JP2007292557A - 時計 - Google Patents

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    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ムーブメントの薄型化、消費電力の低減を図ることができ、さらに短時間かつ高精度で指針位置を検出することが可能な電波修正時計を提供することである。
【解決手段】 電波修正時計1は、指針を回転させるための駆動源である駆動部50と、指針に接続された分針車63と、駆動部50からの回転が伝達される大径歯車61aと伝達された回転を分針車に噛合して伝達する小径歯車61bとが同軸に形成された第1分中間車61とを有し、指針の所定位置に対応する基準位置に第1分中間車61が位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する指針位置検出部30を備え、指針位置検出部30は、分針車63の径方向延長領域上であり第1分中間車61の大径歯車のみと対向する位置に設置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、時刻を自動で修正する時計に関する。
従来から、時刻情報を含む標準電波を受信し、自動的に表示時刻修正を行う電波修正機能を備えた時計において分針や時針の位置を一旦初期位置(正12時などの位置)に戻したことを検出する電波修正時計が知られている(特許文献1参照)。
図13は、このような従来の電波修正時計の構成を示した断面図である。
図13に示すように、従来の電波修正時計は、上板90e、下板91e、分中間車61e、分針が接続された分針車63e、時針が接続された第1時針車65e、検出光を発する発光素子30e、検出光を受光する受光素子31eなどから構成される。
発光素子30eと受光素子31eとは、分針車63e、分中間車61e、第1時針車65eを上下に挟み込むように設置されており、分針車63e、分中間車61e、第1時針車65eには夫々所定の位置に発光素子30eからの検出光を通過させるための透孔361e、363e、365eが形成されている。受光素子31eは、透孔361e、363e、365eを介して通過した検出光を受光することにより、分針車63e及び第1時針車65eが所定の位置に位置付けられたことが検出される。
特許第3295315号公報
このような電波修正時計では、受光素子31eは、3枚の歯車が重なりあう軸心方向の領域に配置されており、また、上板90eと下板91eとによる空間は、3枚の歯車の対向面が接触しないように収納できるだけのスペースが最低限必要であるため、ムーブメントの厚みを薄くするには一定の限界があった。また、受光素子31eは、その厚みを逃がすために上板90eに埋没させて設置されているが、上板90eの厚さは、埋没の深さ以上を有している必要がある。以上のことは、発光素子30eについても同様のことが言える。
また、指針の位置検出処理の実行中は、発光素子30eは常に発光していなければならないうえに、指針が正時に位置付けられるまで早送りさせねばならないため、消費電力が大きくなるという問題点があった。
また、通常2針1モータの時計体において、センサを使用した指針位置検出構成では、12時間分(=時針1回転分)の1ヶ所を検出し指針位置を認識するものと、数ヶ所を検出し指針位置を認識するものとが存在する。1ヶ所を検出する例としては、指針が12:00を指し示すときのみを検出可能とし、その他の場所においては、検出信号を受信できないような構成となっている。
複数箇所を検出する例としては、複数ヶ所ある検出位置の隣り合う2ヶ所間の間隔をパルス数でカウントして2ヶ所目の検出位置を予め定められたパルス数と比較して検出位置を認識する構成となっている。
こうした従来の指針の位置検出構成では指針位置を検出し終わるのに非常に時間がかかるという問題があった。例えば1ヶ所を検出する場合は最大で12時間分時針を回転させねばならず、また複数ヶ所検出する場合でも1ヶ所検出後に更にもう一ヶ所検出しなければならないので、いかに指針を早送りしても検出し終わるのまでには非常に時間がかかることを避けることはできない。
また、複数箇所を検出する構成は、検出可能箇所の設定に歯車の形状等で限界があった。また、処理が煩雑となる等の問題もあった。
さらに、ロータの1ステップ当たりの回転に伴う各歯車の移動量が小さいと、歯車等の部品の加工精度のバラツキやバックラッシによっては駆動したパルス数に対して例えば1ステップ分前、もしくは後ろにずれて位置を誤検出する可能性が高いという問題があった。
そこで、本発明は、ムーブメントの薄型化および、消費電力の低減を実現し、さらに短時間かつ高精度で指針位置を検出することが可能な電波修正時計を提供することを目的とする。
上記目的は、指針を回転させるための駆動源である駆動部と、前記指針に接続された指針車と、前記駆動部からの回転が伝達される大径歯車と前記伝達された回転を前記指針車に噛合して伝達する小径歯車とが同軸に形成された中間車とを有し、前記指針の所定位置に対応する基準位置に前記中間車が位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する位置検出部を備え、前記位置検出部は、前記指針車の径方向延長領域上であり前記中間車の大径歯車のみと対向する位置に設置されている時計によって達成できる。
この構成により、位置検出部は、中間車の大径歯車のみ対向する位置に設置されているため、指針車と中間車の大径歯車とが重なり合う軸心方向の延長上に位置検出部を設置した場合と比較し、ムーブメントの厚みを薄くすることができる。また、中間車が指針の所定位置に対応する基準位置に位置付けられたことを検出するので、中間車の位置を検出することにより、指針が所定位置に位置付けられたことを検出することができる。
また、上記構成において、前記指針車は、第1の指針に接続された第1指針車と、第1の指針よりも減速されて駆動される第2の指針に接続された第2指針車とを含み、前記中間車は、前記駆動部の回転駆動を前記第1指針車に伝達する第1中間車と前記駆動部の回転駆動を前記第2指針車に伝達する第2中間車とを含み、前記位置検出部は、前記第1中間車が前記第1の指針の所定位置に対応する第1中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する第1中間車位置検出部と、前記第2中間車が前記第2の指針の所定位置に対応する第2中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する第2中間車位置検出部とを含む、構成を採用できる。
この構成により、前記第1の指針及び前記第2の指針が所定位置に位置付けられたことを検出することができる。
また、上記構成において、前記駆動部は、N極とS極とが着磁されていると共に前記中間車が前記基準位置に位置付けられているときに所定の磁極が所定の方向に向くように対応付けられているロータを含み、前記ロータの磁極の向きを検出する磁極検出部と、前記ロータの所定の磁極が前記所定の方向を向く毎に前記位置検出部に前記位置検出処理を実行させる制御部とを備えている、構成を採用できる。
この構成により、ロータが所定の磁極を向いている場合に位置検出処理を実行するので、これにより、消費電力の低減及び制御部への負荷の低減を図ることができる。
また、このように各歯車の基準位置とロータの磁極の向きの関係が予め定められているので、ホール素子の信号を入手することにより、一定の向きで各歯車の検出動作を行なえば良く、ロータの1ステップ当たりの回転に伴う各歯車の移動量が小さい場合に、歯車等の部品の加工精度のバラツキやバックラッシによって駆動したパルス数に対して、例えば1ステップ分前もしくは後ろで誤検出する可能性があっても、設計したパルス数と各歯車の検出結果を容易に関連付けることができるので、各歯車の高精度な位置検出が可能になる。
また、上記構成において、前記第1中間車位置検出部及び第2中間車位置検出部のうち何れか一方について位置検出処理を実行させて位置検出がなされた後に、他方について位置検出処理を実行させる制御部を備えている、構成を採用できる。
また、上記構成において、時針が設けられる前記指針車または当該指針車と同じ回転速度の前記中間車に設けられた接片と、前記接片と常に接しているように配され、前記接片を設けた前記指針車または前記中間車と対向し、前記接片の停止位置によって時刻を検出できるように対応付けられたパターンが設けられた時刻検出基板を備えた、構成を採用できる。この構成により、接片の停止位置によって時刻を検出できるので、短時間で指針位置を検出することが可能となる。
本発明によれば、ムーブメントの薄型化、消費電力の低減を実現し、さらに短時間かつ高精度で指針位置を検出することが可能な時計を提供できる。
以下、本発明の実施の形態に係る電波修正時計を図面を参照して説明する。図1は、本実施例に係る電波修正時計の構成を示した機能ブロック図である。
電波修正時計(電波修正時計)1は、受信部10、受信アンテナ11、制御部20、指針位置検出部(位置検出部)30、電源部40、駆動部50、輪列60、指針70、時針時刻検出部80とから構成される。
制御部20は、電波修正時計1の全体の動作を制御するものである。また、制御部20は、内部時計21を備えている。図2は、制御部20のハードウェア構成を示した図である。制御部20は、インターフェース22、CPU(Central Processing Unit)23、ROM(Read Only Memory)24、RAM(Random Access Memory)25などのハードウェア、所要のソフトウェアとから構成される。
電波修正時計1の大略を説明する。制御部20は、不図示の発信局から電波送信される標準時刻電波(時刻コード信号)を、特定時刻に受信アンテナ11及び受信部10を介して受信する。この信号は、制御部20内の内部時計21に供給される。制御部20は、この時刻コード信号に基づいて内部時計21の時刻を修正すると共に、駆動部50を駆動制御して輪列60を回転してアナログ時計の指針70の指す時刻を修正する時刻修正動作を行う。このように指針70の指す時刻を修正するために、電波修正時計1は輪列60の位置を検出するための指針位置検出部30を備えている。
制御部20は、指針位置検出部30に所定のタイミングで指針70の位置を検出するための位置検出処理を実行させる。時針時刻検出部80は、時針が指し示す時刻を検出する。詳しくは後述する。
図3は、電波修正時計1の駆動部50、輪列60の平面図である。図4は、電波修正時計1の輪列60の構成を示した縦断面図である。
駆動部50は、ステータ51、コイル板52、ロータかな53、ホール素子54、コイル55、ロータ56などから構成される。
輪列60は、第1分中間車61、第2分中間車62、分針車63、日の裏車64、第1時針車65、第2時針車66などから構成される。
駆動部50及び輪列60は、上板90と下板91との空間内に収納されている。
また、指針位置検出部30は、分中間車位置検出部361と、日の裏車位置検出部364とから構成される。指針位置検出部30については詳しくは後述する。
ロータ56は、円筒状の永久磁石から構成され、ロータ56の径方向にそれぞれN極、S極の2極に着磁されている。ホール素子54は、ロータ56の磁極の向きを検出する。
電源部40によって、コイル板52に巻回されたコイル55に通電がなされると、ロータ56は制御部20によって間欠的に回転駆動される。また、ロータかな53は、ロータ56と一体的に形成されており、ロータ56の回転に伴って回転駆動する。
次に輪列60について説明する。
第2分中間車62は、大径歯車62aとロータかな53とが噛合し、ロータかな53の回転に伴って回転駆動する。
また、第1分中間車61は、大径歯車61aと第2分中間車62の小径歯車62bとが噛合し、第2分中間車62の回転に伴って回転駆動する。
分針車63は、大径歯車63aと第1分中間車61の小径歯車61bとが噛合し、第1分中間車61の回転に伴って回転駆動する。
日の裏車64は、大径歯車64aと分針車63の小径歯車63bとが噛合し、分針車63の回転に伴って回転駆動する。
分針車63と同軸に設けられた第1時針車65は、大径歯車65aと日の裏車64の小径歯車64bとが噛合し、日の裏車64の回転に伴って回転駆動する。
また、図示しない分針が分針車63に接続され、図示しない時針が第1時針車65に接続されている。以上により、ロータ56の回転駆動が、分針車63、第1時針車65に伝達される。
第2時針車66は、歯車66aと第1時針車65の大径歯車65aとが噛合し、第1時針車65の回転に伴って回転駆動する。第2時針車66は、第1時針車65と回転比1で回転可能に設けられている。
また、第2時針車66の上板90との対向面には、摺動接片81が固定されている。また、摺動接片81に接触するように、上板90に、時針時刻検出基板82が固定されている。時針時刻検出部80は、この摺動接片81と時針時刻検出基板82とから構成される。
次に上述した時針時刻検出部80について説明する。図5は、第2時針車66の構成を示した縦断面図である。
時針時刻検出基板82は、第2時針車66の回転角度を検出することにより、第2時針車66の回転と連動した第1時針車65の回転角度を検出することができる基板である。これにより、第1時針車65と連動する時針の所定の時刻情報を検出することができる。制御部20は、時針時刻検出基板82が検出した検出パターンに基づいて時針時刻情報を生成する。以下、詳細に説明する。
図6は、時針時刻検出基板82の表面に形成された回路パターンを示した図である。
時針時刻検出基板82の表面には、インプットパターンI1〜I4、アウトプットパターンO1〜O3が形成されている。
摺動接片81は、一方の端部がインプットパターンI1〜I4のうちいずれか一つのインプットパターンに接触可能に形成されており、他方の端部がアウトプットパターンO1〜O3のうちいずれか一つのアウトプットパターンに接触可能に形成されている。また、摺動接片81は、伝導性のよい材料で形成されている。
制御部20は、インプットパターンI1〜I4を導通状態にし、アウトプットパターンO1〜O3のうち、摺動接片81を介して通電状態にあるアウトプットパターンを検出することにより、第2時針車66の回転角度を検出する。これにより、制御部20は、時針の時刻情報を検出することができる。
図7は、時針時刻検出基板82による検出パターンを示した図である。
時針時刻検出基板82は、第2時針車66の1回転(360度)を12分割して角度30度毎に異なる信号パターンが検出されるように形成されている。また、前述したように、第2時針車66は、第1時針車65と回転比1で回転可能に設けられている。第1時針車65に連動する時針位置が正時位置である1時、2時、・・・12時に位置する場合に、それぞれの時針位置に対応する信号パターンが、制御部20により検出される。例えば、時針が1時を示している場合には、インプットパターンI1から摺動接片81を介して、アウトプットパターンO1は導通状態となる。制御部20は、この検出パターンから時針の示す時刻を検出する。
図8は、時針時刻検出基板82によるマトリクスパターンを示した図である。
次に、指針位置検出部30について、図3と図9を参照して説明する。
図9は、指針位置検出部30の構成を示した縦断面図である。
指針位置検出部30は、分中間車位置検出部361と日の裏車位置検出部364とから構成される。
分中間車位置検出部361の概略を説明する。
分中間車位置検出部361は、分針の所定位置に対応する分中間車用基準位置に第1分中間車61が位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する。
分中間車位置検出部361は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子、受光素子から構成される。また、分中間車位置検出部361には、分中間車位置検出部361を制御するための基板361bが設けられている。第1分中間車61には反射板361aが設置されている。反射板361aは、第1分中間車61の上板90との対向面に設置されている。
第1分中間車61の大径歯車61aは、分針車63の大径歯車63aと第1時針車65との間に挟まれるように収納される。また、分針車63の大径歯車63aは、分針車63が上板90と接触しないように離間して配置されている。同様に、第1分中間車61の大径歯車61aは、分針車63の大径歯車63a及び第1時針車65と軸心方向に離間して配置される。
分中間車位置検出部361の発光素子は、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する検出光を発する。
分中間車位置検出部361の受光素子は、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられた際に反射板361aにより反射される検出光を受光する。
分中間車位置検出部361は、その受光素子が反射板361aにより反射される検出光を受光することにより、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する。
次に、日の裏車位置検出部364の概略を説明する。
日の裏車位置検出部364は、時針の所定位置に対応する日の裏車用基準位置に日の裏車64が位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する。
日の裏車位置検出部364についても、分中間車位置検出部361と同様に、LEDなどの発光素子、受光素子から構成される。日の裏車位置検出部364には、日の裏車位置検出部364を制御するための基板364bが設けられている。日の裏車64には、その周方向に等間隔(120度ごと)に反射板364aが3箇所に設置されている。
日の裏車64の大径歯車64aは、分針車63の大径歯車63aと第1時針車65との間に挟まれるように収納される。また、日の裏車64の大径歯車64aは、分針車63の大径歯車63a及び第1時針車65と軸心方向に離間して配置される。
日の裏車位置検出部364の発光素子については、分中間車位置検出部361の発光素子と同様に、日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられたことを検出する検出光を発する。
日の裏車位置検出部364の受光素子についても、分中間車位置検出部361の受光素子と同様の機能を有する。
次に、分中間車位置検出部361が設置されている位置について詳細に説明する。
分中間車位置検出部361は、分中間車位置検出部361の厚みを逃がすために上板90に形成された段部に位置決めされて、基板361bと共に上板90に固定される。また、分中間車位置検出部361は、第1分中間車61の回転の障害とならないように軸心方向に離間して配置されている。
また、分中間車位置検出部361は、第1分中間車61の大径歯車61aのみと対向する位置に設置されている。また、分中間車位置検出部361は、分針車63の径方向延長領域上に設置されている。
分針車63の径方向延長領域とは、上板90と下板91との空間内において、分針車63が、第1分中間車61の大径歯車61aと上板90との対向面に離間して回転可能に収納されるために必要である、上板90の内壁面と第1分中間車61の大径歯車61aとによる軸心方向の所定の高さを有する空間を、分針車63の径方向に延長した領域をいう。
換言すれば、分中間車位置検出部361は、上板90の内壁面と第1分中間車61とにより形成された空間内に配置されている。
この構成により、分中間車位置検出部361は、第1分中間車61の大径歯車61aのみ対向する位置に設置されているため、分針車63と第1分中間車61の大径歯車61aとが重なり合う軸心方向の延長上に分中間車位置検出部361を設置した場合と比較し、上板90及び下板91により確保される空間を狭くすることができ、上板90の厚みも薄くすることができる。これにより、ムーブメントの厚みを薄くすることができる。また、分中間車位置検出部361が分針の所定位置に対応する分中間車用基準位置に位置付けられたことを検出するので、第1分中間車61の位置を検出することにより、分針が所定位置に位置付けられたことを検出することができる。
尚、分中間車位置検出部361は、上記のような構成に限定されず、例えば、分中間車位置検出部361を下板91に設置し、反射板361aを、第1分中間車61の下板91との対向面に設置してもよい。即ち、分中間車位置検出部361を、第1時針車65の径方向延長領域上に設置してもよい。尚、第1時針車65の径方向延長領域とは、上板90と下板91との空間内において、第1時針車65が、日の裏車64の大径歯車64aと下板91との対向面に離間して回転可能に収納されるために必要である、下板91の内壁面と日の裏車64の大径歯車64aとによる軸心方向の所定の高さを有する空間を、第1時針車65の径方向に延長した領域をいう。
また、第1分中間車61に透孔を形成して、上板90及び下板91の何れか一方に発光素子を設置し、他方に受光素子を配置して、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられた場合に、透孔を介して検出光を受光素子が受光するように構成してもよい。
また、第1分中間車61に透孔を形成して、上板90及び下板91の何れか一方に分中間車位置検出部361を設置し、他方に反射板を設置するように構成してもよい。
次に、日の裏車位置検出部364が設置されている位置について詳細に説明する。
日の裏車位置検出部364についても、分中間車位置検出部361と同様に、上板90に形成された段部に位置決めされて、基板364bと共に上板90に固定され、日の裏車64の回転の障害とならないように軸心方向に離間して配置されている。
日の裏車位置検出部364は、日の裏車64の大径歯車64aのみと対向する位置に設置されている。また、日の裏車位置検出部364は、分針車63の径方向延長領域上に設置されている。この構成により、日の裏車位置検出部364は、分中間車位置検出部361と同様の効果を得る。
尚、日の裏車位置検出部364についても、上記のような構成に限定されない。
尚、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられる位置と、日の裏車64が、日の裏車用基準位置に位置付けられてる位置との間には、所定の関係がある。分中間車用基準位置、日の裏車用基準位置については、以下で述べる。
次に、ロータ56を回転させるための駆動パルス数とそれに対応する時刻と輪列60の回転角との関係について説明する。図10は、駆動パルス数と時刻と輪列の回転角との関係を示した図である。
ロータ56は、後述する図12においてOUT1、OUT4として示される交互に出力される駆動パルスの1パルス毎に180度回転するように形成されている。従って、1パルス毎にホール素子54に対向するロータ56の磁極の向きは、S極又はN極に変わる。また、ロータ56は、2パルス毎に1回転(360度)する。
また、ロータかな53と、これに噛合する第2分中間車62の大径歯車62aとの減速比は、1/3であるため、ロータかな53の3回転(360度×3)が、第2分中間車62の1回転に対応する。従って、第2分中間車62は、6パルス毎に1回転する。
また、第2分中間車の小径歯車62bと、これに噛合する第1分中間車61の大径歯車61aとの減速比は、1/6であるため、第2分中間車62の6回転が、第1分中間車61の1回転に対応する。従って、第1分中間車61は、36パルス毎に1回転する。
また、第1分中間車61の小径歯車61bと、これに噛合する分針車63の大径歯車63aとの減速比は、1/10であるため、第1分中間車61の10回転が、分針車63の1回転に対応する。従って、分針車63は、360パルス毎に1回転し、分針車63に接続された分針も1周する。
また、分針車63の小径歯車63bと、これに噛合する日の裏車64の大径歯車64aとの減速比は、1/3であるため、分針車63の3回転が、日の裏車64の1回転に対応する。従って、日の裏車64は、360パルス毎に120°回転し、1080パルス毎に1回転する。
また、日の裏車64の小径歯車64bと、これに噛合する第1時針車65との減速比は、1/4であるため、日の裏車64の4回転が、第1時針車65の1回転に対応する。従って、第1時針車65は、360パルス毎に30°回転し、第1時針車65に接続された時針も30°回転する。尚、第1時針車65は、4320パルス毎に1回転する。
以上のように、360パルスで分針は1周し、時針は30°回転するので、360パルスで指針が示す時刻が1時間進む。
次に、分中間車用基準位置、日の裏車用基準位置について説明する。
分中間車位置検出部361は、第1分中間車61の回転角度が340°の位置に位置付けられている場合、即ち、図10に示す表において、時刻が0時05分40秒の場合に、第1分中間車61は、検出光を分中間車位置検出部361が受光可能となる位置に位置付けられる。従って、第1分中間車61は、6分毎(5分40秒、11分40秒、17分40秒、…53分40秒)を指し示されている場合に、検出光を分中間車位置検出部361が受光可能となる位置に位置付けられる。このように、分中間車用基準位置は、第1分中間車61が6分毎に位置付けられる位置である。よって、モータの駆動パルス数が36パルス毎に第1分中間車61は分中間車用基準位置に位置付けられる。
また、日の裏車位置検出部364は、日の裏車64の回転角度0°(360°)、120°又は240°、の位置に位置付けられている場合、即ち、図10及び図10の表に示す0時00分00秒又は1時00分00秒の場合に、日の裏車64は、検出光を日の裏車位置検出部364が受光可能となる位置に位置付けられる。従って、日の裏車64は、1時間毎(0時00分00秒、1時00分00秒、2時00分00秒、…11時00分00秒)を指し示されている場合に、検出光を日の裏車位置検出部364が受光可能となる位置に位置付けられる。このように、日の裏車用基準位置は、日の裏車64が1時間毎に位置付けられる位置である。よって、モータの駆動パルス数が360パルス毎に日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられる。
尚、図10に示す表において、ホール素子54に対向するロータ56の磁極の向きは、時刻が0時00分00秒を示す場合には、N極を向くように対応付けられている。従って、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられている場合、又は日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられている場合には、ロータ56は常にホール素子54に対してN極を向くように配置されている。
このように各歯車の基準位置とロータ56の磁極の向きの関係が予め定められているので、ホール素子54の信号を入手することにより、一定の向きで各歯車の検出動作を行なえば良く(本実施例の場合はホール素子とN極が対向したとき)、ロータの1ステップ当たりの回転に伴う各歯車の移動量が小さい場合に、歯車等の部品の加工精度のバラツキやバックラッシによって駆動したパルス数に対して、例えば1ステップ分前もしくは後ろで誤検出する可能性があっても、設計したパルス数と各歯車の検出結果を容易に関連付けることができるので、各歯車の高精度な位置検出が可能になる。
次に、制御部20が実行する位置検出処理の一例について説明する。図11は、制御部20が実行する位置検出処理の一例を示すフローチャートである。
指針位置検出処理が実行されると、制御部20は、ロータ56を早送り駆動させる(ステップS1)。
次に、制御部20は、ホール素子54からの検出信号に基づき、ロータ56の極性の変化を検出する(ステップS2)。
制御部20は、ロータ56の極性がS極からN極に変化したかどうかを判定する(ステップS3)。ロータ56の向きを検出するためである。
ロータ56の極性がS極からN極に変化していない場合、即ち、ロータの磁極がN極からS極に変化した場合には、制御部20は、再度ステップS2の処理を実行する。
ロータ56の磁極がS極からN極に変化した場合に、制御部20は、分中間車位置検出部361に位置検出処理を実行させる(ステップS4)。従って、ロータの磁極がN極からS極に変化した場合には、位置検出処理は実行されない。
制御部20は、分中間車位置検出部361の受光素子からの信号に基づいて、第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられたかどうかを判定する(ステップS5)。
第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられていない場合、即ち、受光素子からの信号が検出されなかった場合には、制御部20は、再度ステップS2からS5の処理を実行する。
第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられた場合には、分中間車位置検出部361の位置検出処理を終了する(ステップS6)。
このように、制御部20は、分中間車位置検出部361に位置検出処理を所定のタイミング毎に実行させる。この構成により、所定のタイミング毎に位置検出処理を実行するので、所定期間常に位置検出処理を実行する場合と比較し、位置検出処理に必要な消費電力を低減でき、また、制御部20の処理の負荷を低減できる。
具体的には、ロータ56のN極(所定の磁極)がホール素子54に対向する方向(所定方向)を向く毎に分中間車位置検出部361に位置検出処理を実行させる。ロータ56が所定の磁極を向いている場合に位置検出処理を実行するので、これにより、消費電力の低減及び制御部への負荷の低減を図ることができる。
次に、制御部20は、再度ホール素子54からの検出信号に基づき、ロータ56の極性の変化を検出し(ステップS7)、ロータ56の極性がS極からN極に変化したかどうかを判定する(ステップS8)。ロータ56の磁極がN極からS極に変化した場合には、制御部20は、再度ステップS7の処理を実行する。
ロータ56の磁極がS極からN極に変化した場合に、制御部20は、日の裏車位置検出部364に位置検出処理を実行させる(ステップS9)。
制御部20は、日の裏車位置検出部364の受光素子からの信号に基づいて、日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられたかどうかを判定する(ステップS10)。
このとき日の裏車64の1パルス毎の移動量は0.33°/パルスという非常に微小なものであるので、検出光を受光可能な範囲が日の裏車用基準位置の前後数パルスにわたってしまう場合があり、検出光を受光するだけでは日の裏車用基準位置を誤検出してしまう可能性が高い。
そこで本実施例においては、第1分中間車61の基準位置検出後2パルス経過後に日の裏車位置検出部364に位置検出処理を実行させている。図10において第1分中間車が上述したように第1分中間車61の回転角度にして340°の位置で位置決めされた場合、日の裏車64は日の裏車64の回転角度にして11.33°の位置に位置決めされている。そしてそこから2パルス経過すると、第1分中間車61は第1分中間車61の回転角度にして360°、日の裏車64は日の裏車64の回転角度にして12°の位置に位置決めされている。
2パルス経過すると、ロータ56の極性はS極からN極に変化する。制御部20が、ホール素子54からの検出信号に基づいて、ロータ56の極性のS極からN極への変化を検出したら(ステップS8)、制御部20は日の裏車位置検出部364に位置検出処理を実行させる(ステップS9)。
この時、日の裏車64は日の裏車64の回転角度にして12°の位置に位置決めされているので、日の裏車64は日の裏車用基準位置には位置決めされていない状態である。そこで、制御部20は所定のパルス数だけ経過させ(この場合36パルス)、日の裏車64が位置決めされたか再度検出を試みる(ステップS11)。
この検出工程を繰り返すと、やがて日の裏車64は日の裏車の回転角度にして120°回転したところで日の裏車用基準位置に位置決めされる。制御部20は、日の裏車位置検出部364の受光素子からの信号に基づいて、日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられたと判定し、日の裏車位置検出部364の位置検出処理を終了する(ステップS12)。
このように、制御部20は、分中間車位置検出部361に位置検出処理を実行させて第1分中間車61の位置検出がなされた後、日の裏車位置検出部364について位置検出処理を実行させる。
第1分中間車61の位置検出処理と日の裏車64の位置検出処理とは同時に実行されないため、位置検出処理に必要とされる消費電力のピーク値の増大を防止でき、また、制御部20の負荷を低減することができる。また、常時検出処理を実施するのではなく、所定のパルス間隔で検出処理を実施することによっても、電流の消費を低減することができ、また、制御部20の負荷を低減することができる。
2パルス経過させるのは、ロータ56の極性がS極からN極に変化するタイミングに合わせるため、および第1分中間車61の位置検出処理と日の裏車64の位置検出処理タイミングをずらすことで、位置検出処理に必要とされる消費電力のピーク値の増大を防止し、また、制御部20の負荷を低減させるためである。従って、ロータ56の極性変化に不都合がない限り経過させるパルス数はどのような値でもよい。
第1分中間車61を検出してから、日の裏車64を検出する際に経過させるパルス数は0パルスであってもよい。
次に、制御部20は、摺動接片81と時針時刻検出基板82とからの信号に基づき、時針の指し示す時刻情報を算出する(ステップS13)
以上の情報から制御部20は、現在の時刻が○時00分00秒であることを検出することができる。
このように、日の裏車64が検出された後に摺動接片81と時針時刻検出基板82とからの信号に基づき、時針の指し示す時刻情報を算出するので、従来構成のように、2ヶ所の検出位置間のパルス数をカウントするなどの工程が不要であり、1時間分、時針を回転させるだけで短時間で時刻を確定することができる。
次に、位置検出処理について具体例を挙げて説明する。図12は、位置検出処理の一例を示すタイミングチャート図である。
制御部20は、ロータ56を早送り駆動させると(※1)、ホール素子54からの検出信号に基づき、ロータ56の磁極がN極を向いたか又はS極を向いたかを検出し(※2)、N極を向いた場合のみ、分中間車位置検出部361の発光素子を発光させて位置検出処理を実行させる(※3)。分中間車位置検出部361の受光素子から検出光が検出されない場合には、制御部20は、ロータ56がN極を向いている間にのみ、第1分中間車61の位置が検出されるまで、分中間車位置検出部361に位置検出処理を実行させる(※4)。第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられたことが検出されると(※5)、制御部20は、分中間車位置検出部361への位置検出処理を終了する(※6)。尚、この位置に対応する指針の時刻を、図10に示す表における時刻0時53分40秒とする。
次に、再度ロータ56の磁極がN極を向いたか又はS極を向いたかを検出する(※7)。また、制御部20は、第1分中間車61の位置が検出されてから、2パルス後に、日の裏車位置検出部364の発光素子を発光させて位置検出処理を実行させる(※8)。尚、この位置に対応する指針の時刻は、図10に示す表における時刻0時54分00秒である。従って、日の裏車64は、日の裏車用基準位置に位置付けられていないため、日の裏車64の位置検出はなされない(※9)。
次に、制御部20は、日の裏車位置検出部364の発光素子を発光させて位置検出処理を実行させてから(※8)、36パルス後に再度第1分中間車61の検出処理を行い、第1分中間車61の位置が検出されてから、2パルス後に、日の裏車位置検出部364の発光素子を発光させて位置検出処理を実行させる(※10)。日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられたことが検出されると(※11)、制御部20は、日の裏車位置検出部364への位置検出処理を終了する(※12)。尚、この位置に対応する指針の時刻を、図10に示す表における時刻1時00分00秒とする。
次に、制御部20は、時針時刻検出部80からの信号に基づき、時針の指し示す時刻を読み取り(※13)、この処理を終了する(※14)。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上記実施例において、制御部20は、分中間車位置検出部361に位置検出処理を実行させて第1分中間車61の位置検出がなされた後、日の裏車位置検出部364について位置検出処理を実行させるが、このような構成に限定されず、例えば、日の裏車位置検出部364について位置検出処理を実行させて日の裏車64の位置検出がなされた後、分中間車位置検出部361について位置検出処理を実行させてもよい。
上記実施例において第1分中間車61が所定の基準位置に位置付けられたことを検出するように構成されているが、このような構成に限定されず、例えば第2分中間車62が所定の基準位置に位置付けられていることを検出するように構成してもよい。
上記実施例において第1分中間車61が分中間車用基準位置に位置付けられている場合、又は日の裏車64が日の裏車用基準位置に位置付けられている場合には、ロータ56は常にホール素子54に対してN極を向くように配置されているとしたが、このような構成に限定されず、S極を向くように配置されていてもよい。この場合、位置検出処理はS極を向く毎に実行される。
また、輪列60の減速比は、上記実施例において説明したものに限定されない。
本実施例に係る電波修正時計の構成を示した機能ブロック図である。 制御部のハードウェア構成を示した図である。 電波修正時計の平面図である。 電波修正時計の輪列の構成を示した縦断面図である。 第2時針車の構成を示した縦断面図である。 時針時刻検出基板の表面に形成された回路パターンを示した図である。 時針時刻検出基板による検出パターンを示した図である。 時針時刻検出基板によるマトリクスパターンを示した図である。 指針位置検出部の構成を示した縦断面図である。 駆動パルス数と時刻と輪列の回転角との関係を示した図である。 制御部が実行する指針位置検出処理の一例を示すフローチャートである。 位置検出処理の一例を示すタイミングチャート図である。 従来の電波修正時計の構成を示した断面図である。
符号の説明
1 電波修正時計
10 受信部
11 受信アンテナ
20 制御部
21 内部時計
22 インターフェース
23 CPU
24 ROM
25 RAM
30 指針位置検出部(位置検出部)
361 分中間車位置検出部
361a、364a 反射板
361b、364b 基板
364 日の裏車位置検出部
40 電源部
50 駆動部
51 ステータ
52 コイル板
53 ロータかな
54 ホール素子(磁極検出部)
55 コイル
56 ロータ
60 輪列
61 第1分中間車
62 第2分中間車
63 分針車
64 日の裏車
65 第1時針車
66 第2時針車
70 指針
80 時針時刻検出部
81 摺動接片
82 時針時刻検出基板
90 上板
91 下板

Claims (5)

  1. 指針を回転させるための駆動源である駆動部と、
    前記指針に接続された指針車と、
    前記駆動部からの回転が伝達される大径歯車と前記伝達された回転を前記指針車に噛合して伝達する小径歯車とが同軸に形成された中間車とを有し、
    前記指針の所定位置に対応する基準位置に前記中間車が位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する位置検出部を備え、
    前記位置検出部は、前記指針車の径方向延長領域上であり前記中間車の大径歯車のみと対向する位置に設置されている、
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記指針車は、第1の指針に接続された第1指針車と、第1の指針よりも減速されて駆動される第2の指針に接続された第2指針車とを含み、
    前記中間車は、前記駆動部の回転駆動を前記第1指針車に伝達する第1中間車と前記駆動部の回転駆動を前記第2指針車に伝達する第2中間車とを含み、
    前記位置検出部は、前記第1中間車が前記第1の指針の所定位置に対応する第1中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する第1中間車位置検出部と、前記第2中間車が前記第2の指針の所定位置に対応する第2中間車用基準位置に位置付けられたことを検出する位置検出処理を実行する第2中間車位置検出部とを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 前記駆動部は、N極とS極とが着磁されていると共に前記中間車が前記基準位置に位置付けられているときに所定の磁極が所定の方向に向くように対応付けられているロータを含み、
    前記ロータの磁極の向きを検出する磁極検出部と、
    前記ロータの所定の磁極が前記所定の方向を向く毎に前記位置検出部に前記位置検出処理を実行させる制御部とを備えている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の時計。
  4. 前記第1中間車位置検出部及び第2中間車位置検出部のうち何れか一方について位置検出処理を実行させて位置検出がなされた後に、他方について位置検出処理を実行させる制御部を備えている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の時計。
  5. 時針が設けられる前記指針車または当該指針車と同じ回転速度の前記中間車に設けられた接片と、
    前記接片と常に接しているように配され、前記接片を設けた前記指針車または前記中間車と対向し、前記接片の停止位置によって時刻を検出できるように対応付けられたパターンが設けられた時刻検出基板を備えている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の時計。
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