JP2014169869A - 電子時計および電子時計の時刻修正方法 - Google Patents

電子時計および電子時計の時刻修正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる複数の時刻表示が可能であり、かつ、利用者に分かりやすく表示できて利便性を向上できる電子時計を提供すること。
【解決手段】電子時計1は、位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在地の位置情報を取得する測位部420と、第1時刻を表示する第1時刻表示部110および第2時刻を表示する第2時刻表示部120を少なくとも有する時刻表示部と、前記第1時刻は前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて修正し、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しないタイムゾーン修正部440とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して表示時刻を修正する電子時計および電子時計の時刻修正方法に関する。
GPS(Global Positioning System)衛星から送信される衛星信号を受信して時刻修正を行う電子時計が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、ローカルタイムを表示する第1時刻表示部と、ホームタイムを表示する第2時刻表示部とを備えた電子時計が開示されている。
特開2011−75541号公報 特開2012−198100号公報
ところで、特許文献1の電子時計では、現在地を移動した場合に、前記第1時刻表示部および第2時刻表示部の時刻表示をどのように制御するか開示されていない。
一方、GPS衛星から送信される衛星信号を受信して、タイムゾーンデータを修正する電子時計が知られている(例えば、特許文献2)。
特許文献1のような第1時刻表示部および第2時刻表示部を備える電子時計において、特許文献2の電子時計のように、タイムゾーンデータを修正すると、第1時刻表示部および第2時刻表示部の両方のタイムゾーンデータが修正されてしまい、利用者にとって不都合が生じる。
このため、ローカルタイムおよびホームタイム等の異なる複数の時刻表示を、利用者に分かりやすく表示できて利便性の高い電子時計が求められている。
本発明の目的は、異なる複数の時刻表示が可能であり、かつ、利用者に分かりやすく表示できて利便性を向上できる電子時計および電子時計の時刻修正方法を提供することにある。
本発明の電子時計は、位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在地の位置情報を取得する測位部と、第1時刻を表示する第1時刻表示部および第2時刻を表示する第2時刻表示部を少なくとも有する時刻表示部と、前記第1時刻は前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて修正し、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しないタイムゾーン修正部と、を備えることを特徴とする。
本発明の電子時計は、少なくとも第1時刻表示部および第2時刻表示部を含む複数の時刻表示部を備える。このため、第1時刻表示部で現在地の時刻(ローカルタイム:第1時刻)を表示し、第2時刻表示部で、家族が住む場所や勤務地などの海外に移動している場合に時刻を把握したい場所の時刻(ホームタイム:第2時刻)を表示することができる。
そして、測位部が現在地の位置情報を取得すると、タイムゾーン修正部が前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて第1時刻を修正する。ここで、タイムゾーン情報は、通常、UTC(協定世界時)に対する時差情報であり、第1時刻表示部は、UTCをタイムゾーン情報で修正して求めた第1時刻を表示する。従って、電子時計を装着した利用者が、飛行機などでタイムゾーンの異なる国に移動し、測位部で位置情報を取得すると、タイムゾーン修正部が前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて第1時刻を修正する。従って、第1時刻表示部では、第1時刻つまり現在地のローカルタイムを表示できる。
一方で、タイムゾーン修正部は、前記位置情報が取得されてもタイムゾーン情報を用いて第2時刻を修正しない。このため、第2時刻は、ホームタイムを常に表示できる。
従って、タイムゾーンが異なる国に移動した場合、衛星信号を受信して測位部で位置情報を取得することで、第1時刻表示部は現地のローカルタイムを容易に表示できる。一方で、第2時刻表示部は、利用者が設定したホームタイムを常に表示しているので、海外に移動している場合でも、生活拠点の時刻を容易に確認できる。
ここで、電子時計は、位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する測時部と、前記測時部が前記時刻情報を取得すると、前記第1時刻および前記第2時刻を修正する時刻修正部を備えることが好ましい。
測時部が衛星信号を受信して時刻情報を取得した場合に、第1時刻のみならず第2時刻も連動して修正できるので、第1および第2時刻表示部で表示される時刻を正確に合わせることができる。このため、第1および第2時刻表示部の時刻表示精度を高めることができる。さらに、時刻情報は、1つの位置情報衛星を捕捉してその衛星信号を受信できれば取得できるので、3個以上の位置情報衛星を捕捉する必要がある位置情報の取得処理に比べて短時間で処理でき、消費電流を低減できる。
また、前記第2時刻表示部は、前記第1時刻表示部よりも表示面積が小さいことが好ましい。
第1時刻表示部の表示面積を、第2時刻表示部よりも大きくすれば、取得したタイムゾーン情報で修正される第1時刻つまりローカルタイムを視認しやすくできる。このため、使い勝手のよい電子時計を提供できる。
さらに、前記第1時刻表示部および第2時刻表示部で表示する時刻情報を、互いに入れ替える表示交換部を備えることが好ましい。
表示交換部は、利用者がボタンなどの操作部を操作することで実行される。例えば、電子時計を装着した利用者が日本の東京からアメリカのニューヨークに飛行機で移動する場合に、東京において測位部により位置情報を取得すると、タイムゾーン設定部は日本のタイムゾーン情報(JST:UTCに対する時差情報であり、+9時間)を設定する。このため、タイムゾーン修正部によって第1時刻は日本標準時に修正される。
そして、飛行機に乗ってニューヨークに移動した際に、前記表示交換部で時刻情報を入れ替えると、日本標準時は第2時刻表示部で表示される。そして、ニューヨークにおいて測位部により位置情報を取得すると、タイムゾーン設定部はアメリカ東部のタイムゾーン情報(EST:UTCに対する時差情報であり、−5時間、夏時間の場合−4時間)を設定する。このため、タイムゾーン修正部によって第2時刻はアメリカ東部標準時に修正される。
このため、移動後のローカルタイムと、移動前のホームタイムとを、第1時刻表示部および第2時刻表示部で正確にかつ同時に表示できる。さらに、ニューヨークから東京に戻る際に、表示交換部を作動させることで、第1時刻表示部を日本標準時に切り替え、第2時刻表示部をアメリカ東部標準時に切り替えることができる。このため、衛星信号を受信しなくても、帰国時の日本の時間を第1時刻表示部で表示できるので、利便性を向上できる。
また、前記第2時刻表示部で表示する第2時刻を、前記第1時刻表示部で表示する第1時刻に修正する第2時刻修正部を備えることが好ましい。
第2時刻修正部は、利用者がボタンなどの操作部を操作することで実行される。例えば、日本において、測位部により位置情報を取得すると、タイムゾーン設定部は日本のタイムゾーン情報(JST:UTCに対する時差情報であり、+9時間)を設定する。このため、タイムゾーン修正部によって第1時刻は日本標準時に修正される。
そして、第2時刻修正部で第2時刻を第1時刻で書き換えると、第2時刻も日本標準時に設定される。これにより、第2時刻つまりホームタイムを手動で修正する必要が無く、正確に設定できる。そして、タイムゾーンが異なる国に移動した後で、測位部で位置情報を取得し、タイムゾーン設定部でタイムゾーン情報を設定し、タイムゾーン修正部で第1情報を修正すれば、第1時刻を現在地のローカルタイムに容易に修正できる。
本発明は、第1時刻を表示する第1時刻表示部と、第2時刻を表示する第2時刻表示部とを少なくとも有する電子時計の時刻修正方法であって、位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在地の位置情報を取得するステップと、前記第1時刻は前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて修正し、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しないステップと、を備えることを特徴とする。
本発明においても、前記電子時計と同じ作用効果を奏することができる。すなわち、タイムゾーンが異なる国に移動した場合、衛星信号を受信して位置情報を取得することで、第1時刻表示部は現地のローカルタイムを容易に表示できる。一方で、第2時刻表示部は、利用者が設定したホームタイムを常に表示しているので、海外に移動している場合でも、生活拠点の時刻を容易に確認できる。
本発明の電子時計を示す正面図である。 電子時計の概略断面図である。 第1実施形態の電子時計の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の記憶装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態での受信処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の測位モードでの受信処理を示すフローチャートである。 第2実施形態での受信処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の測位モードでの受信処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の電子時計の構成を示すブロック図である。 第3実施形態の記憶装置の構成を示すブロック図である。 第4実施形態の電子時計の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子時計1の正面図であり、図2は電子時計1の概略断面図である。
図1に示すように、電子時計1は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星100のうち、少なくとも1つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して時刻情報を取得し、少なくとも3つのGPS衛星100からの衛星信号を受信して位置情報を算出するように構成されている。なお、GPS衛星100は、位置情報衛星の一例であり、地球の上空に複数存在している。現在は約30個のGPS衛星100が周回している。
[電子時計]
電子時計1は、使用者の手首に装着される腕時計であり、時刻等を表示する表示装置10と、入力装置70とを備える。
[表示装置]
表示装置10は、文字板11、第1の指針12、第2の指針13、インジケーター針14を備える。
文字板11の大部分は、光および1.5GHz帯のマイクロ波が透過し易い非金属の材料(例えば、プラスチックまたはガラス)で形成されている。
文字板11は、第1の指針12に対応するメインダイヤル111と、第2の指針13に対応するサブダイヤル112と、インジケーター針14に対応する目盛部113とを備える。
第1の指針12は、メインダイヤル111の表面側に設けられている。第1の指針12は、秒針121、分針122、時針123を備える。第1の指針12およびメインダイヤル111は、第1の時刻を表示する第1時刻表示部110(基本時計)を構成する。
第2の指針13は、サブダイヤル112の表面側に設けられている。第2の指針13は、分針131、時針132を備える。第2の指針13およびサブダイヤル112は、第2の時刻を表示する第2時刻表示部120(小時計)を構成する。
従って、本実施形態の電子時計1は、第1の時刻および第2の時刻を表示可能なデュアルタイム機能を備える。なお、第2時刻表示部120の表示面積は、第1時刻表示部110よりも小さく設定されている。
また、インジケーター針14は、メインダイヤル111の表面側に設けられ、エネルギー残量(電池残量)などの各種情報を指示する。
なお、図示を略すが、電子時計1は、第1の指針12の針位置を検出する針位置検出手段を備える。この針位置検出手段は、発光素子および受光素子からなる光センサーと、各指針の輪列(歯車等)に設けられた貫通孔とを備え、各指針が12時位置に揃った場合に、発光素子からの光を受光素子で受光できるように構成するような公知の針位置検出手段を用いればよい。ただし、電子時計1では、第2の指針13の針位置検出手段は用意されていない。
指針12、13およびインジケーター針14は、歯車を介してステップモーターで駆動される。本実施形態では、第1の指針12の分針122、時針123を駆動するステップモーターと、秒針121を駆動するステップモーターと、インジケーター針14を駆動するステップモーターと、第2の指針13(分針131、時針132)を駆動するステップモーターとを備える。さらに、日車を設ける場合には、日車を駆動するためのステップモーターを設ければよい。
[入力装置]
入力装置70は、リューズ71と、3つのボタン72、73、74を備える。入力装置70を操作すると、その手動操作に応じた処理が実行される。
具体的には、リューズ71を1段引くと、第2の指針13を手動修正可能となる。この状態で、ボタン73、74を押すと、第2の指針13が移動する。
また、リューズ71を2段引くと、第1の指針12を手動修正可能となる。この状態で、ボタン73、74を押すと、第1の指針12が移動する。
ボタン72を押すと、各種操作モードのキャンセルや、受信処理の中止など、状況に応じた処理が実行される。
ボタン73が第1設定時間(例えば3秒以上、6秒未満)押されると、測時モードでの手動受信処理(強制受信処理)が実行される。また、ボタン73が第1設定時間よりも長い第2設定時間(例えば6秒以上)押されると、測位モードでの手動受信処理(強制受信処理)が実行される。さらに、ボタン73が第1設定時間よりも短い短時間(例えば3秒未満)押されると、前回の受信処理の結果を表示する結果表示処理が行われる。
ボタン74が押されると、タイムゾーンの設定を秒針121で指示する処理などが実行される。
なお、各ボタン72、73、74を押した際に実行される処理は、上記のものに限定されず、電子時計1の機能に応じて適宜設定すればよい。
[電子時計の構造]
図2に示すように、電子時計1は、ステンレス鋼(SUS)やチタンなどの金属で構成された外装ケース17を備えている。外装ケース17は、略円筒状に形成されている。外装ケース17の表面側の開口には、ベゼル18を介して開口を覆う表面ガラス19が取り付けられている。ベゼル18は、衛星信号の受信性能を向上させるためにセラミックスなどの非金属材料で構成される。外装ケース17の裏面側の開口には、裏蓋20が取り付けられている。外装ケース17の内部には、文字板11、ムーブメント21、ソーラーパネル22、GPSアンテナ23、二次電池24などが配置されている。
ムーブメント21は、第1の指針12、第2の指針13、インジケーター針14等の表示装置10を駆動する駆動機構210を備えている。駆動機構210は、ステップモーター、輪列211、前記ステップモーターを駆動する駆動回路などを備えて構成されている。ステップモーターは、モーターコイル212、ステーター、ローターなどで構成されており、輪列211や回転軸12Aを介して第1の指針12等を駆動する。
ムーブメント21の裏蓋20側には、回路基板25が配置されている。
回路基板25には、GPSアンテナ23で受信した衛星信号を処理する受信装置30と、前記受信装置30やステップモーターの駆動制御などの各種の制御を行う制御装置40と、ソーラーパネル22で発電した電力を二次電池24に充電する充電回路80などが取り付けられている。受信装置30や制御装置40は、二次電池24から供給される電力で駆動される。
[ソーラーパネル]
ソーラーパネル22は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光発電を行う光発電素子である。ソーラーパネル22は、図示を略すが7〜8個のソーラーセルを備え、これらのソーラーセルを直列に接続して出力している。
図2に示すように、ソーラーパネル22は、ソーラーパネル支持基板220で支持されている。ソーラーパネル支持基板220は、例えば、BS(真鍮)、SUS(ステンレス鋼)、チタン合金などの金属材料により形成される厚さ寸法が例えば0.1mmの導電性基板である。このことにより、ソーラーパネル支持基板220は、近接して配置されるGPSアンテナ23と同じ電流分布となってGPSアンテナ23の一部として機能する。
ソーラーパネル支持基板220は、外装ケース17に接触しないように組み込まれる。すなわち、ソーラーパネル支持基板220は、外周縁が外装ケース17の内周面と離間して接触することなく配置される。
文字板11およびソーラーパネル22は、各々の外周径がダイヤルリング140の内周径に合わせて形成され、各々の外周はダイヤルリング140で隠されているので、ソーラーパネル支持基板220が外部から視認されることはない。また、ソーラーパネル支持基板220の外形寸法は、ソーラーパネル22や文字板11よりも大きな寸法とされ、前記GPSアンテナ23の下面位置まで拡大されている。
[GPSアンテナ]
GPSアンテナ23は、矩形断面形状を有するリング状の誘電体基材231を備え、その表面にアンテナ電極232が形成されたリングアンテナである。
誘電体基材231は、電波の波長を短縮させるものであり、例えばアルミナ(εr=8.5)を主成分としたセラミックスや、マイカを成分としたセラミックスである、いわゆるマイカレックス(εr=6.5〜9.5)、ガラス(εr=5.4〜9.9)、ダイヤモンド(εr=5.68)などで構成できる。
アンテナ電極232は、誘電体基材231の表面に、銅や銀などの導電性の金属素子を印刷したり、銀や銅などの導電性の金属板を誘電体基材231の表面に貼り付けたりすることで、誘電体基材231に線状に一体的に形成される。なお、アンテナ電極232は、誘電体基材231の表面に無電解めっきでパターン形成することで形成してもよい。
アンテナ電極232には、接続ピン31が接触されている。この接続ピン31は、略円筒状の接続基部32に挿入されている。接続基部32は、回路基板25上のプリント配線に接続されて立設されている。
接続ピン31および接続基部32は、プリント配線を介して受信装置30に電気的に接続されている。接続基部32は、筒内部に例えばコイルばねなどの付勢部材が設けられており、接続基部32に挿入された接続ピン31をアンテナ電極232側に付勢している。これにより、接続ピン31は、アンテナ電極232の給電点に押圧され、例えば電子時計1に衝撃が加わった際でも、接続ピン31とアンテナ電極232との接続状態が維持される。
本実施形態において、導電性部材製の裏蓋20はGPSアンテナ23のグランド板(反射板)を兼ねている。裏蓋20は、ムーブメント21に設けられた接地端子26に導通している。接地端子26は、ムーブメント21の受信装置30のグランド電位に接続している。このため、裏蓋20は、接地端子26を介して受信装置30のグランド電位に電気的に接続しており、表面ガラス19側から入射する電波をGPSアンテナ23に向かって反射させるグランド板(反射板)として機能する。なお、裏蓋20に接触している導電性部材の外装ケース17もグランド電位となるため、外装ケース17もグランド板として機能する。
さらに、裏蓋20および外装ケース17が金属製なので、グランド板として機能する他に、利用者の腕に装着した場合のGPSアンテナ23への影響を回避できる。つまり、ケースがプラスチックケースだと、近傍にある腕の影響を受けて装着時と非装着時でGPSアンテナ23の共振周波数が変動し、性能差が出て好ましくない。しかし、ケースが金属製なので、そのシールド効果により腕の影響を回避でき、本実施形態では装着時と非装着時とのアンテナ特性に差が殆どなく、安定した受信性能が得られる。ただし、プラスチックケースを採用することもできる。
[二次電池]
二次電池24は、電子時計1の電源装置であり、ソーラーパネル22で発生した電力を蓄積する。
電子時計1では、ソーラーパネル22の二つの電極と二次電池24の二つの電極とを、二本の導通コイルばね27によってそれぞれ電気的に接続することが可能であり、接続時には、ソーラーパネル22の光発電によって二次電池24が充電される。なお、本実施形態では、二次電池24として、携帯機器に好適なリチウムイオン二次電池を用いているが、リチウムポリマー電池や他の二次電池を用いてもよいし、二次電池とは異なる蓄電体(例えば容量素子)を用いてもよい。
[電子時計の回路構成]
図3は、電子時計1の回路構成を示すブロック図である。電子時計1は、受信装置30(受信部)、制御装置40(制御部)、計時装置50(計時部)、記憶装置60(記憶部)、入力装置70(操作部)を備えている。
[受信装置]
受信装置30は、二次電池24に蓄積された電力で駆動される負荷であり、制御装置40によって駆動されると、GPSアンテナ23を通じてGPS衛星100から送信される衛星信号を受信する。そして、受信装置30は、衛星信号の受信に成功した場合には、取得した軌道情報やGPS時刻情報などの情報を制御装置40へ送信する。一方、衛星信号の受信に失敗した場合には、受信装置30は、その旨の情報を制御装置40へ送信する。なお、受信装置30の構成は、公知のGPS受信回路の構成と同様であるため、その説明を省略する。
[計時装置]
計時装置50は、二次電池24に蓄積された電力で駆動される水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて時刻データを更新する。
[記憶装置]
記憶装置60は、図4に示すように、時刻データ記憶部600と、タイムゾーンデータ記憶部680と、定時受信時刻記憶部690とを備えている。
時刻データ記憶部600には、受信時刻データ610と、閏秒更新データ620と、内部時刻データ630と、時計表示用時刻データ640と、タイムゾーンデータ650とが記憶される。
受信時刻データ610には、衛星信号から取得した時刻情報(GPS時刻)が記憶される。この受信時刻データ610は、通常は計時装置50によって1秒毎に更新され、衛星信号を受信した際には、取得した時刻情報(GPS時刻)によって修正される。
閏秒更新データ620には、少なくとも現在の閏秒のデータが記憶される。すなわち、衛星信号のサブフレーム4、ページ18には、閏秒に関するデータとして、「現在の閏秒」、「閏秒の更新週」、「閏秒の更新日」、「更新後の閏秒」の各データが含まれる。このうち、本実施形態では、少なくとも「現在の閏秒」のデータを、閏秒更新データ620に記憶している。
内部時刻データ630には、内部時刻情報が記憶される。この内部時刻情報は、受信時刻データ610に記憶されたGPS時刻と、閏秒更新データ620に記憶している「現在の閏秒」とによって更新される。すなわち、内部時刻データ630には、UTC(協定世界時)が記憶されることになる。受信時刻データ610が前記計時装置50で更新される際に、この内部時刻情報も更新される。
時計表示用時刻データ640には、前記内部時刻データ630の内部時刻情報に、タイムゾーンデータ650のタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報、時差情報)を加味した時刻データが記憶される。タイムゾーンデータ650は、測位モードで受信した場合に得られる位置情報で設定される。
タイムゾーンデータ記憶部680は、位置情報(緯度、経度)とタイムゾーン情報(時差情報)とを関連付けて記憶している。このため、測位モードで位置情報を取得した場合、制御装置40は、その位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを取得できるようにされている。
なお、タイムゾーンデータ記憶部680には、さらに、都市名とタイムゾーンデータとを関連付けて記憶してもよい。この場合、入力装置70の操作によって、利用者が現地時刻を知りたい都市名を選択すると、制御装置40は、タイムゾーンデータ記憶部680に対して利用者が設定した都市名を検索し、その都市名に対応するタイムゾーンデータを取得してタイムゾーンデータ650に設定すればよい。
定時受信時刻記憶部690には、測時部410における定時受信処理を実行する定時受信時刻が記憶される。この定時受信時刻は、前回、ボタン73を操作して強制受信に成功した時刻が記憶される。
[制御装置]
制御装置40は、電子時計1を制御するCPUで構成されている。制御装置40は、測時部410と、測位部420と、タイムゾーン設定部430と、タイムゾーン修正部440と、時刻修正部450を備える。
[測時部]
測時部410は、受信装置30を作動して測時モードでの受信処理を行う。本実施形態では、自動受信処理と手動受信処理とで測時モードでの受信処理を実行する。
自動受信処理は、定時自動受信処理と、光自動受信処理の2種類がある。すなわち、測時部410は、計時している内部時刻データ630が、定時受信時刻記憶部690に記憶された定時受信時刻になった場合に、受信装置30を作動して測時モードでの定時自動受信処理を行う。
また、測時部410は、ソーラーパネル22の発電電圧または発電電流が設定値以上となり、屋外においてソーラーパネル22に日光が照射していると判断できる場合に、受信装置30を作動して測時モードでの光自動受信処理を行う。なお、ソーラーパネル22の発電状態で受信装置30を作動する処理の回数は、1日に1回などに制約してもよい。
さらに、利用者が入力装置70のボタン73を押して強制受信操作を行った場合、測時部410は、受信装置30を作動して測時モードでの手動受信処理を行う。
測時部410は、受信装置30で少なくとも1つのGPS衛星100を捕捉し、そのGPS衛星100から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する。
[測位部]
測位部420は、利用者が入力装置70のボタン73を押して強制受信操作を行った場合に、受信装置30を作動して測位モードでの受信処理を行う。
なお、制御装置40は、ボタン73を押している時間に応じて、測時部410による測時モードでの受信処理と、測位部420による測位モードでの受信処理を切り替えて実行する。すなわち、制御装置40は、ボタン73を第1設定時間(3秒以上、6秒未満)押した場合には測時モードでの受信処理を行い、第2設定時間(6秒以上)押した場合には測位モードでの受信処理を行う。
測位部420は、測位モードでの受信処理を開始すると、受信装置30で少なくとも3個、好ましくは4個以上のGPS衛星100を捕捉し、各GPS衛星100から送信される衛星信号を受信して位置情報を算出して取得する。また、測位部420は、衛星信号を受信した際に時刻情報も同時に取得できる。
[タイムゾーン設定部]
タイムゾーン設定部430は、測位部420で位置情報の取得に成功した場合、取得した位置情報(緯度、経度)に基づいてタイムゾーンデータを設定する。具体的には、タイムゾーンデータ記憶部680から位置情報に対応するタイムゾーンデータ(タイムゾーン情報つまり時差情報)を選択して取得し、タイムゾーンデータ650に記憶する。
例えば、日本標準時(JST)は、UTCに対して9時間進めた時刻(UTC+9)であるため、測位部420で取得した位置情報が日本である場合には、タイムゾーン設定部430は、タイムゾーンデータ記憶部680から日本標準時の時差情報(+9時間)を読み出してタイムゾーンデータ650に記憶する。
[タイムゾーン修正部]
タイムゾーン修正部440は、タイムゾーン設定部430がタイムゾーン情報を設定すると、前記第1時刻つまり時計表示用時刻データ640を、前記タイムゾーンデータを用いて修正する。このため、時計表示用時刻データ640は、UTCである内部時刻データ630にタイムゾーンデータを加算した時刻となる。
一方、タイムゾーン修正部440は、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しない。
[時刻修正部]
時刻修正部450は、測時部410や測位部420の受信処理で時刻情報の取得に成功した場合、取得した時刻情報で受信時刻データ610を修正する。このため、内部時刻データ630および時計表示用時刻データ640も修正される。時計表示用時刻データ640が修正されると、針位置検出手段で時計表示用時刻データ640と同期している第1の指針12の指示時刻も修正される。
[制御装置の動作]
図5は、第1実施形態における電子時計1の受信処理を示すフローチャートである。
制御装置40は、受信処理を開始すると、自動受信を開始する条件に該当したかを判定する(SA11)。前述のとおり、制御装置40は、定時受信時刻になった場合と、ソーラーパネル22での発電電圧や電流が設定値以上になった場合に、自動受信を開始する条件に該当したと判定する(SA11:Yes)。
SA11でYesと判定された場合、測時部410は、測時モードでの受信処理を開始する(SA12)。
SA11でNoと判定された場合、制御装置40は、ボタン74が第1設定時間(3秒以上、6秒未満)押される測時モードでの受信操作があったか否かを判定する(SA13)。
SA13でYesと判定された場合、測時部410は、測時モードでの受信処理を開始する(SA12)。
[測時モードの受信処理]
SA12での測時モードでの受信処理が開始されると、測時部410は、時刻情報の取得に成功したか否かを判定する(SA14)。
なお、受信装置30は、まず、GPS衛星100を捕捉するためにサーチする。GPS衛星100を捕捉すると、受信装置30で衛星信号を受信し、時刻情報を取得する。なお、時刻情報は6秒間隔で送信されるため、衛星信号を6秒間受信すれば時刻情報を受信できる。時刻情報を取得できた場合、制御装置40は、SA14でYesと判定する。それ以外の場合、すなわち、受信装置30でGPS衛星100を捕捉できない場合や、時刻情報を受信できなかった場合には、時刻情報の取得に失敗したと判定する(SA14:No)。
〔測時モードでの内部時刻修正処理〕
制御装置40は、時刻情報の取得に成功したと判定した場合(SA14:Yesの場合)には、時刻修正部450によって、取得した時刻情報によって受信時刻データ610を修正し、さらに閏秒更新データ620で補正して内部時刻データ630を修正する(SA15)。内部時刻データ630が修正されると、設定されているタイムゾーンデータ650で時計表示用時刻データ640も修正される。
また、制御装置40は、駆動機構210を介して秒針121を所定位置に移動して受信に成功したことを表示する(SA15)。この受信成功表示は、所定時間、例えば5秒間行われる。
SA15で内部時刻データ630が修正され、所定時間の受信成功表示が終了すると、時計表示用時刻データ640に基づいて、第1の指針12による表示時刻も修正される(SA16)。
なお、第2の指針13は、ボタン73、74によって表示時刻が手動修正された後は、計時装置50による基準信号に基づいて運針する。このため、第1の指針12と独立して動くように設定しているため、第1の指針12の修正に連動して修正されない。
一方、制御装置40は、SA14でNoと判定した場合(受信に失敗した場合)は、内部時刻の修正処理(SA15)を行わずに、駆動機構210を介して秒針121を所定位置に移動して受信に失敗したことを表示する(SA17)。この受信失敗表示も、所定時間、例えば5秒間行われる。
SA16、SA17の処理が終わると、制御装置40は、SA11の処理に戻る。
[測位モードの受信処理]
SA13でNoと判定された場合、制御装置40は、ボタン74が第2設定時間(6秒以上)押される測位モードでの受信操作があったか否かを判定する(SA18)。
SA18でNoと判定された場合、制御装置40は、SA11の処理に戻る。
一方、SA18でYesと判定された場合、測位部420は、測位モードでの受信処理を実行する(SA20)。
次に、測位モードでの受信処理SA20を図6に示す。
測位部420は、まず、測位モードでの受信処理を開始する(SA21)。
SA21での受信処理が開始された後、制御装置40は、時刻情報および位置情報の受信に成功したか否かを判定する(SA22)。
〔測位モードでの時刻修正処理〕
制御装置40は、受信処理により時刻情報および位置情報の受信に成功したと判定した場合(SA22:Yesの場合)には、取得した位置情報に対応するタイムゾーンデータをタイムゾーンデータ記憶部680から取得し、タイムゾーンデータ650を修正する(SA23)。
また、制御装置40は、取得した時刻情報によって内部時刻データ630を修正し、新たなタイムゾーンデータ650で時計表示用時刻データ640を修正する。さらに、秒針121を所定位置に移動して受信に成功したことを表示する(SA24)。この受信成功表示も、所定時間、例えば5秒間行われる。この際、制御装置40は、タイムゾーンデータ650および内部時刻データ630が修正されると、時計表示用時刻データ640も修正する。
制御装置40は、所定時間の受信成功表示が終了すると、時計表示用時刻データ640に基づき、第1の指針12による表示時刻を修正する(SA25)。これにより、飛行機などで異なるタイムゾーンの国に移動した場合も、第1の指針12を現地の時刻(ローカルタイム)に自動的に修正できる。
なお、第2の指針13は、第1の指針12と独立して動くように設定しているため、タイムゾーンデータ650が修正された場合も、第1の指針12の修正に連動して修正されない。このため、第2の指針13によってホームタイムを常時表示することができる。
一方、制御装置40は、SA22でNoと判定した場合(受信に失敗した場合)は、駆動機構210を介して秒針121を所定位置に移動して受信に失敗したことを表示する(SA26)。この受信失敗表示も、所定時間、例えば5秒間行われる。
SA25、SA26の処理が終わると、制御装置40は、測位モードでの受信処理SA20を終了し、図5のSA11の処理に戻る。このため、SA11,SA13,SA18のいずれかでYesと判定されるまで、制御装置40は受信処理を開始しない待機状態に維持される。
〔第1実施形態の作用効果〕
このような本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
電子時計1は、第1時刻表示部110である第1の指針12と、第2時刻表示部120である第2の指針13との2つの時刻表示部を備える。このため、第1の指針12でローカルタイムを表示し、第2の指針13でホームタイムを表示することができる。
そして、測位部420が現在地の位置情報を取得し、タイムゾーン設定部430が現在地のタイムゾーンデータ650を設定すると、タイムゾーン修正部440がタイムゾーンデータ650を用いて第1の指針12で指示する第1時刻を修正する。従って、電子時計1を装着した利用者が、飛行機などでタイムゾーンの異なる国に移動した際に、測位部420で位置情報を取得するだけで、第1の指針12で第1時刻つまり現在地のローカルタイムを表示できる。
一方で、タイムゾーン修正部440は、タイムゾーンデータ650が設定されても第2の指針13で指示される第2時刻は修正しない。このため、第2の指針13は、ホームタイムを常に表示できる。
従って、第1の指針12は現地のローカルタイムを容易に表示でき、第2の指針13は、利用者が設定したホームタイムを常に表示できるので、海外に移動している場合でも、生活拠点の時刻を容易に確認できる。
また、第1の指針12およびメインダイヤル111で構成される第1時刻表示部110の表示面積を、第2の指針13およびサブダイヤル112で構成される第2時刻表示部120よりも大きくしているので、ローカルタイムを視認しやすくできる。このため、使い勝手のよい電子時計1を提供できる。
また、自動受信処理時は測時モードでの受信処理を行い、受信時間が長くなる測位モードでの受信はボタン74を第2設定時間押した場合のみ実行するように構成している。このように、測位モードの受信処理を、電子時計1の利用者が意図的に受信操作を行った場合のみ実行しているので、衛星信号を受信できない状態で長時間受信を継続することがなく、電力を大幅に消費することを防止できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図7、8に基づいて説明する。なお、第2実施形態は、第2の指針13による時刻表示修正処理以外は、前記第1実施形態と同様であるから、その説明は省略する。
第1実施形態では、第2の指針13は、第1の指針12と独立して運針され、第1の指針12が修正されても第2の指針13は修正されない。これに対し、第2実施形態では、第2の指針13は、内部時刻データ630つまり第1の指針12に連動して運針する。すなわち、計時装置50からの基準信号で、内部時刻データ630の時刻データが変化すると、第1の指針12に加えて第2の指針13も連動して運針する。なお、第2の指針13は、秒針を備えず、分針131、時針132のみであるため、1秒毎に運針するのではなく、例えば20秒毎に運針する。
ここで、第1の指針12の指針位置を検出する針位置検出機構は前記第1実施形態と同様に設けられている。一方、第2の指針13の指針位置を検出する針位置検出機構は、前記第1実施形態と同様に設けられていない。このため、内部時刻データ630の時刻データ(UTC)と、実際に第2の指針13で指示される時刻は一致せず、手動で設定した際の時差で動作する。例えば、内部時刻データ630(UTC)が1時0分0秒である際に、手動操作で第2の指針13を10時0分0秒に設定したとする。この場合、第2の指針13は、内部時刻データ630に対して手動操作で+9時間の時差を設定されたことになる。
その後、受信時刻データ610および内部時刻データ630が、計時装置50からの基準信号で更新されるのに連動して、第2の指針13も運針される。
また、測時部410や測位部420が時刻情報を受信し、受信時刻データ610が受信した時刻情報で更新され、連動して内部時刻データ630も更新されると、第2の指針13も連動して内部時刻データ630の時刻修正分だけ移動する。
例えば、内部時刻データ630(UTC)が3時25分40秒であり、第2の指針13で指示する時刻が12時25分40秒であった場合に、受信した時刻情報により、内部時刻データ630が3時26分00秒に更新されたとする。この場合、内部時刻データ630の時刻修正量は、+20秒であるため、第2の指針13も+20秒進められ、12時26分00秒を指示する。
このような運針制御を行う第2実施形態における受信処理を図7,8に示す。
制御装置40は、図7、8に示すように、SB11〜SB26の処理を行う。ここで、SB15、SB16、SB24、SB25以外の処理は、第1実施形態と同じ処理であるため、説明を省略する。
第2実施形態の制御装置40は、SB14で時刻情報の取得に成功した場合、第1実施形態と同じ内部時刻の修正処理および受信成功表示を行う。さらに、制御装置40は、前述したように、内部時刻データ630の修正前後の時間差から、時刻修正量を算出する処理を追加して行う(SB15)。
そして、時刻修正部450は、第1の指針12を内部時刻データ630に時差情報を加算して得られる時計表示用時刻データ640に合わせて修正し、第2の指針13を前記時刻修正量に応じて修正する(SB16)。すなわち、第1の指針12および第2の指針13は、同じ内部時刻データ630の修正分だけ運針するため、連動して修正される。
同様に、測位モードの受信処理SB20において、SB22で時刻情報、位置情報の取得に成功した場合も、制御装置40は、SB24で、内部時刻の修正処理および受信成功表示処理に加えて、時刻修正量の算出処理を行う。
そして、時刻修正部450は、SB25で第1の指針12および第2の指針13による時刻表示を修正する。この際、SB23で位置情報から取得したタイムゾーンデータで表示時刻が修正されるのは、第1の指針12のみであり、第2の指針13は内部時刻データ630の時刻修正分だけ修正される。
例えば、電子時計1の利用者がニューヨークに滞在しており、タイムゾーンデータがアメリカ東部標準時(EST)の−5時間の時差に設定され、第2の指針13を日本標準時(JST)に設定していたとする。
ここで、内部時刻データ630(UTC)が6時25分50秒であり、第1の指針12で指示する時刻が1時25分50秒(EST)であり、手動設定された第2の指針13で指示する時刻が15時25分50秒(JST)であった場合に、出張で移動したドイツにおいて測位モードでの受信処理を行ったとする。
その結果、受信した時刻情報により、内部時刻データ630(UTC)が6時25分55秒に更新され、位置情報から得られたタイムゾーンデータが+1時間(中央ヨーロッパ時間:CET)に設定されたとする。
この場合、内部時刻データ630の時刻修正量は、+5秒であるため、第2の指針13も+5秒進められ、15時25分55秒を指示する。また、タイムゾーンデータが+1時間に変更されたため、時計表示用時刻データ640は7時25分55秒となり、第1の指針12も7時25分55秒を指示する。
〔第2実施形態の作用効果〕
このような第2実施形態によれば、前記第1実施形態と同じ処理によって同じ作用効果が得られる上、以下の作用効果が得られる。
すなわち、第2実施形態では、第2の指針13を第1の指針12に連動して運針するため、時刻情報を受信した場合に、第1の指針12だけでなく第2の指針13も修正できる。このため、温度変化等によって計時装置50の水晶振動子の基準信号に誤差が生じた場合に、時刻情報を受信することで、内部時刻データ630の時刻を精度良く修正でき、連動して第2の指針13の指示時刻も修正できる。このため、第1実施形態に比べて、特に第2の指針13の指示精度を向上できる。
また、位置情報を取得してタイムゾーンデータ650が変更された場合、第1の指針12はタイムゾーンデータ650に応じて表示時刻が修正されるが、第2の指針13はタイムゾーンデータ650で修正されない。このため、第2の指針13を手動操作で設定したホームタイムを常に表示することができる。すなわち、第1の指針12は、タイムゾーンが異なる国に移動する毎にその現地時刻(ローカルタイム)に変更できるが、第2の指針13は常に同じ国の時刻を表示し続けることができ、利用者の利便性を向上できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態を図9、10に基づいて説明する。なお、第3実施形態は、表示交換部を追加した以外は、前記第1実施形態と同様であるから、その説明は省略する。
図9に示すように、第3実施形態の電子時計1Cの制御装置40は、第1実施形態の電子時計1に比べて表示交換部470が追加されている。
表示交換部470は、利用者の手動操作、例えば、ボタン74を第3設定時間(例えば6秒)以上押した場合に作動する。表示交換部470は、第1の指針12が指示する第1時刻と、第2の指針13が指示する第2時刻とを入れ替える。
このため、電子時計1Cの記憶装置60Cは、図10に示すように、時計表示用時刻データ640として第1時刻データ641と、第2時刻データ642とを備える。また、タイムゾーンデータ650として、第1タイムゾーンデータ651と、第2タイムゾーンデータ652とを備える。
さらに、第1の指針12および第2の指針13の指針位置、具体的には各指針が12時位置を指示する状態を検出する針位置検出手段を備えている。
第1時刻データ641および第2時刻データ642は、第1の指針12および第2の指針13の表示時刻となる時刻データである。また、第1タイムゾーンデータ651、第2タイムゾーンデータ652は、第1の指針12および第2の指針13の表示時刻として設定されるタイムゾーンデータ(時差情報)である。従って、内部時刻データ630(UTC)に対して第1タイムゾーンデータ651、第2タイムゾーンデータ652を加算することで第1時刻データ641、第2時刻データ642は算出される。
このような電子時計1Cでは、次のような操作で第1時刻、第2時刻を設定する。すなわち、前記第1実施形態と同様に、測位部420によって測位モードでの受信処理を行い、位置情報を取得すると、タイムゾーン設定部430は、現在地のタイムゾーンデータをタイムゾーンデータ記憶部680から読み出し、第1タイムゾーンデータ651に設定する。また、取得した時刻情報で、受信時刻データ610を更新すると、内部時刻データ630も修正される。従って、第1時刻データ641は、内部時刻データ630および第1タイムゾーンデータ651で修正される。
第1時刻データ641は、針位置検出手段によって第1の指針12と同期しているので、第1時刻データ641が修正されると、第1の指針12も修正され、第1時刻データ641の時刻を指示する。従って、例えば、日本において測位部420を作動させると、第1タイムゾーンデータ651には、時差+9時間が設定され、第1の指針12は日本標準時を指示することになる。
そして、ボタン74を第3設定時間以上押して、表示交換部470を作動させると、表示交換部470は、第1時刻と第2時刻とを入れ替える。具体的には、第1タイムゾーンデータ651と、第2タイムゾーンデータ652とを入れ替え、それにより第1時刻データ641と第2時刻データ642とを入れ替える。
例えば、第1タイムゾーンデータ651に日本標準時の時差+9時間が設定され、第2タイムゾーンデータ652は初期値(時差0時間)の場合に、表示交換部470を作動させると、第1タイムゾーンデータ651は初期値(時差0時間)となり、第2タイムゾーンデータ652が+9時間となる。
このため、第1時刻データ641はUTCの時刻となり、第1の指針12もUTCを指示する。一方、第2時刻データ642はJSTの時刻となり、第2の指針13はJSTを指示する。
そして、利用者がニューヨークに移動した際に、測位部420によって測位モードでの受信処理を行うと、第1タイムゾーンデータ651にはアメリカ東部標準時(EST)の時差−5時間が設定され、第1の指針12はESTの時刻となる。
この際、表示交換部470を作動させなければ、第2タイムゾーンデータ652はJSTのままであり、第2の指針13はJSTの時刻を指示し続ける。
そして、利用者がニューヨークから東京に飛行機で戻る場合に、例えば、飛行機内で表示交換部470を作動させれば、第1時刻と第2時刻とが入れ替わるため、測位モードでの受信処理を実行しなくても、第1の指針12がJSTの時刻となり、第2の指針13がESTの時刻になる。このため、機中において、到着する日本の時刻に第1の指針12を容易に合わせることができる。
〔第3実施形態の作用効果〕
このような第3実施形態によれば、前記第1実施形態と同じ処理によって同じ作用効果が得られる上、以下の作用効果が得られる。
第1時刻および第2時刻を入れ替える表示交換部470を設けたので、生活の拠点となっている本国で、測位モードでの受信処理を行い、さらに表示交換部470を作動させることで、第2タイムゾーンデータ652つまり第2の指針13で表示される第2時刻をホームタイムに合わせることができる。このため、第1実施形態のように、手動操作で第2の指針13の時刻を合わせる必要が無いため、第2の指針13を容易にかつ高精度にホームタイムに合わせることができ、利便性を向上できる。
さらに、第2時刻(第2タイムゾーンデータ652)にこれから移動する国(例えば本国)のタイムゾーンが設定されていれば、その国に移動する前に測位モードでの受信処理を行わずに、表示交換部470を作動させるだけで第1の指針12で指示される第1時刻をその国の時刻とすることができる。このため、飛行機で移動中に、移動先の現地時刻を表示でき、利便性を向上できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態の電子時計1Dを図11に基づいて説明する。なお、第4実施形態の電子時計1Dは、第3実施形態の表示交換部470の代わりに第2時刻修正部480を設けたこと以外は、前記第3実施形態の電子時計1Cと同じであるから、その説明は省略する。なお、第4実施形態においても、表示交換部470を設けてもよい。
ここで、第2時刻修正部480は、所定のボタン操作で実行され、第1時刻を第2時刻で修正するものである。すなわち、表示交換部470が、第1時刻および第2時刻に互いに入れ替える両方向の修正であるのに対し、第2時刻修正部480は第2時刻を第1時刻で更新する一方向の修正である。
このため、第4実施形態の電子時計1Dは、第3実施形態と同じ記憶装置60Cを備えている。そして、第2時刻修正部480が作動されると、第2タイムゾーンデータ652を第1タイムゾーンデータ651の設定値で更新する。このため、次に測位モードでの受信処理を行って、第1タイムゾーンデータ651を新しいタイムゾーンデータに更新しない限り、第1タイムゾーンデータ651および第2タイムゾーンデータ652は同じデータとなり、第2時刻データ642も第1時刻データ641と同じ時刻となる。
〔第4実施形態の作用効果〕
このような第4実施形態によれば、前記第1実施形態と同じ処理によって同じ作用効果が得られる上、以下の作用効果が得られる。
第1時刻で第2時刻を修正する第2時刻修正部480を設けたので、生活の拠点となっている本国で、測位モードでの受信処理を行い、さらに第2時刻修正部480を作動させることで、第2タイムゾーンデータ652つまり第2の指針13で表示される第2時刻をホームタイムに合わせることができる。このため、第1実施形態のように、手動操作で第2の指針13の時刻を合わせる必要が無いため、第2の指針13を容易にかつ高精度にホームタイムに合わせることができ、利便性を向上できる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前記各実施形態の構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記各実施形態では、第1時刻表示部110の表示面積を、第2時刻表示部120よりも大きく構成していたが、各時刻表示部を同じ表示面積に設定してもよいし、第2時刻表示部120の面積を第1時刻表示部110よりも大きくしてもよい。
また、第1時刻表示部110および第2時刻表示部120は、第1の指針12、第2の指針13を備えるものに限らず、いずれか一方の表示部あるいは両方の表示部を液晶表示部などのデジタル表示部によって構成してもよい。
各実施形態では、第1,2時刻表示部の2つの時刻表示部を備えていたが、3つ以上の時刻表示部を備えていても良い。この場合、3種類以上の時刻を表示設定できる。
また、第3実施形態において、3種類以上の時刻表示部を備える場合には、表示交換部470を作動させる毎に、第1時刻および第2時刻の入れ替え、第2時刻および第3時刻の入れ替えなどを順次実行してもよい。同様に、第4実施形態において、3種類以上の時刻表示部を備える場合には、第2時刻修正部480を作動させる毎に、第1時刻で第2時刻を修正し、第2時刻で第3時刻を修正するなどを順次実行してもよい。
前記各実施形態では、測位部420は、位置情報に加えて時刻情報も取得していたが、位置情報のみを取得するように設定してもよい。この場合、タイムゾーン設定部430でタイムゾーンデータ650のみが修正され、タイムゾーン修正部440で時計表示用時刻データ640、つまり第1の指針12の表示時刻のみが修正される。
また、前記実施形態では、位置情報衛星の例としてGPS衛星について説明したが、本発明の位置情報衛星としては、GPS衛星だけではなく、ガリレオ(EU)、GLONASS(ロシア)、北斗(中国)などの他の全地球的航法衛星システム(GNSS)やSBASなどの静止衛星や準天頂衛星などの時刻情報を含む衛星信号を発信する位置情報衛星でも良い。
本発明の電子時計は、GPS衛星100の衛星信号を受信する受信装置30を備えるものに限らず、他の電子機器との無線通信用の機器など、消費電力の大きなデバイスを有する電子時計にも利用できる。
また、電子時計は、腕時計に限定されず、例えば、携帯電話、登山などに用いられる携帯型のGPS受信機など、消費電力の大きなデバイスを有し、携帯して利用される時計機構を有する装置に広く利用できる。
1、1C、1D…電子時計、10…表示装置、12…第1の指針、13…第2の指針、23…アンテナ、30…受信装置、40…制御装置、50…計時装置、60、60C…記憶装置、70…入力装置、100…GPS衛星、110…第1時刻表示部、111…メインダイヤル、112…サブダイヤル、120…第2時刻表示部、210…駆動機構、410…測時部、420…測位部、430…タイムゾーン設定部、440…タイムゾーン修正部、450…時刻修正部、470…表示交換部、480…第2時刻修正部、600…時刻データ記憶部、610…受信時刻データ、620…閏秒更新データ、630…内部時刻データ、640…時計表示用時刻データ、641…第1時刻データ、642…第2時刻データ、650…タイムゾーンデータ、651…第1タイムゾーンデータ、652…第2タイムゾーンデータ、680…タイムゾーンデータ記憶部、690…定時受信時刻記憶部。

Claims (6)

  1. 位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在地の位置情報を取得する測位部と、
    第1時刻を表示する第1時刻表示部および第2時刻を表示する第2時刻表示部を少なくとも有する時刻表示部と、
    前記第1時刻は前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて修正し、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しないタイムゾーン修正部と、を備える
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1に記載の電子時計において、
    位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して時刻情報を取得する測時部と、
    前記測時部が前記時刻情報を取得すると、前記第1時刻および前記第2時刻を修正する時刻修正部を備える
    ことを特徴とする電子時計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
    前記第2時刻表示部は、前記第1時刻表示部よりも表示面積が小さい
    ことを特徴とする電子時計。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子時計において、
    前記第1時刻表示部および第2時刻表示部で表示する時刻情報を、互いに入れ替える表示交換部を備える
    ことを特徴とする電子時計。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子時計において、
    前記第2時刻表示部で表示する第2時刻を、前記第1時刻表示部で表示する第1時刻に修正する第2時刻修正部を備える
    ことを特徴とする電子時計。
  6. 第1時刻を表示する第1時刻表示部と、第2時刻を表示する第2時刻表示部とを少なくとも有する電子時計の時刻修正方法であって、
    位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在地の位置情報を取得するステップと、
    前記第1時刻は前記位置情報に対応するタイムゾーン情報を用いて修正し、前記第2時刻は前記タイムゾーン情報を用いて修正しないステップと、を備える
    ことを特徴とする電子時計の時刻修正方法。
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