JPS6229748Y2 - - Google Patents

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JPS6229748Y2
JPS6229748Y2 JP1981062065U JP6206581U JPS6229748Y2 JP S6229748 Y2 JPS6229748 Y2 JP S6229748Y2 JP 1981062065 U JP1981062065 U JP 1981062065U JP 6206581 U JP6206581 U JP 6206581U JP S6229748 Y2 JPS6229748 Y2 JP S6229748Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管接続具特にガス漏出防止構造部分の
改良に関するものである。
一般に管接続具は、ガス流出側となる流出側筒
部1aとプラグBの頭部2が挿入される流入側筒
部1bとからソケツト本体1を構成してあり、流
出側筒部1aから流入側筒部1b内へガス流入用
開口6′を有する保持筒3′を延出し、保持筒3′
と流入側筒部1bとの間に伸縮自在なガス漏出防
止用のベローズ状パツキン7′を嵌入してある。
上述の構成において、ベローズ状パツキン7′は
単にプラグ頭部2に圧接するばかりでなく、第2
図に示すように、圧縮時に保持筒3′の大径部の
外周面にも弾接して、パツキン胴部7a′の亀裂な
どによるガス漏れを防止するようになつており、
またパツキン7′が僅かでも偏心した状態でプラ
グ頭部2に圧接すると気密が保たれなくなるの
で、第1図のようにパツキン7′が伸張した状態
においても、弾性突起8′が保持筒3′の小径部に
弾接するようにして同心位置を維持させる必要が
ある。すなわち弾性突起8′には保持筒3の大径
部にも小径部にも弾接するだけの伸縮性が要求さ
れる。しかし従来の管接続具にあつては、第1図
のようにプラグB接続時に保持筒3′外周面に気
密的に圧接する弾性突起8′をベローズ状パツキ
ン7′先端部の内周面の周方向に突出させてある
だけであつた。したがつて第2図のようにプラグ
Bと接続するためにプラグBの頭部4にてベロー
ズ状パツキン7′を押し縮めていく際、弾性突起
8′を保持筒3′外周面で圧縮し潰ぶすように変形
させつつベローズ状パツキン7′の先部を後方に
移動させることとなり、したがつてプラグBの接
続に要する力が大きくなるという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところはベローズ状パツキン
を押し縮めていく際に弾性突起を小さな力で変形
できるようにして、プラグの接続作業を小さな力
で行うことができる管接続具を提供することにあ
る。
以下、本考案を実施例に基づいて詳述する。ソ
ケツトAは、第3図に示すようにソケツト本体
1、保持筒3、ベローズ状パツキン7、操作環1
1等より構成されている。ソケツト本体1は硬質
合成樹脂材等により成形されていて流出側筒部1
aと流入側筒部1bより成り、流入側筒部1b外
周面の後部(流出側筒部寄り)にはばね受止め部
12を突設してあり、流入側筒部1bの前部(流
入側筒部の開口側)において流入側筒部1bの側
壁に複数箇所の透孔13を穿孔してあり、流入側
筒部1bの前端外周面に突縁14を周設してあ
る。透孔13の流入側筒部1b外周側の開口径は
透孔13へ嵌められる鋼球9の直径より大きく、
内周側の開口径は鋼球9の直径よりも小さくして
ある。保持筒3は略円筒状をしており、保持筒3
の基端には固定用鍔部15を設け、保持筒3の大
径部3cの先端部をやや小径に絞つて小径部3a
としてあり、小径部3aの基部を絞り傾斜部3b
としてあり、小径部3aの先端にガス流入用開口
6を複数個開口するとともに中央から押棒5を突
出させてある。この保持筒3は流入側筒部1b内
に同心状となるように嵌入されて固定用鍔部15
を流入側筒部1b内壁に嵌合させて固定されてお
り、保持筒3外周面と流入側筒部1b内周面との
間に間隙17を設け、押棒5を流入側筒部1bの
開口端面近くに突出させられている。もちろんソ
ケツト本体1と保持筒3とを一体に成形しても良
い。操作環11は難燃性の合成樹脂材や金属材に
より成形されており、操作環11の内周には段部
18を形成して段部18の前部内周面11bを後
部内周面11aよりも内経が大きくなるように
し、後部内周面11aは流入側筒部1bの外周面
に略ぴつたり接触させてある。しかして流入側筒
部1bの外周面にばね19を外挿し、透孔13内
に流入側筒部1b側壁の肉厚よりも直径の大きな
鋼球9を遊嵌している。操作環11は流入側筒部
1bの外周に嵌挿させてあり、挿作環11はその
段部18を突縁14に当接して係止されている。
ばね19はばね受止め部12と操作環11の後端
との間で、スライド自在な操作環11を前方へ突
出付勢し、流入側筒部1b外周に嵌挿している。
ベローズ状パツキン7は比較的薄肉の胴部7aの
両端に夫々フランジ20a,20bを設け、先端
側のフランジ20bの外面には金属環21を嵌着
してあり、先端には弾性を有する帯状リング部2
3を突設し、内周面先端部には周方向に2条の弾
性を有する弾性突起8aを周設して弾性突起8,
8a間に環状溝16を形成してある。ベローズ状
パツキン7のガス流出側寄りの弾性突起8の基部
には断面字状の切欠き27をベローズ状パツキ
ン7の周方向に周設してある。切欠き27は弾性
突起8の基部側面にガス流出側からガス流入側に
向けて切欠かれてある。弾性突起8のガス流出側
の側面は弾性突起8の先方に行く程ガス流入側に
傾斜したテーパ面28に形成してある。ベローズ
状パツキン7は金属環21を除いてNBRのよう
な弾性材により一体に成形されるものである。ベ
ローズ状パツキン7は胴部7aの変形により伸縮
するものであり、胴部7aの外周にコイルばね1
0を介挿してベローズ状パツキン7の伸長を強制
してある。このベローズ状パツキン7は間隙17
に嵌入され、その基端側は間隙17の底部に座金
22によつて固着され、先端側は自由となつてい
る。ベローズ状パツキン7が伸長しているときに
は、ベローズ状パツキン7の弾性突起8は保持筒
3の絞り傾斜部3b外周に軽く接していて内部に
ちりやほこりが侵入しないようにしているが、弾
性突起8には力が加わらず弾性変形していないも
のである。また環状溝16内には真空グリスを充
填してある。このソケツトAが接続されていない
状態では、第3図に示すように、ベローズ状パツ
キン7が伸びていて、その一端のフランジ20b
外面が鋼球9を押上げて鋼球9の上面を流入側筒
部1bの外周面より突出せしめており、操作環1
1はばね19に抗して押し込まれた位置でその内
周の段部18が上記の突出している鋼球9の上面
に当接して係止される。
この状態において、第6図に示すように、プラ
グBをソケツト本体1内に挿入するとプラグB先
端の球帯面24がベローズ状パツキン7の帯状リ
ング部23に圧接しながら押してコイルばね10
の弾性力に抗してベローズ状パツキン7を押し縮
めつつプラグBにソケツト本体1内を圧入すると
押棒5により弁体4が後退せしめられて弁体4が
開成し、バイパス溝25を通つてプラグBから流
出したガスはガス流入用開口6から保持筒3内へ
移流し、更に流出側筒部1a内を経てホースへと
流出してゆくものである。更にベローズ状パツキ
ン7を圧縮してソケツト本体1内をプラグBに挿
入するとプラグBの頭部2外周面に周設したV字
状溝部26がソケツト本体1の透孔13の直下に
来る。この時鋼球9は下面に当接していたベロー
ズ状パツキン7のフランジ20b外周の金属環2
1がなくなつており、他方鋼球9の上面は操作環
11の段部18に押されるからプラグBのV字状
溝部26に落ち込む。鋼球9がプラグBのV字状
溝部26に落ち込むと、鋼球9の上面で係止せら
れていた操作環11は自由になり、ばね19に押
されて右方に移動し、操作環11の後部内周面1
1aが鋼球9の上に来て、鋼球9が流入側筒部1
bの外周面に突出するのを妨げるから、プラグB
はV字状溝部26において鋼球9に係止せられ、
ソケツトAとプラグBとは自然に抜けないように
なる。このときベローズ状パツキン7の弾性突起
8は保持筒3の絞り傾斜部3bの外周面にスライ
ドしながら切欠き27の巾が狭まるように撓み変
形するとともに、また弾性突起8aは圧縮変形し
て保持筒3の大径部3cの外周面に達するもので
ある。ここでベローズ状パツキン7が圧縮せられ
て変形しても胴部7aが保持筒3の外周に圧接さ
れるだけでガスの流れを妨げることがないように
してある。ソケツトAとプラグBとの接続状態に
おいては、押し縮められたコイルばね10の弾発
力により帯状リング部23はプラグBの球帯面2
4に圧接させられていてベローズ状パツキン7の
先端とプラグBの先端との間の気密を保持されて
おり、またベローズ状パツキン7のフランジ20
aは座金22により間隙17の底部に圧接されて
いてベローズ状パツキン7の基端の気密を保つて
いてベローズ状パツキン7の外へガスが漏出しな
いようにしている。更にベローズ状パツキン7先
端の内周面に設けた弾性突起8は保持筒3の大径
部3c外周面に気密的に圧接していてベローズ状
パツキン7内周と保持筒3外周との間から胴部7
aの内周面側へガスが流出しないようにシールし
ており、保持筒3の内口をガスが流れるようにし
て保持筒3の先端にだけガス流入用開口6のよう
な孔をあけてあるから、保持筒3の内口を流れる
ガスが保持筒3を通つてベローズ状パツキン7の
内周面側へ漏れることがなく、ベローズ状パツキ
ン7の胴部7a内周面と保持筒3外周面との間へ
は決してガスが流れ込むことがないようになつて
おり、したがつてベローズ状パツキン7を繰返し
伸縮させて比較的薄肉の胴部7aを何度も変形さ
せているうちに、万一胴部7aに孔あきが亀裂等
が生じてもソケツトAの外部にガスが漏出しいよ
うになつている。このようにベローズ状パツキン
7の弾性突起8に切欠き27が存在するから、弾
性突起8は小さな力でも撓みやすく、したがつて
プラグBにてベローズ状パツキン7を押す力が小
さくて済むのである。また弾性突起8はテーパ面
28の存在により、絞り傾斜部3bの外周面をス
ムーズにスライドして大径部3cに乗り上がるこ
とができる。
逆に互いに接続されたソケツトAとプラグBと
を離脱するには、第6図の状態から操作環11を
持つて左方へ引くと操作環11はばね19に抗し
て左方に引き込まれ、鋼球9の上面を押さえてい
るものがなくなるから、プラグBはベローズ状パ
ツキン7とその外周に介挿されたコイルばね10
との力で押出され、鋼球9はベローズ状パツキン
7のフランジ20b外周面に押し上げられ、その
上面が流入側筒部1b外周面に突出するから手で
引込まれた操作環11はその操作環11の段部1
8が再び鋼球9の上面に当接して係止される。第
3図の状態に復すると、同時にプラグBの弁体4
は押棒5から離れてプラグBを閉塞するものであ
る。この離脱時においてはベローズ状パツキン7
は伸長していて弾性突起8は絞り傾斜部3bの外
周面に軽く接しており、このとき弾性突起8は保
持筒3の基部による弾性変形から回復しており、
弾性疲労による弾性突起8のシール効果の低下を
防止されている。しかもこのとき弾性突起8は小
径部3aに軽く接しているので内部にちりやほこ
りが侵入しないのである。尚、第7図のように弾
性突起8の切欠き27内の対向する内壁に小突起
29を設けておけば、弾性突起8が撓んだときに
切欠き27の内壁の全面が密接して粘着すること
がなく、したがつてベローズ状パツキン7が伸長
するときに弾性突起8も確実にもとの形に戻つて
絞り傾斜部3bに接することができる。更には第
8図のように切欠き27内にベローズ状パツキン
7の周方向に等間隔で切欠き27を埋めるリブ3
0を設けておけば、弾性被労による弾性突起8の
シール効果の劣化を一層確実に防ぐことができ
る。
本考案は上述のように、筒状ソケツト本体と保
持筒との間に軸方向に伸縮自在に挿着されたベロ
ーズ状パツキンを筒状プラグの頭部により圧縮す
る方式の管接続具において、ベローズ状パツキン
の内周面に、伸張時には保持筒の小径部に弾接し
圧縮時に大径部に弾接する細長い弾性突起と、伸
張時には小径部に対向し圧縮時に大径部に弾接す
る太短い弾性突起とを形成したものであるから、
プラグ装着時には大径部に圧接して気密保持の機
能を果たすために大きな弾性係数を必要とし、プ
ラグ離脱時には小径部に弾接して芯出しの機能を
果たすために小さな弾性係数を必要として、互に
矛循した2つの機能が要求されるパツキンを、き
わめて簡単な構造で実現し得たものであり、その
結果プラグ装着時に無理にパツキンを圧縮しなく
てもよいので、小さな力で接続作業を行える上
に、プラグ挿入初期にパツキンの芯出しが精度良
く行なわれているので、ガス漏れしたりパツキン
が損傷したりする虞れがないという利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のソケツトを示す半断面図、第2
図は同上のソケツトにプラグを接続した状態を示
す半断面図、第3図は本考案の一実施例を示す半
断面図、第4図は第3図のX矢視図、第5図は同
上のベローズ状パツキンの半断面図、第6図は同
上のソケツトにプラグを接続した状態を示す半断
面図、第7図は同上の部分拡大断面図、第8図は
本考案の他の実施例の部分拡大断面図であつて、
1はソケツト本体、1aは流出側筒部、1bは流
入側筒部、2はプラグの頭部、3は保持筒、4は
プラグの弁体、5は押棒、6はガス流入用開口、
7はベローズ状パツキン、8,8aは弾性突起、
9は鋼球、Bはプラグである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のソケツト本体とその内部に同心状に設け
    られた保持筒との間隙内に略円筒状のベローズ状
    パツキンを軸方向に伸縮自在に挿着し、該間隙内
    に挿入される筒状プラグの頭部によりベローズ状
    パツキンを圧縮せしめると共に、プラグの開口を
    内部から閉塞している弁体を上記保持筒の先端部
    分に設けられた押棒により開成せしめるようにし
    た管接続具において、上記保持筒の先端側を傾斜
    部を介して小径部とし、ベローズ状パツキンの内
    周面に、伸張時には保持筒の小径部乃至傾斜部に
    弾接し圧縮時に大径部に弾接する断面形状の細長
    い弾性突起と、伸張時には小径部に対向し圧縮時
    に傾斜部乃至大径部に弾接する断面形状の太短い
    弾性突起とを形成して成る管接続具。
JP1981062065U 1981-04-28 1981-04-28 Expired JPS6229748Y2 (ja)

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JPS57174887U JPS57174887U (ja) 1982-11-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534529B2 (ja) * 1972-03-17 1980-09-08

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212153Y2 (ja) * 1978-08-28 1987-03-26
JPS55158386U (ja) * 1979-05-02 1980-11-14

Patent Citations (1)

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JPS5534529B2 (ja) * 1972-03-17 1980-09-08

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