JP2547357Y2 - 指針位置検出機構 - Google Patents

指針位置検出機構

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JP2547357Y2
JP2547357Y2 JP1431892U JP1431892U JP2547357Y2 JP 2547357 Y2 JP2547357 Y2 JP 2547357Y2 JP 1431892 U JP1431892 U JP 1431892U JP 1431892 U JP1431892 U JP 1431892U JP 2547357 Y2 JP2547357 Y2 JP 2547357Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は指針表示式電子時計の時
計情報を表示駆動する表示回転部材の位置検出機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、時計は単に時刻を表示するだけで
なく、種々の機能を付加した多機能時計が多く見られる
ようになってきた。例えば、クロノ機能、タイマー機能
又はアラーム機能、あるいはセンサーを取り付けて圧力
や温度等の測定機能等種々の機能が考えられる。
【0003】このような機能では指針位置を検出する必
要があり、例えば、クロノ等の場合では計測起点である
ゼロ位置の検出、アラーム等の場合は時針との一致点の
検出等々である。
【0004】このような指針位置検出装置に関する従来
例の一例として特開昭62ー291591号公報が上げ
られる。該特開昭62ー291591号公報の〔従来の
技術〕の欄には指針位置検出の方式の1つとして「指針
を駆動する歯車の一部に第1の電極を設け、さらに常時
歯車に接触する第2の電極とがあり、歯車が回転するこ
とにより、その電極どうしが接することにより、指針位
置を回路に書き込む」という接点方式がある。
【0005】該方式はアラーム機能の如く一定時刻が来
るとその時刻の到来がきたことを報知する機能には有効
な一面もあるが、指針のゼロ位置を一度検出すれば良い
ようなものには前記公報の〔本発明が解決しようとする
問題点〕に述べられているような欠点を有している。
【0006】他方、特開昭62ー291591号公報に
記載されている〔実施例〕では、前記接点方式の欠点で
ある耐久性、コストアップ要因、精度劣化等を解消させ
るために、時計ムーブメントを構成するメカ機構とIC
論理回路を用いて電子的に指針の位置(ゼロ位置)を検
出、記憶しようとするものがある。
【0007】特開昭62ー291591号公報の実施例
によれば、指針を駆動するモーター1、該モーター1に
より指針を駆動する減速輪列、前記モーター1の駆動用
回路2はモーター駆動パルスと回転検出用パルスを生成
するものであり、他にモーター回転検出回路5、演算回
路7、針位置カウンター8等から構成されている。該電
子時計の時刻修正時にリューズを引き出すことによっ
て、ゼロ位置負荷機構4が働きゼロ位置(12時位置)
にピンが出ると共に、それと同時にモーター駆動回路2
により回転検出パルスが生成され、指針はゼロ位置に出
ているピンに達するまで自走する。指針がピンに達して
モーター1が非回転となると、回転検出回路によって非
回転が検知され、カウンター6により回転検出用パルス
が生成されてから非回転が検出されるまでのモーター駆
動パルス数nがカウントされる。
【0008】さらに、演算回路7は指針1回転分のステ
ップ数Nより(Nーn)を計算しその値を針位置カウン
ター8にプリセットする。ここで、ゼロ位置負荷機構4
によりゼロ位置のピンが引っ込み針位置カウンター8の
値がモーター駆動用回路2によってパルスを出力し、指
針は(Nーn)分だけ動く。前述の動作を持って指針の
位置が検出され内部回路と同期がとれたことになる。以
後は、リューズを回転することによってモーター駆動回
路2によりモーター1が回転し時刻修正が行なわれ、さ
らに、リューズを戻すことにより通常通りに時刻が刻ま
れていく。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
実施例によれば、リューズの引き出し操作に連動してゼ
ロ位置負荷機構が働きピンが出て、該ピンにより指針の
回転を制御する時計システムとなっているが、モーター
を構成するモーター回転子の磁極と指針の位相は、指針
の取付け精度や指針輪列の歯形のバックラッシュ、さら
にゼロ位置負荷機構のピンの位置精度などの影響によ
り、指針が強制停止されたときのモーター回転子の回転
停止位置と通常計測表示状態のモーター回転子の静止位
置は必ずしも一致しておらず、むしろ、不一致である確
率の方が非常に高いので次に述べるような状態が考えら
れる。
【0010】すなわち、既に周知のステップモーターの
動作原理において、モーター回転子のポテンシャルポイ
ントを境として、回転子が電磁的安定位置からポテンシ
ャルポイントに向かって回転している状態で、且つ自走
してきた指針がピンに当った場合、指針は前記ピンとの
反発で逆回転方向に跳ね返り、この時、該指針からの反
発力が輪列を介してモーター回転子に伝わると、モータ
ー回転子はその場で停止せず逆回転して前述の静止位置
に戻る現象となる場合がある。
【0011】この時、前記回転検出用パルス数を記憶す
るカウンターは1パルス分誤認識してしまい針位置カウ
ンターの値がモーター駆動用回路によって駆動パルスと
なるときには、指針のステップ数にして1ステップ分手
前で指針が止まることになってしまい、結果として実際
の指針位置と針位置カウンターとの同期がズレてしまう
恐れがある。
【0012】以上の説明で明らかなように、リューズの
引き出し操作に連動したゼロ位置負荷機構の動作により
ピンを出して、メカ的に指針の回転を規制する指針位置
検出機構では、モーター回転子の磁極と指針の位相や動
作状態により、必ずしも指針の位置と記憶回路の同期が
一致しない場合が生ずる危険があると共に、前記指針ゼ
ロ位置検出はリューズの引き出し操作により始めて検
出、記憶がなされるので、通常携帯時に指針の位置がズ
レた場合には通常時刻を止めて修正しなければならない
ので指針修正の操作が煩わしい。
【0013】また、前述した多機能時計を構築しようと
して、例えば、複数のステップモーターや輪列を用いる
と共に、前記指針位置検出機構を搭載して指針のゼロ位
置検出を行なおうとすると、複数の指針に対応したゼロ
位置負荷機構を配設しなくてはならないので部品構成が
複雑化し、構成部品点数が増すことによりコスト的に高
い時計ムーブメントになる恐れがある。
【0014】また、前記ゼロ位置検出機構では、指針を
強制停止させるピンを12時位置に出す為に、指針とム
ーブメントとの断面的中空部に介在する文字板などに突
出穴を設けねばならないのでデザイン性を損なうと共
に、仮に指針が前記ピンの突出位置又は近傍にきた時
に、前述の如くリューズ引き出し操作を行なうとピンが
指針を押圧して破損させる恐れがある。
【0015】本考案の目的は、基準位置検出における操
作性を向上させ信頼性の高い安価な指針表示式電子時計
を実現させるための指針位置検出機構を提供するもので
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は次のような構成と成している。モーター
駆動回路によりステップモーターを駆動し、輪列を介し
て指針等の表示部材を回転させて時刻等の表示を行なう
電子時計において、前記輪列を構成する歯車の歯形の一
部に噛み合い負荷を変化させるべき負荷変化部を形成す
ると共に、前記噛み合い負荷が変化したことを検出する
負荷検出回路を設けたことを特徴とする。
【0017】モーター駆動回路によりステップモーター
を駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させて
時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を構
成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させるべ
き負荷増大部を形成すると共に、前記噛み合い負荷が増
大したことを検出する負荷検出回路を設けたことを特徴
とする。
【0018】前記負荷増大部は前記歯車の歯底に凸部が
形成されていることを特徴とする。
【0019】モーター駆動回路によりステップモーター
を駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させて
時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を構
成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させるべ
き負荷増大部を形成すると共に、前記噛み合い負荷が増
大したことを検出する負荷検出回路を設け、さらに、負
荷増大部を形成する歯形周辺部に歯車の噛み合い時ほぼ
回転中心方向に弾性変形する弾性部を設けたことを特徴
とする。
【0020】モーター駆動回路によりステップモーター
を駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させて
時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を構
成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を変化させるべ
き負荷変化部を少なくとも2箇所形成すると共に、前記
噛み合い負荷が変化したことを検出する負荷検出回路
と、該負荷検出回路からの出力信号に基づき前記少なく
とも2箇所の負荷変化部のパターンを検出するパターン
検出回路とを設けたことを特徴とする。
【0021】モーター駆動回路によりステップモーター
を駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させて
時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を構
成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させるべ
き負荷増大部を少なくとも2箇所形成すると共に、前記
噛み合い負荷が増大したことを検出する負荷検出回路
と、該負荷検出回路からの出力信号に基づき前記少なく
とも2箇所の負荷増大部のパターンを検出するパターン
検出回路とを設けたことを特徴とする。
【0022】
【作用】モーター駆動回路によりステップモーターを駆
動し、輪列を介して時刻等を表示する表示部材を回転さ
せ、前記輪列の構成要素の一つである歯車の歯形の少な
くとも1箇所には、前段車と前記歯車の略軸中心間で噛
み合った状態で互いに反発する力の変化が発生するよう
な負荷変化部を形成することにより歯の噛み合い時に負
荷が変化し、この変化した負荷を負荷検出回路により検
出し、該検出に基づき指針位置検出を行う。
【0023】また、前記負荷変化部が負荷を増大させる
べき負荷増大部である凸部が前段車の歯形と噛み合う状
態で少なくとも凸部を形成する歯形周辺部が、略回転中
心方向に弾性変形するような弾性部を前記歯車に設け、
該歯車の凸部が前段車と噛み合うときは、まず互いの軸
受のガタ量だけ離反し、次に前記弾性部が歯車の略回転
中心方向にたわむことにより前段車の歯形は凸部と圧接
状態を保ちながら回転する。
【0024】また、輪列を構成する歯車の歯形の一部に
噛み合い負荷を変化させるべき負荷変化部を数箇所形成
し、この変化した負荷を負荷検出回路により検出し、さ
らに前記数箇所の負荷変化部が現われる間隔を解析しパ
ターン認識結果に基づき検出判断を下し指針位置検出を
行うものである。
【0025】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は本考案による実施例の時計ムーブメントの
平面図、図2は時計ブロック図の第1実施例を示し、図
3は図1の要部断面図、図4(a)は表示回転部材であ
る指針車と前段車との全体の噛み合いの第1実施例を示
し、図4(b)は図4(a)の指針車の負荷変化部と前
段車の噛み合いによる負荷変化機構の第1実施例を示す
要部拡大図である。
【0026】まず図1、図3について説明する。11は
時計ムーブメントの基台である地板で薄板状の平板から
成り、指針輪列のホゾを軸支する軸受穴11a、11
b、11cや中受40の平面的位置決めを行なうボス4
0aと係合するボス穴11d等を有する。時計ムーブメ
ント断面に対して前記地板11とは反対側の面には、電
池14、コイル15等の逃げ切り欠き部12e、12f
を形成している輪列受12を配設し、該輪列受12は前
記指針輪列の他方のホゾを軸支する軸受穴12a、12
b、12c、12d等を有し、他のムーブメント構成部
品と共に輪列受ネジ13a、13b、13cにより前記
地板11に挟持固定される。
【0027】16はモーター駆動回路やモーター回転検
出回路等を構成しているICチップ16a、基準発振器
である水晶振動子16bを回路基板16cに搭載してな
る回路ブロックである。17は前記回路ブロック16か
ら送信されるモーター駆動パルスにより毎秒1ステップ
づつ回転するステップモーターであり、コイル15、ス
テータ18、モーター回転子19より構成されている。
【0028】前記モーター回転子19は指針輪列に回転
力を伝えるカナ19aを有し、該カナ19aはすでに周
知の指針輪列である五番車20、四番車(秒針を固着)
21を介し、三番車22、中心車(分針を固着)23、
さらに日ノ裏車24、筒車(時針を固着)25を回転さ
せる。
【0029】前記指針の時刻修正は、外部操作部材であ
る巻真26と係合するツヅミ車27が、前記巻真26の
首引き操作によりすでに周知のオシドリ28、カンヌキ
29等の外部操作切換え機構の動作により指針修正輪列
を構成している小鉄車30と噛み合う位置に移動され、
さらに、巻真26を回転操作することにより小鉄車3
0、日ノ裏車24を介して分針、時針(図示せず)を固
着する中心車23、筒車25を回動させることができ
る。
【0030】なお、前記巻真26の首引き操作に連動し
て作動する前記カンヌキ29にはリセットバネ29aが
一体化されており、巻真26首引き時に該リセットバネ
29aが回路ブロック16に配設してあるリセットパタ
ーン(図示せず)に圧接すると、リセット信号がICチ
ップ16aに入力されるようになっていてモーター駆動
パルスは停止し、秒針(図示せず)を固着する四番車2
1は任意位置停止状態となると共に、中心車23、筒車
25は停止する。
【0031】図2は本考案による図4(a)の表示回転
部材である指針車と前段車の噛み合いの実施例に対する
時計システムの要部ブロック線図の第1実施例である。
以下、図2について説明する。
【0032】31は水晶振動子16b、発振回路等から
構成される基準発振器であり、その出力信号は分周回路
32により適当な周波数の信号に分周される。分周回路
32からの出力信号はモーター駆動回路33に入力され
てモーター駆動パルスを出力し、モーター17を介して
輪列34、指針35を駆動する。
【0033】前記モーター駆動回路33は通常モーター
駆動用パルスの他にモーター回転検出パルスを生成し、
輪列負荷の影響によるモーター回転子19の動作状態を
負荷検出回路36で検出し、後述する指針位置検出機構
が働いて輪列負荷が一時的に増大しモーター回転子19
が非回転となった場合には、負荷検出回路36からの信
号を受けて通常モーター駆動パルス幅より大きな補正パ
ルスを出力しモーター回転子19の動作を保証する。
【0034】また、負荷検出回路36は前記補正パルス
出力命令信号をモーター駆動回路33に発すると同時
に、ゼロ検出回路37にも負荷検出信号P36を出力す
る。ゼロ検出回路37は負荷検出回路36からの負荷検
出信号P36を受けてゼロ位置を認知すると共に、カウ
ンター38のゼロ位置とゼロ検出回路37のゼロ位置の
一致を検知するために計数一致回路39に信号を送信
し、もし、不一致な場合はゼロ検出回路37とのズレ量
を検出して計数一致回路39よりモーター駆動回路33
の出力信号の制御信号が出力される。
【0035】尚、前記カウンター38は前述した巻真2
6の首引きリセット状態で回路ブロック16に配設して
あるスイッチパターン(図示せず)をプラス端子(図示
せず)に短絡させる事でリセットスイッチSrがオンし
リセットモード信号Prが出力される。モーター駆動回
路33は該リセットモード信号Prの入力制御に基づき
早送り信号が出力されステップモーター17を経て指針
輪列34が早送り状態となり、前記モーター回転子19
の非回転を検出した回転検出回路36の信号をゼロ検出
回路37で検知すると、ゼロ検出回路37は前記リセッ
トモード信号Prが入力されている時にはリセット信号
がカウンター38に発せられ、この状態でカウンター3
8の内容はリセットされる。さらに、巻真26を押し込
むことによりリセット状態が解除されるとカウンター3
8は60進のカウントを開始する。
【0036】前記カウンター38のリセット操作は、時
計組立等の針付け工程の前作業で実施すれば良いもの
で、リセット操作後指針を文字板のゼロ位置(例えば0
時00分)に取り付けることにより後述する指針位置検
出が容易に実現できる。
【0037】次に、図4について説明する。図4(a)
は前述した指針輪列を構成している五番車20の構成部
品である五番カナ20aと四番車21の構成部品である
四番歯車21aとの全体の噛み合い状態を示し、図4
(b)は前記四番歯車21aの歯形の一部に設けた歯底
を上げた変形部、即ち歯底を出っぱらした凸部21bと
五番カナ20aの噛み合いによる負荷変化機構を示して
いる要部拡大図である。
【0038】図1、図3においてモーター回転子19の
回転は、秒針を固着する四番車21が通常の3針プレー
ン時計と同じように60ステップで1回転/1分するよ
うに五番車20を介して減速し、該四番車21から三番
車22を介して1/60に減速して中心車23へ、さら
に、日ノ裏車24を介して1/12の減速で筒車25に
回転が伝わるようになっている。
【0039】再び図4について説明する。前記四番車2
1は他の指針車である中心車23、筒車25と比較して
回転トルクが小さく、四番歯車21aと前段車である五
番カナ20aとの噛み合い状態の中で局部的な歯形噛み
合い干渉状態を生じさせるので、四番歯車21aの材質
はバネ定数、摩擦係数、成形性等の面から近年多用化さ
れてきたエンジニアリングプラスチック(以後エンプラ
と呼ぶ)材を使用して微小な弾性力を得ると共に、コス
ト的に安価な四番車21を実現している。
【0040】四番歯車21a外周には、通常時計の指針
輪列等に広く用いられている円弧歯形が形成されてい
る。該歯形の中の一部の歯底には、他の歯形の歯底より
も外周側へ突出した歯底を上げた変形部21bが形成さ
れている。さらに、該歯底を上げた変形部21bと回転
中心を結ぶ仮想線に対して略左右同形状した異形穴21
cが設けてあり、前記歯底を上げた変形部21b周辺部
に微小な弾性力が生じるようにフランジ部21dが施さ
れている。
【0041】また、前記フランジ部21dにはエンプラ
射出成形機から製品を突き出すためのエジェクターピン
用の突き当てスペースとして平面的な肉盛りを3ヶ所2
1e、21f、21g設け、成形加工後に成形機から製
品を突き出す際の歯形形状、フランジ部形状が変形しな
いように離型性の向上を図っている。
【0042】前記五番カナ20aと四番歯車21aの噛
み合いは、前記歯底を上げた変形部21b以外では通常
広く用いられている指針輪列の歯形と同様な噛み合い状
態を維持するが、歯底を上げた変形部21bでは図4
(b)に示す五番カナ20aの歯先直径20cと歯底を
上げた変形部21bとで形成する極わずかな干渉量ΔA
により、まず、五番車20と四番車21の各軸受12
b、12cのホゾのガタ量だけ互いの回転中心位置が離
反する。
【0043】次に、前記四番歯車21aのフランジ部2
1dは干渉量ΔAより前記ホゾのガタ量を除いたタワミ
量により微小な弾性変形を生じながらその力の作用方向
は四番車21の略回転中心方向にたわむ。
【0044】ここで、五番車20は五番カナ20aの歯
形の略歯先で前記四番歯車21aのフランジ部21dに
生じた弾性力の反力を受けるので輪列回転負荷が増し、
五番車20を駆動するモーター回転子19は通常のモー
ター駆動パルスでは非回転となる。
【0045】そこで図2において前述したモーター駆動
回路33から出力されたモーター回転検出パルスを負荷
検出回路36が検出し、モーター駆動回路33から補正
パルスが出力されることによってモーター回転子19は
回転すると共に、五番カナ20aは歯底を上げた変形部
21bの側面と圧接状態を保ちながら四番車21を回転
させる。
【0046】また、前記負荷検出回路36はゼロ検出回
路37に対して負荷検出信号P36を出力し、計数一致
回路39にてカウンター38とのゼロ位置一致を検知し
て、もし、ゼロ検出回路37のゼロ位置がズレていた場
合、遅れているときはズレ分の早送りパルスを、進んで
いるときはズレ分のモーター駆動パルスの出力を一時停
止するようにモーター駆動回路33を制御して、少なく
とも60秒以内における秒針のズレを補正する。
【0047】次に、輪列を構成する歯車の歯形の一部に
噛み合い負荷を増大させるべき負荷増大部を2箇所形成
する指針位置検出機構の実施例について説明する。図1
0は表示回転部材である指針車と前段車との全体の噛み
合いの第2実施例を示し、図11は図10の指針車の負
荷変化部と前段車の噛み合いによる負荷変化機構の第2
実施例を示す要部拡大図であり、図12は図10の表示
回転部材である指針車と前段車の噛み合いの実施例に対
する時計ブロック図の第2実施例を示し、図13は図1
2の時計ブロック図におけるパターン検出回路の詳細回
路図である。
【0048】まず図10について説明する。図10は前
述した指針輪列を構成している五番車20の構成部品で
ある五番カナ20aと四番車21の構成部品である四番
歯車500aとの全体の噛み合い状態を示し、四番歯車
500aには第1の負荷増大部50と所定の間隔をおい
て第2の負荷増大部51の2箇所の負荷増大部が形成さ
れている。尚、500cは図4の21cと同様で異形穴
である。
【0049】図11について説明する。図11は前記四
番歯車500aの歯形の一部に設けた歯底を上げた変形
を加えた第2の負荷増大部51と五番カナ20aの噛み
合いによる負荷変化機構を示している要部拡大図であ
り、この第2の負荷増大部51がゼロ位置(例えば0時
00分)となる様に指針を文字板上に取り付ける。尚、
四番歯車500aの第1の負荷増大部50に関しては図
示しないが第2の負荷増大部51と同様に歯底を上げた
変形である。
【0050】図12は本考案による時計システムの要部
ブロック線図の第2実施例であり、図10に示す輪列を
構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させる
べき負荷増大部を2箇所形成する指針位置検出機構に対
する検出制御システムである。図12の第2実施例にお
いて、図2と同一要素には同一記号を付し、説明を省略
する。以下、図12について説明する。
【0051】60はパターン検出回路であり、I入力端
子には負荷検出回路36からの負荷検出信号P36が入
力され、C入力端子には前記リセットスイッチSrから
のリセットモード信号Prが入力され、T入力端子には
前記基準発振器31の出力信号が入力される。Q出力端
子からはカウンター38のゼロ位置とパターン検出回路
60のゼロ位置の一致を検知するために計数一致回路3
9へゼロ位置検出信号P66を送信する。また、前記リ
セットモード信号Prが入力されている場合にはパター
ン検出回路60がゼロ位置をパターン検出した時にY出
力端子からはゼロリセット信号P67がカウンター38
に発せられる。
【0052】図13は図12のブロック線図におけるパ
ターン検出回路60の更に詳細な回路図である。以下、
図13について説明する。パターン検出回路60は、タ
イマーカウンタ68、間隔検出部61、インバータ回路
(以下INV)62、アンド回路(以下AND)63、
64、67、セットリセット型フリップフロップ(以下
SR型FF)65、トグル型フリップフロップ(以下T
型FF、立ち上がりクロック動作)66より構成され
る。
【0053】タイマーカウンタ68のI入力端子には前
記基準発振器31の出力信号が入力され、R入力端子に
は後述するAND64からの検出リセット信号P64が
入力され、図10における四番歯車500aの第1の負
荷増大部50と所定の間隔をおいた第2の負荷増大部5
1の2箇所の負荷増大部の間隔をカウントする。間隔検
出部61は前記タイマーカウンタ68からの出力信号群
を入力とし、タイマーカウンタ68の計数値が第1の負
荷増大部50と第2の負荷増大部51との所定の間隔に
相当している時には間隔検出信号P61を出力する。I
NV62の入力端子には間隔検出信号P61が入力し、
反転間隔検出信号P62が出力される。 AND63の
一方の入力端子には負荷検出回路36からの負荷検出信
号P36が入力され、もう一方の入力端子には間隔検出
信号P61が入力され、第1の負荷増大部50と第2の
負荷増大部51との間隔が所定の間隔値に合致して間隔
検出信号P61が出力されている時に負荷検出信号P3
6が間隔合致信号P63として出力される。AND64
の一方の入力端子には負荷検出回路36からの負荷検出
信号P36が入力され、もう一方の入力端子には反転間
隔検出信号P62が入力され、タイマーカウンタ68の
計数値が第1の負荷増大部50と第2の負荷増大部51
との所定の間隔に相当していなく反転間隔検出信号P6
2が出力されている時に負荷検出信号P36が検出リセ
ット信号P64として出力される。SR型FF65のS
入力端子には間隔合致信号P63が入力され、R入力端
子には検出リセット信号P64が入力され、ゼロ位置パ
ターンを検出したタイミングにパターン検出信号P65
を出力する。T型FF66のT入力端子にはパターン検
出信号P65が入力され、R入力端子には検出リセット
信号P64が入力され、パターン検出信号P65の立ち
上がり動作に基づきゼロ位置検出信号P66を出力す
る。AND67の一方の入力端子には前記リセットスイ
ッチSrからのリセットモード信号Prが入力され、も
う一方の入力端子にはゼロ位置検出信号P66が入力さ
れ、リセットモード信号Prが入力されている場合には
ゼロ位置検出信号P66がゼロリセット信号P67とし
て出力される。
【0054】次に動作説明を行う。四番歯車500aが
回転し第1の負荷増大部50にさしかかると負荷検出信
号P36が出力され、この時まずタイマーカウンタ68
の計数値が第1の負荷増大部50と第2の負荷増大部5
1との所定の間隔に相当していなく反転間隔検出信号P
62が出力されているので検出リセット信号P64が出
力される。その結果タイマーカウンタ68、SR型FF
65、T型FF66はリセットされる。そしてタイマー
カウンタ68は基準発振器31の出力信号に基づき計数
し、タイマーカウンタ68の計数値が第1の負荷増大部
50と第2の負荷増大部51との所定の間隔に相当して
いるとき、即ち間隔検出信号P61が出力されている時
に四番歯車500aが回転してきて丁度第2の負荷増大
部51にさしかかると負荷検出信号P36が出力され、
AND63より間隔合致信号P63が出力されるとSR
型FF65がセットされてパターン検出信号P65を出
力されて、パターン検出信号P65の立ち上がり動作に
基づきゼロ位置検出信号P66を出力される。
【0055】以上の説明した如くパターン検出回路60
は、輪列を構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を
増大させるべき負荷増大部を2箇所形成する指針位置検
出機構における指針のゼロ位置を検出する回路として的
確に動作する。なお輪列を構成する歯車の歯形の一部に
噛み合い負荷を増大させるべき負荷増大部を2箇所形成
する指針位置検出機構を負荷変化部を複数箇所形成する
指針位置検出機構の実施例としてあげたが、負荷変化部
を3箇所でも、4箇所でもよく、又、各々の負荷変化部
の間隔も一定である必要もなくランダムで良い。パター
ン検出するゼロ位置検出回路の仕様を歯車の負荷変化部
のパターンに合わせれば良いだけである。
【0056】図5は指針車の負荷変化部と前段車の噛み
合いによる負荷変化機構の第3実施例を示す要部拡大図
であり、四番歯車45aの歯形の一部に設けた歯先を伸
ばした変形部45bと五番カナ20aの噛み合い状態を
示す。
【0057】図6は指針車の負荷変化部と前段車の噛み
合いによる負荷変化機構の第4実施例を示す要部拡大図
であり、四番歯車46aの歯形の一部に設けた歯幅を太
とめた変形部46bと五番カナ20aの噛み合い状態を
示す。
【0058】図7は指針車の負荷変化部と前段車の噛み
合いによる負荷変化機構の第5実施例を示す要部拡大図
であり、四番歯車47aの歯形の一部に設けた歯先を縮
めた変形部47bと五番カナ20aの噛み合い状態を示
す。
【0059】図8は指針車の負荷変化部と前段車の噛み
合いによる負荷変化機構の第6実施例を示す要部拡大図
であり、四番歯車48aの歯形の一部に設けた歯幅を細
めた変形部48bと五番カナ20aの噛み合い状態を示
す。
【0060】図9は指針車の負荷変化部と前段車の噛み
合いによる負荷変化機構の第7実施例を示す要部拡大図
であり、四番歯車49aの歯形の一部に設けた歯底を下
げた変形部49bと五番カナ20aの噛み合い状態を示
す。
【0061】図5から図9の指針車の負荷変化部と前段
車の噛み合いによる負荷変化機構の実施例は、前述の表
示回転部材である指針車と前段車との全体の噛み合いの
第1実施例である図4(a)及び第2実施例である図1
0のいずれに対しても有効である。
【0062】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、モーター
駆動回路によりステップモーターを駆動し、輪列を介し
て指針等の表示部材を回転させて時刻等の表示を行なう
電子時計において、前記輪列を構成する歯車の歯形の一
部に噛み合い負荷を増大させるべき負荷増大部を形成す
ると共に、前記負荷増大部は前記歯車の歯底に凸部が形
成され、該凸部を形成する歯形周辺部に歯車の噛み合い
時ほぼ回転中心方向に弾性変形する弾性部を設け、これ
ら輪列の噛み合い負荷が増大したことを検出する負荷検
出回路を設けたことにより、従来の電子時計の輪列構成
要素を何等変えることなく一部の輪列においては低コス
ト化が図られ、且つ、指針の位置検出が可能となったの
で、通常使用状態において常に正確な時刻を表示するこ
とができる廉価時計ムーブメントが実現できる。
【0063】また輪列を構成する歯車の歯形の一部に噛
み合い負荷を増大させるべき負荷増大部を2箇所形成す
る指針位置検出機構をとる事でゼロ位置検出がより確実
に行われ、誤検出を防ぐ事ができる。
【0064】さらに、近年多様化したニーズに応えるよ
うな多針多機能時計に本考案の実施例を搭載した場合に
は、論理回路と指針の初期位置合わせ操作が不要となる
ので多機能な装置に不慣れなユーザーにも容易に操作で
き、また、低コストで信頼性の高い電子時計が実現可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す時計ムーブメントの平面
図である。
【図2】本考案の実施例による図4(a)の表示回転部
材である指針車と前段車の噛み合いの第1実施例に対す
る時計ブロック図である。
【図3】本考案の実施例を示す図1の要部断面図であ
る。
【図4】(a)は本考案による表示回転部材である指針
車と前段車との全体の噛み合いの第1実施例を示し、
(b)は本考案による(a)の第1実施例の指針車の負
荷変化部と前段車の噛み合いによる負荷変化機構の要部
拡大図である。
【図5】本考案による指針車の負荷変化部と前段車の噛
み合いによる負荷変化機構の第3実施例を示す要部拡大
図である。
【図6】本考案による指針車の負荷変化部と前段車の噛
み合いによる負荷変化機構の第4実施例を示す要部拡大
図である。
【図7】本考案による指針車の負荷変化部と前段車の噛
み合いによる負荷変化機構の第5実施例を示す要部拡大
図である。
【図8】本考案による指針車の負荷変化部と前段車の噛
み合いによる負荷変化機構の第6実施例を示す要部拡大
図である。
【図9】本考案による指針車の負荷変化部と前段車の噛
み合いによる負荷変化機構の第7実施例を示す要部拡大
図である。
【図10】本考案による表示回転部材である指針車と前
段車との全体の噛み合いの第2実施例を示す図である。
【図11】本考案による図10の第2実施例の指針車の
負荷変化部と前段車の噛み合いによる負荷変化機構の要
部拡大図である。
【図12】本考案による図10の表示回転部材である指
針車と前段車の噛み合いの第2実施例に対する時計ブロ
ック図である。
【図13】本考案による図12の時計ブロック図におけ
るパターン検出回路の詳細回路図である。
【符号の説明】
15 コイル 17 ステップモーター 18 ステータ 19 モーター回転子 20 五番車 20a 五番カナ 21 四番車 21a 四番歯車 21b 凸部 21c 異形穴 21d フランジ部 33 モーター駆動回路 36 負荷検出回路 37 ゼロ検出回路 38 カウンター 39 計数一致回路 50 第1の負荷増大部 51 第2の負荷増大部 60 パターン検出回路

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター駆動回路によりステップモータ
    ーを駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させ
    て時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を
    構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を変化させる
    べき負荷変化部を形成すると共に、前記噛み合い負荷が
    変化したことを検出する負荷検出回路を設けたことを特
    徴とする指針位置検出機構。
  2. 【請求項2】 モーター駆動回路によりステップモータ
    ーを駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させ
    て時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を
    構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させる
    べき負荷増大部を形成すると共に、前記噛み合い負荷が
    増大したことを検出する負荷検出回路を設けたことを特
    徴とする指針位置検出機構。
  3. 【請求項3】 前記負荷増大部は前記歯車の歯底に凸部
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載の指針
    位置検出機構。
  4. 【請求項4】 モーター駆動回路によりステップモータ
    ーを駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させ
    て時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を
    構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させる
    べき負荷増大部を形成すると共に、前記噛み合い負荷が
    増大したことを検出する負荷検出回路を設け、さらに、
    負荷増大部を形成する歯形周辺部に歯車の噛み合い時ほ
    ぼ回転中心方向に弾性変形する弾性部を設けたことを特
    徴とする指針位置検出機構。
  5. 【請求項5】 モーター駆動回路によりステップモータ
    ーを駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させ
    て時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を
    構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を変化させる
    べき負荷変化部を少なくとも2箇所形成すると共に、前
    記噛み合い負荷が変化したことを検出する負荷検出回路
    と、該負荷検出回路からの出力信号に基づき前記少なく
    とも2箇所の負荷変化部のパターンを検出するパターン
    検出回路とを設けたことを特徴とする指針位置検出機
    構。
  6. 【請求項6】 モーター駆動回路によりステップモータ
    ーを駆動し、輪列を介して指針等の表示部材を回転させ
    て時刻等の表示を行なう電子時計において、前記輪列を
    構成する歯車の歯形の一部に噛み合い負荷を増大させる
    べき負荷増大部を少なくとも2箇所形成すると共に、前
    記噛み合い負荷が増大したことを検出する負荷検出回路
    と、該負荷検出回路からの出力信号に基づき前記少なく
    とも2箇所の負荷増大部のパターンを検出するパターン
    検出回路とを設けたことを特徴とする指針位置検出機
    構。
JP1431892U 1991-03-08 1992-02-18 指針位置検出機構 Expired - Lifetime JP2547357Y2 (ja)

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JP3-20318 1991-03-08
JP2031891 1991-03-08
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JPH04130098U JPH04130098U (ja) 1992-11-30
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