JPS6122205A - 磁気的に位置を検出する装置 - Google Patents

磁気的に位置を検出する装置

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JPS6122205A
JPS6122205A JP9795185A JP9795185A JPS6122205A JP S6122205 A JPS6122205 A JP S6122205A JP 9795185 A JP9795185 A JP 9795185A JP 9795185 A JP9795185 A JP 9795185A JP S6122205 A JPS6122205 A JP S6122205A
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tracks
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Tadashi Takahashi
正 高橋
Kunio Miyashita
邦夫 宮下
Shoichi Kawamata
昭一 川又
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁気的に位置を検出する装置に関するもので
ある。
〔発明の背景〕
この装置に係るものとして、たとえば、特開昭54−1
18259号公報に記載されたような角度検出器が公知
に属しており、この公開公報に記載された技術は、次に
述べる原理に基づいている。
すなわち、第14図は、公知例示の角度検出器の構成図
、第15図(A)は、回転ドラムの展開図、同図(B)
は、磁気センサの平面図、第16図は、その磁気抵抗効
果素子の抵抗変化波形図である。
第14図ないし第16図において、1は被検出回転体に
係る回転体、2は回転軸、3は取付台、4は、各磁気検
出素子を有する磁気センサ、5は、磁化トラックM。−
M2から構成される回転ドラムで、R,−R2は、磁気
検出素子に係る磁気抵抗効果素子である。
しかして、この例示のものは、移動体に係る被検出回転
体である回転体1に回転軸2を介して担持された、それ
ぞれの磁化トラックに、第15図 1(A)に示すごと
き、N、Sの、異なる記録波長で記録された複数の磁化
1〜ラツクM。−M、を有する回転ドラム5と、上記回
転体1に取付台3により取は付られ、前記磁化トラック
M。−M2に各々近接して配置された磁気センサ4から
構成されたものであって、その磁気信号を磁気抵抗効果
素子R0〜R2により、第16図のような抵抗変化とし
て取り出すようにし、その抵抗変化波形を波形整形して
3ビツトのアブフリュー1〜信号を得るようにしたもの
である。
しかし、このような例示のものでは、第15図(A)か
ら明らかなように、各磁化トラックM、〜M2に隣接し
て記録された、図示矢印の磁気信号は、その波長の大き
さが、まちまちであり、極性も合っていないので、相互
に磁気干渉をする恐れかあす、第16図に示すように抵
抗変化波形を得ることが困難という恐れがあるものと考
えられる。
また、各磁化トラックM。−M2で、その記録信号に係
る磁気信号の波長が大きく異なるため、回転ドラム5の
磁気記録媒体の表面における磁界分布が異なる、すなわ
ち、磁気信号の波長の短い磁化トラックM。では、磁気
記録媒体の表面では、第16図に示すような出力が得ら
れるが、少し離れると磁界が非常に弱くなり、また、磁
気信号の波長の長い磁化トラックM2では、磁気記録媒
体の表面では磁界分布がパルス的になり、表面から離れ
た所では磁界が弱くなって、第16図に示すような出力
が得られない恐れがある。
したがって、磁気信号の長いものと、短いものでは、磁
気記録媒体の表面と磁気センサとの間隔を変えなければ
、最適や出力が得られないので、この例では、第16図
に示すような出力を得ることは難しいものである。
さらに、第16図のような出力を得るために、磁気信号
の記録にあたり、磁化トラックM2のように磁気信号の
波長の長い所では強力な磁石を用いるようにすると、今
度は、他の磁化トラックM、、M□に、当該磁界の影響
を大きく与えてしまう結果となり、これに従い、ビット
数を多くすることが困難となる恐れがあるものである。
上記に加え、磁気信号の波長の長い、たとえば磁化トラ
ックM2では、その出力波形端部が、だれてしまい、波
形整形して方形波状にする場合のエツジの精度が出しに
くくなり、高精度の角度検出器が得られないという、未
だ千金でない欠点を有するものである。
〔発明の目的〕
本発明は、磁気信号の記録長が異なる各磁化トラックで
も、磁気干渉を生ぜず、同じような感度で信号を検出す
ることができるようにする、高精度で高分解能の、磁気
的に位置を検出する装置の提供を、その目的とするもの
である。
〔発明の概要〕
本発明に係る磁気的に位置を検出する装置の構成は、磁
気記録された所要長の磁気信号を有する磁化トラックと
、前記磁化トラックに対向して配置され、上記磁気信号
の磁気に感応して電気的内部抵抗が変化する磁気検出素
子とからなり、その磁気検出素子によって得られる電気
信号に基づいて移動体の位置を検出するようにしたもの
において、上記所要長の磁気信号を、磁気記録単位を移
動体の移動方向に所要数連続させて得るようにするとと
もに、一つの磁化トラックに対して複数の磁気検出素子
を備え、それぞれの磁気検出素子を、前記磁気記録単位
によるそれぞれの電気信号の脈動部が互に、ほぼ逆相に
なるように配置し、かつ前記それぞれの電気信号を互に
その脈動部を打消すように合成して、上記の位置検出の
ための電気信号を得るように構成したものである。
さらに補足すると、次のとおりである。
磁気記録信号の記録長は、この最小磁気記録単位のもの
を連続して記録し、この磁気記録信号を検出する磁気検
出素子を複数個設け、最小磁気記録単位による電気信号
の脈動の位相が、各々逆相となるように配置し、これら
の合成によって位置検出のための電気信号を得るように
したものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係る、たとえば絶対値を検出するための実施例
を、各回を参照して、次に説明する。
まず、第1図は、本発明に係る磁気的に位置を検出する
装置の一実施例である磁気回転センサの概略構成図、第
2図(A)は、その回転ドラムの展開図、第2図(B)
は磁気センサの平面図、第3図は、その磁気抵抗効果素
子の抵抗変化波形図、第4図は、その磁気抵抗効果素子
のブリッジ接続図、第5図は、そのブリッジの出力電圧
波形図、第6図は、その出力電圧波形の波形整形後の波
形図である。
図において、4.は、磁気検出素子に係る磁気抵抗効果
素子(以下、MR素子という。)Roz〜R32を配置
した磁気センサ、5.は、表面の磁気記録媒体に次の磁
化トラックを有するようにした回転ドラム、Mo、〜M
3言よ、それぞれ、異なる記録長で前記の磁気記録媒体
に磁気信号を記録した4個の磁化トラックである。
しかして、本実施例に係るものは、さきに述べた第14
図に示すものにおいて、その磁気センサ。
回転ドラムを、第1図、第2図(A)に示すごとき磁気
センサ412回転ドラム5□の構成としたものであると
ともに、磁気回転センサの分解能1/16に係る、4ビ
ツトのグレーコードを有する絶対位置(アブソリュート
)形の磁気回転センサに係るものである。
すなわち、回転ドラム51は、4つのトラックら分けて
あり、第2図(A)に矢印で示すような、N、Sの極性
の最小磁気記録単位の磁極を連続して、磁気記録媒体に
記録した磁気信号が4つのトラックに記録されて、磁化
トラックM。1〜M3Mとしたものであり、また、その
最小磁気記録単位に係る波長λは、当該磁気回転センサ
の分解能に係るものと等しくしたものである。
しかして、最下位ビットに係る磁化トラックMo、では
、波長λの磁気信号が2個連続して記録され、次いで、
その2個分が記録されずに空白になっており、次にまた
、2個連続して記録するというようになっている。
次の第2ビツトに係る磁化トラックMi、では、波長λ
の磁気信号が4個連続して記録され、次いで、その4個
分が記録されずに空白になっているものである。
その次の第3ビツトに係る磁化トラックM2.では、波
長λの磁気信号が8個連続して記録され、次いで、その
8個分が記録されずに空白になっているものである。
また、最上位ビットに係る磁化トラックM3.は、前記
の磁化トラックM2、と同じ記録長であるが、その位相
が磁化トラックM2.と異なっているものである。
すなわち、磁化トラックM。At J、、 M2.。
M3.における磁気信号の記録長は、それぞれ2λ。
4λ、6λ、8λで、その磁化トラックM。1゜M工、
、M3.における磁気信号の端部は、磁化トラックM2
.に対し、λ、2λ、4λだけ、ずれているものである
そして、各磁化トラック間の隣り合う最小磁気記録単位
の極性N、Sは、同極性に記録するものである。
また、各磁化トラックの隣り合う最小磁気記録単位の磁
極N、Sは同極に配置したものである。
さらに、同一磁化トラックにおいて、最小磁気記録単位
の無い部分を無磁界部とするため、この領域を隔てて隣
り合う磁気信号の端部の極を同極としたものである。
次に、磁気センサ4.においては、前記の各磁化トラッ
クにMR素子が近接配置され、第2図(A)、(B)に
示すように、磁化トラックM。、に対向して最下位ビッ
トに係るMR素子R81lR[+2が配置され、同様に
、磁化トラックM1.〜M3.に対向して、それぞれ第
2,3および最上位ビットに係る、MR素子R□1. 
R,2,R21,R,2およびR3□、R3□が配置さ
れている。
また、MR素子R6□とR82、同素子R□1とR□2
、同素子R21とR2□、同素子R31とR32とは、
それぞれ、波長λの半分のλ/2だけ位置をずらして配
置してあり、また、それぞれのMR素子は、図示のごと
く、同一線」二に並ぶように配置したものである。
しかして、本実施例では、各MR素子R6□〜R3゜の
長手方向に直角な磁界が加わると、その抵抗値が下る特
性を利用しているものである。
すなわち、第2図(A)、(B)のような配置構成で、
回転ドラム5.を図示矢印の方向へ移動すると、各MR
素子R61〜R3□は、各々、第3図に示すように抵抗
が変化する。
この各MR素子の抵抗変化は、最小磁気記録単位ごとに
大きな脈動を生じており、この脈動を低減して磁気信号
ごとの電気出力を得るため、各磁化1へラックにはλ/
2、位置を離して2個のMR素子を配置しており、これ
らのMR素子は、図示のR6,とR62のように、最小
磁気記録単位ごとの脈動の位相が逆位相となって現われ
るため、この両者の信号を、第4図のような回路で合成
し、第5図のような信号を得るものである。
また、第3図のように、いずれにおいても、波長λに係
る最小磁気記録単位で変化するため、その波長端部がシ
ャープになるものである。
さらに、各磁化トラックからの磁気センサに対する磁界
が、ほぼ等しくなるので、磁気記録媒体と磁気センサと
の間隔を、各磁化トラックとも同じにしても、ほぼ同じ
抵抗変化が得られるものである。
このような磁気回転センサにおける、これらの各MR素
子R81〜R3□と、抵抗R1すなわち、たとえば、磁
気センサ4.に配置、あるいは別途に取付けて配置する
ようにした、回転ドラム5.の磁界の影響を受けないよ
うにした他のMR素子または、抵抗体などに係る抵抗R
とを、第4図に示すような、各磁化トラックごとについ
ての抵抗ブリッジを構成し、この各ブリッジには、電源
■より電圧を与えて使用するようにすると、次の態様で
、絶対位置を検出することができるものである。
すなわち、各磁化トラックの、最下位ビットに係る検出
端子である出力端子a。lbO間の出力電圧をe。とじ
、同様に第2ビツトに係るa、  1(I2) b1間の出力電圧をe□、第3ビツトに係る82 lb
2問および、最上位ビットに係る831b3間の出力電
圧をG21 G3 とすると、これらの各磁化トラック
の出力電圧e。−03は、第5図に示すように、その出
力信号の長さが異なっても、波形端部は、同じようにシ
ャープになるものである。
第5図は、第3図の抵抗変化を、第4図の回路構成で得
られる電圧波形図である。なお、電圧の大きさはe。□
である。
この出力電圧e。−G3を、アンプまたは電圧コンパレ
ータなどにより波形整形を行うと、第6図に示すE。−
R3のような波形のものとなる。
このE。−R3は、4ビツトのグレーコードの出力であ
り、各ビットの信号変化がλごとに現われ、16等分の
絶対位置を検出することができるものである。
以上に説明したように、本実施例においては、第2図(
A)で説明したような磁気信号を記録するの1各磁化ト
ラック間を見ると、N極同士またはS極同士が向き合っ
ており、相互に反発し合うため磁気干渉がなく、また、
同じ最小磁気記録単位の波長で記録できるので、各磁化
トラックの磁界分布が揃っており、磁気記録媒体と磁気
センサの間隔を各磁化トラックとも同一にしても、出力
が各磁化トラックでほぼ同じになるものであり、さらに
最小磁気記録単位ごとに現われるMR素子の抵抗変化の
脈動を、互いに逆位相で検出する2個のMR素子の出力
を合成することにより低減して、安定した出力を得るも
のである。
また、出力波形の端部がシャープに変化するので精度が
向上し、高分解能にできるものであり、上記実施例では
、最小磁気記録単位の磁極ピッチを当該磁気回転センサ
の分解能に等しくしたが、その分解能以下あるいは、そ
の整数分の1に小さくすると、出力波形端部がよりシャ
ープにできるものである。
さらに、上記実施例では、4ビツトの例を示したが、1
/32の分解能の5ビツト、1/256・の分解能の8
ビツトというように、そのビット数が増加しても、同様
の効果が得られるものであり、また、グレーコードは、
値が一つ変るのには常に一つのビットしか変化しないの
で、磁気回転センサとして多く用いられているが、2つ
以上が共に変化するパイナリイコードでも、同じ効果が
得られるものである。
しかして、」二足において、各MR素子は、波長λの半
分のλ/2だけ位置をずらしたものであるが、これは、
nを整数とするとき、(n−!7)λに選定することが
でき、同等の効果を奏するものである。
次に、他の実施例に係るものを第7図ないし第11図を
参照して説明する。
しかして、本実施例では、各ビット2磁化トラツクを使
用して、その出力電圧を大きくした、4ビツトのグレー
コードに係るものである。
ここで、第7図(A)、(B)は、本発明の他の実施例
に係る磁気回転センサの回転ドラムの展開図、と磁気セ
ンサの平面図、第8図は、そのMR素子のブリッジ接続
図、第9図は、そのMR素子の抵抗変化波形図、第10
図は、そのブリッジの出力電圧波形図、第11図は、そ
の出力電圧波形の波形整形後の波形図である。
図において、4hは、磁気検出素子に係るMR素子R8
□〜R34を配置した磁気センサ、5.は、各トラック
に異なる記録長で磁気信号が記録された、同一ビットに
係る、2個の磁化1〜ランクが、それぞれ1組となった
磁化トラックM。b−M3bを有する回転ドラムである
しかして、本実施例に係るものは、さきの実施例と同様
に、第14図に示す磁気回転センサにおいて、その磁気
センサ、回転ドラムを、第7図に示すごとき磁気センサ
452回転ドラム5.の構成としたものであるとともに
、前述のごとく4ビツトのグレーコードを有する絶対位
置(アブソリュート)形の磁気回転センサに係るもので
ある。
すなわち、回転ドラム5.は、8つの1〜ラツクに分け
てあり、第7図に矢印で示すような、N。
S極性の、さきと同様の波長λの最小磁気記録単位の磁
極を8つのトラックに記録されて、磁化1〜ラツク(イ
)〜(チ)とし、磁化トラック(イ)、(ロ)。
(ハ)、(ニ)、(ホ)、(へ)、 (+−)、 (チ
)の各2個の磁化トラックで、各1ビツトの磁化トラッ
クに係る、最下位、第2.第3および最上位ビットの磁
化トラックM。、〜M 3 )としたものであり、また
、その波長λは、当該磁気回転センサの分解能(1/1
6)に係るものと等しくしたものである。
しかして、最下位ビットに係る磁化トラックM 6.に
おける磁化トラック(イ)のパターンは、さぎの実施例
における磁化トラックM。、と同じ記録パターンで、こ
れにだいし、磁化トラック(ロ)は、磁化トラック(イ
)を記録した部分に対応する部分には記録せず、同じく
記録しない部分に対応する部分には記録するようにした
ものである。
同様に、第2.第3および最上位ビットに係る磁化トラ
ックM 14 y M 2 h r M a hにおけ
る磁化トラック(ハ)、(ホ)、 (1−)は、さぎの
実施例における磁化トラックM1.. M2.、 M、
□と同じ記録パターンであり、これらにだいし、それぞ
れ、磁化トラン°り(ニ)、(へ)、(チ)には前記と
同様の対応記録態様で記録し、各1組で同一ビットに係
る磁化トランクM□□M z b、 M 3>とじたも
のである。
そして、さぎの実施例と同じく、各磁化トラックにおけ
る、その隣り合う所の波長λの磁j4j N 。
Sは、同じに記録するものである。
次に、磁気センサ4.においては、最下位、第2、第3
.最上位ビットに係る磁化トラックM。。
〜M 34のそれぞれに対向して、最下位、第2.第3
、最上位ビットに係る、MR素子R8□〜RO41R工
、〜R□。、R2□〜R24,R31〜R34を図示の
ような配置としており、またMR素子R811RO31
R11,Rla、 R2□、 R23,R3□、 R3
3は一直線−にに並べてあり、同様に一直線上に並べら
れたMR素子R,2,Ro4. R,2,R14,R2
□、 R24,R3□。
R34とを、λ/2だけ位置をずらして配置するように
したものである。
このような配置構成で1回転ドラム5.を図示矢印の方
向へ移動すると、上記MR素子R1,〜R34は、各々
、第9図に示すように抵抗が変化する。
これらの各MR素子を、第8図に示すごとく、各ビット
ごとにブリッジを構成して電源■より電圧を与えて使用
するようにすると、同図に示す最下位ビットの出力端子
a。とす。どの間の電圧eo、および他の第2.第3.
最下位ビットの、出力端子a□とblとの間の電圧e3
、同端子a2とb2 との間の電圧e2、同端子a3 
とb3との間の電圧e3は、第10図に示すようになり
、さきの実施例の第5図に示した出力電圧の振幅の約2
倍の電圧が得られるものである。
また、本実施例に係るものにおいても、各ビットの出力
波形端部は、同じようにシャープに変化しているもので
ある。
以上の出力電圧e。−83を、アンプまたは電圧コンパ
レータを通して波形整形すると、第11図に示すような
E。−R3の出力となり、4ビツトのグレーコードが得
られるものである。
以上に述べたところにより、本実施例に係るものヒ后い
ては、さぎの実施例と同等の効果を期待できるほか、そ
の出力電圧の振幅を大きくすることができ、精度を」二
げることかできるものであり、また、その最小磁気記録
単位に係る波長の選定、ビット数の増加など、さきの実
施例と同様に種々、選択できるものである。
上述した各実施例は、回転体1に回転軸2を介して、ド
ラム形の回転ドラム5..5kを担持するようにしたも
のであるが、これらの回転ドラムを、回転円板のディス
ク形のものとすることができる。
すなわち、第12.13図は、回転ドラムでなく回転デ
ィスクの構成としたものの実施例を示すものである。
ここで、第12図は、本発明の別の実施例に係る磁気回
転センサの構成図、第13図は、その回転ディスクと磁
気センサとの関係図である。
図で、第1図と同一符号は同等部分を示すものであり、
3−1は取付台、4−1は、磁気検出素子に係るMR素
子R,−1,R1−1,R2−1,。
R3−1を配置した磁気センサ、5−1は、各1〜ラツ
クに異なる記録長で磁気信号が記録された4個の磁化ト
ラックM。。〜M3ゎを有する回転ディスクである。
すなわち、回転ディスク5−1は、外周より同心円状に
、最下位のピッ1〜に係る磁化1〜ラツクM、。、次い
で、第2.第3ビツトに係る磁化トラックM、。、M2
.、さらに最」二位ビットに係る磁化トラックM3゜を
配置し、これらに近接して、磁気センサ4−1の、それ
ぞれ、MR素子2個であるR、−1,R,−1,R2−
1,R3−1を一直線に対向配置したものである。
この場合、最小磁気記録単位は、角度θである。
本実施例に係るものにおいても、さきの各実施例と同様
の効果を期待できるものである。
今までは、移動体として、回転体の例で説明したが、直
線運動をする物の位置検出も同様にでき同じ効果を得る
ことができる。さらに磁気信号を記録するトラックを複
数個使用して、各トラックにはくり返しの磁気信号を記
録した例を示したが、1トラツクのみを使用し、磁気信
号の長さを変えて妬::@L、この信号の長さにより、
位置を検出するものにでも使用でき同様な効果が得られ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁気信号の記録長が異なる各磁化トラ
ックでも、磁気干渉を生ぜず、同じような感度で信号を
検出することができるようにする、高精度で高分解能の
、磁気的に位置を検出する装置を提供することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る磁気的に位置を検出する装置の
一実施例である磁気回転センサの概略構成図、第2図(
A)、(B)は、その回転ドラムの展開図と磁気センサ
の平面図、第3図は、その磁気抵抗効果素子の抵抗変化
波形図、第4図は、その磁気抵抗効果素子のブリッジ接
続図、第5図は、そのブリッジの出力電圧波形図、第6
図は、その出力電圧波形の波形整形後の波形図、第7図
(A)。 (B)は、本発明の他の実施例に係る磁気回転センサの
回転ドラムの展開図と磁気センサの平面図、第8図は、
その磁気抵抗効果素子のブリッジ接続図、第9図は、そ
の磁気抵抗効果素子の抵抗変化波形図、第10図は、そ
のブリッジの出力電圧波形図、第11図は、その出力電
圧波形の波形整形後の波形図、第12図は、本発明の別
の実施例に係る磁気回転センサの構成図、第13図は、
その回転ディスクと磁気センサとの関係図、第14図は
、公知例示の角度検出器の構成図、第15図(A)、(
B)は、その回転ドラムの展開図および磁気センサの平
面図、第16図は、その磁気抵抗効果素子の抵抗変化波
形図を示すものである。 1・・・回転体、2・・・回転軸、3.3−1・・・取
付台、M 2111 Mam+ Mabt M□y、 
Mzbr Mabt Moe+M、、、M2.M3・・
・磁化1ヘラツク、R[11,Ro2゜Ro、、 Ro
4. R11,R,□、 R,3,R14,R21゜R
22,R23,R24,R3□、R3□、R33,R3
4・・・磁気抵抗効果素子、R・・・抵抗、ao〜a3
1 bo〜b3・・・出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気記録された所要長の磁気信号を有する磁化トラ
    ックと、前記磁化トラックに対向して配置され、上記磁
    気信号の磁気に感応して電気的内部抵抗が変化する磁気
    検出素子とからなり、その磁気検出素子によつて得られ
    る電気信号に基づいて移動体の位置を検出するようにし
    たものにおいて、上記所要長の磁気信号を、磁気記録単
    位を移動体の移動方向に所要数連続させて得るようにす
    るとともに、一つの磁化トラックに対して複数の磁気検
    出素子を備え、それぞれの磁気検出素子を、前記磁気記
    録単位によるそれぞれの電気信号の脈動部が互に、ほぼ
    逆相になるように配置し、かつ前記それぞれの電気信号
    を互にその脈動部を打消すように合成して、上記の位置
    検出のための電気信号を得るように構成したことを特徴
    とする磁気的に位置を検出する装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、磁気検
    出素子の間隔は、磁気記録単位のピッチλの約半分とし
    たものである磁気的に位置を検出する装置。
JP9795185A 1985-05-10 1985-05-10 磁気的に位置を検出する装置 Granted JPS6122205A (ja)

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