JP2017015399A - 電子時計、及びプログラム - Google Patents

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Kenji Ogasawara
健治 小笠原
朋寛 井橋
Tomohiro Ihashi
朋寛 井橋
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Abstract

【課題】利便性を向上させることができる電子時計、及びプログラムを提供する。【解決手段】電子時計10は、時刻を表示する第1表示部161及び第2表示部162を含む時刻表示部16と、第1表示部161が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力するとともに、第2表示部162が表示する第2時刻を、時刻情報に基づく時刻に変更する前に第1表示部161に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力する制御部17と、制御部17が出力した第1変更指示に基づいて、第1時刻を変更するとともに、制御部17が出力した第2変更指示に基づいて、第2時刻を変更する表示駆動部15とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子時計、及びプログラムに関する。
時刻を表示可能な複数の時刻表示部を備え、複数の時刻を各時刻表示部に表示するとともに、表示する時刻の入れ替えを選択的に行う電子時計が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−182047号公報
しかしながら、上述した電子時計は、例えば、使用者の位置する地域の時刻と、使用頻度の高い地域の時刻とを入れ替えて表示する場合に、予め使用頻度の高い地域を設定しておく必要があるとともに、電子時計が備えるスイッチなどを操作して、表示する時刻を入れ替える必要があった。このように、上述した電子時計は、所望の時刻を得るために、使用者による煩雑な操作を必要とする場合があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、利便性を向上させることができる電子時計、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、時刻を表示する第1時刻表示部及び第2時刻表示部を含む時刻表示部と、前記第1時刻表示部が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力するとともに、前記第2時刻表示部が表示する第2時刻を、前記時刻情報に基づく時刻に変更する前に前記第1時刻表示部に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力する制御部と、前記制御部が出力した前記第1変更指示に基づいて、前記第1時刻を変更するとともに、前記制御部が出力した前記第2変更指示に基づいて、前記第2時刻を変更する表示駆動部とを備えることを特徴とする電子時計である。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記制御部は、前記第1変更指示が地域を移動したことに起因する場合に、前記第2変更指示を出力し、前記第1変更指示が地域を移動したことに起因しない場合に、前記第2変更指示の出力を禁止することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記制御部は、前記時刻情報に基づく時刻と、前記変更前時刻との差が、所定の値以内である場合に、前記第2変更指示の出力を禁止することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記時刻情報には、修正する時刻を示す情報が含まれ、前記制御部は、前記修正する時刻を示す情報に基づいて、前記第1変更指示を出力することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記時刻情報には、共通の標準時を使用する地域を示すタイムゾーン情報が含まれ、前記制御部は、受信した前記タイムゾーン情報が前回受信した前記タイムゾーン情報と等しい場合に、前記第2変更指示の出力を禁止することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記時刻情報には、季節に応じて標準時を変更するサマータイム情報が含まれ、前記制御部は、前記サマータイム情報に基づいて前記第1時刻を変更する場合に、前記第2変更指示の出力を禁止することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記制御部は、前記第2時刻が、予め定められた所定の地域に対応する時刻であり、且つ、前記時刻情報に基づく時刻が、前記所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、前記第2変更指示の出力を禁止することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記時刻表示部は、さらに第3時刻表示部を含み、前記制御部は、前記第2時刻が、前記所定の地域に対応する時刻であり、且つ、前記時刻情報に基づく時刻が、前記所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、前記第3時刻表示部が表示する第3時刻を、前記変更前時刻に変更させる第3変更指示を出力することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の電子時計において、前記時刻情報を無線通信により受信する受信部と、少なくとも前記受信部及び前記表示駆動部を動作させる電力を発電する太陽電池とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、時刻を表示する第1時刻表示部及び第2時刻表示部を含む時刻表示部と、前記時刻表示部に表示する時刻を変更する表示駆動部とを備える電子時計としてのコンピュータに、前記表示駆動部により、前記第1時刻表示部が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力するステップと、前記表示駆動部により、前記第2時刻表示部が表示する第2時刻を、前記時刻情報に基づく時刻に変更する前に前記第1時刻表示部に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力するステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、受信した時刻情報に基づいて、第1時刻表示部及び第2時刻表示部に表示する時刻を適切に変更するので、利便性を向上させることができる。
第1の実施形態による時計システムの一例を示すブロック図である。 第1の実施形態による電子時計の表示例を示す第1の図である。 第1の実施形態による電子時計の表示例を示す第2の図である。 第1の実施形態による電子時計の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による電子時計の動作の第1変形例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による電子時計の動作の第2変形例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による電子時計の動作の第3変形例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による時計システムの一例を示すブロック図である。 第2の実施形態による電子時計の表示例を示す図である。 第2の実施形態の変形例(第4変形例)による電子時計の表示例を示す図である。 第3の実施形態による時計システムの一例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態による電子時計について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による時計システム1を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、時計システム1は、電子時計10と、携帯機器20とを備えている。
電子時計10は、例えば、腕時計などの時計であり、携帯機器20と無線通信により接続可能である。電子時計10は、通信部11と、記憶部12と、計時回路13と、モータドライバ14と、表示駆動部15と、時刻表示部16と、制御部17と、電力供給部18とを備えている。
なお、本実施形態では、電子時計10が、文字盤と指針とにより時刻を表示するアナログ時計である場合の一例について説明する。
通信部11(受信部の一例)は、携帯機器20との間で、例えば、ブルートゥース(登録商標)などのインターフェースにより無線通信する。通信部11は、任意に通信可能状態に設定された後、時刻に関する時刻情報を携帯機器20から受信する。ここで、時刻情報には、例えば、時刻表示部16に表示する表示時刻を修正する時刻が含まれる。通信部11は、受信した時刻情報を制御部17に出力する。
記憶部12は、電子時計10の各種処理において利用される各種情報を記憶する。記憶部12は、例えば、使用頻度の高いホームの地域(以下、ホーム地域という)を示す情報や時刻表示部16が表示する表示時刻にホーム地域に対応する時刻が含まれるか否かを示す情報などを記憶する。なお、本実施形態において、ホーム地域は、予め定められた所定の地域の一例である。
計時回路13は、例えば、発振回路、レジスタ回路、カウンタ回路およびインターフェース回路等を内蔵する集積回路であり、時刻を計時する。また、計時回路13は、時刻の計時に伴い、時刻表示部16に表示する時刻を進めるための駆動指示をモータドライバ14に出力する。
モータドライバ14は、表示駆動部15(モータ151及びモータ152)を駆動するモータ駆動信号を出力する。
表示駆動部15は、時刻表示部16に表示する時刻を進めるため、又は時刻を変更(修正)するための駆動動作を実行する。表示駆動部15は、例えば、計時回路13からがモータドライバ14に出力した駆動指示に基づいて、時刻表示部16に表示する時刻を進める。また、表示駆動部15は、例えば、後述する制御部17がモータドライバ14に出力した時刻の変更指示に基づいて、時刻表示部16に表示する時刻を変更(修正)する。また、表示駆動部15は、モータ151と、モータ152とを備えている。
モータ151及びモータ152は、例えば、ステッピングモータである。モータ151は、後述する第1表示部161の指針を移動させて、時刻を進める又は変更する。また、モータ152は、後述する第2表示部162の指針を移動させて、時刻を進める又は変更する。
時刻表示部16は、例えば、文字盤及び指針を含み、文字盤上の指針の角度により時刻を表示する。なお、指針には、例えば、時を示す時針、分を示す分針、及び秒を示す秒針を含んでもよい。また、時刻表示部16は、時刻を表示する第1表示部161及び第2表示部162を含んでいる。
第1表示部161(第1時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16の中央部に配置され、文字盤上の指針の角度により第1時刻を表示する。
第2表示部162(第2時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16の下方部に配置され、文字盤上の指針の角度により第2時刻を表示する。
制御部17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、電子時計10を統括的に制御する。制御部17は、例えば、第1表示部161が表示する第1時刻を、通信部11が受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力する。すなわち、通信部11が、例えば、時刻情報を含む時刻の修正指示を受信した場合に、制御部17は、時刻情報に基づいて変更させる時刻である変更時刻を生成する。そして、制御部17は、第1表示部161が表示する第1時刻を当該変更時刻に変更させる変更指示(第1変更指示)をモータドライバ14に出力する。また、制御部17は、例えば、第2表示部162が表示する第2時刻を、時刻情報に基づく時刻に変更する前に第1表示部161に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示をモータドライバ14に出力する。
このように、制御部17は、通信部11が時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。そして、制御部17は、さらに、制御部17は、第2表示部162が表示する第2時刻を、変更前時刻に変更(修正)させる。すなわち、制御部17は、変更前に表示されていた第1表示部161が表示する第1時刻を第2表示部162が表示する第2時刻に移動する。
例えば、第1時刻にホーム地域の時刻を表示しており、記憶部12には、第1時刻がホーム地域に対応する時刻であることを示す情報が記憶されているものとする。このような状態において、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域以外の地域(ローカル地域)に移動した場合に、通信部11が携帯機器20から当該地域に対応する時刻に修正する修正指示を受信すると、制御部17は、修正指示に基づいて第1時刻を変更時刻に変更させるとともに、第2時刻を第1時刻の変更前時刻に変更させる。また、制御部17は、第2時刻がホーム地域に対応する時刻であることを示す情報を記憶部12に記憶させる。これにより、電子時計10は、第1表示部161が移動先地域に対応する時刻を表示し、第2表示部162がホーム地域に対応する時刻を表示する。
また、制御部17は、第2時刻がすでにホーム地域に対応する時刻であり、且つ、変更時刻が、ホーム地域に対応する時刻と異なる場合に、第2変更指示の出力を禁止する。すなわち、第2時刻がすでにホーム地域に対応する時刻である場合に、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域以外の地域(ローカル地域)に移動した場合に、制御部17は、第2時刻を第1時刻の変更前時刻に変更させずに、ホーム地域に対応する時刻の表示を維持させる。
なお、上述した時刻情報には、例えば、修正する時刻を示す情報が含まれるものとする。この場合、制御部17は、修正する時刻を示す情報に基づいて、第1変更指示及び第2変更指示を出力する。すなわち、制御部17は、修正する時刻を示す情報に基づいて、変更時刻を生成し、第1時刻を変更時刻に変更する第1変更指示をモータドライバ14に出力する。さらに、制御部17は、第2時刻を、時刻情報に基づく時刻に変更する前に第1表示部161に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示をモータドライバ14に出力する。
電力供給部18は、電子時計10の各部を動作させる電力を各部に供給する。電力供給部18は、例えば、太陽電池181と、蓄電池182とを備えている。
太陽電池181は、光により発電し、発電した電力を蓄電池182に充電するとともに、電子時計10の各部に電力を供給する。太陽電池181は、例えば、少なくとも通信部11及び表示駆動部15を動作させる電力を発電する。
蓄電池182は、例えば、充電可能な二次電池や大容量のコンデンサなどであり、太陽電池181が発電した電力を蓄電(充電)するとともに、太陽電池181による電力が低下した場合に、電子時計10の各部に電力を供給する。
携帯機器20は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話であり、電子時計10と無線通信により接続可能である。携帯機器20は、上述した時刻情報を含む時刻の修正指示を、無線通信により電子時計10に送信する。携帯機器20は、第1通信部21と、第2通信部22と、機器制御部23とを備えている。
第1通信部21は、例えば、第3世代移動体通信システム(3G)、第4世代移動体通信システム(4G)、無線LAN(Local Area Network:ローカルエリアネットワーク)等のインターフェースにより無線通信する。第1通信部21は、例えば、携帯電話のサービスを提供する携帯電話会社(携帯電話キャリア)のサーバ装置と無線通信し、携帯機器20が存在する地域の時刻情報を取得する。
第2通信部22は、電子時計10との間で、例えば、ブルートゥース(登録商標)などのインターフェースにより無線通信する。第2通信部22は、時刻に関する時刻情報を電子時計10に送信する。
機器制御部23は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、携帯機器20を統括的に制御する。機器制御部23は、例えば、第1通信部21が、携帯機器20が存在する地域の時刻情報を取得した場合に、携帯機器20の時計機能の時刻を取得した時刻情報に基づいて修正する。さらに、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示を電子時計10に向けて送信させる。
次に、図面を参照して、本実施形態の時計システム1の動作について説明する。
ここでは、まず、図2及び図3を参照して、本実施形態による電子時計10の動作における表示例について説明する。
図2は、本実施形態による電子時計10の表示例を示す第1の図である。
図2(a)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域にいる場合における電子時計10の表示例を示している。
図2(a)に示す例では、第1表示部161が表示する第1時刻であるホーム地域に対応する時刻が、“10時08分”であり、第2表示部162が表示する第2時刻であるローカル地域に対応する時刻が“06時08分”であることを示している。
図2(b)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がローカル地域(第1のローカル地域)に移動した場合における電子時計10の表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(例えば、第1のローカル地域に対応する“12時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“12時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示(時刻を“12時08分”に修正する修正指示)を電子時計10に向けて送信させる。
電子時計10の制御部17は、通信部11が時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17は、第1のローカル地域に対応する変更時刻“12時08分”を時刻表示部16の第1表示部161に表示させる。また、制御部17は、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”(変更前時刻)を、第2表示部162に表示させる。
具体的に、制御部17は、第1表示部161が表示する第1時刻を“12時08分”に変更する第1変更指示をモータドライバ14に出力し、モータドライバ14が、第1時刻を“12時08分”に変更する駆動信号をモータ151に出力する。また、制御部17は、第2表示部162が表示する第2時刻を“10時08分”に変更する第2変更指示をモータドライバ14に出力し、モータドライバ14が、第2時刻を“10時08分”に変更する駆動信号をモータ152に出力する。その結果、時刻表示部16は、図2(b)に示すように、第1表示部161が、第1のローカル地域に対応する変更時刻“12時08分”を表示し、第2表示部162が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示する。
また、図2(c)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者が再びのホーム地域に移動した場合における電子時計10の表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(ホーム地域に対応する“10時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“10時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示(時刻を“10時08分”に修正する修正指示)を電子時計10に向けて送信させる。
電子時計10の制御部17は、通信部11が時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17は、ホーム地域に対応する変更時刻“10時08分”を時刻表示部16の第1表示部161に表示させる。また、制御部17は、上述した第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”(変更前時刻)を、第2表示部162に表示させる。
なお、制御部17は、記憶部12が記憶する情報に基づいて、再びのホーム地域に移動したと判定してもよいし、修正指示に基づく変更時刻(この場合“10時08分”)と、第2表示部162が表示していた第2時刻(この場合“10時08分”)とを比較して、再びのホーム地域に移動したと判定してもよい。制御部17は、例えば、修正指示に基づく変更時刻と、第2表示部162が表示していた第2時刻との差が所定の値以下である場合に、再びのホーム地域に移動したと判定する。
図3は、本実施形態による電子時計10の表示例を示す第2の図である。
図3(a)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域にいる場合における電子時計10の表示例を示している。また、図3(b)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者がローカル地域(第1のローカル地域)に移動した場合における電子時計10の表示例を示している。図3(a)及び図3(b)に示す表示例は、図2(a)及び図2(b)に示す表示例と同様であるので、ここではその説明を省略する。
また、図3(c)は、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者が第1のローカル地域からさらに別のローカル地域(第2のローカル地域)に移動した場合における電子時計10の表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(第2のローカル地域に対応する“09時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“09時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示を電子時計10に向けて送信させる。
電子時計10の制御部17は、通信部11が時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17は、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を時刻表示部16の第1表示部161に表示させる。
また、この場合、第2表示部162が表示する第2時刻が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”であり、且つ、変更時刻が、ローカル地域に対応する時刻と異なる場合に相当する。そのため、制御部17は、第2時刻を変更する第2変更指示をモータドライバ14に出力せずに、現在の第2時刻“10時08分”を維持する。その結果、時刻表示部16は、図3(c)に示すように、第1表示部161が、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を表示し、第2表示部162が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示する。
このように、本実施形態における電子時計10では、図2及び図3に示すように、第1表示部161が表示する第1時刻が、電子時計10及び携帯機器20を所持した使用者が移動した地域に対応する時刻に自動的に変更される。また、本実施形態における電子時計10は、図2及び図3に示すように、第1表示部161と第2表示部162とのいずれか一方に、ホーム地域(予め定められた所定の地域の一例)に対応する時刻(例えば、“10時08分”)を表示する。
次に、図4を参照して、本実施形態による電子時計10の動作の手順について説明する。
図4は、本実施形態による電子時計10の動作の一例を示すフローチャートである。
この図において、まず、電子時計10の通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、電子時計10の制御部17は、時刻情報を受信したか否かを判定する(ステップS101)。すなわち、制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信したか否かを判定する。制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信した場合(ステップS101:YES)に、処理をステップS102に進める。また、制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信していない場合(ステップS101:NO)に、処理をステップS101に戻し、ステップS101の処理を繰り返す。
次に、ステップS102において、制御部17は、第2表示部162の時刻がホーム時刻であるか否かを判定する。なお、図4において、上述したホーム地域に対応する時刻を“ホーム時刻”と表記する。制御部17は、例えば、記憶部12が記憶している情報に基づいて、第2表示部162が表示している第2時刻が、ホーム時刻であるか否かを判定する。制御部17は、第2表示部162が表示している第2時刻が、ホーム時刻である場合(ステップS102:YES)に、処理をステップS103に進める。また、制御部17は、第2表示部162が表示している第2時刻が、ホーム時刻であない場合(ステップS102:NO)に、処理をステップS104に進める。
次に、ステップS103において、制御部17は、時刻情報に基づく時刻(変更時刻)がホーム時刻であるか否かを判定する。制御部17は、例えば、記憶部12が記憶している情報に基づいて、ホーム時刻を取得し、変更時刻がホーム時刻であるか否かを判定する。制御部17は、変更時刻がホーム時刻である場合(ステップS103:YES)に、処理をステップS104に進める。また、制御部17は、変更時刻がホーム時刻でない場合(ステップS103:NO)に、処理をステップS106に進める。
ステップS104において、制御部17は、第1表示部161の時刻(第1時刻)を、上述した時刻情報に基づく時刻(変更時刻)に変更する第1変更指示を、モータドライバ14に出力する。これにより、第1表示部161は、修正された時刻を表示する。
また、次に、制御部17は、第2表示部162の時刻(第2時刻)を、変更前の第1表示部161の時刻(変更前時刻)に変更する第2変更指示をモータドライバ14に出力する(ステップS105)。これにより、第2表示部162は、変更前(修正前)の第1表示部161の時刻(変更前時刻)を表示する。ステップS104及びステップS105の処理により、電子時計10は、上述した図2に示すように、時刻表示部16が表示する時刻を変更する。
ステップS105の処理後に、制御部17は、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS106において、制御部17は、第1表示部161の時刻(第1時刻)を、上述した時刻情報に基づく時刻(変更時刻)に変更する第1変更指示を、モータドライバ14に出力する。これにより、第1表示部161は、修正された時刻を表示する。
ステップS106の処理後に、制御部17は、第2変更指示の出力を禁止する。すなわち、制御部17は、第2表示部162の時刻(第2時刻)を、変更前の第1表示部161の時刻(変更前時刻)に変更させない。このように、制御部17は、第2時刻がすでにホーム地域に対応する時刻であり、且つ、変更時刻が、ホーム時刻と異なる場合に、第2変更指示の出力を禁止する。ステップS106の処理により、電子時計10は、上述した図3(b)から図3(c)に示すように、時刻表示部16が表示する時刻を変更する。ステップS106の処理後に、制御部17は、処理をステップS101に戻す。
次に、図5〜図7を参照して、本実施形態による電子時計10の処理の変形例について説明する。
<第1変形例>
本実施形態の第1変形例では、制御部17が、変更時刻と変更前時刻との差に基づいて、時刻の修正が地域を移動したことによるものであるか否かを判定する場合の一例について説明する。
本変形例では、制御部17は、時刻情報に基づく時刻(変更時刻)と、第1表示部161が表示している変更前時刻との差が、所定の値以内(例えば、15分以内)である場合に、第2変更指示の出力を禁止する。すなわち、制御部17は、上述した変更時刻と変更前時刻との差が所定の値以内である場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでない(例えば、時刻の修正が、計時回路13の計時誤差の修正である)と判定し、第2表示部162が表示する第2時刻の変更を実行しない。すなわち、制御部17は、第1変更指示が地域を移動したことに起因しない場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
また、制御部17は、上述した変更時刻と変更前時刻との差が所定の値以内でない場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定する。すなわち、制御部17は、第1変更指示が地域を移動したことに起因する場合に、第2変更指示を出力する。
図5は、本実施形態による電子時計10の動作の第1変形例を示すフローチャートである。
図5において、まず、電子時計10の通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、電子時計10の制御部17は、上述した図4に示すステップS101と同様に、時刻情報を受信したか否かを判定する(ステップS201)。制御部17は、例えば、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信した場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信していない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS201に戻し、ステップS201の処理を繰り返す。
次に、ステップS202において、制御部17は、時刻情報に基づく時刻と第1表示部161の時刻との差が所定の値以内であるか否かを判定する。すなわち、制御部17は、変更時刻と、第1表示部161が表示している変更前時刻との差が、例えば、15分以内であるか否かを判定する。制御部17は、当該変更時刻と変更前時刻との差が、所定の値以内(例えば、15分以内)である場合(ステップS202:YES)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定し、処理をステップS207に進める。また、制御部17は、当該変更時刻と変更前時刻との差が、所定の値以内(例えば、15分以内)でない場合(ステップS202:NO)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定し、処理をステップS203に進める。
続くステップS203からステップS207の処理は、上述した図4に示すステップS102からステップS106の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
制御部17は、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定した場合に、ステップS207において、第1表示部161の時刻(第1時刻)を、変更時刻に変更する第1変更指示を、モータドライバ14に出力する。そして、この場合、制御部17は、第2変更指示をモータドライバ14に出力しない。
次に、本実施形態による電子時計10の処理の第2変形例について説明する。
<第2変形例>
本実施形態の第2変形例では、制御部17が、タイムゾーンに基づいて、時刻の修正が地域を移動したことによるものであるか否かを判定する場合の一例について説明する。
本変形例では、携帯機器20から受信する上述した時刻に関する時刻情報には、共通の標準時を使用する地域を示すタイムゾーン情報が含まるものとする。本変形例における制御部17は、通信部11を介して携帯機器20から受信したタイムゾーン情報が前回受信したタイムゾーン情報と等しい場合に、第2変更指示の出力を禁止する。なお、制御部17は、受信したタイムゾーン情報を記憶部12に前回受信したタイムゾーン情報として記憶させる。制御部17は、例えば、今回受信したタイムゾーン情報と、記憶部12が記憶している前回受信したタイムゾーン情報とを比較して、時刻の修正が地域を移動したことによるものであるか否かを判定する。
具体的に、制御部17は、例えば、今回受信したタイムゾーン情報と、記憶部12が記憶している前回受信したタイムゾーン情報とが一致する場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定し、第2表示部162が表示する第2時刻の変更を実行しない。また、制御部17は、例えば、今回受信したタイムゾーン情報と、記憶部12が記憶している前回受信したタイムゾーン情報とが一致しない場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定する。
図6は、本実施形態による電子時計10の動作の第2変形例を示すフローチャートである。
図6において、まず、電子時計10の通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、電子時計10の制御部17は、上述した図4に示すステップS101と同様に、時刻情報を受信したか否かを判定する(ステップS301)。なお、本変形例では、時刻情報に、タイムゾーン情報が含まれている。制御部17は、例えば、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信した場合(ステップS301:YES)に、処理をステップS302に進める。また、制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信していない場合(ステップS301:NO)に、処理をステップS301に戻し、ステップS301の処理を繰り返す。
次に、ステップS302において、制御部17は、時刻情報に含まれるタイムゾーン情報が前回と等しいか否かを判定する。すなわち、制御部17は、例えば、今回受信したタイムゾーン情報と、記憶部12が記憶している前回受信したタイムゾーン情報とが一致するか否かを判定する。制御部17は、今回受信したタイムゾーン情報と、前回受信したタイムゾーン情報とが一致する場合(ステップS302:YES)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定し、処理をステップS307に進める。また、制御部17は、今回受信したタイムゾーン情報と、前回受信したタイムゾーン情報とが一致しない場合(ステップS302:NO)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定し、処理をステップS303に進める。
続くステップS303からステップS307の処理は、上述した図5に示すステップS203からステップS207の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
制御部17は、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定した場合に、ステップS307において、第1表示部161の時刻(第1時刻)を、変更時刻に変更する第1変更指示を、モータドライバ14に出力する。そして、この場合、制御部17は、第2変更指示をモータドライバ14に出力しない。
次に、本実施形態による電子時計10の処理の第3変形例について説明する。
<第3変形例>
本実施形態の第3変形例では、制御部17が、サマータイム情報に基づいて、時刻の修正が地域を移動したことによるものであるか否かを判定する場合の一例について説明する。
本変形例では、携帯機器20から受信する上述した時刻に関する時刻情報には、季節に応じて標準時を変更するサマータイム情報が含まるものとする。本変形例における制御部17は、サマータイム情報に基づいて第1表示部161が表示する第1時刻を変更する場合に、第2変更指示の出力を禁止する。制御部17は、例えば、通信部11を介して携帯機器20から受信したサマータイム情報と前回受信したサマータイム情報とが異なる場合に、第2変更指示の出力を禁止する。なお、制御部17は、受信したサマータイム情報を記憶部12に前回受信したサマータイム情報として記憶させる。制御部17は、例えば、今回受信したサマータイム情報と、記憶部12が記憶している前回受信したサマータイム情報とを比較して、時刻の修正が地域を移動したことによるものであるか否かを判定する。
具体的に、制御部17は、例えば、今回受信したサマータイム情報と、記憶部12が記憶している前回受信したサマータイム情報とが一致しない場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定し、第2表示部162が表示する第2時刻の変更を実行しない。また、制御部17は、例えば、今回受信したサマータイム情報と、記憶部12が記憶している前回受信したサマータイム情報とが一致する場合に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定する。
図7は、本実施形態による電子時計10の動作の第3変形例を示すフローチャートである。
図7において、まず、電子時計10の通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、電子時計10の制御部17は、上述した図4に示すステップS101と同様に、時刻情報を受信したか否かを判定する(ステップS401)。なお、本変形例では、時刻情報に、サマータイム情報が含まれている。制御部17は、例えば、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信した場合(ステップS401:YES)に、処理をステップS402に進める。また、制御部17は、通信部11が時刻情報を含む時刻の修正指示を携帯機器20から受信していない場合(ステップS401:NO)に、処理をステップS401に戻し、ステップS401の処理を繰り返す。
次に、ステップS402において、制御部17は、時刻情報に含まれるサマータイム情報が前回と等しいか否かを判定する。すなわち、制御部17は、例えば、今回受信したサマータイム情報と、記憶部12が記憶している前回受信したサマータイム情報とが一致するか否かを判定する。制御部17は、今回受信したサマータイム情報と、前回受信したサマータイム情報とが一致する場合(ステップS402:YES)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものであると判定し、処理をステップS403に進める。また、制御部17は、今回受信したサマータイム情報と、前回受信したサマータイム情報とが一致しない場合(ステップS402:NO)に、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定し、処理をステップS407に進める。
続くステップS403からステップS407の処理は、上述した図5に示すステップS203からステップS207の処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
制御部17は、時刻の修正が地域を移動したことによるものでないと判定した場合に、ステップS407において、第1表示部161の時刻(第1時刻)を、変更時刻に変更する第1変更指示を、モータドライバ14に出力する。そして、この場合、制御部17は、第2変更指示をモータドライバ14に出力しない。
なお、上述した本実施形態による電子時計10の変形例についての説明では、第1変形例〜第3変形例のそれぞれを単独で実施する例を説明したが、これに限定されるものではなく、各変形例を組み合わせて実施するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態による電子時計10は、時刻表示部16と、制御部17と、表示駆動部15とを備えている。時刻表示部16は、時刻を表示する第1表示部161(第1時刻表示部)及び第2表示部162(第2時刻表示部)を含む。制御部17は、第1変更指示を出力するとともに、第2変更指示を出力する。ここで、第1変更指示は、第1表示部161が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる。第2変更指示は、第2表示部162が表示する第2時刻を、時刻情報に基づく時刻に変更する前に第1表示部161に表示されていた変更前時刻に変更させる。表示駆動部15は、制御部17が出力した第1変更指示に基づいて、第1時刻を変更するとともに、制御部17が出力した第2変更指示に基づいて、第2時刻を変更する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、受信した時刻情報に基づいて、第1表示部161及び第2表示部162に表示する時刻を適切に変更するので、利便性を向上させることができる。
例えば、電子時計10と携帯機器20とを所持した使用者が、地域を移動した場合に、本実施形態による電子時計10は、使用者による操作を必要とせずに自動的に、第1表示部161に表示する時刻を、移動した先の地域に対応した時刻に変更することができる。さらに、本実施形態による電子時計10は、移動した先の地域に対応した時刻と同時に、例えば、移動前に表示していたホーム地域などの使用頻度の高い地域の時刻を表示することができる。このように、本実施形態による電子時計10は、所望の時刻を得るために、使用者による煩雑な操作を必要としない。また、使用者は、移動した先の地域に対応した時刻と、使用頻度の高い地域の時刻とを同時に確認できるので、本実施形態による電子時計10は、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、制御部17は、第1変更指示が地域を移動したことに起因する場合に、第2変更指示を出力し、第1変更指示が地域を移動したことに起因しない場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、地域を移動したことに起因して時刻を修正する場合に、第2表示部162に表示する時刻を変更する。そのため、本実施形態による電子時計10は、例えば、計時回路13の計時誤差の修正などにより、時刻を変更する場合に、誤って第2表示部162に表示する時刻を変更してしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、時刻情報には、修正する時刻を示す情報(例えば、“12時08分”などの情報)が含まれる。制御部17は、携帯機器20から通信部11を介して受信した修正する時刻を示す情報に基づいて、第1変更指示を出力する。
これにより、制御部17は、第1変更指示をより容易に出力することができる。
また、本実施形態では、制御部17は、時刻情報に基づく時刻(変更時刻)と、変更前時刻との差が、所定の値以内(例えば、15分以内)である場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、地域を移動したことに起因して時刻を修正するのか否かを容易に判定することができる。よって、本実施形態による電子時計10は、地域を移動したことに起因しない時刻の修正に対して、誤って第2表示部162に表示する時刻を変更してしまうことを防止することができる。すなわち、本実施形態による電子時計10は、時刻表示部16に表示する時刻をより適切に変更することができる。
また、本実施形態では、時刻情報には、共通の標準時を使用する地域を示すタイムゾーン情報が含まれる。制御部17は、受信したタイムゾーン情報が前回受信したタイムゾーン情報と等しい場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、地域を移動したことに起因しない時刻の修正に対して、誤って第2表示部162に表示する時刻を変更してしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、時刻情報には、季節に応じて標準時を変更するサマータイム情報が含まれる。制御部17は、サマータイム情報に基づいて第1時刻を変更する場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、地域を移動したことに起因しない時刻の修正(例えば、サマータイムによる時刻の修正)に対して、誤って第2表示部162に表示する時刻を変更してしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、制御部17は、第2時刻が、予め定められた所定の地域(例えば、ホーム地域など)に対応する時刻であり、且つ、時刻情報に基づく時刻(変更時刻)が、所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、第2変更指示の出力を禁止する。
これにより、本実施形態による電子時計10は、例えば、予め定められた所定の地域(例えば、ホーム地域など)以外の地域に連続して2回以上移動した場合に、所定の地域に対応する時刻の表示が時刻表示部16に表示されない状況が発生することを低減することができる。すなわち、本実施形態による電子時計10は、予め定められた所定の地域(例えば、ホーム地域など)に対応する時刻を時刻表示部16に常に表示するので、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による電子時計10は、さらに、時刻情報を無線通信により受信する通信部11(受信部)と、少なくとも通信部11及び表示駆動部15を動作させる電力を発電する太陽電池181とを備えている。
これにより、本実施形態による電子時計10は、太陽電池181を使用することにより、電池交換を必要とせずに使用することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態による電子時計について、図面を参照して説明する。
図8は、本実施形態による時計システム1aの一例を示すブロック図である。
図8に示すように、時計システム1aは、電子時計10aと、携帯機器20とを備えている。
本実施形態では、電子時計10aが、時刻表示部16aに3つの時刻を表示する場合の一例を説明する。
なお、図8において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
電子時計10aは、例えば、腕時計などの時計であり、携帯機器20と無線通信により接続可能である。電子時計10aは、例えば、アナログ表示により3つの時刻を表示する。また、電子時計10aは、通信部11と、記憶部12と、計時回路13と、モータドライバ14aと、表示駆動部15aと、時刻表示部16aと、制御部17aと、電力供給部18とを備えている。
モータドライバ14aは、表示駆動部15a(モータ151〜153)を駆動するモータ駆動信号を出力する。
表示駆動部15aは、時刻表示部16aに表示する時刻を進めるため、又は時刻を変更(修正)するための駆動動作を実行する。表示駆動部15aは、例えば、計時回路13からがモータドライバ14aに出力した駆動指示に基づいて、時刻表示部16aに表示する時刻を進める。また、表示駆動部15aは、例えば、後述する制御部17aがモータドライバ14aに出力した時刻の変更指示に基づいて、時刻表示部16aに表示する時刻を変更(修正)する。また、表示駆動部15aは、モータ151と、モータ152と、モータ153とを備えている。
モータ151〜153は、例えば、ステッピングモータである。モータ151は、第1表示部161の指針を移動させて、時刻を進める又は変更する。また、モータ152は、第2表示部162の指針を移動させて、時刻を進める又は変更する。また、モータ153は、第3表示部163の指針を移動させて、時刻を進める又は変更する。
時刻表示部16aは、例えば、文字盤及び指針を含み、文字盤上の指針の角度により時刻を表示する。また、時刻表示部16aは、時刻を表示する第1表示部161、第2表示部162、及び第3表示部163を含んでいる。
第1表示部161(第1時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16aの中央部に配置され、文字盤上の指針の角度により第1時刻を表示する。
第2表示部162(第2時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16aの上方部に配置され、文字盤上の指針の角度により第2時刻を表示する。
第3表示部163(第3時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16aの下方部に配置され、文字盤上の指針の角度により第3時刻を表示する。
制御部17aは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、電子時計10aを統括的に制御する。制御部17aの基本的な処理は、第1の実施形態の制御部17と同様であるが、本実施形態では、時刻表示部16aが、第3表示部163を含むため、第3表示部163に関する処理が異なる。
例えば、図3(c)に示すように、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が第1のローカル地域からさらに別のローカル地域(第2のローカル地域)に移動した場合に、制御部17aは、第3表示部163に表示する時刻(第3時刻)を、第1表示部161が表示していた変更前時刻に変更させる。すなわち、制御部17aは、第2時刻が、所定の地域(例えば、ホーム地域)に対応する時刻であり、且つ、時刻情報に基づく時刻が、所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、第3表示部163が表示する第3時刻を、変更前時刻に変更させる第3変更指示を出力する。
図9は、本実施形態による電子時計10aの表示例を示す第1の図である。
図9(a)は、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域からローカル地域(第1のローカル地域)に移動した場合における電子時計10aの表示例を示している。
図9(a)に示す例では、第1表示部161は、第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”を表示しており、第2表示部162は、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示している。また、第3表示部163は、ホーム地域以外のその他の地域に対応する時刻“06時08分”を表示している。
また、図9(b)は、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が第1のローカル地域からさらに別のローカル地域(第2のローカル地域)に移動した場合における電子時計10aの表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(第2のローカル地域に対応する“09時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“09時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示を電子時計10aに向けて送信させる。
電子時計10aの制御部17aは、通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17aは、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を時刻表示部16aの第1表示部161に表示させる。
また、この場合、第2表示部162が表示する第2時刻が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”であり、且つ、変更時刻が、ローカル地域に対応する時刻と異なる場合に相当する。そのため、制御部17aは、上述した第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”(変更前時刻)を、第3表示部163に表示させる。すなわち、制御部17aは、第3表示部163が表示する第3時刻を、変更前時刻に変更させる第3変更指示を出力する。その結果、時刻表示部16aは、図9(b)に示すように、第1表示部161が、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を表示し、第2表示部162が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示する。また、第3表示部163が、第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”を表示する。
このように、本実施形態における電子時計10aでは、図9に示すように、第1表示部161が表示する第1時刻が、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が移動した地域に対応する時刻に自動的に変更される。また、本実施形態における電子時計10aは、図9に示すように、第1表示部161と第2表示部162とのいずれか一方に、ホーム地域(予め定められた所定の地域の一例)に対応する時刻(例えば、“10時08分”)を表示する。そして、本実施形態における電子時計10aは、図9に示すように、第3表示部163に、現在のローカル地域の前に移動したローカル地域(例えば、第1のローカル地域)に対応する時刻(例えば、“12時08分”)を表示する。
以上説明したように、本実施形態による電子時計10aでは、時刻表示部16aは、さらに第3表示部163(第3時刻表示部)を含んでいる。そして、制御部17aは、第2時刻が、所定の地域(例えば、ホーム地域)に対応する時刻であり、且つ、時刻情報に基づく時刻(変更時刻)が、所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、第3表示部163が表示する第3時刻を、変更前時刻に変更させる第3変更指示を出力する。
これにより、本実施形態による電子時計10aは、使用者による操作を必要とせずに自動的に、第1表示部161に表示する時刻を、移動した先の地域に対応した時刻に変更することができる。そして、本実施形態による電子時計10aは、例えば、移動した先の地域に対応した時刻(例えば、“09時08分”)、ホーム地域に対応する時刻(例えば、“10時08分”)、及び現在のローカル地域の1つ前にいた地域に対応する時刻(例えば、“12時08分”)を同時に表示することができる。そのため、本実施形態による電子時計10aは、さらに利便性を向上させることができる。
次に、図10を参照して、第2の実施形態による電子時計10aの処理の変形例について説明する。
<第4変形例>
図10は、本実施形態の第4変形例による電子時計10aの表示例を示す図である。
図10(a)は、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者がホーム地域からローカル地域(第1のローカル地域)に移動した場合における電子時計10aの表示例を示している。
図10(a)に示す例では、第1表示部161は、第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”を表示しており、第2表示部162は、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示している。また、第3表示部163は、ホーム地域以外のその他の地域に対応する時刻“06時08分”を表示している。
また、図10(b)は、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が第1のローカル地域からさらに別のローカル地域(第2のローカル地域)に移動した場合における電子時計10aの表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(第2のローカル地域に対応する“09時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“09時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示を電子時計10aに向けて送信させる。
電子時計10aの制御部17aは、通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17aは、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を時刻表示部16aの第1表示部161に表示させる。
また、制御部17aは、上述した第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”(変更前時刻)を、第2表示部162に表示させ、第2表示部162が表示していたホーム地域に対応する時刻“10時08分”を第3表示部163に表示させる。すなわち、制御部17aは、第2表示部162が表示する第2時刻を、変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力し、第3表示部163が表示する第3時刻を、第2表示部162が表示していたホーム地域に対応する時刻に変更させる第3変更指示を出力する。その結果、時刻表示部16aは、図10(b)に示すように、第1表示部161が、第2のローカル地域に対応する変更時刻“09時08分”を表示し、第2表示部162が、第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”を表示する。また、第3表示部163が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示する。
また、図10(c)は、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が第2のローカル地域からさらに別のローカル地域(第3のローカル地域)に移動した場合における電子時計10aの表示例を示している。この場合、携帯機器20の第1通信部21が、携帯電話キャリアのサーバ装置から時刻情報(第2のローカル地域に対応する“01時08分”であるという時刻情報)を取得し、機器制御部23は、携帯機器20の時計機能の時刻を“01時08分”に修正する。そして、機器制御部23は、第2通信部22に、時刻情報を含む時刻の修正指示を電子時計10aに向けて送信させる。
電子時計10aの制御部17aは、通信部11が、任意に通信可能状態に設定された後、時刻の修正指示を受信した場合に、第1表示部161が表示する第1時刻を時刻情報に基づく変更時刻に変更(修正)させる。この例では、制御部17aは、第3のローカル地域に対応する変更時刻“01時08分”を時刻表示部16aの第1表示部161に表示させる。すなわち、制御部17aは、第1表示部161が表示する第1時刻を、第3のローカル地域に対応する変更時刻に変更させる第1変更指示を出力する。
また、制御部17aは、上述した第2のローカル地域に対応する時刻“09時08分”(変更前時刻)を、第2表示部162に表示させる。また、制御部17aは、第2表示部162が表示していた第1のローカル地域に対応する時刻“12時08分”を第3表示部163に表示させずに、第3表示部163にホーム地域に対応する時刻“10時08分”の表示を維持させる。すなわち、制御部17aは、第2表示部162が表示する第2時刻を、変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力し、第3表示部163が表示する第3時刻を変更させる第3変更指示を出力しない。その結果、時刻表示部16aは、図10(c)に示すように、第1表示部161が、第3のローカル地域に対応する変更時刻“01時08分”を表示し、第2表示部162が、第2のローカル地域に対応する時刻“09時08分”を表示する。また、第3表示部163が、ホーム地域に対応する時刻“10時08分”を表示する。
以上説明したように、本変形例における電子時計10aでは、図10に示すように、第1表示部161が表示する第1時刻が、電子時計10a及び携帯機器20を所持した使用者が移動した地域に対応する時刻に自動的に変更される。また、本実施形態における電子時計10aは、図10に示すように、第1表示部161と第2表示部162と第3表示部163とのいずれか1つに、ホーム地域(予め定められた所定の地域の一例)に対応する時刻(例えば、“10時08分”)を表示する。
これにより、本変形例による電子時計10aは、使用者による操作を必要とせずに自動的に、第1表示部161に表示する時刻を、移動した先の地域に対応した時刻に変更することができる。そして、本実施形態による電子時計10aは、例えば、移動した先の地域に対応した時刻(例えば、“01時08分”)、現在のローカル地域の1つ前にいた地域に対応する時刻(例えば、“09時08分”)、及びホーム地域に対応する時刻(例えば、“10時08分”)を同時に表示することができる。そのため、本実施形態による電子時計10aは、さらに利便性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態による電子時計について、図面を参照して説明する。
図11は、本実施形態による時計システム1bの一例を示すブロック図である。
図11に示すように、時計システム1bは、電子時計10bと、携帯機器20とを備えている。
本実施形態では、電子時計10bが、デジタル表示により時刻を表示する時刻表示部16bを備える場合の一例について説明する。
なお、図11において、図8に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
電子時計10bは、例えば、腕時計などの時計であり、携帯機器20と無線通信により接続可能である。電子時計10bは、例えば、デジタル表示により3つの時刻を表示する。また、電子時計10bは、通信部11と、記憶部12と、計時回路13と、液晶ドライバ部15bと、時刻表示部16bと、制御部17aと、電力供給部18とを備えている。
時刻表示部16bは、例えば、液晶ディスプレイを含み、デジタル表示により時刻を表示する。また、時刻表示部16bは、時刻を表示する第1表示部161a、第2表示部162a、及び第3表示部163aを含んでいる。
第1表示部161a(第1時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16bの中央部に配置され、デジタル表示により第1時刻を表示する。
第2表示部162a(第2時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16bの左下方部に配置され、デジタル表示により第2時刻を表示する。
第3表示部163a(第3時刻表示部の一例)は、例えば、時刻表示部16bの右下方部に配置され、デジタル表示により第3時刻を表示する。
液晶ドライバ部15b(表示駆動部の一例)は、液晶ディスプレイを含む時刻表示部16bを駆動する駆動信号を出力して、時刻表示部16bの駆動動作を実行する。液晶ドライバ部15bは、例えば、時刻表示部16bに表示する時刻を進めるため、又は時刻を変更(修正)するための駆動動作を実行する。液晶ドライバ部15bは、例えば、計時回路13が出力した駆動指示に基づいて、時刻表示部16bに表示する時刻を進める。また、液晶ドライバ部15bは、例えば、制御部17aが出力した時刻の変更指示に基づいて、時刻表示部16bに表示する時刻を変更(修正)する。
なお、本実施形態における計時回路13は、時刻の計時に伴い、時刻表示部16bに表示する時刻を進めるための駆動指示を液晶ドライバ部15bに出力する。
また、本実施形態における制御部17aは、第1変更指示、第2変更指示、及び第3変更指示を液晶ドライバ部15bに出力する。
以上説明したように、本実施形態による電子時計10bは、液晶ディスプレイを含む時刻表示部16bと、時刻表示部16bに表示する時刻を変更する液晶ドライバ部15b(表示駆動部)と、上述した制御部17aとを備えている。
これにより、本実施形態による電子時計10bは、第2の実施形態と同様の効果を奏する。すなわち、本実施形態による電子時計10bは、第2の実施形態と同様に、利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態において、時刻表示部16(16a、16b)は、2つの時刻、又は3つの時刻を表示する例を説明したが、これに限定されるものではない。時刻表示部16(16a、16b)は、例えば、4つ以上の時刻を表示するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、時刻情報が、修正する時刻を示す情報である場合の例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、時刻情報は、タイムゾーン情報や位置情報など、時刻を算出(生成)可能な情報であれば、他の情報であってもよい。例えば、時刻情報が、タイムゾーン情報である場合、制御部17(17a)は、タイムゾーン情報に基づいて変更時刻を生成する。
また、上記の各実施形態において、電子時計10(10a、10b)は、携帯機器20から時刻情報を受信する例を説明したが、これに限定されるものではない。電子時計10(10a、10b)は、例えば、電波時計の送信局や、GPS(Global Positioning System)の人口衛星から通信部11を介して時刻情報を受信するようにしてもよい。また、通信部11が、無線LANにより無線通信する場合には、ネットワーク上の時刻サーバから時刻情報を受信するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、携帯機器20が、スマートフォンなどの携帯電話である場合の例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末などであってもよい。
また、上記の各実施形態において、電子時計10(10a、10b)が腕時計などの時計である例を説明したが、時計機能を備えた電子機器(例えば、ウェラブル端末、スマートフォンなどの携帯電話)などであってもよい。また、電子時計10(10a、10b)が時計機能を備えた電子機器である場合には、電子時計10(10a、10b)は、例えば、時計機能のアプリケーションプログラムを実行することにより実現されるようにしてもよい。
なお、上述した時計システム1(1a、1b)が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した時計システム1(1a、1b)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した時計システム1(1a、1b)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に時計システム1(1a、1b)が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1,1a,1b…時計システム、10,10a,10b…電子時計、20…携帯機器、11…通信部、12…記憶部、13…計時回路、14,14a…モータドライバ、15,15a…表示駆動部、15b…液晶ドライバ部、16,16a,16b…時刻表示部、17,17a…制御部、18…電力供給部、21…第1通信部、22…第2通信部、23…機器制御部、151,152,153…モータ、161,161a…第1表示部、162,162a…第2表示部、163、163a…第3表示部、181…太陽電池、182…蓄電池

Claims (10)

  1. 時刻を表示する第1時刻表示部及び第2時刻表示部を含む時刻表示部と、
    前記第1時刻表示部が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力するとともに、前記第2時刻表示部が表示する第2時刻を、前記時刻情報に基づく時刻に変更する前に前記第1時刻表示部に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力する制御部と、
    前記制御部が出力した前記第1変更指示に基づいて、前記第1時刻を変更するとともに、前記制御部が出力した前記第2変更指示に基づいて、前記第2時刻を変更する表示駆動部と
    を備えることを特徴とする電子時計。
  2. 前記制御部は、前記第1変更指示が地域を移動したことに起因する場合に、前記第2変更指示を出力し、前記第1変更指示が地域を移動したことに起因しない場合に、前記第2変更指示の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記制御部は、前記時刻情報に基づく時刻と、前記変更前時刻との差が、所定の値以内である場合に、前記第2変更指示の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記時刻情報には、修正する時刻を示す情報が含まれ、
    前記制御部は、前記修正する時刻を示す情報に基づいて、前記第1変更指示を出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子時計。
  5. 前記時刻情報には、共通の標準時を使用する地域を示すタイムゾーン情報が含まれ、
    前記制御部は、受信した前記タイムゾーン情報が前回受信した前記タイムゾーン情報と等しい場合に、前記第2変更指示の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子時計。
  6. 前記時刻情報には、季節に応じて標準時を変更するサマータイム情報が含まれ、
    前記制御部は、前記サマータイム情報に基づいて前記第1時刻を変更する場合に、前記第2変更指示の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子時計。
  7. 前記制御部は、前記第2時刻が、予め定められた所定の地域に対応する時刻であり、且つ、前記時刻情報に基づく時刻が、前記所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、前記第2変更指示の出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子時計。
  8. 前記時刻表示部は、さらに第3時刻表示部を含み、
    前記制御部は、前記第2時刻が、前記所定の地域に対応する時刻であり、且つ、前記時刻情報に基づく時刻が、前記所定の地域に対応する時刻と異なる場合に、前記第3時刻表示部が表示する第3時刻を、前記変更前時刻に変更させる第3変更指示を出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子時計。
  9. 前記時刻情報を無線通信により受信する受信部と、
    少なくとも前記受信部及び前記表示駆動部を動作させる電力を発電する太陽電池と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電子時計。
  10. 時刻を表示する第1時刻表示部及び第2時刻表示部を含む時刻表示部と、前記時刻表示部に表示する時刻を変更する表示駆動部とを備える電子時計としてのコンピュータに、
    前記表示駆動部により、前記第1時刻表示部が表示する第1時刻を、受信した時刻に関する時刻情報に基づく時刻に変更させる第1変更指示を出力するステップと、
    前記表示駆動部により、前記第2時刻表示部が表示する第2時刻を、前記時刻情報に基づく時刻に変更する前に前記第1時刻表示部に表示されていた変更前時刻に変更させる第2変更指示を出力するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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