JP4957407B2 - 指針式電子時計、およびその運針制御方法 - Google Patents

指針式電子時計、およびその運針制御方法 Download PDF

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本発明は、所定の駆動間隔で運針する少なくとも2つ以上の指針を備えた指針式電子時計、およびその運針制御方法に関する。
従来、複数の地域の時刻を表示可能な、いわゆるデュアルタイム表示式の指針式時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、文字板の外周に沿って設けられて、時針および分針により12時間制で時刻を表示する時刻表示部分と、文字板内の9時方向に設けられて、24時針により24時間制で時刻を表示する24時表示部分と、を備えた多軸の指針式電子時計である。この指針式電子時計では、例えば時刻表示部分に旅行先などの現地時間(ローカルタイム)を表示させ、24時表示部分に母国時刻(ホームタイム)を表示させるなどして、デュアルタイム表示が可能な構成が採られている。
上記特許文献1では、ホームタイムを指示する24時表示部分には分針が設けられていないが、近年、デュアルタイム表示が可能な時計において、ローカルタイムおよびホームタイムを表示させる各時刻表示部分に、それぞれ時針および分針を設けた時計も提案されている。この場合、ローカルタイムを指示する時針および分針を駆動するステップモータと、ホームタイムを指示する時針および分針を駆動するステップモータとを設け、各分針は1分を1ステップで駆動していた。つまり、各指針を同じ駆動間隔(1ステップの駆動間隔が1分間隔)で駆動していた。
特開平10−186061号公報
ところで、本発明者は、ローカルタイムおよびホームタイムを表示させる各時刻表示部分のうち、小さな表示指針(例えばホームタイムを表示する指針)は、分針を1ステップ/分つまり1分間隔でステップ運針し、大きな表示指針(例えばローカルタイムを表示する指針)は、分針を例えば12ステップ/分として5秒間隔で運針させ、各時刻表示部の指針の駆動間隔(運針間隔)を異ならせたものを開発した。
このような構成によれば、大きな表示指針においては、秒針が設けられていなくても、分針の位置で秒の値が、おおよそ把握できる利点がある。
しかしながら、このような構成の電子時計では、大きな表示指針の時刻を基準として、小さな表示指針の時刻を設定、修正などする場合、大きな表示指針の針の取付精度の影響も加味され、大きな表示指針で指示される時刻を正しく読み取れず、小さな表示指針に誤った時刻を設定してしまうおそれがあるという問題がある。例えば、大きな表示指針でローカルタイムを表示し、小さな表示指針でホームタイムを表示している際に、実際のローカルタイム時刻が9分55秒であったが、指針の取付精度などの影響でローカルタイム時刻を10分00秒と読み取って、ホームタイム表示指針を10分に修正した場合、誤った時刻に修正してしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みて、正確に時刻を設定可能な指針式電子時計、および運針制御方法を提供することを目的とする。
本発明の指針式電子時計は、第一ステッピングモータおよび第二ステッピングモータと、前記第一ステッピングモータにより駆動される第一指針と、前記第二ステッピングモータにより駆動される第二指針と、前記第一指針に対応する第一時刻表示目盛および前記第二指針に対応する第二時刻表示目盛を備える文字板と、前記第一指針および前記第二指針の運針状態を、少なくとも通常運針モードおよび前記第二指針の指針位置を修正する第二指針修正モードのいずれかに切替可能なモード切替手段と、前記各指針の駆動を制御する運針制御手段と、を具備し、前記運針制御手段は、前記通常運針モードでは、前記第一指針を第一駆動間隔で運針させ、前記第二指針を前記第一駆動間隔よりも大きい第二駆動間隔で運針し、前記モード切替手段により、前記第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を、前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で運針させることを特徴とする。
この発明によれば、運針制御手段は、モード切替手段により運針状態が第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、第一指針の指針位置を第二指針の駆動間隔に対応する基準時間単位の目盛位置に移動させる制御をするとともに、第一指針を第二駆動間隔で運針させる制御をする。
例えば、通常運針モードにおいて、第一指針が第一ステッピングモータにより5秒間隔で1ステップずつ運針されて12ステップで1分の目盛分(回転角度6度)だけ運針され、第二指針が第二ステッピングモータにより1分間隔で1ステップずつ運針されて1ステップで1分の目盛分だけ運針される指針式電子時計において、第一指針が例えば9分45秒を示す指針位置に位置し、モード切替手段により第二指針修正モードに切り替えられた場合、運針制御手段は、次のような制御をする。
すなわち、運針制御手段は、第一指針を第二駆動間隔に対応する基準時間単位である1分単位の位置に移動させる。例えば、第一指針が第一時針および第一分針で構成され、第一時刻表示目盛が1分毎の分表示目盛を備えて構成されている場合、第一分針を各分表示目盛の位置(00秒位置)に移動させる。その後、運針制御手段は、第一指針および第二指針を第二駆動間隔である1分間隔で運針させる制御をする。
これにより、第二指針修正モードにおいて、第一指針が第二駆動間隔に対応する基準単位の指針位置(例えば1分毎の分表示目盛の目盛位置)に移動され、第一指針および第二指針の双方が第二駆動間隔で駆動されるため、第一指針が5秒間隔で運針されている場合に比べて、正確な指針位置を容易に読み取ることができる。
したがって、第二指針の指針位置を第一指針の指針位置に基づいて修正する際に、第一指針の指針位置の誤認による誤修正を防止することができ、かつ第一指針および第二指針が同じ駆動間隔で駆動されている状態で第二指針を修正できるため、第一指針に基づく第二指針の時刻修正を正確にかつ容易に実施することができる。
また、本発明の指針式電子時計では、前記運針制御手段は、前記モード切替手段により前記運針状態が前記第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、第一指針を反時計回り方向に移動させた際に最初に位置する前記第一時刻表示目盛の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で時計回り方向に運針させることが好ましい。
この発明によれば、運針制御手段は、第一指針を第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、第一指針を反時計回り方向に移動させた際に最初に位置する指針位置まで反時計回り方向に移動させる制御をする。例えば、通常運針モードにおいて、第一指針が5秒間隔でステップ運針され、第二指針が1分間隔で運針される指針式電子時計において、第一指針が例えば9分45秒を示す指針位置に位置している場合、運針制御手段は、運針状態が第二修正モードに切り替わったことを認識すると、第一指針を反時計回り方向に移動させて9分00秒を示す指針位置に移動させる。その後、運針制御手段は、内部カウンタの分が桁上がりして10分になった時点で第一指針および第二指針が第二駆動間隔(1分間隔)で運針されるため、第一指針も10分を指示する指針位置に移動させる。
これにより、第二指針修正モードに切り替わった際に、第一指針が現在の時刻を明確に示す指針位置に移動されるため、第一指針の誤認をより確実に防止できる。また、第一指針を時計回り方向に移動させる場合では、第二修正モードに切り替わった後の最初の指針桁上げ処理が実施された際に、時刻のずれをなくすために、第一指針を移動させずに第二指針のみを移動させ、その後の指針桁上げ処理において、第一指針および第二指針を同一駆動間隔で移動させるなど、煩雑は処理が必要となる。これに対して、上記発明では、第一指針が反時計回り方向に移動されているため、最初の指針桁上げ処理の実施時から第一指針および第二指針を同一駆動間隔で移動させるだけで、時刻のずれなどが発生せず、容易に第一指針および第二指針の運針制御を実施することができる。
さらに、本発明の指針式電子時計では、第二指針を移動させる旨の操作内容を入力可能な操作部と、前記操作部の操作状態に応じて、前記第二指針を移動させる制御をする修正制御部と、を備え、前記第二指針は、前記運針制御手段による第二駆動間隔での運針制御、および前記修正制御部による前記操作部の操作状態に対応する移動制御により移動されて指針位置が修正されることが好ましい。
この発明によると、第二指針は、第二指針修正モードにおいて、前記運針制御手段による第二駆動間隔での運針制御、および前記修正制御部による前記操作部の操作状態に対応する移動制御により、所定の指針位置に移動される。すなわち、本発明の指針式電子時計は、第二指針修正モードにおいて、第二指針の通常運針モードの運針を維持し、かつ修正制御部の制御に対応した分だけ第二指針を移動させる制御をする。これにより、第一指針が運針中に第二指針を修正でき、第一指針の時刻を常時確認しながら修正できるとともに、第二指針は第一指針とともの同じ駆動間隔で運針され続けるため、操作部では各指針のずれ量のみを加算して修正すればよく、修正操作が容易になる。したがって、例えば第一指針でローカルタイムを表示させ、第二指針でホームタイムを表示させる、いわゆるデュアルタイム表示式の指針式電子時計などにおいて、ローカルタイムとホームタイムとの時差分を修正する際に、例えば秒単位のずれを防止することができ、時刻修正を正確かつ容易に実施できる。
そして、本発明の指針式電子時計では、時間をカウントする内部カウンタを備え、
前記運針制御手段は、前記モード切替手段により前記運針状態が前記第二指針修正モードから前記通常運針モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を前記第一駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、前記内部カウンタにてカウントされる時間に対応した指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第一駆動間隔で時計回り方向に運針させることが好ましい。
この発明によれば、指針式電子時計は時間をカウントする内部カウンタを備えている。そして、第二指針修正モードから通常運針モードに切り替えられるなどして、第二指針修正モードが終了すると、運針制御手段は、第一指針を第一駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、内部カウンタにてカウントされる時間に対応した指針位置まで時計周り方向に移動させる制御をする。
例えば、通常運針モードにおいて、第一指針が5秒間隔でステップ運針され、第二指針が1分間隔で運針される指針式電子時計において、第一指針が例えば10分を示す指針位置に位置し、例えば内部カウンタが10分30秒以上10分35秒未満をカウントしている際に、モード切替手段により第二指針修正モードから通常運針モードに運針状態が切り替えられると、運針制御手段は、第一指針を時計回り方向に移動させて10分30秒を示す指針位置に移動させる。その後、運針制御手段は、内部カウンタが5秒をカウントする時点で第一指針を第一駆動間隔(5秒)で運針させる。
これにより、第二指針修正モードから通常運針モードなどに切り替わった際に、第一指針により例えば秒単位の現在の時刻を示すことが可能となり、現在時刻のより詳細な時刻を表示させることができる。この時、第一指針は、内部カウンタに対応した指針位置に移動されるため、第二指針修正モードから通常運針モードに切り替わった際に、時刻がずれるなどの不都合がなく、正確な時間を表示させることができる。
また、本発明の指針式電子時計では、前記第一指針は、第一時針および第一分針を備え、前記第二指針は、第二時針および第二分針を備え、前記第一時刻表示目盛は、1分毎の分表示目盛を備えて構成され、前記運針制御手段は、前記通常運針モードにおいて、前記第一駆動間隔として1/n分間隔(nは正の整数)に設定して前記第一指針を1/n分間隔でステップ運針し、前記第二駆動間隔として1分間隔に設定して第二指針を1分間隔でステップ運針し、前記第二指針修正モードにおいて、前記第一分針を1分間隔の目盛位置に移動させた後、前記第一指針を1分間隔で運針させることが好ましい。
この発明によると、例えば、n=12に設定されている場合、第一指針は1/12分=5秒間隔で運針されるため、分針の位置で秒の値も把握できる。また、第二指針修正モードでは、第一分針は1分間隔の目盛位置に移動され、第二分針とともに1分間隔で運針されるため、第一指針の指示を正確に読み取ることができ、この第一指針の指示に基づいて第二指針を容易にかつ正確に修正できる。
そして、本発明の運針制御方法は、第一ステッピングモータおよび第二ステッピングモータと、前記第一ステッピングモータにより駆動される第一指針と、前記第二ステッピングモータにより駆動される第二指針と、前記第一指針に対応する第一時刻表示目盛および前記第二指針に対応する第二時刻表示目盛を備える文字板と、を具備し、前記第一指針および前記第二指針の運針状態を、少なくとも通常運針モードおよび前記第二指針の指針位置を修正する第二指針修正モードのいずれかに切替可能で、前記運針状態に対応して前記各指針の駆動間隔が制御される指針式電子時計の運針制御方法であって、前記第一指針および前記第二指針の運針状態が通常運針モードから第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を、前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で運針させる制御をすることを特徴とする。
この発明では、上記発明と同様に、第二指針を第一指針の指針位置に基づいて修正する場合に、第一指針が第二駆動間隔に対応する基準単位の指針位置に移動され、かつ第一指針および第二指針の双方が第二駆動間隔で駆動される。これにより、第一指針が示す時刻が確認しやすくなり、指針位置の読み誤りなどの不都合を防止できる。したがって、第二指針の指針位置を第一指針の指針位置に基づいて修正する際に、第一指針の指針位置の誤認による誤修正を防止することができ、第二指針の正確な時刻修正の実施を支援することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る指針式電子時計を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る指針式電子時計における通常運針モードにおける時刻表示を示す平面図である。
図2は、前記実施の形態の指針式電子時計の概略構成を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態の指針式電子時計100は、外装ケース10と、この外装ケース10の内部に格納される時計本体20(図2参照)と、を備えている。
外装ケース10は、例えば略筒状の胴部、この胴部の両端側に設けられて該胴部を挟持する風防および裏蓋を備えている。風防は、例えばガラスなどの透明基材により形成され、内部に設けられる文字板13が外部から視認可能な構成となっている。また、外装ケース10の胴部には、例えば径方向に突出するリューズ11、および設定ボタン12が設けられている。
リューズ11は、外装ケース10の径方向に対して進退自在に設けられる。このリューズ11は、外装ケース10からの出没状態に応じて、複数(本実施の形態では3段階)のスイッチング信号を後述の制御部25に出力する。例えば、リューズ11は、最も外装ケース10側に没入した状態(基準位置状態:RM0)、基準位置状態から1段階だけ外径方向に引き出された状態(第一引出位置状態:RM1)、第一引出位置状態RM1からさらに1段階外径方向に引き出された状態(第二引出位置状態:RM2)に移動可能に設けられ、それぞれ移動位置に応じたスイッチング信号を制御部に出力する。
設定ボタン12は、外装ケース10の径方向に対して進退自在に設けられ、例えばばねなどの図示しない付勢部材により径外方向に付勢されている。この設定ボタン12は、例えば時刻の修正など、時計の各種設定を変更する際に操作されるボタンであり、例えば押下操作回数に応じた操作信号を制御部25に出力する。
なお、本実施の形態では、外装ケース10の径方向に対して進退自在に設けられるリューズ11や設定ボタン12を例示するが、例えば回転自在に設けられ、回転角度に応じた操作信号を出力する操作つまみなど、その他の駆動方式の操作部を設ける構成などとしてもよい。また、これらの操作部の数もこれに限られず、例えばリューズ11と複数の設定ボタン12を有するものであってもよく、例えばリューズ11が進退自在かつ回転自在に設けられて設定ボタン12の機能をも有する構成などとしてもよい。
また、外装ケース10内には文字板13が設けられている。文字板13は、第一時刻表示目盛131と、第二時刻表示目盛132とを備えている。
第一時刻表示目盛131は、文字板13の外周に略沿って形成され、外周を60分割する分表示目盛を備えている。なお、分表示目盛のうち、外周を12分割する位置の目盛は、他の目盛よりも長く形成され、時表示目盛としても兼用されている。また、時表示目盛に対応して、各時間を表示する例えば「1,2,3・・・12」といった時間表示部が設けられる構成としてもよい。
第二時刻表示目盛132は、図1に示すように、文字板13の中心と外周縁との間に設けられている。具体的には、文字板13の中心に対して6時方向に位置に設けられている。この第二時刻表示目盛132には、例えば円形に形成される枠の内周部を例えば12分割した12時間制の目盛が配置されている。なお、第二時刻表示目盛132に、1周で24時間を表示可能な24時間制目盛が配置される構成などとしてもよい。
なお、第二時刻表示目盛132は、図1に示すように、第一時刻表示目盛131の6時の方向に設けられる場合に限らず、例えば文字板13の中心に対して9時方向等、その他の位置に設けられていてもよい。
また、文字板13と外装ケース10の風防との間には、第一指針14および第二指針15が配置されている。
第一指針14は、文字板13の第一時刻表示目盛131の中心に配置された回転軸に接続された第一分針141および第一時針142を備えており、第二指針15に比べて大きな表示指針とされている。
第一分針141および第一時針142は、通常の時計と同様に、第一ステッピングモータ21(図2参照)からの駆動力が伝達される第一駆動伝達部23(図2参照)に連結され、互いに連動して回転駆動される。
また、第一指針14の第一分針141および第一時針142は、1/12分すなわち5秒の駆動間隔(第一駆動間隔)でステップ運針される。なお、第一時刻表示目盛131の各分目盛間の中心角は360度/60=6度であるため、第一分針141は第一ステッピングモータ21の1ステップで6度/12=0.5度だけ回転される。また、第一時針142は、1時間で30度、つまり1分で0.5度回転されるため、第一ステッピングモータ21の1ステップで0.5度/12だけ回転される。
第二指針15は、文字板13の第二時刻表示目盛132の中心に配置された回転軸に接続された第二分針151および第二時針152を備えており、第一指針14に比べて小さな表示指針とされている。
第二分針151および第二時針152も、通常の時計と同様に、第二ステッピングモータ22(図2参照)からの駆動力が伝達される第二駆動伝達部24(図2参照)に連結され、互いに連動して回転駆動される。
また、第二指針15の第二分針151および第二時針152は、1分の駆動間隔(第二駆動間隔)でステップ運針される。なお、第二分針151は第二ステッピングモータ22の1ステップで360度/60=6度だけ回転され、第二時針152は30度/60=0.5度だけ回転される。
従って、第二駆動間隔(1分)は第一駆動間隔(5秒)よりも大きく設定されている。
上記のような構成の本実施の形態の指針式電子時計100では、第一時刻表示目盛131および第一指針14、第二時刻表示目盛132および第二指針15により、それぞれ異なる地域における現在時刻を表示させる、いわゆるデュアルタイム表示が可能となる。例えば、旅行などにより旅先での時刻を第一時刻表示目盛131および第一指針14によりローカルタイムとして表示させ、故郷である本国の時刻を第二時刻表示目盛132および第二指針15によりホームタイムとして表示させるなどの使用が可能となる。
そして、外装ケース10の内部における、裏蓋および文字板13の間には、時計本体20が配設されている。この時計本体20は、図2に示すように、第一指針14を駆動する第一ステッピングモータ21と、第二指針15を駆動する第二ステッピングモータ22と、これらステッピングモータ21、22の駆動力をそれぞれ第一指針14および第二指針15に伝達する第一駆動伝達部23および第二駆動伝達部24と、制御部25とを備えている。
第一ステッピングモータ21は、制御部25に電気的に接続され、制御部25から入力される制御信号に基づいて、所定の駆動間隔で所定の駆動力を発生させ、第一駆動伝達部23にこの駆動力を伝達する。例えば、第一ステッピングモータ21は、制御部25から入力される制御信号に基づいて、第一分針141を5秒毎に0.5度駆動させる駆動力を発生させ、第一駆動伝達部23に伝達させる。
第一駆動伝達部23は、複数のギア群から構成され、これらのギア群を介して第一ステッピングモータ21からの駆動力を、第一指針14の第一分針141を保持する軸部および第一時針142を保持する軸部に伝達する。この駆動力により軸部が所定の駆動間隔で所定角度だけ回転駆動し、第一指針14の第一分針141および第一時針142を所定の角度だけ回転させる。
第二ステッピングモータ22は、第一ステッピングモータ21と略同様の構成を有している。すなわち、第二ステッピングモータ22は、制御部25に電気的に接続され、制御部25から入力される制御信号に基づいて、所定の駆動間隔で所定の駆動力を発生させ、第二駆動伝達部24にこの駆動力を伝達する。例えば、第二ステッピングモータ22は、制御部25から入力される制御信号に基づいて、第二分針151を1分毎に6度駆動させる駆動力を発生させ、第二駆動伝達部24に伝達させる。
第二駆動伝達部24は、複数のギア群から構成され、これらのギア群を介して第二ステッピングモータ22からの駆動力を、第二指針15の第二分針151および第二時針152を保持する各軸部に伝達する。この駆動力により軸部が所定の駆動間隔で所定角度だけ回転駆動し、第二指針15の第二分針151および第二時針152を所定の角度だけ回転させる。
制御部25は、例えば、時計本体20の内部の制御回路により構成され、指針式電子時計100全体の動作を制御する。この制御部25は、リューズ位置検出部251と、スイッチ検出部252と、モード切替手段としてのモード切替制御部253と、修正制御部254と、間隔制御部255と、第一指針駆動制御部256と、第二指針駆動制御部257と、を備えている。なお、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257により、本発明の運針制御手段が構成される。
リューズ位置検出部251は、リューズ11の位置を検出し、リューズ11の位置に応じた位置検出信号をモード切替制御部253に出力する。
スイッチ検出部252は、設定ボタン12の押下状態を検出し、設定ボタン12が押下されたことを検出すると、押下状態に応じた所定の押下認識信号を修正制御部254に出力する。例えば、スイッチ検出部252は、設定ボタン12が押下された回数や、設定ボタン12が押下された時間に応じた押下認識信号を修正制御部254に出力する。
モード切替制御部253は、リューズ位置検出部251から入力された検出信号に基づいて、リューズ位置に対応するモード信号を修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256および第二指針駆動制御部257に出力する。具体的には、モード切替制御部253は、リューズ位置検出部251からリューズ11が基準位置状態RM0に位置している旨の検出信号が入力されたことを認識すると、修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に通常運針に対応する駆動間隔にて第一指針14および第二指針15を駆動させる(通常運針モード)旨のモード信号を出力する。また、モード切替制御部253は、リューズ位置検出部251からリューズ11が第一引出位置状態RM1に位置している旨の検出信号が入力されたことを認識すると、修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に、第二指針15の修正を実施する(第二指針修正モード)旨のモード信号を出力する。さらに、リューズ位置検出部251からリューズ11が第二引出位置状態RM2に位置している旨の検出信号が入力されたことを認識すると、修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に、第一指針14の修正を実施する(第一指針修正モード)旨のモード信号を出力する。
修正制御部254は、スイッチ検出部252から入力される押下認識信号に基づいて、第一指針駆動制御部256および第二指針駆動制御部257に、時刻を修正する旨の時刻修正信号を出力する。例えば、修正制御部254は、スイッチ検出部252から押下認識信号が1回入力されると、1分時刻を進ませる旨の時刻修正信号を出力し、スイッチ検出部252から、設定ボタン12が例えば1秒以上長押しされている旨の押下認識信号が入力されたことを認識すると、押下認識信号が入力され続ける間、順次分針を進ませる旨の時刻修正信号を出力する。
また、この時、修正制御部254は、モード切替制御部253にから入力されるモード信号に基づいて、第二指針修正モードに対応するモード信号が入力された場合には、第二指針駆動制御部257に、第一指針修正モードに対応するモード信号が入力された場合には、第一指針駆動制御部256に、それぞれ時刻修正信号を出力する。
間隔制御部255は、モード切替制御部253から入力されるモード信号に基づいて、第一指針14の駆動間隔を第一駆動間隔および第二駆動間隔に切り替える駆動間隔設定信号を第一指針駆動制御部256に出力する。
具体的には、第二指針修正モードに対応するモード信号が入力された場合には、間隔制御部255は、まず、第一指針駆動制御部256に第一分針141の指針位置の位置補正を実施する旨の第一指針補正信号を出力し、その後、第一指針14の駆動間隔を第二駆動間隔(1分)に切り替える駆動間隔設定信号を出力する。
一方、それ以外のモード信号が入力された場合には、間隔制御部255は、第一指針14の駆動間隔を第一駆動間隔(5秒)に切り替える駆動間隔設定信号を出力する。
第一指針駆動制御部256は、第一ステッピングモータ21に印加するパルス信号を制御し、第一指針14の運針を制御する。
第二指針駆動制御部257は、第二ステッピングモータ22に印加するパルス信号を制御し、第二指針15の運針を制御する。
なお、各第一指針駆動制御部256、第二指針駆動制御部257は、それぞれ内部カウンタを備えている。
ここで、各内部カウンタは、少なくとも秒カウンタおよび分カウンタを備えている。
秒カウンタは、例えば水晶振動子などの基準振動子からの基準信号に基づいて秒をカウントする。例えば基準振動子から1Hzの基準信号が出力されている場合、その信号60カウントつまり60秒でループするカウンタである。
また、分カウンタは、1Hzの基準信号を60回係数したところで1カウントし、60カウント、すなわち60分でループするカウントである。なお、秒カウンタが60カウントするごとに秒カウンタから分カウンタに信号を出力して分カウンタをカウントアップさせてもよい。
第二指針駆動制御部257は、内蔵された内部カウンタの分カウンタが1カウントアップする間隔つまり1分間隔で第二ステッピングモータ22にパルス信号を出力し、第二ステッピングモータ22を第二駆動間隔(1分間隔)で駆動し、第二指針15を1分間隔でステップ運針する。
また、モード切替制御部253からのモード信号によって、第二指針修正モードに設定された状態で、修正制御部254から設定ボタン12の操作に応じた指針修正信号が入力されると、第二指針駆動制御部257は、分カウンタを修正時間分カウントアップし、カウントアップに対応するパルス信号を第二ステッピングモータ22に出力して第二指針15を移動させる。
従って、第二指針駆動制御部257は、第二指針修正モードにおいては、1分間隔での通常のステップ運針に加えて設定ボタン12による操作分の指針移動制御を行うことで、第二指針15の位置を修正している。
第一指針駆動制御部256は、間隔制御部255からの駆動間隔設定信号によって第一駆動間隔に設定されている場合には、内蔵する秒カウンタが1Hzの基準パルス信号を5カウントする毎に、すなわち5秒間隔で第一ステッピングモータ21にパルス信号を出力し、第一ステッピングモータ21を第一駆動間隔(5秒間隔)で駆動し、第一指針14を5秒間隔でステップ運針する。
また、モード切替制御部253からのモード信号によって、第一指針修正モードに設定された状態で、修正制御部254から設定ボタン12の操作に応じた指針修正信号が入力されると、第一指針駆動制御部256は、分カウンタを修正時間分カウントアップし、カウントアップに対応するパルス信号を第一ステッピングモータ21に出力して(1分カウントアップする毎に、12ステップ分のパルス信号を早送りして)第一指針14を移動させる。
従って、第一指針駆動制御部256は、第一指針修正モードにおいては、設定ボタン12による操作分の指針移動制御を行うことで、第一指針14の位置を修正している。
一方、第一指針駆動制御部256は、間隔制御部255からの駆動間隔設定信号によって第二駆動間隔に設定されている場合(第二指針修正モード時)には、第二指針駆動制御部257と同じく、内蔵された内部カウンタの分カウンタが1カウントアップつまり1分間隔で第一ステッピングモータ21にパルス信号(12ステップ分のパルス信号を早送り)を出力し、第一ステッピングモータ21を第二駆動間隔(1分間隔)で駆動し、第一指針14を1分間隔でステップ運針する。この場合、第一指針14および第二指針15は共に1分間隔で同期してステップ運針する。
なお、各内部カウンタには、時カウンタも設け、時カウンタおよび分カウンタが各時針および分針に連動するように構成してもよい。
〔指針式電子時計の動作〕
次に、上記したような指針式電子時計100の動作について、図面に基づいて説明する。
図3は、前記実施の形態の指針式電子時計における第二指針修正モードにおける時刻表示を示す平面図である。
図4は、本実施の形態の指針式時計の第一指針の運針動作を示すフローチャートである。
図5は、本実施の形態の指針式時計の第二指針の運針動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、指針式電子時計100における第一指針14の運針動作では、リューズ11の移動状態によりそれぞれ異なる運針処理を実施する。
すなわち、指針式電子時計100では、リューズ11が移動されると、リューズ位置検出部251からモード切替制御部253に所定の検出信号が入力される。また、モード切替制御部253は、入力された検出信号により、リューズ11がどの位置に移動されたかを認識し、時計のモード選択処理を実施する。
第一指針駆動制御部256は、第一指針14の運針制御が開始されると、まず、リューズ11が第一引出位置状態RM1に移動されたか否かを判定する(ステップS101)。すなわち、リューズ11が第一引出位置状態RM1に移動され、リューズ位置検出部251からリューズ11が第一引出位置状態RM1に移動された旨の検出信号がモード切替制御部253に入力されると、モード切替制御部253は、第二指針修正モードに対応するモード信号を修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に出力する。この場合、制御部25は、ステップS101で「YES」と判定する。
ステップS101で「YES」と判定されると、間隔制御部255は、制御部25を構成する制御回路内に設けられる図示しないメモリに記録されているフラグ情報(Aフラグと称す)を認識する。ここで、このAフラグには、第一分針141が第二分針151の駆動間隔(本実施の形態では1分)に対応した指針位置、すなわち1分間隔の目盛位置(毎正分の位置)に移動されている場合には「1」が入力され、第一分針141が第一時刻表示目盛131における分表示目盛間に位置するなど、毎正分に位置していない場合には、「0」が入力される。
そして、制御部25は、このAフラグに、第一分針141の位置補正を実施した旨の1が記録されているか否かを判断する(ステップS102)。
このステップS102において、制御部25は、Aフラグに1が記録されていない、すなわち、第一分針141の位置補正が実施されていないと判断すると、間隔制御部255にて第一指針駆動制御部256に第一分針141を最も近接する正分まで反時計回り方向に移動させる旨の第一指針補正信号を出力させる。
第一指針駆動制御部256は、間隔制御部255から入力されるこの第一指針補正信号が入力されると、第一ステッピングモータ21に所定の駆動パルス電圧を印加して、第一分針141を第二分針151の駆動間隔に対応する分表示目盛、すなわち最も近接する正分まで反時計回り方向に移動させる制御をする。例えば、第一分針141が図1に示すように、9分30秒を示す指針位置に位置する場合には、図3に示すように、第一分針141を、9分00秒を示す指針位置まで移動させる(ステップS103)。
このステップS103の後、制御部25は、Aフラグに1を記録し、すなわち、第一分針141が補正された旨のフラグ情報をメモリに記録する(ステップS104)。
一方、ステップS102において、Aフラグに1が記録されている場合、制御部25の間隔制御部255は、第一指針14の駆動間隔を第二駆動間隔(1分)に切り替える駆動間隔設定信号を第一指針駆動制御部256に出力する。
これにより、第一指針駆動制御部256は、入力された駆動間隔設定信号に基づいて、第二駆動間隔(1分)毎に第一ステッピングモータ21に印加するパルス信号を制御して第一指針14を運針させる制御をする。
すなわち、第一指針駆動制御部256は、内蔵された内部カウンタの分カウンタが1カウントアップしたか否かを判断する(ステップS105)。そして、このステップS105において、第一指針駆動制御部256は、分カウンタが1カウントアップした場合に、第一ステッピングモータ21にパルス信号を出力し、第一ステッピングモータ21を第二駆動間隔(1分間隔)で駆動して第一指針14を1分間隔でステップ運針させる。この時、第一指針駆動制御部256は、第一分針141を12ステップ分早送り駆動させ、第一分針141を1分毎に6度時計回り方向に回転させる(ステップS106)。
この後、例えばリューズ11が基準位置状態RM0に移動されるなどして、第二指針修正モードが終了すると、間隔制御部255は、Aフラグに0を記録するとともに、第一指針駆動制御部256の内部カウンタの秒カウンタにてカウントされている秒に対応した指針位置に第一指針14を戻す旨の第一指針補正信号を出力する。そして、第一指針駆動制御部256は、この第一指針補正信号に基づいて、第一分針141を移動させる。例えば、第一分針141が10分00秒を示す指針位置にする状態で、リューズ11が基準位置状態RM0に移動され、この時、秒カウンタが30秒をカウントしていた場合、第一指針駆動制御部256は、第一指針14を10分30秒に対応する指針位置に移動させる。
また、間隔制御部255は、第一指針駆動制御部256に、第一指針14の駆動間隔を第一駆動間隔(5秒)に切り替える駆動間隔設定信号を出力する。これにより、第一指針駆動制御部256は、秒カウンタが5カウントアップした場合に、第一ステッピングモータ21にパルス信号を出力し、第一ステッピングモータ21を第一駆動間隔(5秒間隔)で駆動して第一指針14を5秒間隔でステップ運針させる。
また、ステップS101において、制御部25は、「NO」と判定した場合、リューズ11が基準位置状態RM0に移動されたか否かを判定する(ステップS107)。すなわち、リューズ11が基準位置状態RM0に移動され、リューズ位置検出部251からリューズ11が基準位置状態RM0に移動された旨の検出信号がモード切替制御部253に入力されると、モード切替制御部253は、通常運針モードに対応するモード信号を修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に出力する。この場合、制御部25は、ステップS107で「YES」と判定する。
そして、このステップS107において、「YES」と判定されると、間隔制御部255は、メモリに記録されているAフラグおよび後述するBフラグに0を記録し(ステップS108、ステップS109)、フラグ情報をリセットする。
この後、第一指針駆動制御部256は、通常運針モードに対応する運針制御処理を実施する。
すなわち、第一指針駆動制御部256は、AフラグおよびBフラグが0であることを認識すると、第一駆動間隔(5秒)毎に第一ステッピングモータ21に印加するパルス信号を制御して第一指針14を運針させる制御をする。すなわち、第一指針駆動制御部256は、内蔵された内部カウンタの秒カウンタが5カウントアップしたか否かを判断する(ステップS110)。そして、このステップS110において、第一指針駆動制御部256は、秒カウンタが5カウントアップした場合に、第一ステッピングモータ21にパルス信号を出力し、第一ステッピングモータ21を第一駆動間隔(5秒間隔)で駆動して第一指針14を5秒間隔でステップ運針する。この時、第一指針駆動制御部256は、第一分針141を1ステップ分駆動させ、第一分針141を5秒毎に0.5度時計回り方向に回転させる(ステップS111)。
そして、ステップS107において、「NO」と判定された場合、すなわち、リューズ11が第二引出位置状態RM2まで引き出された際に出力される検出信号がモード切替制御部253にて認識された場合、モード切替制御部253は、第一指針修正モードに対応するモード信号を、修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に出力する。
また、制御部25は、第一指針修正モードに対応するモード信号の入力を認識すると、メモリに記録されたフラグ情報(Bフラグと称す)を認識する。ここで、このBフラグには、第一分針141が第二分針151の駆動間隔(本実施の形態では1分)に対応した指針位置、すなわち正分に移動されている場合には例えば1が入力され、第一分針141が例えば第一時刻表示目盛における分表示目盛間に位置するなど、正分に位置していない場合には、0が入力されている。
そして、制御部25は、Bフラグに、第一分針141の位置を補正した旨の1が記録されているか否かを判断する(ステップS112)。
このステップS112において、制御部25は、Bフラグが0であると判断した場合、間隔制御部255にて、第一分針141を最も近接する正分まで時計回り方向に移動させる旨の第一指針補正信号を第一指針駆動制御部256に出力させる。
第一指針駆動制御部256は、間隔制御部255からこの第一指針補正信号が入力されると、第一ステッピングモータ21に所定の駆動パルス電圧を印加して、最も近接する正分まで時計回り方向に移動させる制御をする。例えば、第一分針141が9分30秒を示す指針位置に位置する場合には、第一分針141を、10分00秒を示す指針位置まで移動させる(ステップS113)。
この後、間隔制御部255は、メモリのBフラグに、第一分針141の指針位置を補正した旨の1を記録する(ステップS114)。
一方、ステップS112において、制御部25は、Bフラグが1であると判断した場合、第一指針駆動制御部256に第一指針14の時刻修正処理を実施させる。
すなわち、制御部25のスイッチ検出部252は、設定ボタン12の押下状態を認識し、押下認識信号を修正制御部254に出力する(ステップS115)。また、修正制御部254は、押下認識信号に基づいて、時刻修正信号を第一指針駆動制御部256に出力する。
そして、第一指針駆動制御部256は、修正制御部254からの時刻修正信号の入力を認識すると、時刻修正信号に対応した分だけ第一分針141を進ませる制御をする。例えば、第一指針駆動制御部256は、設定ボタン12をm回押下された旨の時刻修正信号が入力されると、第一ステッピングモータ21を制御して、第一分針141を12ステップ分(6度)早送り運針させる処理をm回実施する(ステップS116)。
なお、この第一指針修正モードでは、第一指針駆動制御部256は、内部カウンタによる運針制御を実施せず、内部カウンタの秒カウンタを0カウントにリセットした状態に保つ。そして、リューズ11が移動されるなどして、第一指針修正モードが終了されると、第一指針駆動制御部256は、内部カウンタのカウントに基づいて、第一指針14を運針させる制御をする。
次に、第二指針15の運針動作について、説明する。
図5に示すように、指針式電子時計100のリューズ11が移動されると、リューズ位置検出部251は、モード切替制御部253に所定の検出信号を出力する。また、モード切替制御部253は、入力された検出信号により、リューズ11がどの位置に移動されたかを認識し、時計のモード選択処理を実施する。
第二指針駆動制御部257は、リューズ11が第一引出位置状態RM1に移動されたか否かを判定する(ステップS201)。すなわち、リューズ11が第一引出位置状態RM1に移動され、リューズ位置検出部251からリューズ11が第一引出位置状態RM1に移動された旨の検出信号がモード切替制御部253に入力されると、モード切替制御部253は、第二指針修正モードに対応するモード信号を修正制御部254、間隔制御部255、第一指針駆動制御部256、および第二指針駆動制御部257に出力する。この場合、制御部25は、ステップS201で「YES」と判定する。
この後、制御部25のスイッチ検出部252は、設定ボタン12の押下状態を判断し(ステップS202)、設定ボタンが押下されたことを認識すると、押下状態に応じた押下認識信号を修正制御部254に出力する。
また、修正制御部254は、ステップS202にて設定ボタン12の押下が認識され、押下状態に応じた押下認識信号がスイッチ検出部252から入力されると、時刻修正信号を第二指針駆動制御部257に出力する。
第二指針駆動制御部257は、修正制御部254からの時刻修正信号の入力を認識すると、時刻修正信号に対応した分だけ第二分針151を進ませる制御をする。例えば、第二指針駆動制御部257は、設定ボタン12をm回押下された旨の時刻修正信号が入力されると、第二ステッピングモータ22を制御して、第二分針151を1ステップ分(6度)運針させる処理をm回実施する(ステップS203)。
また、第二指針駆動制御部257は、ステップS202にて設定ボタン12が押下されない場合、第二指針駆動制御部257は、第二駆動間隔(1分)で第二指針15の運針制御を実施する。すなわち、第二指針駆動制御部257は、内蔵された内部カウンタの分カウンタが1カウントアップしたか否かを判断する(ステップS204)。そして、このステップS204において、第二指針駆動制御部257は、分カウンタが1カウントアップした場合に、ステップS203の処理を実施し、第二分針151を1ステップ分駆動させ、第二分針151を1分毎に6度時計回り方向に回転させる。
また、ステップS201において、制御部25が「NO」と判定した場合、リューズ11が基準位置状態RM0に移動されたか否かを判定する(ステップS205)。このステップS205において、リューズ11が基準位置状態RM0に移動されたと判定された場合、第二指針駆動制御部257は、ステップS204の処理を実施し、すなわち、1分毎に第二時針152を運針させる制御をする。
一方、ステップS205において、リューズ11が第二引出位置状態RM2に移動された旨の検出信号がモード切替制御部253に入力された場合、第二指針駆動制御部257は、内部カウンタによる運針制御を実施せず、内部カウンタの秒カウンタを0カウントにリセットした状態に保つ。そして、リューズ11が移動されるなどして、第一指針修正モードが終了されると、第二指針駆動制御部257は、内部カウンタのカウントに基づいて、第二指針15を運針させる制御をする。
〔指針式電子時計の作用効果〕
上述したように、上記指針式電子時計100では、モード切替制御部253は、リューズ11が第二指針15の修正に対応する第一引出位置状態RM1に移動された旨の検出信号が認識されると、修正制御部254および間隔制御部255に第二指針修正モードに対応するモード信号を出力する。そして、間隔制御部255は、この第二指針修正モードに対応するモード信号を認識すると、第一分針141を第二分針の駆動間隔に対応する指針位置、すなわち正分に移動させる制御をし、第一指針14の駆動間隔を第二駆動間隔(1分)に切り替える駆動間隔設定信号を第一指針駆動制御部256に出力する。そして、第一指針駆動制御部256は、第一分針141を、第二分針151の駆動間隔と同一間隔で移動させる制御をする。
このため、第一分針141の指針位置を基準にして第二指針15の時刻修正を実施する際に、第一分針141が正分を示す位置に移動されるので、操作者が第一分針141が指す時刻を読み誤って、第二分針151を誤った時刻に修正してしまうなどの不都合を防止することができ、正確に第二指針の時刻修正処理を実施することができる。特に、第一指針14が示す時刻をローカルタイム、第二指針15が示す時刻をホームタイムとして、デュアルタイム表示の時計として利用する場合、ホームタイムの時刻をローカルタイムに基づいて設定する際、ローカルタイムの読み誤りによる時刻修正ミスを防止でき、正確にホームタイムの時刻修正を実施することができる。
また、通常運針モードでは、第一指針14を第一駆動間隔(5秒)で駆動させるので、秒針がなくとも秒単位での時刻を表示させることができる。
また、間隔制御部255は、モード切替制御部253から第二指針修正モードに対応したモード信号の入力を認識すると、第一指針駆動制御部256に、第一分針141を第二分針151の駆動間隔に対応した指針位置、すなわち最も近接する正分まで反時計回り方向に移動させる旨の第一指針補正信号を出力する。そして、第一指針駆動制御部256は、この第一指針補正信号に基づいて、第一分針141の指針位置を補正する。例えば、第一分針141が9分30秒である場合には、9分00秒の指針位置に第一分針141を移動させる制御をする。
このため、リューズ11を第一引出位置状態に移動させると、操作者が現在時刻を確認しやすい正分に第一分針141を反時計回り方向に移動させるので、第一分針141の誤認などをより確実に防止することができ、より正確な時刻修正を支援することができる。また、第二指針修正モードにおいて、第一指針14および第二指針15の双方を1分毎に運針させる制御をすればよいので、これらの第一指針14および第二指針15の運針制御が複雑化しないので、簡単な構成で運針制御を実施することができる。
さらに、第二指針修正モードが終了すると、間隔制御部255は、第一分針141を内部カウンタにてカウントされる秒に対応する指針位置に移動させる旨の第一指針補正信号を第一指針駆動制御部256に出力し、第一指針駆動制御部256はこの第一指針補正信号に基づいて、内部カウンタのカウンタ値を認識し、第一分針141をカウンタ値に対応する指針位置に移動させる制御をする。
このため、第二指針修正モードが終了すると、第一分針141が、通常運針モードにおける第一分針141の駆動間隔に対応する所定位置に戻されて、通常運針モードに対応する駆動間隔で運針駆動される。したがって、第一指針14にて正確な時間を表示させることができ、第二修正モードから通常運針モードに復帰した際の時刻ずれなどの不都合を防止できる。
また、第二指針修正モードにおいて、第二指針15は、間隔制御部255により1分毎に運針制御されるとともに、修正制御部254の制御により設定ボタン12の押下状態に対応した時刻修正が実施される。すなわち、第二指針15は、設定ボタン12が押下されない状態でも運針が継続される。このため、第二指針15の運針制御が停止することがないので、第一指針14との時刻ずれを防止することができる。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、第二指針修正モードにおいて、第二指針15の駆動が停止され、例えばリューズ11を基準位置状態RM0に移動させるなどすることで、再び第二指針15が駆動する構成としてもよい。
また、第二指針修正モードにおいて、第一指針14を最も近接する正分まで反時計回り方向に移動させるとしたが、例えば第一指針14を最も近接する正分まで時計回り方向に移動させる構成としてもよい。この場合、最初の桁上げ動作(第一駆動制御信号に基づく運針)では、第一指針14を移動させず、次回の桁上げ動作から第一指針14を移動させる構成とすることで、時刻ずれを防止することができる。
さらに、リューズ11は、3段階に切り替え可能に設けられているが、これに限定されない。例えば2段階のみの移動が可能な構成、4段階以上の移動が可能な構成としてもよい。また、2段階の移動が可能なリューズ11を複数設ける構成などとしてもよい。設定ボタン12においても同様に、押下寸法に応じて2段階以上に押下状態を切り替え可能な構成としてもよく、複数の設定ボタン12が設けられる構成などとしてもよい。
そして、上記実施の形態では、第一分針141の駆動間隔が5秒、第二分針151の駆動間隔が1分とされる指針式電子時計100を例示したが、例えば、第一分針141の駆動間隔が10秒、第二分針151の駆動間隔が30秒である指針式電子時計であってもよく、その他、第一分針141および第二分針151の駆動間隔が異なり、第一指針14を基準として第二指針15の時刻を修正する指針式電子時計であれば本発明を適用できる。
また、上記実施の形態では、第一指針14にてローカルタイムを表示し、第二指針15にてホームタイムを表示するデュアルタイム表示式の指針式電子時計100を例示したが、これに限定されない。例えば、第二指針15がアラーム時間を表示する時計であり、第一指針14に基づいて第二指針15のアラーム時間を設定する構成などにおいても本発明を適用することができ、その他、第一指針14に基づいて、第二指針15の時刻表示を修正する構成の指針式電子時計であれば、いかなる構成にも適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、上述した各機能がハードウェアである制御回路部に組み込まれて構成された例を示したが、例えば、上記機能を有するプログラムをメモリなどに読み出し可能に記録させて、演算手段である例えばCPUなどに読み込ませて上記処理を実施させる構成としてもよく、いずれの形態としても利用できる。なお、プログラムや別途記録媒体から読み取らせる構成とすることにより、上述したように取扱が容易で、利用の拡大が容易に図れる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
本発明の一実施の形態に係る指針式電子時計における通常運針モードにおける時刻表示を示す平面図である。 前記実施の形態の指針式電子時計における第二指針修正モードにおける時刻表示を示す平面図である。 前記実施の形態の指針式電子時計の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態の指針式時計の第一指針の運針動作を示すフローチャートである。 本実施の形態の指針式時計の第二指針の運針動作を示すフローチャートである。
符号の説明
14…第一指針、15…第二指針、100…指針式電子時計、141…第一分針、151…第二分針、253…モード切替手段としてのモード切替制御部、255…運針制御手段を構成する間隔制御部、256…運針制御手段を構成する第一指針駆動制御部、257…運針制御手段を構成する第二指針駆動制御部。

Claims (6)

  1. 第一ステッピングモータおよび第二ステッピングモータと、
    前記第一ステッピングモータにより駆動される第一指針と、
    前記第二ステッピングモータにより駆動される第二指針と、
    前記第一指針に対応する第一時刻表示目盛および前記第二指針に対応する第二時刻表示目盛を備える文字板と、
    前記第一指針および前記第二指針の運針状態を、少なくとも通常運針モードおよび前記第二指針の指針位置を修正する第二指針修正モードのいずれかに切替可能なモード切替手段と、
    前記各指針の駆動を制御する運針制御手段と、
    を具備し、
    前記運針制御手段は、
    前記通常運針モードでは、前記第一指針を第一駆動間隔で運針し、前記第二指針を前記第一駆動間隔よりも大きい第二駆動間隔で運針させ、
    前記モード切替手段により、前記第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を、前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で運針させる
    ことを特徴とする指針式電子時計。
  2. 請求項1に記載の指針式電子時計であって、
    前記運針制御手段は、前記モード切替手段により前記運針状態が前記第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、第一指針を反時計回り方向に移動させた際に最初に位置する前記第一時刻表示目盛の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で時計回り方向に運針させる
    ことを特徴とする指針式電子時計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の指針式電子時計であって、
    第二指針を移動させる旨の操作内容を入力可能な操作部と、
    前記操作部の操作状態に応じて、前記第二指針を移動させる制御をする修正制御部と、を備え、
    前記第二指針は、前記運針制御手段による第二駆動間隔での運針制御、および前記修正制御部による前記操作部の操作状態に対応する移動制御により移動されて指針位置が修正される
    ことを特徴とする指針式電子時計。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の指針式電子時計であって、
    時間をカウントする内部カウンタを備え、
    前記運針制御手段は、前記モード切替手段により前記運針状態が前記第二指針修正モードから前記通常運針モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を前記第一駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置のうち、前記内部カウンタにてカウントされる時間に対応した指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第一駆動間隔で時計回り方向に運針させる
    ことを特徴とする指針式電子時計。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の指針式電子時計であって、
    前記第一指針は、第一時針および第一分針を備え、
    前記第二指針は、第二時針および第二分針を備え、
    前記第一時刻表示目盛は、1分毎の分表示目盛を備えて構成され、
    前記運針制御手段は、
    前記通常運針モードにおいて、前記第一駆動間隔として1/n分間隔(nは正の整数)に設定して前記第一指針を1/n分間隔でステップ運針し、前記第二駆動間隔として1分間隔に設定して第二指針を1分間隔でステップ運針し、
    前記第二指針修正モードにおいて、前記第一分針を1分間隔の目盛位置に移動させた後、前記第一指針を1分間隔で運針させる
    ことを特徴とする指針式電子時計。
  6. 第一ステッピングモータおよび第二ステッピングモータと、前記第一ステッピングモータにより駆動される第一指針と、前記第二ステッピングモータにより駆動される第二指針と、前記第一指針に対応する第一時刻表示目盛および前記第二指針に対応する第二時刻表示目盛を備える文字板と、を具備し、前記第一指針および前記第二指針の運針状態を、少なくとも通常運針モードおよび前記第二指針の指針位置を修正する第二指針修正モードのいずれかに切替可能で、前記運針状態に対応して前記各指針の駆動間隔が制御される指針式電子時計の運針制御方法であって、
    前記第一指針および前記第二指針の運針状態が通常運針モードから第二指針修正モードに切り替えられたことを認識すると、前記第一指針を、前記第二駆動間隔に対応した基準時間単位の指針位置に移動させた後、前記第一指針を前記第二駆動間隔で運針させる制御をする
    ことを特徴とする運針制御方法。
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