JP2600132B2 - アナログ多機能多針時計 - Google Patents

アナログ多機能多針時計

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JP2600132B2
JP2600132B2 JP60271993A JP27199385A JP2600132B2 JP 2600132 B2 JP2600132 B2 JP 2600132B2 JP 60271993 A JP60271993 A JP 60271993A JP 27199385 A JP27199385 A JP 27199385A JP 2600132 B2 JP2600132 B2 JP 2600132B2
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裕 鈴木
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の技術分野〕 本発明はアナログ多機能多針時計の針の表示方式に関
するものである。
〔発明の概要〕
本発明はアナログ多機能多針時計において、通常時刻
を表示する時針,分針,秒針以外の副針が通常時刻モー
ド及びそれ以外のモードで違うものの表示を可能にし
て、例えば多機能時計においては必要不可欠な日付及び
曜日の情報を通常時刻モード時の副針で表示することに
より、構造上においても又デサイン上においてもシンプ
ルなアナログ多機能多針時計を実現しようとしたもので
ある。
〔従来の技術〕 従来のアナログ多機多針時計の副針は、特開昭59−56
185のように多機能モード時、例えばクロノグラフモー
ド時やタイマーモード時のみその針が動き時間表示等を
していたが、通常時刻モード時にはリセツトされ0(ゼ
ロ)位置を指すだけで何の表示もしないものであった。
またアナログ多機能多針における付加機能の一つである
日付及び曜日の情報を提供する機能を備えたものは、日
車及び曜車とよばれる専用部品を時計ムーブメントに取
付け、文字板にはその表示専用の窓を設けるという構造
であった。
〔発明が解決しようとする問題点及び目的〕
しかし前述の従来技術では、アナログ多機能多針時計
ということであっても、通常時刻モード時には副針が0
位置にリセツトされたままで、なんらごく一般のアナロ
グ時計とかわりがなく、副針が何の役目も果たしていな
い。またアナログ多機能多針時計において日付及び曜日
機能を備えたものでは、日車及び曜車と呼ばれる専用部
品を時計ムーブメントに取付けなければならないため、
普通の時計に比べてムーブメント厚みの厚い多機能多針
時計がさらに厚くなってしまう。また、それを表示させ
るために文字板等に専用の窓を設けなければならないた
め、デザイン的にも多針時計の美しさが損われてしまう
という数多くの問題点を有している。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは通常時刻モード及びそれ以外の
モードで違うものの表示を可能にすること、例えばその
副針が通常時刻モードでは多機能時計においては必要不
可欠な日付及び曜日の情報を表示することで構造的にも
またデザイン的にもシンプルなアナログ多機能多針時計
を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は通常時刻の時、分、秒を表示する主針以外に
副針をもったアナログ多機能多針時計において、前記副
針が通常時刻モード及びそれ以外のモードにおいてそれ
ぞれ異なった表示を可能にすることでアナログ多機能多
針時計を構造的デザイン的にシンプルにすることを特徴
とする。
〔作用〕
本発明によれば、従来では通常時刻モード時に使われ
ていなかったアナログ多機能多針時計の副針に例えば日
付及び曜日表示機構等を設けることで、そのモード時に
も副針の多機能表示を利用して構造的デザイン的にシン
プルなものを可能にしたことである。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は本発明によるアナログ多機能多針時計の一例を
示す平面図である。1,2,3は主針と呼ばれるいわゆるど
のモードであっても常に通常時刻を表示する時計、分
針、秒針である。4は多機能モード時、例えばクロノグ
ラフモード時あるいはタイマーモード時等の秒針とな
り、通常時刻モード時は0位置にリセツトされている。
したがって4は通常時刻モード時は0位置に止まってお
り、多機能モード時では動いていることから今現在のモ
ードが通常時刻モードなのか多機能モードなのかを見わ
ける手段としても使用可能である。またこの場合、その
表示針を3にしても構わない。すなわち通常時刻を表示
する時針、分針、秒針を1,2,4として、通常時刻モード
用秒針と多機能モード用秒針とを入れかえることも可能
である。5は通常時刻モード時は、日付を表示し多機能
モード時では、30分間計測用針となる。また6は通常時
刻モード時は曜日を表示し、多機能モード時では7時間
計測用針となる。またAはモード切換ボタンでボタンを
押すことで通常時刻モードから多機能モードへまた多機
能モードから通常時刻モードへ切換ることができる。B
は多機能用のスタートストツプボタン、Cは多機能用の
リセツトボタン、Dは通常用の日付曜日及び時刻修正用
の巻真である。
次にこの時計の機能及び操作による針の動きについて
の説明をする。この時計のムーブメントには通常時刻表
示用の主針である1,2,3の針を動かすのに1つのモータ
と、副針の4,5,6の針を動かすのにそれぞれ1つずつの
モータが組み込まれ、計4つのモータがIC回路からの駆
動信号によって動くしくみになっている。したがって通
常時は1,2,3の時分針と5,6の日付曜日針とはメカ的には
連動されないため、電気的な同期がとられる必要があ
る。その方式として、1つには電池組込時にICの内部で
記憶される時刻と取付針の指す時刻を一致させておき、
その後の時分針修正はすべてIC回路からの駆動パルスに
よる電子修正で行なうこと、もう1つは針位置検出機構
を設け時分針の位置検出により日付及び曜日を表示する
モータを動かすための駆動パルスをICから送り出す方式
であり、この例においてはいずれの方式でもまたその他
の方式においても構わない。修正方式は例えばボタンD
を1段ひいて5,6の針の修正,2段ひいて1,2の針の修正等
が考えられる。またこの例においては6の針は14分割さ
れているため、通常時刻モードでは曜日針は1日に1回
2ステツプのICからの駆動パルスで動く。これは5の針
が30分間計測用針のため、多機能モードでは30分1ステ
ップ運針の7時間計測用とするためである。また通常時
刻モードからボタンAで多機能モードにすることによ
り、5,6の針はICからの電気的な駆動パルスによって0
位置に左回り又は右回りでリセツトされ、例えばクロノ
グラフやタイマー等の計測準備完了状態となる。そして
ボタンBを押すことによりスタートし、4の針が1秒ス
テツプ運針の60秒針、5の針が1分ステツプ運針の30分
計、6の針が30分ステツプ運針の7時間計となり、例え
ばクロノグラフやタイマーの機能としての7時間計測ま
での使用が可能になる。ここで5の針は日付表示のため
31分割されているので多機能モード時においては、1分
ステツプ運針で30の目盛まで針がいくと次のパルスを2
パルス出して1の目盛のところへ行くようにICの駆動パ
ルスを設定しておく。この設定のしかた、すなわち2パ
ルスを出すタイミングであるが、これもICの内部で記憶
されるものと取付針の指す位置との関係を前述したもの
と同様な方式によって一致させることが可能となる。同
じような考え方で第2図のごとく、通常時の曜日表示針
7を20分割することで多機能モード時には10時間計測ま
で可能とすることもできる。この場合の通常モード時の
土曜から日曜にかわる時に駆動パルスを8パルス出して
針が日曜を指すようにICを設定しておく。計測を止める
にはもう一度ボタンBを押す。次にCのボタンを押すこ
とで4,5,6の針を電気的にICから駆動パルスを出し左回
り及び右回りで0位置をリセツトすることができ、再び
計測可能状態となる。またAのモード切換ボタンを押す
と5,6の針が以前の通常モード時に指していた日にちと
曜日を指して止まる。モード切換ボタンAは多機能モー
ド計測時に押された場合、それが優先され計測がキヤン
セルされても、また計測が続けられ計測中はボタンAの
操作は無効になるというどちらでも構わない。またこの
カレンダー機構は従来のアナログウオツチとは異なり、
その動きをICからの駆動パルスによっているため、ICに
何年間かのカレンダーを記憶させておくことで、大の
月、小の月及びうるう年等の修正不要な万年カレンダー
とすることも可能である。さらに多機能モード用の針の
1つをなくすことでモータ数を1つ減らしても、またモ
ータを1つ増やして1秒以下の計測ができるようにする
ことも可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によればアナログ多機能多針
時計において、その副針が通常時刻モード及びそれ以外
のモードにおいてそれぞれ異なった表示を可能にするこ
とで、例えば通常時刻モードでは全く意味をもっていな
かった副針に多機能時計では必要不可欠な日付及び曜日
の情報を提供する機能をもたせることが可能となる。そ
してそのカレンダー機構は、デジタル時計のそれと同様
ICに何年間かのカレンダーを記憶させておくという簡単
な方法で万年カレンダーとすることができるため、現在
のアナログ時計ではほとんど普及されていない万年カレ
ンダー化を容易にすることが可能となる。さらに万年カ
レンダー化されることでカレンダーが修正不要となるた
め、多機能時計においては致命的な欠点であった操作性
を向上させることもできる。また従来の日付及び曜日付
アナログ時計のように日車や曜車等専用部品を取付ける
ことでそのムーブメント厚みを厚くしたり、文字板にそ
の表示のため窓を設け文字板デザインの美しさを損わせ
ることなしに日付及び曜日の情報を提供することを可能
にするという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ本発明のアナログ多機能多針
時計の一実施例を示す平面図 1……通常時刻時針 2……通常時刻分針 3……通常時刻秒針(または多機能用60秒計測針) 4……多機能用60秒計測針(または通常時刻秒針) 5……通常用日付針及び多機能用30分計測針 6……通常用曜日針及び多機能用7時間計測針 7……通常用曜日針及び多機能用10時間計測針 A……モード切換ボタン B……多機能用スタート・ストツプボタン C……多機能用リセツトボタン D……通常時刻モード日付曜日修正及び時刻修正用巻真

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常時刻の時,分,秒を表示する主針以外
    に副針を持ったアナログ多機能多針時計において、 少なくとも1つの副針と、 主針および前記副針をそれぞれ駆動する複数のモータ
    と、 通常時刻モードとそれ以外のモードを記憶しており、前
    記各モータに前記各モードに応じた駆動信号を与える駆
    動信号発生手段と、 前記各モードの選択を前記駆動信号発生手段に指示する
    切換手段とを具備し、 前記駆動信号発生手段は、前記切換手段の指示に基づい
    て、前記各モータごとに前記駆動信号を変化させること
    により、前記副針に通常時刻モードとそれ以外のモード
    においてそれぞれ異なった表示を行わせることを特徴と
    するアナログ多機能多針時計。
JP60271993A 1985-12-03 1985-12-03 アナログ多機能多針時計 Expired - Lifetime JP2600132B2 (ja)

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