JP3117619B2 - (メタ)アクリル酸系(共)重合体の製造方法 - Google Patents

(メタ)アクリル酸系(共)重合体の製造方法

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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/04Acids, Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F20/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(メタ)アクリル酸系
重合体もしくは(メタ)アクリル酸系共重合体を製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル酸重合体、メタクリル酸重合
体、アクリル酸−マレイン酸共重合体、アクリル酸−フ
マル酸共重合体、アクリル酸−イタコン酸共重合体等の
いわゆる(メタ)アクリル酸系(共)重合体の製造は、
一般に原料モノマーを水性媒体中で重合反応させること
により行なわれ、その際に各種の重合開始剤が併用さ
れ、そのような重合開始剤として過酸化水素が価格や操
作性等の面から汎用されている(例えば、特公昭56−
54005号、特公昭62−56890号、特公平3−
14046号の各公報などが挙げられる)。
【0003】重合開始剤としての過酸化水素は、系中に
5〜80モル%(対モノマー)程度併用されるのが一般
的であるが、反応後、系中に数%程度残存し、これを還
元する目的で(重)亜硫酸塩(主としてナトリウム塩で
あり、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウ
ム)を添加することが行なわれているが、残存している
過酸化水素と当モル量の(重)亜硫酸塩を過不足なく添
加することは非常に困難であり、還元を充分に行なうた
めに亜硫酸水素ナトリウム等の(重)亜硫酸塩をやや過
剰に添加するのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、(メタ)アク
リル酸系(共)重合体は反応後も水性媒体中で(すなわ
ち水溶液の形態で)保存され、流通されるが、最終に目
的物の製造に供されるまでに比較的長い時間を要する。
しかしながら、前記したような従来の方法では、過酸化
水素の還元に消費された亜硫酸水素ナトリウムは硫酸ナ
トリウム(芒硝)に転換し、また過剰分の亜硫酸水素ナ
トリウムも保存中に時間の経過と共に硫酸ナトリウムに
転換する。そして低温で(メタ)アクリル酸系(共)重
合体水溶液が貯蔵されると、特に、長期に渡って低温で
保存されると、硫酸ナトリウムが析出し、(メタ)アク
リル酸系(共)重合体の品質を著しく損なう。
【0005】また、(メタ)アクリル酸系(共)重合体
に防菌剤、防カビ剤を添加して製品化するような場合に
は、亜硫酸水素ナトリウムが存在すると、それらの効果
を著しく低下させてしまうという問題がある。
【0006】このような状況から、過酸化水素の還元を
その他の化学薬剤で行なうことも考えられるが、製品に
及ぼす影響や操作性等の面から未だ満足のゆく還元剤は
見出されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
の結果、過酸化水素を従来のような化学的な分解ではな
く、過酸化水素分解酵素の一種であるカタラーゼを利用
した生物化学的な方法により過酸化水素を分解すること
により、硫酸ナトリウムが析出せず低温安定性に優れ、
且つ防菌剤、防カビ剤を併用する場合にその効果を損な
わない(メタ)アクリル酸系(共)重合体が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、水性媒体中で、過酸化水
素を重合開始剤として(メタ)アクリル酸又は(メタ)
アクリル酸及び(メタ)アクリル酸と共重合可能な単量
体を(共)重合させた後、反応系中に残存する過酸化水
素をカタラーゼにより分解することを特徴とする(メ
タ)アクリル酸系(共)重合体の製造方法を提供するも
のである。ここで、(メタ)アクリル酸とはメタクリル
酸、アクリル酸及びこれらの誘導体を意味する。
【0009】本発明の対象とする(共)重合反応は、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸の重合体、又はアクリル
酸もしくはメタクリル酸とこれらと共重合可能な単量体
との共重合体を製造するものであって、水性媒体中で過
酸化水素を重合開始剤として使用するものであれば、特
に限定されない。
【0010】アクリル酸もしくはメタクリル酸と共重合
可能な単量体としては、(メタ)アクリル酸のアルカリ
金属塩及びアンモニウム塩、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−アミノエチ
ル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル等の(メ
タ)アクリル酸−置換基含有アルキルエステル、(メ
タ)アクリル酸のエチレンオキサイド付加物で末端が水
酸基又はメトキシ基等である(メタ)アクリル酸アルキ
レンオキシド付加物もしくはその誘導体、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸及びそれらのアルカリ金属塩、ス
チレンスルホン酸及びそのアルカリ金属塩等の芳香族ビ
ニル系単量体、アクリルアミド、メタクリルアミド、2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、
(メタ)アクリルアミドジメチルアミノプロピル等のア
ミド基含有単量体、アリルアルコール及びアリルアルコ
ールのエチレンオキサイド付加物で末端が水酸基又はメ
トキシ基であるもの等が挙げられる。もちろんこれらの
単量体以外にも水溶性の共重合体を提供し得るものであ
れば使用でき、これらは1種だけ用いてもよいし、或い
は複数種を併用してもよい。
【0011】また、これらのアクリル酸もしくはメタク
リル酸と共重合可能な単量体は、アクリル酸もしくはメ
タクリル酸と任意のモノマー比で用いることができる。
【0012】重合開始剤である過酸化水素は、単独で使
用してもよいし、他の水溶性重合開始剤と併用してもよ
い。その他の水溶性重合開始剤としては、過硫酸カリウ
ム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸
塩、アゾビスシアノ吉草酸等の水溶性アゾ開始剤、スク
シニックアシドパーオキサイド等の水溶性有機過酸化物
等が挙げられる。過酸化水素の使用量は目的とする
(共)重合体の分子量及び使用する単量体の種類により
任意に選択できるが、(共)重合転化率を上げる目的及
び多量に過酸化水素を残存させないために5〜80モル
%(対モノマー)、好ましくは20〜60モル%(対モ
ノマー)使用する。
【0013】過酸化水素は操作性、安全性の面から、3
0〜40重量%水溶液を使用するのが好ましく、添加方
法は特に限定されないが、(共)重合転化率を上げる目
的で4〜10時間かけて添加するのが好ましい。過酸化
水素の添加は連続的に行なってもよいし分割して行なっ
てもよい。
【0014】重合温度は50〜120℃の範囲とするこ
とができるが、常圧下、水の沸騰温度近傍で行なうのが
経済的な面で好ましい。
【0015】また、過酸化水素を重合開始剤とする
(共)重合反応の具体的な条件や装置も限定されず、用
いるモノマーに応じて設定すればよい。
【0016】本発明に用いられるカタラーゼは、過酸化
水素を分解して水と酸素に分解するものであり、動物、
植物、微生物由来のものが多数知られている。本発明に
おいてはカタラーゼの由来は限定されないが、至適p
H、至適温度等を幅広く選択できる点で微生物由来のも
のが好適に使用される。特に、(メタ)アクリル酸系
(共)重合体の重合反応は加熱下に行なわれるため、こ
れを冷却する工程を短縮するために20〜80℃で充分
な活性を示すカタラーゼを使用するのが好ましい。特
に、特開平5−153975号公報に記載されているよ
うな80℃でも高い活性を示す耐熱性カタラーゼを用い
るのが好ましい。また、至適pH範囲も広いものが好ま
しく、更に特開昭63−3788号公報に記載されてい
るような耐塩性カタラーゼを用いることもできる。
【0017】本発明において、カタラーゼの添加量は残
存する過酸化水素の量により左右されるが、一般に残存
過酸化水素量に対して0.03〜30重量%程度であ
る。
【0018】カタラーゼの活性は所定量の過酸化水素を
含有している基質へカタラーゼを添加し、5分間反応
後、残存基質過酸化水素をチオ硫酸ナトリウムで滴定す
ることによりカタラーゼによって分解された過酸化水素
量を求める。活性は1分間に1マイクロモルの過酸化水
素を分解するときを1単位(U)とした。本発明の使用
するカタラーゼの活性は、特に限定されないが2万〜5
万U/ml(市販品、原液)の活性を有しているものが
好ましい。
【0019】カタラーゼは市販品の原液をそのまま添加
してもかまわないが、過酸化水素分解時に発生する酸素
による発泡を抑制する目的で原液を0.1〜20重量%
水溶液として使用するのが好ましい。カタラーゼの添加
も連続的に行なってもよいし分割して行なってもよい。
【0020】また、カタラーゼは担体に担持させた状
態、いわゆる固定化酵素として、例えば膜やカラムの状
態で使用することもできる。
【0021】カタラーゼ添加後、系中の過酸化水素が分
解されたかどうかは、系中の残留過酸化水素を前記のヨ
ウ素滴定法で定量することにより確認できる。また、製
品化の際には、系中に存在するカタラーゼを適当な方
法、例えば加熱により失活させればよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、低温貯蔵後も芒硝等の
析出物のない安定性に優れた(メタ)アクリル酸系
(共)重合体が得られる。
【0023】また、従来過酸化水素の還元に用いられて
いる亜硫酸水素ナトリウムは、この種の(共)重合体に
配合される抗菌剤、抗カビ剤の作用を低下させるが、本
発明の方法によって得られた(共)重合体は、抗菌剤等
の本来の効力を充分に発揮させることができる。
【0024】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0025】実施例1 滴下ロート、温度計、還流冷却管、窒素導入管及び攪拌
器を供えた反応装置に、無水マレイン酸307g(3.
13モル)とイオン交換水307gを入れ、攪拌下に4
9%苛性ソーダ水溶液290.3gを加え、マレイン酸
ナトリウム水溶液を調製し、窒素を導入しつつ100℃
まで昇温した。次に攪拌下に、80%アクリル酸水溶液
93.9g(1.04モル)及び重合開始剤として35
%過酸化水素水223.1gをそれぞれ別の滴下ロート
より6時間かけて滴下し、共重合反応を行なった。滴下
終了後、100℃で2時間熟成させ、更に冷却しながら
49%苛性ソーダ水溶液136g及びイオン交換水6
2.7gを加え、固形分濃度40%の共重合体水溶液を
得た。この時の水溶液のpHは7.0で、残存している
過酸化水素量は4500ppmであった。冷却終了後、
市販のカタラーゼ水溶液(三菱ガス化学 (株) 製「アス
クスーパー25」、カタラーゼ活性:2.5万U/m
l)0.41g(共重合体水溶液重量に対して300p
pm)をイオン交換水10gで希釈した液を共重合体水
溶液に2時間かけて均一に滴下した。カタラーゼ希釈水
溶液滴下時、反応系内は分解ガスによる発泡増量はみら
れなかった。また、滴下後の共重合体水溶液中の残存過
酸化水素はヨウ素滴定法では検出されなかった。
【0026】このようにして得た共重合体水溶液は、−
10℃、10日間の保存後も析出物は認められず、低温
安定性が良好であった。また、抗菌剤としてプロキセル
BDN(ゼネカ (株) 製)0.70g(共重合体水溶液
重量に対して500ppm)を1%苛性ソーダ6.30
gに溶解させた溶液を添加混合した。その結果、この共
重合体水溶液の微生物抵抗性試験において、1日以内に
菌は全て死滅した。すなわち、本発明の方法ではなんら
抗菌剤の効果が損なわれていないことがわかる。
【0027】実施例2 滴下ロート、温度計、還流冷却管、窒素導入管及び攪拌
器を供えた反応装置に、イオン交換水124.9gを仕
込み、窒素を導入しつつ100℃まで昇温した。ここへ
攪拌下に80%アクリル酸380.5gと49%苛性ソ
ーダ水溶液249.6g及び重合開始剤として35%過
酸化水素水177.9gをそれぞれ別の滴下ロートより
10時間かけて滴下し、重合反応を行なった。滴下終了
後、更に100℃で3時間熟成させた後、49%苛性ソ
ーダ水溶液78.5gを加え、40℃まで冷却し、固形
分濃度40%の重合体水溶液を得た。この時の水溶液の
pHは9.0で、残存している過酸化水素量は5500
ppmであった。冷却終了後、市販のカタラーゼ水溶液
(三菱ガス化学 (株) 製「アスクスーパー25」、カタ
ラーゼ活性:2.5万U/ml)0.29g(重合体水
溶液重量に対して300ppm)をイオン交換水10g
で希釈した液を重合体水溶液に2時間かけて均一に滴下
した。カタラーゼ希釈水溶液滴下時、反応系内は分解ガ
スによる発泡増量はみられなかった。また、滴下後の重
合体水溶液中の残存過酸化水素はヨウ素滴定法では検出
されなかった。
【0028】このようにして得た重合体水溶液は、−1
0℃、10日間の保存後も析出物は認められず、低温安
定性が良好であった。また、抗菌剤としてプロキセルB
DN(ゼネカ (株) 製)0.49g(重合体水溶液重量
に対して500ppm)を1%苛性ソーダ4.41gに
溶解させた溶液を添加混合した。その結果、この重合体
水溶液の微生物抵抗性試験において、1日以内に菌は全
て死滅した。すなわち、本発明の方法ではなんら抗菌剤
の効果が損なわれていないことがわかる。
【0029】実施例3 実施例1と同様の方法により、過酸化水素が残存してい
る共重合体水溶液を得た。その共重合体水溶液を40℃
に調整した後、市販のカタラーゼ水溶液(三菱ガス化学
(株) 製「アスクスーパー25」、カタラーゼ活性:
2.5万U/ml)0.41g(共重合体水溶液重量に
対して300ppm)をイオン交換水10gで希釈した
液を、ほぼ等量ずつに3分割して20分毎に1つずつ投
入し、更に1時間反応を進行させた。カタラーゼ希釈水
溶液滴下時、反応系内は分解ガスによる発泡増量はみら
れなかった。また、滴下後の共重合体水溶液中の残存過
酸化水素はヨウ素滴定法では検出されなかった。
【0030】実施例4 実施例1と同様の方法により、過酸化水素が残存してい
る共重合体水溶液を得た。その共重合体水溶液を30℃
に調整した後、市販のカタラーゼ水溶液(阪急バイオ
(株) 製「カタラーゼU5L」、カタラーゼ活性:5万
U/ml)0.41g(共重合体水溶液重量に対して3
00ppm)をイオン交換水10gで希釈した液を、2
時間かけて均一に滴下した。カタラーゼ希釈水溶液滴下
時、反応系内は分解ガスによる発泡増量はみられなかっ
た。また、滴下後の共重合体水溶液中の残存過酸化水素
はヨウ素滴定法では検出されなかった。
【0031】比較例1 実施例1と同様の方法により、過酸化水素が残存してい
る共重合体水溶液を得た。その共重合体水溶液を30℃
に調整した後、35%亜硫酸水素ナトリウム水溶液6
5.6g(残存過酸化水素に対して1.2倍モル)を攪
拌しながら0.5時間かけて添加した。滴下後の共重合
体水溶液中の残存過酸化水素はヨウ素滴定法では検出さ
れなかった。
【0032】このようにして得た共重合体水溶液は、−
10℃の保存条件で、3日後に芒硝の析出が認められ、
低温安定性が悪かった。また、抗菌剤としてプロキセル
BDN(ゼネカ (株) 製)0.72g(共重合体水溶液
重量に対して500ppm)を1%苛性ソーダ6.48
gに溶解させた溶液を添加混合した。その結果、この共
重合体水溶液の微生物抵抗性試験において、菌は1日で
は死滅せず、全ての菌が死滅するまで7日間を要した。
すなわち、比較例の方法では、抗菌剤の効果が著しく損
なわれることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−266904(JP,A) 特開 平6−86988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 20/00 - 20/40 C08F 4/30 C08F 6/08 WPI(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性媒体中で、過酸化水素を重合開始剤
    として(メタ)アクリル酸又は(メタ)アクリル酸及び
    (メタ)アクリル酸と共重合可能な単量体を(共)重合
    させた後、反応系中に残存する過酸化水素をカタラーゼ
    により分解することを特徴とする(メタ)アクリル酸系
    (共)重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 カタラーゼの至適温度が20〜80℃で
    ある請求項1記載の(メタ)アクリル酸系(共)重合体
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 系中に添加すべき量のカタラーゼを、分
    割して或いは連続的に添加する請求項1又は2記載の
    (メタ)アクリル酸系(共)重合体の製造方法。
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