JP3310174B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロジック部とメモ
リ部を同一チップ上に搭載した半導体集積回路(以下ロ
ジック混載メモリと略称する)及び少なくとも第1のロ
ジック部と第2のロジック部とを同一チップ上に搭載し
た半導体集積回路に係り、特にそのメモリ部及び前記第
1のロジック部のタイミング測定が可能な機能を備えた
半導体集積回路に関するものである。
リ部を同一チップ上に搭載した半導体集積回路(以下ロ
ジック混載メモリと略称する)及び少なくとも第1のロ
ジック部と第2のロジック部とを同一チップ上に搭載し
た半導体集積回路に係り、特にそのメモリ部及び前記第
1のロジック部のタイミング測定が可能な機能を備えた
半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロジック混載メモリにおいては、ロジッ
ク部とメモリ部とで設計手法が異なっている。ロジック
部とメモリ部をそれぞれ設計し、多数のバス配線で相互
に接続する方法が一般に用いられる。ロジック部とメモ
リ部とのインターフェースにおけるバス配線上を伝搬す
る信号の遅延時間を規定して、信号のタイミング設計を
行う。
ク部とメモリ部とで設計手法が異なっている。ロジック
部とメモリ部をそれぞれ設計し、多数のバス配線で相互
に接続する方法が一般に用いられる。ロジック部とメモ
リ部とのインターフェースにおけるバス配線上を伝搬す
る信号の遅延時間を規定して、信号のタイミング設計を
行う。
【0003】ロジック混載メモリにおいては、通常、外
部入力信号とロジック回路とを用いて、メモリ部の動作
モードが制御される。しかし、メモリ部のみを試験する
場合、メモリ部に直接アクセスする方法がある。すなわ
ち、汎用メモリのインターフェースに準ずる信号を、外
部から直接メモリ部に印加することにより、これを評価
する方法がある。次にこのような従来技術の一例につい
て説明する。
部入力信号とロジック回路とを用いて、メモリ部の動作
モードが制御される。しかし、メモリ部のみを試験する
場合、メモリ部に直接アクセスする方法がある。すなわ
ち、汎用メモリのインターフェースに準ずる信号を、外
部から直接メモリ部に印加することにより、これを評価
する方法がある。次にこのような従来技術の一例につい
て説明する。
【0004】図12に示すように、複数の外部入出力信
号用パッド1に印加された外部入力信号は、配線2を通
じて直接ロジック部4に入力する信号と、配線5を通じ
てロジック部をバイパスする信号とに分けられる。メモ
リ部15を測定するときは、テスト回路から選択回路7
を制御する信号を選択信号線6に入力することにより、
ロジック部4をバイパスした信号線5を選択して、選択
回路7から出力する。
号用パッド1に印加された外部入力信号は、配線2を通
じて直接ロジック部4に入力する信号と、配線5を通じ
てロジック部をバイパスする信号とに分けられる。メモ
リ部15を測定するときは、テスト回路から選択回路7
を制御する信号を選択信号線6に入力することにより、
ロジック部4をバイパスした信号線5を選択して、選択
回路7から出力する。
【0005】例えばメモリ部がダイナミック型ランダム
アクセスメモリ(以下DRAMと略称する)である場合
には、汎用DRAMと同様に、ローアドレスストローブ
(以下RASと略称する)、カラムアドレスストローブ
(以下CASと略称する)及びアドレス信号を外部入出
力信号用パッド1より入力し、RAS信号により行アド
レス(以下ローアドレスと呼ぶ)を、ローアドレスラッ
チ回路8を通じてローデコーダ11により選択し、CA
S信号により列アドレス(以下カラムアドレスと呼ぶ)
を、カラムアドレスラッチ回路9を通じてカラムデコー
ダ12により選択する。
アクセスメモリ(以下DRAMと略称する)である場合
には、汎用DRAMと同様に、ローアドレスストローブ
(以下RASと略称する)、カラムアドレスストローブ
(以下CASと略称する)及びアドレス信号を外部入出
力信号用パッド1より入力し、RAS信号により行アド
レス(以下ローアドレスと呼ぶ)を、ローアドレスラッ
チ回路8を通じてローデコーダ11により選択し、CA
S信号により列アドレス(以下カラムアドレスと呼ぶ)
を、カラムアドレスラッチ回路9を通じてカラムデコー
ダ12により選択する。
【0006】このようにして選択されたメモリセルアレ
イ13を構成するメモリセル14にデータの書き込み、
又はメモリセル14に書き込まれたデータの読出しを行
う。データ書き込みの場合には、メモリセル14を選択
した後、書き込みデータをデータラッチ回路10を通じ
てメモリセル14に書き込む。
イ13を構成するメモリセル14にデータの書き込み、
又はメモリセル14に書き込まれたデータの読出しを行
う。データ書き込みの場合には、メモリセル14を選択
した後、書き込みデータをデータラッチ回路10を通じ
てメモリセル14に書き込む。
【0007】複数の外部入出力信号用パッドを用いて、
外部から直接前記メモリ部のみを試験しようとすると
き、前記パッドから入力した測定信号は、ロジック部4
をバイパスし、前記選択回路7を通じてメモリ部の入力
に達する複数の信号線を伝搬する。このとき測定のタイ
ミング波形に誤差を生じないよう、各配線は同一の遅延
時間を持つように設計されている。
外部から直接前記メモリ部のみを試験しようとすると
き、前記パッドから入力した測定信号は、ロジック部4
をバイパスし、前記選択回路7を通じてメモリ部の入力
に達する複数の信号線を伝搬する。このとき測定のタイ
ミング波形に誤差を生じないよう、各配線は同一の遅延
時間を持つように設計されている。
【0008】しかし、製造プロセス条件の変動に伴い、
層間絶縁膜の膜厚のバラツキによる配線容量の変化や、
配線幅や厚さのバラツキによる配線抵抗の変化を生じ、
従って、配線遅延時間に設計値からの変動を生ずる。こ
れら製造プロセス条件の揺らぎに基づく配線遅延時間の
変動は、異なるチップ間で生ずるばかりでなく、同一チ
ップ内においても無視できない大きさになる。このた
め、従来バス配線間のタイミング評価を正確に行うこと
は、いちじるしく困難な課題であった。
層間絶縁膜の膜厚のバラツキによる配線容量の変化や、
配線幅や厚さのバラツキによる配線抵抗の変化を生じ、
従って、配線遅延時間に設計値からの変動を生ずる。こ
れら製造プロセス条件の揺らぎに基づく配線遅延時間の
変動は、異なるチップ間で生ずるばかりでなく、同一チ
ップ内においても無視できない大きさになる。このた
め、従来バス配線間のタイミング評価を正確に行うこと
は、いちじるしく困難な課題であった。
【0009】以上ロジック混載メモリについて、ロジッ
ク部をバイパスして外部から直接メモリ部の動作特性を
測定するときの問題点をのべたが、同様な課題は、例え
ばALU(Alithmetic Logic Unit )や並列乗算器のよ
うな高速ロジックとその周辺ロジックとを同一チップ上
に搭載した半導体集積回路についても生ずる。
ク部をバイパスして外部から直接メモリ部の動作特性を
測定するときの問題点をのべたが、同様な課題は、例え
ばALU(Alithmetic Logic Unit )や並列乗算器のよ
うな高速ロジックとその周辺ロジックとを同一チップ上
に搭載した半導体集積回路についても生ずる。
【0010】すなわち、前記高速ロジックを第1のロジ
ック部、前記周辺ロジックを同一チップ上に搭載した第
2のロジック部とするとき、外部入出力信号用パッドか
ら、周辺ロジックである前記第2のロジック部をバイパ
スして、直接ALUや並列乗算器のような高速ロジック
である前記第1のロジック部の動作特性を試験する必要
がある。
ック部、前記周辺ロジックを同一チップ上に搭載した第
2のロジック部とするとき、外部入出力信号用パッドか
ら、周辺ロジックである前記第2のロジック部をバイパ
スして、直接ALUや並列乗算器のような高速ロジック
である前記第1のロジック部の動作特性を試験する必要
がある。
【0011】このとき測定のタイミング波形に誤差を生
じないためには、前記ロジック混載メモリと全く同様
に、前記外部入出力信号用パッドから入力し、第2のロ
ジック部をバイパスし、選択回路7を通じて第1のロジ
ック部の入力に達するまでの複数の信号線を伝搬する信
号の遅延時間は、同一でなくてはならない。しかし、実
際にはプロセス条件の変動により、配線遅延時間に設計
値からの変動を生じ問題となっていた。
じないためには、前記ロジック混載メモリと全く同様
に、前記外部入出力信号用パッドから入力し、第2のロ
ジック部をバイパスし、選択回路7を通じて第1のロジ
ック部の入力に達するまでの複数の信号線を伝搬する信
号の遅延時間は、同一でなくてはならない。しかし、実
際にはプロセス条件の変動により、配線遅延時間に設計
値からの変動を生じ問題となっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
技術では、配線遅延時間を正確に測定することがいちじ
るしく困難であったため、ロジック混載メモリ中のメモ
リ部をアクセスする場合に誤差が発生し、正確なタイミ
ング測定を行うことができなかった。また同様な問題
は、ALUや並列乗算器のような高速ロジックと周辺ロ
ジックを同一チップ上に搭載した半導体集積回路におい
て、外部から直接高速ロジックを測定する場合にも生じ
ていた。
技術では、配線遅延時間を正確に測定することがいちじ
るしく困難であったため、ロジック混載メモリ中のメモ
リ部をアクセスする場合に誤差が発生し、正確なタイミ
ング測定を行うことができなかった。また同様な問題
は、ALUや並列乗算器のような高速ロジックと周辺ロ
ジックを同一チップ上に搭載した半導体集積回路におい
て、外部から直接高速ロジックを測定する場合にも生じ
ていた。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決すべくなさ
れたものであり、その目的はバス配線を高速に伝搬する
信号の配線間遅延時間を、正確に測定することができる
簡単な付加回路を設けることにより、正確にタイミング
評価をすることができるロジック混載メモリ方式の半導
体集積回路及び高速ロジックと周辺ロジックからなる半
導体集積回路を提供しようとするものである。
れたものであり、その目的はバス配線を高速に伝搬する
信号の配線間遅延時間を、正確に測定することができる
簡単な付加回路を設けることにより、正確にタイミング
評価をすることができるロジック混載メモリ方式の半導
体集積回路及び高速ロジックと周辺ロジックからなる半
導体集積回路を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、複数の外部入力信号を入力することにより、RAM
型のメモリ部の動作状態を制御する制御信号を出力する
ロジック部と、外部選択信号により前記ロジック部をバ
イパスした外部入力信号と前記ロジック部の出力信号と
を選択出力する複数の選択回路と、前記選択回路の出力
に接続されたバス配線と、前記バス配線に近接して配置
されたバス配線間の遅延時間を測定するため基準線と、
前記基準線と前記バスを構成する各線とを接続する複数
のスィッチングトランジスタと、これらをオン・オフ制
御する制御線とを具備することを特徴とする。
は、複数の外部入力信号を入力することにより、RAM
型のメモリ部の動作状態を制御する制御信号を出力する
ロジック部と、外部選択信号により前記ロジック部をバ
イパスした外部入力信号と前記ロジック部の出力信号と
を選択出力する複数の選択回路と、前記選択回路の出力
に接続されたバス配線と、前記バス配線に近接して配置
されたバス配線間の遅延時間を測定するため基準線と、
前記基準線と前記バスを構成する各線とを接続する複数
のスィッチングトランジスタと、これらをオン・オフ制
御する制御線とを具備することを特徴とする。
【0015】本発明の半導体記憶装置は、上記のように
バス配線の遅延時間の測定時には、基準線と遅延時間の
評価対象であるバスを構成する各線とをスイッチングト
ランジスタで接続し、ロジック混載メモリの通常動作時
においてはこれらのスイッチングトランジスタをオフ状
態とするように構成される。
バス配線の遅延時間の測定時には、基準線と遅延時間の
評価対象であるバスを構成する各線とをスイッチングト
ランジスタで接続し、ロジック混載メモリの通常動作時
においてはこれらのスイッチングトランジスタをオフ状
態とするように構成される。
【0016】また好ましくは、別途制御回路を設けて、
着目するバス配線の1つと基準線とを接続するスイッチ
ングトランジスタのみを制御回路で選択し、これをオン
・オフ制御することにより確実な測定結果が得られる。
着目するバス配線の1つと基準線とを接続するスイッチ
ングトランジスタのみを制御回路で選択し、これをオン
・オフ制御することにより確実な測定結果が得られる。
【0017】さらに望ましくは、メモリ部の入力の直近
に、メモリ部をバス配線から分離するための複数の分離
用トランジスタと分離制御線を設け、遅延時間の測定用
信号がメモリ部から複雑に反射されるのを防止すること
が望ましい。
に、メモリ部をバス配線から分離するための複数の分離
用トランジスタと分離制御線を設け、遅延時間の測定用
信号がメモリ部から複雑に反射されるのを防止すること
が望ましい。
【0018】また本発明の半導体記憶装置は、とくにバ
ス配線の遅延時間を測定するための基準線を設けず、前
記バス配線の1つを仮の基準線として、他の着目するバ
ス配線の一つとの間をスイッチングトランジスタで接続
することにより、バス配線の遅延時間を求めることがで
きる。この測定をバス配線を構成する全ての配線のペア
について行えば、バス配線間の遅延時間を全て求めるこ
とができる。
ス配線の遅延時間を測定するための基準線を設けず、前
記バス配線の1つを仮の基準線として、他の着目するバ
ス配線の一つとの間をスイッチングトランジスタで接続
することにより、バス配線の遅延時間を求めることがで
きる。この測定をバス配線を構成する全ての配線のペア
について行えば、バス配線間の遅延時間を全て求めるこ
とができる。
【0019】前記スイッチングトランジスタの制御を別
途設けた制御回路を用いて行うこと、メモリ部をバス配
線から分離するためのスイッチングトランジスタを設け
て遅延時間の測定を確実にすることも、バス配線の1つ
を仮の基準線として用いる前記の場合について同様に行
うことができる。
途設けた制御回路を用いて行うこと、メモリ部をバス配
線から分離するためのスイッチングトランジスタを設け
て遅延時間の測定を確実にすることも、バス配線の1つ
を仮の基準線として用いる前記の場合について同様に行
うことができる。
【0020】上記のように構成されたロジック混載メモ
リにおいては、前記バス配線の遅延時間をテスタを用い
て測定することができるため、簡単で高速にかつデバイ
ス毎に、正確なアクセスタイミングで動作特性の評価を
行うことができる。
リにおいては、前記バス配線の遅延時間をテスタを用い
て測定することができるため、簡単で高速にかつデバイ
ス毎に、正確なアクセスタイミングで動作特性の評価を
行うことができる。
【0021】また本発明の半導体集積回路は、少なくと
も第1のロジック部と第2のロジック部とが同一チップ
上に搭載されたものであり、前記ロジック混載メモリの
メモリ部に替えて前記第1のロジック部が、前記ロジッ
ク混載メモリのロジック部に替えて前記第2のロジック
部がそれぞれ対応するように構成されたことを特徴とす
る。
も第1のロジック部と第2のロジック部とが同一チップ
上に搭載されたものであり、前記ロジック混載メモリの
メモリ部に替えて前記第1のロジック部が、前記ロジッ
ク混載メモリのロジック部に替えて前記第2のロジック
部がそれぞれ対応するように構成されたことを特徴とす
る。
【0022】上記のように少なくとも第1のロジック部
と第2のロジック部とが同一チップ上に搭載された半導
体集積回路においては、前記バス配線の遅延時間をテス
タを用いて測定することができるため、簡単で高速にか
つデバイス毎に正確なタイミング波形で動作特性の評価
を行うことができる。
と第2のロジック部とが同一チップ上に搭載された半導
体集積回路においては、前記バス配線の遅延時間をテス
タを用いて測定することができるため、簡単で高速にか
つデバイス毎に正確なタイミング波形で動作特性の評価
を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態である遅延時間測定回路を有するロジック混載メ
モリの回路構成を示す図である。図1に示すように、選
択信号線6とスイッチングトランジスタのオン・オフ制
御線信号線150を有する場合について説明する。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態である遅延時間測定回路を有するロジック混載メ
モリの回路構成を示す図である。図1に示すように、選
択信号線6とスイッチングトランジスタのオン・オフ制
御線信号線150を有する場合について説明する。
【0024】パッド101〜105から入力した外部入
力信号は、配線2を通じて直接ロジック部4に入力する
信号と、バス配線5を通じてロジック部をバイパスする
信号とに分けられる。テスタを用いてメモリ部15を測
定するときは、選択信号線6に複数の選択回路7の制御
信号を入力することにより、ロジック部4の出力線3を
切り離し、ロジック部4をバイパスする配線5を選択
し、選択回路7の出力に接続する。
力信号は、配線2を通じて直接ロジック部4に入力する
信号と、バス配線5を通じてロジック部をバイパスする
信号とに分けられる。テスタを用いてメモリ部15を測
定するときは、選択信号線6に複数の選択回路7の制御
信号を入力することにより、ロジック部4の出力線3を
切り離し、ロジック部4をバイパスする配線5を選択
し、選択回路7の出力に接続する。
【0025】ここで説明の便宜上、パッド101〜10
5に接続されるバイパス配線に、それぞれ参照番号11
1〜115を付している。ロジック部4をバイパスした
テスタからのメモリ測定用信号は、外部入出力用パッド
101〜105から配線111〜115を介して複数の
選択回路7の出力に接続される。選択回路7の出力とメ
モリ部15の入力の間は、ロジック混載メモリ形半導体
記憶装置のロジック・メモリ・インターフェースであり
バス配線で接続される。
5に接続されるバイパス配線に、それぞれ参照番号11
1〜115を付している。ロジック部4をバイパスした
テスタからのメモリ測定用信号は、外部入出力用パッド
101〜105から配線111〜115を介して複数の
選択回路7の出力に接続される。選択回路7の出力とメ
モリ部15の入力の間は、ロジック混載メモリ形半導体
記憶装置のロジック・メモリ・インターフェースであり
バス配線で接続される。
【0026】このバス配線は、選択回路7により複数の
配線5と接続されるので、前記バスを構成する配線に配
線5と同様に参照番号111〜115を付している。外
部入出力信号用パッド101〜105を介してテスタを
用いて前記メモリ部の特性評価を行うとき、必要な遅延
時間は正確には外部入出力信号用パッドから、メモリ部
の入力端までの遅延時間である。従って以下バス配線の
遅延時間には、配線5及び選択回路で生ずる遅延時間を
含めるものとする。
配線5と接続されるので、前記バスを構成する配線に配
線5と同様に参照番号111〜115を付している。外
部入出力信号用パッド101〜105を介してテスタを
用いて前記メモリ部の特性評価を行うとき、必要な遅延
時間は正確には外部入出力信号用パッドから、メモリ部
の入力端までの遅延時間である。従って以下バス配線の
遅延時間には、配線5及び選択回路で生ずる遅延時間を
含めるものとする。
【0027】第1の実施の形態においては、新たに基準
パッド100と前記バス配線111〜115に近接して
設置された基準線110を設けて、前記バス配線111
〜115との間にスィッチングトランジスタ121〜1
25を接続する。また前記スイッチングトランジスタの
ゲートにはオン・オフ制御線150を接続する。
パッド100と前記バス配線111〜115に近接して
設置された基準線110を設けて、前記バス配線111
〜115との間にスィッチングトランジスタ121〜1
25を接続する。また前記スイッチングトランジスタの
ゲートにはオン・オフ制御線150を接続する。
【0028】図2は、前記複数のスィッチングトランジ
スタを用いたバス配線間の遅延時間の測定原理を示す図
である。参照番号は図1と対応づけて付与している。図
3は、前記バス配線間の遅延時間を測定するときの、測
定信号のタイミング波形を示す図である。
スタを用いたバス配線間の遅延時間の測定原理を示す図
である。参照番号は図1と対応づけて付与している。図
3は、前記バス配線間の遅延時間を測定するときの、測
定信号のタイミング波形を示す図である。
【0029】図2のバス配線111に着目し、オン・オ
フ制御線150を正電位としてトランジスタ121と1
22をオンにする。図3(a)に示すように、時刻t1
において、テスタから図2のパッド101に、測定用パ
ルス信号(101)を入力する。トランジスタ121が
オンしているため、時刻t10において図2の基準パッド
100に、前記測定用パルス信号の遅延した立ち上がり
部分が、図3(b)の(100)に示すように出力され
る。テスタを用いてこのときの遅延時間α=t10−t1
を測定する。
フ制御線150を正電位としてトランジスタ121と1
22をオンにする。図3(a)に示すように、時刻t1
において、テスタから図2のパッド101に、測定用パ
ルス信号(101)を入力する。トランジスタ121が
オンしているため、時刻t10において図2の基準パッド
100に、前記測定用パルス信号の遅延した立ち上がり
部分が、図3(b)の(100)に示すように出力され
る。テスタを用いてこのときの遅延時間α=t10−t1
を測定する。
【0030】次にバス配線112に着目し、図3(c)
に示すように、時刻t2 において、テスタから図2のパ
ッド102に測定用パルス信号(102)を入力する。
トランジスタ122がオンしているため、時刻t20にお
いて図2の基準パッド100に、前記測定用パルス信号
の遅延した立ち上がり部分が、図3(d)の(100)
に示すように出力される。テスタを用いてこのときの遅
延時間β=t20−t2を測定する。
に示すように、時刻t2 において、テスタから図2のパ
ッド102に測定用パルス信号(102)を入力する。
トランジスタ122がオンしているため、時刻t20にお
いて図2の基準パッド100に、前記測定用パルス信号
の遅延した立ち上がり部分が、図3(d)の(100)
に示すように出力される。テスタを用いてこのときの遅
延時間β=t20−t2を測定する。
【0031】図3においては、遅延時間αとβとの関係
を明らかにするために、t1 とt2とを重ねて示してい
る。メモリを測定するときに必要な値は配線間遅延時間
であるから、上記の例では、配線111と配線112と
の遅延時間の差β−αが求める値となる。同様にして複
数のバス配線(図1の例では111〜115)につい
て、配線111との間の配線間遅延時間、すなわち、複
数のバス配線間の任意の2本の組み合わせについて配線
間遅延時間を求めることができる。
を明らかにするために、t1 とt2とを重ねて示してい
る。メモリを測定するときに必要な値は配線間遅延時間
であるから、上記の例では、配線111と配線112と
の遅延時間の差β−αが求める値となる。同様にして複
数のバス配線(図1の例では111〜115)につい
て、配線111との間の配線間遅延時間、すなわち、複
数のバス配線間の任意の2本の組み合わせについて配線
間遅延時間を求めることができる。
【0032】図1のロジック部4をバイパスするバス配
線111〜115を用いてメモリ部15の動作特性をテ
スタにより評価するとき、前記配線間遅延時間を用い
て、外部入力信号用パッド101〜105から入力する
テスタの入力信号を補正することにより、正確なタイミ
ングでメモリをアクセスすることができ、前記メモリ部
の正確な評価が可能となる。具体的にのべれば、例えば
外部入力信号用パッド102には、パッド101に比べ
てβ−αだけ速いタイミングで測定信号を入力すれば良
い。
線111〜115を用いてメモリ部15の動作特性をテ
スタにより評価するとき、前記配線間遅延時間を用い
て、外部入力信号用パッド101〜105から入力する
テスタの入力信号を補正することにより、正確なタイミ
ングでメモリをアクセスすることができ、前記メモリ部
の正確な評価が可能となる。具体的にのべれば、例えば
外部入力信号用パッド102には、パッド101に比べ
てβ−αだけ速いタイミングで測定信号を入力すれば良
い。
【0033】次に図4を用いて本発明の第2の実施の形
態を説明する。複数の選択回路7を制御する選択信号を
選択信号線6に入力することにより、ロジック部4の出
力線3を切り離し、バイパスさせたバス配線5を選択す
る。バス配線111〜115との間にスイッチングトラ
ンジスタを212〜215、223〜225、234、
235、245と、バス配線の全ての2ケの組み合わせ
について図のように接続する。前記トランジスタのゲー
トにはオン・オフ制御線150を接続し、トランジスタ
をオン・オフ制御する。
態を説明する。複数の選択回路7を制御する選択信号を
選択信号線6に入力することにより、ロジック部4の出
力線3を切り離し、バイパスさせたバス配線5を選択す
る。バス配線111〜115との間にスイッチングトラ
ンジスタを212〜215、223〜225、234、
235、245と、バス配線の全ての2ケの組み合わせ
について図のように接続する。前記トランジスタのゲー
トにはオン・オフ制御線150を接続し、トランジスタ
をオン・オフ制御する。
【0034】図5は前記スイッチングトランジスタを用
いたバス配線間遅延時間の測定原理を示す図である。参
照番号は図4に対応して示されている。図6は遅延時間
を測定するときの、測定用信号のタイミング波形を示す
図である。
いたバス配線間遅延時間の測定原理を示す図である。参
照番号は図4に対応して示されている。図6は遅延時間
を測定するときの、測定用信号のタイミング波形を示す
図である。
【0035】第1の実施の形態においては着目する配線
に測定用信号を入力し、スイッチングトランジスタと基
準線とを用いてバス配線間の遅延時間を基準パッドに引
き出すことにより求めたが、本第2の実施の形態におい
ては、とくに基準線と基準パッドを設けることなく、任
意のバス配線とその外部入出力信号パッドを仮の基準と
して用い、他の2つのバス配線間の遅延時間を求めると
いう操作を順に繰り返すことにより全てのバス配線間の
遅延時間の差を求める。バス配線が3本の場合について
その具体的方法を図5と図6に示す。
に測定用信号を入力し、スイッチングトランジスタと基
準線とを用いてバス配線間の遅延時間を基準パッドに引
き出すことにより求めたが、本第2の実施の形態におい
ては、とくに基準線と基準パッドを設けることなく、任
意のバス配線とその外部入出力信号パッドを仮の基準と
して用い、他の2つのバス配線間の遅延時間を求めると
いう操作を順に繰り返すことにより全てのバス配線間の
遅延時間の差を求める。バス配線が3本の場合について
その具体的方法を図5と図6に示す。
【0036】図5においてオン・オフ制御線150を正
電位として、トランジスタ212、213及び223を
オンにする。次に図5のパッド101とバス配線111
を仮の基準として、バス配線112に着目し、図6
(a)に示すように時刻t2 において、外部入力信号
用パッド102からパルス信号(102)を入力する。
トランジスタ212がオンしているため、図6(b)に
示すように、遅延したパルスの立上がりが、時刻t21に
おいて図5の仮の基準線111を通じて仮の基準パッド
101に出力される。テスタを用いてこのときの遅延時
間α=t21−t2 を測定する。
電位として、トランジスタ212、213及び223を
オンにする。次に図5のパッド101とバス配線111
を仮の基準として、バス配線112に着目し、図6
(a)に示すように時刻t2 において、外部入力信号
用パッド102からパルス信号(102)を入力する。
トランジスタ212がオンしているため、図6(b)に
示すように、遅延したパルスの立上がりが、時刻t21に
おいて図5の仮の基準線111を通じて仮の基準パッド
101に出力される。テスタを用いてこのときの遅延時
間α=t21−t2 を測定する。
【0037】次に同じく図5のパッド101とバス配線
111を仮の基準として、バス配線113に着目し、図
6(c)に示すように時刻t3 において、テスタを用い
て外部入出力信号用パッド103からパルス信号(10
3)を入力する。トランジスタ213がオンしているた
め、図6(d)に示すように、遅延したパルスの立ち上
がりが、図5の仮の基準線111を通じて時刻t31にお
いて仮の基準パッド101に出力される。テスタを用い
てこのときの遅延時間β=t31−t3 を測定する。
111を仮の基準として、バス配線113に着目し、図
6(c)に示すように時刻t3 において、テスタを用い
て外部入出力信号用パッド103からパルス信号(10
3)を入力する。トランジスタ213がオンしているた
め、図6(d)に示すように、遅延したパルスの立ち上
がりが、図5の仮の基準線111を通じて時刻t31にお
いて仮の基準パッド101に出力される。テスタを用い
てこのときの遅延時間β=t31−t3 を測定する。
【0038】図6(a)〜(d)においては、遅延時間
αとβとの関係を明らかにするために、t2 とt3 とを
重ねて示している。上記の例では着目する2本のバス配
線112と113との遅延時間の差β−αが求められ
る。
αとβとの関係を明らかにするために、t2 とt3 とを
重ねて示している。上記の例では着目する2本のバス配
線112と113との遅延時間の差β−αが求められ
る。
【0039】次に図5のパッド103とバス配線113
を仮の基準として、バス配線111に着目し、図6
(e)に示すように時刻t1 において、テスタを用いて
外部入力信号用パッド101からパルス信号(101)
を入力する。トランジスタ213がオンしているため、
図6(f)に示すように、遅延したパルスの立上がり
が、時刻t13において図5の仮の基準線113を通じて
仮の基準パッド103に出力される。テスタを用いてこ
のときの遅延時間γ=t13−t1 を測定する。
を仮の基準として、バス配線111に着目し、図6
(e)に示すように時刻t1 において、テスタを用いて
外部入力信号用パッド101からパルス信号(101)
を入力する。トランジスタ213がオンしているため、
図6(f)に示すように、遅延したパルスの立上がり
が、時刻t13において図5の仮の基準線113を通じて
仮の基準パッド103に出力される。テスタを用いてこ
のときの遅延時間γ=t13−t1 を測定する。
【0040】次に同じく図5のパッド103とバス配線
113を仮の基準として、バス配線112に着目し、図
6(g)に示すように時刻t2 において、外部入出力信
号用パッド102からパルス信号(102)を入力す
る。トランジスタ223がオンしているため、図6
(h)に示すように、遅延したパルスの立ち上がりが、
時刻t23において図5の仮の基準線113を通じて仮の
基準パッド103に出力される。テスタを用いてこのと
きの遅延時間δ=t23−t2 を測定する。
113を仮の基準として、バス配線112に着目し、図
6(g)に示すように時刻t2 において、外部入出力信
号用パッド102からパルス信号(102)を入力す
る。トランジスタ223がオンしているため、図6
(h)に示すように、遅延したパルスの立ち上がりが、
時刻t23において図5の仮の基準線113を通じて仮の
基準パッド103に出力される。テスタを用いてこのと
きの遅延時間δ=t23−t2 を測定する。
【0041】図6(e)〜(h)においては、遅延時間
γとδとの関係を明らかにするために、t1 とt2 とが
重ねて示している。上記の例では着目する2本のバス配
線111と112との遅延時間の差δ−γが求められ
る。このようにして、前記第1の実施の形態におけるよ
うに、別途基準線と基準パッドを設けることなく、3本
のバス配線111、112、113の内任意の2本の組
み合わせについてバス配線間の遅延時間を求めることが
できる。
γとδとの関係を明らかにするために、t1 とt2 とが
重ねて示している。上記の例では着目する2本のバス配
線111と112との遅延時間の差δ−γが求められ
る。このようにして、前記第1の実施の形態におけるよ
うに、別途基準線と基準パッドを設けることなく、3本
のバス配線111、112、113の内任意の2本の組
み合わせについてバス配線間の遅延時間を求めることが
できる。
【0042】同様にして他の複数のバス配線(図4の例
では111〜115)についても、任意の2本の組み合
わせについて配線間遅延時間を求めることができる。従
ってメモリを測定するとき、これらの値を補正して入力
することにより、正確なタイミングでメモリをアクセス
することが可能となる。本第2の実施の形態では基準線
と基準パッドを設ける必要がないため、第1の実施の形
態に比べてチップ面積の増加を低減することができる。
では111〜115)についても、任意の2本の組み合
わせについて配線間遅延時間を求めることができる。従
ってメモリを測定するとき、これらの値を補正して入力
することにより、正確なタイミングでメモリをアクセス
することが可能となる。本第2の実施の形態では基準線
と基準パッドを設ける必要がないため、第1の実施の形
態に比べてチップ面積の増加を低減することができる。
【0043】図7、図8は、それぞれ図1及び図4の場
合について、メモリ部15の入力の直近にバス配線11
1〜115を全て切断するための5ケのPチャネルトラ
ンジスタ251を設ける方法を示す図である。このよう
にバス配線間の遅延時間を測定するとき、メモリ部15
からの複雑な測定信号の反射の影響を防止するため、メ
モリ部に入力するバス配線を、分離制御線250に正の
電圧を与えて、一定の基準点で切断すれば、極めて容易
に反射した測定信号を見分けることができ遅延時間の測
定誤りを生ずることがない。
合について、メモリ部15の入力の直近にバス配線11
1〜115を全て切断するための5ケのPチャネルトラ
ンジスタ251を設ける方法を示す図である。このよう
にバス配線間の遅延時間を測定するとき、メモリ部15
からの複雑な測定信号の反射の影響を防止するため、メ
モリ部に入力するバス配線を、分離制御線250に正の
電圧を与えて、一定の基準点で切断すれば、極めて容易
に反射した測定信号を見分けることができ遅延時間の測
定誤りを生ずることがない。
【0044】またトランジスタ251をPチャネルとし
た理由は、前記遅延時間測定用スイッチングトランジス
タをNチャネルとするとき、そのオン・オフ制御線に加
える制御信号を、そのまま前記Pチャネルトランジスタ
251のゲートに入力することにより、遅延時間の測定
と連動してメモリ部15の入力を分離することができる
からである。
た理由は、前記遅延時間測定用スイッチングトランジス
タをNチャネルとするとき、そのオン・オフ制御線に加
える制御信号を、そのまま前記Pチャネルトランジスタ
251のゲートに入力することにより、遅延時間の測定
と連動してメモリ部15の入力を分離することができる
からである。
【0045】図9、図10は、それぞれ図1および図4
の場合について、スイッチングトランジスタをオン・オ
フ制御するための制御用パッド301、302と制御回
路300を設ける方法の一例を示したものである。
の場合について、スイッチングトランジスタをオン・オ
フ制御するための制御用パッド301、302と制御回
路300を設ける方法の一例を示したものである。
【0046】図1及び図4の場合にはオン・オフ制御線
を用いて、遅延時間測定時に全てのスイッチングトラン
ジスタを同時にオンする方法をとっているが、このとき
測定対象とする配線以外に他の配線がブランチとして接
続されることになるので、信号の多重反射を生ずる原因
となる。
を用いて、遅延時間測定時に全てのスイッチングトラン
ジスタを同時にオンする方法をとっているが、このとき
測定対象とする配線以外に他の配線がブランチとして接
続されることになるので、信号の多重反射を生ずる原因
となる。
【0047】この問題を回避するためには、図1の場
合、基準線とバス配線のうち着目する配線間のみに、ス
イッチングトランジスタの一つを選択して接続し、他を
切り離すことが望ましい。また図4の場合には、仮の基
準線とバス配線のうち着目する配線間のみを同様に接続
し、他を切り離すことが望ましい。
合、基準線とバス配線のうち着目する配線間のみに、ス
イッチングトランジスタの一つを選択して接続し、他を
切り離すことが望ましい。また図4の場合には、仮の基
準線とバス配線のうち着目する配線間のみを同様に接続
し、他を切り離すことが望ましい。
【0048】この方法を実施するには、着目するバス配
線の遅延時間の測定毎に、スイッチングトランジスタの
一つを選択してこれをオンする図9、図10に示す制御
回路300が必要とされる。このような制御回路とし
て、フリップフロップで構成されるシフトレジスタを用
いることができる。
線の遅延時間の測定毎に、スイッチングトランジスタの
一つを選択してこれをオンする図9、図10に示す制御
回路300が必要とされる。このような制御回路とし
て、フリップフロップで構成されるシフトレジスタを用
いることができる。
【0049】図11(a)に、このようなフリップフロ
ップ回路の一例を示す。図11(b)はその動作を示す
タイミング波形である。図11(a)において、10a
〜10eは、図9、図10のスイッチングトランジスタ
のゲートに接続される配線303を構成する配線であ
る。データ入力及びクロック入力は、それぞれ図9、図
10の制御パッド301、302に相当する。
ップ回路の一例を示す。図11(b)はその動作を示す
タイミング波形である。図11(a)において、10a
〜10eは、図9、図10のスイッチングトランジスタ
のゲートに接続される配線303を構成する配線であ
る。データ入力及びクロック入力は、それぞれ図9、図
10の制御パッド301、302に相当する。
【0050】例えば配線303のうち、ゲートが10
(d)に接続されたスイッチングトランジスタをオンさ
せる場合について説明する。データ入力端子よりデータ
“00010”をクロックパルスと同期させて入力す
る。図11において前記データの下部に示した矢印は、
前記データが時系列的に入力される方向を示している。
(d)に接続されたスイッチングトランジスタをオンさ
せる場合について説明する。データ入力端子よりデータ
“00010”をクロックパルスと同期させて入力す
る。図11において前記データの下部に示した矢印は、
前記データが時系列的に入力される方向を示している。
【0051】図11(b)に示すように、データ入力
“00010”を5ケのクロックパルスにより図11
(a)のDFF1〜DFF5(DFFはディレイドフリ
ップフロップの略称)からなるシフトレジスタに格納す
れば、配線10a〜10eには、図11(b)の右端に
示されるようにデータが記憶される。従って“0001
0”のデータ入力により、10dのみがハイレベルとな
り、ここに接続されたスイッチングトランジスタをオン
することができる。このようにして5ケの入力データの
組み合わせにより、任意のバス配線間を接続するスイッ
チングトランジスタを選択することができる。
“00010”を5ケのクロックパルスにより図11
(a)のDFF1〜DFF5(DFFはディレイドフリ
ップフロップの略称)からなるシフトレジスタに格納す
れば、配線10a〜10eには、図11(b)の右端に
示されるようにデータが記憶される。従って“0001
0”のデータ入力により、10dのみがハイレベルとな
り、ここに接続されたスイッチングトランジスタをオン
することができる。このようにして5ケの入力データの
組み合わせにより、任意のバス配線間を接続するスイッ
チングトランジスタを選択することができる。
【0052】以上ロジック混載メモリを例として、ロジ
ック部をバイパスして直接外部からテスタを用いてメモ
リ部の動作特性を、正確なタイミング波形で測定するこ
とができる付加回路を具備した半導体集積回路の構成に
ついてのべた。しかし、このような構成はロジック混載
メモリに限定されるものではない。
ック部をバイパスして直接外部からテスタを用いてメモ
リ部の動作特性を、正確なタイミング波形で測定するこ
とができる付加回路を具備した半導体集積回路の構成に
ついてのべた。しかし、このような構成はロジック混載
メモリに限定されるものではない。
【0053】例えばALUや並列乗算器のような高速ロ
ジックとその周辺ロジックを、同一チップ上に搭載した
半導体集積回路において、前記周辺ロジックをバイパス
して外部から直接テスタを用いて、前記高速ロジックの
動作特性を測定する場合に、ロジック混載メモリを例と
して説明した上記第1及び第2の実施の形態の全ての付
加回路の構成をそのまま適用することができる。
ジックとその周辺ロジックを、同一チップ上に搭載した
半導体集積回路において、前記周辺ロジックをバイパス
して外部から直接テスタを用いて、前記高速ロジックの
動作特性を測定する場合に、ロジック混載メモリを例と
して説明した上記第1及び第2の実施の形態の全ての付
加回路の構成をそのまま適用することができる。
【0054】すなわち、前記高速ロジックを第1のロジ
ック部、前記周辺ロジックを第2のロジック部とすると
き、図1乃至図11とこれに関連する説明において、複
数の入力を有するメモリ部に替えて複数の入力を有する
前記第1のロジック部とし、外部入出力信号用パッドに
接続された複数の入力とメモリ部を制御する複数の出力
を有し、かつその出力とメモリ部の入力との間がバス配
線で接続されたロジック混載メモリのロジック部に替え
て、外部入出力信号用パッドに接続された複数の入力と
前記第1のロジック部を制御する複数の出力を有する第
2のロジック部とし、かつその出力と前記第1のロジッ
ク部の入力との間がバス配線で接続されているとすれば
良い。
ック部、前記周辺ロジックを第2のロジック部とすると
き、図1乃至図11とこれに関連する説明において、複
数の入力を有するメモリ部に替えて複数の入力を有する
前記第1のロジック部とし、外部入出力信号用パッドに
接続された複数の入力とメモリ部を制御する複数の出力
を有し、かつその出力とメモリ部の入力との間がバス配
線で接続されたロジック混載メモリのロジック部に替え
て、外部入出力信号用パッドに接続された複数の入力と
前記第1のロジック部を制御する複数の出力を有する第
2のロジック部とし、かつその出力と前記第1のロジッ
ク部の入力との間がバス配線で接続されているとすれば
良い。
【0055】また同様な付加回路の構成は、メモリ部と
高速ロジック部及びこれらを制御する周辺ロジック部の
3つのブロックから構成される半導体集積回路におい
て、外部からテスタを用いてメモリ部及び高速ロジック
部の動作特性を正確に測定する場合にも適用することが
できる。
高速ロジック部及びこれらを制御する周辺ロジック部の
3つのブロックから構成される半導体集積回路におい
て、外部からテスタを用いてメモリ部及び高速ロジック
部の動作特性を正確に測定する場合にも適用することが
できる。
【0056】なお、前記第1及び第2のスイッチングト
ランジスタとして、MOSFETを用いる場合を示した
が、必ずしもMOSFETである必要はなく、バイポー
ラトランジスタを用いることもできる。またトランジス
タでなくても、スイッチング可能な素子であれば良い。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して
実施することができる。
ランジスタとして、MOSFETを用いる場合を示した
が、必ずしもMOSFETである必要はなく、バイポー
ラトランジスタを用いることもできる。またトランジス
タでなくても、スイッチング可能な素子であれば良い。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して
実施することができる。
【0057】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、従来人
手によって行われてきたロジック混載メモリのバス配線
間の遅延時間の測定を、簡単な付加回路を搭載すること
により、テスタを用いて極めて簡単でかつ高速に、外部
入出力端子からメモリ部に至るバス配線間の遅延時間を
測定し、メモリセルアレイの測定のタイミング補正をす
ることができる。このためテスタを用いて前記メモリ部
の動作特性を評価するとき、正確なタイミングでメモリ
セルアレイをアクセスすることができ、また、解析時間
の短縮にも多大な効果がある。また本発明の付加回路
は、少なくとも第1、第2のロジックを1チップ上に搭
載した半導体集積回路についても適用することができ
る。
手によって行われてきたロジック混載メモリのバス配線
間の遅延時間の測定を、簡単な付加回路を搭載すること
により、テスタを用いて極めて簡単でかつ高速に、外部
入出力端子からメモリ部に至るバス配線間の遅延時間を
測定し、メモリセルアレイの測定のタイミング補正をす
ることができる。このためテスタを用いて前記メモリ部
の動作特性を評価するとき、正確なタイミングでメモリ
セルアレイをアクセスすることができ、また、解析時間
の短縮にも多大な効果がある。また本発明の付加回路
は、少なくとも第1、第2のロジックを1チップ上に搭
載した半導体集積回路についても適用することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る配線間遅延測
定回路を有するロジック混載メモリの構成を示す図。
定回路を有するロジック混載メモリの構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る配線間遅延時
間の測定回路を示す図。
間の測定回路を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る配線間遅延時
間の測定波形を示す図。
間の測定波形を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る配線間遅延測
定回路を有するロジック混載メモリの構成を示す図。
定回路を有するロジック混載メモリの構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る配線間遅延時
間の測定回路を示す図。
間の測定回路を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る配線間遅延時
間の測定波形を示す図。
間の測定波形を示す図。
【図7】メモリ部の分離用トランジスタを有する本発明
の第1の実施の形態の変形例を示す図。
の第1の実施の形態の変形例を示す図。
【図8】メモリ部の分離用トランジスタを有する本発明
の第2の実施の形態の変形例を示す図。
の第2の実施の形態の変形例を示す図。
【図9】遅延時間測定用トランジスタの制御回路を有す
る本発明の第1の実施の形態の変形例を示す図。
る本発明の第1の実施の形態の変形例を示す図。
【図10】遅延時間測定用トランジスタの制御回路を有
する本発明の第2の実施の形態の変形例を示す図。
する本発明の第2の実施の形態の変形例を示す図。
【図11】遅延時間測定用トランジスタの制御回路とし
て用いるシフトレジスタの構成とその動作を示す図。
て用いるシフトレジスタの構成とその動作を示す図。
【図12】従来のロジック混載メモリの回路構成を示す
図。
図。
1…外部入出力信号用パッド 2…ロジック部への入力線 3…ロジック部からの出力線 4…ロジック部 5…ロジック部をバイパスするバス配線 6…選択信号線 7…選択回路 8…ロウアドレスラッチ回路 9…カラムアドレスラッチ回路 10…データラッチ回路 11…ロウデコーダ 12…カラムデコーダ 13…メモリセルアレイ 14…メモリセル 15…メモリ部 100…基準パッド 101〜105…外部入出力信号用パッド 110…基準線 111〜115…ロジック部のバイパス配線とバスを構
成する配線 121〜125…スイッチングトランジスタ (100)…基準パッドの出力信号波形 (101)〜(103)…外部入出力パッド101〜1
03からの入力信号波形 150…スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線 t1 …パッド101への信号入力時点 t2 …パッド102への信号入力時点 t3 …パッド103への信号入力時点 t10…パッド101に入力した信号の基準パッド100
からの信号出力時点 t20…パッド102に入力した信号の基準パッド100
からの信号出力時点 t21…パッド102に入力した信号のパッド101から
の信号出力時点 t31…パッド103に入力した信号のパッド101から
の信号出力時点 t13…パッド101に入力した信号のパッド103から
の信号出力時点 t23…パッド102に入力した信号のパッド103から
の信号出力時点 α、β、γ、δ…遅延時間 212〜215、223〜225…スイッチングトラン
ジスタ 234、235、245…スイッチングトランジスタ 250…分離制御線 251…分離用トランジスタ 300…スイッチングトランジスタ制御回路 301、302…スイッチングトランジスタ制御用パッ
ド 303…スイッチングトランジスタ制御用配線
成する配線 121〜125…スイッチングトランジスタ (100)…基準パッドの出力信号波形 (101)〜(103)…外部入出力パッド101〜1
03からの入力信号波形 150…スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線 t1 …パッド101への信号入力時点 t2 …パッド102への信号入力時点 t3 …パッド103への信号入力時点 t10…パッド101に入力した信号の基準パッド100
からの信号出力時点 t20…パッド102に入力した信号の基準パッド100
からの信号出力時点 t21…パッド102に入力した信号のパッド101から
の信号出力時点 t31…パッド103に入力した信号のパッド101から
の信号出力時点 t13…パッド101に入力した信号のパッド103から
の信号出力時点 t23…パッド102に入力した信号のパッド103から
の信号出力時点 α、β、γ、δ…遅延時間 212〜215、223〜225…スイッチングトラン
ジスタ 234、235、245…スイッチングトランジスタ 250…分離制御線 251…分離用トランジスタ 300…スイッチングトランジスタ制御回路 301、302…スイッチングトランジスタ制御用パッ
ド 303…スイッチングトランジスタ制御用配線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 27/105 G01R 31/28 B (72)発明者 野路 宏行 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭63−257242(JP,A) 特開 平2−184048(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 G01R 31/28 G11C 11/401 H01L 21/66 H01L 27/04 H01L 27/105
Claims (12)
- 【請求項1】 マトリックス状に配置されたメモリセル
アレイと、 前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、 前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、 ロウアドレス信号のラッチ回路と、 カラムアドレス信号のラッチ回路と、 前記ワード線を選択するロウデコーダ回路と、 前記ビット線を選択するカラムデコーダ回路と、 前記メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しのデー
タラッチ回路とを具備するメモリ部を有し、 かつ、複数の外部入出力信号用パッドを介して接続され
た複数の入力線に外部信号を入力することにより、前記
メモリ部の動作状態を制御する複数の出力線に制御信号
を出力するロジック部と、 前記複数の外部入出力信号用パッドを介して前記ロジッ
ク部をバイパスする配線と前記メモリ部の動作状態を制
御する出力線とを入力し、選択信号線を通じて外部選択
信号を入力することにより、前記ロジック部をバイパス
する配線と前記メモリ部の動作状態を制御する出力線と
のいずれかを選択して出力する選択回路と、 前記選択回路の出力にバスを構成する各線の一端がそれ
ぞれ接続され、前記各線の他端が前記メモリ部の入力に
それぞれ接続されたバス配線と、 前記バス配線に近接して配置された基準線と、 前記外部入出力信号用パッドに近接して配置され、かつ
前記基準線に接続された基準パッドと、 前記基準線と前記バス配線を構成する少なくとも1つの
線とを接続するスイッチングトランジスタと、 前記スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線とを
具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記スイッチングトランジスタの少なく
とも1つを選択してオン・オフ制御する制御回路と、前
記制御回路の入力に接続された制御線と、前記スイッチ
ングトランジスタの少なくとも1つを選択するための外
部制御信号を入力する制御パッドとを具備することを特
徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記選択回路と前記メモリ部との間に接
続された前記バス配線を、前記メモリ部の入力の直近に
おいて切り離すことにより前記メモリ部を分離する分離
用トランジスタと、前記分離用トランジスタによる前記
メモリ部の分離を制御する分離制御線を具備することを
特徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載の半導体
集積回路。 - 【請求項4】 マトリックス状に配置されたメモリセル
アレイと、 前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、 前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、 ロウアドレス信号のラッチ回路と、 カラムアドレス信号のラッチ回路と、 前記ワード線を選択するロウデコーダ回路と、 前記ビット線を選択するカラムデコーダ回路と、 各メモリセルアレイへの書き込み及び読み出しのデータ
のラッチ回路とを具備するメモリ部を有し、 かつ、複数の外部入出力信号用パッドを介して接続され
た複数の入力線に外部信号を入力することにより、前記
メモリ部の動作状態を制御する複数の出力線に制御信号
を出力するロジック部と、 前記複数の外部入出力信号用パッドを介して前記ロジッ
ク部をバイパスする配線と前記メモリ部の動作状態を制
御する出力線とを入力し、選択信号線を通じて外部選択
信号を入力することにより、前記ロジック部をバイパス
する配線と前記メモリ部の動作状態を制御する出力線と
のいずれかを選択して出力する選択回路と、 前記選択回路の出力にバスを構成する各線の一端がそれ
ぞれ接続され、前記各線の他端が前記メモリ部の入力に
それぞれ接続されたバス配線と、 前記バスを構成する少なくとも2以上のバス配線間を相
互に接続するスイッチングトランジスタと、 前記スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線とを
具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項5】 前記スイッチングトランジスタの少なく
とも1つを選択してオン・オフ制御する制御回路と、前
記制御回路の入力に接続された制御線と、 前記スイッチングトランジスタの少なくとも1つを選択
するための外部制御信号を入力する制御パッドとを具備
することを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。 - 【請求項6】 前記選択回路と前記メモリ部との間に接
続された前記バス配線を、前記メモリ部の入力の直近に
おいて切り離すことにより前記メモリ部を分離する分離
用トランジスタと、前記分離用トランジスタによる前記
メモリ部の分離を制御する分離制御線とを具備すること
を特徴とする請求項4、5のいずれか1つに記載の半導
体集積回路。 - 【請求項7】 少なくとも第1のロジック部と第2のロ
ジック部とを同一チップ上に搭載した半導体集積回路に
おいて、 複数の外部入出力信号用パッドを介して接続された複数
の入力線に外部信号を入力することにより、前記第1の
ロジック部の動作状態を制御する複数の出力線に制御信
号を出力する前記第2のロジック部と、 前記複数の外部入出力信号用パッドを介して前記第2の
ロジック部をバイパスする配線と前記第1のロジック部
の動作状態を制御する出力線とを入力し、選択信号線を
通じて外部選択信号を入力することにより、前記ロジッ
ク部をバイパスする配線と前記第1のロジック部の動作
状態を制御する複数の出力線とのいずれかを選択して出
力する選択回路と、 前記選択回路の出力にバスを構成する各線の一端がそれ
ぞれ接続され、前記各線の他端が前記第1のロジック部
の入力にそれぞれ接続されたバス配線と、 前記バス配線に近接して配置された基準線と、 前記外部入出力信号用パッドに近接して配置され、かつ
前記基準線に接続された基準パッドと、 前記基準線と前記バス配線を構成する少なくとも1つの
線とを接続するスイッチングトランジスタと、 前記スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線とを
具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項8】 前記スイッチングトランジスタの少なく
とも1つを選択してオン・オフ制御する制御回路と、前
記制御回路の入力に接続された制御線と、前記スイッチ
ングトランジスタの少なくとも1つを選択するための外
部制御信号を入力する制御パッドとを具備することを特
徴とする請求項7記載の半導体集積回路。 - 【請求項9】 前記選択回路と前記第1のロジック部と
の間に接続された前記バス配線を、前記第1のロジック
部の入力の直近において切り離すことにより前記第1の
ロジック部を分離する分離用トランジスタと、前記分離
用トランジスタによる前記第1のロジック部の分離を制
御する分離制御線を具備することを特徴とする請求項
7、8のいずれか1つに記載の半導体集積回路。 - 【請求項10】 少なくとも第1のロジック部と第2の
ロジック部とを同一チップ上に搭載した半導体集積回路
において、 複数の外部入出力信号用パッドを介して接続された複数
の入力線に外部信号を入力することにより、前記第1の
ロジック部の動作状態を制御する複数の出力線に制御信
号を出力する前記第2のロジック部と、 前記複数の外部入出力信号用パッドを介して前記第1の
ロジック部をバイパスする配線と前記第2のロジック部
の動作状態を制御する出力線とを入力し、選択信号線を
通じて外部選択信号を入力することにより、前記第2の
ロジック部をバイパスする配線と前記第1のロジック部
の動作状態を制御する出力線とのいずれかを選択して出
力する選択回路と、 前記選択回路の出力にバスを構成する各線の一端がそれ
ぞれ接続され、前記各線の他端が前記第1のロジック部
の入力にそれぞれ接続されたバス配線と、 前記バスを構成する少なくとも2以上のバス配線間を相
互に接続するスイッチングトランジスタと、 前記スイッチングトランジスタのオン・オフ制御線とを
具備することを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項11】 前記スイッチングトランジスタの少な
くとも1つを選択してオン・オフ制御する制御回路と、
前記制御回路の入力に接続された制御線と、前記スイッ
チングトランジスタの少なくとも1つを選択するための
外部制御信号を入力する制御パッドとを具備することを
特徴とする請求項10記載の半導体集積回路。 - 【請求項12】 前記選択回路と前記第1のロジック部
との間に接続された前記バス配線を、前記第1のロジッ
ク部の入力の直近において切り離すことにより前記第1
のロジック部を分離する分離用トランジスタと、前記分
離用トランジスタによる前記第1のロジックの分離を制
御する分離制御線とを具備することを特徴とする請求項
10、11のいずれか1つに記載の半導体集積回路。
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