JP3283140B2 - 透光性キーシート - Google Patents
透光性キーシートInfo
- Publication number
- JP3283140B2 JP3283140B2 JP12075594A JP12075594A JP3283140B2 JP 3283140 B2 JP3283140 B2 JP 3283140B2 JP 12075594 A JP12075594 A JP 12075594A JP 12075594 A JP12075594 A JP 12075594A JP 3283140 B2 JP3283140 B2 JP 3283140B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- key sheet
- key top
- key
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Push-Button Switches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種電気製品の照光式ラ
バースイッチに関するものである。
バースイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスイッチは、透光性樹脂で成型し
たキートップの裏面に、文字、符号等を印刷したものを
透光性シリコーンのゴムキーシート上に接着させてい
る。このキートップあるいはゴムキーシートの成型は、
材料樹脂の注入を側面にて行なっている。
たキートップの裏面に、文字、符号等を印刷したものを
透光性シリコーンのゴムキーシート上に接着させてい
る。このキートップあるいはゴムキーシートの成型は、
材料樹脂の注入を側面にて行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】キートップの成型ゲー
トは、化粧上表面以外で行われるが、照光式スイッチに
おいては、裏面に文字、符号等が印刷されているので、
これら文字上にゲート跡が上部表面から透けて見えるた
め、ゲートを側面にしているが、ゲートカット部分のゲ
ート残り部分１１（図４）が突出し、筐体１２との嵌合
でひっかかり組込作業に支障が生じる。
トは、化粧上表面以外で行われるが、照光式スイッチに
おいては、裏面に文字、符号等が印刷されているので、
これら文字上にゲート跡が上部表面から透けて見えるた
め、ゲートを側面にしているが、ゲートカット部分のゲ
ート残り部分１１（図４）が突出し、筐体１２との嵌合
でひっかかり組込作業に支障が生じる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、キートップ部
分の樹脂の注入口（ゲート）を、キートップの裏面と
し、ゲート部分を任意の寸法で少し残してカットし、ゲ
ート残り樹脂部分を形成させておき、キートップ表面に
印字位置を配し、それ以外の全表面を遮光塗装し、前記
ゲート残り部分に対応するゴムキーシート位置が、ゲー
ト残り部分と同一形状および大きさの凹部となるように
成型し、その後キートップのゲート残り部分とゴムキー
シートの凹部とが嵌合するようにして接着する。
分の樹脂の注入口（ゲート）を、キートップの裏面と
し、ゲート部分を任意の寸法で少し残してカットし、ゲ
ート残り樹脂部分を形成させておき、キートップ表面に
印字位置を配し、それ以外の全表面を遮光塗装し、前記
ゲート残り部分に対応するゴムキーシート位置が、ゲー
ト残り部分と同一形状および大きさの凹部となるように
成型し、その後キートップのゲート残り部分とゴムキー
シートの凹部とが嵌合するようにして接着する。
【０００５】尚、ゲート残り部分およびゴムキーシート
の凹部との整合性、方向の間違い、あるいは位置ずれ等
が生じないように横断面が角形状となるようにしておく
と回転等が良く有利である。
の凹部との整合性、方向の間違い、あるいは位置ずれ等
が生じないように横断面が角形状となるようにしておく
と回転等が良く有利である。
【０００６】
【実施例】次に図に示す実施例にしたがって本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
【０００７】ポリカーボネイト樹脂あるはアクリル樹脂
の透光性樹脂にてキートップ１を成型する。この際、ゲ
ート２を、キートップ１の裏面にもってくる。キートッ
プ表面に文字、符号等の表示部３を透光性インク（ＳＧ
−４１０白：セイコーアドバンス社）で印刷し、この表
示部分を除いた表面を遮光印刷する（遮光部７）。尚こ
れらの印刷はマスキングによる塗装、レーザー文字抜
き、ＰＡＤ印刷、あるいは印刷されたフィルムを用いた
インモールド成型により行なっても良い。その後ゲート
残り部分４を少し残し点線で示す位置でニッパー等を使
用しカットする。
の透光性樹脂にてキートップ１を成型する。この際、ゲ
ート２を、キートップ１の裏面にもってくる。キートッ
プ表面に文字、符号等の表示部３を透光性インク（ＳＧ
−４１０白：セイコーアドバンス社）で印刷し、この表
示部分を除いた表面を遮光印刷する（遮光部７）。尚こ
れらの印刷はマスキングによる塗装、レーザー文字抜
き、ＰＡＤ印刷、あるいは印刷されたフィルムを用いた
インモールド成型により行なっても良い。その後ゲート
残り部分４を少し残し点線で示す位置でニッパー等を使
用しカットする。
【０００８】別途キーシート５を、表面に前記キートッ
プ１裏面のゲート残り部分４に対応する型状および大き
さの凹部６を有した形状にシリコーンゴムにて成型し、
表面を遮光印刷８する。そしてキートップ１のゲート残
り部分４とキーシート５の凹部６とを嵌合させて、両者
間を接着する（接着部９）。
プ１裏面のゲート残り部分４に対応する型状および大き
さの凹部６を有した形状にシリコーンゴムにて成型し、
表面を遮光印刷８する。そしてキートップ１のゲート残
り部分４とキーシート５の凹部６とを嵌合させて、両者
間を接着する（接着部９）。
【０００９】嵌合を容易にするために、キートップのゲ
ート残り部分４の大きさより、キーシート５の凹部６を
少し大きめにしておくと良い。
ート残り部分４の大きさより、キーシート５の凹部６を
少し大きめにしておくと良い。
【００１０】また、両者の嵌合の方向性、位置ずれある
いは相互回転が生じないように、横断面を角状にする
か、ゲート残り部分４を複数個配置するようにしておく
と有利である。
いは相互回転が生じないように、横断面を角状にする
か、ゲート残り部分４を複数個配置するようにしておく
と有利である。
【００１１】
【発明の効果】本発明のように、文字、符号等の表示部
をキートップ表面に配し、かつこの表示部以外の全表面
を遮光印刷し、ゲートをキートップの裏面に位置させ、
かつキーシートの凹部に嵌合し、一体接合することによ
り、ゲート跡は表示部に重なり、キートップ表面に表れ
る事なく、また側面にゲート残りが無いために筐体との
嵌合が困難になることなく、また精密な治具等の必要な
く予め成型された所定の位置で正確に方向違いも無くキ
ートップとキーシートとの接着が達成できる。したがっ
て筐体とのクリアランスが少なくできることにもなる。
をキートップ表面に配し、かつこの表示部以外の全表面
を遮光印刷し、ゲートをキートップの裏面に位置させ、
かつキーシートの凹部に嵌合し、一体接合することによ
り、ゲート跡は表示部に重なり、キートップ表面に表れ
る事なく、また側面にゲート残りが無いために筐体との
嵌合が困難になることなく、また精密な治具等の必要な
く予め成型された所定の位置で正確に方向違いも無くキ
ートップとキーシートとの接着が達成できる。したがっ
て筐体とのクリアランスが少なくできることにもなる。
【図１】キートップ断面図
【図２】キーシート断面図
【図３】製品断面図
【図４】従来例断面図
１ キートップ ２ ゲート ３ 文字部 ４ ゲート残り部分 ５ キーシート ６ 凹部 ７ 遮光部 ８ 遮光部 ９ 接着部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 13/02 H01H 13/14
Claims (3)
- 【請求項１】裏面に成型ゲートを少し残したゲート突出
部分を有し、表面に文字、符号等の表示部を透光性イン
クで印刷し、この表示部以外の表面を遮光部とした透光
性樹脂からなるキートップと、 別途に表面に前記ゲート突出部分に対応する凹部が形成
されるように成型したキーシートとを、 両者のゲート突出部分と凹部とを嵌合させて一体として
なる透光性キーシート。 - 【請求項２】ゲート突出部分と凹部とが、対応する断面
角形状であることを特徴とする請求項１記載の透光性キ
ーシート。 - 【請求項３】キートップ表面の遮光部が、マスキングに
よる塗装、レーザー文字抜き、ＰＡＤ印刷、あるいは印
刷されたフィルムを用いたインモールド成型のいずれか
により行われたものであることを特徴とする請求項１あ
るいは２に記載の透光性キーシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12075594A JP3283140B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 透光性キーシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12075594A JP3283140B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 透光性キーシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307119A JPH07307119A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3283140B2 true JP3283140B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=14794192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12075594A Expired - Fee Related JP3283140B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 透光性キーシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3283140B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009081030A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 押釦スイッチ用部材およびその製造方法 |
| JP5479297B2 (ja) * | 2010-10-08 | 2014-04-23 | 信越ポリマー株式会社 | 押釦スイッチ用部材、キーパネル、電子機器および押釦スイッチ用部材の製造方法 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP12075594A patent/JP3283140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07307119A (ja) | 1995-11-21 |
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