JP4468997B2 - 指針位置検出装置、時計及び指針位置検出方法 - Google Patents

指針位置検出装置、時計及び指針位置検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、指針位置検出装置、時計及び指針位置検出方法に関する。
従来から、時計などの指針を検出する装置が知られている。このような装置は、指針と連結した歯車に反射板又は透孔を設け、歯車と対向するように発光素子を設け、反射板又は透孔を介して発光素子からの光を受光する受光素子からの信号に基づいて、指針の位置を検出する(特許文献1参照)。
特開平5−209970号公報
このような歯車に複数の反射板又は透孔を設けることにより、指針の位置を複数箇所で検出することが可能となる。しかしながら、歯車に設けることが可能な反射板又は透孔の数は限られている。このため、短期間で指針の位置を検出することが困難であった。
そこで、本発明は、短期間で指針の位置を検出することができる指針位置検出装置、時計及び指針位置検出方法を提供することを目的とする。
上記目的は、駆動源から輪列を介して運針する指針の位置を検出する指針位置検出装置において、前記輪列に含まれる歯車と、前記歯車が所定の位置にあるか否かに応じたビット信号を出力する第1出力手段と、前記輪列の作動に応じた一定の周期で基準信号を出力する第2出力手段と、前記出力された基準信号を基準として、前記出力された連続する複数の前記ビット信号からなるコードに対応付けられている前記指針の位置を検出する制御手段とを備え、前記基準信号の周期及び前記ビット信号のパターンの周期は、前記指針の周期よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が前記指針の周期と一致する、ことを特徴とする指針位置検出装置によって達成できる。
上記構成において、基準信号の周期及びビット信号のパターンの周期は、指針の周期よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が指針の周期と一致するので、第1出力手段が出力するビット信号のパターンの周期が短い場合であっても、指針の検出位置を増やすことができる。
上記構成において、前記ビット信号のパターンの周期間で出力されるビット数は、前記指針の周期間で出力される前記基準信号数と一致する、構成を採用できる。
上記構成において、前記歯車には、所定位置に反射板又は透孔が設けられ、
前記第1出力手段は、前記歯車へ投光する発光素子と、前記反射板又は透孔を介して前記発光素子からの光の受光の有無に応じた前記ビット信号を出力する受光素子とを含む、構成を採用できる。
上記構成において、前記輪列は、前記歯車以外の他の歯車を含み、前記他の歯車には、所定位置に反射板又は透孔が設けられ、前記第2出力手段は、前記他の歯車へ投光する発光素子と、前記反射板又は透孔を介して前記発光素子からの光の受光に応じて前記基準信号を出力する受光素子とを含む、構成を採用できる。
上記構成において、位置検出の対象となる前記指針は、時針であり、前記歯車は、分針と連結した分針車よりも回転周期が短い、構成を採用できる。
上記構成において、位置検出の対象となる前記指針は、時針であり、前記他の歯車は、分針と連結した分針車よりも回転周期が長い、構成を採用できる。
上記構成において、前記歯車及び前記他の歯車のそれぞれの回転周期は、前者の方が後者よりも短い、構成を採用できる。
また、上記構成の指針位置検出装置を時計に採用することにより、短期間で指針の位置を検出することができる時計を提供できる。
また、上記目的は、駆動源から輪列を介して運針する指針の位置を検出する指針位置検出方法において、前記輪列に含まれる歯車が所定の位置にあるか否かに応じたビット信号を出力するステップと、前記輪列の作動に応じた一定の周期で基準信号を出力するステップと、前記出力された基準信号を基準として、前記出力された連続する複数の前記ビット信号からなるコードに対応付けられている前記指針の位置を検出するステップとを備え、前記基準信号の周期及び前記ビット信号のパターンの周期は、前記指針の周期よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が前記指針の周期と一致する、指針位置検出方法によって達成できる。
本発明によれば、短期間で指針の位置を検出することができる指針位置検出装置、時計及び指針位置検出方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態に係る電波修正時計を図面を参照して説明する。図1は、本実施例に係る電波修正時計の構成を示した機能ブロック図である。
電波修正時計1は、受信部10、受信アンテナ11、制御部20、電源部40、駆動源50、輪列60、指針70などから構成される。
制御部20は、電波修正時計1の全体の動作を制御するものである。また、制御部20は、内部時計21を備えている。図2は、制御部20のハードウェア構成を示した図である。制御部20は、インターフェース22、CPU(Central Processing Unit)23、ROM(Read Only Memory)24、RAM(Random Access Memory)25などのハードウェア、所要のソフトウェアから構成される。
電波修正時計1の大略を説明する。制御部20は、不図示の発信局から電波送信される標準時刻電波(時刻コード信号)を、特定時刻に受信アンテナ11及び受信部10を介して受信する。この信号は、制御部20内の内部時計21に供給される。制御部20は、この時刻コード信号に基づいて内部時計21の時刻を修正すると共に、駆動源50を駆動制御して輪列60を回転してアナログ時計の指針70の指す時刻を修正する時刻修正動作を行う。このように指針70の指す時刻を修正するために、電波修正時計1は、指針70の位置を検出するための第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bを備えている。指針70は、図示しないが時針と分針とを含む。
図3は、電波修正時計1に搭載されているムーブメントの透視図である。図4は、ムーブメントの断面図である。駆動源50は、ステータ51、コイル板52、ロータかな53、ホール素子54、コイル55、ロータ56を含む。輪列60は、第1分中間車61、第2分中間車62、第3分中間車63、日の裏車64、分針車65、時針車66を含む。駆動源50、輪列60、回路基板80は、上板90aと下板90bとの空間内に収納されている。
第1ホトセンサー30aは、第2分中間車62と対向するように下板90bに固定されている。第2ホトセンサー30bは、日の裏車64と対向するように下板90bに固定されている。第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bについての詳細は後述する。
回路基板80には、CPU23、ROM24、RAM25が実装されている。また、回路基板80には、第2ホトセンサー30bと対向する位置に透孔80cが形成されている。
ロータ56は、円筒状の永久磁石から構成され、周方向にそれぞれN極、S極の2極に着磁されている。ホール素子54は、ロータ56の磁極の向きを検出する。電源部40によって、コイル板52に巻回されたコイル55に通電がなされると、ロータ56は制御部20によって間欠的に回転駆動される。また、ロータかな53は、ロータ56と一体に回転する。
次に輪列60について説明する。第3分中間車63は、大径歯車63aとロータかな53とが噛合し、ロータかな53の回転に従動する。また、第2分中間車62は、大径歯車62aと、第3分中間車63の小径歯車63bとが噛合し、第3分中間車63の回転に従動する。
第1分中間車61は、大径歯車61aと、第2分中間車62の小径歯車62bとが噛合し、第2分中間車62の回転に従動する。分針車65は、大径歯車65aと、第1分中間車61の小径歯車61bとが噛合し、第1分中間車61の回転に従動する。
日の裏車64は、大径歯車64aと、分針車65の小径歯車65bとが噛合し、分針車65の回転に従動する。時針車66は、大径歯車66aと、日の裏車64の小径歯車64bとが噛合し、日の裏車64の回転に従動する。分針車65と時針車66とは同軸上に配置されている。分針車65、時針車66には、それぞれ不図示の分針、時針が連結されている。
ロータかな53は、後述する図12において、OUT1、OUT4として示される交互に出力される駆動パルスの1パルス毎に180°回転するように構成されている。なお、これ以降、単にパルスと表記する場合には、この駆動パルスを指すものとする。従って、1パルス毎にホール素子54に対向するロータ56の向きは、S極又はN極に変わる。また、ロータ56は、2パルスで1回転する。
ロータかな53と、第3分中間車63の大径歯車63aとの減速比は、3であり、ロータかな53が3回転することにより、第3分中間車63は1回転する。従って、第3分中間車63は、6パルスで1回転する。
また、第3分中間車63の小径歯車63bと、第2分中間車62の大径歯車62aとの減速比は、6である。従って、ロータかな53と第2分中間車62との減速比は、18であり、第2分中間車62は、36パルスで1回転する。
第2分中間車62の小径歯車62bと、第1分中間車61の大径歯車61aとの減速比は、24/7である。従って、ロータかな53と第1分中間車61との減速比は、432/7であり、第1分中間車61は、864パルスで7回転する。
第1分中間車61の小径歯車61bと、分針車65の大径歯車65aとの減速比は、35/12である。従って、ロータかな53と分針車65との減速比は、180であり、分針車65は、360パルスで1回転する。
分針車65の小径歯車65bと、日の裏車64の大径歯車64aとの減速比は、3である。従って、ロータかな53と日の裏車64との減速比は、540であり、日の裏車64は、1080パルスで1回転する。
日の裏車64の小径歯車64bと、時針車66の大径歯車66aとの減速比は、4である。従って、第3分中間車63と時針車66との減速比は、2160であり、時針車66は、4320パルスで1回転する。以上のように、分針は360パルスで1回転し、時針は4320パルスで1回転する。
次に、第1分中間車61、第2分中間車62、日の裏車64について説明する。図5は、第1分中間車61、第2分中間車62、日の裏車64の説明図である。
図5(A)に示すように、第1分中間車61には、大径歯車61aの、第1ホトセンサー30aが配置されている下板90b側の面に、12箇所にわたって反射板61cが設けられている。隣接する反射板61cの最小間隔は、15°である。図5(A)に示すように、複数の反射板61cのうちの一つである反射板61c1を基準とした場合に、反射板61c1から反時計方向に、15°、45°、60°、75°、105°、150°、225°、240°、255°、270°、345°の間隔で他の反射板61cが配置されている。
図5(B)に示すように、第2分中間車62には、軸方向に大径歯車62aを貫通する単一の透孔62cが形成されている。
図5(C)に示すように、日の裏車64には、大径歯車64aの、第2ホトセンサー30bが配置されている下板90b側の面に、6箇所にわたって反射板64cが設けられている。反射板64cは、60°の等間隔で設けられている。尚、指針70が0時00分を示している場合には、反射板61c1と透孔62cとが重なる。
制御部20は、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bのそれぞれに設けられた発光素子を所定のタイミングで発光させる。第1ホトセンサー30aの発光素子は、第1分中間車61へと投光可能に設けられている。第2ホトセンサー30bの発光素子は、日の裏車64へと投光可能に設けられている。
第1ホトセンサー30aが発光した際に、図4に示すように、第1ホトセンサー30aと、第2分中間車62の透孔62cとが対向し、透孔62cと、第1分中間車61の反射板61cとが対向した際には、第1ホトセンサー30aの発光素子からの光が、透孔62cを通過して反射板61cで反射し、反射した光が再び透孔62cを通過して、第1ホトセンサー30aの受光素子が受光することになる。
尚、第1ホトセンサー30aと第1分中間車61との間に第2分中間車62を介在させた理由は、第1分中間車61の1パルスでの移動量が微小であるために、本来検出するべき位置以外でも検出してしまうことを避けるために、1パルスでの移動量が十分に大きい第2分中間車62を介在させて、透孔62cを光が通過する場合にのみ、第1ホトセンサー30aの受光素子が受光できるように構成したものである。
第1ホトセンサー30aの受光素子が受光した場合には、図12の第1ホトセンサSENSORに示すように、所定の電圧値の信号が制御部20へ出力される。一方、第1ホトセンサー30aと透孔62cとが対向していない際、または、第1ホトセンサー30aと透孔62cとは対向するが、透孔62cと反射板61cとが対向していない際に、第1ホトセンサー30aの発光素子が発光した場合には、第1ホトセンサー30aの受光素子は、発光素子からの光を受光することはできず、第1ホトセンサー30aの受光素子が受光した場合と比較して低い電圧値、例えば接地GNDレベルの信号が制御部20へと出力される。制御部20は、この第1ホトセンサー30aの受光素子からの出力に基づいて、第1分中間車61の回転位置を把握することができる。
同様に、制御部20は、所定のタイミングで第2ホトセンサー30bの発光素子を発光させる。第2ホトセンサー30bの発光素子が発光した際に、第2ホトセンサー30bと日の裏車64の反射板64cとが対向している場合には、透孔80cを介して、第2ホトセンサー30bの受光素子が受光して、図12の第2ホトセンサーSENSORに示すように、所定の電圧値の信号が制御部20へと出力される。第2ホトセンサー30bと反射板64cとが対向しない場合には、第2ホトセンサー30bが受光した場合と比較して低い電圧値、例えば接地GNDレベルの信号が制御部20へと出力される。このようにして、制御部20は、日の裏車64の回転位置を把握することができる。
次に、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bからの信号と指針の位置関係とを説明する。図6は、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bからの信号と指針の位置関係との説明図である。制御部20は、36パルス周期で、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bのそれぞれの発光素子を発光させる。尚、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bのそれぞれの発光素子が発光するタイミングは、18パルス分ずれており、両者が同時に発光することはない。
図6において、このタイミングで発光素子をそれぞれ発光させた場合に、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bのそれぞれの受光素子が受光した際に出力する信号を「H」として示し、受光していない際に出力する信号を「L」として示している。また、図6に示すように、第1分中間車61は、36パルスで105°回転し、日の裏車64は、36パルスで12°回転する。
図6に示すように、第2ホトセンサー30bの受光素子は、180パルス周期で受光する。換言すると、第2ホトセンサー30bの受光素子は、第2ホトセンサー30bの発光素子が5回発光したうち1回は必ず受光する。この理由は、日の裏車64は、180パルスで60度回転し、これと対応するように、日の裏車64の大径歯車64aには、60度間隔で6個の反射板64cが設けられているからである。
また、第1ホトセンサー30aの受光素子は、透孔62cと、反射板61cとの位置関係によって、受光するタイミングが異なる。第1ホトセンサー30aからの連続して出力される信号「H」「L」の周期は、第1分中間車61の7回転分に相当する864パルスである。即ち、864パルス毎に、同一の順番で信号「H」「L」が、制御部20へと出力されることになる。
次に、第1ホトセンサー30aからの信号と、時刻との対応関係について説明する。図7は、第1ホトセンサー30aからの信号をビット信号とし、5個の連続するビット信号からなるコードと、時刻との関係を示した表である。
図7に示すように、制御部20は、第1ホトセンサー30aからの信号を、0時00分から「H」「H」「L」「L」「H」「L」「H」…の順に検出する。換言すると、第1ホトセンサー30aの受光素子は、上記の順番に制御部20へと信号を出力する。制御部20は、この第1ホトセンサー30aからの信号をビット信号として処理し、連続して出力されるビット信号から、後述する第2ホトセンサー30bからの信号「H」を基準として、第1ホトセンサー30aから出力された連続する5個のビット信号から構成されるコードを生成する。このコードは、時刻に対応付けられており、図8に示す、後述する対応表から、制御部20は指針の位置を検出する。尚、12時間は、時針の1周期に相当する。
また、ビット信号のパターンは、ビット信号24個で1周期となる。従って、図7に示すように、2時30分から連続して検出される5個のビット信号は、0時00分から連続して検出される5個のビット信号よりも1個分のビット信号が遅れて検出される、連続する5個のビット信号に一致する。換言すると、0時00分に対応したコードと、2時30分に対応したコードとは、それぞれビット信号が1個分ずれている。この理由は、30分毎の時刻に対応するコードが5個のビット信号から成り立つのに対し、ビット信号のパターンは、5の倍数である25よりも1少ない24個のビット信号から構成されているからである。
また、図6に示すように、0時00分において第1ホトセンサー30aからの信号「H」と、その次の信号「H」との間の期間において、制御部20は、第2ホトセンサー30bから信号「H」を検出する。また、0時30分において第1ホトセンサー30aからの信号「L」と、その次の信号「H」との間の期間において、制御部20は、第2ホトセンサー30bから信号「H」を検出する。換言すると、第2ホトセンサー30bからの信号「H」は、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する5個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力される。この第2ホトセンサー30bからの信号「H」を基準として、制御部20は、その前後で出力される第1ホトセンサー30aからの信号を参照して、指針位置を検出する。
ここで、再度図6を用いて、指針位置を検出する動作を実施した場合について1時24分の指針位置から検出する場合を例に簡単に説明する。検出動作が実施されると、制御部20は、2パルスに1回のタイミングで第1ホトセンサー30aからの出力を検出する。1時24分においては、第1ホトセンサー30aからの出力は「L」であり、1時30分においても同様であるが、1時36分において、第1ホトセンサー30aからの出力は「H」となる。制御部20は、第1ホトセンサー30aからの出力「H」を検出した際には、この検出結果をRAM25に記憶させると共に、18パルスに1回のタイミングで第1ホトセンサー30a及び第2ホトセンサー30bからの出力を検出する。1時39分から1時57分までは、第2ホトセンサー30bからの信号は「L」であり、2時03分において、第2ホトセンサー30bからの信号は「H」となる。
尚、制御部20は、第1ホトセンサー30a及び第2ホトセンサー30bからの検出結果がそれぞれ5個RAM25に記憶されるまで、検出結果を記憶させる。RAM25に記憶された検出結果が10個に達すると、この10個の検出結果から対応する指針位置を検出する。以上の方法により、30分毎に時針の位置を検出することができる。
図8は、図6、図7に示すようなパターンで生成されるビット信号のうち10個を検出した検出結果と、それに対応する指針位置との関係を示した指針位置対応表である。制御部20は、第1ホトセンサー30aからの連続する5個のビット信号からなるコードと、このコードに対する、第2ホトセンサー30bからの信号「H」の出力タイミングとに基づいて、12時間で60箇所の検出位置を把握することができる。図8に示した表は、ROM24に記憶されている。尚、図8においては、第1ホトセンサー30aを「ホトセンサー1」、第2ホトセンサー30bを「ホトセンサー2」として示している。また、「H」を「High」、「L」を「Low」として示している。
次に、本発明を考案するに至った過程を説明する。
30分毎に指針の位置を検出するためには、12時間で24種類の指針位置を判別する必要がある。24種類のビット信号を生成するためには、2×2×2×2×2=2=32の、5ビットの信号が必要となる。5ビットの信号から構成されるコードが、24種類必要なので、必要となる信号の全個数は、24×5=120個となる。
図9(A)は、120個のビット信号からなるパターンを採用した場合での説明図である。図9(A)に示すように、120個のビット信号を生成するためには、歯車に多くの反射板又は透孔を設ける必要がある。歯車にこのような多くの反射板又は透孔を設けようとすると、隣り合う反射板等の間隔が狭くなり、誤検出する可能性がある。また、小型の歯車に多くの反射板等を設けることは難しい。
次に、異なる種類のコード数を減らすために、12時間でビット信号のパターンが2回繰り返される場合を想定する。図9(B)は、60個のビット信号からなるパターンを採用した場合での説明図である。図9(B)に示すように、12時間で同一のビット信号のパターンが2回繰り返すと、ビット信号の個数は、60個で済むことになる。従って、上記の場合よりも、歯車に設けることが必要となる反射板等の数は少なくてすむ。
しかしながら、この場合には、0時00分におけるコードと6時00分におけるコードとが一致する。同様に、0時30分におけるコードと6時30分におけるコードとが一致する。従って、これらの指針位置の判別をすることができない。これは、ビットパターンを構成するビット信号の個数(60個)が、コードを構成するビット信号の個数(5個)の倍数だからである。
12時間でビット信号のパターンを3回繰り返される場合には、パターンを構成するビット信号の数は40個であり、これも5の倍数となり、異なる指針位置で同一のコードが複数生成されることになる。
一方、図7に示したように、12時間でビット信号のパターンが5回繰り返される場合には、8:30と9:00のコードを除き、各パターン間でコードが一致することはない。このように24個のビット信号を生成するだけで、24種類の5bit信号を(1箇所を除き)全て異なるコードで構成できる。第1分中間車61に設けられた反射板61cの位置及び反射板61cの個数等は、この24個のビット信号が繰り返し出力されるように設定されている。
なお、重複しているコード(本実施例における8:30と9:00)については、それぞれの前後のビット信号に基づいて判定するようにすれば、時刻を特定することができるので、実質的には24種類の5bit信号を全て異なるコードで構成できる。
さらに、図8に示すように本実施例においては指針の位置を確認するためのコードを第1ホトセンサー30aからの信号と、第2ホトセンサー30bからの信号からなるパターンとすることで、重複するコードを無くし、全て異なるコードとなるようにすることができる。従って指針の検出に支障はない。
ここで、第1ホトセンサー30aは、第1分中間車61の位置に応じて信号「H」又は「L」を出力するので、第1分中間車61が所定位置にあるか否かに応じたビット信号を出力する第1出力手段に相当する。第1分中間車61は、歯車に相当する。また、第2ホトセンサー30bは、前述したように第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、30分毎に出力されるので、輪列60の作動に応じた一定の周期で基準信号を出力する第2出力手段に相当する。日の裏車64は、他の歯車に相当する。制御部20は、この第2ホトセンサー30bからの信号「H」(基準信号に相当)を基準として、第1ホトセンサー30aから出力された連続する複数のビット信号からなるコードに対応付けられている指針の位置を検出する制御手段に相当する。
また、第2ホトセンサー30bからの信号「H」の周期は、第1ホトセンサー30aから出力されるビット信号5個分に相当する。また、第1ホトセンサー30aから出力されるビット信号のパターン周期は、ビット信号24個分に相当する。また、時針の周期は、ビット信号120個分に相当する。従って、第2ホトセンサー30bからの信号「H」の周期(ビット信号5個分)、及び第1ホトセンサー30aから出力されるビット信号のパターン周期(ビット信号24個分)は、時針の周期(ビット信号120個分)より短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数(5×24=120)は、時針の周期(ビット信号120個分)と一致することになる。これにより、第1ホトセンサー30aが出力するビット信号のパターン周期が短い場合であっても、時針の検出位置を増やすことができる。
以上により、反射板61cの個数が少なくても、時針の検出位置を増やすことができ、短期間で指針の位置を検出することができる。従って、小型の歯車にもこのような構成を採用することができる。また、歯車の大型化を抑制しつつ短期間で指針の位置を検出することができる。また、少ないビット信号で指針の検出位置を増やすことができるので、制御部20の処理の負荷を低減できる。
また、前述したように、第1ホトセンサー30aから出力されるビット信号は、24個で1周期となる。このパターンの周期間で出力されるビット信号の数と、時針の周期間で第2ホトセンサー30bから出力される信号「H」の数は一致する。このように構成されることにより、パターンのビット信号数を最小限にしつつ、時針の検出位置を増やすことができる。
また、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bのそれぞれの位置検出の対象は、第1分中間車61、第1分中間車61よりも回転周期が長い日の裏車64である。このように位置検出の対象を設定した理由は、第2ホトセンサー30bからの信号「H」は、前述したように、第1ホトセンサー30aから出力されるビット信号からなるコードを判別するための基準となる信号であるので、第2ホトセンサー30bからの信号「H」の出力数は、第1ホトセンサー30aからのビット信号よりも少なくてすむからである。
次に、制御部20が実行する指針位置検出処理について、フローチャート及びタイミングチャートを参照して説明する。図10、図11は、制御部20が実行する指針位置検出処理の一例を示したフローチャートである。図12は、制御部20が実行する指針位置検出処理の一例を示したタイミングチャートである。
指針位置検出処理が実行されると、制御部20は、ロータ56を早送り駆動させる(ステップS1、t1)。次に、制御部20は、ホール素子54からの検出信号に基づき、ロータ56の極性の変化を検出する(ステップS2、t2)。
制御部20は、ロータ56の極性がS極からN極に変化したかどうかを判定する(ステップS3)。ロータ56の向きを検出するためである。ロータ56の極性がS極からN極に変化していない場合、即ち、ロータの磁極がN極からS極に変化した場合(t3)には、制御部20は、再度ステップS2の処理を実行する。
ロータ56の磁極がS極からN極に変化した場合(t4)に、制御部20は、第1ホトセンサー30aの発光素子を発光させる(ステップS4、t5)。従って、ロータの磁極がN極からS極に変化した場合には、第1ホトセンサー30aの発光素子を発光しない。
制御部20は、第1ホトセンサー30aの発光素子を発光させた後に第1ホトセンサー30aの受光素子からの信号を確認し(ステップS5)、この信号が入力されたか否かを判定する(ステップS6、t6)。入力がない場合、即ち第1ホトセンサー30aの受光素子が受光していない場合(t7)には、制御部20は、第1ホトセンサー30aの発光素子を消灯し(ステップS7)、再度ステップS2の処理を実行する。
入力があった場合、即ち、第1ホトセンサー30aの受光素子が受光した場合(t8)、制御部20は、第1ホトセンサー30aの発光素子を消灯し(ステップS8)この検出結果をRAM25に記憶させる(ステップS9、t9)。次に、制御部20は、第1ホトセンサー30aの受光素子の受光後から18パルス後に第2ホトセンサー30bの発光素子を発光させ(ステップS10、t10)、その後に第2ホトセンサー30bの受光素子からの信号を確認する(ステップS11、t11)。次に制御部20は、第2ホトセンサー30bの発光素子を消灯し(ステップS12)、第2ホトセンサー30bの受光素子による受光の有無に関する検出結果をRAM25に記憶させる(ステップS13)。尚、図12に示したタイミングチャートでは、第2ホトセンサー30bの受光素子が受光した場合を示している(t12)。
次に、制御部20は、18パルス後に第1ホトセンサー30aの発光素子を発光させ(ステップS14、t13)、その後に第1ホトセンサー30aの受光素子からの信号を確認する(ステップS15、t14)。その後、制御部20は、第1ホトセンサー30aの発光素子を消灯させ(ステップS16)、RAM25にその検出結果を記憶させる(ステップS17、t15)。次に、18パルス後に第2ホトセンサー30bの発光素子を発光させ(ステップS18、t16)、その後に第2ホトセンサー30bの受光素子からの信号を確認し(ステップS19、t17)、第2ホトセンサー30bの発光素子を消灯させる(ステップS20)。そして、制御部20は、RAMにその検出結果を記憶させる(ステップS21、t18)。
次に、制御部20は、RAM25に記憶された検出結果の数Nが10であるか否かを判定する(ステップS22)。この場合の検出結果の数とは、第1ホトセンサー30a、第2ホトセンサー30bの双方の受光素子からの信号の検出結果の数である。検出結果の数Nが10に満たない場合には、再度ステップS14の処理を実行する。検出結果の数Nが10である場合には、制御部20は、RAM25に記憶されている検出結果と、図8に示した表と比較して、指針の位置を確定する(ステップS23、t19)。
次に、指針位置検出方法の変形例について説明する。
図13、図14は、変形例に係る、コードと検出位置との関係を示した表である。図13(A)に示すように、ビットパターンが28個のビット信号から構成されるように反射板61cの個数等を設定し、時針が一周する間に第1ホトセンサー30aからのビット信号が84個出力されるように第1分中間車61の回転周期等を設定してもよい。また、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する6個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように、日の裏車64の回転周期を設定してもよい。
この場合も、第2ホトセンサー30bからの信号の周期(ビット信号6個分)及びビット信号のパターンの周期(ビット信号28個分)は、指針の周期(ビット信号84個分)よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が、指針の周期と一致する。
また、図13(B)に示すように、ビットパターンを48個のビット信号から構成してもよい。この場合には、時針が一周する間に、240個のビット信号が出力されるように設定してもよい。また、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する10個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように設定してもよい。
この場合も、第2ホトセンサー30bからの信号の周期(ビット信号10個分)及びビット信号のパターンの周期(ビット信号48個分)は、指針の周期(ビット信号240個分)よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が、指針の周期と一致する。
また、図14(A)に示すように、時針が一周する間に32箇所の検出可能な位置を設定する場合には、ビットパターンが32個のビット信号から構成されるように設定し、時針が一周する間に160個のビット信号が出力されるように設定し、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する5個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように設定してもよい。
この場合も、第2ホトセンサー30bからの信号の周期(ビット信号5個分)及びビット信号のパターンの周期(ビット信号32個分)は、指針の周期(ビット信号160個分)よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が、指針の周期と一致する。また、パターンの周期間で出力されるビット信号の数(32個)と、時針の周期間で第2ホトセンサー30bから出力される信号「H」の数(32個)は一致する。
また、図14(B)に示すように、時針が一周する間に19箇所の検出可能な位置を設定する場合には、ビットパターンが19個のビット信号から構成されるように設定し、時針が一周する間に95個のビット信号が出力されるように設定し、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する5個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように設定してもよい。
この場合も、第2ホトセンサー30bからの信号の周期(ビット信号5個分)及びビット信号のパターンの周期(ビット信号19個分)は、指針の周期(ビット信号95個分)よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が、指針の周期と一致する。また、パターンの周期間で出力されるビット信号の数(19個)と、時針の周期間で第2ホトセンサー30bから出力される信号「H」の数(19個)は一致する。
また、図14(C)に示すように、ビットパターンが7個のビット信号から構成されるように設定し、時針が一周する間に35個のビット信号が出力されるように設定し、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する5個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように設定してもよい。
この場合も、第2ホトセンサー30bからの信号の周期(ビット信号5個分)及びビット信号のパターンの周期(ビット信号7個分)は、指針の周期(ビット信号35個分)よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が、指針の周期と一致する。また、パターンの周期間で出力されるビット信号の数(7個)と、時針の周期間で第2ホトセンサー30bから出力される信号「H」の数(7個)は一致する。
また、図14(D)に示すように、ビットパターンが4個のビット信号から構成されるように設定し、時針が一周する間に20個のビット信号が出力されるように設定し、第2ホトセンサー30bからの信号「H」が、第1ホトセンサー30aから出力される任意の連続する5個のビット信号から構成される1のコードに対して1回出力されるように設定してもよい。
尚、図13、図14に示したように設定した場合であっても、図8に示したように、コードと、コードに対する第2ホトセンサー30bからの信号「H」の出力タイミングとに基づいて、より多くの検出位置を把握することが可能である。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例においては、歯車に反射板を設けたが、歯車を挟むように発光素子及び受光素子を配置し、その歯車に発光素子からの光を透過させる透孔を設けてもよい。
本実施例に係る電波修正時計の構成を示した機能ブロック図である。 制御部のハードウェア構成を示した図である。 電波修正時計に搭載されているムーブメントの透視図である。 ムーブメントの断面図である。 第1分中間車、第2分中間車、日の裏車の説明図である。 第1ホトセンサー、第2ホトセンサーからの信号と指針の位置関係との説明図である。 第1ホトセンサーからの信号をビット信号とし、5個の連続するビット信号からなるコードと、時刻との関係を示した表である。 指針位置対応表である。 120個のビット信号からなるパターンを採用した場合、60個のビット信号からなるパターンを採用した場合での説明図である。 制御部が実行する指針位置検出処理の一例を示したフローチャートである。 制御部が実行する指針位置検出処理の一例を示したフローチャートである。 制御部が実行する指針位置検出処理の一例を示したタイミングチャートである。 変形例に係る、コードと検出位置との関係を示した表である。 変形例に係る、コードと検出位置との関係を示した表である。
符号の説明
20 制御部
23 CPU
24 ROM
25 RAM
30a 第1ホトセンサー(第1出力手段)
30b 第2ホトセンサー(第2出力手段)
40 電源部
50 駆動源
53 ロータかな
54 ホール素子
56 ロータ
60 輪列
61 第1分中間車
61a、62a、63a、64a、65a、66a 大径歯車
61b、62b、63b、64b、65b 小径歯車
61c 反射板
62 第2分中間車
62c、80c 透孔
63 第3分中間車
64 日の裏車
64c 反射板
65 分針車
66 時針車
80 回路基板
90a 上板
90b 下板

Claims (9)

  1. 駆動源から輪列を介して運針する指針の位置を検出する指針位置検出装置において、
    前記輪列に含まれる歯車と、
    前記歯車が所定の位置にあるか否かに応じたビット信号を出力する第1出力手段と、
    前記輪列の作動に応じた一定の周期で基準信号を出力する第2出力手段と、
    前記出力された基準信号を基準として、前記出力された連続する複数の前記ビット信号からなるコードに対応付けられている前記指針の位置を検出する制御手段とを備え、
    前記基準信号の周期及び前記ビット信号のパターンの周期は、前記指針の周期よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が前記指針の周期と一致する、ことを特徴とする指針位置検出装置。
  2. 前記ビット信号のパターンの周期間で出力されるビット数は、前記指針の周期間で出力される前記基準信号数と一致する、ことを特徴とする請求項1に記載の指針位置検出装置。
  3. 前記歯車には、所定位置に反射板又は透孔が設けられ、
    前記第1出力手段は、前記歯車へ投光する発光素子と、前記反射板又は透孔を介して前記発光素子からの光の受光の有無に応じた前記ビット信号を出力する受光素子とを含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の指針位置検出装置。
  4. 前記輪列は、前記歯車以外の他の歯車を含み、
    前記他の歯車には、所定位置に反射板又は透孔が設けられ、
    前記第2出力手段は、前記他の歯車へ投光する発光素子と、前記反射板又は透孔を介して前記発光素子からの光の受光に応じて前記基準信号を出力する受光素子とを含む、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の指針位置検出装置。
  5. 位置検出の対象となる前記指針は、時針であり、
    前記歯車は、分針と連結した分針車よりも回転周期が短い、ことを特徴とする請求項3に記載の指針位置検出装置。
  6. 位置検出の対象となる前記指針は、時針であり、
    前記他の歯車は、分針と連結した分針車よりも回転周期が長い、ことを特徴とする請求項4に記載の指針位置検出装置。
  7. 前記歯車及び前記他の歯車のそれぞれの回転周期は、前者の方が後者よりも短い、ことを特徴とする請求項4に記載の指針位置検出装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の指針位置検出装置を備えたことを特徴とする時計。
  9. 駆動源から輪列を介して運針する指針の位置を検出する指針位置検出方法において、
    前記輪列に含まれる歯車が所定の位置にあるか否かに応じたビット信号を出力するステップと、
    前記輪列の作動に応じた一定の周期で基準信号を出力するステップと、
    前記出力された基準信号を基準として、前記出力された連続する複数の前記ビット信号からなるコードに対応付けられている前記指針の位置を検出するステップとを備え、
    前記基準信号の周期及び前記ビット信号のパターンの周期は、前記指針の周期よりも短く、かつ、それぞれの周期の最小公倍数が前記指針の周期と一致する、ことを特徴とする指針位置検出方法。
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