JP2003325901A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2003325901A JP2003325901A JP2002141965A JP2002141965A JP2003325901A JP 2003325901 A JP2003325901 A JP 2003325901A JP 2002141965 A JP2002141965 A JP 2002141965A JP 2002141965 A JP2002141965 A JP 2002141965A JP 2003325901 A JP2003325901 A JP 2003325901A
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Abstract
る。 【解決手段】前扉4の裏面の外縁に沿って、略矩形の金
属製の補強板44を取り付ける。補強板44の左端部の
上端および下端をそれぞれ手前側に折り曲げることによ
り、前扉4を遊技機本体(保持枠)に対して回動可能に
取り付けるためのヒンジ451、452を形成する。ま
た、補強板44を折り曲げることにより、上下のピン4
31、432を介して透明板保持枠43を回動可能に支
持するための透明板支持部453、454を形成する。
さらに、補強板44の左側縁を後方側に折り曲げること
により、後方側に突出した突出部455を形成する。
Description
遊技機に関する。
の遊技機本体の手前側に開閉可能に取り付けられた前扉
が備えられている。前扉は、例えばその左端部の上端お
よび下端が遊技機本体に対して回動可能に取り付けられ
ていて、その前面には、例えば遊技の雰囲気を盛り上げ
るために発光するランプなどが取り付けられている。ま
た、パチンコ機においては、通常、その前扉に例えばガ
ラス板などの透明板により覆われた開口が形成されてお
り、透明板を介して後方側に配置された遊技盤を視認す
ることができるようになっている。
であったが、最近の遊技機の中には、合成樹脂などを用
いて前扉をデザイン性に優れた形状に形成したものがあ
る。
ように、前扉は透明板やランプなどを保持しているた
め、ある程度の重量を有しており、合成樹脂で形成した
前扉では強度が十分でない場合がある。本発明は、かか
る背景のもとでなされたもので、前扉の強度がより向上
された遊技機を提供することを目的とする。
的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技盤
(8)に向けて遊技球を発射して遊技を行うことができ
る遊技機(1)であって、遊技機本体(2、3)の手前
側を覆うように回動可能に取り付けられ、後方側に配置
された遊技盤を視認するための開口(41)が形成され
た前扉(4)と、上記開口を後方側から覆う透明板(4
2)と、上記前扉の裏面の外縁に沿って取り付けられた
金属製の補強板(44)とを備え、上記補強板には、そ
の一部が折り曲げられることにより、上記前扉を遊技機
本体に対して回動可能に取り付けるためのヒンジ(45
1、452)と、上記透明板を支持するための透明板支
持部(453、454)とが形成されていることを特徴
とする遊技機である。
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。この構成によれば、前扉を合成樹脂などで形成し
た場合でも、前扉の裏面に取り付けられた金属製の補強
板により、前扉の強度を向上できる。特に、前扉の荷重
がかかるヒンジの部分を、金属製の補強板の一部として
構成することにより、十分な強度で前扉を支持すること
ができる。
板支持部により透明板を支持することにより、透明板の
荷重を補強板で受けることができるので、透明板を前扉
で支持する場合と比較して、前扉の強度をより向上でき
る。請求項2記載の発明は、上記補強板(44)が折り
曲げられることにより形成され、当該補強板の(上記ヒ
ンジ451、452側の)側縁に沿って後方側に突出し
た突出部(455)をさらに含むことを特徴とする請求
項1記載の遊技機である。
げられることにより、当該補強板が歪むのを防止できる
ので、前扉の強度をより向上できる。また、通常、前扉
を遊技機本体に対して回動可能に取り付けるためには、
前扉と遊技機本体との間に一定の間隔が必要となる。こ
のため、前扉を閉じた状態では、前扉と遊技機本体との
間に隙間が生じるようになっている。遊技者の中には、
この前扉と遊技機本体との隙間からピアノ線や針金など
を侵入させることにより、例えば前扉を開けるよう操作
したり、遊技盤の盤面に配置された入賞装置を開放させ
て入賞口に遊技球を入りやすくしたりするなどの不正行
為を行う者がいる。
って後方側に突出した突出部により、前扉と遊技機本体
との隙間からのピアノ線や針金などの侵入を阻止するこ
とができるので、不正行為を防止することができる。請
求項3記載の発明のように、上記透明板支持部(45
3、454)は、上記透明板(42)を後方側に回動可
能に支持するものであってもよい。
明の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発
明の一実施形態に係るパチンコ機1の外観構成を示す斜
視図である。このパチンコ機1は、略矩形の主枠2と、
主枠2の手前側に開閉可能に取り付けられ、遊技盤を保
持するための保持枠3と、保持枠3の手前側に開閉可能
に取り付けられ、当該パチンコ機1における遊技の雰囲
気を盛り上げるために発光するランプLや、音声を出力
するスピーカSなどを保持する前扉4と、主枠2の上下
左右を取り囲み、遊技店において当該パチンコ機1を遊
技機島に取り付けるための外枠5とを備えている。
下端が、それぞれ回動軸401、402により回動可能
に保持されている。保持枠3の右側下部には、鍵を挿入
可能な鍵機構30が配置されていて、例えば、この鍵機
構30に遊技店の店員などが鍵を挿入して、所定方向に
回転させることにより前扉4を手前側に開くことができ
るようになっている。図2は、前扉4を開いた状態のパ
チンコ機1を示す斜視図である。
部には、遊技に使用する遊技球(パチンコ球)を貯留し
ておくための球皿6が設けられている。球皿6の上方左
側には、球払出口7が形成されていて、機内に設けられ
た球払出装置(図示せず)から賞球または貸球として払
い出された遊技球は、球払出口7を介して球皿6上に落
下するようになっている。球皿6は、例えば、球払出口
7から払い出された遊技球を受け止めて所定量まで貯留
すると共に、その貯留された遊技球を遊技盤8に向けて
発射するための発射装置(図示せず)に供給する球供給
部61と、球供給部61より1段低く形成され、球供給
部61に貯留しきれずに溢れ出した遊技球を受け止めて
貯留するための球貯留部62とを有している。
より覆われている。この球皿カバー63の右下隅には窪
みが形成されており、この窪み内には、遊技の際に遊技
者が握るためのハンドル9が配設されている。ハンドル
9は、例えばほぼ円柱状のグリップ91と、このグリッ
プ91の中心軸線まわりに回動可能に設けられた例えば
略六角形状の回転操作部材92とを有している。球皿6
の球供給部61に遊技球が貯留された状態で回転操作部
材92が回転操作されると、発射装置が作動し、球供給
部61の遊技球が1球ずつ発射装置に取り込まれて、当
該発射装置から遊技盤8の盤面に向けて発射される。発
射装置から発射された遊技球は、遊技盤8に備えられた
ガイドレール81に沿って上方へと導かれた後、遊技盤
8の上部から放たれ、遊技盤8の盤面に打設された多数
本の障害釘(図示せず)の間を通って落下することとな
る。
形成されている。前扉4の裏側には、透明板42(例え
ばガラス板)を保持するための略矩形の透明板保持枠4
3が設けられていて、この透明板保持枠43に透明板4
2を嵌め込むことにより、開口41の後側を透明板42
で覆うことができるようになっている。これにより、前
扉4を閉じた状態では、透明板42を介して、その後側
に設けられた遊技盤8を視認できるようになっている。
れている。この裏カバー11の前面(内面)には、例え
ば当該パチンコ機1における遊技内容を制御するための
種々の制御基板(図示せず)が取り付けられている。前
扉4は、主に、障害釘の角度を調節して障害釘の間を通
って落下する遊技球の流れを調整する際や、障害釘の間
に詰まった遊技球を取り除く際などに開けられる。
図3を参照して、前扉4の裏面には、その外縁に沿って
略矩形の金属製の補強板44が取り付けられている。本
実施形態では、前扉4は、例えば合成樹脂で形成されて
いる。前扉4を合成樹脂で形成した場合でも、前扉4の
裏面に金属製の補強板44を取り付けることにより、前
扉4の強度を向上できる。透明板保持枠43には、その
左端部の上端および下端に、それぞれ上下方向に延びる
ピン431、432が取り付けられている。これらのピ
ン431、432が補強板44に対して回動可能に取り
付けられることにより、透明板保持枠43は、ピン43
1、432を中心に後方側(図3における紙面手前側)
に開閉可能となっている。
る。図4に示すように、補強板44は、その左側(図4
における右側)を構成する左板45と、右側(図4にお
ける左側)を構成する右板46と、上側を構成する上板
47と、下側を構成する下板48とが、複数本(例えば
5本)のねじ491〜495で互いに連結されることに
より形成されている。図5は、左板45の構成を示す図
であって、図5(a)は後方から見た図、図5(b)は
上方から見た図、図5(c)は下方から見た図、図5
(d)は左側方から見た図をそれぞれ示している。
り、その左端部の上端および下端がそれぞれ手前側に折
り曲げられることにより、前扉4を図1に示す回動軸4
01、402に対して回動可能に取り付けるためのヒン
ジ451、452が形成されている。上側のヒンジ45
1には、上側の回動軸401と係合させるための係合切
欠き451Aが形成されており、下側のヒンジ452に
は、下側の回動軸402を挿通するための挿通孔452
Aが形成されている。下側のヒンジ452の挿通孔45
2Aに回動軸402を挿通させた後、上側のヒンジ45
1の係合切欠き451Aに回動軸401を係合させるこ
とにより、前扉4を保持枠3に対して手前側に開閉可能
に取り付けることができる。前扉4の荷重がかかるヒン
ジ451、452の部分を、金属製の補強板44(左板
45)の一部として構成することにより、十分な強度で
前扉4を支持することができる。
左端部の上端および下端を回動可能に支持するための透
明板支持部453、454が、折り曲げられて形成され
ている。上下の透明板支持部453、454には、それ
ぞれ挿通孔453A、454Aが形成されていて、これ
らの挿通孔453A、454Aに透明板保持枠43のピ
ン431、432をそれぞれ挿通させることにより、透
明板保持枠43を前扉4に対して後方側に開閉可能に取
り付けることができる(図3参照)。金属製の補強板4
4(左板45)の一部である透明板支持部453、45
4により透明板42(透明板支持枠43)を支持するこ
とにより、透明板42の荷重を補強板44で受けること
ができるので、透明板を前扉で支持する場合と比較し
て、前扉3の強度をより向上できる。
付けるためには、前扉4の左側縁と保持枠3の左側縁と
の間に一定の間隔が必要となる。このため、前扉4を閉
じた状態では、前扉4の左側縁と保持枠3の左側縁との
間に隙間が生じるようになっている。遊技者の中には、
この前扉4と保持枠3との隙間からピアノ線や針金など
を侵入させることにより、例えば前扉4を開けるよう操
作したり、遊技盤8の盤面に配置された入賞装置(図示
せず)を開放させて入賞口に遊技球を入りやすくしたり
するなどの不正行為を行う者がいる。
縁が後方側に折り曲げられることにより、後方側に突出
した突出部455が形成されている。この構成によれ
ば、左板45の左側縁(ヒンジ451、452側の側
縁)から後方側に突出した突出部455により、前扉4
と保持枠3との隙間からのピアノ線や針金などの侵入を
阻止することができるので、不正行為を防止することが
できる。また、左板45の側縁が折り曲げられることに
より、当該左板45が歪むのを防止できるので、前扉4
の強度をより向上できる。
5と上板47とを連結するねじ491をねじ込むための
ねじ孔456が形成されている。一方、左板45の下端
部の右端には、当該左板45と下板48とを連結するね
じ492をねじ込むためのねじ孔457が形成されてい
る。図6は、右板46の構成を示す図であって、図6
(a)は後方から見た図、図6(b)は上方から見た
図、図6(c)は右側方から見た図をそれぞれ示してい
る。
り、その右側縁が手前側に折り曲げられることにより、
手前側に突出した突出部461が形成されている。これ
により、右板46が歪むのを防止できるので、前扉4の
強度をより向上できる。また、右板46には、その中央
部やや上側に係合切欠き462が形成されており、右下
隅に係合孔463が形成されている。これらの係合切欠
き462および係合孔463には、保持枠3に備えられ
た2つのフック(図示せず)がそれぞれ係合可能となっ
ていて、前扉4を閉じた状態では、係合切欠き462お
よび係合孔463にそれぞれ対応するフックが係合する
ことにより、前扉4が閉じた状態に保持されるようにな
っている。鍵機構30に鍵が挿入されて所定方向に回転
されると、係合切欠き462および係合孔463に対す
るフックの係合が外れ、前扉4を開くことができる。
6と上板47とを連結するねじ493をねじ込むための
ねじ孔464が形成されている。一方、右板46の下端
部の左端には、当該右板45と下板48とを連結するね
じ494、495をそれぞれねじ込むためのねじ孔46
5、467が形成されている。図7は、上板47の構成
を示す図であって、図7(a)は後方から見た図、図7
(b)は上方から見た図、図7(c)は左側方から見た
図をそれぞれ示している。
ることにより構成されており、その左右両端部には、当
該上板47と左板45とを連結するねじ491を通すた
めの挿通孔471、および当該上板47と右板46とを
連結するねじ493を通すための挿通孔472がそれぞ
れ形成されている。図8は、下板48の構成を示す図で
あって、図8(a)は後方から見た図、図8(b)は上
方から見た図、図8(c)は右側方から見た図をそれぞ
れ示している。
ることにより構成されており、その左右両端部には、当
該下板48と左板45とを連結するねじ492を通すた
めの挿通孔481、および当該下板48と右板46とを
連結するねじ494、495を通すための挿通孔48
2、483がそれぞれ形成されている。本発明は、以上
の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記
載の範囲内において種々の変更が可能である。
するための突出部は、左板45の左側縁だけでなく、補
強板44(左板45、右板46、上板47、下板48)
の外縁全体にわたって形成されていてもよい。また、補
強板は、左板45、右板46、上板47および下板48
の4枚の板状部材で構成されるものに限らず、例えば1
枚の板状部材で構成されるものであってもよい。
板44の透明板支持部453、454により回動可能に
支持されるのではなく、例えば補強板に嵌め込まれて支
持されるような構成であってもよい。主枠2、保持枠
3、前扉4および外枠5により構成されるパチンコ機1
に限らず、例えば主枠と外枠とが一体的に構成されたパ
チンコ機にも、本発明を適用することができる。
機1について説明したが、本発明はパチンコ機に限ら
ず、スマートボール機などの他の遊技機にも適用可能で
ある。
成を示す斜視図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】遊技盤に向けて遊技球を発射して遊技を行
うことができる遊技機であって、 遊技機本体の手前側を覆うように回動可能に取り付けら
れ、後方側に配置された遊技盤を視認するための開口が
形成された前扉と、 上記開口を後方側から覆う透明板と、 上記前扉の裏面の外縁に沿って取り付けられた金属製の
補強板とを備え、 上記補強板には、その一部が折り曲げられることによ
り、上記前扉を遊技機本体に対して回動可能に取り付け
るためのヒンジと、上記透明板を支持するための透明板
支持部とが形成されていることを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】上記補強板が折り曲げられることにより形
成され、当該補強板の側縁に沿って後方側に突出した突
出部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の遊技
機。 - 【請求項3】上記透明板支持部は、上記透明板を後方側
に回動可能に支持するものであることを特徴とする請求
項1または2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141965A JP2003325901A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141965A JP2003325901A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325901A true JP2003325901A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29702409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002141965A Pending JP2003325901A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003325901A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099697A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013099698A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230981A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2014230980A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2002
- 2002-05-16 JP JP2002141965A patent/JP2003325901A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099697A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013099698A (ja) * | 2013-03-08 | 2013-05-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230981A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2014230980A (ja) * | 2014-08-21 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040430 |
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A02 | Decision of refusal |
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