互いに同一であり、これらに対して地板スリット312Aの径方向幅は同一かやや大きい。
これにより、図5の例と同様、歯車5,6の回転位置を検出する際に、何れの歯車スリット352,362の末端が地板スリット312Aの末端に達した場合でも、その直後からこれらの末端の線状領域R52,R62の幅で地板スリット312Aが開いて検出光を一気に透過させ始めるため、光センサ9の検出光量の立ち上がりが鋭くなり、光センサ9の検出誤差を小さくすることができる。
また、地板スリット312Aにおける軸方向視で歯車スリット352,362との重なりを終える側の第二末端と、歯車スリット352,362における軸方向視で地板スリット312Aとの重なりを終える側の末端とが、軸方向視で互いに一致する第二線状領域R12B,R52B,R62Bを有していれば、光センサ9の検出終了時の検出光量の立ち下がりも鋭くなり、光センサ9の検出波形を整えて検出誤差をより一層小さくすることができる。なお、地板スリット312Aの第二線状領域R12Bは円弧形状の曲線、歯車スリット352,362の第二線状領域R52B,R62Bは地板スリット312Aの円形状に沿う凹状の円弧形状の曲線である。
なお、地板スリット312Aは、歯車5,6の中心線分上に中心がある円形状であるが、真円形状であれば歯車5,6の中心線分上からずれて配置されてもよい。
ここで、各実施例の歯車スリットは、それぞれの末端におけるスリット全幅に渡る線状領域を有していれば、スリット全幅に渡る可及的に大きな開口で地板スリットを開いて検出光を透過させるため、検出光量の立ち上がりを鋭くする点で好ましい。しかし、図11の歯車スリット352,362のように末端の成形が困難な場合、スリット全幅よりも狭い幅の線状領域を地板スリットの末端に一致させる構成としてもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、位置検出の対象が第二分中間車5、秒針車6以外の歯車であってもよい。三つ以上の歯車の位置検出の対象としてもよい。地板開口および歯車開口の形状は実施形態のものに限らず様々である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、電波修正時計への適用に限定されないことはもちろん、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1A ケーシング
5 第二分中間車(歯車)
6 秒針車(歯車)
9 光センサ
31A,311A,312A 地板スリット(地板開口)
35,36,351,352,362 歯車スリット(歯車開口)
R1,R5,R6,R11,R12,R51,R52,R62 線状領域
R1B,R5B,R6B,R11B,R51B,R52B,R62B 第二線状領域
100 電波修正時計(時計)
110 受信回路
150 制御部

Claims (5)

  1. 互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造において、
    前記複数の歯車を支持するケーシングには、前記光センサの検出光を透過させる地板開口が形成され、
    前記複数の歯車には、各々の回転位置に応じて前記地板開口と軸方向で対向可能な歯車開口が形成され、
    前記地板開口における軸方向視で前記複数の歯車の各々の歯車開口と重なり始める側の末端と、前記各々の歯車開口における軸方向視で前記地板開口と重なり始める側の末端とが、軸方向視で互いに一致する線状領域を有しており、
    前記地板開口は、軸方向視で一対の前記歯車の一方の周方向に沿う扇形状に形成され、
    前記地板開口は、一対の前記歯車の中心を結ぶ直線に沿う前記線状領域を有して形成され、
    一対の前記歯車の各歯車開口は、各歯車の径方向に沿う前記線状領域を有して形成されていることを特徴とする指針位置検出構造。
  2. 互いに別軸かつ別駆動をなし、軸方向視で互いに重なる部位を有する複数の歯車の各々の位置検出を、前記重なる部位を軸方向で挟む共用の光センサで行う、指針位置検出構造において、
    前記複数の歯車を支持するケーシングには、前記光センサの検出光を透過させる地板開口が形成され、
    前記複数の歯車には、各々の回転位置に応じて前記地板開口と軸方向で対向可能な歯車開口が形成され、
    前記地板開口における軸方向視で前記複数の歯車の各々の歯車開口と重なり始める側の末端と、前記各々の歯車開口における軸方向視で前記地板開口と重なり始める側の末端とが、軸方向視で互いに一致する線状領域を有しており、
    前記地板開口は、軸方向視で一対の前記歯車の一方の周方向に沿う扇形状に形成され、
    前記地板開口は、一対の前記歯車の中心を結ぶ直線を中心に前記周方向の両側に振り分けて形成され、
    一対の前記歯車の一方の前記歯車開口は、該一方の歯車の径方向に沿う前記線状領域を有して形成され、
    一対の前記歯車の他方の前記歯車開口は、該他方の歯車の径方向に対して傾斜した前記線状領域を有して形成されていることを特徴とする指針位置検出構造。
  3. 前記各々の歯車開口は、各歯車の周方向に延びるスリット形状をなし、前記線状領域は、各歯車開口のスリット全幅に渡って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の指針位置検出構造。
  4. 前記地板開口における軸方向視で各歯車開口との重なりを終える側の第二末端と、前記各歯車開口における軸方向視で前記地板開口との重なりを終える側の第二末端とが、軸方向視で互いに一致する第二線状領域を有していることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の指針位置検出構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の指針位置検出構造と、
    時刻を示す時刻情報を受信する受信回路と、
    前記受信回路が受信した前記時刻情報と前記指針位置検出構造が検出した前記複数の歯車の各々の位置とに基づいて表示時刻を補正する制御部と、を備えることを特徴とする時計。
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