JPH0441534Y2 - - Google Patents

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JPH0441534Y2
JPH0441534Y2 JP7641184U JP7641184U JPH0441534Y2 JP H0441534 Y2 JPH0441534 Y2 JP H0441534Y2 JP 7641184 U JP7641184 U JP 7641184U JP 7641184 U JP7641184 U JP 7641184U JP H0441534 Y2 JPH0441534 Y2 JP H0441534Y2
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knob
knobs
shaft
protrusions
shafts
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はカセツトデツキ、増幅器等の電気音
響機器等のツマミ装置の改良に関する。
[従来の技術] 従来のツマミを第5図について説明すると、図
において51はツマミキヤツプであり、合成樹脂
モールド成形、又はアルミニウム押し出し成形品
が使用され、当該ツマミキヤツプ51の前面には
ツマミの機能表示文字51aが印刷あるいは刻設
されている。
52は前記ツマミキヤツプ51と結合するツマ
ミベースであつて、合成樹脂モールド成形品が多
用されている。
当該ツマミベース52はスイツチ等のシヤフト
先端部(図示せず)が嵌合するツマミシヤフト5
2aを有する。
このようなツマミにおいて、近年意匠上の観点
から同形状、同色のツマミを配列したツマミ装置
が多用されている。
[考案が解決すべき問題点] 上述したように、同形状同色のツマミを配列し
たツマミ装置に使用するツマミでは、ツマミ組み
立て工程において、しばしばツマミベースとツマ
ミキヤツプの組み合わせを誤まる場合が生じてい
た。
すなわちツマミ取り付け工程において特定の機
能を有するスイツチ類に当該機能表示文字を付し
たツマミを結合する為、たとえばツマミシヤフト
52aを一方に偏心させて形成し、ツマミシヤフ
ト52aとスイツチ類のシヤフト位置が一致した
場合のみツマミが挿入できる様にした構成が使用
されているが、この様な構成の場合、スイツチ類
に対応したツマミベースにスイツチ類の機能を示
す機能表示文字を表示したツマミキヤツプを結合
しなければならない。
この問題を解決するためたとえば、ツマミベー
スの前面に小突起又は凹部を形成し、一方ツマミ
キヤツプの前記前面に対向する部分に前記小突起
又は凹部と係合する凹部又は小突起を形成し、前
記係合が達成されるツマミキヤツプとツマミベー
スの組み合わせを決定することにより他の組み合
わせができないように構成したツマミがある。
しかるに、前記小突起又は凹部を形成する場合
モールド成形においては金型が複雑となり、又ア
ルミニウム製のツマミキヤツプは押出し成形で行
なう為、前記小突起や凹部の一体成形が不可であ
る。
したがつて、ツマミのコストが高騰したり、ア
ルミニウム製ツマミキヤツプでは前記係合手段が
適用できない問題があつた。
[考案の構成] この考案はツマミベースの一側端に突出部を形
成し、当該突出部にツマミキヤツプの機能表示文
字と関連づけた記号を設けることによりツマミキ
ヤツプとツマミベース組み合せを誤まることなく
正確に行することを可能にするものであり、かつ
前記突出部によりツマミ相互の位置関係とスイツ
チ類のシヤフトの相互の位置関係が一致したツマ
ミ配列をしたときのみツマミが挿入できるように
したものである。
[実施例] 第1図において、12a,12bはそれぞれツ
マミキヤツプでそれぞれに機能表示文字「TAPE
−1」、「TAPE−2」が印刷もしくは刻設してあ
る。
11a,11bはそれぞれツマミベースであ
り、ツマミベース11aの一方向側端(図では左
方)に、ツマミベース11bの他方向側端(図で
は右方)にそれぞれ突出部14a,14bが連設
してあり、当該突出部14a,14bにはそれぞ
れ前記機能表示文字と関連した記号(図では
「1」、「2」)15a,15bが付されている。
当該記号15a,15bはそれぞれツマミベー
スをモールド成形する際同時に形成できる。
13a,13bは、スイツチ2a,2bのシヤ
フト21a,21bの先端と嵌合されるツマミシ
ヤフトであつて、このツマミシヤフト13a,1
3bのそれぞれの中心軸が、ツマミ1a,1bと
隣接したツマミ1b,1aとの間に生じる間隔の
幅とツマミ1a,1bの全幅とを加えた寸法の1/
2の位置より内方(隣接側)に位置するように、
ツマミベース11a,11bと一体成形されてい
る。
上記構成においてツマミベース11a,11b
とツマミキヤツプ12a,12bを組み立てる
際、ツマミキヤツプ12a,12bに付された機
能表示文字と突出部14a,14bに付された記
号15a,15bを一致せしめて接着剤等により
両者を結合する。
そして組み立てられたツマミ1a,1bを第2
図に示すようにシヤーシ3に固定したスイツチ2
a,2bのシヤフト21a,21bに取り付ける
が、前記スイツチ2aと2bのシヤフト21aと
21bのシヤフト軸間隔はツマミ1a,1bの突
出部14a,14bが対向しない、すなわち図示
するごとくそれぞれ外側(突出部14aは左側、
14bは右側)に位置するように配列した時のツ
マミ1aと1bのツマミシヤフト13aと13b
のシヤフト軸間隔に一致させ、ツマミ1aと1b
の間隔を突出部14a,14bの外方への幅より
狭めてある。
[考案の作用] 上記構成によれば、ツマミ1a,1b組み立て
時においてツマミキヤツプ12a,12bの機能
表示文字と突出部14a,14bの記号15a,
15bを一致せしめて組み合せる。
又、所定のツマミ配列をした場合、すなわちツ
マミ1aは突出部14aが左方に位置するように
シヤフト21aに、ツマミ1bは突出部14bが
右方に位置するようにシヤフト21bにそれぞれ
挿入することのみにより挿入可能となり、たとえ
ばツマミ1a,1bの位置が反対に位置、つまり
突出部14aが右側、14bが左側に位置した場
合ツマミシヤフト13aと13bの軸間隔が突出
部14a,14bの幅に相当する分だけ広がり、
いずれか一方のツマミが挿入不可能となり、一方
のツマミを逆にした場合、ツマミシヤフト13a
と13bの軸間隔が突出部の幅に相当する分だけ
広がり、いずれか一方のツマミが挿入不可能とな
る。
又、前記突出部14a,14bは第3図に示す
ように前面板4で遮蔽する方が意匠上の観点から
望ましい。
[考案の効果] 以上に述べたこの考案のツマミ装置によれば、
ツマミキヤツプとツマミベースの組み立て時にお
ける組み合わせ誤りを防止でき、かつ各ツマミが
所定の配置をした時のみ各ツマミが挿入可能とな
るので、誤挿入を防止でき、ツマミ取付作業を簡
略化することができる。
更に、ツマミシヤフトの位置を中心部に配置す
ることができるのでツマミの押圧力作用点をスイ
ツチのシヤフト軸と一致せしめることができ、操
作感を改善することができ、かつツマミの回動を
防止することができる等、実用上極めて優れた効
果を有するものである。
[他の実施例] 第4図において、11b,12b,13b,1
5bはそれぞれ第1図と同様のツマミベース、ツ
マミキヤツプ、ツマミシヤフト、記号であり、1
6bはツマミベースの右方向側端に一体形成した
突出部であり、当該突出部16bはその上下端が
ツマミベース11bの上下面より突出して延在せ
しめた部分161bを有する。
当該構成によればツマミキヤツプ12bとツマ
ミベース11bの組み立て時において前記突出部
16bの延在した部分161bがツマミキヤツプ
12bの側部を係止するので両者の位置合せが簡
単かつ確実に達成できる効果を有する。
なお、前記延在した部分161bはツマミベー
ス11bの上面又は下面に突出した構成であつて
も同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例のツマミ装置に使用す
るツマミの分解斜視図、第2図はこの考案実施例
のツマミ装置の分解斜視図、第3図はこの考案実
施例のツマミ装置の正面図、第4図はこの考案の
他の実施例のツマミの分解斜視図、第5図は従来
のツマミの分解斜視図である。 11a,11bはツマミベース、12a,12
bはツマミキヤツプ、15a,15bは記号、1
4a,14bは突出部、1a,1bはツマミ、1
3a,13bはツマミシヤフト、2a,2bはス
イツチ類、21a,21bはシヤフトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ツマミキヤツプと、当該ツマミキヤツプと結合
    し、かつスイツチ類のシヤフト先端が嵌合するツ
    マミシヤフトが一体成形されたツマミベースとよ
    りなるツマミを2個並設し1組として使用するツ
    マミ装置において、 前記ツマミベース11a,11bの一側端に、
    前記ツマミキヤツプ12a,12bの前面に付し
    た機能表示文字と関連付けた記号15a,15b
    を付した突出部14a,14bが夫々形成され、 前記ツマミベース11a,11bの夫々の裏面
    には、前記突出部14a,14bが夫々外方に位
    置するようにツマミ1a,1bを配置したときの
    夫々の前記ツマミシヤフト13a,13bの中心
    軸が、夫々のツマミ1a,1bの全幅と前記ツマ
    ミ1a,1bの間隔の幅とを加えた寸法の1/2の
    位置より内方に位置するようにツマミシヤフト1
    3a,13bが形成され、 前記突出部14a,14bが夫々外方に位置す
    るようにツマミ1a,1bを配置したときの当該
    ツマミ1a,1bの夫々のツマミシヤフト13
    a,13bの軸間隔と、前記スイツチ類2a,2
    bの夫々のシヤフト21a,21bの軸間隔とを
    一致させ、 前記ツマミ1a,1bの間隔を、前記ツマミベ
    ース11a,11bの突出部14a,14bの前
    記外方への幅より狭くしたことを特徴とするツマ
    ミ装置。
JP7641184U 1984-05-24 1984-05-24 ツマミ装置 Granted JPS60188430U (ja)

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JPS60188430U JPS60188430U (ja) 1985-12-13
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