JP3315105B2 - ビニルピロリドン系重合体の製造法 - Google Patents
ビニルピロリドン系重合体の製造法Info
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Description
系重合体の製造法に関する。
ン共重合体等のビニルピロリドン系重合体は、生体適合
性、安全性、親水性等の長所、利点があることから、医
薬品、化粧品、粘接着剤、塗料、分散剤、インキ、電子
部品等の種々の分野で広く用いられている。また、ビニ
ルピロリドン系重合体の架橋体は、吸水・保水を要する
各種用途、例えば紙おむつ等の吸水性樹脂としても有用
なものである。ビニルピロリドン系重合体を製造する際
に用いられるN−ビニルピロリドンは、従来から、例え
ば、2−ピロリドンとアセチレンとを反応させる方法
(レッペ法)や、N−ヒドロキシエチルピロリドンの脱
水反応による方法によって工業的に製造されている。ま
た、これらの製法においてN−ビニルピロリドンの前駆
体である2−ピロリドンやN−ヒドロキシエチルピロリ
ドンはいずれも、通常、γ−ブチロラクトンから導かれ
るが、該γ−ブチロラクトンを製造するには、(1)ア
セチレンとホルムアルデヒドから1,4−ブタンジオー
ルを経由して得る方法、(2)ブタジエンと酢酸から
1,4−ブタンジオールを経由して得る方法、(3)無
水マレイン酸を水素添加する方法、等が知られている。
−ビニルピロリドンを重合させた場合、しばしば、得ら
れる重合体の分子量が上がりにくかったり、残存モノマ
ーが多量に混在したりすることがあった。このことは、
得られるビニルピロリドン系重合体の純度や収率を低下
させ、ひいてはその使用用途の制限や生産性の低下とい
った問題を招くと同時に、例えば、得られる重合体を架
橋させて吸水性樹脂とする場合に、吸水倍率やゲル強度
等の樹脂性能を低下させる原因となっていた。
しようとする課題は、所望の分子量で、残存モノマーが
少なく、例えば架橋させて吸水性樹脂とした場合にも優
れた性能を発揮しうる、ビニルピロリドン系重合体を得
ることができる、ビニルピロリドン系重合体の製造法を
提供することにある。
解決すべく鋭意検討を行った。その結果、N−ビニルピ
ロリドンの合成原料である2−ピロリドンやN−ヒドロ
キシエチルピロリドンが通常γ−ブチロラクトンから誘
導されることに着目し、N−ビニルピロリドン中のγ−
ブチロラクトン含有量が一定量より多くなると、N−ビ
ニルピロリドンの重合が阻害されやすいことを見いだし
た。また、N−ビニルピロリドンを得る際にアセチレン
を原料として使用した場合、例えば、N−ビニルピロリ
ドンの中間原料であるγ−ブチロラクトンを製造する際
にアセチレンを用いたり、2−ピロリドンとアセチレン
との反応によりN−ビニルピロリドンを製造したりする
と、N−ビニルピロリドンが核メチル化された副生物が
生じ、該副生物がN−ビニルピロリドンの重合を阻害す
ることを見いだした。本発明は、これらの知見に基づき
完成した。
ン系重合体の製造法は、γ−ブチロラクトンから誘導さ
れたN−ヒドロキシエチルピロリドンを気相脱水反応さ
せて得られたN−ビニルピロリドンを含む重合性単量体
成分を重合するビニルピロリドン系重合体の製造法にお
いて、前記γ−ブチロラクトンとして、無水マレイン酸
から誘導されたγ−ブチロラクトンを用い、かつ、前記
N−ビニルピロリドンとして、γ−ブチロラクトンの含
有量が500ppm以下であるN−ビニルピロリドンを
用いること、を特徴とする。
ついて詳しく説明する。本発明においては、第一に、γ
−ブチロラクトンの含有量が500ppm以下であるN
−ビニルピロリドンを用いることが重要である。N−ビ
ニルピロリドンを合成する際には、通常、γ−ブチロラ
クトンを経由するため、得られるN−ビニルピロリドン
中にγ−ブチロラクトンが残留する場合があるが、N−
ビニルピロリドン中に含まれるγ−ブチロラクトン量が
500ppmを越えると、N−ビニルピロリドンの重合
反応が阻害されることとなる。γ−ブチロラクトンの含
有量を500ppm以下に低減する方法には特に制限は
ないが、例えば、N−ビニルピロリドンの製造工程にお
いて、前駆体として2−ピロリドンを経由する場合に
は、γ−ブチロラクトンに対し過剰量のアンモニアを用
いたり、また、前駆体としてN−ヒドロキシエチルピロ
リドンを経由する場合には、γ−ブチロラクトンに対し
過剰量のエタノールアミンを用いたりして、γ−ブチロ
ラクトンの転化を促進することにより、N−ビニルピロ
リドン中のγ−ブチロラクトン含有量を低減させること
ができる。また、蒸留や晶析等の従来公知の精製方法に
より、N−ビニルピロリドンやその前駆体である2−ピ
ロリドン、N−ヒドロキシエチルピロリドンに含有され
るγ−ブチロラクトン含有量を低減させてもよい。
原料とせずに得られたN−ビニルピロリドンを用いるこ
とが重要である。これにより、N−ビニルピロリドンが
核メチル化された副生物、具体的には、N−ビニル−3
−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−4−メチル−
2−ピロリドンおよびN−ビニル−5−メチル−2−ピ
ロリドンの副生を抑制することができ、ひいては、N−
ビニルピロリドンの重合を阻害するという該副生物が引
き起こす悪影響を防ぐことができるのである。さらに詳
しくは、アセチレンは、N−ビニルピロリドンの製造プ
ロセスにおいて、例えば(1)2−ピロリドンをアセチ
レンによりビニル化する工程、(2)N−ビニルピロリ
ドンの合成原料である2−ピロリドンあるいはN−ヒド
ロキシエチルピロリドンの前駆体として用いられるγ−
ブチロラクトンを得るために、ホルムアルデヒドとアセ
チレンとから1,4−ブタンジオールを合成する工程、
等で使用される可能性があるが、いずれの工程における
アセチレンの使用も避けることが重要である。
含有量が500ppm以下であり、かつ、アセチレンを
原料とせずに得られたN−ビニルピロリドンを用いるこ
とが最も好ましい。本発明において用いられるN−ビニ
ルピロリドンを得る際の製造法は、前述のようにアセチ
レンを使用しない方法であれば、特に制限されるもので
はないが、N−ヒドロキシエチルピロリドンを気相脱水
反応させる方法が好ましい。さらには、N−ヒドロキシ
エチルピロリドンの前駆体であるγ−ブチロラクトン
は、無水マレイン酸から誘導されたものを用いることが
好ましい。N−ヒドロキシエチルピロリドンを気相脱水
反応させる具体的な方法については、特に制限はなく、
例えば、特開平8−141402号公報や特許第293
9433号公報で報告された方法を採用すればよい。
ピロリドンは、純度が99.7重量%以上であることが
好ましい。純度が99.7重量%未満のN−ビニルピロ
リドンを用いて重合を行うと、γ−ブチロラクトンや核
メチル化されたN−ビニルピロリドン以外の未だ特定で
きていない不純物の影響で、N−ビニルピロリドンの重
合が阻害されることがあり、好ましくない。本発明の製
造法は、前記N−ビニルピロリドンを含む重合性単量体
成分を重合するものである。重合性単量体成分は、少な
くとも前記N−ビニルピロリドンを含有していれば特に
制限されるものではなく、例えば、N−ビニルピロリド
ンを単独で用いてもよいし、N−ビニルピロリドンと共
重合可能な任意の重合性単量体を併用してもよい。な
お、N−ビニルピロリドン以外の重合性単量体を共重合
させる場合、重合性単量体成分中のN−ビニルピロリド
ン含有量は、特に限定されるものではないが、例えば、
前記重合性単量体成分中のN−ビニルピロリドン含有量
を50重量%以上とすることが好ましく、90重量%以
上とすることがより好ましい。
性単量体としては、特に限定されることはなく、具体的
には、例えば、1)(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、
(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシエチル等の(メタ)アクリル酸エステル
類;2)(メタ)アクリルアミド、および、N−モノメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−モノエチル(メタ)
アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルア
ミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体類;3)(メ
タ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリルアミド、ビニルピリジン、ビニ
ルイミダゾール等の塩基性不飽和単量体およびその塩ま
たは第4級化物;4)ビニルホルムアミド、ビニルアセ
トアミド、ビニルオキサゾリドン等のビニルアミド類;
5)(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フ
マル酸等のカルボキシル基含有不飽和単量体およびその
塩;6)無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和無
水物類;7)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニ
ルエステル類;8)ビニルエチレンカーボネートおよび
その誘導体;9)スチレンおよびその誘導体;10)
(メタ)アクリル酸−2−スルホン酸エチルおよびその
誘導体;11)ビニルスルホン酸およびその誘導体;1
2)メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブ
チルビニルエーテル等のビニルエーテル類;13)エチ
レン、プロピレン、オクテン、ブタジエン等のオレフィ
ン類;等が挙げられる。これらのうち、N−ビニルピロ
リドンとの共重合性等の点からは、1)〜8)が特に好
適である。これらは、1種のみを用いてもよいし、2種
以上を混合してN−ビニルピロリドンと共重合させても
よい。
少なくとも2個の重合性二重結合基を有する架橋性単量
体をN−ビニルピロリドンと共重合させることが好まし
く、この架橋性単量体は前記の種々の重合性単量体とと
もに共重合してもよい。適量の架橋性単量体をN−ビニ
ルピロリドンとともに重合させることによって、任意の
架橋構造を形成して、水不溶性および/または水膨潤性
を有する吸水性樹脂を得ることができる。該吸水性樹脂
は、吸水・保水を要する各種用途、例えば紙おむつ等の
吸水剤として有用なものである。前記架橋性単量体とし
ては、具体的には、例えば、N,N’−メチレンビス
(メタ)アクリルアミド、(ポリ)エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ
(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリ
レート、グリセリンアクリレートメタクリレート、エチ
レンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、トリアリルホスフェート、トリア
リルアミン、ポリ(メタ)アリロキシアルカン、ジビニ
ルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルキシレン、ジ
ビニルナフタレン、ジビニルエーテル、ジビニルケト
ン、トリビニルベンゼン、トリレンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。これ
らは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用して
もよい。
に制限はなく、使用目的に応じて適宜調整すればよい。
例えば、N−ビニルピロリドン100重量部に対して架
橋性単量体を0.0001〜10重量部、好ましくは
0.01〜1重量部共重合させると、吸水倍率やゲル強
度に優れた架橋重合体を得ることができる。本発明にお
ける重合反応の方法は、特に制限されるものではなく、
例えば、溶液重合、乳化重合、懸濁重合、沈殿重合等の
従来公知の重合方法によって行うことができる。前記重
合反応に用いる溶媒としては、好ましくは水が挙げられ
るが、水に溶解する溶媒、例えば、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、ジエチレングリコール等のアルコール類
等から選ばれる単独あるいは2種以上を水と混合して用
いることもできる。特に、イソプロピルアルコール、n
−ブチルアルコール等の溶媒を水と混合して使用する
と、共沸作用により水の沸点、すなわち重合温度が低く
なるので、副反応を抑制する点から好ましい。
度や圧力等の反応条件は、特に制限されるものではな
い。例えば、反応温度は、20〜150℃、反応系内の
圧力は、常圧または減圧とすることが好ましい。前記重
合反応を行う際には、重合開始剤を用いることができ
る。重合開始剤としては、加熱等によってラジカルが発
生するものであれば、特に限定されないが、室温で5重
量%以上の濃度で水に均一に溶解する水溶性開始剤が好
ましい。具体的には、例えば、過酸化水素、t−ブチル
ヒドロパーオキシド等の過酸化物;2−(カルバモイル
アゾ)イソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−
アミジノプロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス(2
−メチル−N−フェニルプロリオンアミジン)2塩酸
塩、2,2’−アゾビス〔2−(N−アリルアミジノ)
プロパン〕2塩酸塩、2,2’−アゾビス〔2−(5−
ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン
−2−イル)プロパン〕2塩酸塩、2,2’−アゾビス
〔2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕2塩
酸塩、2,2’−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒ
ドロキシエチル)プロピオンアミド〕等のアゾ化合物;
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウ
ム等の過硫酸塩類;アスコルビン酸と過酸化水素、スル
ホキシル酸ナトリウムとt−ブチルヒドロパーオキシ
ド、過硫酸塩と金属塩等の、酸化剤と還元剤とを組み合
わせてラジカルを発生させる酸化還元型開始剤;等が挙
げられる。これらは、1種のみを用いてもよいし、2種
以上を併用してもよい。
限定されないが、重合性単量体成分に対して0.002
〜15重量%が好ましく、0.01〜5重量%がさらに
好ましい。前記重合反応を行う際には、重合反応の促進
あるいはN−ビニルピロリドンの加水分解を防止する目
的で、従来公知の塩基性pH調節剤を使用することもで
きる。pH調節剤の添加は任意の方法で行うことがで
き、例えば、重合初期より系内に仕込んでおいてもよい
し、重合中に逐次添加してもよい。pH調節剤として
は、具体的には、アンモニア、脂肪族アミン、芳香族ア
ミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げら
れ、これらの中でも特にアンモニアが好ましい。これら
は、1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用しても
よい。pH調節剤を用いる場合、その使用量については
特に限定されないが、重合時の溶液が5〜10のpH領
域、好ましくは7〜9のpH領域となるように使用する
のがよい。
進等の目的で、従来公知の遷移金属塩を使用することも
できる。遷移金属塩としては、具体的には、銅、鉄、コ
バルト、ニッケル等のカルボン酸塩や塩化物等が挙げら
れ、これらは、1種のみを用いてもよいし、2種以上を
併用してもよい。遷移金属塩を用いる場合、その使用量
については特に限定されないが、重合性単量体成分に対
して重量比で0.1〜20000ppbが好ましく、1
〜5000ppbがさらに好ましい。前記重合反応を行
う際には、前記重合開始剤および必要に応じて前記pH
調節剤、前記遷移金属塩の他に、必要に応じて、任意の
連鎖移動剤、緩衝剤等を用いることもできる。
み成分の添加方法は特に限定されず、回分式や連続式等
の任意の方法で行うことができる。
ついて説明するが、本発明は該実施例により何ら制限さ
れるものではない。N−ビニルピロリドンおよび実施例
および比較例で得られたビニルピロリドン系重合体は、
以下の方法で分析した。(ビニルピロリドン系重合体の
K値) ビニルピロリドン系重合体を水に1重量%の濃
度で溶解させ、その溶液の粘度を25℃において毛細管
粘度計によって測定し、この測定値を用いて次のフィケ
ンチャー式から計算した。K値が高いほど、分子量が高
いと言える。 (logηrel)/C=〔(75Ko2)/(1+1.
5Ko C)〕+KoK=1000Ko (但し、Cは、溶液100ml中のg数を示し、ηre
lは、溶媒に対する溶液の粘度を示す) (N−ビニルピロリドンの不純物組成、純度、および未
反応のN−ビニルピロリドン残存量) 以下の条件の液
体クロマトグラフィーにて測定した。
C C18 UG12」 溶媒:20mmol/L、1−ヘプタンスルホン酸ナト
リウム水溶液/メタノール(体積比95/5)溶液 温度:20℃ 流量:0.1ml/分 〔N−ビニルピロリドンの製造例1〕無水マレイン酸を
原料として誘導されたN−(2−ヒドロキシエチル)−
2−ピロリドンを気相脱水することによって粗製N−ビ
ニルピロリドンを得た。この粗製N−ビニルピロリドン
を、初期留出物の排除率が蒸留前原液に対して20重量
%、収率が蒸留前原液に対して60重量%となるように
蒸留精製して、表1に示す不純物組成のN−ビニルピロ
リドン(NVP−A1)を得た。
留出物の排除率が蒸留前原液に対して10重量%、収率
が蒸留前原液に対して70重量%となるように蒸留精製
したこと以外は製造例1と同様にして、表1に示す不純
物組成のN−ビニルピロリドン(NVP−A2)を得
た。 〔N−ビニルピロリドンの比較製造例1〕製造例1で得
られたN−ビニルピロリドン(NVP−A1)に、γ−
ブチロラクトンを520ppm添加して、表1に示す不
純物組成のN−ビニルピロリドン(NVP−B)を得
た。
初期留出物の排除率が蒸留前原液に対して3重量%、収
率が蒸留前原液に対して77重量%となるように蒸留精
製したこと以外は製造例1と同様にして、表1に示す不
純物組成のN−ビニルピロリドン(NVP−C)を得
た。 〔N−ビニルピロリドンの比較製造例3〕アセチレン法
にて得られたγ−ブチロラクトンを原料として誘導され
たN−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリドンを気
相脱水することによって粗製N−ビニルピロリドンを得
たこと以外は製造例1と同様にして、表1に示す不純物
組成のN−ビニルピロリドン(NVP−D)を得た。
アセチレン法にて得られたγ−ブチロラクトンを原料と
して誘導された2−ピロリドンを、アセチレンと反応さ
せて、表1に示す不純物組成のN−ビニルピロリドン
(NVP−E)を得た。
度計、冷却管および窒素ガス導入管を備えた500ml
のフラスコに、水270gおよび10ppm酢酸銅水溶
液0.6gを入れ、窒素ガスを導入し、攪拌しながら、
フラスコ内温が100℃になるように加熱した。このフ
ラスコ内に、2%アンモニア水3g、製造例1で得られ
たN−ビニルピロリドン(NVP−A1)21gおよび
4%過酸化水素水1gを、それぞれ5分毎に6回供給
し、重合させた。同温度で2時間攪拌して重合を完結さ
せ、ポリビニルピロリドン水溶液を得た。得られたポリ
ビニルピロリドン水溶液に含まれる未反応のN−ビニル
ピロリドン残存量は2ppmであった。また、得られた
ポリビニルピロリドン水溶液のK値は30であった。
ルピロリドン(NVP−A2)を用いたこと以外は実施
例1と同様にして重合を行い、ポリビニルピロリドン水
溶液を得た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に含
まれる未反応のN−ビニルピロリドン残存量は7ppm
であった。また、得られたポリビニルピロリドン水溶液
のK値は29であった。 〔比較例1〕比較製造例1で得られたN−ビニルピロリ
ドン(NVP−B)を用いたこと以外は実施例1と同様
にして重合を行い、ポリビニルピロリドン水溶液を得
た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に含まれる未
反応のN−ビニルピロリドン残存量は18ppmであっ
た。また、得られたポリビニルピロリドン水溶液のK値
は28であった。
ビニルピロリドン(NVP−C)を用いたこと以外は実
施例1と同様にして重合を行い、ポリビニルピロリドン
水溶液を得た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に
含まれる未反応のN−ビニルピロリドン残存量は39p
pmであった。また、得られたポリビニルピロリドン水
溶液のK値は27であった。 〔比較例3〕比較製造例3で得られたN−ビニルピロリ
ドン(NVP−D)を用いたこと以外は実施例1と同様
にして重合を行い、ポリビニルピロリドン水溶液を得
た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に含まれる未
反応のN−ビニルピロリドン残存量は48ppmであっ
た。また、得られたポリビニルピロリドン水溶液のK値
は25であった。
ビニルピロリドン(NVP−E)を用いたこと以外は実
施例1と同様にして重合を行い、ポリビニルピロリドン
水溶液を得た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に
含まれる未反応のN−ビニルピロリドン残存量は52p
pmであった。また、得られたポリビニルピロリドン水
溶液のK値は25であった。 〔実施例3〕実施例1と同一のフラスコに、水320g
を入れ、窒素ガスを導入し、攪拌しながら、フラスコ内
温が70℃になるように加熱した。このフラスコ内に、
製造例1で得られたN−ビニルピロリドン(NVP−A
1)80gおよび2,2’−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)2塩酸塩0.16gを、30分間かけて系内に
供給し、重合させた。同温度で2時間加熱した後、内温
を100℃まで昇温し、さらに1時間加熱して重合を完
結させ、ポリビニルピロリドン水溶液を得た。得られた
ポリビニルピロリドン水溶液に含まれる未反応のN−ビ
ニルピロリドン残存量は82ppmであった。また、得
られたポリビニルピロリドン水溶液のK値は91であっ
た。
ビニルピロリドン(NVP−C)を用いたこと以外は実
施例3と同様にして重合を行い、ポリビニルピロリドン
水溶液を得た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に
含まれる未反応のN−ビニルピロリドン残存量は390
ppmであった。また、得られたポリビニルピロリドン
水溶液のK値は89であった。 〔比較例6〕比較製造例4で得られたN−ビニルピロリ
ドン(NVP−E)を用いたこと以外は実施例3と同様
にして重合を行い、ポリビニルピロリドン水溶液を得
た。得られたポリビニルピロリドン水溶液に含まれる未
反応のN−ビニルピロリドン残存量は620ppmであ
った。また、得られたポリビニルピロリドン水溶液のK
値は86であった。
ルピロリドン(NVP−A1)30重量部、テトラアリ
ロキシエタン0.053重量部、水70重量部からなる
単量体水溶液を調整し、窒素をバブリングして溶存酸素
を追い出した。この単量体水溶液を窒素雰囲気下で50
℃に加熱し、重合開始剤である2,2’−アゾビス(2
−アミジノプロパン)2塩酸塩0.027重量部を添加
したところ、2時間後に重合が開始し、3時間30分後
にゲル化が起こった。ゲル化後、系内の温度を80℃に
昇温し、重合開始剤を添加してから5時間30分後に反
応を終了した。得られた含水ゲル状重合体を細かく裁断
し、150℃の熱風乾燥機中で2時間乾燥させ、さらに
粉砕して850ミクロンの金網通過物を分取して、吸水
性ポリビニルピロリドン系重合体を得た。得られた重合
体は、自重に対して21.8g/gの生理食塩水(0.
9%食塩水)を吸収・保持できるものであった。
ビニルピロリドン(NVP−E)を用いたこと以外は実
施例4と同様にして重合を行った。実施例4と同様に重
合開始剤を添加してから5時間30分後に反応を終了し
たが、実施例4に比べて重合速度が遅く、得られた含水
ゲル状重合体は実施例4で得られたものより柔らかかっ
た。この含水ゲル状重合体を実施例4と同様に、裁断、
乾燥、粉砕、分取して、比較重合体を得た。得られた重
合体は、自重に対して7.7g/gの生理食塩水(0.
9%食塩水)しか吸収・保持できなかった。
造法によれば、N−ビニルピロリドンが核メチル化され
た副生物やγ−ブチロラクトンによってN−ビニルピロ
リドンの重合反応が阻害されることを抑制し、所望の分
子量で、残存モノマーが少なく、例えば架橋させて吸水
性樹脂とした場合にも優れた性能を発揮しうる、ビニル
ピロリドン系重合体を得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】γ−ブチロラクトンから誘導されたN−ヒ
ドロキシエチルピロリドンを気相脱水反応させて得られ
たN−ビニルピロリドンを含む重合性単量体成分を重合
するビニルピロリドン系重合体の製造法において、前記γ−ブチロラクトンとして、無水マレイン酸から誘
導されたγ−ブチロラクトンを用い、かつ、 前記N−ビ
ニルピロリドンとして、γ−ブチロラクトンの含有量が
500ppm以下であるN−ビニルピロリドンを用いる
ことを特徴とする、ビニルピロリドン系重合体の製造
法。 - 【請求項2】前記N−ビニルピロリドンの純度が99.
7重量%以上である、請求項1に記載のビニルピロリド
ン系重合体の製造法。 - 【請求項3】前記重合性単量体成分が架橋性単量体をも
含み、水不溶性および/または水膨潤性のビニルピロリ
ドン系重合体を得る、請求項1または2に記載のビニル
ピロリドン系重合体の製造法。
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