JP3052311B2 - 電子修正機能付電子時計 - Google Patents

電子修正機能付電子時計

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JP3052311B2
JP3052311B2 JP01097178A JP9717889A JP3052311B2 JP 3052311 B2 JP3052311 B2 JP 3052311B2 JP 01097178 A JP01097178 A JP 01097178A JP 9717889 A JP9717889 A JP 9717889A JP 3052311 B2 JP3052311 B2 JP 3052311B2
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    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
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    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C9/00Electrically-actuated devices for setting the time-indicating means
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子時計の電子修正の技術に関する。
〔従来の技術〕
従来のアナログ表示式の電子修正機能付電子時計の連
続的な電子修正の方法は、押しボタンスイッチの押し続
け操作等により、指針を一定速度で修正する方法が一般
的であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の電子修正の方法では、指針の修正速度
が一定であるため、修正速度を早めに設定した場合に
は、指針を目的の位置で停止させるのが困難であり、修
正速度を遅めに設定した場合は目的の位置が元の位置か
ら遠い場合に修正に時間がかかるという欠点を有してい
た。
そこで本発明は、このような欠点を除去するもので、
その目的とするところは、容易でかつ、す早い電子修正
機能を持ったアナログ表示式電子修正機能付電子時計を
提供するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、モ
ータドライバーにより駆動されて指針を駆動するステッ
プモータと、押しボタンスイッチ部と、時刻、アラーム
の設定、タイマーの設定時間または指針の基準位置など
を前期押しボタンスイッチ部の操作状態に応じて電子的
に連続修正するに際し、前記押しボタンスイッチ部の操
作時間に伴う前記ステップモータの駆動パルス数に応じ
て前期指針の運針速度を増加または減少させるように予
め定めた運針パターンに沿って段階的に増加または減少
させるべく生成制御信号を出力する制御手段と、前記生
成制御信号に基づいて分周比が制御されるプログラマブ
ル分周器から出力され前記ステップモータの運針速度基
準信号を速度基準とした修正駆動制御信号を生成し前記
モータドライバーに出力する修正信号作成回路と、を備
えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加え
て、前記制御手段は、時刻または、アラームの設定時刻
または、タイマーの設定時間または、指針の基準位置な
どの修正を、正逆両方向に行うべく前記生成制御信号を
出力することを特徴とすることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明に加え
て、前記制御手段は、時刻または、アラームの設定時刻
または、タイマーの設定時間または、指針の基準位置な
どの連続修正を行うに際し、前記運針速度の変化を3段
階以上とし、前記指針の速度変化が視覚的に連続に見え
るように、前記連続修正を行うときの運針速度と前記ス
テップモータに出力されるパルス数との予め定められた
関係に基づいて前記生成制御信号を出力することことを
特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明に加え
て、前記制御手段は、時刻または、アラームの設定時刻
または、タイマーの設定時間または、指針の基準位置な
どの連続修正を行う場合に、直前の設定修正運針速度に
対して2倍または1/2倍の設定修正運針速度を経由して
最終的な連続修正時の運針速度を得るに際し、さらに前
記直前の設定修正運針速度から前記経由すべき設定修正
運針速度の間における中間段階の設定速度である中間設
定修正速度を用いて段階的に移行させるべく、前記生成
制御信号を出力することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明に加え
て、前記制御手段は、前記連続修正を行うに際し、指針
の速度変化が視覚的に連続に見えるように、時刻また
は、アラームの設定時刻または、タイマーの設定時間ま
たは、指針の基準位置などの連続修正を行うときの運針
速度と該運針速度で前記ステップモータに出力されるパ
ルス数との予め定められた関係に基づいて、前記生成制
御信号を出力することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明に加え
て、前記制御手段は、時刻または、アラームの設定時刻
または、タイマーの設定時間または、指針の基準位置な
どの連続修正の運針速度の変化のパターンを正転と逆転
で変化させるべく、前記生成制御信号を出力することを
特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明に加え
て、デジタル表示機能を備えたことを特徴としている。
[作用] 請求項1記載の発明によれば、制御手段は、時刻、ア
ラームの設定時刻、タイマーの設定時間または指針の基
準位置などを押しボタンスイッチ部の操作状態に応じて
電子的に連続修正するに際し、押しボタンスイッチ部の
操作時間に伴うステップモータの駆動パルス数に応じて
指針の運針速度を増加または減少させるよう予め定めた
運針パターンに沿って段階的に増加または減少させるべ
く生成制御信号を修正信号作成回路に出力する。
修正信号作成回路は、生成制御信号に基づいて分周比
が制御されるプログラマブル分周器から出力されステッ
プモータの運針速度基準信号を速度基準とした修正駆動
制御信号を生成し、モータドライバーに出力する。
モータドライバーは、修正駆動制御信号によりステッ
プモータを駆動し、ステップモータは指針を駆動する。
従って、指針の運針速度は、押しボタンスイッチ部の操
作時間に伴って予め定めた運針パターンに沿って段階的
に増加または減少されることになる。
請求項2の発明によれば、請求項1記載の発明の作用
に加えて、制御手段は、時刻または、アラームの設定時
刻または、タイマーの設定時間または、指針基準位置な
どの修正を、正逆両方向に行うべく生成制御信号を修正
信号作成回路に出力する。
請求項3の発明によれば、請求項1記載の発明の作用
に加えて、制御手段は、時刻または、アラームの設定時
刻または、タイマーの設定時間または、指針基準位置な
どの連続修正を行うに際し、前記運針速度の変化を3段
階以上とし、指針の速度変化が視覚的に連続に見えるよ
うに、前記連続修正を行うときの運針速度と前記ステッ
プモータに出力されるパルス数との予め定められた関係
に基づいて生成制御信号を修正信号作成回路に出力す
る。
請求項4の発明によれば、請求項1記載の発明の作用
に加えて、制御手段は、時刻または、アラームの設定時
刻または、タイマーの設定時間または、指針基準位置な
どの連続修正を行うに際し、直前の設定修正運針速度に
対して2倍または1/2倍の設定修正運針速度を経由して
最終的な連続修正時の運針速度を得るに際し、さらに直
前の設定修正速度から経由すべき設定修正運針速度の間
における中間段階の設定速度である中間設定修正速度を
用いて段階的に移行させるべく、生成制御信号を修正信
号作成回路に出力する。
請求項5の発明によれば、請求項1記載の発明の作用
に加えて、制御手段は、連続修正を行うに際し、指針の
速度変化が視覚的に連続に見えるように、時刻または、
アラームの設定時刻または、タイマーの設定時間また
は、指針の基準位置などの連続修正を行うときの運針速
度と該運針速度で前記ステップモータに出力されるパル
ス数との予め定められた関係に基づいて、生成制御信号
を修正信号作成回路に出力する。
請求項6の発明によれば、請求項2記載の発明の作用
に加えて、制御手段は、時刻または、アラームの設定時
刻または、タイマーの設定時間または、指針基準位置な
どの連続修正の運針速度の変化のパターンを正転と逆転
で変化させるべく、生成制御信号を修正信号作成回路に
出力する。
請求項7の発明によれば、請求項1記載の発明の作用
に加えて、デジタル表示を行う。
〔実施例〕
以下に本発明の電子修正機能付電子時計の一例につい
て説明する。
第9図は、本発明の多機能電子時計の一実施例を示す
平面図である。本実施例では4つのステップモータを用
いている。
1は樹脂成形により成る地板であり、2は電池であ
る。3は通常時刻を表示させるためのステップモータA
であり、高透磁材より成る磁心3a、磁心3aに巻かれたコ
イルとその両端を導通可能に末端処理したコイルリード
基盤とコイル枠より成るコイルブロック3b、高透磁材よ
り成るステータ3c、ロータ磁石とからより成るロータ4
により構成されている。また、5、6、7、8はそれぞ
れ、五番車、四番車、三番車、二番車であり、9は日の
裏車、10は筒車である。二番車及び筒車は時計体のセン
ター位置に配置されている。これらの輪列構成により、
時計体のセンター位置に通常時刻の分表示及び時表示を
行なっている。第2図は、この通常時刻時分表示のため
の輪列の係合状態を示した断面図である。図に示した様
に、ロータかな4aは五番歯車5aとかみ合い、五番かな5b
は四番歯車6aとかみ合っている。また、四番かな6bは三
番歯車7aとかみ合い、三番かな7bは二番歯車8aとかみ合
っている。このロータかな4bから二番歯車8aまでの減速
比は1/1800となっており、ロータ4が1秒間に半回転す
ることにより、二番車は3600秒即ち、60分に1回転し、
通常時刻の分表示が可能となる。11は、分表示のために
二番車8先端に嵌合された分針である。また、二番かな
8bは日の裏歯車9aとかみ合い、日の裏かな9bは筒車10と
かみ合っている。二番かな8bから筒車10までの減速比は
1/12となっており、通常時刻の時表示が可能となってい
る。12は、時表示のために筒車10の先端に嵌合された時
針である。また、第9図において、13は時計体の9時方
向の軸上に配置された小秒車であり、ロータ4、五番車
5、小秒車13により輪列構成により、時計体の9時方向
の軸上に通常時刻の秒表示を行なっている。第3図は、
この通常時刻秒表示のための輪列の係合状態を示した断
面図である。図に示した様に、五番かな5bは小秒歯車13
aとかみ合っている。ロータかな4aから小秒歯車13まで
の減速比は1/30となっており、ロータ4が1秒間に180
°回転することにより、小秒車13は60秒に1回転すなわ
ち、1秒間に6°回転し、通常時刻の秒表示が可能とな
る。14は、秒表示のために小秒車13の先端に嵌合された
小秒針である。
第9図において15は、クロノグラフ秒針表示のための
ステップモータBであり、高透磁材より成る磁心15a、
磁心15aに巻かれたコイルとその両端を導通可能に末端
処理したコイルリード基板とコイル枠より成るコイルブ
ロック15b、高透磁材より成るステータ15c、ロータ磁石
とロータかなより成るロータ16により構成されている。
また、17、18、19はそれぞれ1/5秒CG第一中間車、1/5秒
CG第二中間車、1/5秒CG車であり、1/5秒CG車は時計体の
センター位置に配置されている。これらの輪列構成によ
り、時計体のセンター位置にクロノグラフの秒表示を行
なっている。第4図は、このクロノグラフ秒表示のため
の輪列の係合状態を示した断面図である。図に示した様
に、ロータかな16aは1/5CG第一中間歯車17aとかみ合
い、1/5秒CG第一中間かな17bは1/5秒CG第二中間歯車18a
とかみ合っている。また、1/5秒CG第二中間かな18bは1/
5秒CG歯車19aとかみ合っている。このロータかな16aか
ら1/5秒CG歯車19aまでの減速比は1/150となっている。C
MOS−IC20からの電気信号により、ロータ16は1/5秒間に
180°回転する。このため1/5秒CG車は1/5秒間に1.2°即
ち、1秒間に1.2°×5ステップ回転し、1/5秒きざみの
クロノグラフ秒表示が可能となる。21は、クロノグラフ
秒表示のために1/5秒CG車先端にかん合された1/5秒CG針
である。また、1/5秒CG針21は、タイマー時計セットの
ためのタイマーセット針としての機能も兼用している。
このタイマー動作については後に述べる。
27は、クロノグラフの分表示及びタイマー経過時刻秒
表示のためのステップモータCであり、高透磁材より成
る磁心27a、磁心27aに巻かれたコイルとその両端を導通
可能に端末処理したコイルリード基板とコイル枠より成
るコイルブロック27b、高透磁材より成るステータ27C、
ロータ磁石とロータかなよりなるロータ28により構成さ
れている。また、29、30はそれぞれ、分CG中間歯車及び
分CG車であり、分CG車30は時計体の12時方向の軸上に配
置されている。これらの輪列構成により、時計体の12時
方向の軸上にクロノグラフの分表示、及びタイマー経過
時刻の秒表示を行なっている。第5図はこのクロノグラ
フ分表示及びタイマー経過時刻秒表示のための輪列の係
合状態を示した断面図である。図に示した様に、ロータ
かな28aは分CG中間歯車29aとかみ合い、分CG中間かな29
bは分CG歯車30aとかみ合っている。このロータかな28a
から分CG歯車30aまでの減速比は1/30となっている。ク
ロノグラフモードの場合、CMOS−IC2からの電気信号に
より、ロータ28は1分間に360°の割合即ち、180°×2
ステップで回転する。従って、分CG車は1分間で12°即
ち30分間で360°(12°×30ステップ)回転し、30分間
のクロノグラフ分表示が可能となる。31は、クロノグラ
フ分表示のために分CG車先端にかん合さた分CG針であ
る。この分CG針31と前述した1/5秒CG針21との組み合わ
せにより、最小読み取り単位1/5秒、最大計測30分のク
ロノグラフ表示が可能である。次にタイマーモードの場
合であるが、CMOS−IC20からの電気信号により、ロータ
28はクロノグラフモード時とは逆方向に回転する。この
回転は1秒間に180°×1ステップであり、分CG針31は
反時計方向に1秒刻みで回転し、1周60秒のタイマー経
過時間秒表示を行なう。また、この時、ロータ16は、CM
OS−IC20からの電気信号により、クロノグラフモード時
とは逆方向に1分間に180°×5ステップ回転する。従
って1/5秒CG針21は反時計方向に1分間6°の割合で回
転し、タイマー経過時間分表示を行なう。また、タイマ
ー時刻の設定であるが、第7図の第2巻真23が1段目の
状態において、Bスイッチ25を1回押すごとにロータ16
は180°×5ステップ回転し、1/5秒CG針21は6°単位
(目盛上1分単位)で回転し、最大60分までのタイマー
設定時刻を表示する。
第9図32は、アラーム設定時刻表示のためステップモ
ータDであり、高透磁材より成る磁心32a、磁心32aに巻
かれたコイルとその両端を導通可能に端末処理したコイ
ルリード基板とコイル枠より成るコイルブロック32b、
高透磁材より成るステータ32c、ロータ磁石とロータか
なより成るロータ33により構成されている。
また、34、35、36、37はそれぞれAL中間車、AL分車、
AL日の裏車、AL筒車であり、AL分車35及びAL筒車37は時
計体の6時方向の軸上に配置されている。これらの輪列
構成により、時計体の6時方向の軸上にアラーム設定時
刻表示を行なっている。第6図は、このアラーム設定時
刻表示のための輪列の係合状態を示した断面である。図
に示した様に、ロータかな33aはAL中間歯車34aとかみ合
い、AL中間かな34bはAL分歯車35aとかみ合っている。ま
た、AL分かな35bはAL日の裏歯車36aとかみ合い、AL日の
裏かな36bはAL筒車37とかみ合っている。ロータかな33a
からAL分歯車35aまでの減速比は1/30であり、AL分かな3
5bからAL筒車37までの減速比は1/12となっている。ま
た、38はAL分車35先端にかん合されたAL分針であり、39
はAL筒車37先端にかん合されたAL時針である。
第2巻真23が1段目の場合、タイマーセットモードと
なり、Cスイッチ26を1回押すごとにCMOS−IC20からの
電気信号によりロータ33は180°回転する。従って、AL
分針は6°(目盛上1分)、AL時計は0.5°回転する。
これにより、アラーム時刻を1分単位で最大12時間まで
設定できる。また、この時、Cスイッチ26を押し続ける
とAL分針38及びAL時針39は加速的に連続自走し、短時間
でのアラーム時刻設定が可能となる。設定されたアラー
ム時刻と通常時刻が一致するとアラーム音が鳴鐘する。
また、第2巻真23が0段目の場合、アラームオフモード
となり、AL分針38及びAL時針39は通常時刻を表示する。
この場合、ロータ33はCMOS−IC20からの電気信号により
1分毎に180°ステップで回転する。従って、AL分針38
は1分運針を行なう。
なお、本実施例においては、制御手段が指針の絶対位
置を知るための手段がないため、電池交換時等に、クロ
ノグラフ及びタイマーのリセットとを行なった時CGI/5
秒針21及び分CG針31が12時位置に復針できるように、指
針を基準位置に移動させる手動操作(以後、0位置修
正)が必要となる。
CGI/5秒針21の0位置修正は第1巻心が二段目の状態
でAスイッチ24により正転、Bスイッチ25により逆転方
向に行なう。
分CG針の0位置修正は第1巻心が一段目の状態でAス
イッチ24により正転、Bスイッチ25により逆転方向に行
なう。
次に本発明の多機能電子時計の回路構成について説明
する。
第8図に、CMOS−IC20と他の電気素子との回路結線図
を示す。第8図に於いて、2は酸化銀電池(SR927W)、
3bはステップモータAのコイルブロック、15bはステッ
プモータBのコイルブロック、24はAスイッチ、25はB
スイッチ、26はCスイッチ、27bはステップモータCの
コイルブロック、32bはステップモータDのコイルブロ
ック、55及び56はブザー駆動用の素子であり、55は昇圧
コイル、56は保護ダイオード付ミニモールドトランジス
タ、57はCMOS−IC20に内蔵されている定電圧回路の電圧
変動を押えるための0.1μFのチップコンデンサ、58はC
MOS−IC20に内蔵されている発振回路の源振となる超小
型音叉型水晶振動子、46aはかんぬき46の一部分に形成
されたスイッチ、59aは第二オシドリ59の一部分に形成
されたスイッチ、64は第9図には図示されてないが時計
ケースの裏ブタに貼り付けられた圧電ブザーである。
尚、スイッチ24、25、26はプッシュボタンタイプのスイ
ッチであり、プッシュ時にのみ入力できる。またスイッ
チ46aは第1巻真22に連動するスイッチであり、第1巻
真22の1段目でRA1端子と閉じ、2段目でRA2端子と同
じ、通常位置では開くように構成されている。また、ス
イッチ59aは第2巻真23に連動するスイッチであり、第
2巻真23の1段目でRB1端子と閉じ、2段目でRB2端子と
閉じ、通常位置では開くように構成されている。
第1図に、本実施例で用いたCMOS−IC20のブロック図
を示す。第1図に示した様に、CMOS−IC20は、コアCPU
を中心にしてワンチップ上にプログラムメモリ、データ
メモリ、4個のモータドライバ、モータ運針制御回路、
サウンドジェネレータ、インタラプト制御回路等を集積
したアナログ電子時計用のワンチップマイクロコンピュ
ータである。以下、第1図について説明する。
201はコアCPUであり、ALU、演算用レジスタ、アドレ
ス制御レジスタ、スタックポイント、インストラクショ
ンレジスタ、インストラクションデコーダ等で構成され
ており、周辺回路とはメモリマップドI/O方式によりア
ドレスバス(adbus)及びデータバス(dbus)で接続さ
れている。
202は2048word×12bit構成のマスクROMよりなるプロ
グラムメモリであり、ICを動作させるためのソフトウエ
アを格納している。
203はプログラムメモリ202のアドレスデコーダであ
る。
204は112word×4bit構成のRAMからなるデータメモリ
であり、各種計時のためのタイマや各指針の針位置を記
憶するためのカウンタ等に用いられる。
205はデータメモリ204のアドレスデコーダである。
206は発振回路であり、Xin及びXout端子に接続される
音叉型水晶振動子を源振に32768Hzで発振する。
207は発振停止検出回路であり、発振回路206の発振が
停止するとそれを検出し、システムにリセットをかけ
る。
208は第1分周回路であり、発振回路206より出力され
る32768Hz信号φ32Kを順次分周して、16Hz信号φ16を出
力する。
209は第2分周回路であり、第1分周回路208より出力
される16Hz信号φ16を1Hz信号φ1まで分周する。なお、
8Hzから1HZまでの各分周段の状態はソフトウエアにより
コアCPU201内に読み込むことができる。
また、本実施例のICに於いては、時計計時等の処理の
ためのタイムインタラプトTintとして、16Hz信号φ16
8Hz信号φ8、1Hz信号φ1を用いている。タイムインタラ
プトTintは各信号の立下りで発生し、各インタラプト要
因の読み込みとリセット及びマスクはすべてソフトウエ
アにより行なわれ、リセットとマスクについては各要因
ごと個別に行なえるように構成されている。
210はサウンドジェネレータであり、ブザー駆動信号
を形成しAL端子に出力する。ブザー駆動信号の駆動周波
数、ON/OFF、鳴鐘パターンはソフトウエアにより制御す
ることができる。
211はクロノグラフ回路であり、具体的には第10図の
様に構成されており、1/100秒計クロノグラフを構成す
る際に、I/100秒針の運針制御をハードウエアで行ない
ソフトウエアの負荷を著しく軽減することが可能であ
る。
第10図に於いて、2111はクロック形成回路であり、51
2Hz信号φ512からクロノグラフ計測の基準クロックとな
る100Hz信号φ100と、1/100秒針駆動パルスPfを形成す
るための100Hzでパルス幅3.91msのクロックパルスPfcを
形成する。2112は50進のクロノグラフカウンタであり、
ANDゲート2119を通過するφ100をカウントし、制御信号
形成回路2118より出力されるクロノグラフリセット信号
Rcgによりリセットされる。
2113はレジスタであり、制御信号形成回路2118よりス
プリット表示指令信号Spが出力された時にクロノグラフ
カウンタ2112の内容をホールドする。2114は50進の針位
置カウンタであり、1/100秒針駆動パルスPfをカウント
することにより1/100秒針の表示位置を記憶し、制御信
号形成回路2118から1/100秒針の0位置を記憶させるた
めの信号Rhndによりリセットされる。2115は一致検出回
路であり、レジスタ2113と針位置カウンタ2114の内容を
比較し一致している時には一致信号Dtyを出力する。211
6は0位置検出回路であり、針位置カウンタ2114の0を
検出すると0検出信号Dt0を出力する。2117は1/100秒針
運針制御回路であり、1/100秒針動作状態かつクロノグ
ラフ計測期間中はクロノグラフカウンタ2112と針位置カ
ウンタ2114の内容が一致している時にクロックパルスPf
cを通し、スプリット表示時及び計測停止時にはレジス
タ2113と針位置カウンタ2114が一致していない時にクロ
ックパルスPfcを通し、1/100秒針非動作状態でクロノグ
ラフの計測中には針位置カウンタ2125の内容が0以外の
時にクロックパルスPfcを通すように構成されている。2
118は制御信号形成回路であり、ソフトウエアの指令に
より、クロノグラフ計測のスタート/ストップを指令す
るスタート信号St、スプリット表示/スプリット表示解
除を指令するスプリット信号Sp、クロノグラフ計測のリ
セットを指令するクロノグラフリセット信号Rcg、1/100
秒針の0位置を記憶させるための0位置信号Rhnd、及び
1/100秒針の動作/非動作を指令するDrvを形成し出力す
る。尚、1/100秒針駆動はステップモータCのみで可能
である。また、クロノグラフカウンタ2112から出力され
る5Hzのキャリー信号φ5によりクロノグラフインタラプ
トCGintが発生し、ソフトウエアにより1/5秒以降のクロ
ノグラフ計測処理が可能である。
212はモータ運針制御回路であり、具体的には第11図
の様に構成されており、ソフトウエアからの指令に基づ
いて各モータドライバにモータ駆動パルスを出力する。
以下、第11図について説明する。
219はモータ運針方式制御回路であり、各モータの運
針方式をソフトウエアからの指令に従って記憶するとと
もに、正転駆動Iを選択するSa、正転駆動IIを選択する
Sb、逆転駆動Iを選択するSc、逆転駆動IIを選択するS
d、正転補正駆動を選択するSeの各制御信号を形成し出
力する。
220は運針基準信号形成回路であり、具体的には第17
図の様に構成され、ソフトウエアからの指令により運針
用基準クロックCdrvを形成し出力する。
第17図に於いて、2201は3bitのレジスタであり、ソフ
トウエアからの指令(アドレスデコーダ2202の出力信
号)によって、運針用基準クロックCdrvの周波数を決定
するためのデータを記憶する。2203は3bitのレジスタで
あり、プログラマブル分周期2205から出力される運針基
準用クロックCdrvの立下りで、レジスタ2201が記憶して
いるデータをとり込み記憶する。2204はデコーダであ
り、レジスタ2203が記憶するデータに対応して、2、
3、4、5、6、8、10、16の数を2進数の形で出力す
る。2205はプログラマブル分周器であり、第1分周回路
208から出力される256Hz信号φ256を、デコーダ2204か
ら出力される数値をnとすると、1/nに分周し出力す
る。従って、運針基準信号形成回路220は、ソフトウエ
アからの指令によって、運針用基準クロックCdrvの周波
数を128Hz、85.3Hz、64Hz、51.2Hz、42.7Hz、32Hz、25.
6Hz、16Hzの8種類から選択することができる。また、
運針用基準クロックCdrvの周波数変更は、レジスタ2203
にデータがとりこまれた時点でおこななわれ、レジスタ
2203へデータとりこみは運針基準用クロックCdrvに同期
しておこなわれるため、前の周波数faから次の周波数fb
に切り替わる際には、必ず1/faの間隔が確保される。
尚、正転駆動I及び逆転駆動を連結して行なう場合に
は、運針基準用クロックCdrvの周波数は64Hz以下に限定
される。
221は、第1駆動パルス形成回路であり、第12図に示
した正転駆動I用の駆動パルスPaを形成し出力する。
222は、第2駆動パルス形成回路であり、第13図に示
した正転駆動II用の駆動パルスPbを形成し出力する。
223は、第3駆動パルス形成回路であり、第14図に示
した逆転駆動I用の駆動パルスPcを形成し出力する。
224は、第4駆動パルス形成回路であり、第15図に示
した逆転駆動II用の駆動パルスPdを形成し出力する。
225は、第5駆動パルス形成回路であり、補正駆動用
のパルス群Pe(特開昭60−260883に開示されている通常
駆動パルスP1、補正駆動パルスP2、交流磁界検出時パル
スP3、交流磁界検出パルスSP1、回転検出パルスSP2)を
形成し出力する。
226、227、228、229はモータクロック制御回路であ
り、具体的には第22図の様に構成されておりそれぞれス
テップモータA、ステップモータB、ステップモータ
C、ステップモータDの運針パルス数をソフトウエアか
らの指令により制御する。
第16図に於いて、2261は4bitのレジスタであり、ソフ
トウエアにより指令された運針パルス数を記憶する。22
62は4bitのアップカウンタであり、ANDゲート2274を通
過する運針基準クロックCdrvをカウントし、制御信号Sr
esetによりリセットされる。2263は一致検出回路であ
り、レジスタ2261とアップカウンタ2262の内容を比較し
一致した時に一致信号Dyを出力する。2264はオール1検
出回路であり、レジスタ2261の内容がオール1の時にオ
ール1検出信号D15を出力する。2265はモータ駆動パル
ス形成用トリガー信号発生回路であり、NOTゲート2266
及び2267、3入力アンドゲート2268、2入力ANDゲート2
269、2入力ORゲート2270から成り、レジスタ2261にオ
ール1(15)がセットされた時にはそれ以外のデータが
セットされるまで繰り返しモータパルスを出力し続け、
オール1以外のデータがセットされた時にはそのデータ
分だけモータパルスを出力し、次のデータがセットされ
るまでモータパルス出力が停止するように構成されてい
る。2271は双方向スイッチであり、制御信号Sreadが出
力されたときにONし、アップカウンタ2262のデータをデ
ータバスに乗せる。2272は制御信号形成回路であり、ソ
フトウエアからの指令によりレジスタ2261に運針パルス
数をセットするための信号Sset、アップカウンタ2262の
データを読み込むための信号Sread、レジスタ2261及び
アップカウンタ2262をリセットするための信号Sresetを
形成し出力する。
尚、信号Sreadが出力された場合にはNOTゲート2273と
ANDゲート2274により運針基準用クロックCdrvの通過が
禁止される。
この場合、読み込み後には信号Sresetを発生させてレ
ジスタ2261とアップカウンタ2262をリセットする必要が
ある。また、一致検出回路が2263が一致を検出した時
(セットされたパルス数を出力し終えた時)各モータは
モータコントロールインタラプト(Mint)を発生する。
モータコントロールインタラプトが発生した場合には、
ソフトでどのインタラプトが発生したかの読み込むこと
ができ、読み込み後にはリセットすることができる。
230、231、232、233はトリガー形成回路であり、モー
タ運針方式制御回路219から出力される運針方式制御信
号Sa、Sb、Sc、Sd、Seに対応して、モータクロック制御
回路から出力されるトリガー信号Trを221、222、223、2
24、225の各駆動パルス制御回路がモータ駆動パルスP
a、Pb、Pc、Pd、Peを形成するためのトリガー信号Sat、
Sbt、Sct、Sdt、Setとして通過させる。
234、235、236、237はモータ駆動パルス選択回路であ
り、運針方式制御信号Sa、Sb、Sc、Sd、Seに対応して、
各駆動パルス形成回路から出力されるモータ駆動パルス
Pa、Pb、Pc、Pd、Peの中から各ステップモータに必要な
駆動パルスを選択し出力する。以上で第11図の説明を終
わる。
213、214、215、216はモータドライバであり、モータ
駆動パルス選択回路から出力されるモータ駆動パルスを
各々のモータ駆動回路が有する2個の出力端子に交互に
出力し、各ステップモータを駆動する。
217は入力制御及びリセット回路であり、A、B、
C、D、RA1、RA2、RB1、RB2の各スイッチ入力の処理及
びK、T、Rの入力端子の処理を行なう。前記A、B、
C、Dのうちいずれか1つまたはRA1、RA2、RB1、RB2の
うちいずれか1つのスイッチが入力するとスイッチイン
タラプトSwintを発生する。この時のインタラプト要因
の読み込み及びリセットはソフトウエアにより行なわれ
る。尚、各入力端子はVSSにプルダウンされており、オ
ーブン状態ではデータO、VDDに接続された状態でデー
タ1となる。
K端子は仕様切替端子であり、K端子のデータによっ
て2種類の仕様を選択することができる。尚、K端子の
データの読み込みはソフトウエアにより行なう。
R端子はシステムリセット端子であり、R端子がVDD
に接続されるとハードウエアにより、コアCPU、分周回
路、及びその外周辺回路が強制的に初期状態に設定され
る。
T端子はテストモード変換端子であり、RA2端子をVDD
に接続した状態でT端子にクロックを入力することによ
り、周辺回路をテストするための16のテストモードを切
替えることができる。主なテストモードとして、正転I
確認モード、正転II確認モード、逆転I確認モード、逆
転II確認モード、補正駆動確認モード、クロノグラフ1/
100秒確認モード等を有しており、これらの確認モード
に於いては、各モータ駆動パルス出力端子に自動的にモ
ータ駆動パルスが出力される。
システムリセットは、R端子をVDDに接続する方法の
他に、スイッチの同時入力でも行なうことができ、本IC
に於いては、AかCのいずれか1つとB及びRA2の同時
入力があった時と、A、B、Cのいずれか1つとRA2、R
B2の同時入力があった時にハードウエアにより強制的に
システムリセットがかかる様に構成されている。
また、ソフトウエアで処理できるリセット機能とし
て、分周回路リセットと周辺回路リセットがあり、周辺
回路リセットを行なった場合には分周回路もリセットさ
れる。
218はインタラプト制御回路であり、スイッチインタ
ラプト、クロノグラフインタラプト、モータコントロー
ルインタラプトに関して、各々のインタラプトの優先順
位づけ、読み込みが行なわれるまでの記憶、読み込み後
のリセット処理を行なう。
200は定電圧回路であり、VDD−VSS間に印加される電
池電圧(約1.58V)から約1.2Vの低定電圧を形成しVsl端
子に出力する。
以上で第1図についての説明を終わる。
以上詳細に説明してきた様に、CMOS−IC20はステップ
モータの駆動に関して以下の特徴を備えており、多針タ
イプの多機能アナログ電子時計用ICとして非常に優れて
いる。
モータドライバ213、214、215、216を有しており、4
個のステップモータを同時に駆動できる。
運針制御方式制御回路219と駆動パルス形成回路221〜
225とモータ駆動パルス選択回路234〜237を有してお
り、ソフトウエアによって、4個のステップモータそれ
ぞれに3種類の正転駆動と2種類の逆転駆動をさせるこ
とができる。
運針基準信号形成回路220を有しており、ソフトウエ
アによって、各ステップモータの運針速度を自在に変更
することができる。
4個のステップモータそれぞれに対応するモータクロ
ック形成回路226〜229を有しており、ソフトウエアによ
って、各ステップモータの運針パルス数を自在に設定す
ることができる。
第7図は本実施例の多機能電子時計の完成体の外観図
である。第7図及び第24図〜第28図のフローチャートを
もとに、本実施例の仕様及び操作方法について簡単に説
明する。
第7図に於いて、40は外装ケース、41は文字板であ
る。また文字板上において42は通常秒時刻表示部、43は
クロノグラフ分表示及びタイマー経過時間秒表示部、44
はアラーム設定時刻表示部である。
まず、通常時刻であるが、前述した様に毎秒運針する
小秒針14、分針11、時針12により表示される。時刻合わ
せは第1巻真22を2段目に引き出すことにより可能とな
る。この時、第1図に示したおしどり45、かんぬき46に
係合する規正レバー47により四番車6が規正され、ロー
タ4が停止し、小秒針の運針が停止する。この状態で第
1巻真22を回転させれば、つづみ車48、小鉄車50を通し
て日の裏車9に回転力が伝わる。ここで、二番歯車8aは
一定のすべりトルクを有して二番かな8bと結合されてい
るため、四番車6が規正されていても小鉄車50、日の裏
車9、二番かな8b、筒車10は回転する。従って分針11及
び時針12は回転し、任意の時刻に設定することができ
る。
第18図に通常時刻を表示するためのフローチャートを
示す。第18図に示される様に、1Hzインタラプトが入力
すると、スイッチRA2がオフしているか否かを読み込
み、RA2がオフしている場合には、モータ運針方式制御
回路219にステップモータAの正転補正駆動をセット
し、モータクロック制御回路A226に運針数1をセットす
る。スイッチRA2がオン(時刻修正状態)の場合にはモ
ータ駆動を停止し、RA2がオフされた時点で1秒後にモ
ータが駆動されるように分周回路208及び209を瞬時リセ
ットする。
第19図にクロノグラフ機能のフローチャートを示す。
尚、第25図中で用いている“CG"はクロノグラフの略語
である。また“CGスタート”はクロノグラフ計測中かつ
スプリット表示解除状態を表わす。第2巻真23が通常位
置にある時(RB1とRB2がともにオフの時)はクロノグラ
フモードとなり、Aスイッチが入力するたびにクロノグ
ラフ計測のスタートとストップを繰り返す。クロノグラ
フ計測が開始されると、CGインタラプトによりデータメ
モリ204の一部に形成されるCG1/5秒カウンタが+1さ
れ、1/5秒CG針21が1/5秒刻みで運針されるとともに、1/
5秒カウンタが1分をカウントすると、やはりデータメ
モリ204の一部に形成されるCG分カウンタが+1され分C
G針31が1分刻みで運針される。また“CGスタート”時
にBスイッチが入力するとスプリット表示状態となり、
スプリット表示状態でBスイッチが入力すると“CGスタ
ート”となり、1/5秒CG針21と分CG針31は計測時間を表
示するまで早送りされる。またクロノグラフ計測停止状
態でBスイッチが入力すると、クロノグラフ計測がリセ
ットされ各CG針は0位置を表示するまで早送りされる。
尚、早送り運針の方法について、第28図のフローチャー
トに示す。
第20図にタイマー機能のフローチャートを示す。タイ
マー設定時間は1/5秒CG針21により表示される。第2巻
真23が1段目にある時(RB1がオンの時)にはタイマー
モードとなり、タイマーセット状態時Bスイッチが入力
するとタイマーセット時間が1分増加し、1/5秒CG針21
が1分単位(5ステップ)ずつ運針する。この1/5秒CG
針21が示す文字盤41上の目盛がタイマー設定時間を示
し、最大60分までの設定が可能である。タイマーのスタ
ート、ストップはAスイッチ24で行なう。タイマー動作
がスタートすると、分CG針31が反時計方向に1秒毎、1/
5秒CG針21が反時計方向に1分毎運針し、タイマー経過
時間を表示する。また、タイマー1分セット及び最終1
分時は、分CG針31は停止し、1/5秒CG針21が1秒毎の減
算を行ない、最終の3秒前から予告音が鳴鐘し、0秒に
達した時にタイムアップ音が鳴鐘しタイマー動作を終了
する。
第22図に各モータの運針方法のフローチャートを示
す。第22図(a)は運針数が14発以下の場合のモータの
運針方法であり、第22図(b)及び(c)は15発以上の
早送り(128Hz)の運針方法である。尚、図中に用いら
れている“モータパルスレジスタ”は第16図のレジスタ
2261のことである。
次に、本実施例においてアラーム時刻を設定する場合
の動作について説明する。
第21図(a)に示すように、第2巻真が一段目すなわ
ちスイッチRB1がオンの時、Cスイッチ26が押し続けら
れるとCPUからの命令により、モータクロック制御回路D
229のプログラマブル分周器2205に16Hzが設定される。
次にモータ駆動パルス選択回路D237に正転駆動IIが選択
され、最後にトリガー形成回路D233のレジスタ(以後、
モータパルスレジスタ)に15がセットされる。前述のよ
うにモータパルスレジスタに15がセットされた場合に
は、それ以外のデータがセットとされるまでモータパル
スが出力され続けるため、モータドライバD216によって
駆動されるアラーム時分針は次に基準クロックがセット
されるまで16Hzで連続運針する。
モータパルスが15発出力されるとトリガー形成回路D2
33によってコントロールインタラプトが発生する。第21
図(b)に示すようにコントロールインタラプトが発生
すると基準クロックが128Hzに達していない場合にはCPU
からの命令によりプログラマブル分周器2205の基準クロ
ックが1段階増加するため第24図(a)に示すようにモ
ータパルス15発ごとに修正速度を増加させる修正運針方
法(以後、加速修正)が可能となる。このときの修正時
間と修正速度の関係を第26図に示す。修正速度が加速さ
れ自然な操作感覚が得られる。なお、発明者らの実験に
よれば、第24図(a)に示すように、運針速度を2倍に
する前に一旦その中間段階の運針速度にし、一定速度で
ステップモータに出力されるパルス数を15発とすること
により、運針速度の加速を視覚的に連続的に見せること
ができる。また、コントロールインタラプトが発生した
時にはアラーム分針38は修正を開始した時または前回コ
ントロールインタラプトが発生した時から15ステップ運
針しているためアラームセット時刻を15増加させる。
アラームセット時刻の加速修正を停止する場合は、C
スイッチ26をオフすれば、第21図に示すようにCPUから
の命令によりトリガー形成回路D233のアップカウンタ22
62(以後、モータパルスアップカウンタ)が読み込まれ
るためモータパルスの出力が停止する。このときアラー
ム分針38は前回のコントロールインタラプトが発生した
時から読み込み値の分だけ進んでいるため、アラームセ
ット時刻にその値を加算し、その補正を行なう。また、
その後モータパルスレジスタ及びモータパルスアップカ
ウンタのリセットを行なう。
なお、本実施例ではモータパルス15発ごとに運針速度
を増加させたが、この場合は、やや早めの加速感が得ら
れる。モータパルス30発ごとに運針速度を増加させれ
ば、やや遅目の加速感が得られる。この場合も運針速度
は視覚的に連続的に加速するように見える。また、運針
速度の変化のパターンを変えても同様の効果が得られ
る。
次に、本実施例においてCG1/5秒針21の0位置修正を
行なう場合の動作を説明する。
第23図(a)に示すように、第1巻心が二段目すなわ
ちスイッチRA2がオンの時、Aスイッチ24又はBスイッ
チ25が押されるとCPUからの命令により、正転駆動II又
は逆転駆動が選択される。次にモータクロック制御回路
B227のプログラマブル分周器2205に16Hzが設定される。
最後にトリガー形成回路231のモータパルスレジスタ
に15がセットされる。前述のようにモータパルスレジス
タに15がセットされた場合には、それ以外のデータがセ
ットされるまでモータパルスが出力され続けるため、モ
ータドライバB214によって駆動されるCG1/5秒針21は次
に基準クロックがセットされるまで16Hzで連続運針す
る。
モータパルスが15発出力されるとトリガー形成回路B2
31によってコントロールインタラプトが発生する。第23
図(b)に示すようにコントロールインタラプトが発生
すると正転の場合基準クロックが128Hz、逆転の場合基
準クロックが64Hzに達していない場合にはCPUからの命
令によりプログラマブル分周器の基準クロックが1段階
増加するため第24図(a)(正転)、(B)(逆転)に
示すようにモータパルス15発ごとに修正速度を増加さ
せ、かつ、正逆でパターンの異なる加速修正が可能とな
る。
加速修正を停止する場合は、Aスイッチ24又はBスイ
ッチ25をオフすれば、第23図に示すようにCPUからの命
令によりトリガー形成回路B231のモータパルスアップカ
ウンタが読み込まれるためモータパルスの出力が停止す
る。また、その後モータパルスレジスタ及びモータパル
スアップカウンタのリセットを行なう。
上記実施例においては、運針速度の変化は、増加のみ
であったが、例えばアラーム時刻の修正を行なう場合に
は、連続修正中に指針が前回セットしたアラーム時刻の
一時間前程度になったところで、一旦、修正速度を減少
させれば、修正方向が正転一方向のみでも、前回のアラ
ーム時刻よりもわずかに早い時間にアラーム時刻をセッ
トし直すといった操作が容易となる。
運針速度を変化させる駆動回路の他の具体的な構成を
第27図乃至第29図を用いて説明する。
第27図は電子アナログ時計の時刻修正に応用した場合
を示すブロック図である。
このブロック図によれば、311の発振回路により32768
HZの原振を得ることができる。この原振を312の分周回
路により、15分周の後、原振から1HZまでの信号を取り
出すことが可能である。
317のモード選択回路はK1のスイッチ入力により、時
刻時計モードと、時刻修正モードの二つの状態を切り換
えることが可能である。時刻時計モードにあっては、1H
Z信号313の波形生成回路に出力し、時刻修正モードにあ
っては、312の分周回路から16HZの信号を316の修正信号
作成回路に出力し、316の修正信号作成回路は、16HZ信
号の他32HZ、64HZ、128HZの信号を312の分周回路から得
て単発修正信号、早送り修正信号を作成し、313の波形
生成回路へ出力する。
313の波形生成回路は、312の分周回路及び316の修正
信号作成回路からの信号を基に、4msec程度の運針信号
を生成し、314の駆動回路により、315のステッピングモ
ータを駆動する。
第28図は、第27図のK2によるスイッチ入力と316のSA
から出力される信号を表すタイムチャートである。
このタイムチャートによると、時刻修正モードにおい
て、K2のプッシュスイッチの操作により、単発修正信号
がSAから出力される。
K2のプッシュスイッチは1秒以上オン状態を保持する
と、SAから16HZの早送り修正信号が出力され、修正量が
16発を越す毎に、早送り修正信号は、16HZから32HZ、64
HZ、128HZと早送り修正速度を高めていき、最高速の128
HZに達すると、この速度を保持する。K2のプッシュスイ
ッチがオフとなると、早送り修正は停止となる。
第29図は、早送り修正信号を作成する回路である。
S2のスイッチ入力は、通常高レベルを保持し、342の
タイマ回路、343のフリップフロップはリセット状態で
ある。
この時S2のスイッチにより入力された信号は345のAND
回路及び346のNR回路を通過し、SAへ達する。これ
により、SAから単発修正信号が得られる。
S2のスイッチがオン状態を保持している間、342のタ
イマ回路は16HZ信号によりカウントされる。S2のスイッ
チがオン状態を1秒間保持すると、342のタイマはオー
バーフローを発生し、Q4から高レベルが出力される。
343のフリップフロップは、Cの入力端子が低レベル
から高レベルに変化すると、Q、の出力はそれぞれ低
から高レベル、高から低レベルへ変化し、345のAND回路
は閉じる。逆に344のAND回路は開き、339のOR回路から
出力される。早送り基準信号が、344のAND回路346のN
R回路を通過し、SAから出力される。
早送り修正基準信号は、16HZ、32HZ、64HZ、128HZの
いずれかの信号を選択することにより作成される。331
は16HZ、32は32HZ、333は64HZ、34は128HZをそれぞれ選
択するフリップフロップであり、335〜338のAND回路及
び339のR回路により、16HZ、32HZ、64HZ、128HZのい
ずれかの早送り基準信号が選択できる様になっている。
343のフリップフロップにより、早送り修正が一選択
されていない場合、343のは高レベルを保持するた
め、332〜334のフリップフロップは、リセット状態、及
び、331のフリップフロップは、セット状態を保持して
いる。
S2のスイッチ入力が一定時間以上オン状態を保持した
場合、早送り修正が選択され、343のは高レベルから
低レベルに変化し、331〜334のフリップフロップは、リ
セット及びセット解除となる。
339のR回路から出力される早送り基準信号は、128
HZの信号が選択されている時以外、340のAND回路を通過
し、341のカウント回路に入力される。
341のカウントは回路早送り基準信号が16発入力され
る毎に、キャリー出力を行い、331〜334の接続されたフ
リップフロップは1ビットシフトする。尚、カウント回
路16のキャリー出力を出力するためのカウント数は前述
の例のように15発でもよいし、その他の数も任意に選択
できることはいうまでもない。
早送り修正開始直後は、331のフリップフロップはセ
ット状態であり、16HZの基準信号を選択している。
早送り修正量が16発を越すごとに早送り基準信号は、
16HZ、32HZ、64HZ、128HZの順に選択される。128HZに達
した場合、340のAND回路により、341のカウント回路へ
早送り修正信号の出力が阻止され、早送り基準信号が31
28HZとなれば以後128HZの早送り修正信号を保持したま
まである。
S2のスイッチがオフとなれば、342のタイマ回路、及
び343のフリップフロップがリセットとなり343のQは低
レベル、は高レベルとなるため、早送り修正は停止さ
れ、単発修正が可能となる。
尚、次に、本発明の他の実施例について説明する。
本実施例は、第1の実施例に、第31図に示す、液晶ド
ライバ及びラッチ3001及び液晶表示装置3002を加えたも
のであり、ソフトからの命令により、現時刻、現時刻と
別の第2時刻、カレンダー、アラーム時刻、タイマー時
間、モード、クロノグラフ時間等を液晶表示装置3002に
よりデジタル表示する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、修正信号作成回路
により、時刻または、アラームの設定時刻または、タイ
マーの設定時間、または指針の基準位置等の連続修正を
行うときの、指針の運針速度を段階的に、増加または減
少させるため、容易でかつ、す早い電子修正機能を持っ
たアナログ表示式電子修正機能付電子時計が実現でき
る。
また、修正方法が容易となるため、修正に失敗して修
正をやり直す機会が減少し消費電流を節約できる上に、
操作部材の摩耗が減少し、長期信頼性が増す。
また、実施例に示した加速修正は、操作感覚が自然な
ため、使用者に満足感を与えることができ、商品性が高
まる。
また、使用目的に合わせて、修正のパターンを設定で
きるため、操作感覚が向上でき、商品性が高まる。
例えば、指針の基準位置の設定を行なう場合には、指
針が基準位置の近くを通過している時には、修正速度を
遅くし、基準位置から離れた点を通過している時には、
修正速度を早くすれば、基準位置の設定が容易で操作感
覚も良くなる。また、アラームの設定を行なう場合に
は、指針が設定される頻度が高い時刻付近を通過中は修
正速度を遅くし、その時刻付近に再設定しやすくするこ
とも可能となる。また、修正方向が、一方向の場合は、
指針が、修正中、一周近く回転した時点で修正速度を遅
くすれば、逆方向へのわずかな量の修正も容易になる。
また、手動操作により修正速度を切り変える方式も考
えられるが、それに比べ、修正速度の切り替えスイッチ
が不要であるため、構成及び操作を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子修正機能付電子時計のCMOS−IC20
のブロック図。 第2図は通常時刻時分表示用輪列の断面図。 第3図は通常時刻秒表示用輪列の断面図。 第4図はクロノグラフ秒表示用輪列の断面図。 第5図はクロノグラフ分表示及びタイマー秒表示用輪列
の断面図。 第6図はアラーム設定時刻表示用輪列の断面図。 第7図は本実施例の多機能電子時計の完成体の外観図。 第8図は第15図の実施例の回路結線図。 第9図は本発明の多機能電子時計の実施例を示す平面
図。 第10図は第1図のクロノグラフ回路211の具体的構成例
を示すブロック図。 第11図は第1図のモータ運針制御回路212の具体的構成
例を示すブロック図。 第12図、第13図、第14図、第15図はそれぞれ第11図の第
1駆動パルス形成回路221、第2駆動パルス形成回路22
2、第3駆動パルス形成回路223、第4駆動パルス形成回
路224から出力されるモータ駆動パルスPa、Pb、Pc、Pd
のタイミングチャート。 第16図は第11図のモータクロック制御回路226、227、22
8及び229の具体的構成例を示すブロック図。 第17図は第11図の運針基準信号形成回路220の具体的構
成例を示すブロック図。 第18図(a),(b)は通常時刻を表示するためのフロ
ーチャート。 第19図(a),(b)はクロノグラフ機能のフローチャ
ート。 第20図(a),(b)はタイマー機能のフローチャー
ト。 第21図(a),(b)はアラーム修正機能のフローチャ
ート。 第22図(a)〜(c)はモータの運針方法のフローチャ
ート。 第23図(a),(b)はCG1/5秒針の0位置修正機能を
示すフローチャート。 第24図(a),(b)は加速修正のパターンを示すグラ
フ。 第25図は他の実施例の、第1の実施例に対する追加部分
の図。 第26図は第1の実施例の正転加速修正における修正時間
と運針速度の関係を示す図。 第27図は、本発明を電子アナログ時計に応用した例を示
すブロック図である。 第28図は、第1図16の修正信号作成回路におけるK2のス
イッチ入力とSAの出力信号を表したタイムチャートであ
る。 第29図は、修正信号作成回路図である。 3……ステップモータA 4……ロータ 5……五番車 6……四番車 7……三番車 8……二番車 9……日の裏車 10……筒車 15……ステップモータB 16……ロータ 17……1/5秒CG第一中間車 18……1/5秒CG第二中間車 19……1/5秒CG車 20……CMOS−IC 27……ステップモータC 28……ロータ 29……分CG中間車 30……分CG車 32……ステップモータD 33……ロータ 34……AL中間車 35……AL分車 36……AL日の裏車 37……AL筒車 65……秒かな押えバネ 201……コアCPU 202……プログラムメモリ 204……データメモリ 211……クロノグラフ回路 212……モータ運針制御回路 213、214、215、216……モータドライバ 217……入力制御及びリセット信号形成回路 218……インタラプト制御回路 311……発振回路 312……分周回路 313……波形生成回路 314……モータ駆動回路 315……ステッピングモータ 316……修正信号作成回路 317……モード選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 裕之 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−68685(JP,A) 特開 昭54−92369(JP,A) 特開 昭55−16238(JP,A) 特開 昭52−77780(JP,A) 特開 昭50−96276(JP,A) 特開 昭49−95657(JP,A) 実開 昭63−142787(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 9/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータドライバーにより駆動されて指針を
    駆動するステップモータと、 押しボタンスイッチ部と、 時刻、アラームの設定、タイマーの設定時間または指針
    の基準位置などを前期押しボタンスイッチ部の操作状態
    に応じて電子的に連続修正するに際し、前記押しボタン
    スイッチ部の操作時間に伴う前記ステップモータの駆動
    パルス数に応じて前期指針の運針速度を増加または減少
    させるように予め定めた運針パターンに沿って段階的に
    増加または減少させるべく生成制御信号を出力する制御
    手段と、 前記生成制御信号に基づいて分周比が制御されるプログ
    ラマブル分周器から出力され前記ステップモータの運針
    速度基準信号を速度基準とした修正駆動制御信号を生成
    し前記モータドライバーに出力する修正信号作成回路
    と、 を備えたことを特徴とする電子修正機能付電子時計。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、時刻または、アラームの
    設定時刻または、タイマーの設定時間または、指針の基
    準位置などの修正を、正逆両方向に行うべく前記生成制
    御信号を出力することを特徴とする請求項1記載の電子
    修正機能付電子時計。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、時刻または、アラームの
    設定時刻または、タイマーの設定時間または、指針の基
    準位置などの連続修正を行うに際し、前記運針速度の変
    化を3段階以上とし、前記指針の速度変化が視覚的に連
    続に見えるように、前記連続修正を行うときの運針速度
    と前記ステップモータに出力されるパルス数との予め定
    められた関係に基づいて前記生成制御信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子修正機能付電子時
    計。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、時刻または、アラームの
    設定時刻または、タイマーの設定時間または、指針の基
    準位置などの連続修正を行う場合に、直前の設定修正運
    針速度に対して2倍または1/2倍の設定修正運針速度を
    経由して最終的な連続修正時の運針速度を得るに際し、
    さらに前記直前の設定修正運針速度から前記経由すべき
    設定修正運針速度の間における中間段階の設定速度であ
    る中間設定修正速度を用いて段階的に移行させるべく、
    前記生成制御信号を出力することを特徴とする請求項1
    記載の電子修正機能付電子時計。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記連続修正を行うに際
    し、指針の速度変化が視覚的に連続に見えるように、時
    刻または、アラームの設定時刻または、タイマーの設定
    時間または、指針の基準位置などの連続修正を行うとき
    の運針速度と該運針速度で前記ステップモータに出力さ
    れるパルス数との予め定められた関係に基づいて、前記
    生成制御信号を出力することを特徴とする請求項1記載
    の電子修正機能付電子時計。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、時刻または、アラームの
    設定時刻または、タイマーの設定時間または、指針の基
    準位置などの連続修正の運針速度の変化のパターンを正
    転と逆転で変化させるべく、前記生成制御信号を出力す
    ることを特徴とする請求項2記載の電子修正機能付電子
    時計。
  7. 【請求項7】デジタル表示機能を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の電子修正機能付電子時計。
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