JP3302652B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3302652B2
JP3302652B2 JP03428599A JP3428599A JP3302652B2 JP 3302652 B2 JP3302652 B2 JP 3302652B2 JP 03428599 A JP03428599 A JP 03428599A JP 3428599 A JP3428599 A JP 3428599A JP 3302652 B2 JP3302652 B2 JP 3302652B2
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廣治 毒島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機(コインの投入に応じて打玉を
遊技領域に弾発発射して遊技が可能となる遊技機)等で
代表される弾球遊技機に関する。詳しくは、遊技領域に
打玉を打込んで遊技が行われる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、弾球遊技機の
少なくとも上面と両側面とを含む外壁面を構成する外枠
に対し、弾球遊技機の前面を構成する前枠が枢支機構に
より開閉可能に枢支されたものがあった。
【0003】この枢支機構は、図17に示すように、前
枠を上下方向に隔てた箇所で枢支するための第1の蝶番
部2aと第2の蝶番部2bとを含んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、この従来の弾球
遊技機においては、外枠に対し前枠を組付ける際には、
前枠を持上げた状態で前記第1の蝶番部2aと第2の蝶
番部2bとを同時に嵌合させる必要があった。具体的に
は、第1の蝶番部2aおよび第2の蝶番部2bは、とも
に、枢支用軸部12と軸挿入部18とを有しており、第
1の蝶番部2aの枢支用軸12と第2の蝶番部2bの枢
支用軸部12を第1の蝶番部2aの軸挿入部18と第2
の蝶番部2bの軸挿入部18とに同時に挿入させて嵌合
される必要があった。その結果、組付作業が困難となる
という欠点があった。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、外枠に対する前枠の組付作業
を簡単にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行われる弾球遊技
機であって、弾球遊技機の少なくとも上面と両側面とを
含む外壁面を構成する外枠と、弾球遊技機の前面側を構
成する前枠と、前記外枠に対し前記前枠を開閉可能に枢
支する枢支機構とを含み、前記枢支機構は、前記前枠を
上下方向に隔てた箇所で枢支するための第1の蝶番部と
第2の蝶番部とを含み、前記第1の蝶番部は、前記前枠
および前記外枠のうちの一方に取付けられた枢支用軸部
と他方に取付けられて前記枢支用軸部が挿入される軸挿
入部と、前記枢支用軸部と前記軸挿入部とを近づける方
向に移動案内するためのガイド部とを有し、前記第1の
蝶番部の前記枢支用軸部は、該枢支用軸部の先端に前記
溝に嵌合するガイド用突起が設けられ、 前記ガイド部
は、前記軸挿入部に通じる溝を有し、 該溝は、前記ガイ
ド用突起が嵌合可能な溝幅でかつ前記枢支用軸部が嵌合
不可能な溝幅に構成されており、前記前枠を前記外枠に
取付ける際に、前記第2の蝶番部を嵌合させて枢支可能
状態にした後、前記溝に前記ガイド用突起が嵌合した状
態で前記溝に沿って前記ガイド用突起と前記軸挿入部と
が近づく方向に移動案内され、両者が一致した時点で前
記前枠の自重により前記枢支用軸部が前記軸挿入部に挿
入可能な状態となることを特徴とする。
【0007】
【0008】請求項に記載の本発明は、請求項に記
載の発明の構成に加えて、前記ガイド用突起は、前記外
枠に対し前記前枠が所定角度開いている場合にのみ、前
記溝に嵌合可能となることを特徴とする。
【0009】請求項に記載の本発明は、請求項1に
載の発明の構成に加えて、前記外枠に対し前記前枠が所
定角度開くことにより該前枠を持上げる持上げ手段をさ
らに含み、該持上げ手段により前記前枠が持上げられる
ことにより前記枢支用軸部が前記軸挿入部から離脱する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、外枠に対し
前枠を開閉可能に枢支する枢支機構が、前枠を上下方向
に隔てた箇所で枢支する第1の蝶番部と第2の蝶番部と
を含んでいる。第1の蝶番部は、前枠および外枠のうち
の一方に取付けられた枢支用軸部と他方に取付けられて
その枢支用軸部が挿入される軸挿入部と、枢支用軸部と
前記軸挿入部とを近づける方向に移動案内するためのガ
イド部とを有している。前記ガイド部に嵌合するガイド
用突起が枢支用軸部の先端に設けられている。前記ガイ
ド部は、前記軸挿入部に通じる溝を有している。この溝
は、前記ガイド用突起が嵌合可能な溝幅でかつ前記枢支
用軸部が嵌合不可能な溝幅に構成されている。そして、
前枠を前記外枠に取付ける際に、前記第2の蝶番部を嵌
合させて枢支可能状態にした後、前記溝に前記ガイド用
突起が嵌合した状態で前記溝に沿って前記ガイド用突起
と前記軸挿入部とが近づく方向に移動案内され、両者が
一致した時点で前記前枠の自重により前記枢支用軸部が
前記軸挿入部に挿入可能な状態となる。
【0011】
【0012】請求項に記載の本発明によれば、請求項
に記載の発明の作用に加えて、外枠に対し前枠が所定
角度開いている場合にのみ前記ガイド用突起が前記溝に
嵌合可能となる。
【0013】請求項に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、持上げ手段の働きによ
り、外枠に対し前枠が所定角度開くことによりその前枠
が持上げられる。その前枠が持上げられることにより前
記枢支用軸部が前記軸挿入部から離脱する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態
では、弾球遊技機としてパチンコ遊技機を取上げて説明
するが、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機
等であってもよく、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行
われる弾球遊技機であればすべて対象となる。
【0015】図1は、弾球遊技機の一例のパチンコ遊技
機33を示す全体正面図である。パチンコ遊技機33
は、その上面と両側面とを含む外壁面を構成する外枠3
(図2参照)が設けられている。この外枠3の向かって
左側の箇所で前枠1が開閉可能に枢支されている。その
ために、パチンコ遊技機33には、第1の蝶番部2aと
第2の蝶番部2bとが設けられており、その2つの蝶番
部2a,2bにより上下箇所で前枠1が開閉可能に枢支
される。
【0016】パチンコ遊技機33の右下隅には、打球操
作ハンドル6が設けられている。また前面板9の前面側
には上皿7が設けられている。遊技者が打球操作ハンド
ル6を回動操作することにより、上皿7に貯留されてい
るパチンコ玉が1つ遊技領域4内に打込まれる。遊技領
域4の前面側はガラス扉5により開閉可能に構成されて
いる。このガラス扉5と前枠1とは、遊技場の係員が所
持している所定の鍵により施錠および解錠可能に構成さ
れている。その鍵が挿入される鍵穴34が前枠1に形成
されている。遊技場の係員がこの鍵穴34に鍵を挿入し
て所定方向に回動操作することによりガラス扉5が解錠
され、そのガラス扉5とは逆方向に回動操作することに
より前枠1が解錠される。
【0017】前枠1の上方部分には、大当り等の遊技状
態に応じて点灯または点滅する装飾ランプ30が設けら
れている。また、遊技領域に打込まれた打玉が入賞する
ことにより景品玉が上皿7に払出され、上皿7がパチン
コ玉により満杯となりそれ以上貯留できなくなった余剰
玉が下皿8へ払出される。
【0018】なお、図中12は、第2の蝶番部2bにお
ける枢支用軸部であり、軸挿入部18に挿入された状態
となっている。
【0019】図2〜図5は、第1の実施の形態における
第1の蝶番部2aを示す図である。図3は、外枠3に対
し前枠1が直角に開いた状態を示している。
【0020】図4は、外枠3に対し前枠1がほぼ45°
に開いた状態を示している。図5は、外枠3に対し前枠
1が閉じた状態を示している。
【0021】図2〜図5を参照して、外枠3のコーナ部
分には、外枠側金具10がねじ止め固定されている。図
中11はそのねじがねじ込まれるねじ孔である。一方、
前枠1には、前枠側金具15がねじ止め固定されてい
る。
【0022】外枠側金具10には、枢支用軸部12が設
けられているとともに、その枢支用軸部12の先端部分
にガイド用突起13が設けられている。一方、前枠側金
具15には、軸挿入部18が穿設されているとともに、
前枠側金具15に対し所定角度傾斜させたガイド部16
が設けられている。このガイド部16には、軸挿入部1
8に通じる溝17が形成されている。
【0023】この溝17の溝幅は、図2(b)に示すよ
うに、ガイド用突起13の径とほぼ同じ寸法に構成され
ており、ガイド用突起13が溝17に嵌合できるように
構成されている。一方、軸挿入部18の口径と枢支軸1
2の軸径とがほぼ同じ寸法に構成されており、枢支用軸
部12が軸挿入部18に挿入されて嵌合可能となるよう
に構成されている。
【0024】このように構成された蝶番部において、外
枠3に対し前枠1を組付けるに際しては、まず前枠1を
持上げて第2の蝶番部2bの枢支用軸部12を軸挿入部
18に挿入して嵌合させて枢支可能状態にした上で、前
枠1とともにガイド部16をガイド用突起13側に近づ
ける。そして、ガイド部16の溝17にガイド用突起1
3が嵌合した状態で、枢支用軸部12の上部に形成され
ている円錐台形状のガイド受面35とガイド部16の下
面側とが当接した状態となる。その状態で、前枠1とと
もに軸挿入部18をガイド用突起13側に移動させる。
すると、溝17に沿ってガイド用突起13側に軸挿入部
18が移動しながらガイド部16がガイド受面35に乗
上げる状態となって徐々に前枠1が持上げられ、軸挿入
部18と枢支用軸部12とが一致した段階で前枠1の自
重によって枢支用軸部12が軸挿入部18に挿入され
る。これにより、第1の蝶番部2aが枢支可能状態とな
って前枠1の取付けが完了する。
【0025】一方、前枠1を取外す場合には、枢支用軸
部12の高さ部分だけ前枠1を持上げて枢支用軸部12
を軸挿入部18から離脱させ、溝17に沿ってガイド用
突起13をガイド部16から離隔させ、その状態で前枠
1を持上げて第2の蝶番部2bの枢支用軸部12と軸挿
入部18とを離脱させる。なお、第1の蝶番部2aの枢
支用軸部12の寸法だけ前枠1を持上げたとしても第2
の蝶番部2bの枢支用軸部12が軸挿入部18から離脱
されないように、第2の蝶番部2bの枢支用軸部12が
背の高い寸法のもので構成している。また、図中40は
膨出部であり、前枠1を閉じた状態で持ち上げようとし
てもこの膨出部40により前枠側金具15が押さえられ
て軸挿入部18から枢支用軸12が離脱できないように
構成されている。
【0026】図6〜図11は、第2の実施の形態におけ
る第1の蝶番部2aを示したものである。図6,図7
は、外枠3に対し前枠1の取付けおよび取外しを説明す
るための図である。図8は、前枠3に対し外枠1が直角
に開いた状態を示す図である。図9は、外枠3に対し前
枠1がほぼ45°に開いた状態を示す図である。図10
は、外枠3に対し前枠1が閉じた状態を示す図である。
図11は、外枠3に対し前枠1が閉じた状態における縦
断面図である。
【0027】図6〜図11に基づいて、前述した第1の
実施の形態との相違点を主に説明する。
【0028】この第2の実施の形態においては、枢支用
軸部12に形成されているガイド用突起13が、板状の
形状に構成されている。一方、溝17の溝幅は図6
(b)に示されているように、板状のガイド用突起13
の板厚とほぼ同じ寸法に構成されている。このガイド用
突起13の長手方向が外枠3に対し直角となるように構
成されている。そして、外枠3に対し前枠1を組付ける
においては、前述と同様にまず第2の蝶番部2bを嵌合
させた状態で、ガイド部16に形成された溝17にガイ
ド用突起13を嵌合させる。その際には、ガイド用突起
13が板状の形状であるために、前枠1を外枠3に対し
直角となるように保持し、その状態でガイド用突起13
を溝17に嵌合させた状態で軸挿入部18をガイド用突
起13側へ近づける。すると、第1の実施の形態と同様
に、ガイド部16が枢支用軸部12に乗上げながら前枠
1を徐々に持上げ、軸挿入部18と枢支用軸部12とが
一致した段階で前枠1の自重により軸挿入部18に枢支
用軸部12が挿入されて枢支可能状態となる。
【0029】このように構成されているために、図9や
図10に示すように、外枠3に対し前枠1が直角に開成
されていない状態では、ガイド用突起13が溝17に嵌
合できないために、前枠1を枢支用軸部12の高さ分だ
け持上げたとしても、前枠1を外枠3から取外すことは
できない。その結果、軸挿入部18と枢支用軸部12と
の嵌合が不測に離脱して前枠1が倒れてくる不測の自体
を極力防止することができる。
【0030】そして、外枠3に対し前枠1を取外す場合
には、図7に示すように、外枠3に対し前枠1を直角に
開成させ、枢支用軸部12の高さ分だけ前枠1を持上げ
ることにより、ガイド用突起13が溝17に嵌合し、そ
の状態で前枠1を手前側に倒すことによりガイド用突起
13が溝17から離脱して第2の蝶番部2aが離脱さ
れ、次に前枠1を持上げて第2の蝶番部2bの嵌合を離
脱させることにより取外しが完了する。
【0031】本発明において、前記枢支用軸部12のガ
イド用突起13は、前述したガイド機能の他に、前枠側
金具15の挿入作業移動時に、軸挿入部18が枢支用軸
部12を乗り越えて行き過ぎないようにするストッパー
としても作用する。また、本発明は、外枠側金具10と
前枠側金具15とが入れ替わってもよい。すなわち、枢
支用軸部12が前枠側に、軸挿入部18が外枠側に設け
られてもよい。さらに、本発明では、第2の蝶番部2b
の方のみあるいは第1,第2の両蝶番部を、枢支用軸部
12やガイド部16を有する蝶番部で構成してもよい。
【0032】図12〜図16は、第3の実施の形態を示
す図である。図12〜図16に示す第3の実施の形態に
おいて、第1の実施の形態との相違点について主に説明
する。
【0033】この第3の実施の形態では、外枠3の下部
における前枠1底面部分の前枠側金具15に対向する箇
所に、ダボ37が形成されている。このダボ37は、前
枠1を持上げるためのものであり、前枠1を所定角度開
成させることにより前枠1がこのダボ37に乗上げて前
枠1が持上げられる。このダボ37によって前枠1が持
上げられる寸法は、枢支用軸部12の高さとほぼ一致す
るように構成されている。
【0034】前枠1を外枠3に取付けるにおいては、第
2の蝶番部2bの軸挿入部18に枢支用軸部12を挿入
された状態でダボ37上に前枠1を乗せる。その状態
で、第1の実施の形態と同様に、ガイド部16の溝17
にガイド用突起13を嵌合させた状態で軸挿入部18を
ガイド用突起13側に移動させる。そして、軸挿入部1
8と枢支用軸部12とが一致した段階で、前枠1を閉じ
ることにより、前枠1がダボ37に乗上げていない状態
となり、前枠1の自重により枢支用軸部12が軸挿入部
18に挿入される。この状態で、第1の蝶番部2aの嵌
合が完了して取付作業が完了する。
【0035】図14は、前枠1が外枠3に対し直角に開
いた状態で、前枠1の下部に設けられた前枠側金具15
がダボ37に乗上げた状態が示されている。図15は、
外枠3に対し前枠1がほぼ45°に開いた状態であり、
この状態で、前枠1側の下部の前枠側金具15がダボ3
7から外れる直前の状態となる。図16は、前枠1が閉
じた状態であり、この状態では、下部の前枠側金具15
がダボ37から完全に外れた状態となる。この状態で
は、前枠1を持上げようとしても外枠側金具10の膨出
部40により前枠側金具15が押えられて持上げること
が不可能となり、軸挿入部18から枢支用軸部12を抜
取ることができない状態となる。その結果、前枠1の取
外しが不可能となる。
【0036】このダボ37により、外枠に対し前枠が所
定角度開くことにより前枠を持ち上げる持上げ手段が構
成されている。この持上げ手段により前枠が持上げられ
ることにより枢支用軸部が軸挿入部から離脱するように
構成されている。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、第2
の蝶番部を嵌合させて枢支可能状態にした後第1の蝶番
部におけるガイド部に沿って枢支用軸部と軸挿入部とを
近づけて両者が一致した時点で枢支用軸部が軸挿入部に
挿入可能な状態となるために、第1の蝶番部と第2の蝶
番部とを同時に嵌合させる必要がなくなり、前枠の取付
作業が容易となる。また、ガイド部の溝にガイド用突起
を嵌合させた状態で溝に沿ってガイド用突起と軸挿入部
とが近づく方向に確実に移動案内することができ、両者
が一致した時点で枢支用軸部が軸挿入部に挿入可能な状
態となり、前枠の取付作業がより一層容易となる。
【0038】
【0039】請求項に記載の本発明によれば、請求項
に記載の発明の効果に加えて、前枠が所定角度開いて
いる場合にのみガイド用突起が前記溝に嵌合可能となる
ために、所定角度前枠が開かない限り、溝に沿ってガイ
ド用突起を離脱することが不可能であり、第1の蝶番部
の嵌合が不測に解除されて前枠が不測に倒れてくる等の
危険性を極力防止することができる。
【0040】請求項に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、持上げ手段により前枠
を持上げた状態で枢支用軸部が軸挿入部から離脱するた
めに、前枠の取外し作業が楽になる一方、前枠を所定角
度開かない限り前枠が持上げ手段によって持上げられる
ことがないために、第1の蝶番部が不測に離脱して前枠
が不測に倒れてくる等の危険性を極力防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機を示す全体
正面図である。
【図2】第1の実施の形態における第1の蝶番部の構成
を示す図である。
【図3】第1の実施の形態において、前枠が直角に開い
たときの第1の蝶番部を示す図である。
【図4】第1の実施の形態において、前枠がほぼ45°
に開いたときの第1の蝶番部を示す図である。
【図5】第1の実施の形態において、前枠が閉じたとき
の第1の蝶番部を示す図である。
【図6】第2の実施の形態において、第1の蝶番部の構
成を示す図である。
【図7】第2の実施の形態において、第1の蝶番部の作
用を示す図である。
【図8】第2の実施の形態において、前枠が直角に開い
たときの第1の蝶番部を示す図である。
【図9】第2の実施の形態において、前枠がほぼ45°
に開いたときの第1の蝶番部を示す図である。
【図10】第2の実施の形態において、前枠が閉じたと
きの第1の蝶番部を示す図である。
【図11】第2の実施の形態において、第1の蝶番部と
第2の蝶番部との縦断面図を示す図である。
【図12】第3の実施の形態において、前枠側金具がダ
ボに乗上げていないときの第1の蝶番部と第2の蝶番部
との縦断面図である。
【図13】第3の実施の形態において、前枠側金具がダ
ボに乗上げたときの第1の蝶番部と第2の蝶番部との縦
断面図である。
【図14】第3の実施の形態において、前枠が直角に開
いたときの第1の蝶番部を示す図である。
【図15】第3の実施の形態において、前枠がほぼ45
°に開いたときの第1の蝶番部を示す図である。
【図16】第3の実施の形態において、前枠が閉じたと
きの第1の蝶番部を示す図である。
【図17】従来例を示し、第1の蝶番部と第2の蝶番部
との縦断面図である。
【符号の説明】
33は弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機、4は遊技領
域、1は前枠、3は外枠、2aは第1の蝶番部、2bは
第2の蝶番部、12は枢支用軸部、18は軸挿入部、1
3はガイド用突起、16はガイド部、17は溝、15は
前枠側金具、10は外枠側金具である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−33188(JP,A) 特開 平11−76552(JP,A) 特開 平8−38720(JP,A) 実開 昭48−105691(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 E05D 7/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉を遊技領域に打込んで遊技が行われ
    る弾球遊技機であって、 弾球遊技機の少なくとも上面と両側面とを含む外壁面を
    構成する外枠と、 弾球遊技機の前面側を構成する前枠と、 前記外枠に対し前記前枠を開閉可能に枢支する枢支機構
    とを含み、 前記枢支機構は、 前記前枠を上下方向に隔てた箇所で枢支するための第1
    の蝶番部と第2の蝶番部とを含み、 前記第1の蝶番部は、 前記前枠および前記外枠のうちの一方に取付けられた枢
    支用軸部と他方に取付けられて前記枢支用軸部が挿入さ
    れる軸挿入部と、 前記枢支用軸部と前記軸挿入部とを近づける方向に移動
    案内するためのガイド部とを有し、前記第1の蝶番部の前記枢支用軸部は、該枢支用軸部の
    先端に前記溝に嵌合するガイド用突起が設けられ、 前記ガイド部は、前記軸挿入部に通じる溝を有し、 該溝は、前記ガイド用突起が嵌合可能な溝幅でかつ前記
    枢支用軸部が嵌合不可能な溝幅に構成されており、 前記前枠を前記外枠に取付ける際に、前記第2の蝶番部
    を嵌合させて枢支可能状態にした後、前記溝に前記ガイ
    ド用突起が嵌合した状態で前記溝に沿って前記ガイド用
    突起と前記軸挿入部とが近づく方向に移動案内され、両
    者が一致した時点で前記前枠の自重により前記枢支用軸
    部が前記軸挿入部に挿入可能な状態となることを特徴と
    する、弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド用突起は、前記外枠に対し前
    記前枠が所定角度開いている場合にのみ、前記溝に嵌合
    可能となることを特徴とする、請求項に記載の弾球遊
    技機。
  3. 【請求項3】 前記外枠に対し前記前枠が所定角度開く
    ことにより該前枠を持上げる持上げ手段をさらに含み、 該持上げ手段により前記前枠が持上げられることにより
    前記枢支用軸部が前記軸挿入部から離脱することを特徴
    とする、請求項1に記載の弾球遊技機。
JP03428599A 1999-02-12 1999-02-12 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP3302652B2 (ja)

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