JP3283743B2 - シリコンウェーハーキャリア - Google Patents
シリコンウェーハーキャリアInfo
- Publication number
- JP3283743B2 JP3283743B2 JP305696A JP305696A JP3283743B2 JP 3283743 B2 JP3283743 B2 JP 3283743B2 JP 305696 A JP305696 A JP 305696A JP 305696 A JP305696 A JP 305696A JP 3283743 B2 JP3283743 B2 JP 3283743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon wafer
- wafer carrier
- amount
- less
- volatile gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L67/00—Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L67/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/26—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L77/12—Polyester-amides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/673—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere using specially adapted carriers or holders; Fixing the workpieces on such carriers or holders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/13—Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
- Y10T428/1352—Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリコンウェーハー
搬送体として用いられるシリコンウェーハーキャリアに
関し、更に詳しくは耐熱性を有し且つシリコンウェーハ
ーの表面汚れとして支障を及ぼさない程度まで揮発ガス
の発生が抑えられた、特定のポリエステル樹脂よりなる
シリコンウェーハーキャリアに関する。
搬送体として用いられるシリコンウェーハーキャリアに
関し、更に詳しくは耐熱性を有し且つシリコンウェーハ
ーの表面汚れとして支障を及ぼさない程度まで揮発ガス
の発生が抑えられた、特定のポリエステル樹脂よりなる
シリコンウェーハーキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンウェーハーキャリアとし
てはポリプロピレン等の汎用樹脂からなるものが広く使
用されている。近年の情報社会の進歩に伴って、シリコ
ンウェーハーの大径化が進み、シリコンウェーハーキャ
リアも大型化しており、汎用樹脂製シリコンウェーハー
キャリアより更に高い剛性を備えたシリコンウェーハー
キャリアが求められている。また、シリコンウェーハー
キャリアはシリコンウェーハーの熱処理工程、洗浄工程
及び運搬における搬送体として一貫して使用するため
に、高い耐熱性を備えたものであることが望ましい。ポ
リプロピレン等の汎用樹脂からなるシリコンウェーハー
キャリアは、耐熱性が十分でなく、高温の熱処理に対応
できるよう一層の耐熱性の向上が望まれていた。
てはポリプロピレン等の汎用樹脂からなるものが広く使
用されている。近年の情報社会の進歩に伴って、シリコ
ンウェーハーの大径化が進み、シリコンウェーハーキャ
リアも大型化しており、汎用樹脂製シリコンウェーハー
キャリアより更に高い剛性を備えたシリコンウェーハー
キャリアが求められている。また、シリコンウェーハー
キャリアはシリコンウェーハーの熱処理工程、洗浄工程
及び運搬における搬送体として一貫して使用するため
に、高い耐熱性を備えたものであることが望ましい。ポ
リプロピレン等の汎用樹脂からなるシリコンウェーハー
キャリアは、耐熱性が十分でなく、高温の熱処理に対応
できるよう一層の耐熱性の向上が望まれていた。
【0003】ところで、通常の熱可塑性ポリエステル樹
脂からなるシリコンウェーハーキャリアは既に使用され
ている。このシリコンウェーハーキャリアは汎用樹脂か
らなるシリコンウェーハーキャリアの耐熱性、剛性にお
ける問題点を解消した点では優れたものであるが、高温
下で使用したときにシリコンウェーハー表面を汚染する
場合がありシリコンウェーハーキャリアとして重大な問
題があった。シリコンウェーハーに表面汚染があると、
デバイスの結晶欠陥や電気特性低下が発生し、このよう
なシリコンウェーハーから加工された製品は品質上使用
に供し得ない状態となる。
脂からなるシリコンウェーハーキャリアは既に使用され
ている。このシリコンウェーハーキャリアは汎用樹脂か
らなるシリコンウェーハーキャリアの耐熱性、剛性にお
ける問題点を解消した点では優れたものであるが、高温
下で使用したときにシリコンウェーハー表面を汚染する
場合がありシリコンウェーハーキャリアとして重大な問
題があった。シリコンウェーハーに表面汚染があると、
デバイスの結晶欠陥や電気特性低下が発生し、このよう
なシリコンウェーハーから加工された製品は品質上使用
に供し得ない状態となる。
【0004】
【発明が解決すべき課題】本発明は、上述の従来技術の
問題を解決することを課題とするものであり、剛性等の
機械的特性及び耐熱性を備え、実質的にシリコンウェー
ハー表面汚染を発生させることのないシリコンウェーハ
ーキャリアを提供することを課題とする。
問題を解決することを課題とするものであり、剛性等の
機械的特性及び耐熱性を備え、実質的にシリコンウェー
ハー表面汚染を発生させることのないシリコンウェーハ
ーキャリアを提供することを課題とする。
【0005】本発明者らは、高温下で使用したときにシ
リコンウェーハー表面を汚染する原因について鋭意研究
の結果、シリコンウェーハーの表面汚染がシリコンウェ
ーハーキャリアからの揮発ガス及び溶出金属に起因する
ものであることを知見した。
リコンウェーハー表面を汚染する原因について鋭意研究
の結果、シリコンウェーハーの表面汚染がシリコンウェ
ーハーキャリアからの揮発ガス及び溶出金属に起因する
ものであることを知見した。
【0006】本発明者らの知見によれば、通常の熱可塑
性ポリエステル樹脂からなるシリコンウェーハーキャリ
アは、高温下で有機ガスからなる揮発ガスが多量に発生
し、シリコンウェーハーの運搬、保管において揮発ガス
がシリコンウェーハー上で凝縮しシリコンウェーハー表
面を汚染する。また、シリコンウェーハーの洗浄工程に
おいて、シリコンウェーハーキャリアからの溶出金属が
多いと、シリコンウェーハーの表面に付着してシリコン
ウェーハー表面を汚染する。
性ポリエステル樹脂からなるシリコンウェーハーキャリ
アは、高温下で有機ガスからなる揮発ガスが多量に発生
し、シリコンウェーハーの運搬、保管において揮発ガス
がシリコンウェーハー上で凝縮しシリコンウェーハー表
面を汚染する。また、シリコンウェーハーの洗浄工程に
おいて、シリコンウェーハーキャリアからの溶出金属が
多いと、シリコンウェーハーの表面に付着してシリコン
ウェーハー表面を汚染する。
【0007】シリコンウェーハーキャリアは、シリコン
ウェーハーの加熱工程及び洗浄工程で用いられることか
ら耐加水分解性を備えたものであることが望ましい。本
発明の他の課題は、耐加水分解性を備えたシリコンウェ
ーハーキャリアを提供することにある。
ウェーハーの加熱工程及び洗浄工程で用いられることか
ら耐加水分解性を備えたものであることが望ましい。本
発明の他の課題は、耐加水分解性を備えたシリコンウェ
ーハーキャリアを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、その末端カル
ボキシル基濃度が10当量/ton以下で、かつ、15
0℃で60分間熱処理したときに発生する揮発ガスの量
が200ppm以下であり、80℃の超純水の中で12
0分間浸漬処理したときに溶出するアルカリ金属の量が
10ppm以下であって、導電性カーボンを含まない熱
可塑性ポリエステル樹脂よりなるシリコンウェーハーキ
ャリアに係るものである。
ボキシル基濃度が10当量/ton以下で、かつ、15
0℃で60分間熱処理したときに発生する揮発ガスの量
が200ppm以下であり、80℃の超純水の中で12
0分間浸漬処理したときに溶出するアルカリ金属の量が
10ppm以下であって、導電性カーボンを含まない熱
可塑性ポリエステル樹脂よりなるシリコンウェーハーキ
ャリアに係るものである。
【0009】本発明のシリコンウェーハーキャリアは、
150℃で60分間熱処理したときの揮発ガスの発生量
が200ppm以下であることが必要であり、20pp
m以下であることが好ましい。
150℃で60分間熱処理したときの揮発ガスの発生量
が200ppm以下であることが必要であり、20pp
m以下であることが好ましい。
【0010】シリコンウェーハーキャリアの揮発ガス発
生量は、シリコンウェーハーキャリアを5mm角のフレ
ークス状粒子に粉砕して得た試料10gについて測定し
た値であり、ヘッドスペース・ガス・クロマトグラフに
より検出した値である。
生量は、シリコンウェーハーキャリアを5mm角のフレ
ークス状粒子に粉砕して得た試料10gについて測定し
た値であり、ヘッドスペース・ガス・クロマトグラフに
より検出した値である。
【0011】揮発ガスの発生量が200ppmを超える
と、揮発ガスによるシリコンウェーハーの表面汚染がシ
リコンウェーハーの品質を害し、後にシリコンウェーハ
ーを加工して得られるLSI等の電子デバイスの製品欠
陥の原因となる。
と、揮発ガスによるシリコンウェーハーの表面汚染がシ
リコンウェーハーの品質を害し、後にシリコンウェーハ
ーを加工して得られるLSI等の電子デバイスの製品欠
陥の原因となる。
【0012】シリコンウェーハーキャリアの熱処理によ
り発生する揮発ガスは主に有機ガスであり、例えばアセ
トアルデヒド、アセトン、テトラヒドロフラン、3―ブ
テン―1―オールである。これらの揮発ガスはシリコン
ウェーハー上に凝縮し、またシリコンウェーハーキャリ
ア上に凝縮してシリコンウェーハーに転写され、シリコ
ンウェーハー表面を汚染する。
り発生する揮発ガスは主に有機ガスであり、例えばアセ
トアルデヒド、アセトン、テトラヒドロフラン、3―ブ
テン―1―オールである。これらの揮発ガスはシリコン
ウェーハー上に凝縮し、またシリコンウェーハーキャリ
ア上に凝縮してシリコンウェーハーに転写され、シリコ
ンウェーハー表面を汚染する。
【0013】更に、本発明のシリコンウェーハーキャリ
アは80℃の超純水に120分間浸漬処理したときのア
ルカリ金属の溶出量が10ppm以下であることが必要
であり、1ppm以下であることが好ましい。
アは80℃の超純水に120分間浸漬処理したときのア
ルカリ金属の溶出量が10ppm以下であることが必要
であり、1ppm以下であることが好ましい。
【0014】シリコンウェーハーキャリアのアルカリ金
属溶出量は、シリコンウェーハーキャリアを5mm角の
フレークス状粒子に粉砕して得た試料10gを80℃の
超純水80mlに120分間浸漬した後、超純水中に溶
出したアルカリ金属の量を原子吸光光度計により測定さ
れる値である。
属溶出量は、シリコンウェーハーキャリアを5mm角の
フレークス状粒子に粉砕して得た試料10gを80℃の
超純水80mlに120分間浸漬した後、超純水中に溶
出したアルカリ金属の量を原子吸光光度計により測定さ
れる値である。
【0015】アルカリ金属の溶出量が10ppmを越え
るとアルカリ金属によるシリコンウェーハーの表面汚染
がシリコンウェーハーの品質を害し、後にシリコンウェ
ーハーを加工して得られるLSI等の電子デバイスの製
品欠陥の原因となる。
るとアルカリ金属によるシリコンウェーハーの表面汚染
がシリコンウェーハーの品質を害し、後にシリコンウェ
ーハーを加工して得られるLSI等の電子デバイスの製
品欠陥の原因となる。
【0016】アルカリ金属によるシリコンウェーハーの
表面汚染は、主にシリコンウェーハー洗浄処理工程にお
いてシリコンウェーハーキャリアから溶出したアルカリ
金属がシリコンウェーハーへ付着することによって起こ
る。
表面汚染は、主にシリコンウェーハー洗浄処理工程にお
いてシリコンウェーハーキャリアから溶出したアルカリ
金属がシリコンウェーハーへ付着することによって起こ
る。
【0017】本発明でシリコンウェーハーを構成する熱
可塑性ポリエステル樹脂は固有粘度が0.6〜1.2の
ものが好ましい。固有粘度が0.6より小さいと充分な
機械的特性が得られず、1.2より大きくなると溶融粘
度が高く流動性が低下して成形性が損なわれるため好ま
しくない。ここで固有粘度は35℃におけるオルトクロ
ルフェノール中での測定値をもとにした計算値である。
可塑性ポリエステル樹脂は固有粘度が0.6〜1.2の
ものが好ましい。固有粘度が0.6より小さいと充分な
機械的特性が得られず、1.2より大きくなると溶融粘
度が高く流動性が低下して成形性が損なわれるため好ま
しくない。ここで固有粘度は35℃におけるオルトクロ
ルフェノール中での測定値をもとにした計算値である。
【0018】本発明に係るシリコンウェーハーを構成す
る熱可塑性ポリエステル樹脂は、その末端カルボキシル
基濃度が10当量/ton以下である。更に末端カルボ
キシル基濃度は5当量/ton以下が好ましい。末端カ
ルボキシル基濃度は、10当量/tonを超えると、熱
処理時の揮発ガス発生量が多くなり、また、本発明の目
的の一つである耐加水分解性の向上が達成されない。
る熱可塑性ポリエステル樹脂は、その末端カルボキシル
基濃度が10当量/ton以下である。更に末端カルボ
キシル基濃度は5当量/ton以下が好ましい。末端カ
ルボキシル基濃度は、10当量/tonを超えると、熱
処理時の揮発ガス発生量が多くなり、また、本発明の目
的の一つである耐加水分解性の向上が達成されない。
【0019】ここで、末端カルボキシル基(COOH)
濃度は、エイ・コニックス(A.Conix)の方法
{Makromol.Chem,26,226(195
8)}によって測定されるポリマー106g当りの当量
数である。
濃度は、エイ・コニックス(A.Conix)の方法
{Makromol.Chem,26,226(195
8)}によって測定されるポリマー106g当りの当量
数である。
【0020】本発明に用いられる熱可塑性ポリエステル
樹脂としては、主たるジカルボン酸成分としてテレフタ
ル酸または2,6―ナフタレンジカルボン酸あるいはこ
れらのエステル形成性誘導体を用い、主たるグリコール
成分として炭素数2〜10のグリコール又はそのエステ
ル形成性誘導体を用いて得られる線状飽和ポリエステル
が好ましい。かかる線状飽和ポリエステルとして例えば
ポリエチレチンテレフタレート、ポリプロピレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポ
リヘキサメチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサン
―1,4―ジメチレンテレフタレート、ポリエチレン―
2,6―ナフタレンジカルボキシレート、ポリブチレン
―2,6―ナフタレンジカルボキシレート等が挙げられ
る。これらの中で特にPBTが好ましい。
樹脂としては、主たるジカルボン酸成分としてテレフタ
ル酸または2,6―ナフタレンジカルボン酸あるいはこ
れらのエステル形成性誘導体を用い、主たるグリコール
成分として炭素数2〜10のグリコール又はそのエステ
ル形成性誘導体を用いて得られる線状飽和ポリエステル
が好ましい。かかる線状飽和ポリエステルとして例えば
ポリエチレチンテレフタレート、ポリプロピレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポ
リヘキサメチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサン
―1,4―ジメチレンテレフタレート、ポリエチレン―
2,6―ナフタレンジカルボキシレート、ポリブチレン
―2,6―ナフタレンジカルボキシレート等が挙げられ
る。これらの中で特にPBTが好ましい。
【0021】ここで「主たる」とは、全ジカルボン酸成
分又は全グリコール成分に対して80モル%以上をい
い、好ましくは90モル%以上である。更に、ジカルボ
ン酸成分或はグリコール成分の一部を他の共重合成分で
置き換えたものでもよい。かかる共重合可能なジカルボ
ン酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、例えばテレフ
タル酸(主たるジカルボン酸がテレフタル酸である場合
を除く)、2,6―ナフタレンジカルボン酸(主たるジ
カルボン酸が2,6―ナフタレンジカルボン酸である場
合を除く)、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルケ
トンジカルボン酸、ジフェニルスルフォンジカルボン酸
等;脂肪族ジカルボン酸、例えばコハク酸、アジピン
酸、セバシン酸等;脂環族ジカルボン酸、例えばシクロ
ヘキサンジカルボン酸、テトラリンジカルボン酸、デカ
リンジカルボン酸等;が例示される。共重合可能なグリ
コール成分としては、例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコール、デカンジオール、1,4―シクロヘキサ
ンジメタノール、トリシクロデカンジメチロール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS、ビスヒドロキシエト
キシビスフェノールA等が例示される。また、本発明で
用いられる線状飽和ポリエステルは実質的に成形性を損
なわない範囲で多官能化合物、例えばグリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、トリメリ
ット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等を共重合して
もよい。
分又は全グリコール成分に対して80モル%以上をい
い、好ましくは90モル%以上である。更に、ジカルボ
ン酸成分或はグリコール成分の一部を他の共重合成分で
置き換えたものでもよい。かかる共重合可能なジカルボ
ン酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、例えばテレフ
タル酸(主たるジカルボン酸がテレフタル酸である場合
を除く)、2,6―ナフタレンジカルボン酸(主たるジ
カルボン酸が2,6―ナフタレンジカルボン酸である場
合を除く)、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、
ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、ジフェニルケ
トンジカルボン酸、ジフェニルスルフォンジカルボン酸
等;脂肪族ジカルボン酸、例えばコハク酸、アジピン
酸、セバシン酸等;脂環族ジカルボン酸、例えばシクロ
ヘキサンジカルボン酸、テトラリンジカルボン酸、デカ
リンジカルボン酸等;が例示される。共重合可能なグリ
コール成分としては、例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレ
ングリコール、デカンジオール、1,4―シクロヘキサ
ンジメタノール、トリシクロデカンジメチロール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS、ビスヒドロキシエト
キシビスフェノールA等が例示される。また、本発明で
用いられる線状飽和ポリエステルは実質的に成形性を損
なわない範囲で多官能化合物、例えばグリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトール、トリメリ
ット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等を共重合して
もよい。
【0022】これらの共重合成分は1種または2種以上
を用いることができる。また共重合成分の割合は全ジカ
ルボン酸(オキシカルボン酸はその半分量がカルボン酸
として計算)当たり20モル%以下が好ましく、更に1
0%モル以下が好ましい。
を用いることができる。また共重合成分の割合は全ジカ
ルボン酸(オキシカルボン酸はその半分量がカルボン酸
として計算)当たり20モル%以下が好ましく、更に1
0%モル以下が好ましい。
【0023】なかでも、本発明に用いられる熱可塑性ポ
リエステル樹脂はPBTのホモポリマーが特に好まし
い。
リエステル樹脂はPBTのホモポリマーが特に好まし
い。
【0024】本発明のシリコンウェーハーキャリアは既
述のとおり、揮発ガスの発生量が200ppm以下であ
り、アルカリ金属の溶出量が10ppm以下であること
が必要である。この条件は、シリコンウェーハーキャリ
アの5mm角のフレークス状粉砕物について満足するこ
とが必要であることは既述のとおりである。
述のとおり、揮発ガスの発生量が200ppm以下であ
り、アルカリ金属の溶出量が10ppm以下であること
が必要である。この条件は、シリコンウェーハーキャリ
アの5mm角のフレークス状粉砕物について満足するこ
とが必要であることは既述のとおりである。
【0025】このようなシリコンウェーハーキャリア
は、ポリマーの末端カルボキシル基濃度が10当量/t
on以下であって、ペレットの状態で150℃で60分
間熱処理したときの揮発ガスの発生量が200ppm以
下、好ましくは20ppm以下であり、ペレットの状態
で80℃の超純水に120分間浸漬処理したときのアル
カリ金属の溶出量が10ppm以下、好ましくは1pp
m以下であるポリエステル樹脂のペレットを用いて成形
することにより得ることができる。ペレットの揮発ガス
の発生量及びアルカリ金属の溶出量はシリコンウェーハ
ーキャリアの粉砕物についての測定方法と同様の方法に
よる測定値である。
は、ポリマーの末端カルボキシル基濃度が10当量/t
on以下であって、ペレットの状態で150℃で60分
間熱処理したときの揮発ガスの発生量が200ppm以
下、好ましくは20ppm以下であり、ペレットの状態
で80℃の超純水に120分間浸漬処理したときのアル
カリ金属の溶出量が10ppm以下、好ましくは1pp
m以下であるポリエステル樹脂のペレットを用いて成形
することにより得ることができる。ペレットの揮発ガス
の発生量及びアルカリ金属の溶出量はシリコンウェーハ
ーキャリアの粉砕物についての測定方法と同様の方法に
よる測定値である。
【0026】本発明に成形用ペレットとして用いられる
上記の熱可塑性ポリエステル樹脂はテレフタル酸を含む
ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とエチレ
ングリコールを含むジヒドロキシ化合物またはそのエス
テル形成性誘導体とを重縮合触媒の存在下に液相重縮合
させた後、ペレット化して更に180℃〜225℃、常
圧の条件で窒素雰囲気下で固相重縮合反応を行い、その
後140〜170℃の窒素雰囲気で2〜6時間加熱乾燥
することにより得ることができる。
上記の熱可塑性ポリエステル樹脂はテレフタル酸を含む
ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とエチレ
ングリコールを含むジヒドロキシ化合物またはそのエス
テル形成性誘導体とを重縮合触媒の存在下に液相重縮合
させた後、ペレット化して更に180℃〜225℃、常
圧の条件で窒素雰囲気下で固相重縮合反応を行い、その
後140〜170℃の窒素雰囲気で2〜6時間加熱乾燥
することにより得ることができる。
【0027】本発明のシリコンウェーハーキャリアはこ
のようにして得られた特定の熱可塑性ポリエステル樹脂
のペレットを用いて公知の成形方法、例えば射出成形、
押出成形、注型成形によって得ることができる。
のようにして得られた特定の熱可塑性ポリエステル樹脂
のペレットを用いて公知の成形方法、例えば射出成形、
押出成形、注型成形によって得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を詳述
する。
する。
【0029】実施例及び比較例における引張強度はAS
TMD638に準拠して測定した。また、荷重撓み温度
はASTMD648に準拠して測定した。
TMD638に準拠して測定した。また、荷重撓み温度
はASTMD648に準拠して測定した。
【0030】揮発ガス発生量の評価は試料(実施例1及
び比較例1においてはペレット及びシリコンウェーハー
キャリアの5mm角フレークス状粉砕物、比較例2にお
いてはペレット)10gを150℃で60分間熱処理し
たときの揮発ガス発生量をガスクロマトグラフィーを用
いて測定することにより行った。
び比較例1においてはペレット及びシリコンウェーハー
キャリアの5mm角フレークス状粉砕物、比較例2にお
いてはペレット)10gを150℃で60分間熱処理し
たときの揮発ガス発生量をガスクロマトグラフィーを用
いて測定することにより行った。
【0031】ガスクロマトグラフィーにはヘッドスペー
スガスクロマトグラフィー(株)島津製作所製HS―G
C:GC―9A HSS―2AとCR―4A)を用い
た。
スガスクロマトグラフィー(株)島津製作所製HS―G
C:GC―9A HSS―2AとCR―4A)を用い
た。
【0032】ガスクロマトグラフィーによる分析条件は
以下のとおりである。 1)カラム: シリコン OV―1701,ID 0.
25mm ×50mm,df 0.3μm 2)キャリアガス: He1.5kg/cm2G 3)スプリット比: スフ゜リット/カラム =60/
0.75=80 4)セプタムパージ流量: 1.5ml/min 5)カラム INI.Temp: 50℃ 6)カラム INI.Time: 2 min 7)カラム P. RATE: 10℃/min 8)カラム FINE.Temp: 250℃ 9)カラム FINE.Time: 10 min 10)INJ. Temp: 300℃ 11)DET. RANGE: 10×1 12)CR−4A WIDTH: 5sec 13)ATTEN : 2 14)MIN. AREA : 100 15)STOP. TM : 33min 16)SPEED : 10mm/min
以下のとおりである。 1)カラム: シリコン OV―1701,ID 0.
25mm ×50mm,df 0.3μm 2)キャリアガス: He1.5kg/cm2G 3)スプリット比: スフ゜リット/カラム =60/
0.75=80 4)セプタムパージ流量: 1.5ml/min 5)カラム INI.Temp: 50℃ 6)カラム INI.Time: 2 min 7)カラム P. RATE: 10℃/min 8)カラム FINE.Temp: 250℃ 9)カラム FINE.Time: 10 min 10)INJ. Temp: 300℃ 11)DET. RANGE: 10×1 12)CR−4A WIDTH: 5sec 13)ATTEN : 2 14)MIN. AREA : 100 15)STOP. TM : 33min 16)SPEED : 10mm/min
【0033】アルカリ金属溶出量の評価は試料(シリコ
ンウェーハーキャリアの5mm角フレークス状粉砕物)
10gを80℃の超純水80cc中に120分間浸漬処
理した後、原子吸光光度計(日立製作所製 Z810
0)を用いて、浸漬処理後の超純水中の溶出アルカリ金
属の量を分析することにより行った。
ンウェーハーキャリアの5mm角フレークス状粉砕物)
10gを80℃の超純水80cc中に120分間浸漬処
理した後、原子吸光光度計(日立製作所製 Z810
0)を用いて、浸漬処理後の超純水中の溶出アルカリ金
属の量を分析することにより行った。
【0034】実施例、比較例において用いた各種樹脂は
以下のとおりである。 実施例1:ポリブチレンテレフタレート(PBT) 帝人(株)製 商品名 C7000ZY 末端カルボキシル基濃度:3.5当量/ton 固有粘度 :0.92 比較例1:ポリブチレンテレフタレート(PBT) 帝人(株)製 商品名:C7000 末端カルボキシル基濃度:47当量/ton 固有粘度 :1.07 比較例2:ポリプロピレン(PP) 三井東圧化学(株)製 商品名 BJS―G
以下のとおりである。 実施例1:ポリブチレンテレフタレート(PBT) 帝人(株)製 商品名 C7000ZY 末端カルボキシル基濃度:3.5当量/ton 固有粘度 :0.92 比較例1:ポリブチレンテレフタレート(PBT) 帝人(株)製 商品名:C7000 末端カルボキシル基濃度:47当量/ton 固有粘度 :1.07 比較例2:ポリプロピレン(PP) 三井東圧化学(株)製 商品名 BJS―G
【0035】[実施例1] ポリブチレンテレフタレート(帝人(株)製 C700
0ZY)を押出機で、260℃、スクリュー回転数16
0rpm、吐出量50kg/hにて溶融混練し、ダイス
から吐出するスレッドを冷却後、切断して成形用ペレッ
トを得た。次いで射出成形により試験片を作成し、機械
的強度、耐熱性(荷重撓み温度)の評価を行った。
0ZY)を押出機で、260℃、スクリュー回転数16
0rpm、吐出量50kg/hにて溶融混練し、ダイス
から吐出するスレッドを冷却後、切断して成形用ペレッ
トを得た。次いで射出成形により試験片を作成し、機械
的強度、耐熱性(荷重撓み温度)の評価を行った。
【0036】成形用ペレットを用いてシリンダー温度2
50℃、金型温度60℃で射出成形を行い、8″サイズ
のシリコンウェーハーキャリアを得た。このシリコンウ
ェーハーキャリアを5mm角のフレークス状に粉砕して
揮発ガス、溶出アルカリ金属の分析に供する試料を作成
し、揮発ガス発生量及びアルカリ金属溶出量の評価を行
った。結果を表1に示す。
50℃、金型温度60℃で射出成形を行い、8″サイズ
のシリコンウェーハーキャリアを得た。このシリコンウ
ェーハーキャリアを5mm角のフレークス状に粉砕して
揮発ガス、溶出アルカリ金属の分析に供する試料を作成
し、揮発ガス発生量及びアルカリ金属溶出量の評価を行
った。結果を表1に示す。
【0037】ウェハー汚染の原因となる揮発ガスは5p
pmと極めて小さく、ウェハー製造工程で必須とされる
耐熱レベルを有しており、ウェーハーキャリアとして優
れた特性を示した。
pmと極めて小さく、ウェハー製造工程で必須とされる
耐熱レベルを有しており、ウェーハーキャリアとして優
れた特性を示した。
【0038】また、溶出するアルカリ金属量は120p
pbと極めて低レベルにあり、ウェーハーキャリアとし
て優れた特性を示した。
pbと極めて低レベルにあり、ウェーハーキャリアとし
て優れた特性を示した。
【0039】[比較例1] 実施例1のポリブチレンテレフタレート(帝人(株)製
C7000ZY)に代えて、通常のポリブチレンテレ
フタレート(帝人(株)製C7000)を用いて、実施
例1と同様に評価を行った。
C7000ZY)に代えて、通常のポリブチレンテレ
フタレート(帝人(株)製C7000)を用いて、実施
例1と同様に評価を行った。
【0040】結果を表1に示す。
【0041】[比較例2] 実施例1のポリブチレンテレフタレート(帝人(株)製
C7000ZY)に代えて、ポリプロピレン(三井東
圧化学(株)製BJS―G)を用いて、実施例1と同様
に評価を行った。結果を表1に示す。
C7000ZY)に代えて、ポリプロピレン(三井東
圧化学(株)製BJS―G)を用いて、実施例1と同様
に評価を行った。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明のシリコンウェーハーキャリアは
シリコンウェーハーの表面汚れを実質上生じさせること
のない程度に揮発ガス発生量及び溶出金属量が抑えられ
たシリコンウェーハーキャリアであり、さらに高い機械
的特性、耐熱性を備える。
シリコンウェーハーの表面汚れを実質上生じさせること
のない程度に揮発ガス発生量及び溶出金属量が抑えられ
たシリコンウェーハーキャリアであり、さらに高い機械
的特性、耐熱性を備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91 H01L 21/68
Claims (2)
- 【請求項1】 その末端カルボキシル基濃度が10当量
/ton以下で、かつ、150℃で60分間熱処理した
ときに発生する揮発ガスの量が200ppm以下であ
り、80℃の超純水の中で120分間浸漬処理したとき
に溶出するアルカリ金属の量が10ppm以下であっ
て、導電性カーボンを含まない熱可塑性ポリエステル樹
脂よりなるシリコンウェーハーキャリア。 - 【請求項2】 熱可塑性ポリエステル樹脂がポリブチレ
ンテレフタレートである請求項1に記載のシリコンウェ
ーハーキャリア。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP305696A JP3283743B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | シリコンウェーハーキャリア |
TW086104355A TW344881B (en) | 1996-01-11 | 1997-04-07 | Silicon wafer carrier |
US09/722,624 US6355716B1 (en) | 1996-01-11 | 2000-11-28 | Silicon wafer carrier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP305696A JP3283743B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | シリコンウェーハーキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09194578A JPH09194578A (ja) | 1997-07-29 |
JP3283743B2 true JP3283743B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=11546677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP305696A Expired - Fee Related JP3283743B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | シリコンウェーハーキャリア |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6355716B1 (ja) |
JP (1) | JP3283743B2 (ja) |
TW (1) | TW344881B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4054151B2 (ja) * | 1999-01-18 | 2008-02-27 | 日本ポリペンコ株式会社 | 帯電防止性ポリエステルアミド樹脂成形体 |
US20030217693A1 (en) * | 2002-05-22 | 2003-11-27 | Applied Materials, Inc. | Substrate support assembly having an edge protector |
US20030219986A1 (en) * | 2002-05-22 | 2003-11-27 | Applied Materials, Inc. | Substrate carrier for processing substrates |
US20040004079A1 (en) * | 2002-07-05 | 2004-01-08 | Sanjiv Bhatt | Fire retardant foup wafer carrier |
JP2006001647A (ja) * | 2004-05-18 | 2006-01-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 容器、包装体、容器の製造方法、包装体の製造方法および化合物半導体基板 |
JP2008130982A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ウエハ収納容器内に設ける部材およびその製造方法 |
JP5916308B2 (ja) * | 2011-07-20 | 2016-05-11 | ウィンテックポリマー株式会社 | 樹脂ペレットの製造方法及び自動車内装部品 |
JP2013023553A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Wintech Polymer Ltd | 樹脂成形体の製造方法、及び樹脂成形体の製造条件決定方法 |
SG11201601098VA (en) * | 2013-09-11 | 2016-03-30 | Shinetsu Polymer Co | Container for storing photomask blanks |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62230835A (ja) | 1986-03-31 | 1987-10-09 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 合成高分子材料用帯電防止剤 |
US5338795A (en) * | 1986-04-14 | 1994-08-16 | Toray Industries, Inc. | Housing and thermoplastic resin compositions including polyether ester amide, styrene based resin and vinyl copolymer |
JPS63120754A (ja) | 1986-11-11 | 1988-05-25 | Toray Ind Inc | 熱可塑性ポリエステル組成物 |
US5096995A (en) * | 1987-08-13 | 1992-03-17 | Toray Industries, Inc. | Polyether-ester amide and permanently antistatic resin composition |
JPH0651831B2 (ja) | 1988-08-29 | 1994-07-06 | 東レ株式会社 | 熱可塑性ポリエステル組成物 |
JPH03228349A (ja) | 1990-02-02 | 1991-10-09 | Nec Corp | 半導体ウェハーケース |
JPH04276442A (ja) | 1991-03-04 | 1992-10-01 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 制電性ポリエステル容器 |
JPH04296525A (ja) | 1991-03-26 | 1992-10-20 | Toray Ind Inc | ポリエステル樹脂ブロー中空成形品 |
JP3228349B2 (ja) | 1992-08-10 | 2001-11-12 | 古河電気工業株式会社 | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
EP0692817B1 (en) * | 1994-07-15 | 1997-09-24 | Fluoroware, Inc. | Wafer carrier |
JPH08288377A (ja) | 1995-04-18 | 1996-11-01 | Sony Corp | ウェーハ収納体 |
JPH0912844A (ja) | 1995-07-03 | 1997-01-14 | Fuji Kasei Kogyo Kk | ポリエステル樹脂組成物 |
JPH0912845A (ja) | 1995-07-04 | 1997-01-14 | Fuji Kasei Kogyo Kk | ポリエステル樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP305696A patent/JP3283743B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-04-07 TW TW086104355A patent/TW344881B/zh not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-11-28 US US09/722,624 patent/US6355716B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6355716B1 (en) | 2002-03-12 |
TW344881B (en) | 1998-11-11 |
JPH09194578A (ja) | 1997-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3283743B2 (ja) | シリコンウェーハーキャリア | |
EP2116560B1 (en) | Polyester, composition thereof and film thereof | |
JP2010235824A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
US6268030B1 (en) | Silicon wafer carrier | |
JP3396995B2 (ja) | ポリエステル組成物からなるフィルム | |
JPH08187777A (ja) | 耐熱性ポリエステルフィルムの製造方法 | |
JPH10116889A (ja) | シリコンウェーハーキャリア | |
JP3757488B2 (ja) | 金属板ラミネート用積層フイルム | |
JP2931850B2 (ja) | コンデンサ誘電体用途又は熱伝導リボン用途のための二軸配向コポリエステルフィルム | |
JP3056563B2 (ja) | ポリエチレンテレフタレートの処理方法 | |
JP2574058B2 (ja) | 金属貼合せ成形加工用ポリエステルフイルム | |
JPH11269362A (ja) | 揮発性ガスの極めて少ないポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる半導体搬送冶具 | |
JP5069434B2 (ja) | ポリエステル組成物およびその製造方法 | |
JP2003119271A (ja) | ポリエステル組成物およびフィルム | |
JP3991668B2 (ja) | ポリエーテルイミド含有熱可塑性樹脂組成物 | |
EP0400315B1 (en) | Sample container for radiation | |
JP3311591B2 (ja) | フォトレジスト用ポリエステルフイルム | |
JP2019112588A (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
JP2541666B2 (ja) | 放射線照射用気送子 | |
JP3289476B2 (ja) | オリゴマ量および異物量が少ないポリエステル | |
JP2569488B2 (ja) | 磁気デイスク用二軸配向ポリエチレンテレフタレ−トフイルム | |
JP3452401B2 (ja) | 食品包装用ポリエステルフィルム | |
JP3895189B2 (ja) | ポリエステル組成物 | |
EP1881034A1 (en) | Silicon wafer carrier | |
KR940004800B1 (ko) | 이방성이 적고 횡방향으로 배향된 폴리에스테르 필름의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |