JP7135407B2 - 電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は電子時計に関する。
従来、指針を早送り駆動させて、指針の位置を修正できる電子時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子時計は、指針を早送り駆動させている最中に、ユーザーがりゅうずを操作することで、指針が駆動する速度を高速と低速とに切り替えることができる。これにより、指針の移動量が多い場合は、指針を高速で駆動させることで、目的の時刻位置まで指針を駆動させる時間を短縮できる。また、指針が目的の時刻位置に近づいたら、指針の駆動速度を低速に切り替えることで、ユーザーは目的の時刻位置に指針を容易に合わせることができる。
特開2012-202901号公報
電子時計では、例えば、ユーザーがタイムゾーンを選択し、選択されたタイムゾーンに合わせて指針の位置を修正する場合がある。この場合、電子時計の制御手段等が、ユーザーから選択されたタイムゾーンに応じて、指針を駆動させる量を演算して、指針を目的の時刻位置まで早送り駆動させることがある。そのため、ユーザーはりゅうずを操作する等して目的の時刻位置に指針を停止させる必要がない。
このような場合、指針をできるだけ高速で駆動させて、指針の位置を修正する時間を短縮することが望ましいが、特許文献1の電子時計では、指針が駆動する速度を高速に切り替える場合、ユーザーがりゅうずを操作する必要があるので、ユーザーの操作が煩雑になるといった問題がある。
本発明の目的は、ユーザーが指針の位置を修正する場合の操作性を向上できる電子時計を提供することにある。
本発明の電子時計は、操作手段と、指針と、前記指針を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を第1モードと第2モードとで制御する制御手段と、を備え、前記駆動手段は、前記第1モードで制御された場合は、前記指針を第1速度で早送り駆動し、前記指針を前記第1速度で早送り駆動している間に前記操作手段で所定の操作が実行されたら、前記指針を停止させ、前記第2モードで制御された場合は、前記指針を前記第1速度より速い第2速度で早送り駆動し、前記指針が所定の位置に移動したら、前記指針を停止させることを特徴とする。
本発明では、駆動手段は、第1モードで制御された場合、指針を第1速度で早送り駆動し、その最中に操作手段で所定の操作が実行されたら指針を停止する。つまり、第1モードでは、ユーザーが操作手段に対して所定の操作を実行することで指針が停止する。このような第1モードでは、駆動手段は第2速度よりも低速な第1速度で指針を早送り駆動するので、指針の駆動速度を低速に切り替えなくても、目的の時刻位置に指針を容易に停止させることができる。
また、駆動手段は、第2モードで制御された場合、指針を第1速度よりも速い第2速度で早送り駆動し、指針が所定の位置に移動したら、指針を停止させる。そのため、第2モードでは、ユーザーが操作手段を操作して指針を停止させる必要がない。このような第2モードでは、駆動手段は、指針を第1速度より高速な第2速度で指針を早送り駆動するので、指針の駆動を高速に切り替えなくても、短時間で指針を目的の位置に修正することができる。
このように、本発明では、指針の早送り駆動として、ユーザーが停止操作を行う場合は、目的の位置で停止させることが容易な第1速度で指針を移動させ、停止位置が決まっている場合は、短時間で指針を移動できるように第1速度よりも高速な第2速度で指針を移動させる。このため、ユーザーが指針の駆動速度を切り替える必要がないので、ユーザーの操作性を向上でき、運針動作も効率化できる。
本発明の電子時計において、前記制御手段は、前記指針の基準位置を合せる基準位置合わせモードを実行する基準位置設定部を有し、前記基準位置合わせモードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第1モードで制御することが好ましい。
ここで、特に、外部から時刻情報を取得し、取得した時刻情報で指針が表示する時刻を自動的に修正する電子時計では、指針の位置と、その指針の位置に対応する針位置カウンターとを同期させる必要があることが多い。この場合、ユーザーは指針の位置を基準位置に移動させ、その後、基準位置合わせ操作を行うことで、基準位置設定部が針位置カウンターを基準位置に応じた値に初期化することがある。
本発明では、このように基準位置合わせモードが実行された場合、制御手段は駆動手段を第1モードで制御するので、指針は第1速度で早送り駆動される。そのため、ユーザーは、指針が駆動する速度を低速に切り替えなくても、指針の位置を基準位置に容易に合わせることができる。
本発明の電子時計において、前記制御手段は、前記指針が指示する時刻のタイムゾーンを選択するタイムゾーン選択モードを実行するタイムゾーン選択部を有し、前記タイムゾーン選択モードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第2モードで制御し、前記選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置で前記指針を停止させることが好ましい。
本発明では、指針が指示する時刻のタイムゾーンを選択するタイムゾーン選択モードが実行された場合、制御手段は、駆動手段を第2モードで制御し、選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置で指針を停止させる。そのため、タイムゾーン選択モードが実行された場合、ユーザーは指針を停止させる必要がない。そして、このようなタイムゾーン選択モードが実行された場合、指針は最初から高速の第2速度で駆動されるので、ユーザーは、指針が駆動する速度を高速に切り替えなくても、指針を選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置に短時間で移動させることができる。
本発明の電子時計において、時刻情報を含む信号を受信する受信手段を備え、前記制御手段は、前記受信手段によって前記信号を受信して前記指針が指示する時刻を修正する受信モードを実行する受信時刻修正部を有し、前記受信モードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第2モードで制御し、受信した前記時刻情報に基づく時刻を指示する位置で前記指針を停止させることが好ましい。
本発明では、受信モードが実行された場合、制御手段は、駆動手段を第2モードで制御し、受信した時刻情報に基づく時刻を指示する位置で指針を停止させる。そのため、上記したタイムゾーン選択モードと同様に、受信モードが実行された場合も、ユーザーは、指針が駆動する速度を高速に切り替えなくても、指針を受信した時刻情報に基づく時刻を指示する位置に短時間で移動させることができる。
本発明の電子時計において、第1指針を備える第1時刻表示部および第2指針を備える第2時刻表示部を有する時刻表示手段と、前記第1指針を駆動する第1駆動手段および前記第2指針を駆動する第2駆動手段を有する前記駆動手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1時刻表示部および前記第2時刻表示部で表示する時刻を、互いに入れ替える表示入替モードを実行する表示制御部を有し、前記表示入替モードが実行された場合、前記制御手段は、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を前記第2モードで制御することが好ましい。
本発明では、表示制御部が第1時刻表示部および第2時刻表示部で表示する時刻を互いに入れ替える表示入替モードが実行された場合、制御手段は、第1駆動手段および第2駆動手段を第2モードで制御する。そのため、上記したタイムゾーン選択モードおよび受信モードと同様に、ユーザーは、指針が駆動する速度を高速に切り替えなくても、第1時刻表示部の第1指針が指示する時刻と前記第2時刻表示部の第2指針が指示する時刻とを短時間で入れ替えることができる。
本実施形態の電子時計を示す正面図。 本実施形態の電子時計の概略構成を示すブロック図。 本実施形態の記憶装置の構成を示すブロック図。 制御装置が駆動機構を制御して指針を駆動させる処理を示すフローチャート。 制御装置が駆動機構を制御する操作モードを示す図。 基準位置合わせ処理を示すフローチャート。 基準位置合わせモードで指針を早送り駆動させる様子を示す模式図。 タイムゾーン選択処理を示すフローチャート。 タイムゾーン選択モードで指針を早送り駆動させる様子を示す模式図。 受信処理を示すフローチャート。 受信モードで指針を早送り駆動させる様子を示す模式図。 タイムゾーン入替処理を示すフローチャート。 タイムゾーン入替モードで指針を早送り駆動させる様子を示す模式図。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子時計1の正面図であり、図2は、電子時計1の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星や準天頂衛星などの位置情報衛星から送信される衛星信号の電波を受信して衛星時刻情報を取得し、内部時刻情報を修正できるように構成されている。
[電子時計]
電子時計1は、図1に示すように、文字板11、ムーブメント(図示略)、平面アンテナ23(図2参照)、二次電池24(図2参照)等を収容する外装ケース10を備える。外装ケース10は、ステンレス鋼(SUS)やチタン等の金属で構成され、略円筒状に形成されている。外装ケース10の表面側の開口には、ベゼル14を介して開口を覆う表面ガラス31が取り付けられている。ベゼル14には、SUS(ステンレス鋼)、チタン合金、アルミ、BS(真鍮)などの金属材料が利用され、タイムゾーンを選択するための都市情報が設けられている。
また、電子時計1は、りゅうず6と、4つのボタン7A、7B、7C、7Dと、外装ケース10に接続されるバンドとを備える。バンドは、外装ケース10の12時側に接続される第1バンド15と、6時側に接続される第2バンド16と、図示略の中留とを備える。第1バンド15、第2バンド16は、外装ケース10に取り付けられるチタン等の金属製のエンドピースと、複数の駒とを備えるメタルバンドである。なお、バンドとしては、メタルバンドに限らず、レザーバンドや樹脂バンドなどでもよい。
文字板11は、ポリカーボネートなどの非導電性部材にて円板状に形成されている。文字板11の中心には、文字板11を貫通して設けられる指針軸4が配置され、この指針軸4には秒針3B、分針3C、時針3Dが取り付けられている。文字板11の外周部には、ダイヤルリング32が取り付けられており、ダイヤルリング32の内周側には、内周を60分割にする目盛が表記されている。この目盛を用いて、秒針3Bは通常時にローカルタイムである第1時刻の「秒」を表示し、分針3Cは第1時刻の「分」を表示し、時針3Dは第1時刻の「時」を表示する。すなわち、本実施形態では、指針3B~3Dは本発明の第1指針の一例であり、ダイヤルリング32および指針3B~3Dは第1時刻表示部110を構成する。
なお、第1時刻の「秒」は、後述する第2時刻の「秒」と同じため、ユーザーは、指針3Bを確認することで、第2時刻の「秒」も把握できる。
また、文字板11は、3つの小窓(サブダイヤル)を有する。すなわち、図1に示すように、文字板11の中心に対して、3時方向に円形の第1小窓770と指針771が設けられ、9時方向に円形の第2小窓780と指針781が設けられ、6時方向に円形の第3小窓790と指針791、792が設けられている。
また、文字板11の中心に対して、4時と5時との間の方向(4.5時方向)に矩形の日窓51が設けられている。文字板11の裏面側には日車55が配置され、日車55は日窓51から視認可能となっている。
本実施形態では、第1小窓770の指針771は曜日を指示する曜日針であり、第2小窓780の指針781は各種情報を指示するモード針である。第3小窓790の指針791、792は、ホームタイムやローカルタイムを指示する小時計用の時針および分針である。
モード針である指針781で指示される第2小窓780には、二次電池24の残量を示すパワーインジケーターと、夏時間の設定モードと、機内モードと、GPS衛星信号の受信モードとの各モードの設定を指示する目盛が表示されている。
パワーインジケーターは、第2小窓780の9時位置から7時位置に渡って帯状に表示され、9時位置がF(Full)、7時位置がE(Empty)を意味する。
夏時間の設定モードを表示する記号として、6時位置に「A」、略5時位置に「S」、略4時位置に「D」が表示されている。
「A」は、夏時間を自動設定するAUTOモードを意味する。AUTOモードは、衛星信号から位置情報を取得した際に、電子時計1の記憶装置60のタイムゾーンデータ記憶部680(図3参照)に記憶されたデータを用いて自動的に夏時間に変更するモードである。このため、電子時計1のタイムゾーンデータ記憶部680には、位置情報と、その位置情報に対応するタイムゾーンと、夏時間設定データとが対応付けられたデータベースが記憶されている。
「S」は、STDモード(スタンダードモード)を意味し、手動設定によって、常にスタンダードタイムを表示するモードを意味する。「D」は、DSTモードを意味し、手動設定によって、常にサマータイムを表示するモードを意味する。
機内モードを示す飛行機マークは、第2小窓780の10時位置に表示され、受信モードの測時モードを示す「1」は略11時位置に表示され、測位モードを示す「4+」は略12時位置に表示されている。うるう秒情報を取得する受信モードを示す「L」は略1時位置に表示されている。
また、第3小窓790の内周側には、内周を60分割にする目盛が表記されている。この目盛を用いて、指針791は通常時にホームタイムである第2時刻の「時」を表示し、指針792は第2時刻の「分」を表示する。すなわち、本実施形態では、指針791、792は本発明の第2指針の一例であり、第3小窓790および指針791、792は第2時刻表示部120を構成する。
これらの秒針3B、分針3C、時針3D、指針771、781、791、792および日車55は、後述する駆動機構210(図2参照)を介して駆動される。
[電子時計の概略構成]
図2に示すように、電子時計1は、ソーラーパネル22、二次電池24、受信装置30(受信手段)、制御装置40(制御手段)、計時装置50、記憶装置60、入力装置70(操作手段)、充電回路80、表示装置100(時刻表示手段)、駆動機構210(駆動手段)等を備えている。
充電回路80は、ソーラーパネル22で発生した電力を二次電池24に供給し、二次電池24を充電する。
駆動機構210は、指針3C、3Dを駆動する第1ステップモーター211および指針791、792を駆動する第2ステップモーター212を備える。さらに、駆動機構210は、指針3B、771、781および日車55を駆動するステップモーター(図示略)、輪列(図示略)、駆動回路(図示略)などを備えて構成されている。駆動機構210は、これらのステップモーターや輪列などを介して指針3B~3D、771、781、791、792および日車55を駆動する。なお、駆動機構210は、本発明の駆動手段の一例である。また、第1ステップモーター211および第2ステップモーター212は、本発明の第1駆動手段および第2駆動手段の一例である。
表示装置100は、第1時刻表示部110および第2時刻表示部120を備える。すなわち、表示装置100は、本発明の時刻表示手段の一例である。
[入力装置]
入力装置70は、りゅうず6と、4つのボタン7A、7B、7C、7Dとを備える。入力装置70を操作すると、その手動操作に応じた操作モードが実行される。すなわち、りゅうず6および4つのボタン7A~7Dを備える入力装置70は本発明の操作手段の一例である。
具体的には、りゅうず6が2段引かれると、ユーザーがタイムゾーンを選択可能なタイムゾーン選択モード(第2時刻表示部)が実行される。また、りゅうず6が2段引かれた状態で、ボタン7Dが3秒以上押されると、指針791、792の基準位置を設定するための基準位置合わせモード(第2時刻表示部)が実行される。
また、りゅうず6が0段位置の状態で、ボタン7Cが、3秒以上6秒未満押されると、測時モードでの受信処理が実行され、6秒以上押されると、測位モードでの受信処理が実行される。さらに、ボタン7Cおよびボタン7Dが同時に3秒以上押されると、第1時刻表示部110で表示する第1時刻データ641と、第2時刻表示部120で表示する第2時刻データ642とを入れ替えるタイムゾーン入替モードが実行される。これらの操作モードの詳細については後述する。
なお、各ボタン7A~7Dを押した際に実行される操作モードは、上記のものに限定されず、電子時計1の機能に応じて適宜設定すればよい。
[受信装置]
受信装置30は、制御装置40によって駆動されると、平面アンテナ23を通じてGPS衛星から送信される衛星信号の電波を受信する。すなわち、受信装置30は本発明の受信手段の一例である。そして、受信装置30は、衛星信号の電波の受信に成功した場合には、取得した軌道情報やGPS時刻情報などの情報を制御装置40へ送信する。一方、衛星信号の受信に失敗した場合には、受信装置30は、その旨の情報を制御装置40へ送信する。なお、受信装置30の構成は、公知のGPS受信回路の構成と同様であるため、その説明を省略する。
[計時装置]
計時装置50は、水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて時刻データを更新する。
[記憶装置]
図3は、記憶装置60の構成を示すブロック図である。
記憶装置60は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)で構成され、図3に示すように、時刻データ記憶部600と、針位置カウンター660と、タイムゾーンデータ記憶部680と、定時受信時刻記憶部690とを備えている。なお、記憶装置60は本発明の記憶手段の一例である。
時刻データ記憶部600には、受信時刻データ610と、閏秒更新データ620と、内部時刻データ630と、時計表示用時刻データ640と、タイムゾーンデータ650とが記憶される。
受信時刻データ610には、衛星信号から取得した時刻情報(GPS時刻)が記憶される。この受信時刻データ610は、通常は計時装置50によって1秒毎に更新され、衛星信号を受信した際には、取得した時刻情報(GPS時刻)によって修正される。
閏秒更新データ620には、少なくとも現在の閏秒のデータが記憶される。すなわち、衛星信号のサブフレーム4、ページ18には、閏秒に関するデータとして、「現在の閏秒」、「閏秒の更新週」、「閏秒の更新日」、「更新後の閏秒」の各データが含まれる。このうち、本実施形態では、少なくとも「現在の閏秒」のデータを、閏秒更新データ620に記憶している。
内部時刻データ630には、内部時刻情報が記憶される。この内部時刻情報は、受信時刻データ610に記憶されたGPS時刻と、閏秒更新データ620に記憶している「現在の閏秒」とによって更新される。すなわち、内部時刻データ630には、UTC(協定世界時)が記憶されることになる。受信時刻データ610が前記計時装置50で更新される際に、この内部時刻情報も更新される。
時計表示用時刻データ640には、前記内部時刻データ630の内部時刻情報に、タイムゾーンデータ650のタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報、時差情報)を加味した時刻データが記憶される。
ここで、本実施形態では、時計表示用時刻データ640は、第1時刻データ641と、第2時刻データ642とを備え、タイムゾーンデータ650は、第1タイムゾーンデータ651と、第2タイムゾーンデータ652とを備える。
第1時刻データ641には、内部時刻データ630の内部時刻情報に、第1タイムゾーンデータ651のタイムゾーンデータ(時差情報)を加味した時刻情報が記憶される。第1タイムゾーンデータ651は、ユーザーが手動で選択した場合や測位モードで受信した場合に得られるタイムゾーンデータで設定される。
第2時刻データ642には、内部時刻データ630の内部時刻情報に、第2タイムゾーンデータ652のタイムゾーンデータを加味した時刻情報が記憶される。第2タイムゾーンデータ652は、ユーザーが手動で選択した場合に得られるタイムゾーンデータで設定される。
針位置カウンター660は、第1針位置カウンター661と、第2針位置カウンター662とを備える。
第1針位置カウンター661には、第1時刻表示部110で時刻を表示する指針3B~3Dの位置に対応する針位置カウンターが記憶される。
また、第2針位置カウンター662には、第2時刻表示部120で時刻を表示する指針791、792の位置に対応する針位置カウンターが記憶される。
タイムゾーンデータ記憶部680は、位置情報(緯度、経度)と、その位置情報に対応するタイムゾーン情報(時差情報)と、夏時間設定データとを関連付けて記憶している。このため、測位モードで位置情報を取得した場合、制御装置40は、その位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータおよび夏時間設定データを取得できるようにされている。
なお、タイムゾーンデータ記憶部680は、さらに、タイムゾーン都市名とタイムゾーンデータとを関連付けて記憶している。したがって、ユーザーが入力装置70の操作によって、現地時刻を知りたいタイムゾーンに対応する都市名を選択すると、制御装置40のタイムゾーン設定部430は、タイムゾーンデータ記憶部680に対してユーザーが設定した都市名を検索し、その都市名に対応するタイムゾーンデータを取得して、第1タイムゾーンデータ651、または、第2タイムゾーンデータ652に設定する。
定時受信時刻記憶部690には、測時部410における定時受信処理を実行する定時受信時刻が記憶される。この定時受信時刻は、例えば、前回ボタン7Cを操作して強制受信に成功した時刻が記憶される。
[制御装置]
図2に戻って、制御装置40は、電子時計1を制御するCPUで構成されている。制御装置40は、測時部410と、測位部420と、タイムゾーン設定部430と、タイムゾーン修正部440と、時刻修正部450と、表示制御部470と、基準位置設定部480と、を備える。なお、制御装置40は本発明の制御手段の一例である。
[測時部]
測時部410は、受信装置30を作動して測時モードでの受信処理を行う。本実施形態では、自動受信処理と手動受信処理とにおいて測時モードでの受信処理を実行する。
自動受信処理は、定時自動受信処理と、光自動受信処理の2種類がある。すなわち、測時部410は、計時している内部時刻データ630が、定時受信時刻記憶部690に記憶された定時受信時刻になった場合に、受信装置30を作動して測時モードでの定時自動受信処理を行う。
また、測時部410は、ソーラーパネル22の発電電圧または発電電流が設定値以上となり、屋外においてソーラーパネル22に日光が照射していると判断できる場合に、受信装置30を作動して測時モードでの光自動受信処理を行う。なお、定時自動受信処理または光自動受信処理のどちらかが1日に1回のみ実行されるように、自動受信処理の実行回数を制限してもよい。
さらに、ユーザーが入力装置70のボタン7Cを押して(3秒以上、6秒未満)、強制受信操作を行った場合、測時モードでの受信処理が実行される。測時モードでの受信処理が実行されると、測時部410は、受信装置30を作動して手動での受信処理を行う。
測時部410は、受信装置30で少なくとも1つのGPS衛星や準天頂衛星等の位置情報衛星を捕捉し、その位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する。
[測位部]
測位部420は、ユーザーが入力装置70のボタン7Cを押して(6秒以上)、強制受信操作を行った場合、受信装置30を作動して測位モードでの受信処理を行う。
このように、制御装置40は、ボタン7Cを押している時間に応じて、測時部410による測時モードと、測位部420による測位モードとを切り替えて実行する。
また、予め測時モード、測位モード、閏秒受信モードを選択して設定しておき、前記自動受信処理(定時自動受信処理や光自動受信処理)時には設定したモードで受信処理を行ってもよい。
測位部420は、測位モードでの受信処理を開始すると、受信装置30で少なくとも3個、好ましくは4個以上のGPS衛星を捕捉し、各GPS衛星から送信される衛星信号を受信して位置情報を算出して取得する。また、測位部420は、衛星信号を受信した際に時刻情報も同時に取得できる。
このように、本実施形態では、測時モードと測位モードとがあり、このいずれでも時刻情報を取得することができる。
[タイムゾーン設定部]
タイムゾーン設定部430は、測位部420で位置情報の取得に成功した場合、取得した位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する。具体的には、タイムゾーンデータ記憶部680から位置情報に対応するタイムゾーンデータ(時差情報)を選択して取得し、第1タイムゾーンデータ651に記憶する。
例えば、日本標準時(JST)は、UTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、測位部420で取得した位置情報が日本である場合には、タイムゾーン設定部430は、タイムゾーンデータ記憶部680から日本標準時の時差情報(+9時間)を読み出して第1タイムゾーンデータ651に記憶する。
また、タイムゾーン設定部430は、入力装置70の操作により、時差情報または都市情報のいずれかが選択された場合、選択された時差情報または都市情報に対応するタイムゾーンデータを、第1タイムゾーンデータ651または第2タイムゾーンデータ652に記憶させるタイムゾーン選択モードを実行する。
[タイムゾーン修正部]
タイムゾーン修正部440は、自動修正モードとタイムゾーン選択モードとにおいて、時計表示用時刻データ640を修正する。
自動修正モードでは、タイムゾーン設定部430が取得した位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーン情報を設定すると、時計表示用時刻データ640を、タイムゾーンデータを用いて修正する。具体的には、タイムゾーン修正部440は、第1時刻データ641を、第1タイムゾーンデータ651を用いて修正する。また、第2時刻データ642を、第2タイムゾーンデータ652を用いて修正する。このため、第1時刻データ641および第2時刻データ642は、UTCである内部時刻データ630に各タイムゾーンデータを加算した時刻となる。
また、タイムゾーン選択モードでは、ユーザーが任意のタイムゾーンを選択し、選択されたタイムゾーンのタイムゾーンデータを用いて、タイムゾーン修正部440が時計表示用時刻データ640を修正する。すなわち、タイムゾーン設定部430およびタイムゾーン修正部440は、本発明のタイムゾーン選択部を構成する。
[時刻修正部]
時刻修正部450は、測時部410や測位部420の受信処理で時刻情報の取得に成功した場合に、取得した時刻情報で受信時刻データ610を修正する。これにより、内部時刻データ630、第1時刻データ641、第2時刻データ642が修正される。すなわち、測時部410、測位部420および時刻修正部450は、指針3B~3D、791、792が指示する時刻を修正する受信モードとしての測時モードおよび測位モードを実行する本発明の受信時刻修正部を構成する。
[表示制御部]
表示制御部470は、第1時刻データ641の時刻情報を、第1ステップモーター211を制御して指針3C、3Dに表示させ、第2時刻データ642の時刻情報を、第2ステップモーター212を制御して指針791、792に表示させる。
また、ボタン7Cおよび7Dが同時に3秒以上押されると、表示制御部470はタイムゾーン入替モードになる。この場合、表示制御部470は、駆動機構210の第1ステップモーター211および第2ステップモーター212を制御して、第1時刻表示部110および第2時刻表示部120で表示する時刻を互いに入れ替えるタイムゾーン入替処理を実行する。すなわち、タイムゾーン入替モードは本発明の表示入替モードの一例である。
さらに、りゅうず6が2段引かれた状態で、ボタン7Dが3秒以上押されると、基準位置合わせモード(第2時刻表示部)が実行される。この場合、表示制御部470は、りゅうず6の操作に応じて駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を駆動させる。
[基準位置設定部]
基準位置設定部480は、第2時刻表示部120において、指針791、792の位置と、第2針位置カウンター662との同期、つまり針位置の初期化(初期位置合わせ)を行う基準位置合わせモードを実行する。
具体的には、基準位置合わせモード(第2時刻表示部)が実行されると、ユーザーは、りゅうず6を操作して、指針791、792を予め設定した基準位置、例えば、0時0分に合わせる。この際、表示制御部470は、駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を駆動させる。そして、指針791、792が0時0分に合わされた状態で、ボタン7Aが3秒以上押されると、基準位置設定部480は指針791、792に対応する第2針位置カウンター662を初期化する基準位置合わせ処理を実行する。これにより、指針791、792の位置と、その指針の位置に対応する針位置カウンターとが初期化される。
また、基準位置設定部480は、第1時刻表示部110においても、指針3B~3Dの位置と、第1針位置カウンター661との同期(初期位置合わせ)を実行する。
[制御装置の動作]
図4は、制御装置40が駆動機構210の第1ステップモーター211および第2ステップモーター212を制御して指針3C、3D、791、792を駆動させる処理を示すフローチャートである。
図5は、制御装置40が駆動機構210を制御する操作モードを示す図である。
本実施形態では、図5に示すように、制御装置40は、駆動機構210を制御する操作モードとして、タイムゾーン選択モード、受信モード、基準位置合わせモード、タイムゾーン入替モードを選択可能に構成されている。
この中で、基準位置合わせモードでは、後述するように、早送り駆動において指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要があり、また、早送り駆動速度が低速に設定されている。これに対し、タイムゾーン選択モード、受信モード、タイムゾーン入替モードでは、後述するように、早送り駆動において指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要がなく、また、早送り駆動速度が高速に設定されている。
なお、操作モードとしては、上記のものに限られるわけではなく、例えば、入力装置70を手動操作することによって指針が指示する時刻を修正する手動時刻修正モードや、予め設定された方位を示す位置を指示するように秒針3Bを駆動させる方位モードなどが選択可能に構成されていてもよい。また、上記の操作モードの全てが選択可能に構成されている必要はなく、例えば、基準位置合わせモードとタイムゾーン選択モードとが選択可能に構成されていてもよく、停止位置を手動操作で設定する必要がある操作モードと、停止位置を手動操作で設定する必要がない操作モードとが選択可能に構成されていればよい。
図4に戻って、制御装置40は、前述したような入力装置70の操作に応じて、駆動機構210を制御する操作モードを選択する(S10)。
次に、制御装置40は、選択された操作モードが基準位置合わせモードか否かを判定する(S21)。
制御装置40は、S21でYESと判定した場合は、後述する基準位置合わせ処理S30を実行し、S21でNoと判定した場合は、選択された操作モードがタイムゾーン選択モードか否かを判定する(S22)。
制御装置40は、S22でYESと判定した場合は、後述するタイムゾーン選択処理S40を実行し、S22でNoと判定した場合は、選択されたモードが受信モードか否かを判定する(S23)。
制御装置40は、S23でYESと判定した場合は、後述する受信処理S50を実行し、S23でNoと判定した場合は、図5に示す4種類のモードのうち、残されたタイムゾーン入替処理S60を実行する。
[基準位置合わせ処理]
図6は、基準位置合わせ処理S30を示すフローチャートであり、図7は、基準位置合わせモードで指針791、792を早送り駆動させる様子を示す模式図である。
図6に示すように、基準位置合わせ処理S30が実行されると、制御装置40の基準位置設定部480は、りゅうず6の連続回し操作が実行されたか否かを判定する(S31)。
S31では、例えば、りゅうず6の回転を検出する図示略の回転検出部が、一定時間の間にりゅうず6の回転を2回検出した場合、りゅうず6の連続回し操作が実行されたと判定する。
そして、S31でYesと判定されたら、表示制御部470は駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して、指針791、792の早送り駆動を開始する(S32)。
図7(A)に示すように、本実施形態では、指針791、792は正転方向に駆動される。この際、表示制御部470は、第2ステップモーター212に連続駆動パルスを出力する。ここで、基準位置合わせモードにおける連続駆動パルスの周波数は、後述するタイムゾーン選択モード、受信モード、タイムゾーン入替モードにおける連続駆動パルスよりも低い周波数(例えば16Hz)に設定されている。そのため、基準位置合わせモードでは、指針791、792は低速の第1速度で早送り駆動される。すなわち、基準位置合わせモードにおいて、制御装置40が駆動機構210の第2ステップモーター212を制御する制御モードは、本発明の第1モードの一例である。
ここで、本実施形態では、指針792は、1ステップ(パルス)で6度(1分)駆動する。前述したように、第3小窓790の内周側には、内周を60分割にする目盛が表記されているので、連続駆動パルスの周波数が16Hzに設定されている場合、指針792は3.75秒で第3小窓790に表記された目盛を1周する。
なお、指針791、792を駆動させる方向は正転方向に限るものではなく、逆転方向に駆動させてもよい。また、指針791、792を所定の位置に移動させるのに必要なステップ数が少ない方向に駆動させるようにしてもよい。指針791、792を駆動させる方向は、後述するタイムゾーン選択モード、受信モード、タイムゾーン入替モードも同様である。
図6に戻って、基準位置設定部480は、りゅうず6が回転したか否かを判定する(S33)。
S33でNoと判定されたら、表示制御部470は、りゅうず6の回転が検出されるまで第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を早送り駆動させる。
S33でYesと判定されたら、表示制御部470は第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を停止させる(S34)。
このように、基準位置合わせモードでは、指針791、792が第1速度で早送り駆動されている間に、りゅうず6の回転が検出されたら、指針791、792の駆動を停止するように設定されている。そのため、図7(B)に示すように、指針791、792が0時0分の位置に移動するタイミングで、ユーザーはりゅうず6を回転させて、指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要がある。なお、指針791、792の駆動を停止させるために、ユーザーがりゅうず6を回転させる操作は、本発明の所定の操作の一例である。
一方、S31でNoと判定されたら、基準位置設定部480は、りゅうず6が単回し操作を実行されたか否かを判定する(S35)。ここで、S35では、例えば、りゅうず6の回転を検出する図示略の回転検出部が、一定時間の間にりゅうず6の回転を1回のみ検出した場合、りゅうず6が単回し操作を実行されたと判定する。
S35でYesと判定されたら、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を1ステップ駆動させる(S36)。本実施形態では、前述したように、指針792は、1ステップで6度(1分)駆動する。S52で、指針791、792が1ステップ駆動したら、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して指針791、792を停止させる(S34)。このように、本実施形態では、基準位置合わせモードにおいて、指針791、792を1ステップずつ駆動させることができる。そのため、指針791、792を早送り駆動させて0時0分に近い位置まで移動させ、その後、指針791、792を1ステップずつ駆動させて、指針791、792を0時0分の位置に合わせることができる。
S35でNoと判定されたら、そのまま指針791、792を停止させた状態にする(S34)。例えば、指針791、792が基準位置である0時0分の位置に移動している場合は、ユーザーはりゅうず6を操作せず、そのまま指針791、792を停止させた状態にする。
次に、基準位置設定部480は、ボタン7Aが3秒以上押されたか否かを判定する(S37)。
S37でYesと判定された場合、基準位置設定部480は、第2針位置カウンター662を初期化し(S38)、基準位置合わせ処理を終了する。
S37でNoと判定された場合、そのまま基準位置合わせ処理を終了する。
図4に戻って、基準位置合わせ処理S30が終了した後、制御装置40は、入力装置70で操作モードを終了する操作が実行されたか否かを判定する(S70)。具体的には、りゅうず6が0段位置の状態に戻されたか否かを判定する。
S70でNoと判定された場合、S21に戻って、処理を繰り返す。これにより、例えば、S32~S34により、指針791、792を早送り駆動させて、基準位置である0時0分に近い位置まで移動させる。そして、S21に戻って、基準位置合わせ処理S30を再度実行し、S35~S37により、指針791、792を1ステップずつ駆動させて、指針791、792を0時0分の位置に合わせることができる。つまり、指針791、792を早送り駆動と1ステップ駆動とにより駆動させることができるので、ユーザーは指針791、792を基準位置に容易に合わせることができる。
S70でYesと判定された場合、そのまま処理を終了する。
[タイムゾーン選択処理]
図8は、タイムゾーン選択処理S40を示すフローチャートであり、図9は、タイムゾーン選択モードで指針791、792を早送り駆動させる様子を示す模式図である。
図8に示すように、タイムゾーン選択処理S40が実行されると、タイムゾーン設定部430は、入力装置70の操作により、秒針3Bが移動したか否かを判定する(S41)。
S41でNoと判定されたら、タイムゾーン設定部430は、秒針3Bが移動するまで待機する。
S41でYesと判定されたら、タイムゾーン設定部430は、ベゼル14に設けられた都市情報のうち、秒針3Bが示す都市情報に対応するタイムゾーンデータを第2タイムゾーンデータ652に設定するタイムゾーン選択モードを実行する(S42)。そして、タイムゾーン修正部440は、第2タイムゾーンデータ652を用いて第2時刻データ642を修正する(S43)。これにより、秒針3Bが移動している間において、第2時刻データ642は順次修正される。そのため、図9(A)に示すように、秒針3Bが移動している間に、指針791、792の早送り駆動は開始する(S44)。本実施形態では、最終的に秒針3Bが所望の位置に移動された際に、タイムゾーン修正部440は、第2タイムゾーンデータ652の設定に基づき、第2時刻データ642を3時0分から6時0分に修正する。
第2時刻データ642が修正されると、表示制御部470は、第2ステップモーター212に連続駆動パルスを出力する。ここで、タイムゾーン選択モードにおける連続駆動パルスの周波数は、前述した基準位置合わせモードよりも高い周波数(例えば100Hz)に設定されている。そのため、タイムゾーン選択モードでは、指針791、792は高速の第2速度で早送り駆動される。すなわち、タイムゾーン選択モードにおいて、制御装置40が駆動機構210の第2ステップモーター212を制御する制御モードは、本発明の第2モードの一例である。なお、前述したように、指針792は1ステップ(パルス)で6度(1分)駆動する。そのため、連続駆動パルスの周波数が100Hzに設定されている場合、指針792は0.6秒で第3小窓790に表記された目盛を1周する。
図8に戻って、表示制御部470は、指針791、792が所定位置、つまり、6時0分を指示する位置に移動したか否かを判定する(S45)。具体的には、タイムゾーンが選択される前の3時0分から、選択後の6時0分に指針791、792が移動するのに必要なステップ数を表示制御部470が演算する。そして、表示制御部470は、演算されたステップ数を駆動させるための駆動パルスが出力されたか否かを判定することで、指針791、792が所定位置に移動したか否かを判定する。
S45でNoと判定されたら、表示制御部470は、指針791、792が所定位置に移動したと判定するまで、指針791、792を早送り駆動させる。
S45でYesと判定されたら、すなわち図9(B)に示すように、指針791、792が選択されたタイムゾーンに基づく時刻である6時0分を指示する位置に移動したら、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を停止させる(S46)。
このように、指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要のないタイムゾーン選択モードでは、ユーザーが指針791、792の駆動速度を切り替えなくても、指針791、792は高速で駆動される。そのため、指針791、792を選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置に短時間で移動させることができる。
図4に戻って、タイムゾーン選択処理S40が終了した後、制御装置40は、入力装置70で操作モードを終了する操作が実行されたか否かを判定する(S70)。
S70でNoと判定された場合、S21、S22に戻って、処理を繰り返す。これにより、例えば、ユーザーがさらに別のタイムゾーンを選択した場合、S41~S46により、選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置に指針791、792をさらに移動させることができる。
S70でYesと判定された場合、そのまま処理を終了する。
[受信処理]
図10は、受信処理S50を示すフローチャートであり、図11は、受信モードで指針3C、3D、791、792を早送り駆動させる様子を示す模式図である。
図10に示すように、受信処理S50が実行されたら、測時部410は、測時モード(受信モード)を実行し、衛星信号から時刻情報が取得できたか否かを判定する(S51)。
S51でNoと判定された場合、例えば、受信装置30で衛星信号が受信できなかった場合は、そのまま受信処理を終了する。
S51でYesと判定された場合、時刻修正部450は、測時部410で取得した時刻情報に基づいて、時計表示用時刻データ640の第1時刻データ641および第2時刻データ642を修正する(S52)。本実施形態では、第1時刻データ641は、3時0分から7時0分に修正され、第2時刻データ642は、9時0分から13時0分に修正される。
なお、S51では、測時部410が衛星信号から時刻情報を取得(測時モード)する場合に限らず、測位部420が衛星信号から時刻情報を取得(測位モード)してもよい。
次に、修正された第1時刻データ641に基づいて、表示制御部470は、駆動機構210の第1ステップモーター211を制御して、第1時刻表示部110の指針3C、3Dの早送り駆動を開始する(S53)。この際、第1ステップモーター211は、指針3C、3Dを高速で早送り駆動させる。
そして、表示制御部470は、指針3C、3Dが所定位置に移動したか否か判定する(S54)。本実施形態では、図11(A)、(B)に示すように、指針3C、3Dが、3時0分を指示する位置から7時0分を指示する位置に移動したか否かを判定する。
図10に戻って、S54でNoと判定されたら、表示制御部470は、指針3C、3Dが所定位置に移動したと判定するまで、指針791、792を早送り駆動させる。
S54でYesと判定されたら、すなわち図11(B)に示すように、指針3C、3Dが7時0分を指示する位置に移動したら、表示制御部470は、第1ステップモーター211を制御して、指針3C、3Dを停止させる(S55)。
次に、修正された第2時刻データ642に基づいて、表示制御部470は、駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して、第2時刻表示部120の指針791、792の早送り駆動を開始する(S56)。この際、表示制御部470は、第2ステップモーター212に連続駆動パルスを出力する。ここで、受信モードにおける連続駆動パルスの周波数は、タイムゾーン選択モードと同様に、高い周波数(例えば100Hz)に設定されている。そのため、受信モードでは、指針791、792は高速の第2速度で早送り駆動される。すなわち、受信モードにおいて、制御装置40が駆動機構210の第2ステップモーター212を制御する制御モードは、本発明の第2モードの一例である。
そして、表示制御部470は、指針791、792が所定位置に移動したか否か判定する(S57)。本実施形態では、図11(B)、(C)に示すように、指針791、792が、受信した時刻情報に基づく時刻である13時0分を指示する位置に移動したか否かを判定する。具体的には、表示制御部470は、修正前の9時0分から、修正後の13時0分に指針791、792が移動するのに必要なステップ数を演算する。そして、演算されたステップ数を駆動させるための駆動パルスが出力されたか否かを判定することで、指針791、792が所定位置に移動したか否かを判定する。
図10に戻って、S57でNoと判定されたら、表示制御部470は、指針791、792が所定位置に移動したと判定するまで、指針791、792を早送り駆動させる。
S57でYesと判定されたら、すなわち図11(C)に示すように、指針791、792が13時0分を指示する位置に移動したら、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を停止させる(S58)。
図4に戻って、受信処理S50が終了したら、そのまま処理は終了する。
このように、指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要のない受信モードでは、前述したタイムゾーン選択モードと同様に、指針791、792を受信した時刻情報に基づく時刻を指示する位置に短時間で移動させることができる。
[タイムゾーン入替処理]
図12は、タイムゾーン入替処理S60を示すフローチャートであり、図13は、タイムゾーン入替モードで指針3C、3D、791、792を早送り駆動させる様子を示す模式図である。
図12に示すように、タイムゾーン入替処理S60が実行されたら、表示制御部470はタイムゾーン入替モードを実行する。そうすると、タイムゾーン設定部430は、第1タイムゾーンデータ651および第2タイムゾーンデータ652に記憶されたタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報、時差情報)を入れ替える(S61)。
次に、タイムゾーンデータが入れ替えられた第1タイムゾーンデータ651および第2タイムゾーンデータ652に基づいて、時刻修正部450は第1時刻データ641および第2時刻データ642を修正する(S62)。本実施形態では、第1時刻データ641は、3時0分から9時0分に修正され、第2時刻データ642は、9時0分から3時0分に修正される。
次に、修正された第1時刻データ641に基づいて、表示制御部470は、駆動機構210の第1ステップモーター211を制御して、第1時刻表示部110の指針3C、3Dの早送り駆動を開始する(S63)。この際、第1ステップモーター211は、指針3C、3Dを高速で早送り駆動させる。
そして、表示制御部470は、指針3C、3Dが所定位置に移動したか否か判定する(S64)。本実施形態では、図13(A)、(B)に示すように、指針3C、3Dが、3時0分を指示する位置から9時0分を指示する位置に移動したか否かを判定する。
図12に戻って、S64でNoと判定されたら、表示制御部470は、指針3C、3Dが所定位置に移動したと判定するまで、指針791、792を早送り駆動させる。
S64でYesと判定されたら、すなわち図13(B)に示すように、指針3C、3Dが9時0分を指示する位置に移動したら、表示制御部470は、第1ステップモーター211を制御して、指針3C、3Dを停止させる(S65)。
次に、修正された第2時刻データ642に基づいて、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して、第2時刻表示部120の指針791、792の早送り駆動を開始する(S66)。この際、表示制御部470は、第2ステップモーター212に連続駆動パルスを出力する。ここで、タイムゾーン入替モードにおける連続駆動パルスの周波数は、前述したタイムゾーン選択モードおよび受信モードと同様に、高い周波数(例えば100Hz)に設定されている。そのため、タイムゾーン入替モードでは、指針791、792は高速の第2速度で早送り駆動される。すなわち、タイムゾーン入替モードにおいて、制御装置40が駆動機構210の第2ステップモーター212を制御する制御モードは、本発明の第2モードの一例である。
そして、表示制御部470は、指針791、792が所定位置に移動したか否か判定する(S67)。本実施形態では、図13(B)、(C)に示すように、指針791、792が、9時0分を指示する位置から3時0分を指示する位置に移動したか否かを判定する。具体的には、表示制御部470は、修正前の9時0分から、修正後の3時0分に指針791、792が移動するのに必要なステップ数を演算する。そして、演算されたステップ数を駆動させるための駆動パルスが出力されたか否かを判定することで、指針791、792が所定位置に移動したか否かを判定する。
図12に戻って、S67でNoと判定されたら、表示制御部470は、指針791、792が所定位置に移動したと判定するまで、指針791、792を早送り駆動させる。
S67でYesと判定されたら、すなわち図13(C)に示すように、指針791、792が3時0分を指示する位置に移動したら、表示制御部470は、第2ステップモーター212を制御して、指針791、792を停止させる(S68)。
図4に戻って、タイムゾーン入替処理S60が終了したら、そのまま処理は終了する。
このように、指針791、792の停止位置を手動操作で設定する必要のないタイムゾーン入替モードでは、前述したタイムゾーン選択モード、受信モードと同様に、指針791、792の位置を短時間で修正することができる。
[本実施形態の作用効果]
このような本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
本実施形態では、基準位置合わせモードにおいて、表示制御部470は駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して指針791、792を低速の第1速度で駆動させる。そのため、ユーザーは、指針791、792を基準位置に合わせるために、指針791、792の駆動速度を低速に切り替える必要がない。したがって、ユーザーの操作性を向上できる。
本実施形態では、基準位置合わせモードにおいて、指針791、792を1ステップずつ駆動させることができる。そのため、指針791、792を早送り駆動させて基準位置である0時0分に近い位置まで移動させ、その後、指針791、792を1ステップずつ駆動させて、指針791、792を0時0分の位置に合わせることができる。したがって、ユーザーは指針791、792を基準位置に容易に合わせることができる。
本実施形態では、タイムゾーン選択モード、受信モードおよびタイムゾーン入替モードにおいて、表示制御部470は駆動機構210の第2ステップモーター212を制御して指針791、792を高速の第2速度で駆動させる。そのため、ユーザーは、指針791、792の位置を短時間で修正するために、指針791、792の駆動速度を高速に切り替える必要がない。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、指針791、792を駆動する第2ステップモーター212が第1モードまたは第2モードで制御される場合を例示して説明したが、指針3C、3Dを駆動する第1ステップモーター211や指針3B、771、781および日車55を駆動する図示略のステップモーターが第1モードまたは第2モードで制御されるようにしてもよい。すなわち、指針3B~3D、771、781を早送り駆動させる際に、ユーザーが入力装置70を操作してこれらの指針の停止位置を手動操作で設定する必要がある場合は、これらの指針を低速の第1速度で早送り駆動する。そして、制御装置40がこれらの指針を駆動させる量を演算して決定する場合、すなわち、これらの指針の停止位置をユーザーが設定する必要がない場合は、これらの指針を高速の第2速度で早送り駆動するようにしてもよい。
上記実施形態では、一定時間の間にりゅうず6の回転を2回検出した場合、りゅうず6が連続回しされたと判定したが、これに限られず、例えば、一定時間の間にりゅうず6の回転を3回検出した場合、りゅうず6が連続回しされたと判定してもよい。
上記実施形態では、受信モードおよびタイムゾーン入替モードにおいて、指針3C、3Dを駆動した後に、指針791、792を駆動する場合を例示して説明したが、これに限られない。例えば、指針791、792を先に駆動してもよいし、あるいは、指針3C、3Dと指針791、792とを同時に駆動してもよい。
上記実施形態では、位置情報衛星の例としてGPS衛星や準天頂衛星について説明したが、本発明の位置情報衛星としては、GPS衛星だけでなく、ガリレオ(EU)、GLONASS(ロシア)、北斗(中国)などの他の全地球的航法衛星システム(GNSS)や、SBAS等の静止衛星や準天頂衛星等の時刻情報を含む衛星信号を送信する位置情報衛星でもよい。
また、このような位置情報衛星からの衛星信号の電波受信に限られず、例えば900MHz帯を用いる円偏波の電波を受信してもよいし、直線偏波の電波を受信してもよい。
さらには、電波を受信しない電子時計、すなわち受信モードが実行されない電子時計も本発明に含まれるものである。
また、電子時計は、腕時計に限定されず、例えば、携帯電話、登山などに用いられる携帯型のGPS受信機など、消費電力の大きなデバイスを有し、携帯して利用される時計機構を有する装置に広く利用できる。
1…電子時計、6…りゅうず、3B…秒針、3C…分針、3D…時針、7A,7B,7C,7D…ボタン、30…受信装置(受信手段)、40…制御装置(制御手段)、60…記憶装置(記憶手段)、70…入力装置(操作手段)、100…表示装置(時刻表示手段)、110…第1時刻表示部、120…第2時刻表示部、210…駆動機構(駆動手段)、211…第1ステップモーター(第1駆動手段)、212…第2ステップモーター(第2駆動手段)、410…測時部、420…測位部、430…タイムゾーン設定部、440…タイムゾーン修正部、450…時刻修正部、470…表示制御部、640…時計表示用時刻データ、641…第1時刻データ、642…第2時刻データ、650…タイムゾーンデータ、651…第1タイムゾーンデータ、652…第2タイムゾーンデータ、660…針位置カウンター、661…第1針位置カウンター、662…第2針位置カウンター、791…指針、792…指針。

Claims (5)

  1. 操作手段と、
    指針と、
    前記指針を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を第1モードと第2モードとで制御する制御手段と、を備え、
    前記駆動手段は、
    前記第1モードで制御された場合は、前記指針を第1速度で連続的に早送り駆動し、前記指針を前記第1速度で早送り駆動している間に前記操作手段で所定の操作が実行されたら、前記指針を停止させ、
    前記第2モードで制御された場合は、前記指針を前記第1速度より速い第2速度で連続的に早送り駆動し、前記指針が所定の位置に移動したら、前記指針を停止させる
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記制御手段は、前記指針の基準位置を合せる基準位置合わせモードを実行する基準位置設定部を有し、
    前記基準位置合わせモードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第1モードで制御する
    ことを特徴とする電子時計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
    前記制御手段は、前記指針が指示する時刻のタイムゾーンを選択するタイムゾーン選択モードを実行するタイムゾーン選択部を有し、
    前記タイムゾーン選択モードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第2モードで制御し、前記選択されたタイムゾーンに基づく時刻を指示する位置で前記指針を停止させる
    ことを特徴とする電子時計。
  4. 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
    時刻情報を含む信号を受信する受信手段を備え、
    前記制御手段は、前記受信手段によって前記信号を受信して前記指針が指示する時刻を修正する受信モードを実行する受信時刻修正部を有し、
    前記受信モードが実行された場合、前記制御手段は、前記駆動手段を前記第2モードで制御し、受信した前記時刻情報に基づく時刻を指示する位置で前記指針を停止させる
    ことを特徴とする電子時計。
  5. 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
    第1指針を備える第1時刻表示部および第2指針を備える第2時刻表示部を有する時刻表示手段と、
    前記第1指針を駆動する第1駆動手段および前記第2指針を駆動する第2駆動手段を有する前記駆動手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1時刻表示部および前記第2時刻表示部で表示する時刻を、互いに入れ替える表示入替モードを実行する表示制御部を有し、
    前記表示入替モードが実行された場合、前記制御手段は、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を前記第2モードで制御する
    ことを特徴とする電子時計。
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