JP2002250488A - フレキシブルチューブ用継手および同継手用のリテーナ - Google Patents
フレキシブルチューブ用継手および同継手用のリテーナInfo
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Abstract
チューブとをワンタッチで接合する継手において、抜け
出し防止に重要な働きをするリテーナに確実な締め付け
弾性力を発揮させ、しかも製造も容易にできるようにす
ることを課題とする。 【解決手段】筒状本体11と、環状のリテーナ44と、
押輪25とを備え、前記リテーナ44は、前記押輪25
先端内面のテーパ面37と接触可能な外周面47と、径
方向の内向き突部45とを有すると共に、突部45側か
ら形成された軸心方向の切込み48が周方向の複数位置
に設けられた金属製成形体50と、この金属製成形体5
0の前記切込みで区画されたブロック状部54の周縁
と、前記軸心方向の切込み端側のリング状部を覆って取
り付けられた、弾性を有する合成樹脂製の成形体60と
から構成され、前記突部表面がコルゲイト管の外周の谷
部に係り合うように前記合成樹脂成形体60の有する弾
性によって復原変形可能とされてなることを特徴とす
る。
Description
ブ用継手および同継手用のリテーナに関し、特にガス配
管などに使用されるコルゲイト管にて構成されたフレキ
シブルチューブのための、フレキシブルチューブ用継手
および同継手用のリテーナに関する。
し込むだけでワンタッチで継手とチューブとを接合する
ことができるようにした継手として、特開2000−2
7473号に開示されているような継手が知られてい
る。
本体と、先端部が前記筒状本体の内部にねじ込まれる押
輪とを具備し、フレキシブルチューブは、コルゲイト管
が、押輪の端部から、この押輪と前記筒状本体との内部
に向けて挿通可能とされ、前記押輪の内周には、この押
輪の先端側に向かって拡径するテーパ面が形成され、前
記テーパ面の内周側に環状のリテーナが配置され、前記
リテーナは、前記テーパ面に接触可能な外周面と、径方
向の内向きに突出する突部とを有し、前記リテーナは、
突部側から形成された軸心方向の切り込みが周方向の複
数の位置に設けられることで、フレキシブルチューブが
挿通されたときに、コルゲイト管の外周の山部により突
部が押し拡げられることによってこの山部の通過を許容
し、かつ、この山部を通過させることによって前記突部
がコルゲイト管の外周の谷部に係り合うように変形可能
とされたものがある。
おいては、フレキシブルチューブを継手の内部に挿入す
るだけのワンタッチ操作で、部材のねじ込み作業などの
他の操作はいっさい必要とせずに、これらフレキシブル
チューブと継手とがシール状態で互いに確実に接合され
ることになる。
抜け出し力が作用した場合には、リテーナの外周面が押
輪の内周のテーパ面に押圧されることで、その反力によ
り突部に径方向の内向きの力が作用し、この力によって
リテーナに縮径力が作用することで、突部がコルゲイト
管の谷部に強く係り合い、その抜け出しが阻止される作
用効果を有する。
を確実に発揮させるためには、コルゲイト管に対してリ
テーナの縮径力が確実に作用することが条件となる。こ
のような条件を満たすため、リテーナ外周にばねを配置
し、このばねの巻き締め弾性力によって縮径力を得るこ
とが提案されている。
しかも構造が精密かつ複雑なリテーナに、外周からばね
を広げて嵌めこむ作業が必要となり、製造に手間がかか
り、高価となるといった問題があった。
ような問題点を解決して、フレキシブルチューブを差し
込むだけで継手とチューブとをワンタッチで接合する場
合、抜け出し防止に重要な働きをするリテーナに確実な
締め付け弾性力を発揮させ、しかも製造も容易にできる
ようにすることを課題としてなされたものである。
請求項1のフレキシブルチューブ用継手はコルゲイト管
にて構成されたフレキシブルチューブのための継手であ
って、少なくとも筒状本体と、環状のリテーナと、前記
筒状本体にねじ込まれる押輪とを備え、前記環状のリテ
ーナは、押し輪および前記コルゲイト管と接する部分が
金属部材とされ、前記コルゲイト管の山谷部と接して拡
縮径変形する弾性が、前記金属部材と組合わされた合成
樹脂部材により発揮されるように構成されたことを特徴
とするものである。
ナの拡径、縮径の動作が行われるので、ばねのような弾
性付勢部材が不用となり製造が容易となる。請求項2
は、請求項1に記載のフレキシブルチューブ用継手であ
って、筒状本体と、先端部が前記筒状本体の内部にねじ
込まれる押輪とを具備し、前記押輪の内周には、この押
輪の先端側に向かって拡径するテーパ面が形成され、前
記テーパ面の内周側に管状のリテーナが配置され、前記
リテーナは前記テーパ面に接触可能な金属製外周面と、
径方向の内向きに突出する金属製突部を有し、前記リテ
ーナは、前記突部側から形成された軸心方向の切り込み
が周方向の複数の位置に設けられ、この切込みで区画さ
れたそれぞれの金属製のブロック状部の周縁が、前記軸
心方向切り込み底部で周方向に連結されたリング状の弾
性を有する合成樹脂で一体に囲まれ、前記押輪の端部か
ら前記フレキシブルチューブが挿通されたときに、コル
ゲイト管の外周の山部により金属製の突部表面が山部に
接して前記合成樹脂体の有する弾性に抗して押し拡げら
れ、この山部の通過を許容し、かつ、この山部を通過さ
せることによって前記金属製の突部表面がコルゲイト管
の外周の谷部に係り合うように前記合成樹脂体の有する
弾性によって復元変形可能とされてなることを特徴とす
るものである。
の拡径、縮径の動作が行われるので、ばねのような弾性
付勢部材が不用となり製造が容易となる。請求項3の発
明は、請求項1または2に記載されたフレキシブルチュ
ーブ用継手用のリテーナに関し、押輪のテーパ面に接触
する外周面とコルゲイト管外面に接触する内面を有する
環状の金属製リテーナ部材が、軸方向切り込みで周方向
に区画され、該区画された複数のブロック状部の周縁
と、前記軸方向切込み端側のリング状部とが、弾性を有
する合成樹脂成形体で囲まれ、この合成樹脂成形体によ
り前記ブロック状部の拡開動作が弾性的に抑制されてな
るものである。
のテーパ面やコルゲート管の外面に接するのでリテーナ
自体の強度が得られ、また、合成樹脂の弾性によって金
属部の拡縮径変形が行われるので、作動の確実性に優れ
たリテーナとなる。
されたフレキシブルチューブ用継手用のリテーナに関
し、押輪のテーパ面に接触する外周面とコルゲイト管外
面に接触する内面を有する金属製ブロックであって、周
方向に配列させることにより環状の金属製リテーナ部材
を構成できる金属製ブロックが、リング状の合成樹脂成
形体で周方向に一体的に連接され、このリング状の合成
樹脂成形体の金属製ブロック間に軸心方向の切り込みが
設けられ、この合成樹脂成形体により環状に配列された
前記ブロック状部の拡開動作が弾性的に抑制されてなる
ものである。
全体として強度、作動の確実性に優れたリテーナである
が、ブロック体を周方向に連接した構造の金属部分を成
形する必要が無く、単体とされたブロック体を合成樹脂
で一体に連接する構造であるので、管状金属部が不用と
なりリテーナの製造が容易となる。
継手の側面図を示し、上半部を断面図としたものであ
る。
ーブ用継手は、少なくとも筒状本体11と、環状のリテ
ーナ44と、前記筒状本体にねじ込まれる押輪25とを
備えて構成されており、図1において、フレキシブルチ
ューブ1は、薄肉のステンレス製のコルゲイト管2と、
このコルゲイト管2の外周を覆う樹脂製のチューブ状の
被覆体3とによって構成されている。コルゲイト管2に
おいて、4は山部、5は谷部である。このフレキシブル
チューブ1は、コルゲイト管2の先端の数山分につき被
覆体3が取り除かれた状態で継手に接続される。
などの金属によって形成され、その一端に外ねじ部12
が形成されることで、ガス管などの被接続体に接続する
ことができるように構成されている。13は六角部で、
外ねじ部12のねじ込み操作のために用いられる。
口側から順に、内ねじ部15と、内周面16と、環状の
シール材収容部17と、コルゲイト管収容部18とが設
けられている。コルゲイト管収容部18は、シール材収
容部17よりも小径かつコルゲイト管2の外径と同等か
やや大径に形成されて、コルゲイト管2の先端の山部4
を大きな隙間なく収容できるように構成されている。シ
ール材収容部17には、環状のゴム製のシール材21
が、ゆるい圧入状態で収容されている。シール材21
は、リング状の耐火部22と一般ゴム部23とが軸心方
向に一体化された筒状体によって構成され、かつ耐火部
22が筒状本体11の奥側になるように配置されてい
る。
に形成されるとともに、その一端側に、筒状本体11の
内ねじ部15にねじ込み可能な外ねじ部26を有する。
押輪25の他端側の外周には外周面27が形成されてい
る。この外周面27は外ねじ部26よりも大径に形成さ
れている。
挿通させるための孔部33が貫通状態で形成されてい
る。この孔部33に隣接した内周には、パッキン34が
収容されている。孔部33に対し押輪25の一端部の内
周には、この押輪25の一端側に向かって拡径するテー
パ面37が形成されている。このテーパ面37は、押輪
25の一端側すなわち開口側では筒状本体11のパッキ
ン収容部17とほぼ同径に形成されている。
にねじ込んだ状態においては、この押輪25の内周のテ
ーパ面37と筒状本体11の内周面16とシール材21
の端面とで囲まれる空間39が形成される。この空間3
9には、環状のリテーナ44が配置されている。
うに、本体部が真鍮などの金属材料からなるブロック状
体51…51を有した金属リテーナ部材50の、前記ブ
ロック状体51の周囲縁角部52を弾性を有する合成樹
脂成形体60で一体に囲んだ状態に形成されており、こ
の金属リテーナ部材50の金属面がもっぱら押輪25や
コルゲイト管2に接するようにされている。
る。リテーナ44の一端側すなわち押輪25の開口側に
は、図1、図4に示すように金属材料による径方向内向
きの突部45が形成されている。
管2の山部4の外径よりも小さくかつその谷部5に入り
込める寸法となるように形成されている。突部45の軸
心方向に沿った厚みは、同様に軸心方向に沿ったコルゲ
イト管2の谷部5の幅よりも小さく形成されている。突
部45の内周における押輪25の奥側部分の内周には、
押輪25側に向かうにつれて次第に拡径するテーパ面4
6が形成されている。また、リテーナ44の他端側の外
周には、押輪25のテーパ面37と同じ方向の傾斜をも
った金属材料による外周テーパ面47が形成されてい
る。ただし、両テーパ面37、47の角度は、等しくて
もよいし、ある程度相違していてもよい。
3に明示するように突部45を有した一端側から他端側
に向けて軸心方向の切り込み48が、周方向の複数の位
置に形成されている。この切り込み48はリテーナ44
の他端部の手前まで達しており、リテーナ44は、この
切り込み48が形成されていない他端部においてのみ、
周方向に連続した構成とされている。そして、この周方
向の連続部は、図4に示すようにテーパ面47に比べ外
周部が削り取られた薄肉部49として形成されている。
するブロック状体51の縁角部52と周方向の連続部に
おける薄肉部49に弾性を有する合成樹脂よりなる枠状
の成形体60が一体的に取り付けられている。
て示すように、薄肉部49に嵌めつけられる環状部61
と、この環状部61から突部45ならびにテーパ面46
を形成する金属製ブロック状体51の縁角部52に沿っ
て取り付けられる細枠部62からなり、ブロック状体5
1の縁角部52には、成形体60の細枠部62が嵌合す
る切り欠き部53が設けられている。
体51などからなる金属リテーナ部材50の表面と合成
樹脂成形体60の表面部分が段差の無い均一な連続面と
されている。
46を有する金属リテーナ部材50を型内に込め、そこ
へ合成樹脂を圧入して一体的に成形したものである。こ
のようなものにおいて、継手を構成する場合には、まず
筒状本体11の収容部17にシール材21をはめこんで
おく。リテーナ44を押輪25のテーパ面37の内周側
に収容した状態で、この押輪25を筒状本体11にねじ
込む。すると、図5に示す状態となり、リテーナ44は
空間39に収容される。
とを接合させる際には、図1のコルゲイト管2の谷部5
で切管されかつコルゲイト管2の先端の数山分につき被
覆体3が取り除かれた状態のフレキシブルチューブ1
を、図5に示す状態から、図1に示すように押輪25の
端部から孔部33の中に挿入する。すると、図6に示す
ように、コルゲイト管2の先端の山部4がリテーナ44
の金属製とされた突部45表面に当たり、このリテーナ
44をシール材21に近づく方向に移動させる。する
と、リテーナ44の外周テーパ面47は押輪25のテー
パ面37から離れる。
を挿入すると、リテーナ44がシール材21の端面に当
たり、今度は図6に示すようにコルゲイト管2の山部4
がリテーナ44の金属製とされた突部45のテーパ面4
6に作用し、合成樹脂成形体60の弾性に抗してリテー
ナ44を押し拡げて突部45の内周を通過する。このと
き、リテーナ44には周方向に複数の切り込み48が形
成され、またリテーナ44に薄肉部49が形成されてい
ることから、リテーナ44の押し拡げは容易に行われ
る。しかも、フレキシブルチューブ1と接触するのは金
属製の突部45およびテーパ面46であるから、リテー
ナ44が傷つく恐れはない。特に弾性を発揮する合成樹
脂成形体60が傷つく恐れはない。
手の内部に挿入するだけのワンタッチ操作で、部材のね
じ込み作業などの他の操作はいっさい必要とせずに、こ
れらフレキシブルチューブ1と継手とをシール状態で互
いに確実に接合することができる。
出し力が作用した場合には、コルゲイト管2の一つの谷
部5に突部45が係り合っているリテーナ44の、金属
製の外周テーパ面47が押輪25のテーパ面37に当た
り、リテーナ44は押輪25から径方向内向きの反力を
受ける。すると、リテーナ44の突部45が全周にわた
ってコルゲイト管2の一つの谷部5外周を押さえ付ける
ことになって、これらリテーナ44とコルゲイト管2と
の係り合いが確実なものになり、これによって継手から
のフレキシブルチューブ1の抜け出しが防止されること
になる。
リングに複数のブロック状部を一体に形成したものを用
いる場合を示したが、図7に分解した状態に示すよう
に、独立した金属製ブロック体51…51を、弾性を有
する合成樹脂成形体60の中に周方向に環状に配列した
状態に一体に埋め込んだ構成としても良い。
体51を独立とした以外は図2〜図4に示したリテーナ
44と同じ構造であるので、同一部分ないしは相当する
部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
内に金属製ブロック体51…51を互いの隙間を開けた
状態で環状に配列し、この型内に弾性を有する樹脂を圧
入して成形する。
0に相当する部分として、細い環状体を一体的に形成す
る必要が無いので、構造が簡単となりその分リテーナが
安く製造可能となる。
ューブ用継手によれば、フレキシブルチューブを継手の
内部に挿入するだけのワンタッチ操作で、部材のねじ込
み作業などの他の操作はいっさい必要とせずに、これら
フレキシブルチューブと継手とをシール状態で互いに確
実に接合されることができる。またフレキシブルチュー
ブに継手からの抜け出し力が作用した場合には、リテー
ナの外周面が押輪の内周のテーパ面に押圧されること
で、その反力により突部に径方向の内向きの力が作用
し、リテーナに縮径力が働き突部がコルゲイト管の谷部
に強く係り合うことになるため、その抜け出しを確実に
阻止できる。
ューブの挿通の際にコルゲイト管の外周の山部によって
リテーナの突部が押し拡げられたときに、弾性を有する
合成樹脂によって突部を確実に谷部に縮径させてコルゲ
イト管の外周の谷部に係り合わせることができる。
リテーナは、リテーナの押し輪テーパ面と接する部分が
金属製とされているので強度が発揮され、一方、縮径を
付勢する弾性部材はリテーナに一体的に組み込まれた弾
性を有する合成樹脂成形体とされているので、別部材と
されたばねなどの嵌めつけ作業を必要とせず製造できリ
テーナの製造が容易となり、また、作動も確実となる。
リテーナは、前述した効果のほか、金属製成形体のうち
細い環状体を成形する必要が無いので、さらに製造が容
易にでき、また製造コストも低く押さえることができる
効果を有する。
継手の構成を示す断面図である。
る。
れる前の状態を示す断面図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 コルゲイト管にて構成されたフレキシブ
ルチューブのための継手であって、少なくとも筒状本体
と、環状のリテーナと、前記筒状本体にねじ込まれる押
輪とを備え、前記環状のリテーナは、押し輪および前記
コルゲイト管と接する部分が金属部材とされ、前記コル
ゲイト管の山谷部と接して拡縮径変形する弾性が、前記
金属部材と組合わされた合成樹脂部材により発揮される
ように構成されたことを特徴とするフレキシブルチュー
ブ用継手。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブルチューブ
用継手が、筒状本体と、先端部が前記筒状本体の内部に
ねじ込まれる押輪とを具備し、 前記押輪の内周には、この押輪の先端側に向かって拡径
するテーパ面が形成され、 前記テーパ面の内周側に管状のリテーナが配置され、 前記リテーナは前記テーパ面に接触可能な金属製外周面
と、径方向の内向きに突出する金属製突部を有し、 前記リテーナは、前記突部側から形成された軸心方向の
切り込みが周方向の複数の位置に設けられ、この切込み
で区画されたそれぞれの金属製のブロック状部の周縁
が、前記軸心方向切り込み底部で周方向に連結されたリ
ング状の弾性を有する合成樹脂で一体に囲まれ、 前記押輪の端部から前記フレキシブルチューブが挿通さ
れたときに、コルゲイト管の外周の山部により金属製の
突部表面が山部に接して前記合成樹脂体の有する弾性に
抗して押し拡げられ、この山部の通過を許容し、かつ、
この山部を通過させることによって前記金属製の突部表
面がコルゲイト管の外周の谷部に係り合うように前記合
成樹脂体の有する弾性によって復元変形可能とされてな
ることを特徴とするフレキシブルチューブ用継手。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載されたフレキシ
ブルチューブ用継手におけるリテーナであって、押輪の
テーパ面に接触する外周面とコルゲイト管外面に接触す
る内面を有する環状の金属製リテーナ部材が、軸方向切
り込みで周方向に区画され、該区画された複数のブロッ
ク状部の周縁と、前記軸方向切込み端側のリング状部と
が、弾性を有する合成樹脂成形体で囲まれ、この合成樹
脂成形体により前記ブロック状部の拡開動作が弾性的に
抑制されてなるフレキシブルチューブ用継手のリテー
ナ。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載されたフレキシ
ブルチューブ用継手におけるリテーナであって、押輪の
テーパ面に接触する外周面とコルゲイト管外面に接触す
る内面を有する金属製ブロックであって、周方向に配列
させることにより環状の金属製リテーナ部材を構成でき
る金属製ブロックが、リング状の合成樹脂成形体で周方
向に一体的に連接され、このリング状の合成樹脂成形体
の金属製ブロック間に軸心方向の切り込みが設けられ、
この合成樹脂成形体により環状に配列された前記ブロッ
ク状部の拡開動作が弾性的に抑制されてなるフレキシブ
ルチューブ用継手のリテーナ。
Priority Applications (1)
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JP2001045888A JP4488635B2 (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | フレキシブルチューブ用継手および同継手用のリテーナ |
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Cited By (3)
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KR100988279B1 (ko) | 2010-06-04 | 2010-10-18 | 승진산업 (주) | 방폭용 플렉시블 조인트 장치 |
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- 2001-02-22 JP JP2001045888A patent/JP4488635B2/ja not_active Expired - Lifetime
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