JP3294408B2 - 可撓管継手 - Google Patents

可撓管継手

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JP3294408B2 JP32500693A JP32500693A JP3294408B2 JP 3294408 B2 JP3294408 B2 JP 3294408B2 JP 32500693 A JP32500693 A JP 32500693A JP 32500693 A JP32500693 A JP 32500693A JP 3294408 B2 JP3294408 B2 JP 3294408B2
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、ガスコック等の被接続主体を可
撓管からなる配管端末に接続する際に使用する可撓管継
手に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】蛇腹形状の屈曲可能な可
撓管、所謂、コルゲート管は、配管施工の際に途中を中
継する管継手をほとんど必要とせず、前記施工の際の作
業性がよいことから、近年、この可撓管がガス配管等に
多用されている。そして、上記可撓管に用いる管継手の
従来のものとして、特開平5 -164280 号に開示されるも
のがある。
【0003】このものでは、図1に示すように、継手主
体(1) は、一端にガスコック等との接続部となるネジ筒
部(12)が設けられ、他端に、山部(P1)(P1)が所定間隔で
連続した構成の可撓管(P) を導入するための挿入口(11)
が設けられている(以下、この継手主体(1) における挿
入口(11)側を「挿入口側」、ネジ筒部(12)側を「奥側」
と称する)。
【0004】そして、この継手主体(1) の内周面におい
て前記挿入口(11)から少し奥側に入った位置には、環状
の第1パッキン(31)が外周部を継手主体(1) の内周面に
埋没して装着され、その内径は前記山部山部(P1)の外径
よりも僅かに小さく設定されている。そして、前記第1
パッキン(31)から少し奥側に入った位置には、環状凹部
(33)が形成され、これよりも更に奥側には、軸線方向に
所定範囲のスライド可能とした筒体(4) が収容されてい
る。
【0005】この筒体(4) は、可撓管(P) が内挿可能な
内径に設定され且つ内周面の中程に可撓管(P) の先端が
対接可能な大きさのフランジ(41)が突設された構成とな
っており、この筒体(4) の挿入口側の端部は、外周面が
一段内周側に後退した薄肉筒部(42)となっている。そし
て、この筒体(4) は、これの収容部の奥側端に設けられ
た環状段部(13)と、前記フランジ(41)との間に介装され
た圧縮バネ(S1)によって挿入口側に付勢されると共に、
薄肉筒部(42)が環状凹部(33)に対向した初期位置にセッ
トされ、これら薄肉筒部(42)と環状凹部(33)とで形成さ
れる環状空間内に環状の係合部材(51)が配置されてい
る。この係合部材(51)は、弾性を有する棒状部材を略C
字状に形成したものであり、それ自体の弾性により直径
減縮方向に付勢されている。尚、前記フランジ(41)にお
ける挿入口側端面には、これに一致する形状の第2パッ
キン(32)が固着されている。
【0006】この管継手では、可撓管(P) を挿入口(11)
から継手主体(1) 内に挿入すると、可撓管(P) の先端部
がフランジ(41)に当接して筒体(4) が押し込まれ、これ
によって、薄肉筒部(42)に外嵌した係合部材(51)が外れ
て直径減縮し、これに対向する谷部(P2)に外嵌し、この
状態の係合部材(51)が環状凹部(33)に係合することか
ら、可撓管(P) が抜止め状態となる。この接続完了状態
においては、第2パッキン(32)と可撓管(P) の先端縁と
の間、及び、第1パッキン(31)とこれに対接する山部(P
1)との間において気密が確保される。
【0007】ところが、可撓管(P) の先端縁の切り口が
歪んだ形状である場合には、前記第2パッキン(32)と可
撓管(P) の先端縁との間の気密性が低下することとな
る。そして、このような場合においても、第1パッキン
(31)と山部(P1)との間の気密が確保されればよいが、可
撓管(P) の接続完了後に挿入口(11)近傍で可撓管(P) が
湾曲するような使用状況においては、この湾曲が第1パ
ッキン(31)と対接する山部(P1)にまで影響し、図2に示
すように、山部(P1)が第1パッキン(31)に対して傾斜し
た状態となり易く、このものでは、山部(P1)の頂部が第
1パッキン(31)の内周面に僅かに食い込んだ状態で対接
しているだけであるから、前記傾斜状態においては、こ
の対接部での気密性が低下するという問題があった。
【0008】
【技術的課題】本発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、『山部(P1)と谷部(P2)とが交互に且つ平
行に連続した構成の可撓管(P) の端末を、挿入口(11)か
ら継手主体(1) 内に挿入し、この継手主体(1) 内に設け
た環状シール部材(3) を、可撓管(P) と継手主体(1) と
の間に介在させると共に、この継手主体(1) 内に設けら
れた係合装置(K) により可撓管(P) を抜止め状態とする
形式の可撓管継手』において、可撓管接続完了後に挿入
口(11)近傍で可撓管(P) を湾曲させても、環状シール部
材(3) による気密性が低下しないようにすることをその
課題とする。
【0009】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『環状シール部材(3) を、継手主体
(1) の接続孔の中程に圧入保持される環状基部(3c)と、
この環状基部(3c)の挿入口側の端縁から奥側に向って直
径が縮小するように連設された環状の延長片(3b)と、こ
の延長片(3b)の先端部に連設された断面略円形のリング
部(3a)とから構成すると共に、この環状シール部材(3)
の全体を弾性材料で構成し、リング部(3a)の直径及び断
面の大きさを、可撓管(P) の山部(P1)のそれより小さく
且それ自身の弾性復帰力により谷部(P2)に圧入される程
度の大きさに設定した』ことである。
【0010】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。継手主体(1) の接続孔の中程には、全体が弾性材料
で構成された環状シール部材(3) が装着されており、こ
の環状シール部材(3) の内周部に設けられた断面略円形
のリング部(3a)は、その直径及び断面の大きさが、可撓
管(P) の山部(P1)より小さく且それ自身の弾性復帰力に
より谷部(P2)に圧入される程度の大きさに設定されてい
るから、可撓管(P) をこの接続孔に挿入すると、前記リ
ング部(3a)に、前記可撓管(P) の先端部の山部(P1)が対
接することとなる。そして、この状態から可撓管(P) を
強く押し込むと、前記山部(P1)がリング部(3a)を拡大さ
せてリング部(3a)内を通過し、この後、リング部(3a)自
身の弾性復帰力により前記山部(P1)に続く谷部(P2)に圧
入される。この状態からさらに押し込むと、上記と同様
にして各山部(P1)がリング部(3a)内を順次通過し、最終
的に、可撓管(P) の端縁からの一定範囲が継手主体(1)
内に挿入されることとなる。この状態では、谷部(P2)に
リング部(3a)が圧入され、又、リング部(3a)は、これの
外周側に連続する環状の延長片(3b)によって環状基部(3
c)の挿入口側の端縁と連続し、更に、環状基部(3c)は、
継手主体(1) の接続孔に圧入保持されている。従って、
可撓管(P)と継手主体(1) との間の気密が確保される。
尚、この状態においては、継手主体(1) 内の係合装置
(K) によって可撓管(P) が抜止め状態となる。
【0011】このものでは、上記接続完了後の可撓管
(P) を挿入口(11)近傍で湾曲させてリング部(3a)と谷部
(P2)とが軸線に対して傾斜した状態となっても、環状シ
ール部材(3) の延長片(3b)がリング部(3a)の傾斜に応じ
て変形可能であることから、リング部(3a)が谷部(P2)に
圧入した状態が維持される。
【0012】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。このものでは、接続完了後の可撓管(P) を挿入
口(11)の近傍で湾曲させた場合でも、リング部(3a)が谷
部(P2)に圧入された状態が維持されるから、可撓管(P)
と継手主体(1) との間の気密が確保される。
【0013】更に、このものでは、接続完了後の可撓管
(P) 内にガス等を挿通させて、このガス等が、環状シー
ル部材(3) より奥側の可撓管(P) と継手主体(1) との間
の空間に充満しても、このガス等の圧力が前記環状シー
ル部材(3) の延長片(3b)及びリング部(3a)を内周側に加
圧することとなるから、上記気密が高まりガス等の漏れ
が防止される。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例は、図3から図7に示すように、継手主
体(1) を、一端にガス器具やガスコック等との接続用の
ネジ筒部(12)を設けた第1筒部(1a)と、これの他端に外
嵌状態で螺合する有底筒状の第2筒部(1b)とから構成し
て、第2筒部(1b)の底壁部に可撓管(P) の挿通用の挿入
口(11)を形成し、この継手主体(1) 内における前記挿入
口(11)近傍から第1筒部(1a)の中程までの範囲を係合装
置(K) の収容部とし、この収容部より奥側に既述の環状
シール部材(3) を設けたものである。
【0015】前記第2筒部(1b)の内周面は、図3に示す
ように、挿入口(11)から奥側に向かって径が拡大するテ
ーパ面(T) となっており、このテーパ面(T) より奥側に
形成された雌ネジ形成面が第1筒部(1a)のネジ端部に螺
合している。そして、前記第1筒部(1a)の内周面には、
これの挿入口側の端部から所定距離奥側に入った位置
に、これの内径が縮小する第1段部(14)が設けられ、前
記端部からこの第1段部(14)までの範囲には、後述の係
合装置(K) を収容する内挿筒(7) が丁度収容され、この
内挿筒(7) の奥側に連設された小径筒部(71)が前記第1
段部(14)より奥側に密に嵌入されている。尚、この内挿
筒(7) は、その挿入口側端部が第1筒部(1a)のそれより
も僅かに突出しており、これによって、内挿筒(7) の胴
部が、第2筒部(1b)のテーパ面(T) より奥側の環状端面
と第1段部(14)との間に軸線方向に挟圧保持されてい
る。
【0016】更に、この第1筒部(1a)の内周面における
前記第1段部(14)より奥側には、前記小径筒部(71)の奥
側端面と対向するように、この端面と所定の間隔をあけ
て第2段部(15)が設けられ、これらの間に形成される環
状空間が後述の環状シール部材(3) の収容部となってお
り、前記第2段部(15)より奥側に少し離れた位置に設け
た第3段部(16)までの範囲が可撓管(P) の先端部の収容
部となっている。
【0017】上記継手主体(1) 内に収容される環状シー
ル部材(3) は、従来と同様に、ゴムやこれと同等の合成
樹脂からなる弾性材製であり、小径筒部(71)と第2段部
(15)との間に圧入収容される環状基部(3c)と、これの挿
入口側の端縁から奥側に向って直径が縮小するように連
設された環状の延長片(3b)と、この延長片(3b)の端縁部
に設けた円形断面のリング部(3a)とから構成される。
尚、前記環状基部(3c)は、その軸線方向長さが小径筒部
(71)と第2段部(15)との間の距離より僅かに短く設定さ
れると共に、外径がこの環状基部(3c)の収容部の内径と
所定のはめ合い交差に設定されて、上記圧入収容状態と
なっている。
【0018】又、前記リング部(3a)の大きさは、自由状
態でその内周径が谷部(P2)の外径に一致する程度に設定
されると共に、その断面の大きさは、山部(P1)(P1)間の
ピッチに略一致させている。従って、この環状シール部
材(3) 内に可撓管(P) を挿入すると、それ自身の弾性復
帰力によりリング部(3a)の断面が山部(P1)(P1)間に圧入
された状態でリング部(3a)の全体が谷部(P2)に外嵌する
こととなる。
【0019】更に、上記継手主体(1) 内におけるテーパ
面(T) から小径筒部(71)に至る範囲に収容される係合装
置(K) は、図3及び図6に示すように、筒状部材を4等
分した構成の係止体(5a)(5a)に弾性リング(8) を外嵌装
着してこれらを全体として筒状に形成し、これら係止体
(5a)(5a)の奥側部分に保持筒(6) を内挿し、この保持筒
(6) を挿入口側に付勢したものである。
【0020】各係止体(5a)は、外周面が前記テーパ面
(T) に適合するテーパ面(53)となる頭部(56)と、これの
奥側に連続し且つ外周面が一段内周側に後退した薄肉部
(54)とからなり、これら頭部(56)(56)の内径は、可撓管
(P) の山部(P1)よりも僅かに大径に設定されている。そ
して、これら頭部(56)(56)の内周面には、全体として環
状となる凸条が円周方向に形成され、これが可撓管(P)
の山部(P1)と係合させる為の係合部(5) となっており、
この係合部(5) の内径は、可撓管(P) の谷部(P2)の外径
と略一致している。更に、これら頭部(56)(56)における
前記テーパ面(53)(53)より奥側近傍には、前記弾性リン
グ(8) が装着され、その弾性力により係止体(5a)(5a)が
バラバラにならないように巻き締めている。
【0021】更に、上記薄肉部(54)(54)内には、保持筒
(6) が収容され、この保持筒(6) の内径は、可撓管(P)
が挿通可能に設定されている。そして、これら薄肉部(5
4)(54)と保持筒(6) とは、図6及び図7に示すように、
保持筒(6) の挿入口側外周面から半径方向に突出した直
方体状の係合片(62)(62)が、係止体(5a)(5a)の各境界部
に設けた一対の矩形状の切欠部(55)(55)により形成され
る開孔部に挿通されて係合されている。
【0022】又、この保持筒(6) の外周面には、前記薄
肉部(54)(54)の奥側端縁に一致する態様でフランジ部(6
1)が突設され、更に、図3に示すように、このフランジ
部(61)と前記小径筒部(71)との間に押しバネ(S2)が介装
されている。従って、上記係止体(5a)(5a)は、常時挿入
口側に付勢された状態となっており、可撓管(P) の非挿
入状態において、これら係止体(5a)(5a)は、前記押しバ
ネ(S2)の付勢力によってそのテーパ面(53)(53)がテーパ
面(T) に押しつけられ、これら係止体(5a)(5a)が円周方
向に相互に対接した閉合状態となっている。
【0023】上記構成の管継手に可撓管(P) を接続する
に際しては、図3に示すように、この可撓管(P) を挿入
口(11)から継手主体(1) 内に挿入する。このとき、係止
体(5a)(5a)は、上記した閉合状態となっているが、これ
ら係止体(5a)(5a)に可撓管(P) が挿通されると、これら
の内周面に形成される係合部(5) と可撓管(P) の山部(P
1)が対接して、図4に示すように、係止体(5a)(5a)を奥
側に少し押し込み且つ外周側に押し広げる態様にて可撓
管(P) が挿通され、順次各山部(P1)が前記態様にて係止
体(5a)(5a)内、及び、これの奥側の保持筒(6) 内を通過
する。尚、この係合装置(K) 内への可撓管(P) の挿通に
際して、係止体(5a)(5a)と保持筒(6) とは、既述の係合
状態が維持される。これは、図7−aに示す各係合片(6
2)と切欠部(55)(55)とが一致した状態から、図7−bに
示すような切欠部(55)(55)が離反した状態となっても、
各係合片(62)と切欠部(55)(55)とが軸線方向に係合する
からである。
【0024】そして、更に可撓管(P) を押し込むと、可
撓管(P) の先端部の山部(P1)が環状シール部材(3) のリ
ング部(3a)に対接し、このリング部(3a)を拡大させて通
過した後、リング部(3a)自身の弾性復帰力により前記山
部(P1)に続く谷部(P2)に圧入され、順次各山部(P1)が同
様にリング部(3a)内を通過し、最終的に、図5に示すよ
うに、可撓管(P) の端縁が第3段部(16)に近接又は対接
した状態となって接続が完了する。この状態では、リン
グ部(3a)が谷部(P2)に圧入され且つ環状基部(3c)が(1)
の内周面に圧入保持されていることから、可撓管(P) と
継手主体(1) との間の気密が確保される。
【0025】尚、挿入完了時点では、押しバネ(S2)の付
勢力によって係合装置(K) が挿入口側に付勢され、係合
部(5) が山部(P1)に係合すると共に、係止体(5a)(5a)の
テーパ面(53)(53)が第2筒部(1b)のテーパ面(T) に対接
するから、可撓管(P) は、この継手主体(1) に対して抜
止め状態となる。このものでは、作用の項で既述したよ
うに、上記接続完了後の可撓管(P) を挿入口(11)近傍で
湾曲させても、リング部(3a)が谷部(P2)に圧入された状
態が維持される。
【0026】更に、このものでは、係合装置(K) の係合
部(5) が山部(P1)に対して円周方向に係合することか
ら、この係合部(5) より奥側に、前記湾曲による影響が
さほど伝幡せず、環状シール部材(3) による上記気密維
持効果はより一層向上する。尚、上記実施例において、
第3段部(16)に、これに一致する大きさのパッキンを固
着し、このパッキンと可撓管(P) の先端縁とを対接させ
て、この対接部でも気密を確保するようにしてもよい。
又、継手主体(1) の内周面における第2段部(15)から第
3段部(16)までの範囲に筒状のパッキンを固着し、可撓
管(P) の先端部の山部(P1)(P1)をこのパッキン内に圧入
するようにし、この部分でも気密を確保するようにすれ
ば、上記気密がより一層確実なものとなる。
【0027】更に、係合装置(K) は、上記実施例のもの
に限定されるものではなく、他の公知のものが採用可能
である。従って、既述の従来技術における第1パッキン
(31)をそのまま本発明の環状シール部材(3) に置き換え
たものでも実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例における可撓管継手の断面図
【図2】第1パッキン(31)と山部(P1)の傾斜状態を示す
要部断面図
【図3】本発明実施例における可撓管(P) の挿入前の状
態を示す断面図
【図4】これの挿入途中の状態を示す断面図
【図5】これの挿入完了状態を示す断面図
【図6】係合装置(K) の主要部を示す説明斜視図
【図7】係合片(62)と切欠部(55)(55)との係合状態を示
す要部説明図
【符号の説明】
(3c)・・・環状基部 (3b)・・・延長片 (3a)・・・リング部 (3) ・・・環状シール部材 (P) ・・・可撓管 (P1)・・・山部 (P2)・・・谷部 (1) ・・・継手主体 (11)・・・挿入口 (K) ・・・係合装置
フロントページの続き (72)発明者 坂本 稔秋 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−164280(JP,A) 実開 昭60−61585(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/00 F16L 33/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 山部(P1)と谷部(P2)とが交互に且つ平行
    に連続した構成の可撓管(P) の端末を、挿入口(11)から
    継手主体(1) 内に挿入し、この継手主体(1) 内に設けた
    環状シール部材(3) を、可撓管(P) と継手主体(1) との
    間に介在させると共に、この継手主体(1) 内に設けられ
    た係合装置(K) により可撓管(P) を抜止め状態とする形
    式の可撓管継手において、環状シール部材(3) を、継手
    主体(1)の接続孔の中程に圧入保持される環状基部(3c)
    と、この環状基部(3c)の挿入口側の端縁から奥側に向っ
    て直径が縮小するように連設された環状の延長片(3b)
    と、この延長片(3b)の先端部に連設された断面略円形の
    リング部(3a)とから構成すると共に、この環状シール部
    材(3) の全体を弾性材料で構成し、リング部(3a)の直径
    及び断面の大きさを、可撓管(P) の山部(P1)のそれより
    小さく且それ自身の弾性復帰力により谷部(P2)に圧入さ
    れる程度の大きさに設定した可撓管継手。
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