JP7318363B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計 Download PDF

Info

Publication number
JP7318363B2
JP7318363B2 JP2019119687A JP2019119687A JP7318363B2 JP 7318363 B2 JP7318363 B2 JP 7318363B2 JP 2019119687 A JP2019119687 A JP 2019119687A JP 2019119687 A JP2019119687 A JP 2019119687A JP 7318363 B2 JP7318363 B2 JP 7318363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
time difference
unit
electronic timepiece
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019119687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021004838A (ja
JP2021004838A5 (ja
Inventor
善英 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2019119687A priority Critical patent/JP7318363B2/ja
Priority to US16/911,472 priority patent/US20200409313A1/en
Publication of JP2021004838A publication Critical patent/JP2021004838A/ja
Publication of JP2021004838A5 publication Critical patent/JP2021004838A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7318363B2 publication Critical patent/JP7318363B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/04Hands; Discs with a single mark or the like
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/24Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B27/00Mechanical devices for setting the time indicating means
    • G04B27/002The setting apparatus being crown shaped
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C10/00Arrangements of electric power supplies in time pieces
    • G04C10/02Arrangements of electric power supplies in time pieces the power supply being a radioactive or photovoltaic source
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R20/00Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal
    • G04R20/02Setting the time according to the time information carried or implied by the radio signal the radio signal being sent by a satellite, e.g. GPS
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04RRADIO-CONTROLLED TIME-PIECES
    • G04R60/00Constructional details
    • G04R60/06Antennas attached to or integrated in clock or watch bodies
    • G04R60/10Antennas attached to or integrated in clock or watch bodies inside cases
    • G04R60/12Antennas attached to or integrated in clock or watch bodies inside cases inside metal cases

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

本発明は、電子時計に関するものである。
従来の電子時計は、例えば、特許文献1のように、時計の文字板や外装のベゼル上などにそれぞれのタイムゾーンの代表都市名の略称が記載されている。この電子時計の時差を手動で設定する方法として、手動で秒針を操作し、秒針の示すタイムゾーンに基づいて時差を設定する方法が知られている。
特開2015-102530号公報
しかしながら、ユーザーが各地域のタイムゾーンを正しく認識していない場合が多く、ユーザーが正しいタイムゾーンを選択することが難しい。このため、タイムゾーンを知らなくても、電子時計の表示日時を正しく合わせれば時差を正しく設定できることが望ましい。一方、衛星信号を受信する時計など、時差を管理している時計は、内部で年月日も含めた時刻情報を管理していることが多いが、年月日のうち日付しか表示していない場合がある。そのため、時計に表示される日付や時刻を正しく合わせても、内部で管理している年月がずれてしまい、時差を正しく設定できない場合があった。例えば、電子時計を1か月先に進めてしまうと、表示上の日付は合っているものの、月が異なっているため、いずれ日付がずれて表示される。即ち、誤って時差が設定されるという課題がある。
本開示の電子時計は、基準時刻と、前記基準時刻に対する時差と、を記憶する記憶部と、前記基準時刻を計時する計時部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく表示時刻を表示する時針を含む時刻表示部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく日付を表示するカレンダー表示部と、りゅうずまたはボタンを有する操作部と、設定された時差設定範囲において、前記操作部の操作ごとに前記時差を一定間隔で修正し、且つ、前記操作部の操作ごとに前記修正された前記時差に応じて前記時針及び前記日付を更新する制御部と、を備えることを特徴とする。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し1か月とすることが好ましい。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し、進める範囲を最大15日、遅れる範囲を12日から15日までとすることが好ましい。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、進める範囲の上限の時刻を23時59分、遅れる範囲の下限の時刻を00時00分までとすることが好ましい。
上記の電子時計において、前記時差の修正間隔は、1時間または15分であり、前記操作部の操作に基づいて前記修正間隔が切り替わることが好ましい。
上記の電子時計において、前記時差の修正は、前記時差の値を前記時差設定範囲内でループさせることが好ましい。
電子時計の外観を示す正面図。 電子時計の構造を示す断面図。 ムーブメントの構造を示す平面図。 電子時計の回路構成を示すブロック図。 時差修正範囲データの構成を示すブロック図。 電子時計が実行する時差修正処理を示すフローチャート。 電子時計の時差修正処理の方法を示すフローチャート。 電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャート。 変形例の電子時計の外観を示す正面図。 図9に示す電子時計の構造を示す断面図。 変形例の電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャート。 変形例の電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャート。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならしている。
図1は、電子時計の外観を示す正面図である。図2は、図1に示す電子時計の構造を示す断面図である。図3は、電子時計を構成するムーブメントの構造を示す平面図である。以下、電子時計の構造を、図1~図3を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、電子時計1は、文字板2および指針3を有する時刻表示用の時刻表示部1Aと、文字板2の日窓2Bおよび日車5を有するカレンダー表示部1Bとを備える電子時計である。
文字板2は、ポリカーボネートなどの非導電性部材にて円板状に形成されている。日窓2Bは文字板2の3時位置に設けられている。文字板2には、日窓2Bの他、指針3の指針軸3A(図2参照)が挿通される貫通孔2Cも形成されている。貫通孔2Cは、文字板2の平面中心位置に形成されている。
指針3は、秒針3B、分針3C、時針3Dを備えて構成される。指針3および日車5は、ステップモーターおよび輪列などを有する駆動機構22を介して駆動される。
また、電子時計1は、図1に示すように、外部操作用の操作手段であるりゅうず6、ボタンとしての4時ボタン7、ボタンとしての2時ボタン8が設けられている。りゅうず6および4時ボタン7、2時ボタン8は、操作部としての入力装置53(図4参照)を構成する。入力装置53は、この他、りゅうず6が先端に取り付けられる巻真と、巻真に取り付けられたスイッチ車(図示せず)と、スイッチ車によって押されるスイッチ接点ばねと、回路基板23に設けられた2つの電極を備えて構成される。スイッチ車は、りゅうず6が右に所定角度回転する毎に、スイッチ接点ばねを2つの電極のうち片方の電極に接触させる。そして、スイッチ車は、りゅうず6が左に所定角度回転する毎に、スイッチ接点ばねを他方の電極に接触させる。これにより、りゅうず6が右回転および左回転されたことが検出されるとともに、入力が行われる。
電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星からの衛星信号を受信して衛星時刻情報を取得し、内部時刻情報を修正できるように構成されている。
図1、図2に示すように、電子時計1は、ムーブメント20等を収容する外装ケース10を備える。外装ケース10は、ケース本体11と、裏蓋12とを備える。ケース本体11は、円筒状の胴111と、胴111の表面側に設けられたベゼル112とを備える。
ベゼル112は、リング状に形成されている。そして、ベゼル112と胴111とは、互いの対向面に形成された凹凸による嵌め合わせ構造あるいは両面粘着テープや接着剤等の手段により接続されている。なお、ベゼル112は、胴111に対して回転可能に取り付けられていてもよい。また、ベゼル112の内側には、ベゼル112によって保持されたカバーガラス31が取り付けられている。
ケース本体11の裏面側には、ケース本体11の裏面側の開口を塞ぐ円板状の裏蓋12が設けられている。裏蓋12は、ケース本体11の胴111にねじ構造により接続される。
なお、本実施形態では、胴111と裏蓋12とは、別体で構成されているが、これに限らず、胴111および裏蓋12が一体化されたワンピースケースでもよい。胴111、ベゼル112、裏蓋12には、BS(真鍮)、SUS(ステンレス鋼)、チタン合金などの導電性の金属材料が利用される。
次に、電子時計1の外装ケース10に内蔵される内部構造について説明する。図1、図2に示すように、外装ケース10内には、文字板2の他、ムーブメント20、平面アンテナ40、日車5等が収容される。
ムーブメント20は、地板21、地板21に支持される駆動機構22、回路基板23、二次電池24、ソーラーパネル25を備える。
地板21は、プラスチック等の非導電性部材にて形成されている。地板21は、駆動機構22を収容する駆動機構収容部21Aと、日車5が配置される日車配置部21Bと、平面アンテナ40を収容するアンテナ収容部21Cとを備える。日車配置部21Bは、地板21の表面に形成されたリング状の凹溝部で構成されている。駆動機構収容部21Aおよびアンテナ収容部21Cは、地板21の裏面側に設けられている。
駆動機構22は、地板21の駆動機構収容部21Aに収容され、時刻表示部1A、カレンダー表示部1Bの指針3、日車5を駆動する。すなわち、駆動機構22は、指針3の時針3Dを駆動する第1ステップモーター221(図3参照)および第1輪列(図示略)と、指針3の分針3Cを駆動する第2ステップモーター222(図3参照)および第2輪列(図示略)と、指針3の秒針3Bを駆動する第3ステップモーター223(図3参照)および第3輪列(図示略)と、日車5を駆動する第4ステップモーター224(図3参照)および第4輪列(図示略)とを有する。すなわち、第1ステップモーター221は、時針用モーターを構成し、第2ステップモーター222は、分針用モーターを構成し、第3ステップモーター223は、秒針用モーターを構成し、第4ステップモーター224は、日車用モーターを構成する。
図2に示すように、回路基板23は、平面略円形に形成され、かつ、二次電池24(図3参照)が配置される略円形の切欠部231が形成されている。この回路基板23は、文字板2側の面である表面が地板21の裏面に当接され、ねじ等によって地板21に固定されている。回路基板23の表面側には、平面アンテナ40が実装されている。また、回路基板23の裏面側には、GPS衛星から受信した衛星信号を処理する受信部である受信装置51と、ステップモーター221~224の制御を行う制御部としての制御装置70と、電源用IC(図示略)などが実装されている。
本実施形態では、受信装置51、制御装置70、電源用ICは、平面アンテナ40に対して、回路基板23の反対側に配置されている。これにより、受信回路や電源回路から発生するデジタルノイズが平面アンテナ40に飛び込みにくくなり、受信感度を向上できる。さらに、受信装置51は、シールド板26で囲まれているので、受信装置51が、制御装置70が発生するノイズの影響を受けることもない。
二次電池24は、平面円形に形成されたボタン型のリチウムイオン電池である。二次電池24は、駆動機構22、受信装置51、制御装置70等に電力を供給する。二次電池24は、回路基板23の切欠部231に設けられている。
ソーラーパネル25は、光を通すために表面電極はITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極で形成されている。また、樹脂フィルムで構成されたベース上に、発電層としてアモルファスシリコン半導体の薄膜が形成されている。
GPS衛星からの衛星信号の周波数は、約1.5GHzであり、高周波であるため、電波時計で受信する長波の標準電波と異なり、薄い透明電極でも電波は減衰しやすく、アンテナ特性が低下する。このため、円板状に形成されたソーラーパネル25は、平面アンテナ40と平面視で重なる部分に切欠部251が形成されている。このため、ソーラーパネル25は、地板21の表面側に配置され、平面アンテナ40の表面側には配置されていない。したがって、平面アンテナ40は、ソーラーパネル25の切欠部251を通して電波を受信できる。なお、ソーラーパネル25には、文字板2の日窓2Bと平面的に重なる開口や、指針3の指針軸3Aが挿通される孔が形成されている。
アンテナ収容部21Cには、パッチアンテナ(マイクロストリップアンテナ)である平面アンテナ40が配置される。平面アンテナ40は、GPS衛星からの衛星信号を受信するものである。この平面アンテナ40の詳細については後述する。
地板21の日車配置部21Bには、リング状に形成され、表面に日付が表示されたカレンダー車である日車5が配置される。日車5は、プラスチック等の非導電性部材により形成されている。ここで、日車5は、平面視において、平面アンテナ40の少なくとも一部と重なっている。
地板21の表面側には、ソーラーパネル25および日車5の表面側を覆って、文字板2が配置される。文字板2は、非導電性を有し、かつ、少なくとも一部の光を透過させる透光性を有するプラスチックなどの材料で形成されている。
文字板2の表面側には、非導電性部材である合成樹脂(例えばABS樹脂)にて形成されたリング部材であるダイヤルリング32が設けられる。ダイヤルリング32は、文字板2の周囲に沿って配置されている。ダイヤルリング32をプラスチックで成形すれば、受信性能も確保でき、かつ、複雑な形状も形成できて意匠性を向上できる。このダイヤルリング32は、ベゼル112によって文字板2側へ押しつけられて保持されている。
平面アンテナ40は、平面視において、ケース本体11(胴111およびベゼル112)、ソーラーパネル25とは重ならずに、非導電性部材にて形成された日車5、文字板2、地板21、カバーガラス31と重なっている。
このため、時計表面側から伝播されてくる衛星信号は、カバーガラス31を透過した後、ケース本体11またはソーラーパネル25によって遮られることなく、文字板2、日車5、地板21を透過して平面アンテナ40に入射する。なお、指針3は平面アンテナ40と重なる面積が小さいことから、金属製であっても衛星信号の受信に支障ないが、非導電性部材であれば衛星信号が遮断される影響をより回避できる点で好ましい。また、本実施形態では、平面アンテナ40はパッチアンテナに限定されない。なお、平面アンテナ40は、逆Fアンテナやチップアンテナでもよい。
GPS衛星は、右旋円偏波で衛星信号を送信している。そのため、本実施形態の平面アンテナ40は、円偏波特性に優れるパッチアンテナで構成されている。パッチアンテナは、マイクロストリップアンテナともいう。本実施形態の平面アンテナ40は、セラミックの誘電体基材41に導電性のアンテナ電極42を積層したパッチアンテナである。
この平面アンテナ40は、次のようにして製造できる。まず、比誘電率が60~100程度のチタン酸バリウムを主原料にプレス機で目的の形に成形し、焼成を経てアンテナの誘電体基材41となるセラミックスを完成する。誘電体基材41の裏面である回路基板23側の面には、主に銀(Ag)等のペースト材をスクリーン印刷すること等で、アンテナのグランド(GND)となるGND電極(図示略)が形成される。誘電体基材41の表面である地板21及び文字板2側の面には、アンテナの周波数や受信する信号の偏波を決めるアンテナ電極42が、GND電極と同様な方法で形成される。
この平面アンテナ40は、回路基板23の表面に実装され、回路基板23の裏面に実装された受信装置51であるGPSモジュールに電気的に接続される。さらに、回路基板23は、平面アンテナ40のGND電極を回路基板23のグランドパターンを介して受信装置51のグランド部に導通させることで、グランド板(グランドプレーン)として機能する。さらに、受信装置51のグランド部を回路基板23のグランドパターンを介して金属製の胴111や裏蓋12に導通することで、胴111及び裏蓋12はグランドプレーンとして利用できる。この平面アンテナ40は、回路基板23を地板21に固定することで、アンテナ収容部21Cに配置される。
図4は、電子時計の回路構成を示すブロック図である。図5は、時差設定範囲としての時差修正範囲データの構成を示すブロック図である。以下、電子時計の回路構成を、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4に示すように、電子時計1は、受信装置51、制御装置70、計時部としての計時装置52、記憶装置60、入力装置53、ソーラーパネル25が発電した電力を二次電池24に蓄積して充電する充電回路55を備える。
受信装置51は、二次電池24に蓄積された電力で駆動され、制御装置70によって駆動されると、平面アンテナ40を通じてGPS衛星から送信される衛星信号を受信する。そして、受信装置51は、衛星信号の受信に成功した場合には、取得した軌道情報やGPS時刻情報などの情報を制御装置70へ送信する。一方、衛星信号の受信に失敗した場合には、受信装置51は、その旨の情報を制御装置70へ送信する。なお、受信装置51の構成は、公知のGPS受信回路の構成と同様であるため、その説明を省略する。
計時装置52は、二次電池24に蓄積された電力で駆動される水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて基準時刻としての基準時刻データ610を更新する。
入力装置53は、りゅうず6および4時ボタン7、2時ボタン8を備えて構成され、りゅうず6および4時ボタン7、2時ボタン8の操作に応じた操作信号を、制御装置70に送信する。
記憶部としての記憶装置60は、図4に示すように、時刻データ記憶部600と、定時受信時刻記憶部650と、タイムゾーンデータ記憶部660とを備えている。
時刻データ記憶部600には、基準時刻データ610と、時差としての時差データ620と、表示時刻としての時刻表示用時刻データ630と、時差修正範囲データ640とが記憶される。
基準時刻データ610には、衛星信号から取得した時刻情報であるGPS時刻と現在の閏秒情報が記憶される。この基準時刻データ610は、通常は計時装置52によって1秒毎に更新され、衛星信号を受信した際には、取得した時刻情報と現在の閏秒情報によって修正される。すなわち、基準時刻データ610には、協定世界時であるUTCが記憶されることになる。
時刻表示用時刻データ630には、基準時刻データ610に、時差データ620を加味した時刻が記憶される。時差データ620は、測位モードで受信した場合には、受信で得られる位置情報で設定される。また、時差データ620は、りゅうず6の操作によっても修正される。
時差修正範囲データ640には、図5に示すように時差上限値641と、上限値のときの時刻642と、時差下限値643と、下限値のときの時刻644が記憶される。時差修正範囲データ640は、基準時刻データ610に対し、進み方向の境界値を最大+15日、反対の遅れ方向の境界値を-12日から-15日とし、進み方向の境界値から遅れ方向の境界値までの範囲が1か月となるように設定される。りゅうず6の操作によって時差データ620が修正された場合、設定される時差データ620は、時差下限値643以上、時差上限値641以下の値となる。
定時受信時刻記憶部650には、測時部710における定時受信処理を実行する定時受信時刻が記憶される。この定時受信時刻は、前回、4時ボタン7を操作して強制受信に成功した時刻が記憶される。
タイムゾーンデータ記憶部660には、位置情報(緯度、経度)と、対応する時差の情報とが関連付けて格納されている。このため、測位モードで位置情報を取得した場合、制御装置70は、その位置情報に基づいた時差を取得できるようにされている。
制御装置70は、電子時計1を制御するCPUで構成されている。制御装置70は、測時部710と、測位部720と、時差修正部730と、時刻修正部740と、表示制御部750と、入力判定部760とを備える。
測時部710は、受信装置51を作動して測時モードでの受信処理を行う。本実施形態では、自動受信処理と手動受信処理とで測時モードでの受信処理を実行する。
自動受信処理は、定時自動受信処理と、光自動受信処理の2種類がある。すなわち、測時部710は、計時している時刻表示用時刻データ630が、定時受信時刻記憶部650に記憶された定時受信時刻になった場合に、受信装置51を作動して測時モードでの定時自動受信処理を行う。
また、測時部710は、ソーラーパネル25の発電電圧または発電電流が設定値以上となり、屋外においてソーラーパネル25に日光が照射していると判断できる場合に、受信装置51を作動して測時モードでの光自動受信処理を行う。なお、ソーラーパネル25の発電状態で受信装置51を作動する処理の回数は、1日に1回などに制約してもよい。さらに、ユーザーが4時ボタン7を押して強制受信操作を行った場合、測時部710は、受信装置51を作動して測時モードでの手動受信処理を行う。
測時部710で実行される測時モードでの受信処理は、受信装置51で少なくとも1つのGPS衛星を捕捉し、そのGPS衛星から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する処理である。
測位部720は、ユーザーが2時ボタン8を押して強制受信操作を行った場合に、受信装置51を作動して測位モードでの受信処理を行う。
測位部720は、測位モードでの受信処理を開始すると、受信装置51で少なくとも3個、好ましくは4個以上のGPS衛星を捕捉し、各GPS衛星から送信される衛星信号を受信して位置情報を算出して取得する。また、測位部720は、衛星信号を受信した際に時刻情報も同時に取得できる。
時差修正部730は、測位部720で位置情報の取得に成功した場合、取得した位置情報(緯度、経度)に基づいて時差データ620を設定する。具体的には、制御装置70は、タイムゾーンデータ記憶部660に記憶された位置情報に対応する時差の情報を選択して取得し、時差データ620に記憶する。
例えば、日本標準時(JST)はUTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、測位部720で取得した位置情報が日本である場合には、制御装置70は、タイムゾーンデータ記憶部660から日本標準時の時差の情報(+9時間)を読み出して時差データ620に記憶する。
また、時差修正部730は、りゅうず6の回転操作に応じて、時差データ620を設定する。なお、りゅうず6の回転操作に応じた時差データ620の設定方法の詳細については、後述する。
時差修正部730が時差データ620を設定すると、時刻表示用時刻データ630は、時差データ620を用いて修正される。このため、時刻表示用時刻データ630は、UTCである基準時刻データ610に時差データ620を加算した時刻となる。
時刻修正部740は、測時部710や測位部720の受信処理で時刻情報の取得に成功した場合、取得した時刻情報で基準時刻データ610を修正する。このため、時刻表示用時刻データ630も修正される。時刻表示用時刻データ630が修正されると、時刻表示用時刻データ630と同期している指針3の指示時刻も修正される。なお、指針3は、公知の針位置検出手段を用いて時刻表示用時刻データ630と同期している。
表示制御部750は、駆動機構22を制御して、時刻表示部1Aおよびカレンダー表示部1Bからなる表示装置54の表示を制御する。具体的には、駆動機構22を制御して、指針3および日車5の移動を制御する。
入力判定部760は、入力装置53から送信される、りゅうず6および4時ボタン7、2時ボタン8の操作に応じた操作信号をもとに、入力操作の判定を行う。具体的には、りゅうず6からの操作信号では、りゅうず6の位置が0段目か否か、1段目か否か、2段目か否か、りゅうず6の回転方向が右回転か、または、左回転かを判定する。本実施形態において、りゅうず6が最も押し込まれた位置を0段目、0段目から引き出された位置を1段目、1段目からさらに引き出された位置を2段目という。4時ボタン7からの操作信号では、4時ボタン7が押されているか否か、押されている場合、押され続けた時間がどのぐらいかを判定する。2時ボタン8からの操作信号では、2時ボタン8が押されているか否か、押されている場合、押され続けた時間がどのぐらいかを判定する。
図6は、電子時計が実行する時差修正処理を示すフローチャートである。以下、時差修正処理の方法を、図6を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、りゅうず6が1段目にあるときに、1時間の修正間隔での時差修正モードに移行するように設定されている。
図6に示すように、ステップS1では、制御装置70は、入力判定部760に、ユーザーによってりゅうず6が1段目に引かれた否かを判定させる。制御装置70は、入力判定部760でNOと判定された場合、図6に示すフローを終了させる。なお、制御装置70は、一定時間間隔で図6に示すフローを実行するため、ステップS1においてNOと判定されている間は、入力判定部760に、ステップS1の処理を一定時間間隔で繰り返し実行させる。
そして、制御装置70は、入力判定部760でYESと判定された場合、入力判定部760に、ステップS2を実行させる。ステップS2では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の回転操作による入力があったか否かを判定させる。制御装置70は、ステップS2においてNOと判定された場合、入力判定部760に、判定処理を繰り返し実行させる。
制御装置70は、ステップS2においてYESと判定された場合、入力判定部760に、ステップS3を実行させる。ステップS3では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の回転方向が右回転(正転、時計回り)か左回転(逆転、反時計回り)かを判定させる。なお、りゅうず6の回転方向とは、電子時計1の外側からりゅうず6を見た場合の回転方向のことである。
制御装置70は、ステップS3において入力判定部760にりゅうず6の回転方向が右回転と判定された場合、時差修正部730に、ステップS4を実行させる。ステップS4では、制御装置70は、時差修正部730に、基準時刻データ610の時差修正範囲データ640を取得させる。なお、時差修正範囲データ640の取得方法の詳細については後述する。
次に、ステップS5では、制御装置70は、時差修正部730に、時差データ620を1時間加算させる。
そして、ステップS6では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差上限値641に対し、加算した時差データ620が上回っているか判定させる。
制御装置70は、ステップS6においてYESと判定された場合、時差修正部730に、ステップS7を実行させる。ステップS7では、制御装置70は、時差修正部730に、ステップS5で加算した時差データ620が時差上限値641を上回ったぶんの時間を時差修正範囲データ640の時差下限値643に加算した値に時差データ620を更新させる。これにより、時差データの値を時差設定範囲内でループさせている。ステップS6においてNOと判定された場合、およびステップS7の処理が実行されると、ステップS8に移行する。
ステップS8では、制御装置70は、時差修正部730に、更新した時差データ620と基準時刻データ610で時刻表示用時刻データ630を修正させる。
ステップS13では、制御装置70は、表示制御部750に、時針3Dを時計回りに移動させ、ステップS8において更新された時刻表示用時刻データ630の時間を、時針3Dに指示させる。この時、時刻表示用時刻データ630の日付が更新前後で変わる場合、表示制御部750は、日車5を時刻表示用時刻データ630の更新後の日付へ反時計回りで移動させる。
制御装置70は、ステップS13における時刻表示用時刻データ630の表示が完了された場合、入力判定部760に、ステップS14を実行させる。
ステップS14では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の段数が1段目か否かを判定させる。制御装置70は、ステップS14においてYESと判定された場合、ステップS2における入力判定部760に、判定処理を再度実行させる。制御装置70は、ステップS14においてNOと判定された場合、図6の処理を終了させる。例えば、時差修正部730は、現在設定されている時差の情報が、+9時間の場合に、右回転の入力が1回あると、時差の情報を+10時間に更新し、3回あると、+12時間に更新する。
一方、制御装置70は、ステップS3においてりゅうず6の回転方向が左回転と判定された場合、時差修正部730に、ステップS9を実行させる。
ステップS9では、制御装置70は、時差修正部730に、基準時刻データ610より時差修正範囲データ640を取得させる。なお、時差修正範囲データ640の取得方法の詳細については後述する。
次に、ステップS10では、制御装置70は、時差修正部730に、時差データ620を1時間減算させる。
そして、ステップS11では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差下限値643に対し、減算した時差データ620が下回っているか判定させる。
制御装置70は、ステップS11においてYESと判定された場合、時差修正部730に、ステップS12を実行させる。ステップS12では、制御装置70は、時差修正部730に、ステップS10で減算した時差データ620が時差下限値643を下回ったぶんの時間を時差修正範囲データ640の時差上限値641から減算した値に時差データ620を更新させる。これにより、時差データの値を時差設定範囲内でループさせている。ステップS11においてNOと判定された場合、ステップS8に処理を移行する。
ステップS8では、制御装置70は、時差修正部730に、更新した時差データ620と基準時刻データ610で時刻表示用時刻データ630を修正させる。
ステップS13では、制御装置70は、表示制御部750に、時針3Dを反時計回りに移動させ、ステップS8において更新された時刻表示用時刻データ630の時間を、時針3Dに指示させる。この時、時刻表示用時刻データ630の日付が更新前後で変わる場合、表示制御部750は、日車5を時刻表示用時刻データ630の日付へ時計回りで移動させる。
制御装置70は、ステップS13における時刻表示用時刻データ630の表示が完了された場合、入力判定部760に、ステップS14を実行させる。ステップS14では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の段数が1段目か否かを判定させる。制御装置70は、ステップS14においてYESと判定された場合、ステップS2における入力判定部760に、判定処理を再度実行させる。制御装置70は、ステップS14においてNOと判定した場合、図6の処理を終了させる。例えば、時差修正部730は、現在設定されている時差の情報が、+9時間の場合に、左回転の入力が1回あると、時差の情報を+8時間に更新し、3回あると、+6時間に更新する。
図7は、電子時計の時差修正処理の方法を示すフローチャートである。以下、時差修正処理の方法を、図7を参照しながら説明する。本実施形態では、りゅうず6が2段目にあるときに、15分の修正間隔での時差修正モードに移行するように設定されている。
図7に示すように、ステップS15では、制御装置70は、入力判定部760に、ユーザーによってりゅうず6が2段目に引かれた否かを判定させる。制御装置70は、入力判定部760でNOと判定した場合、図7の処理を終了させる。なお、制御装置70は、一定時間間隔で図7の処理を実行するため、ステップS15においてNOと判定されている間は、入力判定部760に、ステップS15の処理を一定時間間隔で繰り返し実行させる。
そして、制御装置70は、入力判定部760でYESと判定された場合、入力判定部760に、ステップS16を実行する。ステップS16では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の回転操作による入力があったか否かを判定させる。制御装置70は、ステップS16においてNOと判定された場合、入力判定部760に、ステップS16の処理を繰り返し実行させる。
制御装置70は、ステップS16においてYESと判定された場合、入力判定部760に、ステップS17を実行させる。ステップS17では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の回転方向が右回転(正転、時計回り)か左回転(逆転、反時計回り)かを判定させる。なお、りゅうず6の回転方向とは、電子時計1の外側からりゅうず6を見た場合の回転方向のことである。
制御装置70は、ステップS17においてりゅうず6の回転方向が右回転と判定された場合、時差修正部730に、ステップS18を実行させる。ステップS18では、制御装置70は、時差修正部730に、基準時刻データ610より時差修正範囲データ640を取得させる。なお、時差修正範囲データ640の取得方法の詳細については後述する。
次に、ステップS19では、制御装置70は、時差修正部730に、時差データ620を15分加算させる。
そして、ステップS20では、制御装置70は、時差修正部730に、前記時差修正範囲データ640の時差上限値641に対し、加算した時差データ620が上回っているか判定させる。
制御装置70は、ステップS20においてYESと判定された場合、時差修正部730に、ステップS21を実行させる。ステップS21では、制御装置70は、時差修正部730に、ステップS19で加算した時差データ620が前記時差上限値641を上回ったぶんの時間を前記時差修正範囲データ640の時差下限値643に加算した値に時差データ620を更新させる。
ステップS22では、制御装置70は、時差修正部730に、更新した時差データ620と基準時刻データ610で時刻表示用時刻データ630を修正させる。
ステップS27では、制御装置70は、表示制御部750に、時針3Dと、分針3Cを同時に時計回りに移動させ、ステップS22において更新された時刻表示用時刻データ630の時間を、時針3Dと、分針3Cに指示させる。この時、時刻表示用時刻データ630の日付が更新前後で変わる場合、表示制御部750は、日車5を時刻表示用時刻データ630の日付へ反時計回りで移動させる。
制御装置70は、ステップS27における時刻表示用時刻データ630の表示が完了された場合、入力判定部760に、ステップS28を実行させる。ステップS28では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の段数が2段か否かを判定させる。制御装置70は、ステップS28においてYESと判定された場合、ステップS16における入力判定部760に、判定処理を再度実行させる。制御装置70は、ステップS28においてNOと判定された場合、図7の処理を終了させる。
例えば、時差修正部730は、現在設定されている時差の情報が、-9時間30分の場合に、右回転の入力が1回あると、時差の情報を-9時間15分に更新し、3回あると、-8時間45分に更新する。
一方、制御装置70は、ステップS17においてりゅうず6の回転方向が左回転と判断された場合、時差修正部730に、ステップS23を実行させる。ステップS23では、制御装置70は、時差修正部730に、基準時刻データ610より時差修正範囲データ640を取得させる。なお、時差修正範囲データ640の取得方法の詳細については後述する。
次に、ステップS24では、制御装置70は、時差修正部730に、時差データ620を15分減算させる。そして、ステップS25では、制御装置70は、時差修正部730に、前記時差修正範囲データ640の時差下限値643に対し、減算した時差データ620が下回っているか判定させる。
制御装置70は、ステップS25においてYESと判定された場合、時差修正部730に、ステップS26を実行させる。ステップS26では、制御装置70は、時差修正部730に、ステップS24で減算した時差データ620が前記時差下限値643を下回ったぶんの時間を前記時差修正範囲データ640の時差上限値641から減算した値に時差データ620を更新させる。ステップS25においてNOと判定された場合、ステップS22に処理を移行する。
次に、ステップS22では、制御装置70は、時差修正部730に、更新した時差データ620と基準時刻データ610で時刻表示用時刻データ630を修正させる。
ステップS27では、制御装置70は、表示制御部750に、時針3Dと、分針3Cを同時に反時計回りに移動させ、ステップS22において更新された時刻表示用時刻データ630の時間を、時針3Dと、分針3Cに指示させる。この時、時刻表示用時刻データ630の日付が更新前後で変わる場合、表示制御部750は、日車5を時刻表示用時刻データ630の日付へ時計回りで移動させる。
制御装置70は、ステップS27における時刻表示用時刻データ630の表示が完了された場合、入力判定部760に、ステップS28を実行させる。ステップS28では、制御装置70は、入力判定部760に、りゅうず6の段数が2段目か否かを判定させる。ステップS28においてYESと判定された場合、制御装置70は、ステップS16における入力判定部760に、判定処理を再度実行する。制御装置70は、ステップS28においてNOと判定された場合、図7の処理を終了させる。
例えば、時差修正部730は、現在設定されている時差の情報が、-10時間30分の場合に、左回転の入力が1回あると、時差の情報を-10時間45分に更新し、3回あると、-11時間15分に更新する。
図8は、電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャートである。以下、時差修正範囲取得処理の方法を、図8を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、1時間間隔での時差修正モード中、または、15分間隔での時差修正モード中に、入力判定部760で、ステップS3およびステップS16におけるりゅうず6の回転方向の判定が行われた場合に実施される。
ステップS29では、制御装置70は、時差修正部730に、現在の基準時刻データ610を取得させる。
次に、ステップS30では、制御装置70は、時差修正部730に、23時59分からステップS29で取得した基準時刻データ610の時刻(時間と分)を引いた差の時間に15日ぶんの時間(360時間)を足した時間に時差修正範囲データ640の時差上限値641を設定させる。
ステップS31では、制御装置70は、時差修正部730に、ステップS30で設定した時差上限値641をステップS29で取得した基準時刻データ610に加算した時刻に前記時差修正範囲データ640の上限値のときの時刻642を設定させる。
なお、このステップS30とステップS31の順番は逆でもよい。その場合、まずステップS31では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の上限値のときの時刻642をステップS29で取得した基準時刻データ610の年月日を15日進めた日付の23時59分に設定させる。
次に、ステップS30では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差上限値641に設定した上限値のときの時刻642からステップS29で取得した基準時刻データ610を引いた差の時間を設定させる。例えば、基準時刻が2019年1月1日10時10分30秒の場合、時差上限値641は、15日13時間49分、上限値のときの時刻642は、2019年1月16日23時59分となる。
ステップS32では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の下限値のときの時刻644を前記上限値のときの時刻642に基づいて設定させる。前記下限値のときの時刻644は、前記上限値のときの時刻642の年月日に対し、ひと月前の翌日の00時00分になるように設定させる。
このとき、存在しない日(2月30日など)は設定できず、翌月の1日となる。例えば、上限値のときの時刻642が2010年4月1日の場合、下限値のときの時刻644は2010年3月2日となり、上限値のときの時刻642が2010年3月29日の場合、下限値のときの時刻644は2010年3月1日となる。
これにより、時差修正範囲は、2010年3月2日から2010年4月1日までや、2010年3月1日から2010年3月29日までとなり、いずれも、3月1日と4月1日などの複数の同じ日付が存在しないように設定される。
ステップS33では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差下限値643を設定させる。前記時差下限値643は、ステップS29で取得した基準時刻データ610からステップS32で設定した前記下限値のときの時刻644を引いた時間を設定させる。
以上説明したように、本実施形態の電子時計1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、1時間、または15分の一定間隔の修正により、タイムゾーンの表示がなくても、時刻の表示を合わせれば時差を正しく修正することができる。
(2)本実施形態によれば、修正範囲を1か月に限定し、設定範囲内に同じ日付を複数存在させないことで、日付が正しくても誤って年月がずれて設定してしまうことを防止できる。また、修正範囲を1か月に限定すると、上限値と下限値の日付の連続性を保つことができる。すなわち上限値から下限値へ更新する場合や下限値から上限値へ更新する場合の日車5の移動を少なくすることができる。これにより、修正中の日車の運針によって、ユーザーが操作できない時間を短縮できる。
(3)本実施形態によれば、時差修正時、修正範囲の境界まで修正した際に、境界で止まらず、反対の境界へループして設定させることで、一般的な時計(機械式時計など)の時刻合わせのように指針3、日車5を止めることなく、回し続けることができ、直感的な操作性を実現できる。
(4)本実施形態によれば、時差修正時、修正範囲の下限値を00時00分、上限値を23時59分と日替わり直前にすることで、範囲切り替えのタイミングを日替わりに合わせ、不自然なタイミングでの日車5の動きを防止するため、ユーザーの認識性を高めることができる。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記した実施形態では、カレンダー表示機能を備えた電子時計1について説明したが、図9に示すように、更に、月表示機能を備えた電子時計1Cに適用するようにしてもよい。図9は、実施形態と同様の構成に加え、月表示機能を備えた電子時計を示す正面図である。図10は、図9に示す電子時計の構造を示す断面図である。
具体的には、図9及び図10に示すように、電子時計1Cは、上記実施形態と同様の構成に加え、文字板2の月窓2Dおよび月車5Aを有する月表示部1Dとを備える電子時計1Cである。
指針3および日車5、月車5Aは、ステップモーターおよび輪列などを有する駆動機構22Aを介して駆動される。駆動機構22Aは、上記実施形態の駆動機構22に加え、月車5Aを駆動する第5ステップモーター(図示せず)および第5輪列(図示せず)を有する。すなわち、第5ステップモーターは、月車用モーターを構成する。
図11は、変形例の電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャートである。以下、時差修正範囲取得処理の方法を、図11を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、1時間間隔での時差修正モード中、または、15分間隔での時差修正モード中に、入力判定部760で、りゅうず6の回転方向が右回転か左回転かの判定が行われた場合に実施される。
ステップS29では、制御装置70は、時差修正部730に、現在の基準時刻データ610を取得させる。
次に、ステップS34では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の上限値のときの時刻642を設定させる。前記上限値のときの時刻642は、ステップS29で取得した基準時刻データ610の年月を+6か月した年月の月末日23時59分に設定させる。
次に、ステップS35では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差上限値641を設定させる。前記時差上限値641は、ステップS34で設定した上限値のときの時刻642からステップS29で取得した基準時刻データ610を引いた差の時間を設定させる。例えば、基準時刻が2018年9月10日15時15分30秒の場合、上限値のときの時刻642は、2019年3月31日23時59分、時差上限値641は、6か月21日8時間44分となる。
次に、ステップS36では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の下限値のときの時刻644を設定させる。前記下限値のときの時刻644は、ステップS29で取得した基準時刻データ610の年月を-5か月した年月の1日00時00分に設定させる。
次に、ステップS37では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差下限値643を設定させる。前記時差下限値643は、ステップS29で取得した基準時刻データ610からステップS36で設定した下限値のときの時刻644を引いた差の時間を設定させる。例えば、基準時刻が2018年9月10日15時15分30秒の場合、下限値のときの時刻644は、2018年4月1日00時00分、時差下限値643は、-5か月9日15時間15分となる。
以上述べたように、本変形例の電子時計1Cによれば、実施形態の電子時計1と比較して、表示情報が増え、時刻情報、時差の情報の管理が複雑になった場合でも、実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記した実施形態では、時差修正範囲を1か月で可変としたが、これに限定されず、時差修正範囲の日数を固定で設定してもよい。この時、上限は+1日から+15日、下限は-1日から-12日の範囲の中で、1日単位で時差修正範囲を変更できる。以下、具体例を説明する。
図12は、電子時計が実行する時差修正範囲取得処理を示すフローチャートである。なお、時差修正範囲を±1日で設定する場合を例に説明する。
ステップS38では、制御装置70は、時差修正部730に、基準時刻データ610を取得させる。次に、ステップS39では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差上限値641を設定させる。前記時差上限値641は23時59分からステップS38で取得した基準時刻データ610の時刻(時、分)を引いた差の時間と1日を設定させる。
次に、ステップS40では、制御装置70は、時差修正部730に、時差修正範囲データ640の時差下限値643を設定させる。前記時差下限値643はステップS38で取得した基準時刻データ610の時刻+1日の時間を設定させる。このとき下限値なので、設定する時間の符号はマイナスとする。
以上述べたように、本変形例に係る電子時計によれば、実施形態の電子時計1と比較して、時差が大きくずれた状態から時差を正しく設定しようとするときに、時差修正にかかる時間を短縮することができる。
上記した変形例では、時差修正範囲を1年間としたが、これに限定されず、時差修正範囲の上限及び下限の月数は、上限は+1か月から+6か月、下限は-1か月から-5か月の範囲の中で、1月単位で変更してもよい。
この電子時計によれば、実施形態の電子時計1と比較して、表示情報が拡張され、時刻情報、時差の情報の管理が複雑になった場合に、時差が大きくずれた状態から時差を正しく設定しようとするときに、時差修正にかかる時間を短縮することができる。
以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。
電子時計は、基準時刻と、前記基準時刻に対する時差と、を記憶する記憶部と、前記基準時刻を計時する計時部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく表示時刻を表示する時針を含む時刻表示部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく日付を表示するカレンダー表示部と、りゅうずまたはボタンを有する操作部と、設定された時差設定範囲において、前記操作部の操作ごとに前記時差を一定間隔で修正し、且つ、前記操作部の操作ごとに前記修正された前記時差に応じて前記時針及び前記日付を更新する制御部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、時差設定範囲の中で時差を修正するので、異なる日付に修正されることを防ぐことが可能となり、誤った時差に設定されることを防ぐことができ、一定間隔での修正により、受信機能を持たない一般的な時計の時刻合わせに近い時差修正が可能になり、直感的な操作性を実現できる。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し1か月とすることが好ましい。
この構成によれば、時差設定範囲を1か月にすることにより同じ日付が存在しないため、誤った日付に設定することを防ぐことができる。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し、進める範囲を最大15日、遅れる範囲を12日から15日までとすることが好ましい。
この構成によれば、日付の表示に使われる日車には1~31が表記されているが、遅れる範囲の日数に範囲をもたせることで、日車を連続して動作させることが可能となり、時差を修正する時の日車の動きを自然なものにできる。このため、時差データの更新前後で日付が大きく変更されることがないため、日車が動作している間、ユーザーが操作できない時間を短くできる。
上記の電子時計において、前記時差設定範囲は、進める範囲の上限の時刻を23時59分、遅れる範囲の下限の時刻を00時00分までとすることが好ましい。
この構成によれば、時差設定範囲の時刻を分単位で日替わりする直前にしているため、修正範囲内に同じ日付を2つ以上存在させずに、時刻の連続性を損なわないようにできる。
上記の電子時計において、前記時差の修正間隔は、1時間または15分であり、前記操作部の操作に基づいて前記修正間隔が切り替わることが好ましい。
この構成によれば、時差の修正間隔が15分であることにより、実在する時差・サマータイムに対応することができる。また、時差の修正間隔が1時間であることにより、時差を大きく変更する際、修正にかかる時間を短縮することができる。
上記の電子時計において、前記時差の修正は、前記時差の値を前記時差設定範囲内でループさせることが好ましい。
この構成によれば、時差の修正をループさせて境界値で止めないことにより、時刻、日時の表示上では時刻を進めているように見せることが可能となり、受信機能のない機械式時計などの時刻合わせのように、時刻が止まることなく時差の修正が行えるため、直感的な操作性を実現することができる。
1…電子時計、1A…時刻表示部、1B…カレンダー表示部、1C…電子時計、1D…月表示部、2…文字板、2B…日窓、2C…貫通孔、2D…月窓、3…指針、3A…指針軸、3B…秒針、3C…分針、3D…時針、5…日車、5A…月車、6…りゅうず、7…ボタンとしての4時ボタン、8…ボタンとしての2時ボタン、10…外装ケース、11…ケース本体、12…裏蓋、20…ムーブメント、21…地板、21A…駆動機構収容部、21B…日車配置部、22…駆動機構、22A…駆動機構、24…二次電池、25…ソーラーパネル、31…カバーガラス、40…平面アンテナ、51…受信装置、52…計時部としての計時装置、53…操作部としての入力装置、60…記憶部としての記憶装置、70…制御部としての制御装置、111…胴、112…ベゼル、221…第1ステップモーター、222…第2ステップモーター、223…第3ステップモーター、224…第4ステップモーター、600…時刻データ記憶部、610…基準時刻としての基準時刻データ、620…時差としての時差データ、630…表示時刻としての時刻表示用時刻データ、640…時差設定範囲としての時差修正範囲データ、641…時差上限値、642…上限値のときの時刻、643…時差下限値、644…下限値のときの時刻、650…定時受信時刻記憶部、660…タイムゾーンデータ記憶部、710…測時部、720…測位部、730…時差修正部、740…時刻修正部、750…表示制御部、760…入力判定部。

Claims (6)

  1. 基準時刻と、前記基準時刻に対する時差と、を記憶する記憶部と、
    前記基準時刻を計時する計時部と、
    前記基準時刻と前記時差とに基づく表示時刻を表示する時針を含む時刻表示部と、
    前記基準時刻と前記時差とに基づく日付を表示するカレンダー表示部と、
    りゅうずまたはボタンを有する操作部と、
    設定された時差設定範囲において、前記操作部の操作ごとに前記時差を一定間隔で修正
    し、且つ、前記操作部の操作ごとに前記修正された前記時差に応じて前記時針及び前記日
    付を更新する制御部と、
    を備え
    前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し1か月であり且つ前記時差設定範囲内に同じ日付は一つであるように、前記基準時刻に対して上限値と下限値とが設定され、
    前記制御部は、前記修正された前記時差が前記上限値を上回った場合は、前記上回った値を前記下限値に加算した値に応じて前記時差を更新し、前記修正された前記時差が前記下限値を下回った場合は、前記下回った値を前記上限値から減算した値に応じて前記時差を更新することを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1記載の電子時計であって、
    前記時差設定範囲は、前記計時部で計時されている前記基準時刻に対し、進める範囲を
    最大15日、遅れる範囲を12日から15日までとすることを特徴とする電子時計。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の電子時計であって、
    前記時差設定範囲は、進める範囲の上限の時刻を23時59分、遅れる範囲の下限の時
    刻を00時00分までとすることを特徴とする電子時計。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の電子時計であって、
    前記時差の修正間隔は、1時間または15分であり、
    前記操作部の操作に基づいて前記修正間隔が切り替わることを特徴とする電子時計。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子時計であって、
    衛星信号を受信するアンテナと、
    前記受信した前記衛星信号を処理する受信部とを備え、
    前記制御部は、前記衛星信号に基づいて、前記基準時刻および前記時差を修正する、
    ことを特徴とする電子時計。
  6. 基準時刻と前記基準時刻に対する時差とを記憶する記憶部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく表示時刻を表示する時針を含む時刻表示部と、前記基準時刻と前記時差とに基づく日付を表示するカレンダー表示部と、りゅうずまたはボタンを有する操作部と、制御部と、を備える電子時計の制御方法であって、
    前記制御部が、
    上限値と下限値とで規定される時差設定範囲を前記基準時刻に対して設定する工程と、
    前記操作部の第1操作がなされると、前記時差に所定の時間を加算する工程と、
    前記加算された時差が前記上限値を上回っているかを判断する工程と、
    前記上限値を上回っていない場合に、前記加算された値に応じて前記記憶部の前記時差を更新する工程と、
    前記上限値を上回っている場合に、前記上限値を上回った値を前記下限値に加算した値に応じて前記時差を更新する工程と、を実行し、
    前記制御部が、
    前記操作部の第2操作がなされると、前記時差から前記所定の時間を減算する工程と、
    前記減算された時差が前記下限値を下回っているかを判断する工程と、
    前記下限値を下回っていない場合に、前記減算された値に応じて前記記憶部の前記時差を更新する工程と、
    前記下限値を下回っている場合に、前記下限値を下回った値を前記上限値から減算した値に応じて前記時差を更新する工程と、
    を実行し、
    前記時差設定範囲は、前記基準時刻に対して1か月であり且つ同じ日付は一つであるように設定される、
    ことを特徴とする電子時計の制御方法。
JP2019119687A 2019-06-27 2019-06-27 電子時計 Active JP7318363B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119687A JP7318363B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電子時計
US16/911,472 US20200409313A1 (en) 2019-06-27 2020-06-25 Electronic Watch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119687A JP7318363B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電子時計

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021004838A JP2021004838A (ja) 2021-01-14
JP2021004838A5 JP2021004838A5 (ja) 2022-05-27
JP7318363B2 true JP7318363B2 (ja) 2023-08-01

Family

ID=74044615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019119687A Active JP7318363B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電子時計

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200409313A1 (ja)
JP (1) JP7318363B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018119925A (ja) 2017-01-27 2018-08-02 セイコーエプソン株式会社 電子時計
JP2018151372A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 セイコーエプソン株式会社 電子時計および電子時計の制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6269055B1 (en) * 1998-11-16 2001-07-31 Quartex, A Division Of Primex, Inc. Radio-controlled clock movement
US6411568B1 (en) * 2000-08-29 2002-06-25 James D. Logan Timepiece for automatically displaying times with intermittent fast settings to encourage punctuality
JP3603903B2 (ja) * 2003-03-31 2004-12-22 セイコーエプソン株式会社 電波修正時計およびその制御方法
US20060018201A1 (en) * 2004-07-20 2006-01-26 Lizzi Ronald S Method of and device for setting and indicating a plurality of alerts using an indicator hand
JP5476664B2 (ja) * 2008-01-29 2014-04-23 セイコーエプソン株式会社 電子腕時計および電子腕時計の時刻修正方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018119925A (ja) 2017-01-27 2018-08-02 セイコーエプソン株式会社 電子時計
JP2018151372A (ja) 2017-03-14 2018-09-27 セイコーエプソン株式会社 電子時計および電子時計の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021004838A (ja) 2021-01-14
US20200409313A1 (en) 2020-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105955012B (zh) 电子设备和时刻修正方法
JP5087071B2 (ja) 電波修正時計
JP6459647B2 (ja) 電子時計および電子時計の制御方法
JP3603903B2 (ja) 電波修正時計およびその制御方法
US20140247700A1 (en) Electronic Timepiece and Time Correction Method of Electronic Timepiece
US20140241131A1 (en) Electronic Timepiece
JP2004093557A (ja) 時刻修正システム、時刻修正指示装置、指針式時計、および時刻修正方法
US20180217557A1 (en) Electronic timepiece
JP6540351B2 (ja) 電子時計および電子時計の制御方法
JP6555165B2 (ja) 電子機器、時刻修正方法および時刻修正プログラム
JP2014173968A (ja) 電子時計
JP6398247B2 (ja) 電子時計
US9335743B2 (en) Electronic timepiece and method for controlling display operation of electronic timepiece
JP7318363B2 (ja) 電子時計
JP6471425B2 (ja) 通信装置、電子時計、および通信装置の制御方法
JP6907925B2 (ja) 電子時計
US20180284700A1 (en) Electronic Timepiece
JP2016142680A (ja) 電子時計および電子時計の制御方法
JP7135407B2 (ja) 電子時計
JP2018155716A (ja) 電子機器および受信装置
JP6340836B2 (ja) 衛星信号受信装置、電子時計、および衛星信号受信方法
US11372377B2 (en) Electronic timepiece with leap second information acquisition
JP2014215106A (ja) 電子時計
JP6811131B2 (ja) 電子時計
WO2024090100A1 (ja) 電子時計

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20200811

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210916

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220519

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7318363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150