JP6635875B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
<電波修正時計の構成>
図1は、本発明に係る電子時計の一実施形態である電波修正時計1を示す平面図、図2は、電波修正時計1の内部に設けられたステップモータ、駆動輪列、検出部50,60(位置検出部の一例)及び制御部70(制御部の一例)を示す斜視図である。また、図3は、図2のステップモータ及び駆動輪列の平面図であり、(A)は電波修正時計1の裏蓋の側から見た図、(B)は電波修正時計1の文字板の側から見た図をそれぞれ示す。
筒車14には、時針4が固定されているとともに、図4(D)に示すように、歯車を軸方向に貫通した検出孔14aが11個形成されている。11個の検出孔14aは、筒車14の回転中心回りに角度間隔30[度]で周方向に並んで形成されている。11個の検出孔14aの両端の2つの検出孔14a,14aの間の角度間隔は60[度]となっている。
三番車23には、図4に示すように、歯車を軸方向に貫通した検出孔23aが回転中心を挟んで180[度]の角度間隔で2つ形成されている。二番車24には、分針5が固定されているとともに、図4に示すように、歯車を軸方向に貫通した検出孔24aが1つ形成されている。
そして、筒車14の検出孔14aは、四番車22の検出孔22aと三番車23の検出孔23aと二番車24の検出孔24aとが軸方向に重なった状態で、軸方向に重なる位置に形成されている。
記憶部71は、電波修正時計1が実際に組み立てられた後にフォトトランジスタ52が光を検出した時輪列系の基準位置からフォトトランジスタ62が光を検出した分秒輪列系の基準位置までに第1のステップモータ31を駆動したステップ数を基準のステップ数として記憶する。この基準のステップ数は、フォトトランジスタ52が光を検出できた第2時中間車12の検出孔12aの基準位置から、筒車14の検出孔14aによりフォトトランジスタ62が光を検出できるようになる位置までの位相差に対応している。
以上のように構成された電波修正時計1は、第2の駆動輪列20が組み立てられる際には、第2の検出部60により検出孔22a,23a,24aが検出されるように、四番車22、三番車23及び二番車24の各検出孔22a,23a,24aが軸方向に重ねられた状態に位置決めされる。
組み立ての際は、これら3つの輪列(四番車22、三番車23及び二番車24)だけ、第2の検出部60で検出される位置に、回転位置を揃えればよい。
また、回転位置の検出に用いられる、軸方向に重なる輪列の数が少なくなるため、電波修正時計1の厚さを薄くすることができる。
図6は、制御部70による、時輪列系の基準位置を探索する動作を示すフローチャートである。時刻表示を行っている通常の運針時に、制御部70は、第2時中間車12の検出孔12aが、記憶部71に記憶された時輪列系の基準位置を通過する所定のタイミング(1時間に1回の周期)で、フォトトランジスタ52が光を検出したか否か、すなわち時輪列系の基準位置を検出したか否かを判定する(図6のS11)。
検出できなかったとき(S11においてNO)は、制御部70は、時輪列系を通常の運針時の回転方向とは反対の方向に、第2時中間車12の一回転の半分よりも少ない予め設定された第1の回転量、例えば、第1のステップモータ31の10ステップだけ回転させるように、第1のステップモータ31を制御する。(S12)
なお、時輪列系を通常の運針時の回転方向とは反対の方向に回転させる第1の回転量は、上述した10ステップに限定されるものではなく、2ステップ以上30ステップ(第2時中間車12の1回転の半分に相当)未満であれば、4ステップであってもよいし、6ステップでも、8ステップでもよい。なお、ロータのずれは通常は多くても数ステップであるから、第1の回転量は、2ステップ以上10ステップ以下で設定されていることが好ましい。
そして、制御部70は、フォトトランジスタ52が光を検出し時輪列系の基準位置を検出したときの回転位置を、時輪列系の基準位置として設定し直し、記憶部71に記憶させる。
検出できなかったとき(S21においてNO)は、制御部70は、まず、時輪列系を基準位置から、記憶部71に記憶された位相差に対応する基準のステップ数だけ、通常の運針時の回転方向に回転させて停止させるように、第1のステップモータ31を制御する(S22)。このとき、時輪列系の筒車14は、検出孔14aが分秒輪列系の基準位置に停止した状態となる。
なお、分秒輪列系を通常の運針時の回転方向とは反対の方向に回転させる第2の回転量は、上述した10ステップに限定されるものではなく、2ステップ以上30ステップ(四番車22の1回転の半分に相当)未満であれば、4ステップであってもよいし、6ステップでも、8ステップでもよい。なお、ロータのずれは通常は多くても数ステップであるから、第2の回転量は、2ステップ以上10ステップ以下で設定されていることが好ましい。
そして、制御部70は、フォトトランジスタ62が光を検出し分秒輪列系の基準位置を検出したときの回転位置を、分秒輪列系の基準位置として設定し直し、記憶部71に記憶させる。
上述した実施形態の電波修正時計1は、時輪列系の基準位置の探索も分秒輪列系の基準位置の探索も、制御部70が、通常の運針時の回転方向(以下、正回転方向という。)とは反対の方向に回転させるステップ数を一定の値に固定して回転させ、そのステップ数だけ反対に回転した回転位置から正回転方向に1周回転させるように制御している。
また、繰り返しの上限を設けたことにより、繰り返しのために元の回転位置まで戻るのに要する時間を、制限することができる。
2 文字板
4 時針
5 分針
6 秒針
12 第2時中間車
12a,14a,22a,23a,24a 検出孔
14 筒車
22 四番車
23 三番車
24 二番車
31 第1のステップモータ
41 第2のステップモータ
50 第1の検出部
60 第2の検出部
70 制御部
Claims (4)
- 一定の方向に回転する指示部材で指標を指し示して時刻を表示する時刻表示部と、
前記指示部材の前記回転の方向における基準の位置を一定時間ごとに検出する位置検出部と、
前記指示部材の回転及び前記位置検出部の前記基準の位置の検出を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記位置検出部が前記一定時間ごとの前記基準の位置の検出をできなかった場合、前記指示部材を前記一定の方向とは反対の方向に、前記指示部材の一回転の半分よりも少ない予め設定された第1の回転量だけ回転させた後に、前記指示部材を前記一定の方向に回転させながら、通常の運針時に検出されるべき前記基準の位置に対して、早いタイミングに対応した探索範囲及び前記早いタイミングに対応した探索範囲に続く遅いタイミングに対応した探索範囲を連続して、前記位置検出部材によって前記基準の位置を検出させるように、前記指示部材及び前記位置検出部を制御する電子時計。 - 前記制御部は、前記位置検出部が前記一定時間ごとの前記基準の位置の検出をできなかった場合の、前記指示部材の前記反対の方向への前記第1の回転量の回転と、その後の前記一定の方向への予め設定された第2の回転量の回転との間で、前記位置検出部による前記基準の位置の検出ができなかったときは、前記第1の回転量及び前記第2の回転量をそれぞれ増加させた上で、前記指示部材の前記反対の方向への前記第1の回転量の回転と、その後の前記一定の方向への第2の回転量の回転をさせての前記位置検出部による前記基準の位置を検出させる制御を繰り返し、前記検出ができなかったときに増加させた前記第1の回転量及び前記第2の回転量は、前記繰返し回数に応じて段階的に増加させる請求項1に記載の電子時計。
- 前記制御部は、前記第1の回転量及び前記第2の回転量をそれぞれ増加させた上で前記指示部材の前記反対の方向への前記第1の回転量の回転と前記一定の方向への前記第2の回転量の回転をさせての前記位置検出手段による前記基準の位置を検出させる制御を繰り返す繰り返し回数が予め設定された一定の回数に達したときは、前記一定の方向への回転を継続させながら、前記位置検出手段による前記基準の位置を検出させる制御を行う請求項2に記載の電子時計。
- 前記制御部は、前記位置検出部が前記一定時間ごとの前記基準の位置の検出をできなかった場合の、前記位置検出部による前記基準の位置の検出のための前記指示部材の前記一定の方向への回転の角速度を、前記時刻表示のための前記指示部材の前記一定の方向への回転の角速度よりも速くするように制御する請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電子時計。
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