JPH08179060A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH08179060A
JPH08179060A JP6324371A JP32437194A JPH08179060A JP H08179060 A JPH08179060 A JP H08179060A JP 6324371 A JP6324371 A JP 6324371A JP 32437194 A JP32437194 A JP 32437194A JP H08179060 A JPH08179060 A JP H08179060A
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rotation
pointer
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Haruhiko Higuchi
樋口  晴彦
Noritoshi Suzuki
紀寿 鈴木
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Citizen Watch Co Ltd
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    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/008Mounting, assembling of components
    • GPHYSICS
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    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B13/00Gearwork
    • G04B13/02Wheels; Pinions; Spindles; Pivots
    • G04B13/027Wheels; Pinions; Spindles; Pivots planar toothing: shape and design
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    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子時計の輪列位置を検出することを目的と
する。 【構成】 時計輪列中に位置方向のみの回転を規制する
異形の歯形K124を搭載した指針歯車109bを設
け、回転が規制される方向に輪列を回すことで基準位置
102の設定を行なう。また通常使用時に、任意の位置
で回転が規制されている方向に1歯分、指針歯車109
bを回し、回転非、回転を検出することによって現在の
位置が基準位置102であるかどうかの判定を行なう。 【効果】 部品点数の増加無しに、確度の高い輪列位置
の検出が行なうことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は指針式電子時計の輪列位
置を検出する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】指針式時計の多様化に伴ない、従来の通
常時刻を表示するのみの時計以外にタイマやアラーム、
クロノなど様々な機能を盛り込んだ時計が出現してき
た。このような時計の場合、各種機能を表現する専用の
機能針を有する場合が多く、これらの針については、針
の絶対位置と時計のもつ針位置情報が一致することが不
可欠であった。また通常時刻のみを表示する時計におい
ても、針送りのミスや衝撃等による指針ずれなどにより
見掛け上の時刻狂いが発生することが生じていた。
【0003】針の絶対位置を検出する方法については様
々な手段が提案されてきたが、その代表的なものとして
は特開平3−160393号公報に見られるような、ホ
トインタラプタを用いる光検出方式や特開昭62−29
1591号公報に見られるように時計輪列の一部を負荷
変動が生じる構造を設け、その負荷変動を検出すること
によって絶対針位置を検出する方式などがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光検出方式で
は、発光素子や受光素子といった部品を輪列構造中に備
える必要があり、時計という限られたスペースの中では
設計上大きな制約になり、また部品点数の増大は即製造
コストの増大につながってくる。さらに光検出方式では
検出回路の動作時に大きな電流が消費されてしまうとい
う欠点もあわせ持っていた。また負荷変動を検出する方
式では輪列以外に特別な部品は必要としないが、輪列負
荷は通常の仕様状態においても少なからず変動し、また
仕様環境の変化、振動、衝撃などによっても大きく変化
する。従って輪列負荷の変動を検出した場合、その変動
が、輪列構造によるものか、その他の要因によるものか
の判別が難しく、針位置検出の確度が低いという課題を
有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、時計輪列中に少なくとも1つの逆転防止
歯形を設け、針位置の基準位置の設定や針位置の確認動
作を、逆転パルスを出力しても逆転動作が行なわれない
位置を探すことで行なう事を特徴とする。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1、図2、図3、図4は本発明の歯車機構を示す
図面である。
【0007】図1は、12時位置を基準位置102とし
た文字板101上を通常は右回転で回転する指針104
が左回転して、指針104が基準位置102で止まった
状態を表わしたものである。また後述する指針車109
bとA中間車カナ110aの、この状態での歯車の噛み
合いをE部に示す。
【0008】図2は電気信号から回転運動に変換する変
換器のロータ113から、指針104を取り付けている
指針車109までの回転運動を伝える輪列の断面図であ
る。
【0009】本発明の輪列構成として、指針車109は
指針104を取り付ける指針真109aと指針歯車10
9bよりなり、指針歯車109bに回転を与えるA中間
車110は、A中間車カナ110aとA中間車歯車11
0bよりなり、A中間車カナ110aと指針歯車109
bは噛み合っている。他のB中間車111、C中間車1
12もA中間車110と同様な構造になっており、それ
ぞれカナと歯車が噛み合ってロータ113までつながっ
ている。よってロータ113の回転は、C中間車11
2、B中間車111、A中間車110の順に回転して行
き、A中間車カナ110aが指針歯車109bの歯車を
回すことで指針104が回転する。本発明の歯車機構
は、前述のA中間車カナ110aと指針歯車109bが
従来の形態の噛み合いとは異なり指針104が左回転の
ときには文字板101上の基準位置102で必ず止まる
機構を備えている。
【0010】次に図1を用いて本発明の特徴である歯車
の歯形形状を説明する。なお、以下の説明では指針10
4の回転が規制されない方向の右回転を正転、規制され
る左回転を逆転とする。A中間車カナ110aの歯形形
状はすべて歯形G121であり通常の歯車の歯形とは変
わりはない。次に指針歯車109bは歯車の歯数の1歯
だけ図1のE部の如く歯先が太く出っ張っている荷の胃
に異形歯形である歯形K124と、同様に1歯だけ細い
第2の異形歯形である歯形J123とを有し、他の歯形
形状は歯形H122で構成されている。
【0011】次に各歯形形状どうしの関係について説明
する。ここでA中間車カナ110aの歯形形状は、総て
歯形G121であるため、A中間車カナ110aと指針
歯車109bの歯形の噛み合い関係は、歯形G121と
歯形H122、歯形G121と歯形J123、歯形G1
23と歯形K124の3通りの組み合わせがあることに
なり、以下に各組み合わせ毎に説明する。
【0012】まず歯形G121と歯形H122との噛み
合いは、通常正転、逆転する歯車の歯形関係と変わりな
く、歯形G121及び歯形H122はそれぞれ歯先より
左右対称の曲線で構成されているため、歯形G121と
歯形H122との噛み合い中にA中間車110が左右回
転を行なった場合、指針歯車109bは、何の障害もな
くA中間車110の回転、つまりA中間車カナ110a
の回転を受け、左右どちらの方向にも回転を行なう事が
出来る。但し歯形G121は、後述する歯形K124の
歯先の膨らみを跨ぐために歯と歯の間隔が広くなってい
る。
【0013】次に歯形G121と歯形J123との噛み
合いについて説明を行なう。そもそも歯形J123が、
指針104が右回転するときに歯形G121より回転を
受ける面は、歯形H122と同様の曲線形状をなし、指
針104が左回転するときに歯形G121より回転を受
ける面が歯形H122よりも内側で、歯形H122と同
様の曲線で形成されている。つまり歯形J123は歯形
H122よりも細いが、歯先から左右の曲線は歯形H1
22と同様の為、歯形G121と歯形J123との噛み
合い関係は、歯形G121と歯形H122との噛み合い
関係と、ほぼ同様となる。
【0014】最後の組み合わせである歯形G121と歯
形K124との噛み合いについて説明する。歯先が太い
歯形K124は、指針104が右回転する時に歯形G1
21より回転を受ける面は歯形H122と同様の曲線形
状をしている。しかし指針104が左回転する時には歯
形G121より回転を受ける面側は、形成されておらず
逆に歯形G121が入り込むことを防止するように出っ
張っている。つまり指針104を左回転させるように歯
形G121が回転を行なうと、歯形Kで回転が止まるこ
とになる。
【0015】指針104を左回転させる様に歯形G12
1が回転を行なうと、歯形K124の回転防止の出っ張
りにより歯形G12の回転が阻止され、指針104が止
まることになる。歯形K124は指針歯車109bの1
ヵ所に形成されているため、指針104が左回転を行な
った場合には、必ず一定位置で回転が止まることにな
る。
【0016】指針104を右回転させるように歯形G1
21が回転するときは歯形K124の回転防止の出っ張
りを歯形G121が跨ぐため、歯形G121と歯形K1
24とは歯形G121と歯形H122同様の関係とな
る。
【0017】よって、前述の回転の止まった位置で、指
針車109の指針真109aに、指針104を文字板1
01上の基準位置102を指示するように取り付けれ
ば、常に指針104を左回転させる様にロータ113を
回転させれば、指針104は基準位置102で停止する
ことになる。
【0018】次にA中間カナ110aと指針歯車109
bの噛み合い部を示した図1のE部について、歯車の噛
み合い方法を回転方向別に図3と図4を用いて詳しく説
明する。図3は指針104を右回転させる時の回転方向
を示し、主に指針歯車109bにある歯形K124を説
明し、(a)(b)(c)と図が進むにしたがって指針
104は右回転している。図4は指針104を左回転さ
せる時の回転方向を示し、同様に歯形K124を主とし
て説明し、(a)(b)(c)と図が進に従って指針1
04は左回転をして行き、図4の(c)では指針104
の回転が規制され、止まった状態を示している。
【0019】図3に於いて、歯形G121は歯形H12
2の左側面を押し、図2に示す指針歯車109bに回転
を与えている。同様に歯形G121は、歯形J123、
歯形K124にも左側面を押し、回転を与えている。こ
の時歯形K124の回転防止の出っ張りを、図3の
(b)の如く歯形G121は跨いでしまうため、A中間
車カナ110aと指針歯車109bの回転には何等障害
を与えない。つまり指針104は右回転し続けることが
出来る。
【0020】次に図4に於いて、歯形G121は歯形H
122の右側面を押し、指針歯車109bに回転を与え
ている。同様に歯形G121は歯形J123、歯形K1
24、にも左側面を押して回転を与えようとするが、図
4の(a)に示す様に歯形J123は、歯形H122よ
りも左側面が内側にあるため、すぐに歯形G121より
離れてしまう。しかし歯形Gの回転は止まらず図4の
(b)(c)へと回転していく。
【0021】しかし図4の(c)に示す如く、歯形G1
21が歯形K124の回転方向の1歯前回転を与えてい
る間に歯形K124が回転してくるとこれ以上の回転は
不可能となる。ここで、歯形K124の回転方向の2歯
前の歯形J123を歯形H122と同種の歯形形状にし
ないのは、確実に歯形G121を歯形K124で止める
ためである。逆に歯形J123が歯形H122と同形
状、さらに加工工程の製造誤差により、歯形形状が太く
なってしまった場合、歯形K124は2歯前の歯形J1
23により歯形G121が歯形K124の回転の回転防
止の出っ張りを図3の(b)の如く跨いでしまう可能性
が高くなり、本発明の一方向回転の一定位置止まりの現
実性が低くなってしまう。
【0022】また歯形G121を、歯形K124で止め
る可能性を高めるには、指針歯車109bの歯形K12
4の回転方向の1歯前の歯形形状を歯形Jの如くするの
もよい。
【0023】以上、一方向の歯車の回転に対して一定位
置に歯車を停止させる輪列構造について説明してきた
が、引き続き、輪列構造を用いて、時計における針位置
の検出を行なう方法を図を用いて説明する。
【0024】図5は図1の輪列構造を用いた時計を駆動
するための本実施例のシステム構成を示すブロック図で
あり、1は時間基準となる基準信号Ssを発生する発振
回路、2は基準信号Ssを受けて本システムに必要な各
種分周信号を作成する分周回路、3aは正転制御回路、
3bは逆転制御回路、4aは正転波形成形回路、4bは
逆転波形成形回路、5は駆動回路、6は時計用モータ
ー、7は図1で説明した輪列構造を有する時計輪列、8
は回転検出回路、9は針位置確認回路、10は針位置調
整回路、11は針位置カウンタ、12は時刻カウンタ、
13は一致検出回路、14は初期化回路、15は初期化
スイッチである。
【0025】以下本システムの動作について説明をする
が、本実施例の説明で用いる輪列は図2に示す指針車1
09bの歯数が60でありそのうちの1歯が歯形K12
4で構成されている場合を想定している。また指針10
4は秒表示の機能を有するものとし、通常は1秒周期で
右回転するものとする。また前述の通りロータ113の
回転はA中間車110を介して指針車109に伝わる
が、その際のロータ113と指針車109の回転速度の
比は30対1に成るような歯数としてある。
【0026】また本実施例で用いる時計用モーター6は
2極のステップモーターであり、図6、図7に示す構造
となっている。すなわち21a、21bはモータードラ
イバ、22はコイル、23は偏平ステータであり、段差
23a、23bが設けられている。また24はロータで
ある。ここで図6の時計用モーターの回転方法について
図7、図8、図9を用いて説明する。図7(a)(b)
および図8の(a)〜(d)は時計用モーター6の偏平
ステータ23の一部とロータ24を示す平面図であり、
図9は時計用モータ6を回転させる際、モータードライ
バ21a、21bから出力される駆動信号を示すタイム
チャートである。
【0027】時計用モーター6が静止状態においては、
扁平ステータ23とロータ24の磁極位置の関係は図7
(a)または(b)に示すようになっている。ロータ2
4が図7の(a)に示す状態にあるとき、図6のモータ
ドライバ21a、21bから図9の(a)に示す駆動信
号P1、P2が出力されると、コイル22に電流が流
れ、この結果偏平ステータ23が図8(a)の如く励磁
されこの結果ロータ23は図8(a)のAに示す方向に
半周回転する。またモータドライバ21a、21bから
図9(b)に示す駆動信号P1、P2が出力されると、
扁平ステータ23は図8の(b)に示す如くに励磁さ
れ、その結果ロータ23は図8(b)のAに示す方向に
半周回転する。この時の回転方向Aを正転とする。
【0028】またロータ24が図7(a)に示す状態に
あるとき、モータドライバ21a、21bから図9
(c)に示す駆動信号P1、P2が出力されるとロータ
24は図8(c)のBに示す方向に半周回転する。また
ロータ24が図7(b)に示す状態にあるとき、モータ
ドライバ21a、21bから図9(d)に示す駆動信号
P1、P2が出力されると、ロータ24は図8の(d)
のBに示す方向に半周回転する。この時の回転方向Bを
逆転とする。
【0029】本実施例では、指針車104bの歯形K1
24とA中間車カナ110aが噛み合い回転が規制され
る方向を逆転とし、この状態のロータ24の磁極位置は
図7(a)に示されるようになっている。
【0030】また本実施例では図6に示す時計用モータ
6は前述の通り2極のステップモータであり、1回の回
転動作でロータ24は半周回転するが、ロータ24と指
針車109の回転速度比が30:1であることから、指
針104は60ステップで文字板101上を1周するこ
とになる。よってロータ24の回転動作を1秒周期で行
なうことで、指針104は秒表示の機能を有することに
なる。
【0031】さらに指針車104bの歯形K124とA
中間車カナ110aが噛み合い回転が規制される状態、
すなわち輪列位置が基準位置102にある場合におい
て、指針104は文字板101の0の位置を示すように
指針真109aに取り付けられている。従って本実施例
では指針104が文字板101の偶数の位置を示す場合
は、ロータ24の磁極位置は図7の(a)で示される位
置に、奇数の位置を示す場合はロータ24は図7の
(b)で示される位置にあることになる。
【0032】以上のことから、指針104が文字板10
1に対して偶数位置にある場合、モータードライバ21
a、21bから図9の(a)で示される駆動信号P1、
P2が出力されるとロータ24は正転しまた図9の
(c)に示される駆動信号P1、P2が出力されると逆
転する。反対に図9(b)、図9(d)に示される駆動
信号P1、P2が出力されても、ロータ24は回転動作
を行なわない。
【0033】続いて、図5に示す本システムのブロック
図の動作を説明する。本システムは、時計の電源投入時
など初期状態において、実際の針位置と針位置カウンタ
11の内容を一致させるために初期化動作を行なう。初
期化スイッチ15をONすると初期化回路14は初期化
信号Siを発生する。針位置カウンタ11、及び時刻カ
ウンタ12は初期化信号Siを受けると、内部のカウン
タをクリアし初期状態にする。針位置調整回路10は初
期化信号Siをうけると逆転制御回路3bに対して逆転
セット信号Sbs60を送出する。
【0034】逆転制御回路3bは逆転セット信号Sbs
60を受けると、逆転波形成形回路4bに対して逆転要
求信号Srbを60パルス分出力する。逆転波形成形回
路4bでは逆転要求信号Prbに同期して逆転用パルス
Pbを60パルス出力する。駆動回路5は図9の(c)
(d)に示す駆動信号P1、P2を交互に時計用モータ
6に対して合計60パルス出力する。
【0035】本実施例では前述した通り、逆転方向の回
転を規制する歯形K124が、指針104が取り付けら
れた指針車109の指針歯車109bに搭載されてお
り、指針歯車109bの60歯のうち歯形K124が1
歯存在するので、逆転要求信号Srbによって出力され
る60パルス分の逆転用パルスPbの出力中に必ず歯形
K124によって逆転が規制される。従って指針104
は基準位置102の位置を示して停止する。
【0036】初期化スイッチ15をONにすることによ
って指針104が逆転し、針位置が基準位置102にセ
ットされた後に、正転制御回路3aは分周回路2が出力
する1秒周期の分周信号Fsに同期して正転要求信号S
rfを出力する。正転波形成形回路4aは正転要求信号
Srfに同期して正転用パルスPfを駆動回路5に出力
する。駆動回路5は時計用モータ6に対して図9(a)
(b)に示す駆動信号P1、P2を交互に出力する。な
お駆動回路5からは初めに図9(a)に示される信号が
出力され、続いて順次図9の(b)、(a)と繰り返さ
れる。この結果、時計用モータ6は、1秒周期で正転方
向に回転する。また針位置カウンタ11は正転要求信号
Srfに同期してカウンタの値を歩進する。さらに時刻
カウンタ12は分周信号Fsに同期してカウンタ値を歩
進する。
【0037】針位置カウンタ11が、正転要求信号Sr
fを60パルス分カウントすると、指針104が基準位
置102にあるかどうかを判断する指針位置確認動作に
はいる。まず針位置カウンタ11が針位置確認要求信号
Sdを出力する。針位置確認回路9は針位置確認要求信
号Sdをうけると逆転セット信号Sbsを出力する。逆
転制御回路3bは逆転セット信号Sbsを受けると、逆
転要求信号Srbを1パルス分出力し、これに同期して
逆転波形成形回路4bは逆転パルスPbを1パルス出力
する。ここで駆動回路5は図9(c)に示される駆動信
号P1、P2が出力される。この信号は前述の通り指針
104の文字板101に対する位置が偶数の位置から奇
数の位置に逆転するものである。
【0038】次に針位置確認回路9は正転セット信号S
fsを出力する。正転制御回路3aは正転セット信号S
fsを受けると、正転要求信号Srfを1パルス分出力
し、これに同期して正転波形成形回路4aは正転パルス
Pfを1パルス出力する。ここで駆動回路5は図9
(b)に示される駆動信号P1、P2が出力されるが、
この信号は、前述のとおり指針104の文字板101に
対する位置が奇数の位置から偶数の位置に正転するもの
である。
【0039】初期設定の動作が行なわれた後、時計用モ
ータ6が正転用パルスPfの出力数に応じて正常回転
し、かつ外乱の影響などによる誤回転がない場合、針位
置カウンタ11から針位置確認要求信号Sdが出力され
る時は、A中間車カナ110aと指針歯車109bの歯
形のかみ合いは逆転を規制する状態になっているので、
逆転パルスPbが出力されても、逆転動作が起こること
はない。従って指針104の位置は基準位置102、す
なわち偶数の位置にとどまることになる。
【0040】続いて正転パルスPfが出力されるが、こ
こで出力されるパルスは前述の通り指針104が奇数か
ら偶数の位置に正転するものである。一方、実際の指針
104の位置は偶数の位置にあるので、正転パルスPf
によって時計用モータ6が正転回転することはない。つ
まり初期設定の動作が行なわれた後、指針104が正常
に回転していれば、指針位置確認動作による指針104
の回転は行なわれないことになる。
【0041】回転検出回路8では、正転パルスPfが出
力されたにもかかわらず正転方向の回転が起こらなかっ
たことを検出すると、非回転検出信号Rnを出力する。
針位置確認回路9は非回転検出信号Rnを受けると針位
置確認動作を終了する。
【0042】ところが初期化動作が行なわれた後、時計
用モータ6が正転用パルスPfの出力に応じた数だけ正
常回転が行なわれなかった場合や、外乱の影響などによ
り誤回転が発生した場合、前記針位置カウンタ11から
針位置確認要求信号Sdが出力される時は、A中間カナ
110aと指針歯車109bの歯形のかみ合いは逆転を
規制する状態になっていない。
【0043】このような状態では、指針104の位置は
文字板101に対して基準位置102を除く偶数の位置
にある場合と奇数の位置にある場合の2通りが考えられ
る。偶数にある場合は、逆転パルスPbに従って駆動回
路5から図9の(c)に示される駆動信号P1、P2が
出力されると、逆転方向に回転が起こり、指針104の
位置は奇数の位置に移動することになる。一方、指針1
04が奇数の位置にある場合、駆動回路5から図9の
(c)に示される駆動信号P1、P2が出力されるが、
駆動信号P1、P2は偶数の位置から奇数の位置に動く
ものであるため、このパルスによって逆転が起こること
はない。従ってどちらの場合でも逆転パルスPbが出力
された後は指針104の位置は奇数の位置に存在するこ
とになる。
【0044】続いて正転パルスPfに従って駆動回路5
から、指針104が奇数から偶数の針位置に正転を行な
う、図9の(b)の駆動信号P1、P2が出力される。
この時の指針104の位置は奇数の位置にあるので、正
転パルスPfに同期してによって時計用モータ6が正転
回転の動作を行なう。回転検出回路8では、正転パルス
Pfが出力された結果、正転方向の回転が起こったこと
を検出すると、回転検出信号Rgを出力する。
【0045】以上の結果より、針位置が正常な基準位置
にある場合は、回転検出回路8より非回転検出信号Rn
が、基準位置にない場合は、回転検出信号Rgが出力さ
れることになる。
【0046】針位置調整回路10は回転検出信号Rgを
受けると、正転セット信号Sfs30を出力する。正転
制御回路3aは正転セット信号Sfs30を受けると、
正転要求信号Srfを30パルス分出力する。正転波形
成形回路4aは正転要求信号Srfに同期して正転パル
スPfを出力し、駆動回路5は図9の(a)、(b)に
示す駆動信号P1、P2を交互に合計30パルス分出力
する。
【0047】続いて針位置調整回路10は逆転要求信号
Sbs60を出力し、逆転制御回路3bは逆転要求信号
Srbを60パルス分出力する。逆転波形成形回路4b
は逆転要求信号Srbに同期して逆転パルスPbを出力
し、駆動回路5は図9の(c)、(d)に示す駆動信号
P1、P2を時計用モータ6に対して60パルス分出力
する。
【0048】上記の針位置調整では、たとえば針位置調
整前の前記指針104の位置がn秒分ずれていた場合、
正転パルスPfを30パルス分を出力した後は、指針1
04の位置n’は基準位置102に対して(n+30)
秒分ずれることになる。したがってnの値が−30≦n
≦30の範囲であれば、n’は0≦n’≦60の範囲で
あり、その後に出力される逆転パルスPbが60パルス
分であるので、逆転パルスPb出力中に、逆転が規制さ
れる状態が発生し、指針104の位置を基準位置102
に設定することが出来る。
【0049】針位置調整が行なわれている間、時刻カウ
ンタ12は分周回路2の分周信号Fsによって歩進を続
けており、一方、針位置カウンタ11は針位置確認動作
の開始からから針位置調整動作の終了までリセット状態
が続いているため、針位置カウンタ11の内容と時刻カ
ウンタ12の内容が不一致の状態になっている。針位置
調整回路10から針位置調整終了信号Paが出力され、
これを一致検出回路13が受けると針位置カウンタ11
と時刻カウンタ12の内容を比較し、内容の不一致が確
認されると正転セット信号Sfnを針位置カウンタ11
と時刻カウンタ12の内容の差の分だけ出力する。正転
制御回路3aは正転セット信号Sfnを受けた数と同数
の正転要求信号Srfを出力する。正転波形回路4aで
は正転要求信号Srfに同期して正転パルスPfを出力
する。この動作によって、指針104は現在時刻状態に
復帰することとなる。
【0050】以上説明した針位置調整動作は、基準位置
確認動作が行なわれたときの指針104の基準位置10
2からのずれの範囲が、基準位置102が発生する周期
の1/2以下であれば確実に補正することが出来る。し
たがって、たとえば本実施例で説明した秒表示の機能を
持つ指針104に連動して回転する分針、時針等を備え
た時計であっても、針位置確認動作後、まず30秒正転
したあとで、60秒分の逆転を行なうので時刻の狂いを
生じることはない。また指針104が、他の機能をもつ
指針等に連動せず、独立して動作している場合、前述の
針位置調整動作で行なわれる30パルス分の正転動作を
省略しても、何等問題がないことは言うまでもない。
【0051】また、指針104が初期設定で設定された
以後、正常に動作していれば、指針104の針位置の確
認動作が行なわれる際、指針104の逆転動作で非回
転、続く正転動作でも非回転であるので、外見上不自然
な動きはなく、使用者には気がつかれずに針位置の確認
動作を行なうことが出来るので、通常運針中に基準位置
が発生する毎に行なっても何等問題とはならない。但
し、針位置確認動作は直接運針に関与しないパルスが2
回出力されることから、通常運針以外の電流を消費して
しまうことになるので、電池寿命を考慮した低消費電流
化を考えた場合は、針位置確認動作は通常運針時に基準
位置が発生する整数倍の周期で行なうことが望ましい。
【0052】ここで本実施例における時計用モータ6の
回転検出について説明する。時計用モータ6の回転検出
は、時計の低消費電流化とモータの回転の確実性の向上
の為、通常はモータが回転する最小限の駆動パルスをも
って回転動作を行ない、負荷の変動などの要因によって
前記駆動パルスでは回転動作が行なわれなかったことが
検出されると、上記パルスに比較して駆動力の大きいパ
ルスを出力しするという方法が取られている。この方法
で用いられている回転検出手段は、駆動パルスを出力し
た直後にモータから発生する逆起電圧をモニターし、該
逆起電圧の発生パターンよりモータの回転、非回転を判
定するというものである。
【0053】本発明のように、基準位置102の確認動
作を、基準位置102と思われる位置で逆転動作を行な
い、機械的な制約により回転を規制されているかどうか
を判別する方法を用いている場合は、機械的な規制によ
り時計用モータ6の回転が行なわれないときなど、逆起
電圧が発生しにくくまた発生した場合でも、製造ばらつ
きにより個々の時計において、時計用モータ6の位相角
に対する機械的な規制位置がずれることから該時計用モ
ータからの逆起電圧の発生パターンがことなり、非回転
の判定がが難しくなってしまう。そこで本実施例では、
逆転動作の回転、非回転の判定を、逆転動作を行なった
直後に正転動作を行ない、正転動作の回転、非回転を検
出することで行なうため、機械的な制約に影響されず容
易に判定を行なうことが出来る。
【0054】本実施例では、時計用モータ6が正常に回
転しなかった場合など、指針104が初期化されたとき
の状態からはずれてしまい、基準位置102でない位置
で基準位置102の確認動作が行なわれた場合、時計用
モータ6は逆転動作で回転し、さらに引き続き行なわれ
る正転動作で回転という判定がおこなわれる。しかし正
転動作時に負荷変動などにより時計用モータ6が回転し
ないという事態が発生してしまった場合、本システムで
は指針104が基準位置102にないにもかかわらず、
基準位置102にあると誤判定してしまう。従って、基
準位置の確認動作の際に出力される正転パルスは、通常
動作中に負荷変動があっても時計用モータ6が回転する
に十分な駆動力を持ったものであることが望ましい。
【0055】以上説明してきた実施例では、指針歯車1
09bを歯数60とし、指針104を秒針と想定してい
るが、指針歯車の109bの歯数は指針104をどのよ
うな機能で用いるかによって任意に設定できることは言
うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、従来、クロノグラフや
アラーム付きなどの多機能時計で必ず必要とされていた
初期状態での初期設定動作を自動化することが出来るの
で、使用者への負担を軽減することが出来る。また通常
の時刻表示を行なう時計においても、衝撃などによる時
刻表示狂いに対して補正をかけることが出来る。さらに
部品点数の増加なしに、簡素なシステムで確度の高い輪
列位置の検出を行なうことが出来るので、本発明の輪列
位置検出手段を時計に導入する際も、構造面での制約が
なく、従来の時計に対して外観を損なうことや、時計サ
イズが大きくなってしまうなどの欠点は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の電子時計の正面図である。
【図2】図2は本発明の輪列構造を示す断面図である。
【図3】図3は本発明の輪列の噛み合わせを示す詳細図
である。
【図4】図4は本発明の輪列の噛み合わせを示す詳細図
である。
【図5】図5は本発明の駆動回路を示すシステムブロッ
ク図である。
【図6】図6は本発明の時計用モーターの構造を示す正
面図である。
【図7】図7は本発明の時計用モーターのロータの位置
を示す正面図である。
【図8】図8は本発明の時計用モーターのローターの回
転方向を示す正面図である。
【図9】図9は本発明の時計用モータの駆動信号を示
す、タイムチャートである。
【符号の説明】
1 発振回路 2 分周回路 3a 正転制御回路 3b 逆転制御回路 4a 正転波形成形回路 4b 逆転波形成形回路 5 駆動回路 6 時計用モータ 7 輪列時計 8 回転検出回路 9 針位置確認回路 10 針位置調整回路 11 針位置カウンタ 12 時刻カウンタ 13 一致検出回路 14 初期化回路 102 基準位置 104 指針 109 指針車 109b 指針歯車 110 A中間車 110a A中間車カナ 113 ロータ 121 歯形G 122 歯形H 123 歯形J 124 歯形K

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を回転運動に変換する変換機
    と、該回転を伝達する中間車と、該中間車と噛み合みあ
    い、且つ指針を設ける指針車を有する輪列構造を持つ電
    子時計において、前記変換機からの回転を伝える中間車
    の歯車を受ける指針車に付けられた歯車の歯形が少なく
    とも1歯以上、他の歯形に比較して形の異なる異形歯形
    であることを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記変換機が回転する方向のうち特定の
    一方向に回転した場合、前記異形歯形により前記変換機
    の回転を阻止する事を特徴とする請求項1記載の電子時
    計。
  3. 【請求項3】 前記異形歯形は他の歯形に比較して、歯
    先が太く出っ張っており、該異形歯形が前記中間車と噛
    み合うことで前記変換機の回転を阻止することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 前記変換機が回転を阻止される方向に回
    転し、これを受けて前記指針車が回転する場合、前記異
    形歯形の前記回転方向の2歯前に、他の歯形に比較して
    歯先が細い第二の異形歯形を有することを特徴とする、
    請求項2または請求項3記載の電子時計。
  5. 【請求項5】 前記変換機が回転を阻止される方向に回
    転し、これを受けて前記指針車が回転する場合、前記異
    形歯形の前期回転方向の1歯前に、他の歯形に比較して
    歯先が細い第三の異形歯形を有することを特徴とする、
    請求項2乃至記載の電子時計。
  6. 【請求項6】 前記変換機は2極のステップモータであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の電子時
    計。
  7. 【請求項7】 指針と、計時回路と、該計時回路からの
    出力を前記指針を駆動するための指針駆動信号に変換す
    る駆動回路と、前記指針駆動信号を回転運動に変換する
    変換機と、該変換機に連動され前記回転運動を前記指針
    に伝達する輪列部と前記変換機の回転を検出する回転検
    出手段を備えた電子時計において、前記輪列部に前記指
    針の2つの回転方向のうちどちらか一方のみの回転を阻
    止する回転阻止手段を設け、該回転防止手段により回転
    が防止されている状態で所定値に設定され、該所定値と
    なったときに基準位置認定信号を出力する基準位置記憶
    手段を有すると共に、前記電子時計が計時動作を一定時
    間行なった後、前記基準位置認定信号が出力されたとき
    に前記輪列部が基準位置にあるかどうかを検出する基準
    位置確認手段を有することを特徴とする電子時計。
  8. 【請求項8】 前記基準位置は前記輪列部が前記回転阻
    止手段により回転阻止されている状態であることを特徴
    とする請求項7記載の電子時計。
  9. 【請求項9】 前記基準位置確認手段は、前記基準位置
    認定信号が出力されると前記輪列部の回転が防止される
    方向に前記変換器を回転させるように前記駆動回路を制
    御し、前記回転検出手段の出力により、前記輪列部が基
    準位置にあるかどうかを検出することを特徴とする請求
    項7または請求項8記載の電子時計。
  10. 【請求項10】 前記基準位置確認手段は、前記基準位
    置認定信号が出力されると前記輪列部の回転が防止され
    る方向に前記変換器を回転させるように前記駆動回路を
    制御する第一の制御を行なった後、前記輪列部の回転が
    防止されない方向に前記変換器を回転させるように前記
    駆動回路を制御する第2の制御を行ない、前記第2の制
    御に伴なう前記回転検出手段の出力により、前記輪列部
    が基準位置にあるかどうかを検出することを特徴とする
    請求項7または請求項8記載の電子時計。
  11. 【請求項11】 前記基準位置確認手段の制御により前
    記駆動回路が出力する指針駆動信号のうち、少なくとも
    一つは通常の指針駆動信号に比べてより大きな駆動出力
    をもっているを特徴とする請求項9または請求項10記
    載の電子時計。
  12. 【請求項12】 前記基準位置確認手段は、前記基準位
    置が発生する整数倍の周期で動作することを特徴とする
    請求項7乃至請求項11記載の電子時計。
  13. 【請求項13】 前記基準位置確認手段は前記回転検出
    手段の出力により前記輪列部が基準位置でないと判断さ
    れた場合、前記基準位置の発生する周期の1/2以上、
    前記輪列部が回転阻止されない方向に前記変換機を回転
    動作させた後に、前記基準位置が発生する1周期以上、
    前記変換器が回転阻止される方向に前記変換機を回転動
    作させ、輪列状態を基準位置に補正するよう前記駆動回
    路を制御すること特徴とする請求項7乃至請求項12記
    載の電子時計。
  14. 【請求項14】 前記基準位置確認手段の動作中に前記
    変換機が通常動作で回転すべき回転数を記憶する記憶回
    路を設け、前記輪列部が前記基準位置にあることが確認
    された後に、前記変換機を前記記憶回路に記憶された回
    転数分だけ早送りで回転さることを特徴とする請求項7
    乃至請求項13記載の電子時計。
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