JP3326589B2 - 桑葉、梅肉、梅仁、紫蘇葉等を素材とする健康食品 - Google Patents

桑葉、梅肉、梅仁、紫蘇葉等を素材とする健康食品

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JP3326589B2
JP3326589B2 JP30100096A JP30100096A JP3326589B2 JP 3326589 B2 JP3326589 B2 JP 3326589B2 JP 30100096 A JP30100096 A JP 30100096A JP 30100096 A JP30100096 A JP 30100096A JP 3326589 B2 JP3326589 B2 JP 3326589B2
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祥之 亀山
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祥之 亀山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、桑葉、梅、梅
、紫蘇葉等を素材とする健康食品の分野に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般化されている桑茶の場合は、
乾燥葉に湯水を添加し、桑葉の含有成分の一部の成分を
抽出し、湯水と共に飲料としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、豊富な食物
繊維、ビタミン類を始め、レチノール、カロチノイド、
さらにケルセチン、ケルシトリンほかのフラボノイド
類、ポリフェノール類、植物ステロールなどの生理機能
活性成分と、さらにカルシウム、カリウム、鉄などの電
解質に富み、蛋白成分である必須アミノ酸を豊富に含有
している桑葉の固有成分をそのまゝ温存して健康食品中
に調合せしめ、上述した各種成分を体内に攝取せしめ
て、消化吸収制御作用、コレステロールを始めとする血
中脂質代謝制御作用、血糖制御作用、抗酸化作用、変異
原性物質活性化抑制作用を始め、発がん過程抑制作用な
どの期待される、健康の維持に役立たせしめた。
【0004】さらに本発明は、紫蘇のエキスに含有され
ている成分であるTNF(腫瘍壊死因子)産生量を減ら
す働きである、激しい炎症を抑える効果を有する紫蘇の
粉末状食品素材を体内に攝取せしめて、花粉症、アトピ
ー性皮膚炎、ゼンソク等のアレルギー性の炎症や、肝
炎、関節炎、肺炎等アレルギー性以外の疾患の炎症改善
に役立たせしめた。
【0005】また本発明はクエン酸を主成分とする梅の
粉末状の食品素材を体内に攝取せしめて、血液中に乳酸
がたまらないようにすると共に、細胞の老化、動脈硬
化、高血圧、肝臓や腎臓病、神経痛等の予防に役立たし
めた。
【0006】さらに本発明は、前記のように梅を粉末状
食品素材を攝取することによって、梅の中に含有されて
いる微量のピクリン酸によって、内蔵を刺激して健康増
進に役立たしめた。
【0007】また本発明は、梅の梅仁の粉末状食品素材
を体内に攝取せしめ、梅仁に含有されているアミグダリ
ンによって、鎮痛・解熱・消炎作用及び発ガン抑制をな
さしめた。
【0008】さらに本発明は、抗酸化作用の強いカテキ
ン酸を含有する緑茶の粉末状食品素材を攝取することに
よって、過酸化脂質の抑制や、突然変異や、ガン化促進
の抑制に役立たしめた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、桑葉の粉末状
食品素材、梅肉及びの粉末状食品素材と紫蘇葉
の粉末状食品素材とを調合したことを特徴とする健康食
品である。
【0010】また本発明は、桑葉のエキスである食品素
材に、梅肉及び梅仁のエキスである食品素材と、紫蘇葉
のエキスである食品素材とを調合したことを特徴とする
健康飲料である。
【0011】さらに本発明は、桑葉の粉末状食品素材
に、梅肉及び梅仁の粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状
食品素材と、緑茶の粉末状食品素材を調合したことを
特徴とする健康食品である。
【0012】また本発明は、の粉末状食品素材と
梅肉及び梅仁の粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品
材とを調合し固めて錠剤にしたことを特徴とする健康
食品である。
【0013】さらに本発明は、前記桑葉のエキスである
食品素材、梅肉及び梅仁のエキスである食品素材と、
紫蘇葉のエキスである食品素材と、飲料水を調合した
ことを特徴とする健康飲料である。
【0014】また本発明は、葉の粉末状食品素材に、
梅肉及び梅仁の粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品
素材と、桑葉のエキスである食品素材と、梅肉及び梅仁
のエキスである食品素材と、紫蘇葉のエキスである食品
素材と、そば粉、うどん粉及びパン粉の中の何れか一種
の食品素材のものとを調合し形成したことを特徴とす
る健康食品である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明すると
以下のとおりである。
【0016】第1に桑葉を粉末に形成する実施の形態に
つき説明する。
【0017】本発明中、請求項1記載の発明を構成する
桑葉の粉末状食品素材を製造する工程を説明すると以下
のとおりである。
【0018】摘んできた所定数の桑葉を天然水で洗滌
し、洗滌後洗浄槽内に入れて撹拌機で撹拌せしめ、撹拌
後は水抜き処理を施してやる。
【0019】さらに蒸籠(蒸機)に前記桑葉を投入し、
100℃の温度にて2〜3分蒸し上げる。その際桑葉は
原葉をとどめている。以上の工程によって桑葉の殺菌処
理をする。
【0020】そして前記のように蒸し上げられた桑葉を
4〜5時間天日乾燥する。その際桑葉は緑色の状態が保
持されている。
【0021】さらに乾燥機に入れ、45℃から65℃ま
で2時間間隔で温度を上昇せしめ約12時間乾燥する。
その結果水分が97%除去され、含有成分は100%残
存され、しかも殺菌処理が完了する。
【0022】さらに前記の乾燥桑葉を特殊粉砕機に約2
0〜30時間かけて粉砕し粉末状に形成する。そして粉
末状の食品素材を保管器に収納し保管する。
【0023】また桑葉、梅肉、梅仁、紫蘇葉等の夫々の
エキスの精製方法は、前記の工程を経て仕上げた夫々の
完全乾燥葉及び梅干等の素材を特定の量に定めて、限界
エキスの量を抽出するのに要する水と温度と煎じる時間
を比例化して限界エキスを生産する方法である。
【0024】例えば、乾燥葉の場合2gの素材を使用し
て600m/mの水を摂氏100〜80℃の温度で約3
0分間煎じて、300m/mのエキス化を計る等の方法
である。以下素材の量によってエキス化が異なる。
【0025】さらに本発明において使用する桑葉の栽培
方法としては、第1に栽培用地の隣接地がタバコや野菜
の栽培地でないこと、第2に無農薬と無添加であるこ
と、第3に自然堆肥または人で作業をすること、第4に
蚕が食べる桑葉であることを条件とし、以上の条件をク
リアしたもの以外の桑葉は、一切本発明において採用し
ない。
【0026】第2に紫蘇葉を粉末状に形成する実施の形
態につき説明する。
【0027】本発明を構成する紫蘇葉(主として青紫蘇
を使用する)の粉末状食品素材を製造する工程につき説
明すると以下のとおりである。
【0028】所定量の紫蘇の葉を天然水に洗滌し、洗滌
後洗浄槽内に投入し、撹拌機で撹拌する。撹拌後水抜き
処理をする。
【0029】つぎに特殊蒸籠(蒸機)に投入し、100
℃で2〜3分殺菌処理をする。その際、紫蘇葉は原葉を
とどめている。
【0030】さらに天日で2〜3時間天日乾燥をする。
【0031】そして乾燥機にかけ、乾燥温度を45〜6
5℃として、約6〜10時間乾燥せしめ、水分を97%
除去する。
【0032】さらに所定量の30kgの素材を特殊粉砕
機に10〜12時間かけ粉末状に粉砕する。粉砕された
粉末状素材は、保管器に収納し保管する。
【0033】第3に梅を粉末状の食品素材にする実施の
形態を説明する。
【0034】所定量の梅を天然水を以て洗滌する。つい
で洗滌機に前記の梅を投入し、撹拌して洗滌せしめる。
つぎに新鮮な水槽に入れ洗滌する。洗滌後水抜きをす
る。
【0035】前記のように洗滌処理が施された梅を、天
然水を投入した水槽内に5〜12時間水漬けする。その
結果毒素と灰汁を抜くことができる。
【0036】そして上記のように水漬け処理がなされる
と、天日(30℃)で20〜30日間乾燥する。
【0037】さらに乾燥機にかけて、45〜65℃をも
って7日昼夜乾燥させ水分を97%除去する。
【0038】つぎに所定量の乾燥梅を、例えば30kg
のものを特殊粉砕機にかけ粉砕する。そのとき、種子の
殻部分と粉末製品とを分離する選別機を通してでき上っ
た梅肉と梅仁の粉末状食品素材を使用する。粉砕後保管
器に入れ保管する。
【0039】また本発明は、上述した梅の粉末状の食品
素材にする実施の形態以外に、鳥梅(黒梅)と称する梅
の粉末状の食品素材も使用する。
【0040】その製法上の具体的説明をすると、上述し
た梅と同じく洗滌した梅を毒素と灰汁を抜くため、水槽
内に5〜12時間水漬けする。かまどを作り、焚き火を
して、かまどの上部に石をおき、網戸を並べ、その網戸
の上に梅を3〜4昼夜かけて煙で蒸してやる。梅は蒸さ
れると水分が除去され黒色になる。前記のように黒色に
なった梅を、天日に1〜2週間乾燥する。以上のように
乾燥された梅を上述の梅と同様に特殊乾燥機にかけて粉
砕する。粉砕後は、選別機にて選別し、粉末状となった
ものを食品素材として使用する。
【0041】第4に緑葉を粉末状にする実施の形態を説
明する。
【0042】無農薬にて製造された緑葉の素材を、従来
なされてきた粉末茶の製造と同じ工程処理を施された仕
上茶を、保管器に収納し保管する。そして前記保管器に
収納中の仕上げされた緑葉素材を乾燥機にかける。つぎ
に所定量例えば30kgの仕上げ緑葉を特殊粉砕機に5
〜8時間かけて粉末状に粉砕する。粉砕後保管器内に収
納し保管する。
【0043】第5に梅仁(種子)を粉末状に形成する実
施の形態につき説明する。
【0044】上述した梅肉と梅仁とが一体になった梅を
特殊粉砕機にかけ殻の部分だけを捨てゝしまう加工処理
であったが、純粋な梅仁の粉末だけを抽出するには、梅
肉を除去した種子部分を特殊粉砕機にかけた後、所定の
選別機にかけ、選別機上残存したものは殻部分なので捨
てゝしまい選別より落下したものを梅仁の粉末状食品素
材とし保管し使用する。
【0045】つぎに以上のようにして製造された本発明
を構成する各素材を調合し製品とするには、以下のよう
な工程によって処理する。
【0046】桑葉の粉末状食品素材の所定量と、紫蘇葉
粉末状食品素材の所定量と、梅仁、梅肉の粉末状食品素
材の所定量とを、保管器より取出し、撹拌機にかけ調合
する。
【0047】上記のように撹拌された調合食品素材を保
管器に収納し保管する。保管後は所定量を缶に詰込み商
品として出荷する。
【0048】以上のように缶詰めにされた健康食品は、
コップ等の容器内に所定量、例えば1回につき2〜5g
(1日10〜15g)を入れ、お茶、お湯、お水の何れ
でもよく前記コップに入れ、掻き廻し飲むようにする。
【0049】さらに本発明の健康食品は、オブラートに
包んで飲んでもよい。また御飯にふりかけて食してもよ
い。
【0050】また保管は、無添加のため、開封後は、外
気をさけ、冷凍室に保管の上1ケ月以内に食する。
【0051】さらに本発明は、上記の桑葉の粉末状食品
素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材と、梅仁、梅肉の粉末
状食品素材との各所定量を、上述と同様に、撹拌機にか
けて調合処理を行い、調合した食品素材を保管器に収納
し、上述と同様にして缶詰め作業をして出荷する。
【0052】また本発明は上記以外に、桑葉の粉末状食
品素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材と、梅仁の粉末状食
品素材との所定量を上述と同様に、撹拌機にかけて調合
処理を行い、調合した食品素材を保管器に収納し、上述
と同様にして缶詰め作業をして出荷する。
【0053】また本発明は、前記の3つの食品素材(桑
葉、紫蘇葉、梅の各粉末状)と、緑茶の粉末状食品素材
の所定量のものを撹拌機に所定時間かけて撹拌する。撹
拌後の工程は上述と全く同じ処理を施し出荷する。
【0054】さらに本発明においては、上述した各種の
食品素材を調合せしめた後、従来法により顆粒状または
錠剤状に加工してもよい。またこれ等の素材のエキスと
飲料水を調合せしめ健康飲料にしてもよい。
【0055】さらに本発明は、桑葉、梅仁、梅肉の夫々
の粉末状食品素材を同時に、あるいは何れかの食品素材
を単独又は複数の食品素材とそば粉とを調合せしめ、そ
ば麺として製造するものである。
【0056】また本発明は、前述と同じくした食品素材
と、うどん粉とを調合せしめ、うどん麺として製造する
ものである。
【0057】さらに本発明は、前述と同じくした食品素
材とパン粉とを調合せしめ、パンとして製造するもので
ある。
【0058】各種粉末状食品素材の基礎となっている加
工前の桑葉が、食品中成分の消化吸収制御作用、コレス
テロールを始めとする血中脂質代謝制御作用、血糖制御
作用、抗酸化作用、変異原性物質活性化抑制作用を始
め、発がん過程抑制作用などの期待される、健康の維持
に有用な成分の豊富な素材である可能性が想定される。
以下夫々につきその具体的例を説明する。
【0059】(1)桑葉が循環系である血圧抑制に及ぼ
す影響について説明すると以下のとおりである。
【0060】桑葉の血圧制御効果について、自然発症高
血圧ラット(SHR)を用いて検討した。2.5〜10
%桑葉乾燥添加飼料を12週間ないし18週間連続摂取
させた結果、高血圧発症そのものを防止するには至らな
かったが、実験開始4週(9週齢)以後、桑葉摂食群で
は対照群に比べると最高及び最低血圧上昇程度を軽度に
抑制する傾向が見られた。桑葉の機能性向上の目的で開
発されたγ−アミノ酪酸(GABA)強化処理(嫌気処
理)のなされた桑葉を用い、その5%及び2.5%添加
飼料給餌による血圧制御効果の影響をSHRラットによ
り検討した。GABA桑葉5%及び2.5%添加飼料群
ではいずれも、通常桑葉投与群及び対照群に対し、特に
血圧急上昇期(8週〜15週齢)における最低血圧の上
昇を抑制する傾向が示された。
【0061】(2)さらに桑葉が循環系である脂質制御
に及ぼす影響について説明すると以下のとおりである。
【0062】動脈硬化症や虚血性心疾患発生の重要要因
である血中脂質増加、粥状動脈硬化発生に対する桑葉投
与の影響を検討した。ウサギに1%コレステロール飼料
摂餌により高脂血症病態を発生せしめ、2.5%桑葉添
加飼料の長期摂食による血清脂質レベルを検討した結
果、桑葉投与群では対照群に比して脂質増加の有意の抑
制が観察された。また、桑葉投与群では、肝細胞への、
特に門脈周囲域における脂肪沈着の抑制が認められた。
同様の効果は、桑葉熱水抽出物の添加(桑葉換算量で5
%)、ブタノール画分、アセトン画分及び残存でも認め
られた。しかし、ブタノール画分は収率1%と少量であ
るにもかかわらず、収率87%の抽出残分と同等以上の
脂質制御効果が得られたことから、ブタノール画分に最
も強い作用成分が存在する可能性が推察される。この実
験における桑葉投与量は体重50kg当たり20g/日
程度の摂食量に相当し、ヒトが1日に摂取する量として
十分可能な量と考えられる。
【0063】(3)つぎに桑葉が循環系である血糖制御
に及ぼす影響について説明すると以下のとおりである。
【0064】自然発症糖尿病病態モデル動物(WBN、
【外1】)を用い、空腹時血糖並びにブドウ糖経口負荷
試験(GTT)等を指標として、桑葉の糖尿病態発症に
対する影響を検討した。糖尿病態発症前(6週齢)から
48週間の桑葉混餌(2.5%、5%)投与では、46
週齢(40週間投与)で対照群は著名な高血糖・糖尿病
態を呈したが、桑葉投与群では用量依存的に糖尿病態発
症程度の抑制、糖負荷後の血糖上昇の抑制傾向が観察さ
れ、インスリン分泌機能の維持も対照群に比して有意に
良好であった。膵島の病理組織学的変化は、8週齢まで
は両群とも著変なく、16週齢以後漸次変性像が加わり
膵島構成細胞の脱落を認める。しかし、同週齢の動物に
おいて桑葉群の変性程度は対照群に比べ軽度であり、5
4週齢の対照群では膵島インスリン分泌細胞(β細胞)
の著減を認めたが、桑葉群ではβ細胞が比較的よく保持
されていた。桑葉抽出画分のうち、水、ブタノール等に
よる5抽出画分の各5%桑葉相当量混餌飼料を用いて同
様の検討を行った結果、ブタノール及び水層低分子画分
投与群で血糖制御作用を認めた。これらの結果から、桑
葉の摂取は糖尿病態発症を遅延させる効果のあることが
示唆され、画分の収率を考慮するとブタノール画分によ
り多くの有効成分が存在する可能性が推察された。
【0065】実験1 空腹血糖値
【0066】桑葉混餌飼料投与開始後4週間目(10週
齢)から24週間(30週齢)までの空腹血糖値はK−
5では113.0−138.7、K−2.5は102.
8−136.0、対照群116.3−142.3mg/
dlを示し、3群の間に有意差を認めなかった。46週
齢にはK−5は114.0、K−2.5は153.8、
対照群は337.3mg/dlとなり、K−5及びK−
2.5は対照群に比べ有意に低い血糖値を示した。50
週齢においても同様に桑葉投与群の血糖値は低かった
(表1)。
【0067】
【表1】
【0068】実験2 空腹血糖値
【0069】桑葉投与群、対照群ともに生後32週齢ま
での空腹血糖値は100〜120mg/dlのレベルで
両者に差は認められず、正常値を呈した。桑葉2.5%
混餌飼料を生後8週齢から投与開始したA群では、36
週齢以降対照群に比べ有意に低い血糖値を示した(表
2)。特に、A群は44週齢まで110mg台の正常な
血糖値を維持したのに対し、対照群では上昇の一途をた
どった。その後対照群の血糖はさらに急激な上昇を来
し、48週齢では218.3、56週齢では368.2
mg/dlに達した。
【0070】しかし、A群の血糖上昇は弱く、対照群と
の差はそれぞれ77mg、167mgと週齢が進むにつ
れ差が開いていった。20週齢及び32週齢から投与を
始めたB群並びにC群の血糖値は40週齢以降、対照群
よりも低い傾向を呈した。
【0071】
【表2】
【0072】(4)さらに桑葉が循環系である血液流動
性に及ぼす影響について説明すると以下のとおりであ
る。
【0073】循環系疾患の要因の一つである血栓形成等
に関わる血液流動性に対する、桑葉ないしその成分の影
響を、血小板凝集能、線溶系活性等を指標として検討し
た。その結果、桑葉熱水抽出エキスないしブタノール画
分には、高脂血症状態のウサギにおける血小板凝集能の
抑制、線溶系活性の増強作用のあることが示唆された。
線溶活性の増強は自然発症糖尿病態ラットにおいても認
められた。また、これら病態ラットにおいては赤血球浸
透圧抵抗の改善傾向がみられた。各実験群において凝固
系、血小板機能の変化は乏しく、桑葉エキス、特にブタ
ノール画分は種々病態動物における線溶系予備能を賦活
化し、血液流動性を円滑にする可能性が示唆された。
【0074】(5)また桑葉が消化器系に及ぼす影響評
価として、桑葉食物繊維の試験管内における特性につき
説明すると以下のとおりである。
【0075】桑葉及びその画分中の食物繊維の有害金属
(Cd2+)や必須金属(Zn2+、Fe3+、Cu2+)の吸
収・排泄に対する影響を知る基礎として、桑葉抽出成分
の金属吸着能について試験管内における検討を行った。
桑葉の金属吸着能はFe3+以外の被検金属において、比
較対照とした緑茶に比べすべて高い傾向を示した。
【0076】(6)さらに桑葉が消化器系に及ぼす影響
評価として、桑葉食物繊維が、ラット消化管に及ぼす影
響につき説明すると以下のとおりである。
【0077】桑葉中の食物繊維が、摂餌の消化吸収に及
ぼす影響を、体重、消化管重量、体脂肪蓄積等を指標と
して検討した。Wistar 系雄性ラットを用い、市販固形
飼料を対照標準食とし、桑葉粉末含有飼料(2.5%、
10%)を調製、3、7ないし20週摂餌後の各指標を
比較した。桑葉含有飼料摂食群の体重増加には影響な
く、消化管長及び重量の増加傾向、糞便排泄量及び糞便
中粗脂肪含有量の増加傾向、体脂肪蓄積の抑制傾向がみ
られた。この結果は、短期実験ではあるが、桑葉の食物
繊維をはじめとする成分が消化管機能に対して良好な影
響を与える可能性を示唆するものと考えられる。
【0078】(7)また桑葉が消化器系に及ぼす影響評
価として、腸内細菌への影響評価につき説明すると以下
のとおりである。
【0079】桑葉摂取の消化管に対する影響を腸内細菌
叢(フローラ)を指標として検討した。Wistar 系雄性
ラットを用い、標準飼料摂食群と5%桑葉摂食群におけ
る実験開始時、2週後及び5週後の腸内フローラ形成菌
Lactobacillus、Bacteroides 、Clostridium など12
菌種についての固定、菌数等の比較を行った。両群の摂
餌状況は良好で体重増加に差はなかった。両群共通のフ
ローラ優勢菌のうち有用菌である Lactobacillus の消
長、検出菌数には両群間に差を認めなかった。一方、有
害菌 Bacteroides の菌数は、対照群では経時的変動が
なかったが、桑葉飼料摂食群では5週後に10%減少し
ていた。また、有害菌 Clostridium の検出個体数は、
実験開始時は両群とも3/7であったが、2週後では対
照群2/7に対して桑葉摂食群では0/7であった。従
って、桑葉は腸内フローラ中の有害菌を減少させ、良好
なフローラの形成に役立つと期待される。
【0080】(8)さらに桑葉の老化抑制に及ぼす影響
評価につき説明すると以下のとおりである。
【0081】生体の老化や、発がん要因ともなるラジカ
ル形成に関連する過酸化脂質生成に対する、桑葉投与の
影響を化学的及び生物学的に検討した。豚脂に桑葉を加
え、経時的に過酸化物価及びチオバルビツール酸価(T
BA)を測定した結果、抗酸化能が観察された。抗酸化
能は、桑葉のエーテル及びエタノール抽出層に存在し、
複数の抗酸化能成分の存在が示唆された。抗酸化能の生
物学的評価のため、桑葉長期摂取病態モデルラット(S
HR、WBN)における血清TBA価、脳の消耗色素
(リポフスチン)を測定した結果では、桑葉投与群と対
照群に有意差は認められなかった。
【0082】(9)また桑葉の発がん抑制に及ぼす影響
評価につき説明すると以下のとおりである。
【0083】桑葉の発がん抑制効果についての in vivo
実験系による検討をしたところ、桑葉長期摂取の発が
ん過程に対する影響を知る目的で、ラット肝化学発がん
モデル及び肝がん高自然発生系マウスC3Hによる桑葉
混餌(5〜10%)投与の影響を検討した。その結果、
化学発がん剤(ジエチルニトロサミン、DEN)投与に
より誘発される発がん初期病変(酵素偏倚細胞巣、胎盤
型グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST−
P)陽性細胞巣)の発生は、桑葉投与群では減少傾向を
示し、腫瘍性結節の発生も抑制され、長期飼育系におい
ては担がん個体数の有意の減少が認められた。C3H系
マウスを用いた実験では、132週齢まで観察した結
果、桑葉混餌投与群では腫瘍死に到る進行肝癌の発生個
体数の明らかな減少を認めた。これらの結果から桑葉の
長期摂取は、肝発がん過程に対して抑制的に作用するこ
とが示唆された。
【0084】桑葉成分の細胞遺伝学的障害作用に対する
抑制効果の検討をしたところ、発がんの初期過程(イニ
シエーション)は、様々な化学物質、変異原物質により
誘発される細胞レベルでのDNA損傷として捉えられ
る。変異原物質誘発DNA損傷に対する桑葉中成分の抑
制効果を、ヒト及びチャイニーズ・ハムスターの培養細
胞を用い、染色体異常、遺伝子突然変異を指標として検
討した。その結果、桑葉の熱水、アセトン、ブタノー
ル各抽出画分には、染色体異常、突然変異誘発作用はな
く安全性が確認された。熱水・ブタノール抽出画分に
は、変異原物質メチル・ニトロ・ニトロソグアニジン
(MNNG)、過酸化水素及びマイトマイシンC等によ
る誘発染色体異常、姉妹染色体分体交換(SCE)など
に対する抑制作用(30〜70%)が認められた。突
然変異誘発試験系においても、桑葉抽出画分の変異誘発
抑制作用が認められた。これらの結果から、桑葉には変
異原物質による細胞レベルでの染色体異常、遺伝子突然
変異を抑制する成分の含まれている可能性が示唆され
た。
【0085】桑葉成分の変異原性試験法(Ames試
験)による抗変異原性の検討をしたところ、種々化学物
質による変異原性・遺伝子損傷作用の検索法である Sal
monella typhimurium を用いた in vitro 試験法(Am
es試験)を応用して、変異原物質による誘発変異の抑
制作用(抗変異原性)の検索を試みた。菌株培養液に桑
葉ならびに桑茶抽出エキス、諸種溶媒抽出画分を添加し
た際の、ベンツピレン(B[a]P)、イミダゾキノリ
ン(IQ)、ジニトロピレン(DNP)等数種の変異原
性物質による誘発変異の抑制効果を検討した。その結
果、桑葉のメタノール抽出エキスには変異原性はな
く、B[a]P及びIQによる変異原性に対する抑制効
果が認められた。桑葉及び桑茶のブタノール抽出画
分、アセトン抽出画分のB[a]P、IQ、DNP等に
おける変異原性の抑制効果が認められ、特にIQの変異
原性抑制効果は顕著であった。これらの結果から、桑葉
には数種変異原物質に対する抗変異原性成分の存在する
ことが示唆された。
【0086】さらに本発明における紫蘇葉には、以下に
示す成分が含有されており、種々の効用を有している。
【0087】白血球の機能を示す生理活性物質であるT
NF(腫瘍壊死因子)の産生状態を抑え、抗炎症作用の
強い効能を有している。
【0088】そこで紫蘇エキスと、ステロイド剤とが、
TNF産生を抑制するかの関係を示すと以下のとおりで
ある。
【0089】
【表3】
【0090】上記の表より、ステロイド剤が、TNFの
産生量を強力に抑え、99%の抑制率があるのに対し、
紫蘇エキスは約70%の抑制率であることが判明してい
る。
【0091】さらに紫蘇の成分である、紫蘇の精油の主
成分(約55%)が、ペリラアルデヒドという物質で、
この物質が強い防腐・制菌作用を有している。
【0092】また紫蘇の成分が、胃液の分泌を促進し、
消化吸収を高めて食欲を増進させる作用がある。さらに
胃腸の蠕動運動を活発にさせ、下痢や便秘の改善作用を
有している。
【0093】さらに紫蘇の成分が、発汗作用、解熱作
用、去痰作用、利尿作用を有している。
【0094】また紫蘇の成分が、漢方でいう気滞証(気
の流れの滞り)を改善する作用がある。
【0095】本発明における梅肉、梅仁には、以下に示
す成分があり、その成分により多数の効用があるが、そ
の中の主なものを列挙すると以下のとおりである。
【0096】第1に、梅肉には、クエン酸とリンゴ酸な
どを含んでおり、前記のクエン酸が、血液に溜った乳酸
を体外に追い出し、さらに新しく乳酸を産生するのを抑
制する作用を有している。従って血液がきれいになる。
【0097】第2に、疲労回復、イライラを解消する効
用がある。即ち梅肉に含まれているクエン酸などの有機
酸が胃腸の働きを活発にし、食欲を増進させ、疲労回復
に効果がある。さらに便秘を解消させ、満腹感による精
神安定作用と相まって、イライラも解消できる。またカ
ルシウムの吸収を増進させる効用がある。
【0098】第3に、梅肉には、含有されている酸味が
舌に触れると唾液の分泌が盛んになると共に、胃液も分
泌させるので、胃腸の働きが活発になり、消化が進んで
食欲が増進する。また腸の働きを円滑にするので、腸で
の水分の吸収が強すぎるときは、抑制し、弱すぎるとき
には、促進するなどの効果がある。その他に便秘や下
痢、肌荒れ防止作用を有している。
【0099】第4に、梅肉に含有されている成分が、体
内に入る有害物の除去とともに、さらに肝臓を助け、肝
臓を活発に働かせ、体内の有害物を除去する働きがあ
る。これに三毒(食べ物・血液・水の毒のことを云う)
を断つといわれる梅の解毒作用がある。
【0100】食物が原因となる毒は、梅肉の持つ強い抗
菌作用、整腸作用、食中毒などの解毒作用によって解消
する。
【0101】さらに梅肉の含有成分のクエン酸による代
謝とともに少量含有のピクリン酸による肝臓機能の活性
化などで解消する。
【0102】また梅肉成分が有する青酸配糖体の分解に
よる微量の青酸が各種機能の活性化を起こし、代謝を促
進し、含有するカルシウム、カリウム、マグネシウムな
どのミネラルによる不要な水分(不要なナトリウムを含
む)の除去作用を有し、さらに梅肉成分が有する強い抗
菌作用によって病原菌の除去作用をする。
【0103】第5に、梅肉の成分は、老化を防止し、美
容を保持する作用がある。梅肉の成分のクエン酸及び各
種の有機酸と、ミネラルのカルシウムなどが、老人の骨
粗鬆症を防止する。さらにクエン酸による乳酸の除去作
用により、皮膚の代謝が盛んとなり、梅肉成分の胆汁分
泌促進作用と相まって、皮膚の老化を防止する。また皮
膚の血液や体液の流れがよくなり美容にすぐれている。
【0104】第6に、梅肉の成分には、鎮痛・解熱・消
炎作用がある。即ち梅には強い痛みを止める鎮痛作用が
あり、腰痛、関節炎、リウマチ、がんの痛みまで広範囲
な鎮痛効果を有している。
【0105】さらに梅仁(種子)の成分には、アミグダ
リンがあり、杏仁水(鎮咳・鎮静剤)の原料になってい
る。
【0106】また前記のアミグダリンは、酵素のエムル
ジン、または薄い酸により分解されて、ベンズアルデヒ
ドと青酸及び2モルのグルコースとなる。前記の酵素と
薄い酸によって分解されて生じた微量の青酸は、身体の
組織の新陳代謝機能を高める効果がある。さらに梅仁に
含有成分であるアミグダリンには鎮痛・解熱・消炎作用
の外に制がん作用があるとの報告もある。
【0107】以上の外に、梅の水煎じ液は、腹水がんの
細胞に対し、抑制作用があり、またザルコーマ180
(がんの一種)に対して有効で、白血球を増強し免疫を
高める働きがある。子宮頸がん細胞に対しては、90%
以上の効果があることが知られている。
【0108】つぎに本発明を構成する緑茶には、数多く
の保健成分が含まれていることが知られている。さらに
緑茶には、抗菌作用の強いカテキン類が含まれており、
このカテキン類には過酸化脂質の抑制や、突然変異や、
がん化促進を抑制する作用が強いことが知られている。
【0109】
【発明の効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0110】本発明は、桑葉と、紫蘇葉と、梅肉と、梅
仁と、緑茶の粉末状食品素材を複数調合せしめて形成し
た健康食品であり、前記食品を体内に攝取すると、前記
の各食品素材の含有成分が、前述したような消化吸収抑
制作用、コレストロールを始めとする血中脂質代謝制御
作用、血糖制御作用、抗酸化作用、変異原性物質活性化
作用、発がん過程抑制作用など多数の効能を相乗的に発
揮し、健康を維持するすぐれた利点を併有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の桑葉、梅、梅、紫蘇葉等を素材と
する健康食品における各種食品素材に関する製法上の工
程と、製品にするまでの工程を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 35/78 ADN A61K 35/78 ADUD ADU A23L 2/00 F (56)参考文献 特開 平9−135671(JP,A) 特開 平8−298952(JP,A) 特開 平7−215884(JP,A) 特開 平6−237736(JP,A) 特開 平3−153629(JP,A) 特開 平3−15343(JP,A) 特開 平2−211841(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】桑葉の粉末状食品素材、梅肉及び
    粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材とを調合し
    たことを特徴とする健康食品。
  2. 【請求項2】桑葉のエキスである食品素材に、梅肉及び
    梅仁のエキスである食品素材と、紫蘇葉のエキスである
    食品素材とを調合したことを特徴とする健康飲料。
  3. 【請求項3】桑葉の粉末状食品素材に、梅肉及び梅仁の
    粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材と、緑茶の
    粉末状食品素材を調合したことを特徴とする健康食
    品。
  4. 【請求項4】の粉末状食品素材に、梅肉及び梅仁
    粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材とを調合し
    固めて錠剤にしたことを特徴とする健康食品。
  5. 【請求項5】桑葉のエキスである食品素材、梅肉及び
    梅仁のエキスである食品素材と、紫蘇葉のエキスである
    食品素材と、飲料水を調合したことを特徴とする健
    飲料。
  6. 【請求項6】葉の粉末状食品素材に、梅肉及び梅仁
    粉末状食品素材と、紫蘇葉の粉末状食品素材と、桑葉の
    エキスである食品素材と、梅肉及び梅仁のエキスである
    食品素材と、紫蘇葉のエキスである食品素材と、そば
    粉、うどん粉及びパン粉の中の何れか一種類の食品素材
    ものとを調合したことを特徴とす健康食品。
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