JP4607033B2 - 回転角度検出装置 - Google Patents

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本発明は、自動車のステアリングの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に関するものである。
従来、自動車のステアリング等の回転角度を検出するために用いられる360°以上の角度領域を検出可能な回転角度検出装置が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。図11は、従来の回転角度検出装置101の一例を示す平面図である。従来の回転角度検出装置101は、第一及び第二の歯車104,105が回転軸102に連動して回転する回転体103に連動して回転し、第一及び第二の歯車104,105に取り付けられた磁石141,151から発生される磁界を第一及び第二の磁気検出素子106,107でそれぞれ検出して、それらの信号を演算することで360°以上の角度領域の回転角を検出可能に構成されている。そして、近年は、このような装置のより一層の小型化、高精度化を図ることが求められるようになってきている。
特開2005−3625号公報
しかしながら、装置を小型にするためには、より小径の歯車を用いたり、複数の歯車をより近接させて配置することが考えられるが、その場合、歯車に取り付けられた磁石同士が接近するため、磁界が干渉して正確に角度情報を検出することができなくなるという問題がある。さらに、上述した回転角度検出装置に用いられる歯車は所定のバックラッシュを有しているため、バックラッシュの大きさよりも装置の出力精度を高くすることができないという問題がある。また、バネや磁石を用いて歯車のバックラッシュを除去する機構が知られているが(特開平8−297929号公報、実開平2−117765号公報等参照。)、このようなバックラッシュ除去機構を回転角度検出装置に適用すると、装置の構成要素が増加してコストが上昇すると共に、体格が大きくなって小型化の要求に対応できなくなるという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、装置サイズの小型化を図りつつ回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に検出可能な回転角度検出装置を提供することを解決すべき課題とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され
前記第一及び第二の磁石は、互いに磁界が干渉し合う距離に配置され、
前記第一の磁気検出素子は、前記第二の磁石の磁界に対する感度が前記第一の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置され、
前記第二の磁気検出素子は、前記第一の磁石の磁界に対する感度が前記第二の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されたことを特徴とする回転角度検出装置。
手段1によれば、回転軸側回転体が回転軸に連動して回転すると、第一の回転体が回転軸側回転体に連動して回転すると共に第二の回転体が第一の回転体とは異なる速度で回転する。一方、第一の磁気検出素子は、第一の回転体に装着された第一の磁石の磁界の変化を検出し、第二の磁気検出素子は、第二の回転体に装着された第二の磁石の磁界の変化を検出する。第一及び第二の磁気検出素子に接続された演算手段は、第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて回転軸の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に算出することができる。そして、第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置されているので、装置全体のサイズを小型化することができる。更に、第一の磁気検出素子は、第二の磁石の磁界に対する感度が第一の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されているので、第一の磁石の磁界の変化を正確に検出することができる。また、第二の磁気検出素子は、第一の磁石の磁界に対する感度が第二の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されているので、第二の磁石の磁界の変化を正確に検出することができる。
2.前記第一の磁石は、前記第一の回転体の回転中心に装着され、
前記第一の磁気検出素子は、出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように二方向の感度方向を有し且つ前記第一の回転体の回転軸心延長線上で前記第一の回転体に対向して配置され、
前記第二の磁気検出素子は、前記第二の回転体の軸線に垂直な平面と交差する感度方向を有する一対の磁気検出素子からなり、その一対の磁気検出素子は、前記第二の回転体の軸線に垂直な平面内において前記軸線から所定半径離隔する同一周上で出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように周方向に離隔して配置されたことを特徴とする手段に記載の回転角度検出装置。
手段2によれば、出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように二方向の感度方向を有し且つ第一の回転体の回転軸心延長線上で前記第一の回転体に対向して配置された第一の磁気検出素子は、第一の回転体の回転中心に装着された第一の磁石の磁界の変化を検出して、振幅が等しく且つ位相が電気角で90°ずれた2つの正弦曲線を出力し、演算手段は、これら2つの出力の逆正接を演算することにより第一の回転体の回転角度を求める。また、第二の回転体の軸線に垂直な平面と交差する感度方向を有し且つ第二の回転体の軸線に垂直な平面内において軸線から所定半径離隔する同一周上で出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように周方向に離隔して配置された第二の磁気検出素子を構成する一対の磁気検出素子は、第二の回転体に装着された第二の磁石の磁界の変化を検出して、振幅が等しく且つ位相が電気角で90°ずれた2つの正弦曲線を出力し、演算手段は、これら2つの出力の逆正接を演算することにより第二の回転体の回転角度を求める。そして、演算手段は、第一の回転体の回転角度と第二の回転体の回転角度との差を算出することによって回転軸の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に検出することができる
3.回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
前記第二の磁気検出素子は、感度方向が前記第一の磁石の磁界方向と直交することを特徴とする回転角度検出装置。
手段3によれば、回転軸側回転体が回転軸に連動して回転すると、第一の回転体が回転軸側回転体に連動して回転すると共に第二の回転体が第一の回転体とは異なる速度で回転する。一方、第一の磁気検出素子は、第一の回転体に装着された第一の磁石の磁界の変化を検出し、第二の磁気検出素子は、第二の回転体に装着された第二の磁石の磁界の変化を検出する。第一及び第二の磁気検出素子に接続された演算手段は、第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて回転軸の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に算出することができる。そして、第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置されているので、装置全体のサイズを小型化することができる。更に、第二の磁気検出素子は、感度方向が第一の磁石の磁界方向と直交しており、第一の磁石の磁界に対して殆ど感度をもたないので、第二の磁石の磁界の変化を正確に検出することができる。
4.回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
前記第二の磁気検出素子は、感度方向が前記第二の回転体の軸線と平行であることを特徴とする回転角度検出装置。
手段4によれば、回転軸側回転体が回転軸に連動して回転すると、第一の回転体が回転軸側回転体に連動して回転すると共に第二の回転体が第一の回転体とは異なる速度で回転する。一方、第一の磁気検出素子は、第一の回転体に装着された第一の磁石の磁界の変化を検出し、第二の磁気検出素子は、第二の回転体に装着された第二の磁石の磁界の変化を検出する。第一及び第二の磁気検出素子に接続された演算手段は、第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて回転軸の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に算出することができる。そして、第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置されているので、装置全体のサイズを小型化することができる。更に、第二の磁気検出素子は、感度方向が第二の回転体の軸線と平行であるので、回路基板等への配置を容易に行うことができる。
5.回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
前記第一及び第二の磁気検出素子は、同一平面上に配置されていることを特徴とする回転角度検出装置。
手段5によれば、回転軸側回転体が回転軸に連動して回転すると、第一の回転体が回転軸側回転体に連動して回転すると共に第二の回転体が第一の回転体とは異なる速度で回転する。一方、第一の磁気検出素子は、第一の回転体に装着された第一の磁石の磁界の変化を検出し、第二の磁気検出素子は、第二の回転体に装着された第二の磁石の磁界の変化を検出する。第一及び第二の磁気検出素子に接続された演算手段は、第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて回転軸の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に算出することができる。そして、第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置されているので、装置全体のサイズを小型化することができる。更に、前記第一及び第二の磁気検出素子を同一回路基板に配置することができるので、回路基板が装置全体において一枚で済み、装置を小型のサイズ且つ低コストで実現することができる。
6.前記第一及び第二の磁石は、前記第一及び第二の回転体に磁極方向が軸線と交差する向きでそれぞれ装着されたことを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載の回転角度検出装置。
手段6によれば、第一及び第二の磁石が第一及び第二の回転体に磁極方向が軸線と交差する向きでそれぞれ装着されているので、第一及び第二の回転体の回転に伴って第一及び第二の磁石の磁界がそれぞれ変化し、第一及び第二の磁気検出素子は、第一及び第二の磁石の磁界の変化をそれぞれ確実に検出することができる。
7.前記回転軸側回転体は、外周に歯部が設けられ、
前記第一及び第二の回転体は、前記回転軸側回転体の歯部にそれぞれ噛合する歯車によって構成されたことを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載の回転角度検出装置。
手段7によれば、回転軸側回転体は、外周に歯部が設けられ、第一及び第二の回転体は、回転軸側回転体の歯部にそれぞれ噛合する歯車によって構成されているので、簡単且つ安価な構成で回転軸の回転角度を検出することができる。また、第一及び第二の磁石は、互いに磁界が干渉し合う距離に配置されることにより、歯車である第一及び第二の回転体に磁力によるトルクが作用してバックラッシュが除去されるので、複雑な機構を設けることなく、より高精度に回転軸の回転角度を検出することができる
以下、本発明を具体化した回転角度検出装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態の回転角度検出装置1を示す平面図である。図2は、回転角度検出装置1を示す側面図である。
回転角度検出装置1は、自動車のステアリングシャフトである回転軸2の外周に固定された回転体3と、第一の歯車4と、第二の歯車5と、第一の磁気検出素子6、第二の磁気検出素子7及び演算回路8が実装された回路基板9とを備えている。尚、回転体3が本発明の回転軸側回転体を、第一の歯車4が第一の回転体を、第二の歯車5が第二の回転体を、演算回路8が演算手段をそれぞれ構成するものである。
回転体3は、外周に歯部3aが形成された平歯車であり、内周に回転軸2が挿通されて嵌合又は係合等により固定され、回転軸2の回転に連動して回転する。回転体3外周の歯部3aには、直径及び歯数の異なる歯部3bと歯部3cとが軸方向に隣接して形成されている。歯部3bは、歯部3cよりも直径が大きく且つ歯数が多く形成されている。
第一の歯車4は、回転体3の歯部3bに噛合する歯部4aが外周に形成された平歯車であって、回転体3に連動して回転する。第一の歯車4の中央には第一の磁石41がインサート成形等により装着されている。尚、第一の磁石41は、磁極方向が第一の歯車4の軸線と交差する向きで装着される。
第二の歯車5は、回転体3の第二歯部3bに噛合する歯部5aが外周に形成された平歯車であって、回転体3に連動して第一の歯車4とは異なる速度で回転する。第二の歯車5の中央には第二の磁石51がインサート成形等により装着されている。尚、第二の磁石51は、磁極方向が第二の歯車5の軸線と交差する向きで装着される。第一の歯車4と第二の歯車5とは同軸的に(すなわち、各々の軸線が一致するように)配置されている。従って、第一の歯車4と第二の歯車5とは軸線方向に重なる位置関係となっている。また、第二の歯車5は、第一の歯車4より直径が大きく形成されると共に、第二の歯車5の歯部5aは、第一の歯車4の歯部4aより歯数が多く設定されている。
また、これら第一の歯車4及び第二の歯車5は、回転体3における所定の回転角度で最初の噛合位置に戻る歯数に設定されている。例えば、回転体3が右方向又は左方向に所定回数回転すると、第一の歯車4と第二の歯車5とが最初の噛合位置に戻るように、歯部3bと歯部4aとの歯数比及び歯部3cと歯部5aとの歯数比がそれぞれ設定される。本実施形態では、回転体3が右方向又は左方向に6回転したとき、第一の歯車4が18回転し且つ第二の歯車5が17回転して最初の噛合位置に戻るように構成されている。
回路基板9は、演算回路8が実装されると共に、図示しない複数の配線パターンが形成され、第一の歯車4に上方から平行に対向するように配置される。また、回路基板9の第一の歯車4との対向面には、第一の磁気検出素子6と、第二の磁気検出素子7とが実装されている。尚、図1では、第一の歯車4等との位置関係を分かり易くするために、回路基板9及び基板上に実装された各部品を点線で図示している。
演算回路8は、マイコン等によって構成され、第一の磁気検出素子6及び第二の磁気検出素子7に接続されると共に、自動車本体の電子回路(図示せず)に接続されている。
第一の磁気検出素子6は、MRE(磁気抵抗素子)等によって構成され、出力信号が正弦と余弦の位相関係になるような二方向の感度方向を有している。また、第一の磁気検出素子6は、第一の歯車4に装着された第一の磁石41に対向するように第一の歯車4中央部の直上に配置される。
第二の磁気検出素子7は、ホールIC等からなる一対の磁気検出素子7a,7bにより構成される。磁気検出素子7a,7bは、回路基板9に対して垂直な(換言すれば、第二の歯車の軸線に平行な)感度方向を有している。また、磁気検出素子7aと磁気検出素子7bとは、第二の歯車5の軸線に垂直な平面内において軸線上の中心点から所定半径離隔する同一周上で周方向に90°離隔して配置されている。従って、第二の磁気検出素子7は、出力信号が正弦と余弦の位相関係になるような二方向の感度方向を有している。
ここで、第一の磁石41と第二の磁石51とは、互いの磁界が大きく干渉するほど近接して配置されているが、第一の磁気検出素子6は、第一の磁石41の直上に配置されており、第二の磁石51からは距離が大きく離れている。このため、第一の磁気検出素子6の位置では、第二の磁石51から発生される磁界の大きさが、第一の磁石41から発生される磁界の大きさに比べて無視できるほど小さい。従って、第一の磁気検出素子6は、第一の磁石41の磁界のみを検出することができる。
一方、第二の磁気検出素子7を構成する一対の磁気検出素子7a,7bは、第二の磁石51よりも第一の磁石41に近い位置に配置されているが、第一の磁石41から発生される磁界に対して殆ど感度をもたない位置及び向きに配置されているため、第二の磁石51から発生される磁界のみを検出することができる。図3は、第一の磁石41から発生される磁界の向きと磁気検出素子7aの位置及び感度方向とを模式的に示す図である。図3より、磁気検出素子7aの位置において、磁気検出素子7aの感度方向と第一の磁石41から発生される磁界とが直交しており、磁気検出素子7aが第一の磁石41から発生される磁界に対して感度をもたないことが分かる。尚、図3では、第一の磁石41として、上面側に片面着磁した磁石を用いた例を示したが、面内着磁した磁石を用いてもよい。
次に、回転角度検出装置1において回転軸2の回転角度を検出する場合の各部材の作用について説明する。
回転軸2が回転すると、それに伴って回転体3が回転し、回転体3外周の歯部3bに歯部4aが噛合した第一の歯車4も回転する。同様に、回転体3外周の歯部3cに歯部5aが噛合した第二の歯車5も回転する。
そして、第一の歯車4の回転に伴って、この中央に装着された第一の磁石41の磁界が変化し、この変化する磁界方向を第一の磁気検出素子6が検出して2つの電気信号を出力し、これらから振幅が等しく且つ位相が電気角で90°異なる2本の正弦曲線が得られる(図4参照)。そして、演算回路8は、第一の磁気検出素子6から出力された2つの信号が入力されると、これらの逆正接を演算することによって第一の歯車4の回転角度情報を求める。図5(a)は、回転軸2の回転角度と第一の歯車4の回転角度との関係を示している。
同様に、第二の歯車5の回転に伴って、この中央に装着された第二の磁石51の磁界が変化し、この変化する磁界方向を第二の磁気検出素子7を構成する一対の磁気検出素子7a,7bが検出して2つの信号を出力し、これらから振幅が等しく且つ位相が電気角で90°異なる2本の正弦曲線が得られる(図4参照)。そして、演算回路8は、一対の磁気検出素子7a,7bから出力された2つの信号が入力されると、これらの逆正接を演算することによって第二の歯車5の回転角度情報を求める。図5(b)は、回転軸2の回転角度と第二の歯車5の回転角度との関係を示している。
そして、回転軸2の回転に対する第一の歯車4の回転角及び第二の歯車5の回転角は、図5(a),(b)に示すように周期が異なっている。演算回路8は、第一の歯車4の回転角と第二の歯車5の回転角との差を算出することにより、図5(c)に示すように、回転軸2の角度情報を求める。本実施形態では、回転軸2が6回転することにより、第一の歯車4及び第二の歯車5が最初の噛合位置に戻るように構成されているので、回転軸2の回転角について0°から2160°までの角度範囲の検出を行うことができる。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、回転軸2に連動して回転する回転体3と、回転体3に連動して回転する第一の歯車4と、第一の歯車4に磁極方向が軸線と交差する向きで装着された第一の磁石41と、第一の磁石41の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子6と、回転体3に連動して第一の歯車4とは異なる速度で回転する第二の歯車5と、第二の歯車5に磁極方向が軸線と交差する向きで装着された第二の磁石51と、第二の磁石51の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子7と、第一及び第二の磁気検出素子6,7に接続されると共に、第一及び第二の磁気検出素子6,7の出力に基づいて回転体3の回転角度を算出する演算回路8とを備え、第一及び第二の歯車4,5は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置されている。従って、歯車及び磁石を用いた安価且つ簡単な構成で、自動車のステアリングシャフトである回転軸2の回転角度を360°以上の角度範囲で高精度に検出することができると共に、装置全体のサイズを小型化することができる。
また、第一の磁気検出素子6は、第二の磁石51の磁界に対する感度が第一の磁石41の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されているので、第一の磁石41の磁界の変化を正確に検出することができる。また、第二の磁気検出素子7は、第一の磁石41の磁界に対する感度が第二の磁石51の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されているので、第二の磁石51の磁界の変化を正確に検出することができる。よって、第一及び第二の磁石41,51を互いに磁界が干渉し合う距離に近接して配置することによって装置全体のサイズを小型化しつつ、回転軸2の回転角度を高精度に検出することができる。さらに、第一及び第二の磁石41,51は、互いに磁界が干渉し合う距離に配置されることにより、第一及び第二の歯車4,5に磁力によるトルクが作用してバックラッシュが除去されるので、複雑な機構を設けることなく高精度な検出を行うことができる。
また、第二の磁気検出素子7は、感度方向が第一の磁石41の磁界方向と直交しており、第一の磁石41の磁界に対して殆ど感度をもたないので、第二の磁石51の磁界の変化を正確に検出することができる。さらに、第二の磁気検出素子7は、感度方向が第二の歯車5の軸線と平行であるので、回路基板への配置を容易に行うことができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
例えば、前記実施形態では、第二の磁気検出素子7を構成する一対の磁気検出素子7a,7bを、第二の歯車5の軸線方向と平行な向きに感度をもつように配置したが、図6(a)に示す第一の変形例のように、第二の歯車5の軸線方向に対して傾斜した方向に感度をもつように配置してもよい。尚、図6(b)は、本変形例における第一の磁石41から発生される磁界の向きと磁気検出素子7aの位置及び感度方向とを模式的に示す図である。要するに、第二の磁気検出素子7(磁気検出素子7a,7b)が第一の磁石41から発生される磁界に対し感度をもたない位置及び向きとなるように配置すればよい。本変形例では、第二の磁気検出素子7を第二の歯車5の回転中心寄りに配置することが可能となるので、装置全体のサイズをより一層小型化することができる。
また、前記実施形態では、第一の歯車4と第二の歯車5とを、各々の軸線が一致するように配置した例を示したが、両歯車4,5の軸線が一致しない配置であってもよい。例えば、図7に示す第二の変形例では、回転体3外周に設けられる歯部3aにおいて歯部3b及び歯部3cの直径及び歯数を同一とし、第一の歯車4の軸線と第二の歯車5の軸線とをずらして配置したものである。本変形例では、回転体3外周の歯部3aの加工が容易となるため、装置をより安価に製造することができる。
また、図8に示す第三の変形例では、第一の歯車4及び第二の歯車5を同一部品である歯車により構成し、第一の歯車4の軸線と第二の歯車5の軸線とをずらして配置したものである。本変形例によれば、第一の歯車4と第二の歯車5とが同一部品で構成されるため、装置をより安価に製造することができる。
また、前記実施形態では、第一の歯車4の上方に第一の磁気検出素子6及び第二の磁気検出素子7が実装された回路基板9を配置した例を示したが、第一の歯車4と第二の歯車5との間に回路基板9を配置する構成としてもよい。例えば、回路基板9の第一の歯車4に対向する上面側に第一の磁気検出素子6を実装し、第二の歯車5に対向する下面側に第二の磁気検出素子7を実装するように構成してもよい。また、第一の磁石41として下面側に片面着磁した磁石を用いると共に、第二の磁石51として面内着磁した磁石を用いる構成としてもよい。
また、前記実施形態では、第一の歯車4及び第二の歯車5のそれぞれ中央に第一の磁石41又は第二の磁石51を配置した例を示したが、図9に示す第五の変形例のように、第二の歯車5の回転中心からずれた位置に第二の磁石51を配置する構成としてもよい。
本発明は、自動車のステアリングの回転角度検出等に用いられる回転角度検出装置に適用可能である。
本発明の一実施形態の回転角度検出装置を示す平面図である。 第一の実施形態の回転角度検出装置を示す側面図である。 第一の磁石から発生される磁界の向きと第二の磁気検出素子の位置及び感度方向とを模式的に示す図である。 第一の磁気検出素子又は第二の磁気検出素子の出力を示すグラフである。 (a)は第一の歯車の回転角を、(b)は第二の歯車の回転角を、(c)は第一の歯車と第二の歯車との回転角の差を示すグラフである。 (a)は第一の変形例の回転角度検出装置を示す側面図であり、(b)は第一の変形例における第一の磁石から発生される磁界の向きと第二の磁気検出素子の位置及び感度方向とを模式的に示す図である。 第二の変形例の回転角度検出装置を示す側面図である。 第三の変形例の回転角度検出装置を示す側面図である。 第四の変形例の回転角度検出装置を示す側面図である。 第五の変形例の回転角度検出装置を示す側面図である。 従来技術における回転角度検出装置を示す平面図である。
符号の説明
1 回転角度検出装置
2 回転軸
3 回転体(回転軸側回転体)
4 第一の歯車(第一の回転体)
5 第二の歯車(第二の回転体)
6 第一の磁気検出素子
7 第二の磁気検出素子
7a,7b 一対の磁気検出素子
8 演算回路(演算手段)

Claims (7)

  1. 回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
    前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され
    前記第一及び第二の磁石は、互いに磁界が干渉し合う距離に配置され、
    前記第一の磁気検出素子は、前記第二の磁石の磁界に対する感度が前記第一の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置され、
    前記第二の磁気検出素子は、前記第一の磁石の磁界に対する感度が前記第二の磁石の磁界に対する感度よりも十分に小さくなるように配置されたことを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記第一の磁石は、前記第一の回転体の回転中心に装着され、
    前記第一の磁気検出素子は、出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように二方向の感度方向を有し且つ前記第一の回転体の回転軸心延長線上で前記第一の回転体に対向して配置され、
    前記第二の磁気検出素子は、前記第二の回転体の軸線に垂直な平面と交差する感度方向を有する一対の磁気検出素子からなり、その一対の磁気検出素子は、前記第二の回転体の軸線に垂直な平面内において前記軸線から所定半径離隔する同一周上で出力信号が正弦と余弦の位相関係になるように周方向に離隔して配置されたことを特徴とする請求項に記載の回転角度検出装置。
  3. 回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
    前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
    前記第二の磁気検出素子は、感度方向が前記第一の磁石の磁界方向と直交することを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
    前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
    前記第二の磁気検出素子は、感度方向が前記第二の回転体の軸線と平行であることを特徴とする回転角度検出装置。
  5. 回転軸に連動して回転する回転軸側回転体と、前記回転軸側回転体に連動して回転する第一の回転体と、前記第一の回転体に装着された第一の磁石と、前記第一の磁石の磁界を検出可能な第一の磁気検出素子と、前記回転軸側回転体に連動して前記第一の回転体とは異なる速度で回転する第二の回転体と、前記第二の回転体に装着された第二の磁石と、前記第二の磁石の磁界を検出可能な第二の磁気検出素子と、前記第一及び第二の磁気検出素子に接続されると共に、前記第一及び第二の磁気検出素子の出力に基づいて前記回転体の回転角度を算出する演算手段とを備えた回転角度検出装置において、
    前記第一及び第二の回転体は、各々の軸線方向に互いに重なるように配置され、
    前記第一及び第二の磁気検出素子は、同一平面上に配置されていることを特徴とする回転角度検出装置。
  6. 前記第一及び第二の磁石は、前記第一及び第二の回転体に磁極方向が軸線と交差する向きでそれぞれ装着されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の回転角度検出装置。
  7. 前記回転軸側回転体は、外周に歯部が設けられ、
    前記第一及び第二の回転体は、前記回転軸側回転体の歯部にそれぞれ噛合する歯車によって構成されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の回転角度検出装置。
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