JP2000329872A - 同軸アナログ表示指針の角位置を指示する手段を備えた時計 - Google Patents

同軸アナログ表示指針の角位置を指示する手段を備えた時計

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JP2000329872A JP2000133451A JP2000133451A JP2000329872A JP 2000329872 A JP2000329872 A JP 2000329872A JP 2000133451 A JP2000133451 A JP 2000133451A JP 2000133451 A JP2000133451 A JP 2000133451A JP 2000329872 A JP2000329872 A JP 2000329872A
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    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04DAPPARATUS OR TOOLS SPECIALLY DESIGNED FOR MAKING OR MAINTAINING CLOCKS OR WATCHES
    • G04D7/00Measuring, counting, calibrating, testing or regulating apparatus
    • G04D7/04Measuring, counting, calibrating, testing or regulating apparatus for gearwork

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2つ以上の針の位置を検出する手
段を有する時計の全体的な厚さを薄くする。 【構成】 第1指針(5)及び第1パイプ(1)は、プ
レート(9)の構成部材における不連続性の結果とし
て、上記指針に関する位置信号を生成する第1センサ
(11)と協働するプレート(9)を支持する角位置指
示可動部(MR1)の一部を構成する。上記第1指針と
同軸の第2表示指針(6)と第2パイプ(2)が前記M
R1と同様の第2角位置指示可動部(MR2)に連結さ
れる。その第2MR2がMR1からある距離を置いて並
んで取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計ムーブメント
を備え、各同軸パイプに取付けられた少なくとも2つの
回転表示指針及びその指針の角位置を指示する手段を含
むアナログ表示部を設けた時計に関する。この形式の時
計構造においては、これら2つ又はそれ以上の同軸指針
の角位置に関する情報を持つことが望ましい。特に、本
発明は、磁気センサー又容量センサに重なり合う回転プ
レートによる各指針の角位置の確認に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】これを達成するためには、指針を支える
各同軸可動部と、その動きに敏感で所要の角位置信号を
生成することができるセンサと協働する指示部品とを関
連付ける必要がある。このようなセンサの組込みの問題
は、表示指針が1つの場合に比較的簡単に解決するが、
同じ軸線まわりに回転する2つ又はそれ以上の表示指針
の角位置を指示しなくてはならない場合にはそう簡単で
はない。実際この場合には、事前に、指針の同軸パイプ
上に各々取付けられた、同数の重なり合う指示プレート
にセンサを近接して設けなくてはならない。この様な配
置は、センサを上下の異なる位置に配置することを意味
し、これにより、相当な高さを占有することを免れず、
結果的に時計ムーブメントの高さが増加することにな
る。また、このような配置は、角度計測信号を処理する
電子回路へのセンサの接続を複雑にしてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アナ
ログ表示を行い、時計ムーブメントを備えた時計におい
て、先に挙げた問題を解決しながら、いくつかの同軸表
示指針をそれらの各角位置についてのデータを提供する
ことができる手段と関連付けることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、対応
する第1及び第2の同軸パイプに各々取付けられた少な
くとも第1及び第2の同軸回転表示指針を備え、上記第
1のパイプは、その軸線に直角の第1プレートを支持
し、これら組立て体が第1の位置指示可動部を形成する
とともに、上記第1可動部と関連付けられた、上記第1
可動部用及び結果的には上記第1の対応する表示指針用
の第1の磁気又は容量型角位置センサを備え、上記プレ
ートは、上記第1表示指針の角位置を表す第1計測信号
を提供するために、上記第1可動部が上記第1センサに
対して回転する際、上記第1センサによって検出される
少なくとも1つの不連続な部材を有し、上記第2表示指
針用の少なくとも第2の角位置指示可動部を備え、上記
第2可動部は、第2の上記パイプと噛み合い関係の状態
で、上記第1可動部からある距離を置いて取付けられる
とともに、上記第2可動部は、その軸線に直角の少なく
とも第2のプレートを支持し、且つ、上記第2可動部と
関連付けられた、上記第2可動部及び結果的には第2の
上記表示指針の角位置に関する第2の磁気又は容量型セ
ンサを備え、上記第2プレートは、上記第2表示指針の
角位置を表す第2計測信号を提供するために、上記第2
可動部が上記第2センサに対して回転する際、上記第2
センサによって検出される少なくとも1つの不連続な部
材を有することを特徴とする。
【0005】これらの特徴の結果として、それと同数の
同軸指針に関連付けられたいくつかのセンサがあって
も、時計の高さが増加されず、所定の軸線を中心として
回転する単一の指針による指示による場合と実質的に同
じ高さに維持される。更に、位置指示プレートを第1の
高さに、センサを第2の高さに配置することによる、同
軸指針の各角位置を指示するために必要な高さの増加
は、単一のセンサの高さに維持される。更に、複数のセ
ンサは、好ましくは、同じ高さに配置されるため、全て
の接続部も同じ高さ、つまりセンサ基板の高さとするこ
とができる。本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を
参照し単に例として示される以下の説明により明らかに
される。全ての図面において、示された実施形態及び変
形例の理解に必要な時計部分のみが図解されている。
【0006】
【好ましい実施の形態】最初に、本発明による時計の第
1実施形態を示す図1及び図2を参照する。第1実施形
態の時計は、軸線4を有する共通軸に、従来の様態で同
軸に取付けられた分針パイプ1及び時針パイプ2を備え
る。分5及び時6用の回転指針は、各々パイプ1及び2
上に打ち込まれている。
【0007】当然の事であるが、指針5及び6は、秒、
クロノメータのデータ、日付等のような他の変数を指示
することもできる。また、2つより多くの表示指針を同
軸位置に設け、これら表示指針の全てに本発明により設
計された角位置を指示する手段を設けることも考えられ
る。本例において、軸3は、時計ムーブメントのブリッ
ジ7に打ち込まれ、このブリッジは、時計の電気及び電
子部品を相互に接続するプリント回路を支持できる絶縁
基板であることが好ましいプレート8に取付けられる。
計時回路(図示せず)は、ブリッジ上に配置することが
できる。
【0008】分針パイプ1に、その角位置を指示するた
めの第1プレート9が軸線4に直角に取り付けられる。
ここに示したケースにおいては、このプレートは、それ
ぞれ90°のオフセット角を持って分布する4つの開口
10を有する。図2に見られるように、これら開口10
は、アーム材9aによって区分されている。これによ
り、分針パイプ1は、その関連するプレート9と共に、
参照番号MR1が付された第1の位置指示可動部を形成
している。この第1位置指示可動部は、分指針の位置に
ついてのデータを提供する。
【0009】また、この時計は、磁気又は容量型の第1
センサ11を備える。このセンサは、プレート9に近接
して配置され、検出部品12を有する。この検出部品
は、プレート9の下で、開口10とその開口をそれぞれ
区分するアーム材9aが交互に通過するゾーンに直角方
向に配置されている。検出部品12の上方に開口10と
アーム材9aが交互に現れることによって、そのアーム
材、特に幅広のアーム、の角位置を表す信号を生成する
ことができる。本実施形態においては、検出部品12
は、プレート9が軸線4を中心にして回転する際、その
プレートの電磁特性の変化に敏感な誘導コイルであると
想定する。従って、プレート9は、表示指針5の角位置
を表す第1計測信号を提供するために、センサ11に対
し可動部MR1が回転する際、センサ11が検出できる
少なくとも1つの不連続な部材を有していると見ること
ができる。
【0010】また、本実施形態による時計は、可動部M
R1からある距離を置いて取付けられた第2の位置指示
可動部MR2を備えている。第2位置指示可動部は、ブ
リッジ7と時計のプレート14とに、軸線15を中心に
して回転可能に取付けられたトラニオン13を有する。
時針パイプ2は、トラニオン13に対してリベット留め
された駆動プレート17に、時針プレート16を介して
噛み合わされ、結果的に、その駆動プレートは、時針6
に取付けられた形となる。時針パイプ2によって駆動さ
れるプレート16と駆動プレート17との噛み合い比
は、1:1であることが好ましい。
【0011】また、第2角位置指示プレート18は、軸
線15に直角の面でトラニオン13にリベット留めされ
る。説明される例において、このプレート18は、歯を
付けたこと以外は、プレート19と同一の形状を有し、
従って、そのプレートは、放射状のアーム材18aによ
って区分された開口19を有する。しかし、2つのプレ
ート9及び18の形状及び直径が同一であることが絶対
に必要ではないことは留意されたい。
【0012】このように、第2位置指示プレートMR2
は、第2プレート18に近接して配置されるとともに検
出部品21を有する第2センサ20と協働して、指針6
の位置についてのデータを提供するよう機能する。この
検出部品は、プレート18の下で、開口19とその開口
をそれぞれ区分するアーム材18aが交互に通過するゾ
ーンに直角方向に配置される。センサ20の上方を、開
口19とアーム材18aの交互に通過することによっ
て、そのセンサ20は、可動部MR2、結果的には時針
6の角位置を表す信号を生成することができる。示され
た実施形態において、検出部品は、プレート18が軸線
15を中心にして回転する際、そのプレートにおける電
磁変化に敏感な誘導コイルである。従って、第2プレー
ト18は、第2表示指針6の角位置を表す第2信号を提
供するために、第2センサ20に対し可動部MR2が回
転する際、第2センサ20が検出できる少なくとも1つ
の不連続な部材を有していると見ることができる。
【0013】本出願人の名前で1998年4月24日出
願のスイス特許出願番号第0937/98、及びその対
応出願である1998年6月11日出願の欧州特許出願
番号第98 110729.5には、プレート9及び1
8、更にセンサ11及び20の製作に利用できる、角位
置指示プレート及びそれが関係する磁気センサに関する
設計、操作、及び可能性のある変形例が詳しく説明され
ている。
【0014】これら特許出願で詳しく説明されているよ
うに、センサ11及び20は、誘導型のもの(図示せ
ず)又は容量型のものとすることができる。プレート9
及び18は、センサに対するそれらの動きが、そのセン
サの少なくとも1つのパラメータに各々変化を引起し、
これらの変化が前述した位置信号を生成する手段となる
ように形成され、また、そうするような材料で作られ
る。この全体的な構成は、プレートとセンサの組合せ体
の多くの可能性を本発明の範囲内で実現できることを暗
示している。これらの可能性は、前述した特許出願から
当業者によって具体化されるであろう。従って、これら
多くの変形例の説明は、本明細書において繰返さない。
【0015】各検出部品12及び21は、基板22及び
23上に取付けられている。これらの基板は、例えば集
積回路の形で、関係する検出部品12又は21によって
提供された信号のための電子処理手段も支持する。図1
及び2に示される実施形態におけるように、検出部品1
2及び21が、平巻コイルである場合、各基板22、2
3上に金属を蒸着することによってその検出部品を形成
することが好ましい。更に、その検出部品の各々は、時
計に配置された他の電子処理回路、特に計時回路を有す
る電子処理回路に通じる接続ワイヤー24を備えること
ができる。接着剤の滴によって、これらワイヤーを部分
的又は好ましくは全体的に被覆することができる。
【0016】位置指示プレート9及び18、そして、そ
れらが関係するセンサ12及び21を、基板8と並行な
2つの重なり合う平面内に各々配置すると利点がある。
従って、この様な2組のプレートとセンサの組合せ体
は、2つの組合せ体が軸線4に沿って重ね合わされた配
置、特にプレート9及び16の間に配置されたセンサを
有するものに比較して、占有される高さが抑制されるこ
とになる。
【0017】考えられる様々な構造変形例により、位置
指示プレートの位置指示機能に加え、可動部MR2に、
時計ムーブメント自身における関係する指針6に力を伝
達する機能を持たせることができる。例えは、第1の変
形例によれば、可動部MR2のプレート18が、時計の
モータ歯車列の一部を構成し(又は、モータによって直
接駆動されるようにし)、時針パイプのプレート16に
対する動作の伝達を確実にすることができる。この場
合、プレート18には歯が付けられる。第2の変形例に
よれば、可動部MR2の駆動プレート17によって力の
伝達を保証させることができ、この場合、その駆動プレ
ートは、時計の歯車列の一部を構成する。
【0018】第3の変形例によれば、時針パイプ2のプ
レート16は、時計のモータ歯車列(又はモータによっ
て)直接駆動され、次に、プレート16が、プレート1
7を介して可動部MR2を駆動することができる。この
場合、可動部MR2は、指針6の角位置を指示するため
だけに使用される付加的な可動部となる。駆動力がプレ
ート9によって可動部MR2に供給される場合、そのプ
レートは歯27を有する。しかし、変形例においては、
分針パイプ1を、例えばプレート9の上方又は下方に配
置されたピニオンによって駆動することができる。
【0019】最後に、上記第2及び第3の変形例と同じ
構造において、可動部MR2上に、開口を備えた歯付き
プレートをただ1つ設け、プレート16と時計ムーブメ
ントの歯車列との両方と噛み合わせることによって、動
作伝達部材として、更に位置指示部品として作用するよ
うにすることも可能である。当然、この場合、基板23
は、基板22より若干高い位置に配置しなくてはなら
ず、これは、電子部品及びこの様な部品の接続部の配置
を複雑にする。
【0020】1:1と相違する時針2と可動部MR2と
の間の噛み合い比を考えることもできるが、その場合、
回転速度の差を、センサ11及び20の電子処理手段に
おいて、うまく計算に入れる必要がある。また、当業者
であれば、例えば備えられている秒針のような他の同軸
指針と関連付けられた1つ又はそれ以上の他のプレート
とセンサ組を設けることを妨げる理由など何もないこと
は理解されるであろう。図3及び4は、検出部品及びそ
れらが関係する回路の配置においてのみ、図1及び2の
配置と異なる、本発明による時計の他の実施形態を示
す。従って、時計の他の構成部品は、図1及び2におけ
る参照番号と同じ番号を付し、再度説明はされない。こ
のように、センサ11A及び20Aは、検出部品12A
及び21Aを備え、本例においても、平巻誘導コイルの
形を採っている。しかし、2つのセンサ11A及び20
Aの電子回路は、同一の半導体基板28内に設けられて
いる。これら2つの回路は、基板に統合された共通部を
有することが好ましい。この場合、基板22内に、時計
の全ての電子構成部品、特に計時回路を備える電子構成
部品を統合すると利点がある。
【0021】これに対し、図3及び4において、基板2
8は、検出部品12A及び21Aを支持する端部が可動
部MR1及びMR2の軸線4及び15の間に伸びてお
り、図5の変形例では、基板29は、斜めに配置される
ことによって、コーナー部29aが軸線4と15との間
に伸びるように設けられている。図6は、軸線4及び1
5に対し、全体的に同じ側に配置された基板30を示し
ている。この変形例は、半導体基板に必要とされる広い
表面積を充分に与えるものである。
【0022】最後に、図7の変形例において、各検出部
品12B及び21Bのみがプレート9及び18に対し直
角方向に設けられ、例えば、個別のコイルをブリッジ又
は時計のプレートに、或いは他の支持部に直接的に配置
し、これらのコイルをワイヤー32によって電子回路3
1に接続し、回路31をプレート9及び18からある距
離を置いて設ける。検出部品12B及び21Bは、検出
感度を上げるように何回か巻いた電気ワイヤーによって
形成された誘導コイルとすることが好ましい。これによ
り、この変形例により、時計の厚みが最小限に押さえら
れるとともに、アナログ指針角位置指示手段の高レベル
の検出感度を低コストで保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による時計の第1実施形態を示す部分断
面図である。
【図2】第1実施形態の部分概略平面図である。
【図3】本発明による時計の第2実施形態を示す部分断
面図である。
【図4】第2実施形態の部分概略平面図である。
【図5】位置確認可動部に対するセンサ配置の1例を示
す部分概略平面図である。
【図6】位置確認可動部に対するセンサ配置の他の変形
例を示す部分概略平面図である。
【図7】位置確認可動部に対するセンサ配置の更に他の
変形例を示す部分概略平面図である。
【符号の説明】
第1パイプ−−1、第2パイプ−−2、第1表示指針−
−5、第2表示指針−−6、第1プレート−−9、第1
位置指示可動部−−MR1、第1センサ−−11、不連
続な部材−−10、19、第2位置指示可動部−−MR
2、軸線−−4、15、第2プレート−−18、第2セ
ンサ−−20。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01D 5/245 G01D 5/245 L G04B 19/02 G04B 19/02 C

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ表示を行い、時計ムーブメント
    を備えた時計であって、 対応する第1及び第2の同軸パイプ(1,2)に各々取
    付けられた少なくとも第1及び第2の同軸回転表示指針
    (5,6)を備え、上記第1のパイプは、その軸線
    (4)に直角の第1プレート(9)を支持し、これら組
    立て体が第1の位置指示可動部(MR1)を形成すると
    ともに、 上記第1可動部(MR1)と関連付けられた、上記第1
    可動部用及び結果的には上記第1の対応する表示指針
    (5)用の第1の磁気又は容量型角位置センサ(11)
    を備え、上記プレートは、上記第1表示指針の角位置を
    表す第1計測信号を提供するために、上記第1可動部が
    上記第1センサに対して回転する際、上記第1センサに
    よって検出される少なくとも1つの不連続な部材(1
    0)を有し、更に上記第2表示指針(6)用の少なくと
    も第2の角位置指示可動部(MR2)を備え、上記第2
    可動部(MR2)は、第2の上記パイプ(2)と噛み合
    い関係の状態で、上記第1可動部からある距離を置いて
    取付けられるとともに、上記第2可動部(MR2)は、
    その軸線(15)に直角の少なくとも第2のプレート
    (18)を支持し、且つ上記第2可動部(MR2)と関
    連付けられた、上記第2可動部及び結果的には第2の上
    記表示指針(6)の角位置に関する第2の磁気又は容量
    型センサを備え、上記第2プレート(18)は、上記第
    2表示指針の角位置を表す第2計測信号を提供するため
    に、上記第2可動部が上記第2センサに対して回転する
    際、上記第2センサによって検出される少なくとも1つ
    の不連続な部材(19)を有することを特徴とする時
    計。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2プレート(9,19)
    は、同一の第1平面内に配置され、上記センサ(11,
    20)は、各々上記プレート(9,18)の上方又は下
    方で、上記第1平面に平行な第2平面に配置された位置
    指示部品(12,21)を有することを特徴とする請求
    項1に記載の時計。
  3. 【請求項3】 上記位置指示部品(12,21)は、共
    通の平坦な基板(8)上に配置された個別の半導体基板
    (22,23)の表面に配置されたことを特徴とする請
    求項2に記載の時計。
  4. 【請求項4】 上記位置指示部品(12A,21A)
    は、共通の半導体基板(28;29;30)の表面に配
    置されていることを特徴とする請求項2に記載の時計。
  5. 【請求項5】 上記センサ(11,20;11A,20
    A)は、計測信号処理回路を各々備え、上記2つの回路
    は、上記半導体基板内に統合された共通部を有すること
    を特徴とする請求項4に記載の時計。
  6. 【請求項6】 上記時計は計時回路を備え、上記計時回
    路は、上記半導体基板(22,23;28;29;3
    0)の少なくとも1つの上記位置指示部品(12,2
    1;12A,21A)が設けられた表面に設けられたこ
    とを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の時
    計。
  7. 【請求項7】 上記位置指示部品(12B,21B)
    は、上記時計のプレート、ブリッジ、又は他の支持体上
    に配置され、上記センサは、上記プレート、上記ブリッ
    ジ、又は上記他の支持体の、上記プレート(9,18)
    からある距離を置いた位置に配置された半導体基板(3
    1)内に設けられた計測信号処理回路を各々有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の時計。
  8. 【請求項8】 上記同軸パイプの外側パイプ(2)は、
    上記第2位置指示可動部(MR2)の一部を構成する駆
    動プレート(17)と噛み合う伝導プレート(16)を
    備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
    記載の時計。
  9. 【請求項9】 上記駆動プレート及び上記第2プレート
    は、同一のものであり、各々には上記時計ムーブメント
    の歯車列と噛み合う外歯が設けられていることを特徴と
    する請求項8に記載の時計。
  10. 【請求項10】 上記外側パイプ(2)の上記伝導プレ
    ート(16)は、上記第2位置指示可動部(MR2)を
    駆動することにより上記時計ムーブメントの歯車列に連
    結されていることを特徴とする請求項8に記載の時計。
  11. 【請求項11】 上記第2位置指示可動部(MR2)の
    上記駆動プレート(17)は、上記時計ムーブメントの
    歯車列に連結されていることを特徴とする請求項8に記
    載の時計。
  12. 【請求項12】 上記第2位置指示可動部(MR2)の
    上記第2プレート(18)は、上記駆動プレート(1
    7)を介した上記外側パイプ(2)に対する駆動力の伝
    達のための、上記時計ムーブメントの歯車列に連結され
    た歯(26)を備えることを特徴とする請求項8に記載
    の時計。
  13. 【請求項13】 上記共通基板(28,29)は、全体
    的に長方形状を有し、上記各位置指示可動部(MR1,
    MR2)の各軸線(4,5)の間に一部が配置されてい
    ることを特徴とする請求項4ないし12のいずれかに記
    載の時計。
  14. 【請求項14】 上記各軸線(4,5)の間に配置され
    た上記基板(29)の一部は、上記基板のコーナー部
    (29a)であることを特徴とする請求項13に記載の
    時計。
  15. 【請求項15】 上記共通基板(30)は、上記位置指
    示可動部(MR1,MR2)の軸線(4,15)の同じ
    側に配置されていることを特徴とする請求項4ないし1
    2に記載の時計。
  16. 【請求項16】 上記パイプ(1,2)は、各々上記時
    計ムーブメントの分針パイプ及び時針パイプであること
    を特徴とする請求項1に記載の時計。
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